説明

ブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート

【課題】方形状シートでブランケットや敷物として使い易く、その機能性を低下させることなくフード付まとい具としてまとうことができ、まとい具としての機能性にもデザイン性にも優れた画期的な方形状シートを提供すること。
【解決手段】ブランケットなどとして使用可能な方形状シート体1の一の角部2を頭を覆うフード部2とし、この角部2に連設する左右辺縁部3を身体にまとった際に合せ止める合せ止め部3とし、この合せ止め部3に合せ止め具4を設けて、フード付まとい具として使用可能な構成とした方形状シート。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば雨具や風除け具や防寒具や防災衣などのフード付まとい具として使用可能な構成としたブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば実願平6−66号(実用新案登録第3001403号)や実開昭63−2711号や特開平11−103995号など,ブランケットや敷物あるいは寝袋やテントなどとして使用できるシート体を、ポンチョや雨具などのまとい具として使用可能な構成としたものは様々と提案されているが、いずれも首を通す開口部や切り込みを設けたり、特殊形状に裁断する構成であったり、またフード部を設ける場合には、これを切り出し形成したり、後付けする構成であった。
【0003】
そのため、雨具などの外衣としての機能・デザインを有して使用可能とはなるが、ブランケットや敷物としての機能は低下し、また、量産性に劣りコスト高となる構成であった。
【0004】
また、逆に量産性を高めブランケットや敷物としての利便性を高めると、逆に外衣としての機能性やデザイン性を低下させざるを得ないものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3001403号公報
【特許文献2】実開昭63−002711号公報
【特許文献3】特開平11−103995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような現状を打破し、方形状シートでブランケットや敷物として使い易く、その機能性を低下させることなく必要に応じてフード付まとい具としてまとうことができ、まとい具としての機能性にもデザイン性にも優れた画期的なブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0008】
ブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート体1の一の角部2を頭を覆うフード部2とし、この角部2に連設する左右辺縁部3を身体にまとった際に合せ止める合せ止め部3とし、この合せ止め部3に合せ止め具4を設けて、フード付まとい具として使用可能な構成としたことを特徴とするブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートに係るものである。
【0009】
また、前記角部2の角先部2Aを、前記フード部2のフード鍔先部2Aとした構成としたことを特徴とする請求項1記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートに係るものである。
【0010】
また、前記角部2の角部辺縁部5に、折り寄せて止める寄せ止め具6を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートに係るものである。
【0011】
また、前記シート体1の前記角部2の前記フード部2と、このフード部2で頭を覆ってシート体1を身体にまとった際に肩部を覆う肩覆い部7との境界部に、絞り寄せる首元絞り紐9を通す首元絞り紐用挿通部10若しくは折り寄せて止める首元絞り用寄せ止め具を設けて首元絞り寄せ部8を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートに係るものである。
【0012】
また、前記角部2と対向する反対側角部11を折り返して止める折り返し止め具12を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートに係るものである。
【0013】
また、前記シート体1は、外面を形成する外面素材は防水性若しくは撥水性を有する素材とし、反対面の内面を形成する内面素材は保温性を有する素材若しくは表面が起毛し肌触りの良い起毛素材若しくはニット素材とした構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートに係るものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明は上述のように構成したから、方形状シートでブランケットや敷物として使い易く、その機能性を低下させることなく必要に応じてフード付まとい具としてまとうことができ、まとい具としての機能性にもデザイン性にも優れた画期的なブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートとなる。
【0015】
