説明

フォトレジスト用樹脂の評価方法

【課題】
簡便な操作で、フォトレジスト樹脂のフォトレジストLER・LWR特性を評価する方法を提供する。
【解決手段】
1.フォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率均一性により、フォトレジスト樹脂の、ラインエッジラフネスおよびラインウィドスラフネス特性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法;
2.フォトレジスト樹脂の薄膜を原子間力顕微鏡タッピング法で測定し、得られた位相像の特性周期により、フォトレジスト樹脂の、ラインエッジラフネスおよびラインウィドスラフネス特性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法;
3.フォトレジスト樹脂の薄膜を原子間力顕微鏡タッピング法で測定し、得られた該薄膜の弾性率変動の特性周期によりフォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率均一性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フォトレジスト樹脂の評価方法に関する。
【背景技術】
【0002】
集積回路素子製造に代表される電子デバイス製造分野において、デバイスの集積度の向上は現在も強く要求されており、微細パターン形成のための高度なリソグラフィー技術開発が続けられている。
微細なパターン形成を行うリソグラフィーに使用される、フォトレジスト組成物は、主に、フォトレジスト樹脂、光を照射することによって酸を発生する物質(以下、光酸発生剤という。)、必要に応じて添加物および溶媒からなっている。ポジ型のフォトレジスト組成物では、フォトレジスト樹脂は、光酸発生剤から発生した酸によりアルカリ不溶性からアルカリ可溶性に変化し、アルカリ現像液で現像するとポジ型のレジストパターンを形成する。また、ネガ型のフォトレジスト組成物では、フォトレジスト樹脂は光酸発生剤から発生した酸により架橋反応し、アルカリ可溶性からアルカリ不溶性に変化し、アルカリ現像液で現像するとネガ型のレジストパターンを形成する。
【0003】
フォトレジスト樹脂は上記のようにフォトレジスト組成物の主たる役割を果たす成分であり、フォトレジスト組成物の性能改善のためには、フォトレジスト樹脂の開発が必要不可欠となっている。
近年、高度なリソグラフィーを達成するために、フォトレジスト組成物には、感度、解像度、エッチング耐性といった基本性能の改善とともに、ラインエッジラフネス(LER)、ラインウィドスラフネス(LWR)と呼ばれる、レジストパターンの表面粗さ(以下、LER・LWRと称す。)の低減が求められている。
【0004】
LER・LWRの発生については多くの研究がなされており、さまざまな要因が指摘されている。例えば、パターン形成過程における統計的なばらつき、分子量のばらつき(分子量分散)、ポリマー鎖間の組成比のばらつき、などにより、レジストが現像される際に溶解速度のばらつきが生じ、結果としてパターンの表面粗さが生じる。これらのうち、レジスト樹脂に起因するLER・LWRの発生機構として、レジスト樹脂中に溶解性が異なる領域が形成されるため、LER・LWRが発生する機構が報告されている(非特許文献1参照。)。このレジスト樹脂に起因するLER・LWRの発生機構を抑制するように、フォトレジスト樹脂の開発が行われている。
【非特許文献1】最新レジスト材料ハンドブック〜材料特性・設計と制御・トラブルと対策〜、株式会社情報機構発行、2005年、198〜207頁。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
LER・LWRの改善されたフォトレジスト組成物の成分となるフォトレジスト樹脂開発を行う際、フォトレジスト樹脂の、該フォトレジスト樹脂を成分としたフォトレジスト組成物でレジストパターン形成した際のLER・LWRに対する影響(以下、フォトレジスト樹脂LER・LWR特性と称す。)を評価する方法としては、従来、フォトレジスト樹脂を用いてフォトレジスト組成物を調製し、該フォトレジスト組成物を基板上に塗布してレジスト膜を形成し、該レジスト膜を露光した後に現像してレジストパターンを形成し、該レジストパターンを顕微鏡などで観察する方法が行われてきた。この方法は、多くの操作を必要とするので評価方法として煩雑であり、また、フォトレジスト樹脂LER・LWR特性以外に、光酸発生剤、添加剤、溶剤などの他のフォトレジスト組成物成分;露光条件;現像条件などのLERおよびLWRに対する影響も含んで評価するため、フォトレジスト樹脂LER・LWR特性の評価方法としては必ずしも妥当でないといった問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために鋭意検討してなされたものであり、その目的は、簡便な操作で、フォトレジスト樹脂のフォトレジスト樹脂LER・LWR特性を評価する方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、フォトレジスト樹脂の物性と、上記したフォトレジスト樹脂に起因するLER・LWRの発生する機構との関係について、鋭意検討を行った結果、レジスト樹脂の薄膜の弾性率均一性によりフォトレジスト樹脂のフォトレジスト樹脂LER・LWR特性評価が行えることを見出し、本発明を完成させるに到った。
