説明

フレキシブルダクト用接続部材およびフレキシブルダクト用接続方法

【課題】 フレキシブルダクトを被接続体へワンタッチで接続するためのフレキシブルダクト用接続部材を提供することにある。
【解決手段】 フレキシブルダクト用接続部材10は、筒状に形成された樹脂製の本体パーツ20と、その両側に環状に形成された樹脂製の同一のリングパーツ40A及びリングパーツ40Bとを備えてなる。リングパーツ40Aは,本体パーツ20との間にフレキシブルダクト70のテープ加工等された端部71を介在させて、フレキシブルダクト70に予め取り付ける。また、リングパーツ40Bも、チャンバーボックス80の開口部81に予め取り付けておき、このリングパーツ40Bに本体パーツ20を差し込むことで、フレキシブルダクト70を被接続体であるチャンバーボックス80へ接続できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、フレキシブルダクトをチャンバーボックス等の被接続体へ接続するためのフレキシブルダクト用接続部材および同接続方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現状、フレキシブルダクトをチャンバーボックス等へ接続するための代表的な施工方法は、以下のようなものであった。
1)フレキシブルダクトを必要寸法にて切断
2)フレキシブルダクトの端部(口先)をテープ等にて加工
3)チャンバーボックス等のダクト接続口へフレキシブルダクトを挿し込む
4)フレキシブルダクトの口先を固定バンド等で締め込む
5)固定バンド部にビス打ち(数本)を実施
【0003】
しかしながら、上記のような現状の施工方法では、以下のような問題点を有している。
まず、施工性について説明する。
(1)通常、作業者が2人以上必要になる。すなわち、「フレキシブルダクトを持つ人」と「固定バンドを締め込む人」が必要となる。
(2)固定バンドの締め付けが困難である。
(3)ビス打ちが狭い場所になると困難である。すなわち、図7(b)に示すように、フレキシブルダクト70の端部(口先)71をチャンバーボックス80のダクト接続口82へ挿し込み、金属製の固定バンド79で締め込んだ状態で、固定バンド79へビス打ちを実施する場合、障害物89があることでビス打ちができないこともある。
(4)施工現場における作業工数が多く(上記[0002]1〜5工程が必要)、煩雑である。
【0004】
次に、施工品質について説明する。
(1)フレキシブルダクトの挿し込みが施工状況により斜めになる可能性を有している。具体的には、図7(a)に示すように、フレキシブルダクト70の端部(口先)71がチャンバーボックス80のダクト接続口82へ斜めに挿し込まれるものである。このような状態では、接続部分からのリーク(漏洩)やダクト接続口82からフレキシブルダクト70脱落(外れ)の危険性もある。
(2)固定バンドの締め込み不足の可能性がある。
(3)固定バンドの使用品の品種・締付量・締付位置・締付方法等が作業者(施工業者)により異なる。
(4)ビス打ちをする場合、その本数が作業者により異なる。
(5)ビス打ち部が特に狭い部分だと斜めになる可能性を有している。
(6)施工完了時の確認が困難である。
また、メンテナンス性については、一旦取り付けたフレキシブルダクトを取り外すことが極めて困難となっている。
【0005】
これに対しては、上記するフレキシブルダクトの施工問題を解決するために様々な研究・開発が行われており、これまでに例えば特許文献1乃至特許文献6に示すものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平09−318145号公報
【特許文献2】特開平10−054604号公報
【特許文献3】特開平11−281136号公報
【特許文献4】特開平11−325567号公報
【特許文献4】特開2001−050575号公報
【特許文献5】特開2001−056148号公報
【特許文献6】特開2001−082790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そして、本願発明者は、上記特許文献1乃至特許文献6とは全く異なる発想で、「フレキシブルダクトの施工性向上」「フレキシブルダクトの施工品質の安定化」「フレキシブルダクトメンテナンス性の向上」という3つのコンセプトを実現すべく鋭意試験・研究を行い、本願発明を完成するに至った。