即ち、方形状のシート体の一の角部を利用してこれをフード部としてまとい止める構成としたため、ブランケットや敷物として使い易く、その機能性に優れる。言い換えると、フード付まとい具として使用可能な構成でありながら、方形状シート体であって複雑な外形状とせず、また首を通す開口部も不要でブランケットや敷物などとしての機能を低下させないし、フードも後付けする構成でないため、簡易な構成で簡単にまとってフード部で頭を覆いまとい止めることができる。
【0016】
従って、このようにブランケットなどとしての機能性に優れた方形状のシート体を簡単な操作でフード付まとい具に切り替え使用でき、この機能性にもデザイン性にも優れた画期的なブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートとなる。
【0017】
また、請求項2記載の発明においては、ブランケットなどとしての機能性を損なわずに、フード部にフード鍔先部を形成でき、フード付まとい具の機能性・デザイン性も一層良好となる画期的なブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートとなる。
【0018】
また、請求項3,4記載の発明においては、ブランケットなどとしての機能性を損なわずに、フード部の機能性を高めるべく例えば頭を隙間なく覆うことができるように角部辺縁部を折り寄せ止めたり首元部を絞り寄せたりすることができ、フード付まとい具の機能性・デザイン性も一層良好となる画期的なブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートとなる。
【0019】
また、請求項5記載の発明においては、不要な後裾部を折り上げることができるため、ブランケットなどとしての機能性を損なわずに、フード付まとい具の機能性・デザイン性も一層良好となる画期的なブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シートとなる。
【0020】
また、請求項6記載の発明においては、ブランケットなどとして非常に使い易く且つフード付まとい具としたときにも非常に機能性が良好となり一層商品価値が高まることとなる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本実施例のフード付まとい具として使用した状態の説明図である。
【図2】本実施例の外面を上面とした説明平面図である。
【図3】本実施例の内面を上面とした説明裏面図である。
【図4】本実施例のフード付まとい具として使用した際のフード部の拡大説明図である。
【図5】本実施例のフード部の角部辺縁部の外面同志を折り合せて寄せ止めることを示す拡大説明図である。
【図6】本実施例のフード部の角部辺縁部の内面同志を折り合せて寄せ止めることを示す拡大説明図である。
【図7】本実施例の後裾部を折り上げて止める前の拡大説明図である。
【図8】本実施例の後裾部を折り上げて止めた状態を示す拡大説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
【0023】
首を通す開口部もなく、フードを後付けすることもなく、複雑な外形状もしていない方形状シートであることから、膝かけやショールあるいは掛け布(毛布)などのブランケットとしてあるいは敷物として使い易く、その機能性に優れ、また量産性にも優れる。
【0024】
言い換えると、機能性・デザイン性に優れるフード付まとい具に切り替え使用できる構成でありながら、ブランケットなどとしての機能性を損なわず量産性にも優れる。
【0025】
即ち、本発明は、このようなブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート体1の一の角部2をフード部2として頭を覆いつつこのシート体1をまとい、このフード部2に連設する左右辺縁部3を、例えば身体の正面で合せ止め具4により合せ止めることでフード付まとい具として使用することができる。
【0026】
このようにフード部2を方形状のシート体1の一の角部2を用いて構成したため、シート体1に首を通す開口部やスリットなどが不要で、またフード部2を後付けしたりする必要もないから、ブランケットなどとして使用することに一層適した構成であると共に、製作も容易で量産性に優れ、また角部2を利用するからフード付でまた左右対称形状のまとい具となるため、まとい具としての機能性もデザイン性も良好で身体にまとい止め易い。
【0027】
また、この角部2の角先部2Aをフード鍔先部2Aとし、例えばこのフード鍔先部2Aの形状の設定や芯地13による硬質化などを図れば、ブランケットなどの機能を損なわずに、フード部2にフード鍔先部2Aを形成でき、フード付まとい具としての機能性・デザイン性が一層良好となる。
【0028】
また、フード部2に前記角部2の角部辺縁部5に、折り寄せて止める寄せ止め具6を設けたり、またフード部2と、このフード部2で頭を覆ってシート体1を身体にまとった際に肩部を覆う肩覆い部7との境界部に、絞り寄せる首元絞り紐9を通す首元絞り紐用挿通部10や折り寄せて止める首元絞り用寄せ止め具などを設けて首元絞り寄せ部8を設けたりすれば、フード部2の機能性やデザイン性も良好となり、ブランケットなどの機能を損なわずに、フード付まとい具としての機能性・デザイン性が一層良好となる。
【0029】
また、身体にまとった後首元絞り寄せ部8により絞り寄せることでフード部2の首元はしまり、例えばこの絞った部分が首元に引き寄せられて位置し、まとったシート体1の自重を肩部上で支えることとなるため、頭にシート体1の全自重がかからず、また、まとい着易くなる。