【0008】
すなわち、本発明は、
1.フォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率均一性により、フォトレジスト樹脂の、ラインエッジラフネスおよびラインウィドスラフネス特性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法;
2.フォトレジスト樹脂の薄膜を原子間力顕微鏡タッピング法で測定し、得られた位相像の特性周期により、フォトレジスト樹脂の、ラインエッジラフネスおよびラインウィドスラフネス特性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法;
3.フォトレジスト樹脂の薄膜を原子間力顕微鏡タッピング法で測定し、得られた該薄膜の弾性率変動の特性周期によりフォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率均一性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法;である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の評価方法により、簡便な操作で、フォトレジスト樹脂のフォトレジスト樹脂LER・LWR特性の評価を行うことができる。それゆえ、本発明の方法は、今後さらに微細化が進むと予想される半導体デバイスの製造用フォトレジスト組成物の成分となるフォトレジスト樹脂の開発に好適に使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の評価方法に使用するフォトレジスト樹脂の薄膜は、ガラス、石英、シリコンなどの基板に、評価の対象とするフォトレジスト樹脂の溶液を塗布してから、70℃〜160℃の温度で乾燥することで形成することができる。薄膜の膜厚は、樹脂の濃度で制御でき、50nm〜1000nmが好ましく、100nm〜500nmがより好ましい。薄膜の表面は、平滑であることが好ましく、具体的には凹凸が2nm以下であることが好ましい。このような薄膜を作成する方法としては、フォトレジスト膜を作成する際に慣用されている方法、例えばスピンコーティング法などが挙げられる。
【0011】
フォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率均一性は、フォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率変動の2次元分布を測定し、該分布を評価することによって評価する。
【0012】
フォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率変動の2次元分布は原子間力顕微鏡のタッピング法によって測定できる。
【0013】
原子間力顕微鏡のタッピング法とは、ピエゾドライバーでカンチレバーを励起して振動させながら、試料表面の形状を測定する手法である。このとき、試料表面の弾性的性質により、カンチレバーを振動させるピエゾドライブの信号に対して、カンチレバーの振動信号に位相の遅れが生じる。この位相差をマッピングし画像化したものが位相像である。位相の遅れが大きい部分は暗く観察され、一方、位相の遅れが小さい部分は明るく観察される。
【0014】
該原子間力顕微鏡としては、例えば、デジタルインスツルメンツ社製原子間力顕微鏡装置Dimension3100を使用できる。
【0015】
原子間力顕微鏡タッピング法の観察は、探針がサンプルを押し付ける力であるタッピングフォースを一定にすることで再現性よく観察することができる。また、汚染された探針の使用は、得られる像が乱れるので好ましくない。
【0016】
こうして得られた位相像はフォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率変動分布を表す。すなわち、位相像で明るく観察される部分は、位相の遅れが小さい硬質部分であり、暗く観察される部分は位相の遅れが大きい軟質部分である。
【0017】
弾性率変動分布を表す位相像から、弾性率均一性を評価する方法としては、弾性率変動分布を表す位相像を目視し均一性を評価してもよいが、より、明確に数値化する方法として、位相像の周期の特性波長(Λ)を求め、Λの大小により評価することができる。
【0018】
Λは、まず上記位相像を2値化し;2次元ファストフーリエ変換(2D−FFT変換)し;円環平均することで強度分布を求め;強度最大となる中心からの距離(qm)を求め;式Λ=2π/qmにqmを代入して求める。
【0019】
位相像の2値化は、例えば、Adobe社製Photoshop5.0LEのような画像解析ソフトを用いて行うことができる。位相像を2値化することで、周期をより鮮明に解析することができる。
【0020】