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本願発明の第1の発明は、フレキシブルダクトを被接続体へ接続するためのフレキシブルダクト用接続部材であって、フレキシブルダクト用接続部材は、筒状に形成された樹脂製の本体パーツと、その両側に環状に形成された樹脂製のリングパーツとを備えてなり、本体パーツは、外周方向に形成された基部を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部及び同他方側を被接続体側接続部として、それぞれにリングパーツを挿嵌するものとし、本体パーツのダクト側接続部には、リングパーツの円環部から軸方向に延伸する2以上のL字形の爪部を係止するための鍔部をその先端外周に、又は/及び、リングパーツの円環部側へ突起する突起部をその中間外周に設けて、本体パーツのダクト側接続部とリングパーツとの間に介在させたフレキシブルダクト端部を取り付け、本体パーツの被接続体側接続部には、予め被接続体の開口部へ取り付けられるリングパーツの前記爪部を係止するための係止溝を設けるとともに、その係止溝は外周方向の一方又は双方の溝端部をテーパー状に形成したことを特徴とするものである。
第2の発明は、本体パーツの基部とリングパーツの円環部との間にスペーサーを備えたことを特徴とする同フレキシブルダクト用接続部材である。
第3の発明は、フレキシブルダクトを被接続体へ接続するためのフレキシブルダクト用接続方法であって、フレキシブルダクト用接続方法は、筒状に形成された樹脂製の本体パーツのダクト側接続部に挿嵌する環状に形成された樹脂製のリングパーツを用いて、本体パーツにフレキシブルダクト端部を取り付ける工程と、被接続体の開口部へ取り付けられたリングパーツに前記本体パーツの被接続体側接続部を差し込み、フレキシブルダクトを被接続体に接続する工程と、被接続体に接続された本体パーツを外周方向に回転して被接続体の開口部へ取り付けられたリングパーツと本体パーツの係止状態を解消し、本体パーツを取り外す工程とを備えたことを特徴とするものである。
ここで、本願発明における「フレキシブルダクト」には、保温材(グラスウール等)を備えるものの他に、保温材を備えないものも含まれる。
また、同「筒状の本体パーツ」及び「環状のリングパーツ」には、断面円形のものの他に、断面多角形のものや花形などその他の断面形状(外径及び内径)のものも含まれ、中空のものであればよい。
【発明の効果】
【0009】
上記した本願発明によれば、以下のような効果を有する。
まず、フレキシブルダクトの施工性向上について説明する。
(1)作業者1名での施工が楽に行える。すなわち、フレキシブルダクトを持つ人がそのままフレキシブルダクトを接続できる。
(2)ワンタッチ施工で、スムーズな装着が可能になる。すなわち、差し込みのみの1工程で作業を完了できるとともに、製品を樹脂製にすることによってスムーズな挿入施工が行える(挿入荷重を重くせず、回転したりもせず簡単に取付施工ができる)。
(3)作業工程の短縮になる。
【0010】
次に、フレキシブルダクトの施工品質の安定化について説明する。
(1)施工現場の状況にかかわらず、被接続体(チャンバーボックス等)に対して垂直に挿入できる。
(2)挿入だけのワンタッチ機能で、作業者・施工状況等による品質のバラつきを無くすことができる。
(3)挿入不足などを防止する確認機能(ワンタッチの「クリック感」)を備えることで、施工確認を容易にする。
(4)製品を樹脂製にすることによって、結露の発生を低減できる。
【0011】
また、フレキシブルダクトメンテナンス性の向上については、容易な作業により、フレキシブルダクトの脱着を可能にする。すなわち、本体パーツを回転させるだけで、フレキシブルダクトを被接続体(チャンバーボックス等)から取り外すことができるとともに、フレキシブルダクト端部を本体パーツから取り外すことも容易である。従って、フレキシブルダクトの交換や長さ調整等を現場で簡易に行える。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本願発明の実施形態を示す説明図(1)。
【図2】本願発明の実施形態を示す説明図(2)。
【図3】本願発明の実施形態を示す説明図(3)。
【図4】本願発明の実施形態を示す説明図(4)。
【図5】本願発明の実施形態を示す説明図(5)。
【図6】本願発明の実施形態を示す説明図(6)。
【図7】従来のフレキシブルダクトの施工方法を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本願発明に係るフレキシブルダクト用接続部材の実施形態を示す説明図(1)である。同説明図(1)では、フレキシブルダクト用接続部材の全体構造を示している。
図1に示すように、フレキシブルダクト用接続部材10は、筒状に形成された樹脂製の本体パーツ20と、その両側に環状に形成された樹脂製の同一のリングパーツ40A及びリングパーツ40Bとを備えてなるものである。ここで、同一のリングパーツ40A及びリングパーツ40Bを使用することで、製造コストを下げることができる(但し、リングパーツ40A及びリングパーツ40Bは必ずしも同一である必要はない)。また、本体パーツ20及びリングパーツ40を「樹脂製」にすることで、以下に説明する施工作業をスムーズに行えるとともに(例えば、金属製のものと比較し、軽量で作業しやすく、その弾性力により回転等を必要とせずにワンタッチで接続作業が行える)、結露の発生を低減できる(金属製のものは、結露しやすい)。なお、この「樹脂」としては、不燃・難燃性のものや自己消火性のものを使用すると防火上好ましい。
