説明

ファイバ走査型内視鏡

【課題】大きさを小型にし、かつ動作効率を維持しながら、共焦点光学系と走査型光ファイバとが一体化されたファイバ走査型内視鏡を得る。
【解決手段】固定側ユニット220は、内視鏡の遠位端に固定されるケーシング221と、ケーシング221内部に格納される移動部材222と、移動部材222を付勢する弾性部材であるバネ223と、振動部材を成す移動用アクチュエータ224と、移動用アクチュエータ224と係合する第1の係合部材225とを備える。第1の係合部材225は、移動部材222と中心軸Xに対して同軸となるように設けられる。移動部材222とケーシング221との間に、バネ223が設けられる。バネ223は、移動頭部231を第1の係合部材225に向けて付勢する。これにより移動頭部231が第1の係合頭部228と常に係合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系の光軸上に光ファイバが設けられるファイバ走査型内視鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
断層画像を得ることを目的とした共焦点光学系を有する共焦点内視鏡が知られている。共焦点光学系は、観察対象物からの反射光を内視鏡プロセッサに導く光ファイバと、光ファイバの光軸上に設けられて反射光を光ファイバの先端に集光するレンズとを主に備える。温度変化により長さが変わる形状記憶合金が共焦点光学系に接続され、形状記憶合金を加熱することにより共焦点光学系が光軸上で進退して共焦点効果を生じ、これにより観察対象物を観察する(特許文献1)。
【0003】
他方、内視鏡の遠位端部に格納される走査型光ファイバを備えるファイバ走査型内視鏡が知られている。走査型光ファイバは、照明光を内視鏡プロセッサから観察対象物に導く光ファイバと、光ファイバの光軸上に設けられて照明光を観察対象物に集光するレンズとを主に備える(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−321792号公報
【特許文献2】特開2008−43763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
共焦点光学系を効率よく駆動するためには、駆動力を生じる部材を光軸上に配し、光軸上から駆動力を加えることが望ましい。他方、走査型光ファイバでは、光軸上に光ファイバを設けなければならない。しかし、共焦点光学系と走査型光ファイバとを一体化して1つのユニットにする場合、駆動力を生じる部材及び光ファイバ双方を光軸上に設けることができない。駆動力を生じる部材を光軸上から外すと、駆動効率が低下すると共に、内視鏡の径が大きくなる。また、光ファイバを光軸上から外すと、駆動力を生じる部材が光ファイバを躱さなければならないため、ユニットの長さが長くなる。
【0006】
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、大きさを小型にし、かつ動作効率を維持しながら、共焦点光学系と走査型光ファイバとが一体化されたファイバ走査型内視鏡を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願発明によるファイバ走査型内視鏡は、環状に設けられ、環状の内側面に雌ねじが切られた振動部材と、振動部材の内側面と係合する雄ねじを有し、振動部材の中心軸上に貫通する第1の管状部を有する係合部材と、係合部材の軸方向において係合部材と係合する移動部材と、移動部材を係合部材に押しつけるように弾性力を加える弾性部材とを備え、移動部材は、係合部材と係合したときに第1の管状部と同軸となるように移動部材を貫通する第2の管状部を備え、振動部材が生じる振動によって係合部材が回転しながら軸方向に進退することを特徴とする。
【0008】
第1の管状部及び第2の管状部の内部を貫通して設けられる光ファイバをさらに備えることが好ましい。光ファイバを直線状に設けることができる。
【0009】
移動部材に接続される光学ユニットを更に備え、光ファイバは光学ユニットの光軸上に設けられることが好ましい。
【0010】
係合部材は、振動部材と係合する係合軸部と、係合軸部の外径よりも大きい外径を有する円柱であって係合軸部と同軸に設けられる係合頭部とを有し、係合頭部が移動部材と係合し、係合頭部に開口する第1の管状部の開口端は第1の曲率半径で丸められ、係合頭部において移動部材と係合する面の外周は、第1の曲率半径よりも大きい第2の曲率半径で丸められることが好ましい。係合部材が回転したときに移動部材が回転してしまうことを防止できる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、大きさを小型にし、かつ動作効率を維持しながら、共焦点光学系と走査型光ファイバとが一体化されたファイバ走査型内視鏡を得る。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本願発明によるファイバ走査型内視鏡を示す図である。
【図2】ファイバ走査型内視鏡の遠位端の一部断面図である。
【図3】ファイバ走査型内視鏡の遠位端の一部断面図である。
【図4】ファイバ走査型内視鏡の遠位端の一部断面図である。