2D−FFT変換は、例えば、メディアサイバーネティックス社製Image−Pro Plusのような画像解析ソフトを用いて行うことができる。上記位相像を2D−FFT変換することで、2D−FFT像が得られる。得られた2D−FFT像は特定の距離と方向の相関の強さを表している。
【0021】
次に、上記2D−FFT像の強度を円環平均(2D−FFT像の中心からの距離(q)に対する強度の平均)することで、強度分布を求めることができる。円環平均は、例えば、メディアサイバーネティックス社製Image−Pro Plusのような画像解析ソフトを用いて行うことができる。
【0022】
特性波長(Λ)は、円環平均を用いて求めた強度分布から強度最大となる中心からの距離(qm)を求め、式Λ=2π/qmにqmを代入して求める。
【0023】
このようにして求められる弾性率均一性は、フォトレジスト樹脂のLER・LWR特性を表す指標となる。その理由を以下に記す。
【0024】
フォトレジスト樹脂の溶解性は、樹脂中の高分子鎖末端の存在密度(以下、末端密度と称す。)に影響されると推定され、末端密度が高いと溶解しやすく、末端密度が低いと溶解しにくいと考えられる。
また、樹脂弾性率も、末端密度に影響されると推定され、末端密度が高いと軟質(弾性率が低い)となり、末端密度が低いと硬質(弾性率が高い)となると考えられる。
これらより、本発明の評価方法で用いる弾性率変動の2次元分布において、軟質領域は、末端密度の高い領域を表すので、溶解性が高い領域であり;硬質領域は、末端密度の低い領域を表すので、溶解性が低い領域であると考えられる。
更に、LER・LWRは樹脂の溶解性が不均一になることによって発生していると考えられるので、弾性率均一性が高いフォトレジスト樹脂では、LER・LWRは発生しがたく、弾性率均一性が低いフォトレジスト樹脂では、LER・LWRは発生しやすくなると関連付けることができる。
以上より、弾性率均一性は、フォトレジスト樹脂のLER・LWR特性を表す指標となり、弾性率均一性によって、フォトレジスト樹脂のLER・LWR特性を評価できるといえる。
【0025】
本発明の評価方法により、評価可能なフォトレジスト樹脂としては特に限定はなく、ネガ型フォトレジスト樹脂、ポジ型フォトレジスト樹脂のいずれのフォトレジスト樹脂であっても評価できる。
【実施例】
【0026】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。高分子化合物の重量平均分子量(Mw)および分散度(Mw/Mn)はGPC分析[カラム:TSK−gel SUPER HZM−H(商品名、東ソー株式会社製、4.6mm×150mm)2本およびTSK−gel SUPER HZ2000(東ソー株式会社製、4.6mm×150mm)1本を直列接続、溶離液:テトラヒドロフラン、較正曲線:ポリスチレン標準]により測定した。
【0027】
<合成例1>
フォトレジスト樹脂(1)の合成
【0028】
【化1】

【0029】
窒素導入口、撹拌子、還流冷却器および温度計を備えた容量100mlの丸底フラスコに、窒素雰囲気下で、2−メタクリロイルオキシ−2−メチルアダマンタン4.39g(18.7mmol)、1−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシアダマンタン2.21g(9.4mmol)、α―メタクリロイルオキシ−γ―ブチロラクトン3.18g(18.7mmol)、メチルエチルケトン44ml、およびアゾイソブチロニトリル0.66g(4.0mmol)を入れ、80℃で4時間重合させた。得られた反応溶液を、室温でメタノール1000ml中に撹拌しながら滴下し、白色の沈殿を得た。得られた沈殿をろ別し、減圧下で10時間乾燥することで、フォトレジスト樹脂(1)を6.06g得た。Mw=8500、Mw/Mn=1.93、l:m:n=39:20:41であった。
【0030】
<合成例2>
フォトレジスト樹脂(2)の合成
合成例1と同様な方法で得られたフォトレジスト樹脂(1)を5.0g、もう一度メチルエチルケトン44mLに溶解させた後、室温でメタノール1000ml中に撹拌しながら滴下し、白色の沈殿を得た。得られた沈殿をろ別し、減圧下で10時間乾燥することで、目的とするフォトレジスト樹脂(2)を4.12g得た。Mw=11400、Mw/Mn=1.51、l:m:n=39:20:41であった。
【0031】
<合成例3>
フォトレジスト樹脂(3)の合成
連鎖移動剤として、ラウリルメルカプタン0.26g用いて重合した以外は、合成例1と同様な方法を行った。目的とするフォトレジスト樹脂(3)を6.23g得た。Mw=7000、Mw/Mn=1.55、l:m:n=36:21:43であった。
【0032】
<合成例4>
フォトレジスト樹脂(4)の合成
連鎖移動剤として、2−メルカプトプロピオン酸を0.15g用いて重合した以外は、合成例1と同様な方法を行った。目的とするフォトレジスト樹脂(4)を5.95g得た。Mw=8200、Mw/Mn=1.57、l:m:n=36:21:43であった。
【0033】
<合成例5>
フォトレジスト樹脂(5)の合成
【0034】
【化2】

【0035】
