説明

ホスフェート化されたアルカノールを農業用組成物中の分散剤、乳化剤、ハイドロトロープ、湿潤剤および相容化剤として使用する方法

本発明は、ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートおよび/またはこれらの混合物を農業用組成物に使用する方法に関する。本発明は、上記の補助剤を含んでいる農業用組成物、および植物を本発明の農業用組成物で処理する方法にも関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートを農業用組成物中の補助剤として使用する方法に関する。もっと具体的には、本発明は、ホスフェート化ヒドロキシル化合物を農業用配合物中の分散剤、乳化剤、ハイドロトロープ、湿潤剤、相容化剤等として使用する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
農薬配合物製造業者は、生物有効性、毒性、コスト、寿命および需要者への無害性のバランスをとった製品を創製する困難な任務を担っている。農業用配合物の活性に特に重要なのは、水性溶液が表面上に均一に広がる能力、いわゆる湿潤能力、および処理されるべき植物による活性成分の有効な捕集である。たとえば、農業用配合物では、植物表面の良好な湿潤および活性成分の捕集によって、有効性は向上する。
【0003】
補助剤は、活性を改良するために農業用配合物に加えられ、それによって活性成分の必要な量を低減して、より低い施与コストをもたらす。補助剤は一般に、界面活性または塩様の化合物の形態をとり、その作用の様式に応じて、改質剤、活性化剤、肥料および/またはpH緩衝剤に分類される。
【0004】
界面活性剤は、湿潤特性および農業用配合物中の活性成分の捕集を改良するので、一般に、改質剤および/または活性化剤とみなされる。さらに、いくつかの界面活性剤は、配合物中の活性成分の溶解性を改良し、それによって製品の分離および/または結晶化のような深刻な問題を取り除く。
【0005】
アニオン、カチオン、両性および非イオン界面活性剤は、全て公知であり、所望の効果に応じて農業用途に使用される。たとえば、非イオン界面活性剤は、良好な湿潤剤であることが知られており、しばしば農業用配合物中に存在する。多くの非イオン界面活性剤は、大量の電解質、たとえば大量のアルカリおよび/またはアルカリ性錯化剤、塩等を有する溶液に十分には可溶性でなく、したがって溶解性を改良するためのハイドロトロープの存在を必要とする。非イオン界面活性剤のための数多くのハイドロトロープが、各種の刊行物に記載されている。このようなハイドロトロープの例は、エタノール、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、アルキルグリコシド、およびホスフェート化されたアルコキシル化アルコールである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、活性を改良し、有効なハイドロトロープとして作用することができ、かつ最適な性能をもたらす安定な配合物の達成を満たす、新規で効率的な界面活性剤の必要性が依然として存在する。したがって、農業用組成物であって、該組成物が希釈後も均一なまま留まり、かつその場合に該組成物の性能が良好であるものを処方するのに効率的な、新規なハイドロトロープを発見することが、本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
したがって、改良された農業用補助剤を提供することが、本発明の目的である。改良された活性を持つ安定な農業用配合物を提供することも、本発明の目的である。本発明の補助剤/配合物によって、これらおよび他の目的は達成される。
【0008】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートおよび/またはこれらの混合物を農業用補助剤として使用する方法に、本発明は関する。同化合物を含んでいる農業用配合物、および植物を本発明の農業用配合物で処理する方法にも、本発明は関する。
【発明の効果】
【0009】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートを農業用配合物中のハイドロトロープとして使用する方法に、本発明は関する。もっと具体的には、少なくとも1のホスフェート化ヒドロキシル化合物を含んでいる農業用補助剤に、本発明は関する。農業用配合物中の分散剤、乳化剤、ハイドロトロープ、湿潤剤、相容化剤および/または同様物として、本発明の補助剤は有効に使用されることができる。この点に関して、ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、またはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであって、該アルコキシレートが平均して1〜20、好ましくは1〜15、より好ましくは2〜10、最も好ましくは2〜6のエチレンオキシ単位並びに0〜3、好ましくは0〜2のプロピレンオキシおよび/若しくはブチレンオキシ単位を含んでいるものが、農業用配合物中の有効なハイドロトロープおよび活性改良剤であることを、本発明者らは発見した。本発明の補助剤は、湿潤および植物による活性成分の捕集を改良し、所定の施与速度におけるより高い活性をもたらす。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
他の実施態様では、少なくとも1の農業用活性成分、および本発明の補助剤0.1〜30重量%、好ましくは0.1〜20重量%、最も好ましくは0.1〜10重量%を含んでいる水性農業用配合物に、本発明は関する。
【0011】
施与槽中の分散若しくは乳化特性を改良することによって、または植物上の噴霧溶液の拡散および/若しくは浸透特性を改質することによって有効性を改良するために、任意の活性成分とともに、本発明の補助剤は使用されることができる。
【0012】
以下は、使用されることができる活性成分の非限定的なリストである。
【0013】
除草剤(例であり、これらに限定されない。)
・アミド除草剤
アリドクロール(allidochlor)
ベフルブタミド(beflubutamid)
ベンザドックス(benzadox)
ベンジプラム(benzipram)
ブロモブチド(bromobutide)
カフェンストロール(cafenstrole)
CDEA
シプラゾール(cyprazole)
ジメテナミド(dimethenamid)
ジメテナミド−P(dimethenamid−P)
ジフェナミド(diphenamid)
エプロナズ(epronaz)
エトニプロミド(etnipromid)
フェントラザミド(fentrazamide)
フルポキサム(flupoxam)
フォメサフェン(fomesafen)
ハロサフェン(halosafen)
イソカルバミド(isocarbamid)
イソキサベン(isoxaben)
ナプロパミド(napropamide)
ナプタラム(naptalam)
ペトキサミド(pethoxamid)
プロピザミド(propyzamide)
キノナミド(quinonamid)
テブタム(tebutam)
○アニリド除草剤