【0030】
また、前記フード部2となる角部2と対向する反対側角部11を折り返して止める折り返し止め具12を設けた構成とすれば、不要な場合に後裾部を折り上げることができる。
【0031】
また、前記シート体1は、この外面を形成する外面素材は防水性若しくは撥水性を有する素材とし、反対面の内面を形成する内面素材は保温性を有する素材若しくは表面が起毛し肌触りの良い起毛素材若しくはニット素材とした構成とすれば、ブランケットなどとしてもフード付まとい具としたときにも非常に機能性・デザイン性が良好となり、非常に商品価値が高まることとなる。
【実施例】
【0032】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
【0033】
ブランケットや敷物として使用可能な方形状シート体1の一の角部2を頭を覆うフード部2とし、この角部2に連設する左右辺縁部3を身体にまとった際に身体の正面で合せ止める合せ止め部3とし、この合せ止め部3に縁方向に沿って所定間隔を置いてホックやボタンなどの合せ止め具4を設けて、フード付まとい具として使用可能な構成としている。
【0034】
具体的には、フード部2として利用する正方形状のシート体1の角部2と連設する左右辺縁部3の途中に、このシート体1を横断するように設けられ前記角部2と他の部分との境界部に設けられる首元絞り寄せ部8から、左右の他の角部までのこの左右辺縁部3に前記合せ止め具4を所定間隔を置いて設けている。
【0035】
例えば、この左右辺縁部3の一方辺縁部に合せ止め具4として雄雌ホックの一方を間隔を置いて設け、反対側の他方辺縁部に雄雌ホックの他方を間隔を置いて設け、前記角部2をフード部2として頭を覆いつつ前記首元絞り寄せ部8を絞り寄せてこのフード部2の首元を絞って身体にこのシート体1をまとい、前記左右辺縁部3を身体の正面で前記合せ止め具4(ホック)により合せ止めることでフード付まとい具として装着できるように構成している。
【0036】
更に説明すると、本実施例では、前述のようにシート体1の角部2のフード部2と、このフード部2で頭を覆ってシート体1を身体にまとった際に肩部を覆う肩覆い部7との境界部(具体的には絞り寄せることで首元の肩上に位置する部分)に、絞り寄せる首元絞り紐9を通す首元絞り紐用挿通部10を設けて(折り寄せて止める首元絞り用寄せ止め具を設けて構成しても良いが)首元絞り寄せ部8を設けた構成としている。
【0037】
この首元絞り寄せ部8は前述したように前記角部2と肩覆い部7との境界部となる位置、即ちシート体1の左右辺縁部3を湾曲状に横断して、このフード部2となる角部2と、その他の肩及び肩以下の身体をまとい覆う部分とを区分することとなる位置に首元絞り紐用挿通部10を設け、この首元絞り紐用挿通部10に首元絞り紐9を、この両端部を引き絞り用端部として夫々左右から突出状態にして挿通し、この首元絞り紐9の左右双方の突出端部を引き絞ってこの首元絞り紐用挿通部10及び首元絞り紐9が首元の肩上に引き寄せられて、フード部2の首元部分が絞り狭められるように構成している。
【0038】
即ち、身体にまとった後首元絞り寄せ部8により絞り寄せることでフード部2の首元はしまり、例えばこの絞った部分が首元に引き寄せられて位置し、まとったシート体1の自重を肩部上で支えることとなるため、頭にシート体1の全自重がかからず、また、まとい着易くなるように構成している。
【0039】
また、後述するが、シート体1を複数種の生地を重合して縦横に交差縫い着して形成する際、首元絞り紐用挿通部10に挿通した首元絞り紐9を首元絞り紐用挿通部10の中央部に止着して(縫い止めて)、左右の突出端部を手前に引き絞ると良好に前記境界部が絞り寄せられて首元が絞られ、フード部2の首元の隙間が絞り狭められフード部2としての機能性やデザイン性が良好となるように構成している。
【0040】
また、首元絞り寄せ部8は前述のように構成し首元絞り紐9はシート体1の左右辺縁部3より外方へ突出するためブランケットとしての機能を低下させない。
【0041】
また、本実施例では、前記角部2の角先部2Aを、前記フード部2のフード鍔先部2Aとした構成としている。
【0042】
例えば、このフード部2の角先部2Aに芯地13を介在するなどして硬質化したり、角先にR(アール)を付けるなどの形状設定によってデザイン性を向上させている。
【0043】
また、本実施例では、前記角部2の角部辺縁部5に、折り寄せて止める寄せ止め具6を設けている。
【0044】
具体的には、角部辺縁部5に寄せ止め具6としてホックを設けているが、これは外面同志を折り合せ重合するための雄ホックと雌ホックを間隔を置いて外面に設けると共に、これと交錯する位置であって内面同志を折り合せ重合するための雄ホックと雌ホックを間隔を置いて内面に設け、また夫々の雄雌ホックはわかり易いように色分けした構成とし、これを順次夫々係合することで角部辺縁部5が折り寄せ止められることにより、フード部2はその首元部だけでなく、辺縁部例えば本実施例ではフード鍔先部2Aとの境界となるフード部2上部が折り寄せ止められ隙間なく頭を覆うと共に、これによりフード鍔先部2Aも保形性良く突出形成され、フード部2の機能性及びデザイン性が一層向上することとなる。
【0045】
また、本実施例では、前記角部2と対向する反対側角部11を折り返して止める折り返し止め具12を設けている。
