説明

ペレタイジング炉用バーナの構造

【課題】ペレット製造設備における予熱室内の過酷は雰囲気下であっても損傷しないように構成したペレタイジング炉用バーナの構造を提供する。
【解決手段】ペレタイジング炉用バーナの構造であって、炉内に侵入しているバーナ10の表面に、高さが5〜15mmであるスタット16を複数設けると共に、周方向および長さ方向におけるスタット16不存在領域にバーナの半径方向の視野で描ける内接円が直径5〜50mmとなるように配置し、キルン排ガス中のアッシュ等をバーナ表面に付着・堆積させるように構成したものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペレット製造設備における予熱室で使用されるバーナ(以下、「ペレタイジング炉用バーナ」と呼ぶことがある)の構造に関するものであり、特に予熱室内における過酷な雰囲気においても損傷しないように構成したペレタイジング炉用バーナの構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
高炉原料として、従来から焼結鉱やペレット鉱が使用されているが、このうちペレットは、ペレット製造設備において生ペレットの製造、乾燥、焼成、冷却の各工程を経て製造されることになる。図1は、ペレット製造設備(グレートキルン方式)の構成例を示す概略説明図であり、図中1はグレート、2はキルン、3は乾燥室、4は離水室、5は予熱室、6は冷却装置、7はペレタイジング炉用バーナ、8はキルン用バーナを夫々示す。
【0003】
こうした製造設備によって、ペレットを製造するには、微粉鉱石に少量の水分を添加して造粒した生ペレットを、グレートの乾燥室3側から送り、離水(離水室4)および予熱焼成(予熱室5)した後、キルン2内で焼成し、その後冷却(冷却装置6)することによって成品ペレットとされる。またペレットの成品強度を良好に維持するためには、予熱室5内における予備焼成温度をできるだけ高温に維持する必要があることが知られている。
【0004】
尚、図1において、予熱室5内の排ガスはファンF1、F2によって離水室4、乾燥室3に順次送られて利用され(矢印A〜E)、その後除塵されてからファンF3によって排気される(矢印G1)。また、冷却装置では冷却に利用されるガス(主に空気)は、ファンF4〜F6によって冷却装置内を循環させた後キルン2内に排気されと共に、その一部はファンF7によって乾燥熱源として回収される(矢印G2)。
【0005】
予熱室5には、複数の燃焼用バーナ(ペレタイジング炉用バーナ7)が配置されているが、このペレタイジング炉用バーナ7の燃料は、これまでコークス炉から排出されるコークス炉ガス(炭化水素系ガス)が有効利用されてきた。しかしながら、このガスは原料単価が高いことから、微粉炭に切り替えられつつあるのが現状である。この微粉炭は燃焼効率が高く且つ安価であることから、こうした微粉炭を燃料として使用することによって、発熱量当たりの単価が1/5程度に低く抑えられ、ペレット製造コストが低くなるものと注目されている。
【0006】
しかしながら、こうした微粉炭を燃料として用いた場合には、予熱室5の環境がこれまで以上に苛酷なものとなって、バーナの損傷が早期に進行するという問題がある。即ち、これまでのコークス炉排ガスを燃料として使用した場合には、予熱室5内は1000〜1100℃程度に維持され、こうした環境下ではバーナの損傷がそれほど顕著に生じることはなかったのであるが、微粉炭を燃料として用いた場合には予熱室5内の温度は1200〜1300℃まで上昇することがある。また、これに加えて、キルン2側からは石炭灰が高速で飛来してくると共に、予熱室5内でペレットからの鉄粉の飛来などによって、予熱室5内はバーナの使用環境として非常に過酷な条件となる。こうしたことから、これまで使用されてきたバーナでは対応できないという事態が発生している。
【0007】
ペレタイジング炉用バーナは、予熱室5内に8本程度配置されるが、このバーナはその損傷度に応じて順次取り替えていく必要がある。従来では2〜3本/月の頻度で取り替えていたのであるが、微粉炭を燃料として使用してからバーナの取替え頻度が4〜5本/月となり、バーナの耐久性を向上させるための技術の確立が望まれていた。特に、ペレット製造設備における操業停止の50%以上は、バーナの取り替え作業が原因であることからして、バーナの耐久性を向上させることは操業効率の向上および生産コストの低下を図る上で重要な改善項目となっている。
【0008】
バーナやランスの耐久性を向上させるための技術として、これまでにも様々提案されている。こうした技術として、例えば特許文献1には、「セメント焼成用キルンバーナ」の構造として、キルンバーナの円筒形鉄芯にアンカーを立設すると共に、円筒形鉄芯を取り囲む様にエキスパンダメタルを張り渡し、前記アンカーと前記エキスパンダメタルが埋設する様にキャスタブル耐火物を施工するようにしたバーナが開示されている。また、特許文献2、3には、ランスパイプを構成する金属管の表面に所定形状のスタッドを形成しておき、このスタッドによって金属管表面に被覆される耐火物の亀裂発生や脱落を防止することによってランスパイプの耐久性を向上させる技術が開示されている。
