説明

フィルターエレメントの製造方法およびフィルターエレメントの製造装置

【課題】本発明は、フィルターエレメントを容易に製造することができると共に、フィルターエレメントの反りを抑制することができるフィルターエレメントの製造方法を提供することを課題としている。
【解決手段】平板に多数のフィルター孔を形成したフィルター母材32から、フィルターエレメント12を打ち抜いて製造するフィルターエレメント12の製造方法であって、周縁部がフランジ状の着座部21となると共に、中央部が、段部を存して着座部21に連なるエレメント本体22となるように、立体形状にプレス成形しつつ、所定の平面形状にプレス打抜きして、フィルターエレメント12を製造する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、平板に多数のフィルター孔を形成したフィルター母材から、所定の平面形状に打ち抜いてフィルターエレメントを製造するフィルターエレメントの製造方法およびフィルターエレメントの製造装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、濾過用のフィルターエレメントとして、多数のフィルター孔(開口)を有する円板状の金属フィルターエレメントが知られている(特許文献1参照)。このフィルターエレメントは、ハウジングにその周縁部を溶接し、一体の金属フィルターとして用いるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3076812号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このようなフィルターエレメントを製造する方法として、プレス金型により、多数のフィルター孔を形成した平板のフィルター母材からフィルターエレメントを所定の形状に打ち抜く方法が考えられる。すなわち、フィルター母材をプレス金型にセットし、櫛歯状のパンチにより、多数のフィルター孔を形成すると共に、打抜き用のパンチによりフィルター母材から小判のフィルターエレメントを複数打ち抜いて、フィルターエレメントを複数枚取りする方法である。
しかしながら、このような方法を用いると、プレス金型によってフィルター孔を形成したときの残留応力により、打ち抜いたフィルターエレメントが反ってしまい、フィルターエレメントの設置が煩雑になってしまうという問題があった。これに対し、多数のフィルター孔を形成した後、プレス加工装置によって縦横に波状の凹凸を形成して、反りを抑えることも考えられるが、かかる場合、フィルターエレメントの製造に係る工程が増えてしまい、フィルターエレメントの製造が煩雑となってしまう。
【0005】
本発明は、フィルターエレメントを容易に製造することができると共に、フィルターエレメントの反りを抑制することができるフィルターエレメントの製造方法およびフィルターエレメントの製造装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のフィルターエレメントの製造方法は、平板に多数のフィルター孔を形成したフィルター母材から、フィルターエレメントを打ち抜いて製造するフィルターエレメントの製造方法であって、周縁部がフランジ状の着座部となると共に、中央部が、段部を存して着座部に連なるエレメント本体となるように、立体形状にプレス成形しつつ、所定の平面形状にプレス打抜きして、フィルターエレメントを製造することを特徴とする。
【0007】
この場合、段部およびエレメント本体は、これらが成す形状が着座部に対し濾過方向に凹状を成すように、プレス成形されることが好ましい。
【0008】
本発明のフィルターエレメントの製造装置は、上記のフィルターエレメントの製造方法を実施するフィルターエレメントの製造装置であって、着座部、段部およびエレメント本体をプレス成形する成形雄型部、および平面形状に切断するパンチ刃部を有するパンチと、成形雄型部に対応すると共に、プレス方向に可動する成形雌型部、およびパンチ刃部に対応するダイ刃部を有するダイと、を備えたことを特徴とする。
【0009】
これらの構成によれば、プレス成形によって段部を有するフィルターエレメントを成形しつつ、打ち抜いてフィルターエレメントを製造する。このように、段部を有するフィルターエレメントを製造することにより、段部が形状補強部として機能し、製造時に発生するフィルターエレメントの反りを抑制することができる。また、プレス成形とプレス打抜きとを同時に行うことで、段部の成形のみの工程を増やす必要がなく、フィルターエレメントを容易に製造することができる。
【0010】
上記のフィルターエレメントの製造方法において、フィルター母材が金属製であることが好ましい。
【0011】
この構成によれば、フィルターエレメントが、強度に優れた金属製であることにより、フィルターエレメントの破損を抑えることができる。また、プレス加工が容易な金属製のものを用いることで、フィルターエレメントをより容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】圧力調整弁の正面図である。
