説明

ヘミング加工装置

【課題】作業スペースや測定ゲージ等の設備を設けることなく、ヘミング部の厚さや外形寸法の測定を行なうことができ、ひいては作業工数及び製造コストを低減できるヘミング加工装置を提供する。
【解決手段】金型12には、ヘミング加工面12bに対応する測定基準面12fが設けられ、ヘムツール13は、ヘム部1aとのヘム部距離h1,h2及び測定基準面12fとの基準距離h1′,h2′を検出する距離検出手段27aと、検出された前記ヘム部距離h1,h2と基準距離h1′,h2′との差からヘム部の厚さを算出するヘム部厚算出手段27bとを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘミング加工面を有する金型と、該金型のヘミング加工面に沿って一方向に転動可能なヘムローラを有するヘムツールとを備えたヘミング加工装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車のドアやフード等のパネルは、アウタパネルとインナパネルとを中空状をなすよう重ね合わせるとともに、前記アウタパネルのフランジ部をヘミング加工により折り返してインナパネルのフランジ部を挟み込むことで製造されるのが一般的である。これによりパネルの端縁部の形状を滑らかにするとともに、強度の向上を図るようにしている。
【0003】
このようなヘミング加工を行なう装置として、例えば、特許文献1には、金型に載置されたパネルのフランジ部をテーパ状のプリヘムローラと円柱状の本ヘムローラとで連続的に折り曲げることによりヘミング加工を行なうようにしたものが開示されている。
【0004】
一方、前記ドアやフード等のパネルは、車体の開口部に取り付けられるので、パネルと開口部との隙間のばらつき等によるシール性や見栄えの悪化を防止する必要があることから、ヘミング加工されたヘム部の厚さ精度及び形状精度が要求される。このため、ヘミング加工後に測定ゲージやベクトロン等の測定ツールによりヘム部の厚さや外形寸法を計測,検査する測定工程が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−103325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、前記従来のように、ヘミング工程とは別に測定工程を設けるとなると、測定のための作業スペースや測定ゲージ等の設備の追加が必要となり、作業工数が増えるとともに、製造コストが上昇するという問題がある。
【0007】
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、測定のための作業スペースや測定ゲージ等の設備を設けることなく、ヘム部の厚さや外形寸法の測定を行なうことができ、ひいては作業工数及び製造コストを低減できるヘミング加工装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1発明は、ヘミング加工面を有する金型と、該金型のヘミング加工面に沿って転動可能なヘムローラを有するヘムツールとを備え、パネルのフランジ部を、前記ヘミング加工面に載置し、前記ヘムローラで折り曲げて前記ヘミング加工面に押圧することにより前記パネルにヘム部を成形するヘミング加工装置であって、前記金型には、前記ヘミング加工面に対応する測定基準面が設けられ、前記ヘムツールは、前記ヘム部とのヘム部距離及び前記測定基準面との基準距離を検出する距離検出手段と、検出された前記ヘム部距離と基準距離との差から前記ヘム部の厚さを算出するヘム部厚算出手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1と同様のヘミング加工装置であって、前記金型には、前記ヘム部の外端より外側に位置するよう形成された測定基準線が設けられ、前記ヘムツールは、前記ヘム部の外端と前記測定基準線との間隔から前記ヘム部の外端の位置を検出するヘム部外端検出手段を備えていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明に係るヘミング加工装置によれば、金型にヘミング加工面に対応する測定基準面を設け、ヘムツールに、ヘム部とのヘム部距離及び測定基準面との基準距離を検出する距離検出手段と、検出されたヘム部距離と基準距離との差からヘム部の厚さを算出するヘム部厚算出手段とを設けたので、ヘミング加工に連続してヘム部の厚さを測定することができる。
【0011】
このようにヘミング加工に連続してヘム部の厚さを測定できるので、従来装置のようにヘミング工程とは別に測定工程を設ける必要がなく、測定作業スペース及び測定ゲージ等の設備の追加を不要にでき、作業工数及び製造コストを低減できる。
【0012】