【0009】
バーナやランスの耐久性を向上させるためにこれまで提案されてきた技術は、金属管表面に耐火物を被覆する構成が主流を占めており、その耐火物を効果的に保持するために、金属管表面にアンカーやスタッド等を配置するのが一般的である。しかしながら、耐火物を被覆するようなバーナでは、過酷な環境で使用されるペレタイジング炉用バーナとして適用しても耐久性が不十分である。
【0010】
例えば、キルン2においてもキルン用バーナ8が設置されており、キルン内の雰囲気(焼成雰囲気)は950℃程度でそれほど過酷とはならないことから、キルン用バーナ8の構成として従来の技術を適用することは有用であると考えられ。しかしながら、より過酷な雰囲気となる予熱室5内に配置するバーナに適用しても耐久性改善の有効な手段とはなり得ない。
【特許文献1】特開平10−297947号公報 特許請求の範囲、図2など
【特許文献2】特開2001−133166号公報 特許請求の範囲など
【特許文献3】特開2001−49328号公報 特許請求の範囲など
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は上記の様な事情に着目してなされたものであって、その目的は、ペレット製造設備における予熱室内の過酷は雰囲気下であっても損傷しないように構成したペレタイジング炉用バーナの構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を重ねた。その結果、金属管表面に耐火物を被覆する構成を採用せず、所定の高さおよび分布を有するスタットをバーナ本体表面に配置するだけで、十分な耐久性を発揮するバーナが実現できることを見出し、本発明を完成した。
【0013】
即ち、本発明に係るペレタイジング炉用バーナの構造とは、炉内に侵入しているバーナの表面に、高さが5〜15mmであるスタットを複数設けると共に、周方向および長さ方向におけるスタット不存在領域にバーナの半径方向の視野で描ける内接円が直径5〜50mmとなるように配置し、キルン排ガス中のアッシュ等をバーナ表面に付着・堆積させるように構成したものである点に要旨を有するものである。
【0014】
本発明のペレタイジング炉用バーナでは、耐熱性の金属材料を使用せずとも、その耐久性が十分に発揮され、例えばステンレス鋼によって構成されたものが挙げられる。また、本発明のバーナは、燃焼によってその周囲の雰囲気が過酷なものとなることを想定したものであって、こうした雰囲気は微粉炭を燃焼させるバーナによって形成されることになる。更に、スタットをバーナ表面に対して90度未満の角度で設けることも推奨される。
【発明の効果】
【0015】
本発明のペレタイジング炉用バーナにおいては、所定の高さおよび分布を有するスタットを炉内に侵入しているバーナ表面に配置することによって、キルンから飛来してくる石炭灰や予熱室中に存在する微粉鉄等がバーナ表面に適切量付着・堆積していき、こうした堆積層がバーナの保護層としての機能を発揮し、これによってバーナに十分な耐久性を付与することができたのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明が完成させた経緯に沿って、本発明の構成および作用効果について説明する。図2は、ペレタイジング炉用バーナの配置状態を示す概略説明図であり、図中10はバーナ本体、11はスリーブ部、12は溶接部、13は耐火壁を夫々示している。そして、ペレタイジング炉用バーナは、そのスリーブ部11が炉内(予熱室内)に侵入した状態とされる。
【0017】
本発明者らは、まず予熱室に配置されるペレタイジング炉用バーナが損傷する原因について、様々な角度から検討した。このとき、バーナ本体10およびスリーブ部11には、耐熱合金であるハステロイ合金を使用した。そして、ペレタイジング炉用バーナが損傷する形態として、下記(1)〜(3)の3つの場合があることが確認できた。
(1)炉内に溶接部(図2の参照符号12)があるときに、当該溶接部での折損
(2)使用日数と共に、スリーブ部が徐々に垂れ下がってくることによる損傷
(3)キルン排ガスを受ける面の外部からの磨耗による穴開きによる損傷
【0018】
上記各項目(1)〜(3)への対策について、更に検討を加えた。そして、上記(1)に関しては、溶接部12の位置を変更して耐火壁13内となるようにして溶接部12が炉内雰囲気中の直接曝されないようにすれば良いとの知見が得られた。しかしながら、上記(2)、(3)については、(a)スリーブ表面に耐火物を被覆すること、(b)バーナ(バーナ本体10およびスリーブ部11)の材質をセラミックスとすること、(c)スリーブ部11の肉厚を厚くすること、等の設計変更を試みたが、いずれも有効な解決策とはなりえず、バーナの寿命を効果的に向上させることはできなかった。またこうした傾向は、バーナの素材として耐熱合金を用いた場合であってもそれほど変化は認められなかった。