クロラノクリル(chloranocryl)
シスアニリド(cisanilide)
クロメプロップ(clomeprop)
シプロミド(cypromid)
ジフルフェニカン(diflufenican)
エトベンザニド(etobenzanid)
フェナスラム(fenasulam)
フルフェナセット(flufenacet)
フルフェニカン(flufenican)
メフェナセット(mefenacet)
メフルイジド(mefluidide)
メタミホップ(metamifop)
モナリド(monalide)
ナプロアニリド(naproanilide)
ペンタノクロル(pentanochlor)
ピコリナフェン(picolinafen)
プロパニル(propanil)
・アリールアラニン除草剤
ベンゾイルプロップ(benzoylprop)
フラムプロップ(flamprop)
フラムプロップ−M(flamprop−M)
・クロロアセタニリド除草剤
アセトクロル(acetochlor)
アラクロル(alachlor)
ブタクロル(butachlor)
ブテナクロル(butenachlor)
デラクロル(delachlor)
ジエタチル(diethatyl)
ジメタクロル(dimethachlor)
メタザクロル(metazachlor)
メトラクロル(metolachlor)
S−メトラクロル(S−metolachlor)
プレチラクロル(pretilachlor)
プロパクロル(propachlor)
ピロピソクロル(propisochlor)
プリナクロル(prynachlor)
テルブクロル(terbuchlor)
テニルクロル(thenylchlor)
キシラクロル(xylachlor)
【0014】
・スルホンアニリド除草剤
ベンゾフルオル(benzofluor)
クロランスラム(cloransulam)
ジクロスラム(diclosulam)
フロラスラム(florasulam)
フルメットスラム(flumetsulam)
メトスラム(metosulam)
ペルフルイドン(perfluidone)
ピリミスルファン(pyrimisulfan)
プロフルアゾル(profluazol)
【0015】
・スルホンアミド除草剤
アスラム(asulam)
カルバスラム(carbasulam)
フェナスラム(fenasulam)
オリザリン(oryzalin)
ペノキススラム(penoxsulam)
○チオアミド除草剤
ベンカルバゾン(bencarbazone)
クロルチアミド(chlorthiamid)
【0016】
・抗生物質除草剤
ビラナホス(bilanafos)
【0017】
・芳香族酸除草剤
○安息香酸除草剤
クロラムベン(chloramben)
ジカンバ(dicamba)
2,3,6−TBA
トリカンバ(tricamba)
・ピリミジニルオキシ安息香酸除草剤
ビスピリバック(bispyribac)
ピリミノバック(pyriminobac)
・ピリミジニルチオ安息香酸除草剤
ピリチオバック(pyrithiobac)
○ フタル酸除草剤
クロルタル(chlorthal)
○ ピコリン酸除草剤
アミノピラリド(aminopyralid)
クロピラリド(clopyralid)
ピクロラム(picloram)
○ キノリンカルボン酸除草剤
キンクロラック(quinclorac)
キンメラック(quinmerac)
【0018】
・ヒ素性除草剤
カコジル酸
CMA
DSMA
ヘキサフルレート(hexaflurate)
MAA
MAMA
MSMA
亜ヒ酸カリウム
亜ヒ酸ナトリウム
【0019】
・ベンゾイルシクロヘキサンジオン除草剤
メソトリオン(mesotrione)
スルコトリオン(sulcotrione)
【0020】
・ベンゾフラニルアルキルスルホネート除草剤
ベンフレセート(benfuresate)
エトフメセート(ethofumesate)
【0021】
・カルバメート除草剤
アシュラム(asulam)
カルボキサゾール(carboxazole)
クロルプロカルブ(chlorprocarb)
ジクロルメート(dichlormate)
フェナスラム(fenasulam)
カルブチレート(karbutilate)
テルブカルブ(terbucarb)
【0022】
・カルバニレート除草剤
バルバン(barban)
BCPC
カルバスラム(carbasulam)
カルベタミド(carbetamide)
CEPC
クロルブファム(chlorbufam)
クロルプロファム(chlorpropham)
CPPC
デスメジファム(desmedipham)
フェニソファム(phenisopham)
フェンメジファム(phenmedipham)
フェンメジファム−エチル(phenmedipham−ethyl)
プロファム(propham)
スウェップ(swep)
【0023】
・シクロヘキセンオキシム除草剤
アロキシジム(alloxydim)
ブトロキシジム(butroxydim)
クレトジム(clethodim)
クロプロキシジム(cloproxydim)
シクロキシジム(cycloxydim)
プロフォキシジム(profoxydim)
セトキシジム(sethoxydim)
テプラロキシジム(tepraloxydim)
トラルコキシジム(tralkoxydim)
【0024】
・シクロプロピルイソオキサゾール除草剤
イソキサクロルトール(isoxachlortole)
イソキサフルトール(isoxaflutole)
【0025】
・ジカルボキシイミド除草剤
ベンズフェンジゾン(benzfendizone)
シニドン−エチル(cinidon−ethyl)
フルメジン(flumezin)
フルミクロラック(flumiclorac)
フルミオキサジン(flumioxazin)
フルミプロピン(flumipropyn)
【0026】
・ジニトロアニリン除草剤
ベンフルラリン(benfluralin)
ブトラリン(butralin)
ジニトラミン(dinitramine)
エタルフルラリン(ethalfluralin)
フルクロラリン(fluchloralin)
イソプロパリン(isopropalin)
メタルプロパリン(methalpropalin)
ニトラリン(nitralin)
オリザリン(oryzalin)
ペンジメタリン(pendimethalin)
プロジアミン(prodiamine)
プロフルラリン(profluralin)
トリフルラリン(trifluralin)
【0027】
・ジニトロフェノール除草剤
ジノフェネート(dinofenate)
ジノプロップ(dinoprop)
ジノサム(dinosam)
ジノセブ(dinoseb)
ジノテルブ(dinoterb)
DNOC
エチノフェン(etinofen)
メジノテルブ(medinoterb)
【0028】
・ジフェニルエーテル除草剤
エトキシフェン(ethoxyfen)
○ニトロフェニルエーテル除草剤
アシフルオルフェン(acifluorfen)
アクロニフェン(aclonifen)
ビフェノックス(bifenox)
クロメトキシフェン(chlomethoxyfen)
クロルニトロフェン(chlornitrofen)
エトニプロミド(etnipromid)
フルオロジフェン(fluorodifen)
フルオログリコフェン(fluoroglycofen)