【図2】圧力調整弁を流入ポートの軸線方向に切断した縦断面図である。
【図3】フィルターエレメントの斜視図である。
【図4】実施形態に係るフィルター製造装置の平面図である。
【図5】打抜き用パンチおよび打抜き用ダイを取り付けた際のプレス装置の断面図である。
【図6】孔開け用パンチおよび孔開け用ダイを取り付けた際のプレス装置の断面図である。
【図7】孔開け用パンチ(a)および打抜き用パンチ(b)の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付の図面を参照して、本発明のフィルターエレメントの製造方法を適用したフィルター製造装置(フィルターエレメントの製造装置)について説明する。このフィルター製造装置は、圧力調整弁の流入ポートに取り付けるフィルターエレメントを製造するものである。そこで先ず、製造装置の説明に先立ち、製造物となるフィルターエレメントおよびこれを取り付ける圧力調整弁について説明する。
【0014】
図1および図2に示すように、圧力調整弁1は、ダイヤフラムを用いて上流側と下流側の圧力を調整するものであり、具体的には、液滴吐出装置の機能液タンクと機能液滴吐出ヘッドとの間に配設されている。この液滴吐出装置は、フラットパネルディスプレイの製造ラインに組み込まれており、例えば、特殊なインクや発光性の樹脂液である機能液を導入した機能液滴吐出ヘッドを用い、液晶表示装置のカラーフィルタや有機EL装置の各画素となる発光素子等を形成するものである。圧力調整弁1は、上流側(機能液タンク側)の継手となる流入コネクター3に接続する流入ポート4と、下流側(機能液滴吐出ヘッド側)の継手となる流出コネクター5に接続する流出ポート6とを有している。
【0015】
図2に示すように、流入ポート4は、流入コネクター3が螺合(テーパーネジ)する流入口11と、フィルターエレメント12を収容するフィルター収容部13と、フィルター収容部13の端に形成された内部流路14とから成る。フィルター収容部13には、機能液を濾過するフィルターエレメント12が内部流路14の流入端に臨むように収容されており、流入コネクター3とフィルター収容部13との間には、フィルターエレメント12を押える押えばね15が収容されている。
【0016】
フィルター収容部13は、円柱状に形成されており、当該円柱状の端面に当たる部分には、フィルターエレメント12が着座するよう、内部流路14に段部を成す周縁当接部16が形成されている。すなわち、フィルターエレメント12は、内部流路14の流入端に臨むように、周縁当接部16に着座される。これにより、流入コネクター3から流入する機能液は、フィルターエレメント12を介して内部流路14に流れ込む構成となっている。また、押えばね15は、流入コネクター3の流入ポート4側の端部と、周縁当接部16に着座したフィルターエレメント12とに当接している。そのため、流入コネクター3が流入ポート4に接合(螺合)すると、流入コネクター3の端部が押えばね15を押圧し、その結果、押えばね15がフィルターエレメント12を周縁当接部16に押圧固定する構成となっている。
【0017】
図2および図3に示すように、フィルターエレメント12は、厚さ15μm程度のステンレス製の金属シートで形成されており、全体として円形の形状を有している。フィルターエレメント12は、周縁部に形成されたフランジ状の着座部21と、中央部に形成されたエレメント本体22とから成り、着座部21とエレメント本体22とは、段部23を存して連なるように形成されている。すなわち、エレメント本体22および段部23は、着座部21に対し、濾過方向に凹状の形状を成している。エレメント本体22(厳密には、フィルターエレメント12全体)には、多数のフィルター孔が形成されている。各フィルター孔は、方形の形状に形成されており、30μm以上の異物が補捉可能なよう、その外接円の直径が30μm以下となるように形成されている。なお、段部23を、テーパー状に形成しても良いし、着座部21に対し垂直に形成しても良い。
【0018】
ここで、図4ないし図7を参照して、フィルターエレメント12を製造するフィルター製造装置31の装置構成について説明する。このフィルター製造装置31は、平板状のフィルター母材32をプレス加工する複合プレス加工装置であり、フィルター母材32に多数のフィルター孔を形成すると共に、フィルター母材32から小判のフィルターエレメント12を複数枚取りするものである。
【0019】
図4に示すように、フィルター製造装置31は、フィルター母材32をX軸方向両端部で支持すると共に、フィルター母材32をXY方向に移動させる母材移動機構33と、支持されたフィルター母材32に上下から臨み、フィルター母材32にプレス加工を施すプレス装置34と、を備えている。
【0020】