【0019】
そこで、本発明者らはバーナの材質に捉われることなく、その構造を適切にすることによって、キルンから飛来してくる石炭灰や予熱室内に存在する微粉鉄、その他の塵等(以下、「アッシュ等」と呼ぶ)をバーナ(スリーブ部)の表面に付着させるようにすれば(いわゆるセルフライニング)、バーナの耐久性を向上できるのではないかとの着想が得られた。
【0020】
そして、そのための構成について様々な角度から検討した。その結果、バーナ表面にスタッドを配置するだけで、耐火物を被覆しなくても十分な耐久性を発揮するバーナが実現できることが判明したのである。但し、スタッドの形状や分布状態は任意にしても、その効果は有効に発揮されず、所定の高さおよび分布を有するようにスタットを配置することが必要である。
【0021】
こうした適切配置を実施することによって、バーナ表面に所定厚さの石炭灰等を付着させるいわゆるセルフライニングによって、十分な耐久性を発揮するバーナが実現できるのである。
【0022】
図3は、本発明のバーナの構成例を示す概略説明図である。尚、図3に示した構成は、操業中の状態を示したものであり、従ってスリーブ部11の表面にアッシュ等15が付着した状態を示している。また、溶接部12は炉内雰囲気に曝されないように、耐火壁13内に配置したものである。そして、本発明のバーナでは、スリーブ部11の表面に複数のスタット16を配設することによって、アッシュ等16がスリーブ表面に付着・堆積しやすくしたものである。
【0023】
こうした構成では、アッシュ等15がバーナの保護層としての機能を発揮し、バーナの材質自体はそれほど耐熱性が優れたものとしなくても、過酷な雰囲気中であってもバーナが損傷することがない。本発明のバーナにおける材質としては、例えばステンレス鋼が挙げられる。
【0024】
こうした効果を発揮させるためには、スリーブ部11の表面の配設されるスリット16の高さや分布も適切にする必要がある。即ち、スリット16の高さや分布が適切でなければ、セルフライニングによってアッシュ等15がスリーブ部11の表面に適切量で付着・堆積させることができず、スタット自体の溶損を招いたり、バーナの十分な耐久性向上効果が発揮されなくなる。
【0025】
こうした観点からスタット16の高さは、5〜15mmとする必要がある。この高さが5mm未満では、耐久性向上効果を発揮させるだけのアッシュ等15の厚さ(例えば、5mm程度)を達成することができず、15mmを超えるとスタットの先端部分は過酷な雰囲気に曝されやすくなって溶損するという事態を招くことになる。
【0026】
尚、スタット16の高さとは、図4(スタットの設置状態の例を示す拡大説明図)に示すように、スリット16を傾斜して配置した場合(図中、19は溶接部)には、バーナのスリーブ部11の表面18からの垂直方向の距離(図中hで示す)を意味する。
【0027】
本発明の効果を発揮させるためには、スタットの分布状態も適切にする必要がある。本発明者らは、この分布状態を把握する概念として、「バーナの周方向および長さにおけるスタッド不存在領域にバーナの半径方向の視野で描ける内接円の直径」(以下、「内接円径」と呼ぶことがある)を採用した。この内接円径は、例えば前記図4に示すようにスタット16が存在しない領域Lがあるときに、その領域を周方向および長さ方向で捉え、その領域Lをバーナの半径方向Qから見たときの視野で描ける内接円の直径である。この内接円径の値を適切に制御することによって、スタットの適切は分布状態が保持できるのである。
【0028】
本発明では、上記内接円径が5〜50mmとなるように、スタットを配置する必要がある。この内接円径が5mm未満ではスタットの分布が密となり過ぎてアッシュ等が却って付着・堆積し難い状態となる。また内接円径が50mmを超えると、スタットの分布状態が疎の状態となって操業時におけるアッシュ等の付着・堆積が低下し、バーナの耐久性向上効果が発揮され難くなる。
【0029】
本発明のバーナにおいて、スタットの形状については特に限定するものではなく、棒状、V字状、Y字状、リンク状等、様々なものが適用できる。またスタットを配置する場合には、スリーブ表面に対して垂直方向(90度)となるように配置しても良いが、前記図4に示したようにその方向を傾斜させる(即ち、スリーブ表面に対して90度未満)ようにしても良い。更に、スタットを傾斜する方向についても、前記図4に示したような一定の方向に限らず、様々な方向に任意に配置しても良い。こうした傾斜スリットを配置することは、スタットの設置本数をできるだけ少なくして前記内接円径を所定範囲内にする上で有用である。スタットとしていずれの形態を採用するにしても、前記内接円径は上記の規定に準じて適切に制御すれば良い。
【0030】
本発明のバーナでは、操業時にその表面にアッシュ等が付着することによって、バーナ耐久性を向上させるようにしたものであり、操業中はアッシュが付着・堆積した状態となっているのであるが、一旦操業を停止した段階では付着・堆積していたアッシュ等は炉内の熱変化を受け自然に剥離して脱落することになる。そして、再度操業を開始したときにアッシュ等が早期にバーナ表面に付着して、バーナの耐久性を高める機能を発揮することになる。