フルオロニトロフェン(fluoronitrofen)
フォメサフェン(fomesafen)
フリロキシフェン(furyloxyfen)
ハロサフェン(halosafen)
ラクトフェン(lactofen)
ニトロフェン(nitrofen)
ニトロフルオルフェン(nitrofluorfen)
オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)
【0029】
・ジチオカルバメート除草剤
ダゾメット(dazomet)
メタム(metam)
【0030】
・ハロゲン化脂肪族除草剤
アロラック(alorac)
クロロポン(chloropon)
ダラポン(dalapon)
フルプロパネート(flupropanate)
ヘキサクロロアセトン
ヨードメタン
臭化メチル
モノクロロ酢酸
SMA
TCA
【0031】
・イミダゾリノン除草剤
イマザメタベンズ(imazamethabenz)
イマザモックス(imazamox)
イマザピック(imazapic)
イマザピル(imazapyr)
イマザキン((imazaquin)
イマゼタピル(imazethapyr)
【0032】
・無機性除草剤
スルファミン酸アンモニウム
ボラックス(borax)
塩素酸カルシウム
硫酸銅
硫酸第一鉄
アジ化カリウム
シアン酸カリウム
アジ化ナトリウム
塩素酸ナトリウム
硫酸
【0033】
・ニトリル除草剤
ブロモボニル(bromobonil)
ブロモキシニル(bromoxynil)
クロロキシニル(chloroxynil)
ジクロベニル(dichlobenil)
ヨードボニル(iodobonil)
イオキシニル(ioxynil)
ピラクロニル(pyraclonil)
【0034】
・有機リン除草剤
アミプロホス−メチル(amiprofos−methyl)
アニロホス(anilofos)
ベンスリド(bensulide)
ビラナホス(bilanafos)
ブタミホス(butamifos)
2,4−DEP
DMPA
EBEP
ホサミン(fosamine)
グルホシネート(glufosinate)
グリホセート(glyphosate)
ピペロホス(piperophos)
【0035】
・フェノキシ除草剤
ブロモフェノキシム(bromofenoxim)
クロメプロップ(clomeprop)
2,4−DEB
2,4−DEP
ジフェノペンテン(difenopenten)
ジスル(disul)
エルボン(erbon)
エトニプロミド(etnipromid)
フェンテラコル(fenteracol)
トリフォプシム(trifopsime)
○フェノキシ酢酸除草剤
4−CPA
2,4−D
3,4−DA
MCPA
MCPA−チオエチル(MCPA−thioethyl)
2,4,5−T
○フェノキシブチル酸除草剤
4−CPB
2,4−DB
3,4−DB
MCPB
2,4,5−TB
○フェノキシプロピオン酸除草剤
クロプロップ(cloprop)
4−CPP
ジクロルプロップ(dichlorprop)
ジクロルプロップ−P(dichlorprop−P)
3,4−DP
フェノプロップ(fenoprop)
メコプロップ(mecoprop)
メコプロップ−P(mecoprop−P)
・アリールオキシフェノキシプロピオン酸除草剤
クロラジホップ(chlorazifop)
クロジナホップ(clodinafop)
クロホップ(clofop)
シハロホップ(cyhalofop)
ジクロホップ(diclofop)
フェノキサプロップ(fenoxaprop)
フェノキサプロップ−P(fenoxaprop−P)
フェンチアプロップ(fenthiaprop)
フルアジホップ(fluazifop)
フルアジホップ−P(fluazifop−P)
ハロキシホップ(haloxyfop)
ハロキシホップ−P(haloxyfop−P)
イソキサピリホップ(isoxapyrifop)
メタミホップ(metamifop)
プロパキザホップ(propaquizafop)
キザロホップ(quizalofop)
キザロホップ−P(quizalofop−P)
トリホップ(trifop)
【0036】
・フェニレンジアミン除草剤
ジニトラミン(dinitramine)
プロジアミン(prodiamine)
【0037】
・フェニルピラゾリルケトン除草剤
ベンゾフェナップ(benzofenap)
ピラスルホトール(pyrasulfotole)
ピラゾリネート(pyrazolynate)
ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)
トプラメゾン(topramezone)
【0038】
・ピラゾリルフェニル除草剤
フルアゾレート(fluazolate)
ピラフルフェン(pyraflufen)
【0039】
・ピリダジン除草剤
クレダジン(credazine)
ピリダホル(pyridafol)
ピリデート(pyridate)
【0040】
・ピリダジノン除草剤
ブロムピラゾン(brompyrazon)
クロリダゾン(chloridazon)
ジミダゾン(dimidazon)
フルフェンピル(flufenpyr)
メトフルラゾン(metflurazon)
ノルフルラゾン(norflurazon)
オキサピラゾン(oxapyrazon)
ピダノン(pydanon)
【0041】
・ピリジン除草剤
アミノピラリド(aminopyralid)
クリオジネート(cliodinate)
クロピラリド(clopyralid)
ジチオピル(dithiopyr)
フルロキシピル(fluroxypyr)
ハロキシジン(haloxydine)
ピクロラム(picloram)
ピコリナフェン(picolinafen)
ピリクロル(pyriclor)
チアゾピル(thiazopyr)
トリクロピル(triclopyr)
【0042】
・ピリミジンジアミン除草剤
イプリミダム(iprymidam)
チオクロリム(tioclorim)
【0043】
・第四級アンモニウム除草剤
シペルクワット(cyperquat)
ジエタムコート(diethamquat)
ジフェンゾコート(difenzoquat)
ジクワット(diquat)
モルファムコート(morfamquat)
パラコート(paraquat)
【0044】
・チオカルバメート除草剤
ブチレート(butylate)
シクロエート(cycloate)
ジアレート(di−allate)
EPTC
エスプロカルブ(esprocarb)
エチオレート(ethiolate)
イソポリネート(isopolinate)
メチオベンカルブ(methiobencarb)
モリネート(molinate)
オルベンカルブ(orbencarb)
ペブレート(pebulate)
プロスルホカルブ(prosulfocarb)
ピリブチカルブ(pyributicarb)
スルファレート(sulfallate)
チオベンカルブ(thiobencarb)
チオカルバジル(tiocarbazil)
トリアレート(tri−allate)
ベルノレート(vernolate)
【0045】
・チオカーボネート除草剤
ジメキサノ(dimexano)
EXD
プロキサン(proxan)
【0046】
・チオ尿素除草剤
メチウロン(methiuron)
