説明

ホイルで覆われたコンテナ用コンテナ壁およびコンテナ壁を建造する外型枠

本発明は特に発酵原料を貯蔵して発酵する、好ましくはコンクリート製のコンテナ壁と関係し、上部でコンテナを覆う、プラスチック材料製の少なくとも1つのホイルの縁を締め付けて収容するために、外側を開口し、上部縁付近に切込みを有する締め付け溝を備え、締め付け溝は、ホイルが周囲に巻かれて締め付け溝の中へ挿入される長方形の挿入プロファイルの高さよりも高さが小さく、上突起および下突起により形成され、狭められた横方向の挿入スロットを有する。締め付け溝の下壁は、長手縁部に対向して、たとえば、平坦なプロファイルとして形成される締め付けレールの厚みよりも、好ましくは、ほんのわずかに広い。その一方で、締め付け溝の上壁は長手縁部に対向して締め付けレールの厚さの少なくとも二倍広い。溝、挿入スロットおよび挿入プロファイルの断面寸法は、挿入プロファイルが挿入スロットに対して傾斜した配向において挿入スロットを通って前記締め付け溝の中へ挿入されるほどであり、挿入プロファイルの周囲に巻かれるホイルが引っ張られると、挿入プロファイルが、締め付け溝の外側への移動に対して突起とほとんど平行配向で、突起により締め付け溝内に保持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1または3によるコンテナ壁と請求項22によるコンテナ壁を作成する外型枠に関する。
【背景技術】
【0002】
発酵の貯蔵および発酵用コンテナ、たとえば、いわゆるバイオガスプラントは相当な大きさを有する。バイオガスプラントは、ほとんどの場合、サイロのように設計されるので、大抵、円形ベースを有する。その壁は、たとえば、コンクリートの成型物であり、上部の密閉は、しばしば、屋根の形をしたホイルによってなされ、ガスの生成によりまたは加圧空気の導入によりホイルは張られた状態で保持され、膨らんだ状態である。コンテナ壁への端でのホイルの確実な固定のために、ホイルが締め付け管を用いて内部へ挿入され固定される壁の外側上部に締め付けプロファイルを挿入することも知られている。
【0003】
公報DE1064869Aにより、最上部でコンテナを封止するホイルの端をU型の横断面を有する環状スロットに挿入し、続いてホイルの端を固定させるために膨張可能な管を挿入することが知られている。公報DE102006035227B3により、コンテナの外側に取り付けられたC型レールにおけるホイル材から覆うフードおよびガスコンテナを取り付けて、レールの内側にホイルを固定するためにレールに締め付け管が挿入されることが知られている。
【0004】
コンテナ内のガス圧力の拡がりにより、空気圧力または外部の影響を支えて、相当する張力がホイルを介してレールへもたらされる。それゆえに、締め付けプロファイルの変形または締め付け力の不足によりホイルがレールからずれ落ちる危険がある。
【0005】
このことは、コンテナにホイルの強固なフランジを作ることで実際には防止される方が良い。ホイルは破壊されるまで装着される。例えばメンテナンスを目的として覆いを開ける更なる労力は、不利益である。さらに、ホイルが裂けるとカバーはその機能を失う可能性があり、回避されなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、最上部でコンテナを屋根状に封止するプラスチック材料製のホイルを固定させる装置を用いて、容易に製造されて組み立てられ、特にホイルで大きな張力に耐えることもできるコンテナ用のコンテナ壁を作ることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的は、請求項1および3または請求項21のそれぞれの特徴により解決される。
【0008】
本発明によるコンテナ壁として、好ましくはコンクリート製であり、好ましくは横方向の挿入スロットを有し、外側を開口し、長方形の挿入プロファイルの高さよりも高さが小さく、ホイルが周囲に巻かれて、締め付け溝の中へ挿入される締め付け溝が上部に備えられている。本発明の一実施形態では、締め付け溝の下壁は、長手縁部に対向して、たとえば、平坦なプロファイルとして形成される挿入プロファイルの厚みよりもほんのわずかに広い。その一方で、締め付け溝の上壁は長手縁部に対向して平坦なプロファイルの厚さの少なくとも二倍広い。ホイルが周囲に巻かれている挿入プロファイルは、挿入スロットに対して傾けられ、これにより締め付け溝の中へ挿入され、続いて、たとえば、垂直位置に配置される。その結果、挿入スロットを制限する突出部に対して張力によりホイルで内側から押圧される。ホイルが締め付け溝から滑り落ちる危険に直面しない構造を利用して大きな張力が吸収される。本発明の一実施形態によれば、挿入プロファイルが予め定められた破壊点を備え、予め定められた最大限の力がホイルに作用すると、挿入プロファイルが主に水平軸周りに湾曲する。挿入プロファイルは、好ましくは、平坦な材料でできており、たとえば鋼シートまたはプラスチックからである。平坦な片としてか、曲げられてか、または壊れて、形成されてもよいし、また、より平坦に、または、あまり平坦でないプロファイル片であってもよい。平坦な片は、矩形であるか、台形であるか、角のある横断面を有する。