母材移動機構33は、図4中手前側に位置し、フィルター母材32の一端を把持すると共に、当該一端をXY方向に移動する主動テーブル41と、図4中奥側に位置し、フィルター母材32の他端を把持すると共に、主動テーブル41による移動に従動して、当該他端をXY方向に移動する従動テーブル42と、を備えている。従動テーブル42は、例えば、リニアベアリングで構成されている。主動テーブル41により、フィルター母材32の一端をXY方向に移動すると、従動テーブル42はそれに従動してフィルター母材32の他端をXY方向に移動する。これにより、母材移動機構33は、フィルター母材32が撓むことなく、XY方向に移動することができる。
【0021】
図5(a)に示すように、プレス装置34は、フィルター母材32に下から臨む下金型51と、下金型51に対し昇降自在に支持されると共に、フィルター母材32に上から臨む上側の上金型52と、上金型52を降下動作(プレス動作)および上昇動作させる油圧シリンダー53と、を備えている。下金型51および上金型52は、フィルター母材32を挟んで対向しており、油圧シリンダー53によって、上金型52を降下し、下金型51側に押圧することで、フィルター母材32にプレス加工を施す(図5(b)参照)。
【0022】
下金型51は、ダイホルダ56と、ダイホルダ56上に配設されたダイ57とを備えている。ダイホルダ56は、ベースプレート61と、ベースプレート61の四隅に立設し、上金型52をスライド自在に支持する4本のガイドポスト62と、を備えている。
【0023】
上金型52は、パンチホルダ66と、パンチホルダ66に固定されたパンチ67(図5(a)では、後述する打抜き用パンチ67bを図示)と、を備えている。パンチホルダ66は、ガイドポスト62にスライド自在に支持された支持フレーム71と、支持フレーム71上にパンチ67を固定するためのパンチプレート72と、支持フレーム71に支持されると共に、プレス加工時にフィルター母材32を押えるストリッパー73と、を備えている。
【0024】
ストリッパー73は、フィルター母材32に面接触する押え板76と、支持フレーム71にスライド自在に支持されると共に、押え板76を支持する4本の支持ロッド77と、各支持ロッド77廻りに配設され、押え板76を下方向に付勢する4つの押圧ばね78と、支持フレーム71に支持されると共に、押え板76の昇降方向にガイドする4本のガイドロッド79とを備えている。上金型52が降下すると、押え板76がフィルター母材32に当接し、更に降下すると、押圧ばね78の押圧力によってフィルター母材32が押えられる。なお、下金型51側には、上金型52を降下させた際に、ガイドロッド79が入り込むガイド孔65が形成されている。
【0025】
次に、パンチ67およびダイ57の詳細について説明する。図5ないし図7に示すように、パンチ67およびダイ57として、2種類のパンチおよびダイの組が用意されている。すなわち、孔開け工程に用いる孔開け用パンチ67aおよび孔開け用ダイ57aと、打抜き工程に用いる打抜き用パンチ67bおよび打抜き用ダイ57bと、が用意されており、パンチホルダ66およびダイホルダ56に適宜付け替えて使用される。
【0026】
図6は、孔開け用パンチ67aおよび孔開け用ダイ57aを取り付けた場合のフィルター製造装置31を示した図であり、図7(a)は、孔開け用パンチ67aの斜視図である。図6および図7(a)に示すように、孔開け用パンチ67aは、四角錐の針が複数(5本)列設した櫛歯状のパンチである。一方、孔開け用ダイ57aは、孔開け用パンチ67aに対応する平面視長方形の長穴を有している。孔開け用パンチ67aおよび孔開け用ダイ57aによって、プレス動作を実施すると、孔開け用パンチ67aの針の数と同数のフィルター孔がフィルター母材32に形成される。母材移動機構33により、XY方向に移動しつつ、当該プレス動作を繰り返すことで、フィルター母材32の縦横全面に多数のフィルター孔が形成される(図7(a)参照)。
【0027】
図5は、打抜き用パンチ67bおよび打抜き用ダイ57bを取り付けた場合のフィルター製造装置31を示した図であり、図7(b)は、打抜き用パンチ67bの斜視図である。図5および図7(b)に示すように、打抜き用パンチ67bは、円形にプレス打抜きを行う円柱状のパンチ刃部81と、パンチ刃部81の先端面から突出して形成されると共に、皿状にプレス成形を行う円柱状の成形雄型部82とを有している。一方、打抜き用ダイ57bは、パンチ刃部81に対応するドーナツ状のダイ刃部83と、ダイ刃部83の内周面によって形成された雌型収容部84に昇降自在に収容されると共に、成形雄型部82に対応する円柱状の凹部85aを有した略円柱状の成形雌型部85と、雌型収容部84に収容され、下から成形雌型部85を上方に付勢する付勢ばね86と、を備えている。雌型収容部84は、段付き円柱状に形成されており、成形雌型部85は、雌型収容部84の小径部と同径の雌型部本体85bと、雌型収容部84の大径部と同径のフランジ部85cとを有している。そのため、当該フランジ部85cが雌型収容部84の段部に突き当たり、付勢ばね86に対するストッパーとして機能している。
【0028】