【0047】
・トリアジン除草剤
ジプロペトリン(dipropetryn)
トリアジフラム(triaziflam)
トリヒドロキシトリアジン
○クロロトリアジン除草剤
アトラジン(atrazine)
クロラジン(chlorazine)
シアナジン(cyanazine)
シプラジン(cyprazine)
エグリナジン(eglinazine)
イパジン(ipazine)
メソプラジン(mesoprazine)
プロシアジン(procyazine)
プログリナジン(proglinazine)
プロパジン(propazine)
セブチラジン(sebuthylazine)
シマジン(simazine)
テルブチラジン(terbuthylazine)
トリエタジン(trietazine)
○メトキシトリアジン除草剤
アトラトン(atraton)
メトメトン(methometon)
プロメトン(prometon)
セクブメトン(secbumeton)
シメトン(simeton)
テルブメトン(terbumeton)
○メチルチオトリアジン除草剤
アメトリン(ametryn)
アジプロトリン(aziprotryne)
シアナトリン(cyanatryn)
デスメトリン(desmetryn)
ジメタメトリン(dimethametryn)
メトプロトリン(methoprotryne)
プロメトリン(prometryn)
シメトリン(simetryn)
テルブトリン(terbutryn)
【0048】
・トリアジノン除草剤
アメトリジオン(ametridione)
アミブジン(amibuzin)
ヘキサジノン(hexazinone)
イソメチオジン(isomethiozin)
メタミトロン(metamitron)
メトリブジン(metribuzin)
【0049】
・トリアゾール除草剤
アミトロール(amitrole)
カフェンストロール(cafenstrole)
エプロナズ(epronaz)
フルポキサム(flupoxam)
【0050】
・トリアゾロン除草剤
アミカルバゾン(amicarbazone)
ベンカルバゾン(bencarbazone)
カルフェントラゾン(carfentrazone)
フルカルバゾン(flucarbazone)
プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)
スルフェントラゾン(sulfentrazone)
【0051】
・トリアゾロピリミジン除草剤
クロランスラム(cloransulam)
ジクロスラム(diclosulam)
フロラスラム(florasulam)
フルメツラム(flumetsulam)
メトスラム(metosulam)
ペノクスラム(penoxsulam)
【0052】
・ウラシル除草剤
ブタフェナシル(butafenacil)
ブロマシル(bromacil)
フルプロパシル(flupropacil)
イソシル(isocil)
レナシル(lenacil)
テルバシル(terbacil)
【0053】
・尿素除草剤
ベンズチアズロン(benzthiazuron)
クミルロン(cumyluron)
シクルロン(cycluron)
ジクロラルウレア(dichloralurea)
ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)
イソノルロン(isonoruron)
イソウロン(isouron)
メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron)
モニソウロン(monisouron)
ノルロン(noruron)
○フェニル尿素除草剤
アニスロン(anisuron)
ブツロン(buturon)
クロルブロムロン(chlorbromuron)
クロレツロン(chloreturon)
クロロトルロン(chlorotoluron)
クロロクスロン(chloroxuron)
ダイムロン(daimuron)
ジフェノクスロン(difenoxuron)
ジメフロン(dimefuron)
ジウロン(diuron)
フェヌロン(fenuron)
フルオメツロン(fluometuron)
フルオチウロン(fluothiuron)
イソプロツロン(isoproturon)
リヌロン(linuron)
メチウロン(methiuron)
メチルジムロン(methyldymron)
メトベンズロン(metobenzuron)
メトブロムロン(metobromuron)
メトクスロン(metoxuron)
モノリヌロン(monolinuron)
モヌロン(monuron)
ネブロン(neburon)
パラフルロン(parafluron)
フェノベンズロン(phenobenzuron)
シデュロン(siduron)
テトラフルロン(tetrafluron)
チジアズロン(thidiazuron)
○スルホニル尿素除草剤
・ピリミジニルスルホニル尿素除草剤
アミドスルフロン(amidosulfuron)
アジムスルフロン(azimsulfuron)
ベンスルフロン(bensulfuron)
クロリムロン(chlorimuron)
シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)
エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)
フラザスルフロン(flazasulfuron)
フルセトスルフロン(flucetosulfuron)
フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)
ホラムスルフロン(foramsulfuron)
ハロスルフロン(halosulfuron)
イマゾスルフロン(imazosulfuron)
メソスルフロン(mesosulfuron)
ニコスルフロン(nicosulfuron)
オルトスルハムロン(orthosulfamuron)
オキサスルフロン(oxasulfuron)
プリミスルフロン(primisulfuron)
ピラゾスルフロン(pyrazosulfuron)
リムスルフロン(rimsulfuron)
スルホメツロン(sulfometuron)
スルホスルフロン(sulfosulfuron)
トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)
・トリアジニルスルホニル尿素除草剤
クロルスルフロン(chlorsulfuron)
シノスルフロン(cinosulfuron)
エタメツルフロン(ethametsulfuron)
ヨードスルフロン(iodosulfuron)
メツルフロン(metsulfuron)
プロスルフロン(prosulfuron)
チフェンスルフロン(thifensulfuron)
トリアスルフロン(triasulfuron)
トリベヌロン(tribenuron)
トリフルスルフロン(triflusulfuron)
トリトスルフロン(tritosulfuron)
○チアジアゾリル尿素除草剤
ブチウロン(buthiuron)
エチジムロン(ethidimuron)
テブチウロン(tebuthiuron)
チアザフルロン(thiazafluron)
チジアズロン(thidiazuron)
【0054】
