説明

フィギュア

【課題】多くの手間と時間を要することなく複数個製造することが可能な衣服のミニチュアフィギュアであって、第三者にそのフィギュアにより再現する衣服の全体像を容易にイメージさせることができるフィギュアを提供する。
【解決手段】
本発明は、着用時における衣服の立体形状の縮小版を樹脂成型により再現したフィギュア本体部と、台座部とを備えるフィギュアであって、フィギュア本体部は、衣服と同様の色彩及びデザインが施され、台座部は、台座と、当該台座とフィギュア本体部とを連結する中間部材とを備え、台座は、前記衣服に関する情報を記載した情報記載領域を有するフィギュアとした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フィギュアに関するものであり、特に、実物を所定の縮小率で縮尺したミニチュアのフィギュアに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、ファッション業界では、デザイナー等が新作の衣服をデザインした場合、その衣服を製造する業者や販売する業者等へ新作のデザイン画や新作を撮影した写真等を提示して、新作の紹介や説明を行っていた。
【0003】
このようにデザイン画を用いて衣服の紹介や説明する場合、衣服の正面図や背面図、斜視図等、複数枚のデザイン画や写真を提示して、衣服の全体像を第三者へ説明することが一般的であった。
【0004】
このように、デザイン画や写真等を用いて衣服の説明を行う場合、第三者は、衣服を平面的にしかイメージすることができず、その衣服の立体感をイメージすることが困難であるという問題があった。
【0005】
このような問題を解決可能とする一手段として、実物の衣服に使用されている服地を用いて、ミニチュアの衣服を作成する方法が開示されている。
【特許文献1】特開平11−34598号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、上記従来の技術では、実物の衣服を写真撮影し、その写真を参考にしながら、実物の衣服の寸法等をそのまま縮小し、一枚ずつ手作業で作成しなければならなかったため、衣服のミニチュアを作成するには、多くの手間と時間を要するという問題があった。
【0007】
第三者に対して、衣服の紹介や説明をした場合には、その後、第三者にその衣服に関して検討してもらう必要もあり、説明に用いた資料をそのまま第三者に進呈することも少なくない。
【0008】
そのために、衣服の説明に用いる資料は複数用意しておかなければならないが、上記従来の技術では、容易に複数のミニチュアを作成することが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そこで、請求項1に係る本発明では、着用時における衣服の立体形状の縮小版を樹脂成型により再現したフィギュア本体部と、台座部とを備えるフィギュアであって、前記フィギュア本体部は、前記衣服と同様の色彩及びデザインが施され、前記台座部は、台座と、当該台座と前記フィギュア本体部とを連結する中間部材とを備え、前記台座は、前記衣服に関する情報を記載した情報記載領域を有することを特徴とするフィギュアとした。
【0010】
また、請求項2に係る本発明では、請求項1に記載のフィギュアにおいて、前記情報記載領域には、前記衣服の製造時期に関する情報が記載されていることを特徴とする。
【0011】
また、請求項3に係る本発明では、請求項1又は請求項2に記載のフィギュアにおいて、前記台座には、前記フィギュア本体部により再現する前記衣服と同一材質の服地が貼着されていることを特徴とする。
【0012】
また、請求項4に係る本発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィギュアにおいて、前記中間部材の下端は、前記台座上面における中央部以外の位置に連結されていることを特徴とする。
【0013】
また、請求項5に係る本発明では、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィギュアにおいて、前記フィギュア本体部は、上半身に着用する前記衣服を再現した構造体により構成し、前記構造体には、少なくとも前面側から背面側に跨るデザインが施されていることを特徴とする。
【0014】