【図5】第2の実施形態によるファイバ走査型内視鏡の遠位端の一部断面図である。
【図6】第3の実施形態によるファイバ走査型内視鏡の遠位端の一部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の第1の実施形態による内視鏡装置100について添付図面を参照して説明する。
【0014】
図1を用いて内視鏡装置100の概略について説明する。
【0015】
内視鏡装置100は、図示しない内視鏡プロセッサに接続して使用されるものであって、被験者の体内に挿入される可撓部110と、術者が保持する操作部120と、内視鏡装置100と内視鏡プロセッサとを接続するコネクタ130とを主に備える。
【0016】
可撓部110の遠位端111は被験者の体内に挿入され、近位端112は操作部120に接続される。可撓部110の遠位端111には図示しない撮像素子及び共焦点ユニット200が格納される。共焦点ユニット200は、共焦点画像を得るために用いられるレーザ光を光ファイバ213に出射すると共に、光ファイバ213の先端部を所定の方向に動かして、観察対象物に向けてレーザ光を走査する。光ファイバ213は、光ファイバの遠位端111側端部で被写体からの反射光を受光して共焦点ユニット200まで伝送する。撮像素子は、白色光を用いて観察対象物を撮像して、得られた画像を内視鏡プロセッサに送信する。内視鏡プロセッサは受信した画像をモニタに表示する。
【0017】
図2を用いて共焦点ユニット200の構成について説明する。
【0018】
共焦点ユニット200は、共焦点ユニット200の先端に設けられる移動側ユニット210と、移動側ユニット210を内部に格納する固定側ユニット220とを備える。
【0019】
固定側ユニット220は、内視鏡の遠位端111に固定されるケーシング221と、ケーシング221内部に格納される移動部材222と、移動部材222を付勢する弾性部材であるバネ223と、振動部材を成す移動用アクチュエータ224と、移動用アクチュエータ224と係合する第1の係合部材225とを備える。
【0020】
ケーシング221は、円筒形状を有する第1の格納部271及び第2の格納部236を同軸に接続して成る。第1の格納部271の外周と第2の格納部236の外周は同じ直径を有する。第1の格納部271の側壁の厚さは第2の格納部236の厚さよりも薄い。第2の格納部236の両端には円形壁が設けられ、円形壁の一部は、軸方向に開口する。第1の格納部271に対向する円形壁に第1の開口233が開口し、他方の円形壁に第2の開口234が開口する。第1の格納部271は、第1の開口233を介して第2の格納部236と繋がる。第1の格納部271において、遠位端111側の端部には円形壁が設けられ、円形壁の一部は、軸方向に開口して第3の開口215を成す。第3の開口215には、カバーガラス216が嵌め込まれる。第1の格納部271は、内部に第1の固定側ケーシングを格納する。
【0021】
第1の開口233は円筒状の内側面を有し、一定の直径を保ちながらケーシング221の軸方向に所定の長さまで延びる。第2の開口234は円筒状の内側面を有し、一定の直径を保ちながらケーシング221の軸方向に所定の長さまで延びる。ケーシング221の軸方向に第1の開口233が伸びる長さは、第2の開口234が伸びる長さよりも短い。そして、第1の開口233と第2の開口234との間には、第1の開口及び第2の開口234の直径よりも長い直径を有する第2の格納部236が設けられる。
【0022】
移動用アクチュエータ224は圧電素子から成る。第2の開口234の内側面に、複数の移動用アクチュエータ224が周方向に並べられ、ねじり変位型圧電アクチュエータを構成する。移動用アクチュエータ224の内周面226には雌ねじが切られる。移動用アクチュエータ224の近位端112側端部にハーネス237が接続される。ハーネス237は可撓部110を経て内視鏡プロセッサから電力を移動用アクチュエータ224に供給する。ケーシング221の外側面は可撓部110の内部に固定される。
【0023】
第1の係合部材225は、雄ねじが切られた外周面を持つ円柱形状の係合軸部227と、係合軸部227よりも長い径を有する略円柱形状である第1の係合頭部228とを有する。係合軸部227と第1の係合頭部228は、第1の係合部材225の中心軸Xと同軸となるように接合される。係合軸部227に設けられた雄ねじが、移動用アクチュエータ224の内周面226に設けられた雌ねじと係合する。これにより、第1の係合部材225は中心軸Xに沿って回転する。第1の係合頭部228において、係合軸部227とは反対側の円形平面の周囲は、所定の曲率半径で丸められる。第1の係合部材225の中心軸X上に、第1の管状部229が設けられる。第1の管状部229は円筒形状であって、光ファイバ213の直径よりも大きな内径を有する。
【0024】
移動部材222は、円柱形状の移動軸部230と、移動軸部230よりも長い径を有する円柱形状である移動頭部231とを有する。移動軸部230と移動頭部231は、移動部材222の中心軸Xと同軸となるように接合される。移動部材222の中心軸X上に、第2の管状部232が設けられる。第2の管状部232は円筒形状であって、光ファイバ213の直径よりも大きな内径を有する。
【0025】