・分類されていない除草剤
アクロレイン
アリルアルコール
アザフェニジン(azafenidin)
ベナゾリン(benazolin)
ベンタゾン(bentazone)
ベンゾビシクロン(benzobicyclon)
ブチダゾール(buthidazole)
カルシウムシアナミド
カムベンジクロル(cambendichlor)
クロルフェナック(chlorfenac)
クロルフェンプロップ(chlorfenprop)
クロルフルラゾール(chlorflurazole)
クロルフルレノル(chlorflurenol)
シンメチリン(cinmethylin)
クロマゾン(clomazone)
CPMF
クレゾール
オルトジクロロベンゼン
ジメピペレート(dimepiperate)
エンドタル(endothal)
フルオロミジン(fluoromidine)
フルリドン(fluridone)
フルロクロリドン(flurochloridone)
フルルタモン(flurtamone)
フルチアセット(fluthiacet)
インダノファン(indanofan)
メタゾール(methazole)
メチルイソチオシアネート
ニピラクロフェン(nipyraclofen)
OCH
オキサジアルギル(oxadiargyl)
オキサジアゾン(oxadiazon)
オキサジクロメホン(oxaziclomefone)
ペンタクロロフェノール
ペントキサゾン(pentoxazone)
酢酸フェニル水銀
ピノキサデン(pinoxaden)
プロスルファリン(prosulfalin)
ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)
ピリフタリド(pyriftalid)
キノクラミン(quinoclamine)
ローデタニル(rhodethanil)
スルグリカピン(sulglycapin)
チジアジミン(thidiazimin)
トリジファン(tridiphane)
トリメツロン(trimeturon)
トリプロピンダン(tripropindan)
トリタック(tritac)
【0055】
殺真菌剤は以下を包含するが、これらに限定されない。
・脂肪族窒素殺真菌剤
ブチルアミン
シモキサニル(cymoxanil)
ドジシン(dodicin)
ドジン(dodine)
グアザチン(guazatine)
イミノクタジン(iminoctadine)
【0056】
・アミド殺真菌剤
カルプロパミド(carpropamid)
クロラニホルメタン(chloraniformethan)
シフルフェナミド(cyflufenamid)
ジクロシメット(diclocymet)
エタボキサム(ethaboxam)
フェノキサニル(fenoxanil)
フルメトベル(flumetover)
フラメトピル(furametpyr)
マンジプロパミド(mandipropamid)
ペンチオピラド(penthiopyrad)
プロクロラズ(prochloraz)
キナザミド(quinazamid)
シルチオハム(silthiofam)
トリホリン(triforine)
・アシルアミノ酸殺真菌剤
ベナラキシル(benalaxyl)
ベナラキシル−M(benalaxyl−M)
フララキシル(furalaxyl)
メタラキシル(metalaxyl)
メタラキシル−M(metalaxyl−M)
ペフラゾエート(pefurazoate)
・アニリド殺真菌剤
ベナラキシル(benalaxyl)
ベナラキシル−M(benalaxyl−M)
ボスカリド(boscalid)
カルボキシン(carboxin)
フェンヘキサミド(fenhexamid)
メタラキシル(metalaxyl)
メタラキシル−M(metalaxyl−M)
メトスルホバックス(metsulfovax)
オフレース(ofurace)
オキサジキシル(oxadixyl)
オキシカルボキシン(oxycarboxin)
ピラカルボリド(pyracarbolid)
チフルザミド(thifluzamide)
チアジニル(tiadinil)
・ベンズアニリド殺真菌剤
ベノダニル(benodanil)
フルトラニル(flutolanil)
メベニル(mebenil)
メプロニル(mepronil)
サリチルアニリド
テクロフタラム(tecloftalam)
・フルアニリド殺真菌剤
フェンフラム(fenfuram)
フララキシル(furalaxyl)
フルカルバニル(furcarbanil)
メトフロキサム(methfuroxam)
・スルホンアニリド殺真菌剤
フルスルファミド(flusulfamide)
【0057】
・ベンズアミド殺真菌剤
ベンゾヒドロキサム酸
フルオピコリド(fluopicolide)
チオキシミド(tioxymid)
トリクラミド(trichlamide)
ザリラミド(zarilamid)
ゾキサミド(zoxamide)
【0058】
・フルアミド殺真菌剤
シクラフラミド(cyclafuramid)
フルメシクロックス(furmecyclox)
【0059】
・フェニルスルファミド殺真菌剤
ジクロフルアニド(dichlofluanid)
トリルフルアニド(tolylfluanid)
【0060】
・スルホンアミド殺真菌剤
アミスルブロム(amisulbrom)
シアゾファミド(cyazofamid)
【0061】
・バリンアミド殺真菌剤
ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb)
イプロバリカルブ(iprovalicarb)
【0062】
・抗生物質殺真菌剤
アウレオファンギン(aureofungin)
ブラスチシジン−S(blasticidin−S)
シクロヘキシミド
グリセオフルビン(griseofulvin)
カスガマイシン(kasugamycin)
ナタマイシン(natamycin)
ポリオキシン(polyoxins)
ポリオキソリム(polyoxorim)
ストレプトマイシン(streptomycin)
バリダマイシン(validamycin)
・ストロビルリン殺真菌剤
アゾキシストロビン(azoxystrobin)
ジモキシストロビン(dimoxystrobin)
フルオキサストロビン(fluoxastrobin)
クレソキシム−メチル(kresoxim−methyl)
メトミノストロビン(metominostrobin)
オリサストロビン(orysastrobin)
ピコキシストロビン(picoxystrobin)
ピラクロストロビン(pyraclostrobin)
トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)
【0063】
・芳香族殺真菌剤
ビフェニル
クロロジニトロナフタレン
クロロネブ(chloroneb)
クロロタロニル(chlorothalonil)
クレゾール
ジクロラン(dicloran)
ヘキサクロロベンゼン
ペンタクロロフェノール
クイントゼン(quintozene)
ナトリウムペンタクロロフェノキシド
テクナゼン(tecnazene)
【0064】
・ベンズイミダゾール殺真菌剤
ベノミル(benomyl)
カルベンダジム(carbendazim)
クロルフェナゾール(chlorfenazole)
シペンダゾール(cypendazole)
デバカルブ(debacarb)