請求項2の発明では、金型に測定基準線を設け、ヘムツールにヘム部の外端と測定基準線との間隔を検出するヘム部外端検出手段を設けたので、ヘミング加工に連続してヘム部の外端位置ひいてはパネルの外形寸法を測定することができ、前記同様に作業スペース及び測定ゲージ等の設備を不要にでき、作業工数及び製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施例1によるヘミング加工装置の平面図である。
【図2】前記ヘミング加工装置のヘムツールの動作を説明するための図である。
【図3】前記ヘムツールの正面図である。
【図4】前記ヘムツールの側面図である。
【図5】前記ヘミング加工装置によるヘミング加工状態を示す図である。
【図6】ヘム部の厚さの測定状態を示す図である。
【図7】前記ヘム部の外端位置の測定状態を示す図である。
【図8】前記ヘミング加工装置の概略構成図である。
【図9】前記ヘミング加工装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0015】
図1ないし図9は、本発明の実施例1によるヘミング加工装置を説明するための図である。本実施例1では、自動車用フードの製造工程で使用されるヘミング加工装置を例にとって説明する。
【0016】
自動車用フード1は、予めプレス成形された所定形状のアウタパネル2とインナパネル3とを中空状をなすよう重ね合わせて位置決めし、ヘミング加工装置10によりアウタパネル2の外周縁に形成されたフランジ部2aを折り返してインナパネル3のフランジ部3aを挟持することにより、フード1の外周部にヘム部1aを成形して製造される。
【0017】
前記ヘミング加工装置10は、作業台11と、該作業台11に取り付けられた金型12と、該金型12の外周部に沿って一方向(矢印A方向)に移動可能に配設されたヘムツール13とを備えている。前記作業台11には、インナパネル3の基準孔に挿入することにより該インナパネル3を位置決めする左右一対の位置決めピン14が配設されている(図8,図9参照)。
【0018】
前記金型12は、フード1の外形に沿った形状を有し、前記アウタパネル2が位置決め載置される凹状の載置面12aと、該載置面12aの外周に沿うように形成され、アウタパネル2のフランジ部2aが載置されるヘミング加工面12bとを有する。
【0019】
前記金型12は、ヘミング加工面12bに続いて外側に拡がる延長部12cを有する。この延長部12cの上面及び下面は平行に形成され、該上面,下面の外縁部にはそれぞれ周方向に延びる上案内溝12d,下案内溝12eが形成されている。
【0020】
前記へムツール13は、前記金型12のヘミング加工面12b及び延長部12cの上面に沿って転動可能なヘムローラユニット16と、前記金型12の延長部12cの下面に沿って転動可能な2つの円柱状のガイドローラ17,17とを備えている。
【0021】
前記ヘムローラユニット16は、前記移動方向Aの下流側に配置されたテーパ状のプリローラ18と、上流側に配置された円柱状の本ローラ19とを有し、該各ローラ18,19はそれぞれ直方体状の支持ブロック20,20に回転自在に支持されている。なお、20aは、ヘミング加工作業時にヘムツール13を移動方向Aに引っ張るための把手である。
【0022】
前記プリローラ18,本ローラ19及び各ガイドローラ17,17の基部には、それぞれ前記金型12の上案内溝12d及び下案内溝12eに係合する環状の係合部18a,19a,17a,17aが形成されている。
【0023】
前記各ガイドローラ17は、金型12の延長部12cを挟んで前記プリローラ18及び本ローラ19に対向するよう配置されており、それぞれ直方体状のガイドブロック22,22に回転自在に支持されている。この各ガイドブロック22はフレーム23により支持されている。
【0024】
前記各支持ブロック20及び各ガイドブロック22は、連結ピン24により揺動可能に連結されている。これによりヘムローラユニット16は、フード1のヘム部1aの曲線形状に追従可能となっている(図2の(a),(b)参照)。
【0025】
前記各支持ブロック20は、調整ボルト25により前記ガイドブロック22に取り付けられており、該調整ボルト25と支持ブロック20との間にはコイルスプリング26が介設されている。前記各調整ボルト25によりプリローラ18,本ローラ19とガイドローラ17,17との間隔を調整することができ、これによりヘミング加工時のローラ押圧力が調整可能となっている。
【0026】
そして前記金型12の延長部12cの上面には、前記ヘミング加工面12bに対応する測定基準面12fが形成されている。具体的には、この測定基準面12fは、ヘミング加工面12bと同一形状に形成されている。
【0027】
また前記金型12のヘミング加工面12bと測定基準面12fとの間には、周方向に延びる測定基準線12gが溝状に凹設されている。この測定基準線12gは、前記ヘム部1aの外端1a′から所定距離だけ外側に位置するよう形成されており、具体的には、ヘム部1aの外端1a′から例えば3mm離れた位置に形成されている。