窒素導入口、撹拌子、還流冷却器および温度計を備えた容量100mlの丸底フラスコに、窒素雰囲気下で、2−メタクリロイルオキシ−2−メチルアダマンタン4.39g(18.7mmol)、1−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシアダマンタン2.21g(9.4mmol)、メタクリロイルオキシ−2−ノルボルナンラクトン4.16g(18.7mmol)、メチルエチルケトン44ml、およびアゾイソブチロニトリル0.66g(4.0mmol)を入れ、80℃で4時間重合させた。得られた反応溶液を、室温でメタノール1000ml中に撹拌しながら滴下し、白色の沈殿を得た。得られた沈殿をろ別し、減圧下で10時間乾燥することで、目的とする高分子化合物4を7.15g得た。Mw=9700、Mw/Mn=2.27、l:m:n=37:21:42であった。
【0036】
<原子間力顕微鏡評価>
<実施例1>
合成例1で得られたフォトレジスト樹脂(1)をジオキサンに溶解し、樹脂濃度12質量%のフォトレジスト樹脂溶液を調製した。このフォトレジスト樹脂溶液を、フィルター(四フッ化エチレン樹脂(PTFE)製)(0.2μm)を用いてろ過した後、ガラス基板上にスピンコーティング法により塗布し、130℃で5分加熱乾燥し、厚み約200nmの薄膜を形成させた。この薄膜の表面を原子間力顕微鏡(デジタルインスツルメンツ社製原子間力顕微鏡装置Dimension3100)を用いて、タッピング法で測定し、位相像(図1)と凹凸像(図2)とを得た。測定は、200×200[nm]の範囲について行い、256×256[ピクセル]で記録した。図2に示すように、表面の凸凹は2nm未満と非常に平滑であり、特別な構造は見られなかった。一方、位相像では図1に示すように周期構造が見られた。
【0037】
次に、位相像で見られた周期構造を画像解析ソフトを用いて定量化した。まず、周期をより鮮明に解析するため、画像解析ソフト(Adobe社製Photoshop5.0LE)を用いて画像を2値化した。次に2値化した位相像を画像解析ソフト(メディアサイバーネティックス社製Image−Pro Plus)を用いて2D−FFT変換し、図3に示す2D−FFT像を得た。
【0038】
得られた2D−FFT像の大きさは256×256[ピクセル]である。図3において、中心からの距離(q)の単位は、=0.00314[1/(nm・ピクセル)]である。2D−FFT像を中心からの距離(q)で円環平均し、強度分布を求めた(図4)。
【0039】
図4より、強度が最大となる中心からの距離(q)は0.26[1/nm]であった。特性波長(Λ)は、式Λ=2π/qより、24[nm]であった。
【0040】
<実施例2〜5>
フォトレジスト樹脂(1)の代わりに、それぞれフォトレジスト樹脂(2)〜(5)を用いた以外は実施例1と同様にして表面凸凹とΛを求めた。結果を表に示す。
【0041】
【表1】

【0042】
表1に示す通り、それぞれのフォトレジスト樹脂についての特性波長(Λ)が求められた。これらの大小により、フォトレジスト樹脂LER・LWRが評価できると推定される。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】実施例1で得た原子間力顕微鏡のタッピング法測定で得た位相像の写真である。一辺の長さは200nmに相当する。
【図2】実施例1で得た原子間力顕微鏡のタッピング法測定で得た凸凹像の写真である。一辺の長さは200nmに相当する。最大凸凹スケールは2nmである。
【図3】実施例1で得た2D−FFT像の写真である。
【図4】実施例1で得た2D−FFT像の中心からの距離(q)と強度との関係を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率均一性により、フォトレジスト樹脂の、ラインエッジラフネス特性およびラインウィドスラフネス特性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法。
【請求項2】
フォトレジスト樹脂の薄膜を原子間力顕微鏡タッピング法で測定し、得られた位相像の特性周期により、フォトレジスト樹脂の、ラインエッジラフネス特性およびラインウィドスラフネス特性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法。
【請求項3】
フォトレジスト樹脂の薄膜を原子間力顕微鏡タッピング法で測定し、得られた該薄膜の弾性率変動の特性周期により、フォトレジスト樹脂の薄膜の弾性率均一性を評価することを特徴とする、フォトレジスト樹脂の評価方法。

【図4】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−203226(P2008−203226A)
【公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−43049(P2007−43049)
【出願日】平成19年2月23日(2007.2.23)
【出願人】(000001085)株式会社クラレ (1,607)
【Fターム(参考)】