フベリダゾール(fuberidazole)
メカルビンジド(mecarbinzid)
ラベンザゾール(rabenzazole)
チアベンダゾール(thiabendazole)
【0065】
・ベンズイミダゾール前駆体殺真菌剤
フロハネート(furophanate)
チオハネート(thiophanate)
チオハネート−メチル(thiophanate−methyl)
【0066】
・ベンゾチアゾール殺真菌剤
ベンタルロン(bentaluron)
クロベンチアゾン(chlobenthiazone)
TCMTB
【0067】
・橋かけジフェニル殺真菌剤
ビチオノル(bithionol)
ジクロロフェン(dichlorophen)
ジフェニルアミン
【0068】
・カルバメート殺真菌剤
ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb)
フロファネート(furophanate)
イプロバリカルブ(iprovalicarb)
プロパモカルブ(propamocarb)
チオファネート(thiophanate)
チオファネート−メチル(thiophanate−methyl)
・ベンズイミダゾリルカルバメート殺真菌剤
ベノミル(benomyl)
カルベンダジム(carbendazim)
シペンダゾール(cypendazole)
デバカルブ(debacarb)
メカルビンジッド(mecarbinzid)
・カルバニレート殺真菌剤
ジエトフェンカルブ(diethofencarb)
【0069】
・コナゾール殺真菌剤
・コナゾール殺真菌剤(イミダゾール系)
クリムバゾール(climbazole)
クロトリマゾール(clotrimazole)
イマザリル(imazalil)
オキスポコナゾール(oxpoconazole)
プロクロラズ(prochloraz)
トリフルミゾール(triflumizole)
イミダゾール殺真菌剤も参照せよ。
・コナゾール殺真菌剤(トリアゾール系)
アザコナゾール(azaconazole)
ブロムコナゾール(bromuconazole)
シプロコナゾール(cyproconazole)
ジクロブトラゾル(diclobutrazol)
ジフェノコナゾール(difenoconazole)
ジニコナゾール(diniconazole)
ジニコナゾール−M(diniconazole−M)
エポキシコナゾール(epoxiconazole)
エタコナゾール(etaconazole)
フェンブコナゾール(fenbuconazole)
フルクインコナゾール(fluquinconazole)
フルシラゾール(flusilazole)
フルトリアホル(flutriafol)
フルコナゾール(furconazole)
フルコナゾール−シス(furconazole−cis)
ヘキサコナゾール(hexaconazole)
イミベンコナゾール(imibenconazole)
イプコナゾール(ipconazole)
メトコナゾール(metconazole)
ミクロブタニル(myclobutanil)
ペンコナゾール(penconazole)
プロピコナゾール(propiconazole)
プロチオコナゾール(prothioconazole)
キンコナゾール(quinconazole)
シメコナゾール(simeconazole)
テブコナゾール(tebuconazole)
テトラコナゾール(tetraconazole)
トリアジメホン(triadimefon)
トリアジメノル(triadimenol)
トリチコナゾール(triticonazole)
ユニコナゾール(uniconazole)
ユニコナゾール−P(uniconazole−P)
トリアゾール殺真菌剤も参照せよ。
【0070】
・銅殺真菌剤
ボルドー液(Bordeaux mixture)
バーガンディ混合物(Burgundy mixture)
チェシャント剤(Cheshunt mixture)
酢酸銅
塩基性炭酸銅
水酸化銅
ナフテン酸銅
オレイン酸銅
オキシ塩化銅
硫酸銅
塩基性硫酸銅
クロム酸処理黄銅(copper zinc chromate)
クフラネブ(cufraneb)
クプロバム(cuprobam)
酸化第一銅
マンコッパー(mancopper)
オキシン銅
【0071】
・ジカルボキシイミド殺真菌剤
ファモキサドン(famoxadone)
フルオロイミド
・ジクロロフェニルジカルボキシイミド殺真菌剤
クロゾリネート(chlozolinate)
ジクロゾリン(dichlozoline)
イプロジオン(iprodione)
イソバレジオン(isovaledione)
ミクロゾリン(myclozolin)
プロシミドン(procymidone)
ビンクロゾリン(vinclozolin)
・フタルイミド殺真菌剤
カプタホル(captafol)
キャプタン(captan)
ジタリムホス(ditalimfos)
フォルペット(folpet)
チオクロルフェンヒム(thiochlorfenphim)
【0072】
・ジニトロフェノール殺真菌剤
ビナパクリル(binapacryl)
ジノブトン(dinobuton)
ジノキャップ(dinocap)
ジノキャップ−4(dinocap−4)
ジノキャップ−6(dinocap−6)
ジノクトン(dinocton)
ジノペントン(dinopenton)
ジノスルホン(dinosulfon)
ジノテルボン(dinoterbon)
DNOC
【0073】
・ジチオカルバメート殺真菌剤
アジチラム(azithiram)
カルバモルフ(carbamorph)
クフラネブ(cufraneb)
クプロバム(cuprobam)
ジスルフィラム(disulfiram)
フェルバム(ferbam)
メタム(metam)
ナバム(nabam)
テコラム(tecoram)
チラム(thiram)
ジラム(ziram)
・環状ジチオカルバメート殺真菌剤
ダゾメット(dazomet)
エテム(etem)
ミルネブ(milneb)
・ポリマー状ジチオカルバメート殺真菌剤
マンコッパー(mancopper)
マンコゼブ(mancozeb)
マネブ(maneb)
メチラム(metiram)
ポリカルバメート
プロピネブ(propineb)
ジネブ(zineb)
【0074】
・イミダゾール殺真菌剤
シアゾファミド(cyazofamid)
フェナミドン(fenamidone)
フェナパニル(fenapanil)
グリオジン(glyodin)
イプロジオン(iprodione)
イソバレジオン(isovaledione)
ペフラゾエート(pefurazoate)
トリアゾキシド(triazoxide)
コナゾール殺真菌剤(イミダゾール系)も参照せよ。
【0075】
・無機性殺真菌剤
アジ化カリウム
チオシアン酸カリウム
アジ化ナトリウム
イオウ
銅殺真菌剤も参照せよ。
無機水銀殺真菌剤も参照せよ。
【0076】
・水銀殺真菌剤
・無機水銀殺真菌剤
塩化第二水銀
酸化第二水銀
塩化第一水銀
・有機水銀殺真菌剤
臭化(3−エトキシプロピル)水銀
酢酸エチル水銀
臭化エチル水銀
塩化エチル水銀
2,3−ジヒドロキシプロピルメルカプチドエチル水銀
リン酸エチル水銀
N−(エチル水銀)−p−トルエンスルホンアニリド
ヒドラルガフェン(hydrargaphen)