また、請求項6に係る本発明では、請求項1〜5に記載のフィギュアにおいて、前記フィギュア本体部は、その底面に、前記中間部材へ着脱自在に装着するための凸部を有し、前記中間部材は、下半身に着用する衣服の立体形状を、前記フィギュア本体部と同一の縮小率で樹脂成型により再現した構造体により構成すると共に、当該構造体の上面に前記凸部を嵌合可能とする凹部を有することを特徴とする。
【0015】
また、請求項7に係る本発明では、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィギュアにおいて、前記中間部材は、所定の道具の縮小版における一部分を樹脂成型により再現した構造体により構成し、前記フィギュア本体部は、前記道具に関連する衣服の形状及びデザインを再現した構造体により構成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、第三者に対して、衣服の立体形状及びデザインを明確に知らしめることができ、しかも、容易に複数個を作成することができる衣服のミニチュアフィギュアを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明に係るフィギュアの実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0018】
(第一実施形態)
図1(a)は、本発明の第一実施形態に係るフィギュアAの斜め前側を示す説明図であり、図1(b)は、同フィギュアAの斜め後ろ側を示す説明図である。
【0019】
図1に示すように、第一実施形態に係るフィギュアAは、着用時における衣服の立体形状の縮小版を樹脂成型により再現したフィギュア本体部A1と、台座部A2とを備えている。
【0020】
第一実施形態におけるフィギュア本体部A1は、上半身に着用する衣服を再現した構造体により構成しており、ここでは、Tシャツの立体形状を再現した構造体としている。
【0021】
この構造体は、予め作成した金型を用いて、樹脂を成型することにより製造することができるので、容易に複数個製造することができる。そして、樹脂成型により製造した構造体に、再現する衣服と同様の色彩及び同様のデザインを施すことにより、フィギュア本体部A1が完成する。
【0022】
構造体にデザインを施す場合には、予め製造しておいた複数個の構造体を、一度に塗料に浸漬するか、若しくは、流れ作業でエアブラシ加工することにより、構造体全体の色彩を再現しようとするTシャツと同様な色彩とし、その後、熱写プリント技術等を用いて、構造体の所定位置に、再現しようとするTシャツと同様のデザインプリントを施すことにより実現することができる。なお、ここで開示したデザインを施す方法は、一例に過ぎず、他の任意の方法を用いることができる。
【0023】
第一実施形態のフィギュア本体部A1では、その前面側に所定のイラストA5がプリントされており、背面側にロゴを含むイラストA6がプリントされている。
【0024】
このように、本実施形態のフィギュアAは、実物のTシャツの着用時における立体形状をそのまま縮小して樹脂成型により再現しているため、当該フィギュアAを見るだけで、実物のTシャツを着用した際の立体形状を写真などで見るよりも明確にイメージすることができる。
【0025】
しかも、フロントプリントやバックプリント等、実物のTシャツと同様のデザインを施すことができるので、正面視の写真や背面視の写真等、複数枚の写真を見なくとも、Tシャツのデザインを容易に確認することができる。
【0026】
また、このフィギュアAでは、フィギュア本体部A1の構造体に、少なくとも前面側から背面側に跨るデザインであっても容易にプリントを施すことができるので、たとえば、正面視の写真や背面視の写真だけでは確認し難いデザイン(例えば、Tシャツの上腕部等にプリントされたデザインA7)もフィギュア本体部A1にプリントすることができ、そのデザインを容易に第三者にイメージさせることができる。
【0027】
また、このフィギュアAを自立可能とする台座部A2は、截頭錐体の台座A3と、この台座A3の上面とフィギュア本体部A1底面とを連結する柱状の中間部材A4とを備えている。
【0028】
そして、台座A3の側面には、フィギュア本体部A1により再現した衣服に関する情報を記載した情報記載領域A8を備えている。第一実施形態では、この情報記載領域A8に、Tシャツにデザインされているキャラクタネームを記載している。なお、この情報記載領域A8に記載する情報は、キャラクタネームに限定するものではなく、フィギュアAにより再現する衣服のロットナンバー等、その衣服に関する情報であれば、任意の情報を記載することができる。