【0031】
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
【実施例】
【0032】
バーナ本体10:φ76.3mm、スリーブ部11:φ48.6mmのバーナ(全長:1643mm、炉内長:1142mm)を、ステンレス鋼(SUS310S)によって構成し、このバーナのスリーブ部11表面に複数のスタット16を内接円径と高さを変えて配置した。
【0033】
スタット16としては、φ5mm×20mmのステンレス鋼製(SUS310S)の棒状部材を用い、バーナのスリーブ部に溶接によって固定した(図4の溶接部19)。このときのスタット16配置状態は図4に示したように、スタット16はスリーブ11の表面に対して傾斜したものとし、この傾斜角度を変えることによって、高さhを変化させた。また内接円径はスタッド16の個数を増減させることによって変えた。
【0034】
このようなバーナを予熱室5内に、8本水平に配置(対向する壁面に4本づつ)して燃焼させ、内接円径およびスタット16高さhがバーナ表面に付着・堆積するアッシュ付着量について調査した。このときの製造条件は、微粉炭の吹き込み量をバーナ1本当たり
0.6t/hrとした。
【0035】
図5は、内接円径とアッシュ付着量(g/mm2)の関係について示したグラフである(スタット高さ:15mm)。この結果から明らかな様に、内接円径が5〜40mmの範囲では、アッシュ付着量は徐々に増加し、内接円径が更に大きくなると、スタットの配置が疎になってアッシュ付着量が低下することになる。バーナの耐久性を向上させるためには、アッシュの付着量は少なくとも0.5g/mm2は必要であることを確認しており、こうしたことから内接円径の上限は50mmまでとした。
【0036】
図6は、スタットの高さhとアッシュ付着厚さ(mm)の関係について示したグラフである(内接円径:50mmのとき)。この結果から明らかな様に、スタット高さhが大きくなるにつれてアッシュ付着厚さは厚くなるが、スタット高さが15mmを超えるとスタットの先端部にアッシュが付着し難くなって、スタット自体の溶損が発生していた。またスタット高さhは少なくとも5mmは必要であった。
【0037】
本発明者らは、上記のようなバーナ8本を予熱室内に配置し(スタットの内接円径:50mm、スタット高さ:15mm)、実際に操業したときの(操業条件は上記と同じ)バーナ損傷について調査した。その結果、従来では3〜4本/月の取替えが余儀なくされていたのであるが、上記のようなバーナを用いることによって1本/月の頻度で取り替えるだけで済むことが確認できた。尚、取替え頻度(本/月)については、8本全部のバーナを取り替えるまでに要した日数(月換算)を1本当たりに換算した値であり、例えば、取替え頻度が1本/月であるとは、8本のバーナのいずれもが8ヶ月間使用可能であることを示している。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】ペレット製造設備の構成例を示す概略説明図である。
【図2】バーナの配置状態を示す概略説明図である。
【図3】本発明のバーナの構成例を示す概略説明図である。
【図4】スタットの設置状態の例を示す拡大説明図である。
【図5】内接円径とアッシュ付着量の関係について示したグラフである。
【図6】スタットの高さhとアッシュ付着厚さの関係について示したグラフである。
【符号の説明】
【0039】
1 グレート
2 キルン
3 乾燥室
4 離水室
5 予熱室
6 冷却装置
7 ペレタイジング炉用バーナ
8 キルン用バーナ
10 バーナ本体
11 スリーブ部
12 溶接部
13 耐火壁


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペレタイジング炉用バーナの構造であって、炉内に侵入しているバーナの表面に、高さが5〜15mmであるスタットを複数設けると共に、周方向および長さ方向におけるスタット不存在領域にバーナの半径方向の視野で描ける内接円が直径5〜50mmとなるように配置し、キルン排ガス中のアッシュ等をバーナ表面に付着・堆積させるように構成したものであることを特徴とするペレタイジング炉用バーナの構造。
【請求項2】
ステンレス鋼によって構成されたものである請求項1に記載のペレタイジング炉用バーナの構造。
【請求項3】
微粉炭を燃焼させるものである請求項1または2に記載のペレタイジング炉用バーナの構造。
【請求項4】
スタットをバーナ表面に対して90度未満の角度で設ける請求項1〜3のいずれかに記載のペレタイジング炉用バーナの構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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