説明

プリンタ

【課題】各種設定をバーコードを用いて簡単に行うことができるようにする。
【解決手段】バーコードによって表される各種設定値に対応するバーコードデータがバーコードスキャナ200によって読み込まれると、そのバーコードデータはプリンタ100を構成するRAM3にインターフェース14を介してバス15経由で供給され、記憶される。CPU1は、RAM3に記憶されたバーコードデータを読み出し、そのバーコードデータによって表される所定の設定種別に対応する設定値をEEPROM13に供給し、設定種別に対応する記憶領域に記憶させる。CPU1は、EEPROM13に記憶された各種設定値に基づいて各種処理を実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はプリンタに関し、特に、各種設定項目の設定をバーコードを読み取ることによって行うことができるプリンタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のプリンタでは、ディップスイッチ(DIPスイッチ)を用いて各種設定を行ったり、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略記する)を接続し、パソコン側でセットアッププログラム(設定プログラム)を起動して各種設定項目の設定値であるパラメータをプリンタ側に送信することにより、各種設定項目の設定を行っていた。
また、メモリ部に登録されている登録データを記録紙にバーコードの表示で印字出力させるべく印字出力部を制御可能で、かつ該記録紙に印字出力されたバーコードの表示を読取走査部で読み取らせてそのデータをメモリ部に登録させるべく信号処理可能な信号処理部を具備し、メモリ部に登録されたデータがファクシミリ装置への長期に亙る電力供給停止等に起因して消失するような場合において、メモリ部に登録されていたデータを再入力するための手間を削減するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平05−095441号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このように、背景技術では、プリンタ側のディップスイッチを用いて各種設定を行ったり、パソコンを接続してセットアッププログラムを起動し、各種設定項目の設定値であるパラメータをプリンタ側に送信したりする必要があるため、作業が面倒かつ煩雑であり、手軽に設定を行うことができないという問題があった。
また、メモリ部に登録されている登録データを記録紙にバーコードの表示で印字出力する場合でも、プリンタ自身の各種設定項目の設定をバーコードを用いて簡単に行うという機能はなかった。
【0004】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、プリンタにバーコードスキャナを接続し、バーコードによって表された各種設定項目の設定値およびコマンドを順に読み取ることにより、各種設定値の設定を簡単に行うことができるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載のプリンタは、各種設定値の設定が可能なプリンタであって、シンボルコードを読み取る所定の読み取り装置が接続される接続手段と、読み取り装置から接続手段を介して送信されてきたシンボルコードを受信する受信手段と、受信手段によって受信されたシンボルコードを記憶する記憶手段と、記憶手段によって記憶されたシンボルコードを読み出し、読み出したシンボルコードに基づいて、設定値の設定を行う設定手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載のプリンタは、各種設定値の設定が可能なプリンタであって、シンボルコードを読み取る読み取り手段と、読み取り手段によって読み取られたシンボルコードを記憶する記憶手段と、記憶手段によって記憶されたシンボルコードを読み出し、読み出したシンボルコードに基づいて、設定値の設定を行う設定手段とを備えることを特徴とする。
また、シンボルコードは、設定値に対応し、設定手段は、シンボルコードに対応する設定値を設定するようにすることができる。
また、シンボルコードは、設定値の設定を指示するコマンドに対応し、設定手段は、コマンドを実行することにより、設定値の設定を行うようにすることができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明のプリンタによれば、読み取ったシンボルコードに基づいて、そのシンボルコードに対応する設定値の設定を行うようにしたので、プリンタ側で各種設定値の設定を簡単かつ迅速に行うことができ、作業効率を上げることができる。
また、シンボルコードが、設定値の設定を指示するコマンドに対応するようにすれば、そのコマンドを実行することにより、設定値の設定を行うことができるので、プリンタ側では特別のプログラムを用意することなく、各種設定値を簡単に設定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