【0046】
具体的にフード部2となる角部2が上側となり、後裾部となる下側の前記反対側角部11を上側に折り返し(返し上げて)重合止めする折り返し止め具12を設けている。
【0047】
例えば雄雌ホックでこの折り返し止め具12を構成し、一方をこの反対側角部11の角先部に設け、他方を折り返してこの一方と係合する位置に設け、この他方を複数設けることで折り返し上げ度合を可変できるように構成している。
【0048】
また、本実施例のシート体1は、外面を形成する外面素材は防水性若しくは撥水性を有する素材とし、反対面の内面を形成する内面素材は保温性を有する素材若しくは表面が起毛し肌触りの良いニット素材とした構成としている。
【0049】
一枚の素材からなる構成、例えばニット素材としてブランケットとして良好で且つまとい具としたときにも保温性や着心地が良く肌触りの良い構成としたり、あるいはポリエステル素材やビニール素材などの防水性や撥水性に優れた素材として、敷物として良好であって、まとった際には雨除けや風除けとして最適となるように構成しても良いが、本実施例では、外面・内面を異なる素材となる構成としている。即ち、一枚の構成としても良いが、本実施例では異なる素材を重合した構成としている。
【0050】
具体的には、前記防水性や撥水性に優れた素材と、肌触りが良く保温性の良いニット素材とを重合し縫い着し縁部を付設した構成とし、敷物としては外面を地面側として使用し、ブランケットとしてはこれが外側となるように使用し、まとう場合は内面がニット素材となるように使用し、肌触りが良く着心地の良い上に、防水性や撥水性に優れ、保温性にも極めて優れることとなり、極めて実用性に優れたものとなる。
【0051】
また、この重合素材間に更に断熱材やクッション材を設けても良いし、またこのような構成とすることで、防災衣として用いることができ、この場合ブランケットとして良好で且つ防災衣ともなり、防災具として極めて有用なものとなる。
【0052】
また、例えばチームカラーを施したり、チームロゴを入れて商品化すれば、スポーツ観戦の応援グッズとしても極めて優れたものとなる。
【0053】
例えば、応援用の旗や人文字用のシートとして使用したり、またブランケットや敷物として使用できたりする上に、簡単に防寒具や雨具に切り替え使用でき、この場合もチームカラーやチームロゴが施されていることによって、応援グッズとして極めて商品価値の高いものとなる。
【0054】
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
【符号の説明】
【0055】
1 シート体
2 角部,フード部
2A 角先部,フード鍔先部
3 合せ止め部,左右辺縁部
4 合せ止め具
5 角部辺縁部
6 寄せ止め具
7 肩覆い部
8 首元絞り寄せ部
9 首元絞り紐
10 首元絞り紐用挿通部
11 反対側角部
12 折り返し止め具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート体の一の角部を頭を覆うフード部とし、この角部に連設する左右辺縁部を身体にまとった際に合せ止める合せ止め部とし、この合せ止め部に合せ止め具を設けて、フード付まとい具として使用可能な構成としたことを特徴とするブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート。
【請求項2】
前記角部の角先部を、前記フード部のフード鍔先部とした構成としたことを特徴とする請求項1記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート。
【請求項3】
前記角部の角部辺縁部に、折り寄せて止める寄せ止め具を設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート。
【請求項4】
前記シート体の前記角部の前記フード部と、このフード部で頭を覆ってシート体を身体にまとった際に肩部を覆う肩覆い部との境界部に、絞り寄せる首元絞り紐を通す首元絞り紐用挿通部若しくは折り寄せて止める首元絞り用寄せ止め具を設けて首元絞り寄せ部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート。
【請求項5】
前記角部と対向する反対側角部を折り返して止める折り返し止め具を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート。
【請求項6】
前記シート体は、外面を形成する外面素材は防水性若しくは撥水性を有する素材とし、反対面の内面を形成する内面素材は保温性を有する素材若しくは表面が起毛し肌触りの良い起毛素材若しくはニット素材とした構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のブランケット若しくは敷物として使用可能な方形状シート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−219881(P2011−219881A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−87213(P2010−87213)
【出願日】平成22年4月5日(2010.4.5)
【出願人】(391023758)オンヨネ株式会社 (7)
【Fターム(参考)】