【0029】
このように、台座の側面に情報記載領域A8を設けておくことによって、このフィギュアAを用いて衣服の紹介及び説明を受けた販売業者等が製品を発注する際に、他の衣服と混同することなく的確に製品の発注を行うことができる。
【0030】
また、台座A3上面の所定領域には、フィギュア本体部A1により再現する実物の衣服(ここでは、Tシャツ)と同一色、同一材質の服地A9を貼着するようにしている。
【0031】
このように、台座A3に実物の衣服の服地を貼着しておくことによって、このフィギュアAにより再現する衣服の実際の色合いや質感までを的確に第三者にイメージさせることができる。
【0032】
また、このフィギュアAは、図2に示すように、フィギュア本体部A1の底面に、中間部材に着脱自在に装着するための凸部A10を備えており、中間部材A4の上面には、フィギュア本体部A1の凸部A10を嵌合可能とする凹部A11を備えている。
【0033】
そのため、このフィギュアAは、フィギュア本体部A1を台座部A2から取り外して、他のデザインのフィギュア本体部A1と交換することができる。
【0034】
そのため、同一デザインで服地の色だけがことなるフィギュアAを作成する際には、色だけが異なる同一デザインの複数のフィギュア本体部A1を製造しておけば、台座部A2に関しては、共用することができるので、フィギュアAの製造コストを低減することができる。なお、台座部A2を共用する場合には、台座A3に貼着する服地をフィギュア本体部A1と同様の色のものにしておく必要がある。
【0035】
上記第一実施形態では、フィギュアAの使用目的を、第三者への衣服の紹介及び説明のために使用する場合を例に挙げて説明したが、本発明に係るフィギュアAの使用目的は、これに限定されるものではなく、例えば、衣服を販売する店舗等に展示するディスプレイとして使用することもできる。
【0036】
次に、本発明に係るフィギュアを展示用のディスプレイとして用いる場合の実施形態について説明する。
【0037】
(第二実施形態)
本発明のフィギュアを店舗に展示するディスプレイとして使用する場合、第一実施形態のフィギュアAをそのまま使用することもできるが、好適には、フィギュア本体部A1だけをそのまま利用し、台座部A2については、図3に示す台座部B2を使用することが望ましい。
【0038】
図3は、第二実施形態に係るフィギュアの台座部B2を示す説明図である。なお、図3において、第一実施形態と同一又は同様の構成部材に関しては、同一の符号を付することにより、その説明を省略する。
【0039】
図3に示すように、第二実施形態に係る台座部B2は、第一実施形態と同様の截頭錐体の台座A3を備えており、この台座A3の側面には、情報記載領域A8を備えている。また、台座A3の上面には、服地B9が貼着されている。
【0040】
特に、第二実施形態の台座部A2が備える中間部材B4は、下半身に着用する衣服(以下、「パンツ」という。)の立体形状を、フィギュア本体部A1と同一の縮小率で樹脂成型により再現した構造体により構成している。図3では、パンツの一例として、デニムパンツを模った中間部材B4を示している。
【0041】
また、このパンツを模った構造体の上面には、フィギュア本体部A1底面に設けた凸部A10を嵌合可能とする凹部A11を設けている。
【0042】
そのため、フィギュアAを展示する際には、パンツを模った中間部材B4の凹部A11にフィギュア本体部A1の凸部A10を嵌合させた状態で展示することができ、店舗を訪れた顧客に対して、フィギュア本体部A1で再現しようとする上着をよりリアルにイメージさせることができるだけでなく、上着とパンツとの相性まで確認することができる。
【0043】
しかも、上記のように、フィギュア本体部A1は、中間部材B4に着脱自在に取り付けられているため、フィギュア本体部A1を取り替えれば、顧客は、複数の上着を何度も実際に試着することなく、上着とパンツとの相性を確認することができ、試着の手間を省くことができる。また、店舗側にとっても、顧客が試着をする度に、その衣服を畳む手間が省ける。
【0044】
また、このフィギュアAをディスプレイとして展示しておけば、ある商品が品切れになった場合であっても、顧客に品切れの商品をイメージさせることができるので、取置きして後日販売することができる。
【0045】