図1は、本発明に係るプリンタの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態のプリンタ100は、後述するROM(Read Only Memory)2に記憶されている制御プログラムに従って動作し、各部を制御するとともに、各種処理を実行するCPU(Central Processing Unit)1と、制御プログラムおよびフォントデータ等を記憶するROM2と、CPU1が各種処理を実行する上で必要となる各種データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)3と、各種コマンドや各種設定値等のデータを入力するためのテンキー等からなる操作部5と、各種データを表示するための液晶ディスプレイ等からなる表示部6と、ステッピングモータ8にパルス信号を供給し、ステッピングモータ8を介して図示しないプラテンを回転駆動するプラテン制御部7と、サーマルヘッド10に対して所定の印字データに対応する制御信号を供給し、印字動作を行わせるヘッド制御部9と、所定の光を出射する発光部と、発光部から出射された光の所定の印字用紙からの反射光を受光し、受光した光の強度(単位時間あたりの受光量)に対応する電気信号を出力する受光部とからなり、所定の印字用紙の裏面の側に発光部と受光部を並べて配置し、印字用紙の有無や、印字用紙の裏面に印刷された識別マークを受光部の受光量に基づいて検出し、検出信号を後述する用紙センサ制御部11に供給する用紙センサ12と、用紙センサ12を制御するとともに、用紙センサ12からの検出信号に対応する検出データをバス15を介してCPU1に供給する用紙センサ制御部11と、予め設定された各種設定値や、プリンタ100に接続されたバーコードスキャナ200からインターフェース(I/F)14を介して供給された各種コマンドや設定値等を記憶するEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)13とから構成されている。また、操作部5から入力された各種データやコマンドは、インターフェース(I/F)4を介してバス15経由でCPU1に供給されるようになっている。また、表示部6は、CPU1からバス15経由でインターフェース4を介して供給された表示データを表示するようになっている。また、プリンタ100のインターフェース14には、バーコードスキャナ200が接続されており、バーコードスキャナ200によって読み込まれたバーコードによって表されるデータ(バーコードデータ)が、インターフェース14を介してバス15経由でCPU1に供給されるようになっている。
【0008】
図2は、図1に示した実施の形態の処理手順の例を示すフローチャートである。以下、図2のフローチャートを参照して、本実施の形態の動作について説明する。まず、ステップS1において、CPU1は、RAM3に記憶されている所定のフラグ(FLG)に値0をセットする。次に、ステップS2において、バーコードスキャナ200により、後述する設定メニューブックに印刷されているバーコードによって表されるデータ(以下では、バーコードデータと記載する)が読み取られる。
【0009】
ステップS3においては、ステップS2において、バーコードスキャナ200により、バーコードデータが正常に読み取られたか否かが判定される。その結果、バーコードデータが正常に読み取られなかったと判定された場合、ステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返し実行される。一方、バーコードデータが正常に読み取られたと判定された場合、ステップS4に進む。
【0010】
ステップS4においては、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定開始(または設定終了)」を示すものであるか否かが判定される。ここでは、「設定開始」と「設定終了」を同一のバーコードデータで表すようにしている。その結果、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定開始(または設定終了)」を示すものであると判定された場合、ステップS5に進む。
【0011】
一方、ステップS4において、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定開始(または設定終了)」を示すものではないと判定された場合、ステップS8に進む。ステップS8においては、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定種別」を示すものであるか否かが判定される。
【0012】
その結果、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定種別」を示すものであると判定された場合、ステップS9に進み、「設定種別」を示すバーコードデータがバス15を介してRAM3に供給され、記憶される。その後、ステップS5に進む。一方、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定種別」を示すものではないと判定された場合、ステップS10に進む。
【0013】
ステップS10においては、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定内容」を示すものであるか否かが判定される。その結果、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定内容」を示すものであると判定された場合、ステップS11に進み、「設定内容」を示すバーコードデータがバス15を介してRAM3に供給され、記憶される。その後、ステップS5に進む。一方、ステップS2において読み取られたバーコードデータが、「設定内容」を示すものではないと判定された場合、ステップS12に進む。
【0014】
ステップS5においては、所定のフラグ(FLG)の値に1だけ加算される。次に、ステップS6において、所定のフラグ(FLG)の値が2以上であるか否かが判定される。その結果、所定のフラグ(FLG)の値が2より小さいと判定された場合、ステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返し実行される。一方、所定のフラグ(FLG)の値が2以上であると判定された場合、ステップS7に進む。
【0015】
ステップS7においては、CPU1の制御により、RAM3に記憶されている設定種別と設定内容が読み出され、読み出された設定内容がEEPROM13に供給され、設定種別に対応する所定の領域に記憶される。これにより、設定種別に対応する設定内容が設定される。所定の設定種別の設定内容が設定されると、CPU1はこの設定内容に従って処理を実行することになる。