【0014】
リングパーツ40Aは,本体パーツ20との間にフレキシブルダクト70のテープ加工等された端部71を介在させて、フレキシブルダクト70に取り付ける(リングパーツ40Aの取付)。また、リングパーツ40Bは、チャンバーボックス80の開口部81に取り付けて(取付孔を備える取付板等を介して取り付けてもよい)、このリングパーツ40Bに本体パーツ20を差し込むことで、フレキシブルダクト70を被接続体であるチャンバーボックス80へ接続できる。
【0015】
この時、上記リングパーツ40Aとフレキシブルダクト70と本体パーツ20の取付は予め工場施工し(勿論、現場でも簡易に施工可能。図2においても同じ)、上記リングパーツ40Bも予めチャンバーボックス80へ取り付けておくことで、リングパーツ40Bに本体パーツ20を差し込むだけの1工程、すなわち、「ワンタッチ」で現場での接続作業(施工作業)を完了させることができる。また、「ワンタッチ」なので、作業者が1人でリングパーツ40Aと本体パーツ20の取り付けられたフレキシブルダクト70を持って、チャンバーボックス80に取り付けられたリングパーツ40Bへ差し込み、接続作業(施工作業)を行える。
【0016】
図2は、本願発明に係るフレキシブルダクト用接続部材の実施形態を示す説明図(2)である。同説明図(2)では、フレキシブルダクト70とリングパーツ40Aと本体パーツ20の取付構造を示している。なお、この取付構造は、フレキシブルダクト70を接続する施工現場ではなく、予め工場等において事前に施工できるものである。
まず、図2(a)〜(b)に示すように、フレキシブルダクト70のテープ加工等された端部71の外周面へ、爪部45を備える方を前にしてリングパーツ40Aを差し込む。
次に、図2(c)〜(d)に示すように、フレキシブルダクト70に差し込んだリングパーツ40Aを、本体パーツ20のダクト側接続部24に挿嵌する。これによって、フレキシブルダクト70にリングパーツ40Aと本体パーツ20を確実に取り付けることができる。
【0017】
図3は、本願発明に係るフレキシブルダクト用接続部材の実施形態を示す説明図(3)である。同説明図(3)では、図2のA−A断面図を示している。
図3に示すように、本体パーツ20は、外周方向に形成された基部21を中心に軸方向の一方側にダクト側接続部24を備えて、このダクト側接続部24がリングパーツ40Aの円環部41から軸方向に延伸するL字形の爪部45(先端46)を係止するための鍔部25をその先端外周に、リングパーツ40Aの円環部41側へ突起する突起部26をその中間外周に設けている。そして、この本体パーツ20のダクト側接続部24とリングパーツ40Aとの間にフレキシブルダクト端部を介在させることにより、フレキシブルダクト70にリングパーツ40Aを確実に取り付けることができるのである。
【0018】
図4は、本願発明に係るフレキシブルダクト用接続部材の実施形態を示す説明図(4)である。同説明図(4)では、フレキシブルダクト70とリングパーツ40Bの取付構造、すなわち、フレキシブルダクト70をチャンバーボックス80へ接続する接続構造を示している。
まず、図4(a)に示すように、予めチャンバーボックス80の開口部81にリングパーツ40Bを取り付けておく。そして、リングパーツ40Aを介してフレキシブルダクト70に取り付けられた本体パーツ20の被接続体側接続部であるチャンバー側接続部27を、このリングパーツ40Bへ差し込む。この時に、本体パーツ20の基部21に設けられた目印22とリングパーツ40Bの円環部41に設けられた目印42を合わせることで、本体パーツ20とリングパーツ40Bの位置合わせが極めて容易になる。
【0019】
次に、図4(b)に示すように、本体パーツ20のチャンバー側接続部27にリングパーツ40Bを挿嵌することで、フレキシブルダクト70をチャンバーボックス80へ確実に接続することができる。この接続は、リングパーツ40Bの爪部45の先端46が本体パーツ20のチャンバー側接続部27に形成された係止溝28へ係止することで完了するが、係止の際に「カチッ」という「クリック感」がするので、施工完了の確認が極めて容易になる。
また、「ワンタッチ」で接続できるので、作業者・現場状況による施工品質のバラツキを無くすことができる。
さらには、障害物等があっても、フレキシブルダクト70をチャンバーボックス80に対して垂直に挿入できるので、接続の確実性を担保できる。
なお、図示省略するが、本体パーツ20の基部21とリングパーツ40Bの円環部41又は本体パーツ20の基部21とリングパーツ40Aの円環部41との間にスペーサー(例えば、発泡ウレタン系や発泡ゴム系等)を備えてもよい。クッション性や気密性の向上等といった作用・効果を奏することができる。