【0009】
コンテナ内の圧力状況および屋根ホイルに作用する風力に応じて、相当な張力が、ホイル端に作用する。それゆえに、張力がある値を超えると、ホイル端が引き抜かれる危険がある。レール型の締め付けプロファイルの結合された脚に対するホイル端の角度がより大きな角度を取ると、この危険は増加する。その結果、脚は変形を受け、上方を曲げられ、そして、ホイル端と締め付けプロファイルとの間の牽引が減少する。
【0010】
請求項3に記載の解決法により、特にホイル上の大きな張力に対して、対向する上脚に作用する張力が、本質的に圧縮力として脚にもたらされ、より小さい曲げモーメントとしてのみ脚に作用することが確実にされる。かくして、ホイル端が引き抜かれるという結果による締め付けプロファイルの不利な変形がない。
【0011】
断面で見られるように、締め付け溝の挿入スロットが斜め下方に向けられた平面上にあり、上に横たわっているコンテナ壁に鋭角に位置することを意味する。コンテナ内の圧力が増加する場合、このことが、屋根ホイルの上昇をもたらし、それによって、角度が増加する。これは、締め付けプロファイルでの引き抜き力を低減する。しかしながら、締め付けプロファイルを傾けることで、より大きな引き抜き抵抗を得ることができる。ホイル端は、たとえば、水平面に対して30°から45°の角度において延在する。ホイル端と対向する締め付けプロファイルの脚は、好ましくは、同じ角度で延在する。かくして、本発明により、引き抜き力のより大きな値を有することで、ホイル端の安全な固定が保証される。
【0012】
本発明の実施形態において、締め付け溝または締め付けプロファイルが、横断面においてU型または好ましくはC型であるプロファイルレールによりそれぞれ形成されている。コンテナ壁は好ましくはコンクリートから形成され、レールはコンクリート壁内に成型することができる。
【0013】
あるいは、この種のプロファイルレールは、コンテナ壁の外側に装着可能でもよい。異なる設計選択がある。本発明の一実施形態において、1つの選択は、好ましくは、レールの横断面に適合し、プロファイルレールが傾けて挿入されて好ましくは溶接で固定される凹部を好ましくは有する縦取り付けプロファイル(80)が間隔をおいてコンテナ壁の外側に取り付けられる。互いに接続される縦材で好ましくは作られるレールは、まず曲げられて、次に、取り付け部に確実に接続される。それから、これらは、たとえば、適切な固定装置によりコンテナ壁に接続される。これと関連する本発明の別の実施形態として、取り付け部が横断面においてU型であり、凹部が脚に形成され、取り付け部のウェブが、コンテナ壁に接続可能であることが挙げられる。
【0014】
あるいは、保持手段が、たとえばレールに溶接されるアングルプロファイルを備え、アングルプロファイルがコンテナの外側壁に装着可能である。
【0015】
横断面において好ましくはC型であるプロファイルレールの形をとる締め付けプロファイルは、コンテナ壁の中に成型されてもよい。本発明におけるこの解決策では、締め付けプロファイルがコンテナ壁の上縁と一定の距離で配置される場合、大きな引き抜き力を得ることもできる。ホイル端と面するレールの脚の変形は危険ではない。
【0016】
本発明の別の実施形態において、上部エッジまたはプロファイルレールの上脚がコンテナ壁の最上部と同じ高さである。本発明の別の実施形態において、コンテナ壁の上部が、外側に向けて上がってもよい。
【0017】
締め付けプロファイルまたはプロファイルレールがコンテナ壁の最上部から距離を置いてコンテナ壁に成型される場合、本発明の他の実施形態によれば壁の外側上縁が丸みをつけられる。このような方法で、ホイルは、それほど負荷がかからない。
【0018】
すでに示されているように、プロファイルレールが傾けられた位置でおいてある場合、引き抜き力を増加させて、それぞれ結合された脚での曲げ荷重を減らすので、本発明は特に有益である。壁の外側に取り付けられるプロファイルレールで、上脚に、特にホイルの張力が負荷される。張力は、曲げモーメントを発生させる。傾斜配置は、ホイルに面するプロファイルレールの脚を、ホイルとほぼ平行な方向へ、または、ホイルに対してほんの小さな角度において伸ばすことができる。かくして、挿入スロットが、たとえば、縦位置であったり、上脚がホイルに対して大きな角度で形成されているプロファイルレールを従来通り取り付けて、小規模のプロファイルレールを使用して同じ引き抜き力を達成することもできる。コンテナ壁の資材の中へのプロファイルレールの統合により、力がコンテナ壁の周りの資材により大部分が吸収されるので、好ましくは、平坦な材料から形成されるプロファイルレールの資材の厚みを非常に小さくすることができる。また、垂直取り付け部分の凹部におけるプロファイルレールの配置により、重要な抵抗がプロファイルレールの上脚の曲げに対抗し、それによって、ホイル端を引き抜く危険がかなり低減する。