さらにいえば、衣服の在庫を置かずに、このフィギュアAだけを店頭に展示して注文による衣服の販売を行うこともできるので、店舗面積を可及的に縮小することができ、売れ残りが発生することも防止することができるので、店舗の利益効率を大幅に向上させることができる。
【0046】
また、上記のように、台座部B2の中間部材B4をパンツの立体形状にすることで、台座部B2だけをフィギュアとして使用することもできる。
【0047】
このように、台座部B2の中間部材B4をパンツの立体形状にする場合、たとえば、中間部材B4を現在では製造されていない所謂ヴィンテージジーンズの形状及び色彩とすれば、一部のコレクターの購買意欲を駆り立てることができるため、収集用又は鑑賞用の純粋なフィギュアとして使用することができる。
【0048】
このように、中間部材B4によって、ヴィンテージジーンズ等の現在製造されていない衣服を再現する場合には、情報記載領域A8に、その衣服の製造時期に関する情報(たとえば、1950年)を記載しておく。
【0049】
この場合、そのジーンズの製造当時の服地B9が入手可能であれば、その服地B9を台座A3の上面に貼着し、入手が不可能であれば、台座部B2の上に装着する上着の服地A9を貼着する。
【0050】
また、このように台座部B2の中間部材B4をパンツの形状に形成しない場合であっても、本発明のフィギュアは、収集用や観賞用のフィギュアとして使用することができる。
【0051】
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態として、収集用又は観賞用として使用する三つのフィギュアについて説明する。図4〜6は、観賞用としてのフィギュアの例を示す説明図である。なお、第三実施形態においても、第一実施形態のフィギュアAと同様の構成要件に関しては、同一の符号を付することにより、その説明を省略する。
【0052】
図4(a)は、所謂スカジャンを模ったフィギュアCの斜め前側を示す説明図であり、図4(b)は、同フィギュアCの斜め後面を示す説明図である。
【0053】
スカジャンは、60年程前に日本駐留していた外国人兵士が帰国の際、記念としてジャケットに日本風の刺繍等を施したのが始まりとされるジャンパーの一種であるが、現在では、そのデザイン性等から人気がたかい洋服の一つである。なかでも、古いもの(ヴィンテージのもの)は希少なため特に人気が高く、入手が困難となっている。
【0054】
このような、現在では入手が困難なスカジャンのような衣服であっても、実物の作成者からの許諾を得れば、本発明によって、図4(a)、(b)に示すように、実物のスカジャンと同様の色彩とすると共に、熱写プリント技術等を用いて、実物のスカジャンと同様の位置に同様の刺繍柄を設けたフィギュアCを提供することができ、収集家の購買意欲を高めることができる。
【0055】
このように、現在では製造されていない洋服を模ったフィギュアCを提供する場合には、台座部B2の情報記載領域A8に、実物の洋服が製造された年代を記載する。また、その洋服の製造当時の服地C9が入手可能であれば、その服地C9を台座A3の上面に貼着する。
【0056】
また、本発明のフィギュアを観賞用等のフィギュアとする場合、図5に示すフィギュアDのように、台座部D2の中間部材D4のように、ギターのネック部分を模った構造体により構成し、この中間部材D4の上端に、所定のバンド名のロゴD5等をデザインしたTシャツ型のフィギュア本体部D1を装着する。
【0057】
このように、台座部D2の中間部材D4を、所定の道具(ここでは、ギター)の縮小版における一部分(ここでは、ネック部分)を樹脂成型により再現した構造体により構成し、フィギュア本体部D1は、中間部材D4により再現した道具に関連する衣服(ここでは、バンド名のロゴD5等がデザインされたTシャツ)の形状及びデザインを再現した構造体により構成することによって、中間部材D4を単なる柱状のもので構成するよりも、フィギュアD全体の美観的統一感を増大させることができるので、収集家の購買意欲をより一層高めることができる。
【0058】
なお、本実施形態では、中間部材D4により再現する道具をギターとし、このギターに関連するフィギュア本体部D1として、バンド名のロゴD5をデザインしたTシャツを再現したが、これは、単なる一例に過ぎず、たとえば、図6に示すフィギュアEのように、台座部E2の中間部材E4によりオートバイを再現し、この中間部材E4の上端に、オートバイと関連性のある衣服として、ライダースジャケットを再現したフィギュア本体部E1を装着してもよく、フィギュア本体部と中間部材との間に関連性があるものであれば、任意の組み合わせでフィギュアを構成してもよい。