【0020】
図5は、本願発明に係るフレキシブルダクト用接続部材の実施形態を示す説明図(5)である。同説明図(5)では、フレキシブルダクト70の脱着構造を示している。
まず、図5(a)に示すように、チャンバーボックス80に接続されたフレキシブルダクト70を回転させる。この時、本体パーツ20の基部21の部分を持って回転させることになるが、基部21の表面に滑り止め手段として滑り止め用突起23を備えると良い。
次に、図5(b)に示すように、フレキシブルダクト70を回転させることで、リングパーツ40Bの爪部45の先端46と本体パーツ20の係止溝28との係止が解消するので、フレキシブルダクト70を簡単に取り外せる。これによって、フレキシブルダクト70のメンテナンス(交換等)を極めて効率良く行える。また、フレキシブルダクト端部71を本体パーツ20から取り外すことも容易であるので、フレキシブルダクト70の交換や長さ調整等を現場でも簡易に行える。
【0021】
図6は、本願発明に係るフレキシブルダクト用接続部材の実施形態を示す説明図(6)である。同説明図(6)では、図5に示すX部分の構造、すなわち、フレキシブルダクト70の脱着構造の詳細を示している。
図6に示すように、リングパーツ40Aの爪部45(先端46)の係止する係止溝28は、外周方向の一方の溝端部をテーパー状に形成したテーパー部29を備えている。そして、フレキシブルダクト70の回転に伴って爪部45も回転すると、先端46がこのテーパー部29に沿ってスライドして係止溝28から簡単に外れることになる。これによって、爪部45の係止状態が解消されて、フレキシブルダクト70を簡単に取り外せるようになる。
【産業上の利用可能性】
【0022】
本願発明に係るフレキシブルダクト用接続部材は、フレキシブルダクトをチャンバーボックス等の被接続体へ接続するために、幅広く利用できるものである。特に施工が困難な場所における接続作業に効果的である。
【符号の説明】
【0023】
10 フレキシブルダクト用接続部材
20 本体
21 基部
22 目印
23 滑り止め突起
24 ダクト側接続部
25 鍔部
26 突起部
27 被接続体側接続部(チャンバー側接続部)
28 係止溝
29 テーパー部
40 リングパーツ(リングパーツA,リングパーツB)
41 円環部
42 目印
45 爪部
46 先端
70 フレキシブルダクト
71 端部
79 固定バンド
80 被接続体(チャンバーボックス等)
81 開口部
82 ダクト接続口
89 障害物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルダクトを被接続体へ接続するためのフレキシブルダクト用接続部材であって、
フレキシブルダクト用接続部材は、筒状に形成された樹脂製の本体パーツと、その両側に環状に形成された樹脂製のリングパーツとを備えてなり、
本体パーツは、外周方向に形成された基部を中心に、軸方向の一方側をダクト側接続部及び同他方側を被接続体側接続部として、それぞれにリングパーツを挿嵌するものとし、
本体パーツのダクト側接続部には、リングパーツの円環部から軸方向に延伸する2以上のL字形の爪部を係止するための鍔部をその先端外周に、又は/及び、リングパーツの円環部側へ突起する突起部をその中間外周に設けて、本体パーツのダクト側接続部とリングパーツとの間に介在させたフレキシブルダクト端部を取り付け、
本体パーツの被接続体側接続部には、予め被接続体の開口部へ取り付けられるリングパーツの前記爪部を係止するための係止溝を設けるとともに、その係止溝は外周方向の一方又は双方の溝端部をテーパー状に形成したことを特徴とするフレキシブルダクト用接続部材。
【請求項2】
本体パーツの基部とリングパーツの円環部との間にスペーサーを備えたことを特徴とする請求項1記載のフレキシブルダクト用接続部材。
【請求項3】
フレキシブルダクトを被接続体へ接続するためのフレキシブルダクト用接続方法であって、
フレキシブルダクト用接続方法は、筒状に形成された樹脂製の本体パーツのダクト側接続部に挿嵌する環状に形成された樹脂製のリングパーツを用いて、本体パーツにフレキシブルダクト端部を取り付ける工程と、
被接続体の開口部へ取り付けられたリングパーツに前記本体パーツの被接続体側接続部を差し込み、フレキシブルダクトを被接続体に接続する工程と、
被接続体に接続された本体パーツを外周方向に回転して被接続体の開口部へ取り付けられたリングパーツと本体パーツの係止状態を解消し、本体パーツを取り外す工程とを備えたことを特徴とするフレキシブルダクト用接続方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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