【0019】
本発明は、コンクリート製のコンテナ壁を製作する外型枠にも関連する。型枠の助けにより、締め付けプロファイルをコンクリート壁に容易に製作することができる。本発明において、1つの選択は、横断面においてUまたはC型のプロファイルレールが外型枠部材に着脱可能に取り付けることができることであり、これらのパーツ間の接続が外側から利用可能である。型枠にコンクリートを充填する際に、プロファイルレールは壁に自動的に埋め込まれる。型枠を取り除く前に、プロファイルレールと他の型枠との接続が、解除される。プロファイルレールは、型枠に取り付けることもでき、その結果、上脚は、ホイルの伸長方向に接近されるか、または、その挿入スロットが横断面において、斜め下方を向く平面上に延在する。
【0020】
一般に、本発明によれば、締め付けプロファイルを外枠上の適切な有益なプロファイルにより形成することもできる。有益なプロファイルとして使用される合成材料は、熱および/または化学物質により除去することができる。その結果、締め付けプロファイルは、適切な締め付け部材によりホイル端の固定用に壁に形成される。締め付け部材は、膨張可能な締め付け管か、または、ホイル端が周囲に包まれる既に上述された挿入プロファイルのいずれかである。張力が発生した場合に、締め付け部材と共にホイル端が締め付けプロファイルの内側、または、挿入スロットの領域内の突起に対して作用される。
【0021】
本発明の一実施形態によれば、取り付け手段が、プロファイルホルダに対してプラグまたはネジ接続と同様に型枠部材の上部に少なくとも1個の孔を備え、コンクリート充填前およびコンクリート充填後、型枠部材にプロファイルレールまたは型枠レールを一時的に固定させるようにプロファイルホルダが次々と設計され、プロファイルレールまたは型枠レールは、取り付け手段を解除してプロファイルレールまたは型枠レールを有する作動機構を傾けることで型枠部材との結合が外される。この目的のために、プロファイルホルダは、プロファイルレール、または、型枠レールのホイルを制限する突出部の後で、挿入スロットに対してほぼ直角なアングルに内側から係合する第1シートメタル部を備え、また、それに対して横方向に配置され、型枠の上部に配置可能な第2シートメタル部を備え、また、型枠部材の孔に位置合わせ可能な取り付け孔を備える。プラグ接続は、ピンと、さらに、ピンと締め付け部材の回転により、型枠部材の上部に第2シートメタル部を締め付け固定する締め付け部とを備える。
【0022】
最終的に、型枠部材の最上部より下方で、かつ、締め付けプロファイルまたは型枠プロファイルの下方で、個々のわたりレール部材から構成されるC型のわたりレールがコンテナ壁のコンクリートに埋め込まれたわたりレールの型枠部材に接続される。このようなわたりレールにより、コンテナ壁の外側に可動台を取り付けることができ、可動台はわたりレールで回転するローラからつりさげられる。このような設計は、おそらく、コンテナ周囲で延在する台の取り付けを省略する。わたりレール部材は、好ましくは溶接によって、最初にプロファイルレール部材に接続される。
【0023】
以下に本発明の実施形態が図によって詳細に例示されている。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】図1(a)はコンテナの概略平面図を示し、図1(b)は直線2−2に沿った図1における断面図を示す。
【図2】屋根の固定用の図1(b)のIIIを詳細に示す。
【図3】屋根ホイル固定の更なる実施例である。
【図4】屋根ホイル固定の更なる実施例である。
【図5】屋根ホイル固定の更なる実施例である。
【図6】屋根ホイル固定の更なる実施例である。
【図7】屋根ホイル固定の更なる実施例である。
【図8】図6のプロファイルレールの拡大した例を示す。
【図9】傾斜した配置でのコンテナ壁の外側上のプロファイルレールを示す。
【図10】図9のプロファイルレールの取り付け縦断面図である。
【図11】本発明におけるコンテナ壁のための外型枠を示す。
【図12】図11における型枠へのプロファイルレールの取り付けを示す。
【図13】図12における矢視13の方向からのプロファイルレールの図を示す。
【図14】図12または13にそれぞれ記載のプロファイルホルダ用の締め付け取り付け部材の様々な図を示す。
【図15】図12または13にそれぞれ記載のプロファイルホルダ用の締め付け取り付け部材の様々な図を示す。
【図16】図12または13にそれぞれ記載のプロファイルホルダ用の締め付け取り付け部材の様々な図を示す。
【図17】図12または13にそれぞれ記載のプロファイルホルダ用の締め付け取り付け部材の様々な図を示す。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0025】