移動軸部230は、第1の開口233の内周と係合し、中心軸Xに沿って進退可能である。移動部材222は、第1の係合部材225と同軸となるように、かつ移動頭部231と第1の係合頭部228とが係合するように配置される。移動部材222と第1の係合部材225とが同軸であるため、第1の管状部229と第2の管状部232とが一直線上に並べられる。
【0026】
移動頭部231とケーシング221との間に、バネ223が設けられる。バネ223は、移動頭部231を第1の係合部材225に向けて付勢する。これにより移動頭部231が第1の係合頭部228と常に係合する。
【0027】
移動軸部230の先端には、円筒形状の接合軸235が移動軸部230と同軸となるように設けられる。接合軸235の内周は、円筒形状であって、光ファイバ213の直径よりも大きな内径を有する。また、接合軸235の外周は、円筒形状であって、移動軸部230の直径よりも小さな直径を有する。接合軸235は、移動側ユニット210に接続される。
【0028】
第1の管状部229の内周に光ファイバ213が遊びを持って挿通され、第2の管状部及び接合軸235の内周に光ファイバ213が固定される。これにより、第1の係合部材225、移動部材222の中心軸Xと光ファイバ213の光軸とが一致する。
【0029】
移動側ユニット210は、移動側ユニット210の先端に設けられる光学レンズ211と、光学レンズ211の後端に設けられ、光ファイバ213の先端を動かす走査用アクチュエータ212とを備える。
【0030】
走査用アクチュエータ212は、圧電素子から成り、光ファイバ213の周囲に設けられる。光学レンズ211は複数のレンズから成り、その光軸が光ファイバ213の光軸と一致するように設けられる。光ファイバ213の先端から出射した光は、光学レンズ211を介して被写体に照射される。
【0031】
次に、図3及び4を用いて共焦点ユニット200の動作について説明する。図3は、移動側ユニット210が遠位端111に向けて移動したときの状態を示す。
【0032】
移動用アクチュエータ224が所定のパターンで振動すると、振動によって第1の係合部材225が回転し、遠位端111に向けて突出する。このとき、第1の管状部229の内周に光ファイバ213は遊びを持って挿通されているため、光ファイバ213は回転しない。遠位端111に向けて突出した第1の係合頭部228が移動頭部231を押すと、バネ223の付勢力に抗して、移動部材222が遠位端111に向けて移動する。すると、移動部材222に接続された接合軸及び移動側ユニット210が遠位端111に向けて移動する。これにより、遠位端111から離れた位置に焦点面Xが移動する。
【0033】
図4は、移動側ユニット210が近位端部に向けて移動したときの状態を示す。
【0034】
移動用アクチュエータ224が所定のパターンで振動すると、振動によって第1の係合部材225が回転し、遠位端111から離れていく。第1の係合頭部228が遠位端111にから離れると、第1の係合頭部228と係合する移動頭部231は、バネ223によって付勢されて、第1の係合頭部228と共に遠位端111から離れる。すると、移動部材222に接続された接合軸及び移動側ユニット210が遠位端111から離れる。これにより、遠位端111に近接した位置に焦点面Xが移動する。
【0035】
これにより、移動側ユニット210は、遠位端111から焦点面Xまでの距離を調節して、観察対象物に対しピントを合わせることができる。また、移動体側ユニットに設けられた走査用アクチュエータ212が光ファイバ213の先端を駆動して、ファイバ走査型内視鏡の機能を実現する。
【0036】
本実施形態によれば、移動用アクチュエータ及び走査用アクチュエータ212を光ファイバ213の軸上に同時に設けるとともに、光ファイバ213を曲げることなく設けることができる。このため、内視鏡装置100の大きさを小型にし、かつ光ファイバ213の伝送効率を維持しながら、共焦点光学系と走査型光ファイバとを一体化することができる。
【0037】
移動用アクチュエータ224は、固定側ユニット220に固定されているため可撓部110に対して移動しない。そのため、移動用アクチュエータ224に接続されたハーネスに、移動による破損を防止するための構成を設ける必要がない。
【0038】
さらに、走査用アクチュエータ224を移動側ユニット210の中心軸上、すなわち重心軸上に設けることが可能となる。移動側ユニット210を移動させるとき、可撓部110の傾きの影響を受けて、移動側ユニット210の移動にムラが生じることがある。しかし、走査用アクチュエータ224を移動側ユニット210の重心軸上に設けることにより、移動のムラを減少させることができる。
【0039】
次に、第2の実施形態による内視鏡装置100について図5を用いて説明する。本実施形態による内視鏡装置100は、第2の係合部材425の形状のみが第1の係合部材225と異なる。以下、第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、第2の係合部材425について説明する。
【0040】