【0059】
また、上記本実施形態において、図1、図2、図4では、中間部材A4を台座A3の上面略中央位置から上方へ向けて立設しているが、好適には、図3、図5、図6に示すように、中間部材B4、D4、E4の下端は、台座A3の上面における中央部以外の位置に連結するように構成する。
【0060】
このように、中間部材B4、D4、E4と台座A3の上面とを連結することにより、実物の服地を貼着する領域を可及的に広く確保することができ、再現する衣服の質感をより一層確認し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0061】
【図1】本発明の第一実施形態に係るフィギュアを示す説明図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係るフィギュアにおけるフィギュア本体部と中間部材との連結部を示す説明図である。
【図3】本発明の第二実施形態に係るフィギュアの台座部を示す説明図である。
【図4】本発明の第三実施形態に係るフィギュアを示す説明図である。
【図5】本発明の第三実施形態に係るフィギュアを示す説明図である。
【図6】本発明の第三実施形態に係るフィギュアを示す説明図である。
【符号の説明】
【0062】
A、C、D、E フィギュア
A1、C1、D1、E1 フィギュア本体部
A2、B2、D2、E2 台座部
A4、B4、D4、E4 中間部材
A3 台座

【特許請求の範囲】
【請求項1】
着用時における衣服の立体形状の縮小版を樹脂成型により再現したフィギュア本体部と、台座部とを備えるフィギュアであって、
前記フィギュア本体部は、前記衣服と同様の色彩及びデザインが施され、
前記台座部は、台座と、当該台座と前記フィギュア本体部とを連結する中間部材とを備え、
前記台座は、前記衣服に関する情報を記載した情報記載領域を有する
ことを特徴とするフィギュア。
【請求項2】
前記情報記載領域には、前記衣服の製造時期に関する情報が記載されている
ことを特徴とする請求項1に記載のフィギュア。
【請求項3】
前記台座には、前記フィギュア本体部により再現する前記衣服と同一材質の服地が貼着されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフィギュア。
【請求項4】
前記中間部材の下端は、前記台座上面における中央部以外の位置に連結されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィギュア。
【請求項5】
前記フィギュア本体部は、上半身に着用する前記衣服を再現した構造体により構成し、
前記構造体には、少なくとも前面側から背面側に跨るデザインが施されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィギュア。
【請求項6】
前記フィギュア本体部は、その底面に、前記中間部材へ着脱自在に装着するための凸部を有し、
前記中間部材は、下半身に着用する衣服の立体形状を、前記フィギュア本体部と同一の縮小率で樹脂成型により再現した構造体により構成すると共に、当該構造体の上面に前記凸部を嵌合可能とする凹部を有する
ことを特徴とする請求項1〜5に記載のフィギュア。
【請求項7】
前記中間部材は、所定の道具の縮小版における一部分を樹脂成型により再現した構造体により構成し、
前記フィギュア本体部は、前記道具に関連する衣服の形状及びデザインを再現した構造体により構成する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィギュア。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−11823(P2009−11823A)
【公開日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−155137(P2008−155137)
【出願日】平成20年6月13日(2008.6.13)
【基礎とした実用新案登録】実用新案登録第3135342号
【原出願日】平成19年6月29日(2007.6.29)
【出願人】(507222000)株式会社ダイブ (3)
【Fターム(参考)】