図1(a)および(b)にコンテナ10が示されており、コンクリート製のベースプレート12と同じくコンクリート製の円筒壁14を備える。コンクリート壁は、たとえば、外側および内側に配置された様々な型枠部材で作られる。少なくとも一枚のプラスチックホイル16がコンテナ10をおおって最上部までかけられており、プラスチックホイル16の端が壁14の外側の上部領域で固定される。このことは、以下に更に記載する。コンテナ内には、たとえば、発酵18がある。壁14の外側に、レールを有する周囲台20が示される。台は個々の台部材から構成されており、互いに接続されていてもよい。台は本発明にとって重要ではない。図1bでは、さらに、外型枠26と内型枠27が示されている。上述されているように、それは壁の製作に役に立ち、型枠はコンクリート壁14の建造後、取り除かれる。
【0026】
図2において、符号110でコンテナ壁の上部が示されており、図3にも示されている。それは、底部114、上壁116および下壁118を備える締め付け溝112を有する。形状の変化において、壁は横断面において湾曲する。下方および上方に向く(横断面において)突起120および122それぞれにより、狭められた挿入スロット124が溝112に形成される。平坦プロファイル126の形をとる締め付け部材はその高さおよび厚みに関してほぼ同じ寸法を有しており、縁において丸い。平坦プロファイル126の厚みは挿入スロット124の高さより大きく大きさを設定され、平坦プロファイル126が下壁118に接触する際、それは突起120、122の内側に保持される。これはその高さまたは幅において平坦プロファイル126の厚さよりわずかに大きいだけであり、図2に明瞭に示されている。しかしながら、上壁116は平坦プロファイル126の厚みより大幅に、少なくともその厚みの2倍程、高いまたは幅広である。平坦プロファイル126の回転位置において、破線で示され、符号126’で示されるように、挿入スロット124を介して溝112の中へ挿入される。これが起こる前に、平坦プロファイル126がホイル130に周囲を巻かれる。ホイル130付きの平坦プロファイル126を挿入して壁118に平坦プロファイル126を設置した後、挿入スロットと平行してほとんど垂直な配置への平坦プロファイル126の後ろの傾斜は、ホイル130の牽引によって実現される。こうして、ホイル130は溝112に固定されて、引き抜かれることがない。
【0027】
更に示されているように、平坦プロファイル116は予め定められた破壊点となる切欠き132を備える。不測の事態の場合には、予め定められた破壊点がホイルの破裂を最後に防止して、非常時の救済を提供することができる。
【0028】
締め付け溝112が、たとえば、分離したプロファイルレールから作り出されることも知られており、以下に更に記載する。ホイルの固定に対して、締め付け溝の形状および締め付け溝における締め付け部材は最も重要である。
【0029】
図3−5において、コンテナ壁14の上部の1断面が示されるが、後述するように、上部において異なって構築される。図1bによると、コンクリートのコンテナ壁の製作において、外側および内側型枠26、27が示されている。
【0030】
図3に、箱型または横断面にてC型のプロファイルレール36が示され、たとえば、図2に示されるような形状を有する。このことは、下記に更に記載する。示されているように、プロファイルレール36は壁14に一体化され、その結果、上側または上脚はそれぞれ壁14の水平最上部と同じ高さである。製作の間、プロファイルレール36は外型枠26(図示省略)に着脱可能に接続される。壁14を形成した後、当然、型枠26、27は取り除かれる。その際、外型枠26への着脱可能な接続は事前に解除される。それから、プロファイルレール36は壁14に接続される。
【0031】
プロファイルレールはある特定の長さの個々の区分から構成され、好ましくはコンテナ10の周囲長より著しく小さい。このことにより、レール区分を1つ以上の隣接する型枠部材に接続することができる。プロファイルレール36またはその個々の区分はそれぞれアンカー部を備えており、符号38に示されるように、壁14に斜め下方に延在する。プロファイルレール36が外型枠26に取り付けられると、アンカー部はプロファイルレール36にすでに位置決めされる。図3において、矢印40はホイルの張力の方向を示し、図1bの符号16として参照される。それは、プロファイルレール36において固定される。このことは、更に以下に記載する。引っ張る方向40の角度は、ホイルの型(ガス貯蔵ホイル、エアサポートドーム)および構造条件により異なる。角度の大きさに応じて、プロファイルレールの上脚の負荷および曲げ力が修正される。
【0032】
プロファイルレール36が壁14の最上部までに埋め込まれる点で、図4における実施例は図3におけるそれと異なる。プロファイルレール36は、また、外型枠26に最初に接続される。プロファイルレール36にその端が固定されるホイルは、まず壁14の外側上に垂直に伸ばされ、丸い縁42を覆って壁14の斜め上方に案内される。縁42は、ホイルの屈折により発生する負荷を低減する。
【0033】