第2の係合部材425は、雄ねじが切られた外周面を持つ円柱形状の係合軸部227と、係合軸部227よりも長い径を有する略円柱形状である第2の係合頭部428とを有する。第2の係合頭部428において、係合軸部227とは反対側の円形平面の周囲は、第2の曲率半径で丸められる。第2の係合部材425の中心軸X上に、第3の管状部429が設けられる。第3の管状部429は円筒形状であって、光ファイバ213の直径よりも大きな内径を有する。第3の管状部429において、移動部材222と係合する円形平面の開口端は、第1の曲率半径で丸められる。第2の曲率半径は、第1の曲率半径よりも大きい。
【0041】
これにより、第2の係合頭部428と移動頭部231との接合面積が小さくなり、第2の係合頭部428と移動頭部231との間に生じる摩擦力が減少する。摩擦力が減少すると、第2の係合頭部428が回転したときに生じる回転力が移動頭部231に伝わりにくくなる。これにより、移動部材222が回転することを防止できる。
【0042】
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、第2の係合部材425の回転につられて移動部材222が回転してしまうことを防止できる。
【0043】
次に、第3の実施形態による内視鏡装置100について図6を用いて説明する。本実施形態による内視鏡装置100は、第3の係合部材525の形状のみが第1の係合部材225と異なる。以下、第3の係合部材525について説明し、第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
【0044】
第3の係合部材525は、全長に渡って同じ径を有する円柱形状であって、雄ねじが切られた外周面を有する。これにより、第3の係合部材525と移動頭部231との接合面積が小さくなり、第3の係合部材525と移動頭部231との間に生じる摩擦力が減少する。摩擦力が減少すると、第3の係合部材525が回転したときに生じる回転力が移動頭部231に伝わりにくくなる。これにより、移動部材222が第3の係合部材525と共回りすることを防止できるため、移動部材222が回転しない。
【0045】
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、第3の係合部材525の回転につられて移動部材222が回転してしまうことを防止できる。
【0046】
なお、いずれの実施形態においても、移動頭部231、移動軸部230、第1の格納部271、及び第2の格納部236は円筒形状でなくても良い。
【符号の説明】
【0047】
100 内視鏡装置
110 可撓部
111 遠位端
112 近位端
120 操作部
130 コネクタ
200 共焦点ユニット
210 移動側ユニット
211 光学レンズ
212 走査用アクチュエータ
213 光ファイバ
216 カバーガラス
220 固定側ユニット
221 ケーシング
222 移動部材
223 バネ
224 移動用アクチュエータ
225 第1の係合部材
226 内周面
227 係合軸部
228 第1の係合頭部
229 第1の管状部
230 移動軸部
231 移動頭部
232 第2の管状部
233 第1の開口
234 第2の開口
235 接合軸
236 第2の格納部
237 ハーネス
271 第1の格納部
425 第2の係合部材
428 第2の係合頭部
429 第3の管状部
X 中心軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
環状に設けられ、環状の内側面に雌ねじが切られた振動部材と、
前記振動部材の内側面と係合する雄ねじを有し、前記振動部材の中心軸上に貫通する第1の管状部を有する係合部材と、
前記係合部材の軸方向において前記係合部材と係合する移動部材と、
前記移動部材を前記係合部材に押しつけるように弾性力を加える弾性部材とを備え、
前記移動部材は、前記係合部材と係合したときに前記第1の管状部と同軸となるように前記移動部材を貫通する第2の管状部を備え、
前記振動部材が生じる振動によって前記係合部材が回転しながら軸方向に進退するファイバ走査型内視鏡。
【請求項2】
前記第1の管状部及び前記第2の管状部の内部を貫通して設けられる光ファイバをさらに備える請求項1に記載のファイバ走査型内視鏡。
【請求項3】
前記移動部材に接続される光学ユニットを更に備え、前記光ファイバは前記光学ユニットの光軸上に設けられる請求項2に記載のファイバ走査型内視鏡。
【請求項4】
前記係合部材は、振動部材と係合する係合軸部と、前記係合軸部の外径よりも大きい外径を有する円柱であって前記係合軸部と同軸に設けられる係合頭部とを有し、
前記係合頭部が前記移動部材と係合し、前記係合頭部に開口する前記第1の管状部の開口端は第1の曲率半径で丸められ、
前記係合頭部において前記移動部材と係合する面の外周は、前記第1の曲率半径よりも大きい第2の曲率半径で丸められる請求項1に記載のファイバ走査型内視鏡。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−148062(P2012−148062A)
【公開日】平成24年8月9日(2012.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−262719(P2011−262719)
【出願日】平成23年11月30日(2011.11.30)
【出願人】(000113263)HOYA株式会社 (3,820)
【Fターム(参考)】