【0028】
前記ヘムツール13には、ヘム部厚測定部27及びヘム部外端測定部28が一体的に、即ち同時に移動するように設けられている。
【0029】
前記ヘム部厚測定部27は、前記ヘミング加工面12b及び測定基準面12fより高所に、かつ該両面に対向するように配置され、前記ヘム部1aとのヘム部距離h1,h2を検出する2つのレーザー式ヘム部高さセンサ27a,27a及び前記測定基準面12fとの基準距離h1′,h2′を検出する2つのレーザー式基準面高さセンサ(距離検出手段)27a′,27a′と、各高さセンサ27a,27a′により検出された各ヘム部距離h1,h2と基準距離h1′,h2′との差からヘム部1aの厚さを算出するヘム部厚算出部27bとを有する。
【0030】
前記ヘム部厚測定部27は、前記移動方向Aの上流側に位置する支持ブロック20の、本ローラ19の上流側近傍に取り付けられている。前記各高さセンサ27a,27a′は、本ローラ19の軸線19aと平行な直線27c上に所定間隔をあけて配置されている(図1参照)。
【0031】
前記ヘム部高さセンサ27a,27aは、それぞれヘム部1aの内端部a,外端部bに対向する位置に配設されている。前記基準面高さセンサ27a′,27a′は、測定基準面12fの、それぞれ前記ヘム部1aの内端部a,外端部bに対応する内端部a′及び外端部b′に対向する位置に配設されている。このように配置することにより、必要最小限のセンサ個数でヘミング部1aの厚さを精度良く検出することが可能である。すなわち、ヘミング加工においては、ヘム部1aの内端部aと、外端部bとでは、厚さが変化する場合があり、センサを上述のように配置することでヘム部1aの平均厚さを高い精度で検出することができる。
【0032】
前記ヘム部厚算出部27bは、前記基準距離h1′からヘム部距離h1を差し引くことによりヘム部1aの外端部の厚さ(b−b′)を算出し、基準距離h2′からヘム部距離h2を差し引くことによりヘム部1aの内端部の厚さ(a−a′)を算出し、両厚さの平均値をもってヘム部1aの厚さとする。このように算出されたヘム部1aの厚さと設計基準厚さとの間に所定のしきい値以上の差が生じた場合には、前記調整ボルト25,25によりヘムツール13の押圧力が調整されることとなる。
【0033】
前記ヘム部外端測定部28は、前記ヘム部1aの外端1a′と前記測定基準線12gとの基準線直交方向における間隔cを検出するレーザースキャンニング方式の変位センサ(ヘム部外端検出手段)28aを有する。
【0034】
前記変位センサ28aは、金型12のヘミング加工面12bより高所に、かつ該加工面に対向するように配置され、かつ前記ヘム部厚測定部27より上流側に配置されている。勿論ヘム部厚測定部27とヘム部外端測定部28の配置を逆にしても構わない。また前記変位センサ28aは、前記支持ブロック20に取り付けられた支持部材28bに支持されている。なお、前記変位センサ28aを支持ブロック20に直接取り付けても良い。
【0035】
前記変位センサ28aにより検出された間隔cと、設計基準値との差から、フード1の外形寸法が算出される。このようにして算出されたフード1の外形寸法と設計基準値との間に所定のしきい値以上の差が生じた場合には、例えばプレス成形時におけるアウタパネル2のフランジ部3aの折り曲げ位置が調整されることとなる。
【0036】
ヘミング加工によりフード1を製造するには、予めプレス成形されたアウタパネル2を金型12の載置面12aに載置するとともに、アウタパネル2にインナパネル3を配置して位置決めする。なお、プレス成形において、アウタパネル2のフランジ部2aは略垂直をなすよう起立した状態に加工されている(図5(a)の二点鎖線参照)。
【0037】
金型12にヘムツール13をセットする。このときヘムツール13のプリローラ18,本ローラ19及び各ガイドローラ17を金型12の上,下案内溝12d,12eに係合させるとともに、各調整ボルト25を締め込んでヘム部厚に対応した押圧力に設定する。この状態でヘムツール13を矢印A方向に移動させる。するとプリローラ18がフランジ部2aを内側に折り曲げ(図5(a)参照)、続いて本ローラ19がフランジ部2aをヘミング加工面12bに押圧し、これによりヘム部1aが成形される(図5(b)参照)。このようにヘムツール13を金型2に沿って移動させることにより、フード1の全周にヘム部1aが形成される(図8参照)。
【0038】
本実施例によれば、金型12にヘミング加工面12bに対応する測定基準面12fを設け、ヘムツール13にヘム部1aとのヘム部距離h1,h2及び測定基準面1fとの基準距離h1′,h2′を検出する4つの高さセンサ27a,27a′と、検出されたヘム部距離h1,h2と基準距離h1′,h2′との差を算出するヘム部厚算出部27bとを設けたので、ヘミング加工に連続してヘム部1aの厚さを測定することができる。
【0039】