図3および4における実施例のように壁14に埋め込むことができる方法で、図9または12において、C型プロファイルレールが示されている。したがって、このレールの詳細は、以下に説明される。
【0034】
図9における、C型の横断面を有するプロファイルレール18aは、ウェブ20aと平行に間隔をあけた2つの脚22a、24aとを備える。脚は、符号26aで曲げられる。
示されるプロファイルレール18aは、わずかに傾けられ、斜め下方に向けられた脚22a、24aを有する。挿入スロット21(断面図に図示)は、かくして、下向きの面内にある。
【0035】
図5において、図9のプロファイルレール18aも壁14に埋め込まれ、その結果、その上縁は壁14の最上部と同じ高さである。しかしながら、この最上部は、符号44に示されるように、傾斜を有する。外側の方向に傾斜が向けられる。締め付けレール18aが着脱可能に順番に外型枠26に接続されて、壁14ができる。続いて、この接続が解除されて、外型枠26が取り除かれる。締め付けプロファイル18aの傾けての取り付けは、ホイル端の著しくより高い引き抜き抵抗およびプロファイルレールに対する好ましい負荷を達成する効果がある。上脚は、曲げよりもむしろその延在方向に基本的に過大な負担となる。それゆえに、ホイル端は、締め付けプロファイル18aにおいて特に安全に保持される。
【0036】
図9におけるホイル28の固定は、C型のプロファイルレール18aによって形成された締め付け溝に挿入され、その後、膨張される膨張可能な管30によってなされる。明らかに示されているように、固定はウェブ20aおよび脚22a、24aの内側が好ましい。
内向き湾曲部26は、相当する負荷により締め付けレール18aから管30が引き抜かれるのを防止する。
【0037】
型枠を有するコンクリート壁に締め付け溝を埋め込むことも可能である。この可能性は、図8に示されている。図8において、上プロファイル部50および下プロファイル部52が設けられ、互いにネジ接続54を用いて接続される。たとえば、上述した図のいくつかに示されたように、成型の際、コンクリート壁58に溝を形成する突出部56をプロファイル部50、52が、ネジ接続の両側の領域に形成する。複数のプロファイル部50、52が互いに接続され、円周方向に、すなわち、ネジ接続60および62それぞれを介して、設けられていることがわかる。下プロファイル部52は、さらに、下にある図示されていない型枠部材にフランジ64を介してネジ接続66により接続される。壁58の建造のコンクリートの打設および硬化の後、ネジ接続54、60、62はゆるめられる。ネジ接続60、54、62は、ねじボルト60および袋ナット70から構成される。示されているように、袋ナット70は壁58に残り、その一方で、ねじボルト68はネジを抜かれる。ネジ接続をゆるめた後に、最初に下プロファイル部52は斜めに持ち上げて横から引き抜くことで取り出すことができ、そして、上プロファイル部56は斜め移動によってそのように形成された溝から取り除かれる。
【0038】
図9において、プロファイルレール18aはコンテナ壁10aの外側に取り付けられる。符号16aで示されるように、ウェブ20aの後ろで、アングルプロファイル12の脚が、壁10aに溶接される。符号14aで示されるように、アングルプロファイル12の他の脚は適切な方法で壁10aに固定される。
【0039】
図10において、図9のプロファイルレール18aを再び示す。それは、このことによりもはや詳しく説明しない。図10は、さらに固定プロファイル80も示す。それは特定の垂直方向の長さ、たとえば、0.15mを有する。横断面において、それはウェブ82および2本の脚とでU型であり、その一つが符号84に示されている。固定プロファイル80の上部領域において、脚84は、三角形凹部86を備えている。プロファイルレール18aは、この中に挿入されて、たとえば45℃の傾けられた配置で、固定される。しかしながら、固定は、プロファイルレール18aの区間が丸い形状に正確に曲げられていて、コンテナの外側半径と一致したあとにのみ実施され、プロファイルレール18aがコンテナに取り付けられる。固定プロファイル80のウェブの中に孔86aが形成され、その結果、固定プロファイル80がコンテナ壁、たとえば、図9の壁10aの外側にネジまたは固定具により縦に取り付けられる。
【0040】
壁にプロファイルレールの形で締め付けプロファイルを埋め込む替わりに、プラスチックのプロファイルは、たとえば、熱または試薬によって壁から取り除かれる型枠に取り付けられることもできる。これは、締め付けプロファイルを締め付けレールと同じ機能を有する壁に残す。
【0041】
図6および7において、締め付けプロファイルを形成する他の方法が示されている。
図6において、外型枠部材40aは繊維コンクリート部42aに着脱可能に接続される。なお、外側から利用可能でなければならない着脱可能な接続は図示されていない。繊維コンクリート部42aは、既製の経路44aを備え、打設において、これ(壁14a)に埋め込まれる。繊維コンクリート部42aは、既製品でもよい。それは、仕事の現場に来る、または、仕事の現場で型枠部材40aに接続される前に、型枠部材40aに距離を置いてすでに接続される。