【0016】
また、ステップS12においては、CPU1の制御により、エラーメッセージを表示部6に表示するなどのエラー処理が実行される。ステップS7またはステップS12の処理が終了すると、本処理を終了する。
【0017】
図3は、設定メニューブックに記載されたRS232Cインターフェースの設定のための一連のバーコードを示している。即ち、「設定開始」を表すバーコードと、「初期設定」の内容を表すバーコードと、「RS232Cインターフェース」の設定であることを表すバーコードと、「設定終了」を表すバーコード(この例では、「設定開始」を示すバーコードと同一)である。
【0018】
この例の場合、「初期設定」の内容は下記のようになっている。
転送速度 9600ビット/秒(bps)
パリティビット 無し
データ長 8ビット
ストップビット 1ビット
ハンドシェイク方式 BUSY/READY
コマンドターミネータ CRorEXT
【0019】
この例では、「設定開始」を表すバーコード、「初期設定」を表すバーコード、「RS232Cインターフェース」を表すバーコード、「設定終了」を表すバーコードの順でバーコードを読み込むことにより、「初期設定」の内容がEEPROM13に書き込まれ、RS232Cインターフェースの初期設定が行われる。
【0020】
図4は、「設定開始」を示すバーコードに対応するデータと、「設定終了」を示すバーコードに対応するデータとが異なる場合の本実施の形態の他の処理手順の例を示すフローチャートである。まず、ステップS21において、バーコードスキャナ200により、バーコードによって表されるデータ(バーコードデータ)が読み取られる。
【0021】
次に、ステップS22において、ステップS21において、バーコードスキャナ200により、バーコードデータが正常に読み取られたか否かが判定される。その結果、バーコードデータが正常に読み取られなかったと判定された場合、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。一方、バーコードデータが正常に読み取られたと判定された場合、ステップS23に進む。
【0022】
ステップS23においては、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定開始」を示すものであるか否かが判定される。その結果、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定開始」を示すものであると判定された場合、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。
【0023】
一方、ステップS23において、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定開始」を示すものではないと判定された場合、ステップS24に進む。ステップS24においては、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定種別」を示すものであるか否かが判定される。
【0024】
その結果、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定種別」を示すものであると判定された場合、ステップS25に進み、「設定種別」を示すバーコードデータがバス15を介してRAM3に供給され、記憶される。その後、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。一方、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定種別」を示すものではないと判定された場合、ステップS26に進む。
【0025】
ステップS26においては、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定内容」を示すものであるか否かが判定される。その結果、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定内容」を示すものであると判定された場合、ステップS27に進み、「設定内容」を示すバーコードデータがバス15を介してRAM3に供給され、記憶される。その後、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。
【0026】
一方、ステップS26において、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定内容」を示すものではないと判定された場合、ステップS28に進む。
【0027】
ステップS28においては、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定終了」を示すものであるか否かが判定される。その結果、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定終了」を示すものではないと判定された場合、ステップS21に戻り、ステップS21以降の処理が繰り返し実行される。
【0028】
一方、ステップS21において読み取られたバーコードデータが、「設定終了」を示すものであると判定された場合、ステップS29に進む。ステップS29においては、CPU1の制御により、RAM3に記憶されている設定種別と設定内容が読み出され、読み出された設定内容がEEPROM13に供給され、設定種別に対応する所定の領域に記憶される。これにより、設定種別に対応する設定内容が設定される。所定の設定種別に対応する設定内容が設定されると、CPU1はこの設定内容に従って処理を実行することになる。その後、本処理を終了する。
【0029】