本実施例では、前記各高さセンサ27a,27a′及びヘム部厚算出部27bをヘムツール13に一体に設けたので、従来のようにヘミング工程とは別に測定工程を設ける必要がなく、作業スペース及び測定ゲージ等の設備の追加を不要にでき、作業工数及び製造コストを低減できる。
【0040】
また、本ローラ19の直近に高さセンサ27a,27a′を設けたので、ヘム部1aを本ローラ19により押圧した直後にヘム部距離等を検出することとなり、ヘムローラが通過後にヘム部1aに反り返しが生じる場合でも、この反り返しの影響を受けることなくヘム部厚を測定できる。
【0041】
また本実施例では、前記金型12に測定基準線12gを設け、前記ヘムツール13にヘム部1aの外端1a′と測定基準線12gとの間隔cを検出する変位センサ28aを設けたので、ヘミング加工に連続してヘム部1aの外端位置ひいてはフード1の外形寸法を測定することができ、前記同様に作業スペース及び測定ゲージ等の設備を不要にでき、作業工数及び製造コストを低減できる。
【0042】
さらにまた、ヘム部厚さと設計基準厚さとの差や、ヘム部外端と測定基準線との間隔と設計基準間隔との差に所定のしきい値を設けたので、ヘム部厚さや外形寸法を計測しつつ、測定結果をヘムローラの押圧力やプレス工程にフィードバックでき、これによりヘム部1aの厚さや外形寸法のばらつきを減少させ、フードの製造品質を向上できる。
【0043】
なお、前記実施例では、アウタパネル2のフランジ部2aを折り返す曲げ加工をすることによりインナパネル3のフランジ部3aを挟持してヘム部1aを成形したが、本発明は、パネルのフランジ部を単独で折り返す場合、あるいはアウタパネルのフランジ部に2枚以上のインナパネルのフランジ部を挟み込んだ状態で折り返す場合にも勿論適用可能である。
【0044】
また前記実施例では、金型12にヘミング加工面12bとは別に測定基準面12fを設けた場合を説明したが、本発明では、ヘミング加工面を測定基準面に兼用することも可能である。この場合には、ヘミング加工前に予めヘミング加工面までの距離を計測して記憶しておき、ヘミング加工時にヘム部までの距離との差を算出することによりヘム部の厚さを求めることとなる。
【0045】
さらにまた、前記実施例では、ヘム部高さセンサ27a,27a及び変位センサ28aをヘム部1aあるいはヘミング加工面12bに対向するよう配置したが、必ずしもこれらのセンサを直角に対向させる必要はなく、斜めに配置することも可能である。
【0046】
また、前記実施例では、ヘム部外端位置の検出手段としてレーザー式変位センサを採用したが、本発明では、カメラによりヘム部及び測定基準線を撮像した画像を処理することによりヘム部外端と測定基準線との間隔を求めるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0047】
1 フード(パネル)
1a ヘム部
1a′ 外端
2a フランジ部
10 ヘミング加工装置
12 金型
12b ヘミング加工面
12f 測定基準面
12g 測定基準線
13 ヘムツール
16 ヘムローラ
27a 高さセンサ(ヘミング高さ検出手段)
27b ヘミング厚算出部
28a 変位センサ(ヘミング外端検出手段)
h1,h2 ヘム部距離
h1′,h2′ 基準距離

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘミング加工面を有する金型と、該金型のヘミング加工面に沿って転動可能なヘムローラを有するヘムツールとを備え、
パネルのフランジ部を、前記ヘミング加工面に載置し、前記ヘムローラで折り曲げて前記ヘミング加工面に押圧することにより前記パネルにヘム部を成形するヘミング加工装置であって、
前記金型には、前記ヘミング加工面に対応する測定基準面が設けられ、
前記ヘムツールは、前記ヘム部とのヘム部距離及び前記測定基準面との基準距離を検出する距離検出手段と、検出された前記ヘム部距離と基準距離との差から前記ヘム部の厚さを算出するヘム部厚算出手段とを備えている
ことを特徴とするヘミング加工装置。
【請求項2】
ヘミング加工面を有する金型と、該金型のヘミング加工面に沿って転動可能なヘムローラを有するヘムツールとを備え、
パネルのフランジ部を、前記ヘミング加工面に載置し、前記ヘムローラで折り曲げて前記ヘミング加工面に押圧することにより前記パネルにヘム部を成形するようにしたヘミング加工装置であって、
前記金型には、前記ヘム部の外端より外側に位置するよう形成された測定基準線が設けられ、
前記ヘムツールは、前記ヘム部の外端と前記測定基準線との間隔からヘム部の外端の位置を検出するヘム部外端検出手段を備えている
ことを特徴とするヘミング加工装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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