【0042】
完全性のために、わずか単一の型枠部材またはプロファイル型枠部について説明を記述しなければならない。円周方向で、複数の外型枠部材40aおよび複数の型枠プロファイル部42aが設けられていることが略されている。
【0043】
図7は、他の可能性を示す。ここで、締め付け溝44aを備えるコンクリート部材46aはコンクリート壁14bの上に置かれる。コンクリート部材46aは既製品で下方かつ外側に立つ補強材48aを備え、補強材48aは、コンクリート部材46aを壁14bに接続するために、壁14bの打設後の柔らかいコンクリートに挿入される。
【0044】
図11は、コンクリート壁、すなわち、外型枠を備えるコンテナのための型枠200を示す。外型枠は下型枠部材202を備え、図示されていないが、下型枠部材202は輪になって設置され、それによってコンテナの外壁を形成する。下型枠部材202の上に、上型枠部材204が配置されて、たとえば、ネジ接続により各々接続される。この目的のために、型枠部材202、204は、位置合わせされた取付孔206および208をそれぞれ備える。上型枠部材204は、コンテナの上部縁を形成する。上型枠部材204は、上部にも孔を有し、その一つが符号210に示される。加えて、図11は、型枠部材204の上に取り付けられるシートメタル部212を示す。
【0045】
図12において、上部外型枠部材204、更に、取付孔214を有するシートメタル部212が示されている。上端部で長方形溝218を下端部で突出部220を備える縦シートメタル部216が横シートメタル部212に溶接されることがわかる。図12においても、傾斜した上壁224または脚、大きく湾曲される下壁226または脚、および底部228を有するわずかに扁平されたC形状の形を有するプロファイルレール222の横断面が示される。上壁および下壁の大きさは、プロファイルレール222内部の締め付け溝230の幅が下部領域よりも上部領域においてかなり大きいというものである。また、この目的のために、底部228は、ある角度をなして配置される。締め付け溝230の断面図は図2のそれと類似しており、図2と異なって上壁224が斜め上方に伸びる。これは、図9に示されるように、プロファイルレール222が、上脚224における図示しないホイルからの圧縮荷重としての引張り力を吸収できる効果をもたらす。締め付け溝230においてホイルを固定するために図2通りの平坦プロファイルを受け入れるように締め付け溝230は調整される。
【0046】
シートメタル部212、216は、壁232に埋め込む前に、型枠部材204でプロファイルレール222を保持するためのプロファイルホルダの要素である。図14〜17に示されるように、装置の助けにより、プロファイルホルダは、型枠部材204に効果的に取り付けられることができる。この目的のために、図14〜17における装置は、シートメタルのアングル部242に、たとえば溶接によって付けられるピン240を備える。ピン240から離れて、アングル部242の脚に溝244が形成される。ハンドル部246は、アングル部242に接続される。型枠部材204の上部のシートメタル部にシートメタル212を取り付けるために、ピンが、孔214、210に挿入される。かくして、溝244は、シートメタル部212および型枠部材204のシートメタルに対してほぼ正しい位置に置かれる。図14〜17における装置の適切な回転により、溝が結合されたシートメタルにわたって配置され、これによってシートメタルが各々に対して固定される。このような方法で、プロファイルホルダは型枠部材に安全に固定されるが、容易に取り外すこともできる。
【0047】
図12に更に示すように、ここでは、コンクリート壁232はすでに作られており、内側型枠部材は示されていない。コンクリート壁は補強材252を備える。加えて、C−断面を有するわたりレール254が溶接によりプロファイルレール222の下側に接続されることがわかる。したがって、わたりレール254もコンクリートが硬化されるまで、
プロファイルホルダにより保持される。壁232の外側にぶらさげられ、わたりレール254を用いてコンテナの周囲に走らせることができる図示されていない可動台のために、わたりレール254は、1個以上のローラー256を保持して用いられる。
【図1a】

【図1b】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部でコンテナを覆う、プラスチック材料製の少なくとも1つのホイルの端を締め付けて収容するために、外側を開口し、上部縁付近に切込みを有する締め付け溝を備え、
前記締め付け溝(112)は、ホイル(130)が周囲に巻かれて前記締め付け溝の中へ挿入される長方形の挿入プロファイル(126)の高さよりも高さが小さく、上突起および下突起(120、122)により形成され、狭められた横方向の挿入スロット(124)を有し、