図5は、バーコードスキャナ200を用いてコマンドを表すバーコードを読み込み、読み込んだバーコードによって表されるコマンドをCPU1が実行し、各種設定を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。以下、図4のフローチャートを参照して本実施の形態のさらに他の処理手順の例について説明する。まず、ステップS31において、バーコードスキャナ200により、バーコードによって表されるデータ(バーコードデータ)が読み取られる。
【0030】
次に、ステップS32において、ステップS31において、バーコードスキャナ200により、バーコードデータが正常に読み取られたか否かが判定される。その結果、バーコードデータが正常に読み取られなかったと判定された場合、ステップS31に戻り、ステップS31以降の処理が繰り返し実行される。一方、バーコードデータが正常に読み取られたと判定された場合、ステップS33に進む。
【0031】
ステップS33においては、CPU1の制御下、ステップS31において読み取られたバーコードデータによって表されるコマンドがバス15を介してRAM3に供給され、記憶される。次に、ステップS34において、CPU1は、RAM3に記憶されたコマンドを読み出し、ステップS35において、読み出したコマンドを実行し、そのコマンドに応じた設定を行う。
【0032】
次に、ステップS36において、CPU1により、バーコードによって表されるバーコードデータに対応するコマンドに従って、全ての設定値の設定が終了したか否かが判定される。その結果、まだ、全ての設定値の設定が終了していないと判定された場合、ステップS31に戻り、ステップS31以降の処理が繰り返し実行される。一方、全ての設定値の設定が終了したと判定された場合、本処理を終了する。
【0033】
このように、例えば、操作部5からオペレータがキー入力したときに、操作部5からインターフェース4を介してバス15経由でCPU1に供給されるコマンドをバーコードによって表すことにより、CPU1は、バーコードスキャナ200によって読み取られ、インターフェース14を介してバス15経由で供給されたバーコードデータに対応するコマンドを、既存の制御プログラムに基づいて順次実行することができる。従って、バーコードによって表されたコマンドを実行するために特別なプログラムを用意する必要がない。
【0034】
なお、上記実施の形態においては、バーコードを用いるようにしたが、二次元コードを用いてもよい。
【0035】
また、上記実施の形態においては、バーコードスキャナをプリンタに接続するようにしたが、プリンタ自身がバーコードを読み取る機能を有するようにしてもよい。
【0036】
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施の形態の処理手順の例を示すフローチャートである。
【図3】設定メニューブックに記載されたRS232Cインターフェースの設定のためのバーコードを示す図である。
【図4】図1に示した実施の形態の他の処理手順の例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示した実施の形態のさらに他の処理手順の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4,14 インターフェース(I/F)
5 操作部
6 表示部
7 プラテン制御部
8 ステッピングモータ
9 ヘッド制御部
10 サーマルヘッド
11 用紙センサ制御部
12 用紙センサ
13 EEPROM
15 バス
100 プリンタ
200 バーコードスキャナ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
各種設定値の設定が可能なプリンタであって、
シンボルコードを読み取る所定の読み取り装置が接続される接続手段と、
前記読み取り装置から前記接続手段を介して送信されてきた前記シンボルコードを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記シンボルコードを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段によって記憶された前記シンボルコードを読み出し、読み出した前記シンボルコードに基づいて、前記設定値の設定を行う設定手段と
を備えることを特徴とするプリンタ。
【請求項2】
各種設定値の設定が可能なプリンタであって、
シンボルコードを読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段によって読み取られた前記シンボルコードを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段によって記憶された前記シンボルコードを読み出し、読み出した前記シンボルコードに基づいて、前記設定値の設定を行う設定手段と
を備えることを特徴とするプリンタ。
【請求項3】
前記シンボルコードは、前記設定値に対応し、前記設定手段は、前記シンボルコードに対応する前記設定値を設定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記シンボルコードは、前記設定値の設定を指示するコマンドに対応し、前記設定手段は、前記コマンドを実行することにより、前記設定値の設定を行う
ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−56197(P2006−56197A)
【公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−242570(P2004−242570)
【出願日】平成16年8月23日(2004.8.23)
【出願人】(000130581)株式会社サトー (1,153)
【Fターム(参考)】