塩化2−メトキシエチル水銀
安息香酸メチル水銀
メチル水銀ジシアンジアミド
メチル水銀ペンタクロロフェノキシド
8−フェニルマーキュリオキシキノリン(8−phenylmercurioxyquinoline)
尿素フェニル水銀
酢酸フェニル水銀
塩化フェニル水銀
ピロカテコールのフェニル水銀誘導体
硝酸フェニル水銀
サリチル酸フェニル水銀
チオメルサル(thiomersal)
酢酸トリル水銀
【0077】
・モルホリン殺真菌剤
アルジモルフ(aldimorph)
ベンザモルフ(benzamorf)
カルバモルフ(carbamorph)
ジメトモルフ(dimethomorph)
ドデモルフ(dodemorph)
フェンプロピモルフ(fenpropimorph)
フルモルフ(flumorph)
トリデモルフ(tridemorph)
【0078】
・有機リン殺真菌剤
アムプロピルホス(ampropylfos)
ジタリムホス(ditalimfos)
エジフェンホス(edifenphos)
フォセチル(fosetyl)
ヘキシルチオホス(hexylthiofos)
イプロベンホス(iprobenfos)
ホスダイフェン(phosdiphen)
ピラゾホス(pyrazophos)
トルクロホス−メチル(tolclofos−methyl)
トリアミホス(triamiphos)
【0079】
・有機スズ殺真菌剤
デカフェンチン(decafentin)
フェンチン(fentin)
酸化トリブチルスズ
【0080】
・オキサチイン殺真菌剤
カルボキシン(carboxin)
オキシカルボキシン(oxycarboxin)
【0081】
・オキサゾール殺真菌剤
クロゾリネート(chlozolinate)
ジクロゾリン(dichlozoline)
ドラゾキソロン(drazoxolon)
ファモキサドン(famoxadone)
ヒメキサゾル(hymexazol)
メタゾキソロン(metazoxolon)
ミクロゾリン(myclozolin)
オキサジキシル(oxadixyl)
ビンクロゾリン(vinclozolin)
【0082】
・ポリスルフィド殺真菌剤
ポリスルフィドバリウム
ポリスルフィドカルシウム
ポリスルフィドカリウム
ポリスルフィドナトリウム
【0083】
・ピラゾール殺真菌剤
フラメトピル(furametpyr)
ペンチオピラド(penthiopyrad)
【0084】
・ピリジン殺真菌剤
ボスカリド(boscalid)
ブチオベート(buthiobate)
ジピリチオン(dipyrithione)
フルアジナム(fluazinam)
フルオピコリド(fluopicolide)
ピリジニトリル(pyridinitril)
ピリフェノックス(pyrifenox)
ピロキシクロル(pyroxychlor)
ピロキシフル(pyroxyfur)
【0085】
・ピリミジン殺真菌剤
ブピリメート(bupirimate)
シプロジニル(cyprodinil)
ジフルメトリム(diflumetorim)
ジメチリモル(dimethirimol)
エチリモル(ethirimol)
フェナリモル(fenarimol)
フェリムゾン(ferimzone)
メパニピリム(mepanipyrim)
ヌアリモル(nuarimol)
ピリメタニル(pyrimethanil)
トリアリモル(triarimol)
【0086】
・ピロール殺真菌剤
フェンピクロニル(fenpiclonil)
フルジオキソニル(fludioxonil)
フルオロイミド
【0087】
・キノリン殺真菌剤
エトキシキン(ethoxyquin)
ハラクリネート(halacrinate)
硫酸8−ヒドロキシキノリン
キナセトル(quinacetol)
キノキシフェン(quinoxyfen)
【0088】
・キノン殺真菌剤
ベンキノックス(benquinox)
クロラニル(chloranil)
ジクロン(dichlone)
ジチアノン(dithianon)
【0089】
・キノキサリン殺真菌剤
キノメチオナート(chinomethionat)
クロルキノックス(chlorquinox)
チオキノックス(thioquinox)
【0090】
・チアゾール殺真菌剤
エタボキサム(ethaboxam)
エトリジアゾール(etridiazole)
メトスルホバックス(metsulfovax)
オクチリノン(octhilinone)
チアベンダゾール(thiabendazole)
チアジフルオル(thiadifluor)
チフルザミド(thifluzamide)
【0091】
・チオカルバメート殺真菌剤
メタスルホカルブ(methasulfocarb)
プロチオカルブ(prothiocarb)
【0092】
・チオフェン殺真菌剤
エタボキサム(ethaboxam)
シルチオファム(silthiofam)
【0093】
・トリアジン殺真菌剤
アニラジン(anilazine)
【0094】
・トリアゾール殺真菌剤
アミスルブロム(amisulbrom)
ビテルタノル(bitertanol)
フルオトリマゾール(fluotrimazole)
トリアズブチル(triazbutil)
コナゾール殺真菌剤(トリアゾール系)も参照せよ。
【0095】
・尿素殺真菌剤
ベンタルロン(bentaluron)
ペンシクロン(pencycuron)
キナザミド(quinazamid)
【0096】
・分類されていない殺真菌剤
アシベンゾラル(acibenzolar)
アシペタクス(acypetacs)
アリルアルコール
塩化ベンズアルコニウム
ベンザマクリル(benzamacril)
ベトキサジン(bethoxazin)
カルボン(carvone)
クロロピクリン(chloropicrin)
DBCP
デヒドロ酢酸
ジクロメジン(diclomezine)
ピロ炭酸ジエチル
フェナミノスルフ(fenaminosulf)
フェニトロパン(fenitropan)
フェンプロピジン(fenpropidin)
ホルムアルデヒド
フルフラール
ヘキサクロロブタジエン
ヨードメタン
イソプロチオレーン(isoprothiolane)
臭化メチル
メチルイソチオシアネート
メトラフェノン(metrafenone)
ニトロスチレン
ニトロタル−イソプロピル(nitrothal−isopropyl)
OCH
2−フェニルフェノール
フタリド
ピペラリン
プロベナゾール(probenazole)
プロキナジド(proquinazid)
ピロキロン(pyroquilon)
ナトリウムオルトフェニルフェノキシド
スピロキサミン(spiroxamine)
スルトロペン(sultropen)
チシオフェン(thicyofen)
トリシクラゾール(tricyclazole)
ナフテン酸亜鉛
【0097】
殺虫剤は以下を包含するが、これらに限定されない。
・抗生物質殺虫剤
アロサミジン(allosamidin)
ツリンギエンシン(thuringiensin)
○大環状ラクトン殺虫剤
スピノサド(spinosad)
・アベルメクチン殺虫剤
アバメクチン(abamectin)
ドラメクチン(doramectin)
エマメクチン(emamectin)
エプリノメクチン(eprinomectin)
イベルメクチン(ivermectin)
セラメクチン(selamectin)
・ミルベマイシン殺虫剤