前記溝(112)、前記挿入スロット(124)および挿入プロファイル(126)の断面寸法は、前記挿入プロファイル(126)が挿入スロットに対して傾斜した配向において挿入スロットを通って前記締め付け溝(112)の中へ挿入されるほどであり、
前記挿入プロファイルの周囲に巻かれる前記ホイルが引っ張られると、前記挿入プロファイルが、締め付け溝の外側への移動に対して前記突起とほとんど平行配向で、前記突起(120、122)により締め付け溝内に保持される
ことを特徴とする、特に発酵原料を貯蔵して発酵する、好ましくはコンクリート製のコンテナ壁。
【請求項2】
前記挿入プロファイル(126)が予め定められた破壊点(132)を備え、
予め定められた力がホイル(130)に作用すると、前記挿入プロファイルが主に水平軸周りに湾曲する
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ壁。
【請求項3】
環状締め付けプロファイルをコンテナ壁の上部領域に配置して、
上部縁付近に、上部でコンテナを覆うプラスチック材料製の少なくとも1つのホイルの端を固定する締め付け溝を備え、
外側を開口した挿入スロットを有する内部締め付け溝を備え、
ホイル端は、挿入スロットを通って締め付け溝の中に挿入され、長方形の締め付け部材を使用して締め付け溝に固定され、
前記壁近くのホイル領域は水平面に対して角度を形成し、
締め付けプロファイルは上脚および下脚を有し、
前記上脚に向けられたホイルからの力が、この脚上に圧縮荷重として大部分において作用するために、前記ホイルの最大許容張力まで、ほぼ平行にまたは前記ホイルに対して小さな角度内で伸ばすために、ホイルに面している前記上脚が傾けられている
ことを特徴とする、特に発酵原料を貯蔵して発酵する、好ましくはコンクリート製のコンテナ壁。
【請求項4】
締め付け溝または締め付けプロファイルがU型またはC型の横断面を有するプロファイルレール(18a、36、50、222)によってそれぞれ形成され、
前記レールの横断面において、前記レールの挿入溝が斜め下方に向けられた平面上にあるように前記レールが好ましくは傾けられて配置される
ことを特徴とする請求項1または3に記載のコンテナ壁。
【請求項5】
締め付け溝または締め付けプロファイルがそれぞれコンクリート壁の資材の中に形成される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のコンテナ壁。
【請求項6】
プロファイルレール(36、56、222)は少なくとも一部がコンクリート壁に成型される
ことを特徴とする請求項5に記載のコンテナ壁。
【請求項7】
前記プロファイルレール(18a、222)がコンテナ壁に外側から取り付け可能である
ことを特徴とする請求項4に記載のコンテナ壁。
【請求項8】
挿入スロットの平面の角度がコンテナ壁に対して約45度でさらに上に伸びる
ことを特徴とする請求項3に記載のコンテナ壁。
【請求項9】
好ましくは、プロファイルレール(18a、36)の横断面に適合し、前記レール(18a、36)が挿入されて固定される凹部(86)を有する縦取り付けプロファイル(80)が間隔をおいてコンテナ壁の外側に取り付けられる
ことを特徴とする請求項7または8に記載のコンテナ壁。
【請求項10】
取り付け部が横断面においてU型であり、
前記凹部(86)が前記脚に形成され、
取り付け部のウェブ(82)が、好ましくは、締め付けネジを受けるウェブのネジ穴(86a)を使用してコンテナ壁に接続される
ことを特徴とする請求項9に記載のコンテナ壁。
【請求項11】
前記プロファイルレール(18a、222)用の保持手段が、圧入により前記レール(18a、222)に接続されるアングルプロファイル(12)を備え、
前記アングルプロファイルがコンテナ壁(10a)に装着可能である
ことを特徴とする請求項9に記載のコンテナ壁。
【請求項12】
前記上部縁またはプロファイルレールの上脚がコンテナ壁(14)と同じ高さである
ことを特徴とするに請求項6記載のコンテナ壁。
【請求項13】
コンテナ壁の上部(44)が外側に向けて上がる
ことを特徴とする請求項6に記載のコンテナ壁。
【請求項14】
前記コンテナ壁(14)の最上部および前記コンテナ壁の最上部の外縁部から間隔を置いて下方に配置される前記プロファイルレール(36)が丸みをつけられている
ことを特徴とする請求項6に記載のコンテナ壁。
【請求項15】
前記プロファイルレールが2つ以上のレール部から構成される
ことを特徴とする請求項4、6、7、9、12または14に記載のコンテナ壁。
【請求項16】
前記プロファイルレール(56)が、縦断面で分離し、ウェブ領域で互いに確実に接続されるレール部を備える
ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項17】
前記締め付け溝または前記締め付けプロファイル(36、18a、222)が永続的な型枠によって形成される
ことを特徴とする請求項1または3のいずれか1つに記載のコンテナ壁。
【請求項18】