図5に示すように、打抜き用パンチ67bおよび打抜き用ダイ57bによって、プレス動作を実施すると、成形雄型部82および成形雌型部85により、皿状にプレス成形が行われると共に、パンチ刃部81およびダイ刃部83によって、円形のプレス打抜きが行われる。厳密には、成形雄型部82および成形雌型部85が、フィルター母材32を挟み込んだ状態で降下することで、パンチ刃部81およびダイ刃部83により、プレス打抜きが行われる。この皿状のプレス成形によって、合わせて皿状(凹状)を成すフィルターエレメント12のエレメント本体22および段部23が形成され、この円形のプレス打抜きによって、円形のフィルターエレメント12が打ち抜かれる。母材移動機構33により、XY方向に移動しつつ、当該プレス動作を繰り返すことで、フィルター母材32の縦横全面にプレス成形およびプレス打抜きが実施され、複数枚のフィルターエレメント12が形成される(図7(b)参照)。
【0029】
フィルターエレメント12を製造する際は、孔開け用パンチ67aおよび孔開け用ダイ57aを取り付けた状態で、フィルター母材32を移動しつつ、プレス動作を繰り返し実施して、フィルター母材32の全面に多数のフィルター孔を形成した後(孔開け工程)(図7(a)参照)、打抜き用パンチ67bおよび打抜き用ダイ57bを取り付けた状態で、フィルター母材32を移動しつつ、プレス動作を繰り返し実施して、フィルター母材32の各所にプレス成形およびプレス打抜きを行う(打抜き工程)(図7(b)参照)。これにより、図3に示すようなフィルターエレメント12が複数製造される。
【0030】
以上のような構成によれば、段部23を有するフィルターエレメント12を製造することにより、段部23が形状補強部として機能し、製造時に発生したフィルターエレメント12の反りを抑制することができる。また、プレス成形とプレス打抜きとを同時に行うことで、段部23の成形のみの工程を増やす必要がなく、フィルターエレメント12を容易に製造することができる。
【0031】
また、フィルターエレメント12が、強度に優れた金属製であることにより、フィルターエレメント12の破損を抑えることができる。また、プレス加工が容易な金属製のものを用いることで、フィルターエレメント12をより容易に製造することができる。
【0032】
なお、本実施形態においては、パンチ67およびダイ57を付け替えて同一の装置で、孔開け工程および打抜き工程を実施したが、別々の装置でこれらを実施しても良い。
【0033】
また、本実施形態においては、底面が平坦な皿状の凹部を有するフィルターエレメント12を形成したが、半球状の凹部を有するフィルターエレメント12を形成しても良いし、縦横各所にエンボス状の複数の凹部を有するフィルターエレメント12を形成しても良い。
【0034】
さらに、本実施形態においては、エレメント本体22および段部23が、合わせて濾過方向(機能液の流れ方向)に凹状を成す形状であったが、濾過方向と逆方向に凹状を成す形状であっても良い。
【符号の説明】
【0035】
12:フィルターエレメント、 21:着座部、 22:エレメント本体、 23:段部、 31:フィルター製造装置、 32:フィルター母材、 57b:打抜き用ダイ、 67b:打抜き用パンチ、 81:パンチ刃部、 82:成形雄型部、 83:ダイ刃部、 85:成形雌型部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板に多数のフィルター孔を形成したフィルター母材から、フィルターエレメントを打ち抜いて製造するフィルターエレメントの製造方法であって、
周縁部がフランジ状の着座部となると共に、中央部が、段部を存して前記着座部に連なるエレメント本体となるように、立体形状にプレス成形しつつ、所定の平面形状にプレス打抜きして、フィルターエレメントを製造することを特徴とするフィルターエレメントの製造方法。
【請求項2】
前記段部および前記エレメント本体は、これらが成す形状が前記着座部に対し濾過方向に凹状を成すように、プレス成形されることを特徴とする請求項1に記載のフィルターエレメントの製造方法。
【請求項3】
前記フィルター母材が金属製であることを特徴とする請求項1または2に記載のフィルターエレメントの製造方法。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載のフィルターエレメントの製造方法を実施するフィルターエレメントの製造装置であって、
前記着座部、前記段部および前記エレメント本体をプレス成形する成形雄型部、および前記平面形状に切断するパンチ刃部を有するパンチと、
前記成形雄型部に対応すると共に、プレス方向に可動する成形雌型部、および前記パンチ刃部に対応するダイ刃部を有するダイと、を備えたことを特徴とするフィルターエレメントの製造装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−158612(P2010−158612A)
【公開日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−1580(P2009−1580)
【出願日】平成21年1月7日(2009.1.7)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】