前記永続的な型枠が、レール・タイプ(36、18a、222)であるか、または、前記レール部から構成される
ことを特徴とする請求項17に記載のコンテナ壁。
【請求項19】
コンクリート壁(14a)の中に成型されるか、または、前記コンクリート壁の上に配置される、貝殻のような繊維コンクリート部(42a、46a)を永続的な型枠が備える
ことを特徴とする請求項17に記載のコンテナ壁。
【請求項20】
横断面においてU型またはC型である締め付けプロファイルの有益な様態が外型枠部材(26)に着脱可能に取り付けられ、
前記有益な様態が熱または化学物質によってコンテナ壁から除去できるプラスチック材料で作られる
ことを特徴とする請求項17に記載のコンテナ壁。
【請求項21】
型枠部材(26、27)が、締め付け溝または締め付けプロファイルに対して少なくとも前記壁またはプロファイルレールの中に部分的に型枠部材を着脱可能に取り付ける取り付け手段を備え、
型枠プロファイルまたはプロファイルレールがコンテナを覆うホイルの縁を締め付けて固定するために形成される
ことを特徴とする、環状配置された平坦な型枠部材を備える、コンクリート製コンテナ壁建造用の、特に、請求項1〜21に記載のコンテナ壁建造用の外型枠。
【請求項22】
型枠部材またはプロファイルレール部材(36)がそれぞれ、型枠部材(30)に接続され、
前記レール部材の長さが、好ましくは、型枠部材(30)の長さの倍数である
ことを特徴とする請求項21に記載の型枠。
【請求項23】
貝殻のような繊維コンクリート部(42a)が型枠部材(40a)に着脱可能に接続され、前記着脱可能な接続が外側から利用できる
ことを特徴とする請求項21に記載の型枠。
【請求項24】
型枠プロファイルが、それぞれ切込みを有する締め付け溝または締め付けプロファイルに有益な形状を共に形成する上プロファイル部および下プロファイル部(50、52)を備え、
接続を解除した後、プロファイル部(50、52)がコンクリート製の締め付け溝または締め付けプロファイルから個別に取り外しができるように、プロファイル部(50、52)が着脱可能に接続される
ことを特徴とする請求項21に記載の型枠。
【請求項25】
プロファイル部の着脱可能な接続は、少なくとも1本のネジボルト(68)と袋ナット(70)で構成され、
前記袋ナット(70)がプロファイル部(50、52)を有するコンテナ壁のその側面にある
ことを特徴とする請求項24に記載の型枠。
【請求項26】
前記取り付け手段が、プロファイルホルダに対してプラグまたはネジ接続と同様に型枠部材の上部に少なくとも1個の孔を備え、
コンクリートの硬化後、型枠部材にプロファイルレールまたは型枠レールを一時的に固定させるようにプロファイルホルダが設計されているが、
プロファイルレールまたは型枠レールは、取り付け手段を解除してプロファイルレールまたは型枠レールを有する作動機構を傾けることで型枠部材との結合が外される
ことを特徴とする請求項21に記載の型枠。
【請求項27】
前記プロファイルホルダは、前記プロファイルレール、または、前記型枠レールの突出部の後のほぼ直角のアングルに結合する第1シートメタル部と、
前記型枠の上部に配置可能な横方向の第2シートメタル部と、
前記型枠部材の孔に位置合わせ可能な取り付け孔とを備え、
前記突出部は前記ホイルに対して挿入スロットを制限する
ことを特徴とする請求項26に記載の外型枠。
【請求項28】
プラグ接続は、それに対して接続されるピンおよび締め付け部を備え、
ピンと締め付け部の回転により、型枠部材の上部に前記第2シートメタル部を締め付け固定する
ことを特徴とする請求項26または27に記載の外型枠。
【請求項29】
型枠部材の最上部より下方で、かつ、締め付けプロファイルまたは型枠プロファイルの下方で、C型のわたりレール部材が前記型枠部材に接続される
ことを特徴とする請求項21〜28のいずれか1つに記載の外型枠。
【請求項30】
前記わたりレール部材が前記プロファイルレール部材に、好ましくは溶接により接続される
ことを特徴とする請求項29に記載の外型枠。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公表番号】特表2012−511919(P2012−511919A)
【公表日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−541208(P2011−541208)
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際出願番号】PCT/EP2009/009063
【国際公開番号】WO2010/075981
【国際公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【出願人】(511147171)エムテー−エネルギー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンタク・ハフツング (1)
【Fターム(参考)】