レピメクチン(lepimectin)
ミルベメクチン(milbemectin)
ミルベマイシンオキシム(milbemycin oxime)
モキシデクチン(moxidectin)
【0098】
・ヒ素性殺虫剤
ヒ酸カルシウム
アセト亜ヒ酸銅
ヒ酸銅
ヒ酸鉛
亜ヒ酸カリウム
亜ヒ酸ナトリウム
【0099】
・植物性殺虫剤
アナバシン(anabasine)
アザジラクチン(azadirachtin)
α−リモネン
ニコチン
ピレトリン(pyrethrins)
シネリン(cinerins)
シネリンI(cinerin I)
シネリンII(cinerin II)
ジャスモリンI(jasmolin I)
ジャスモリンII(jasmolin II)
ピレトリンI(pyrethrin I)
ピレトリンII(pyrethrin II)
カシア(quassia)
ロテノン(rotenone)
リアニア(ryania)
サバジラ(sabadilla)
【0100】
・カルバメート殺虫剤
ベンジオカルブ(bendiocarb)
カルバリル(carbaryl)
○ベンゾフラニルメチルカルバメート殺虫剤
ベンフラカルブ(benfuracarb)
カルボフラン(carbofuran)
カルボスルファン(carbosulfan)
デカルボフラン(decarbofuran)
フラチオカルブ(furathiocarb)
○ジメチルカルバメート殺虫剤
ジメタン(dimetan)
ジメチラン(demetilan)
ハイクインカルブ(hyquincarb)
ピリミカルブ(pirimicarb)
○オキシムカルバメート殺虫剤
アラニカルブ(alanycarb)
アルジカルブ(aldicarb)
アルドキシカルブ(aldoxycarb)
ブトカルボキシム(butocarboxim)
ブトキシカルボキシム(butoxycarboxim)
メトミル(methomyl)
ニトリラカルブ(nitrilacarb)
オキサミル(oxamyl)
タジムカルブ(tazimcarb)
チオカルボキシム
チオジカルブ(thiodicarb)
チオファノックス(thiofanox)
○フェニルメチルカルバメート殺虫剤
アリキシカルブ(allyxycarb)
アミノカルブ(aminocarb)
ブフェンカルブ(bufencarb)
ブタカルブ(butacarb)
カルバノレート(carbanolate)
クロエトカルブ(cloethocarb)
ジクレジル(dicresyl)
ジオキサカルブ(dioxacarb)
EMPC
エチオフェンカルブ(ethiofencarb)
フェネタカルブ(fenethacarb)
フェノブカルブ(fenobucarb)
イソプロカルブ(isoprocarb)
メチオカルブ(methiocarb)
メトルカルブ(metolcarb)
メキサカルベート(mexacarbate)
プロマシル(promacyl)
プロメカルブ(promecarb)
プロポクスル(propoxur)
トリメタカルブ(trimethacarb)
XMC
キシリルカルブ(xylylcarb)
【0101】
・ジニトロフェノール殺虫剤
ジネックス(dinex)
ジノプロップ(dinoprop)
ジノサム(dinosam)
DNOC
【0102】
・フッ素殺虫剤
ヘキサフロオロケイ酸バリウム
氷晶石
フッ化ナトリウム
ヘキサフロオロケイ酸ナトリウム
スルフラミド(sulfluramid)
【0103】
・ホルムアミジン殺虫剤
アミトラズ(amitraz)
クロルジメホルム(chlordimeform)
ホルメタネート(formetanate)
ホルメパラネート(formparanate)
【0104】
・燻蒸剤殺虫剤
アクリロニトリル
二硫化炭素
四塩化炭素
クロロホルム
クロロピクリン(chloropicrin)
パラジクロロベンゼン
1,2−ジクロロプロパン
ギ酸エチル
二臭化エチレン
二塩化エチレン
エチレンオキシド
シアン化水素
ヨードメタン
塩化メチル
メチルクロロホルム
塩化メチレン
ナフタレン
ホスフィン
フッ化スルフリル
テトラクロロエタン
【0105】
・無機性殺虫剤
ホウ砂
ポリ硫化カルシウム
オレイン酸銅
塩化第一水銀
チオシアン酸カリウム
チオシアン酸ナトリウム
ヒ素性殺虫剤も参照せよ。
フッ素殺虫剤も参照せよ。
【0106】
・昆虫成長調整剤
○キチン合成阻害剤
ビストリフルロン(bistrifluron)
ブプロフェジン(buprofezin)
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)
シロマジン(cyromazine)
ジフルベンズロン(diflubenzuron)
フルシクロクスロン(flucycloxuron)
フルフェノクスロン(flufenoxuron)
ヘキサフルムロン(hexaflumuron)
ルフェヌロン(lufenuron)
ノバルロン(novaluron)
ノビフルムロン(noviflumuron)
ペンフルロン(penfluron)
テフルベンズロン(teflubenzuron)
トリフルムロン(triflumuron)
○幼若ホルモン類似体
エポフェノナン(epofenonane)
フェノキシカルブ(fenoxycarb)
ヒドロプレン(hydroprene)
キノプレン(kinoprene)
メトプレン(methoprene)
ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)
トリプレン(triprene)
○幼若ホルモン
幼若ホルモンI
幼若ホルモンII
幼若ホルモンIII
○脱皮ホルモン作動薬
クロマフェノジド(chromafenozide)
ハロフェノジド(halofenozide)
メトキシフェノジド(methoxyfenozide)
テブフェノジド(tebufenozide)
○脱皮ホルモン
α−エクジソン
エクジステロン
○脱皮阻害剤
ジオフェノラン(diofenolan)
○プレコセン
プレコセンI
プレコセンII
プレコセンIII
○分類されていない昆虫成長調整剤
ジシクラニル(dicyclanil)
【0107】
・ネレイストキシン類似体殺虫剤
ベンスルタップ(bensultap)
カルタップ(cartap)
チオシクラム(thiocyclam)
チオスルタップ(thiosultap)
【0108】
・ニコチノイド殺虫剤
フロニカミド(flonicamid)
○ニトログアニジン殺虫剤
クロチアニジン(clothianidin)
ジノテフラン(dinotefuran)
イミダクロプリド(imidacloprid)
チアメトキサム(thiamethoxam)
○ニトロメチレン殺虫剤
ニテンピラム(nitenpyram)
ニチアジン(nithiazine)
○ピリジルメチルアミン殺虫剤
アセタミプリド(acetamiprid)
イミダクロプリド(imidacloprid)
ニテンピラム(nitenpyram)
チアクロプリド(thiacloprid)
【0109】
・有機塩素殺虫剤
ブロモ−DDT
カンフェクロル(camphechlor)
DDT
pp’−DDT
エチル−DDD
HCH
ガンマ−HCH
リンデン(lindane)
メトキシクロル(methoxychlor)
ペンタクロロフェノール
TDE
○シクロジエン殺虫剤
アルドリン(aldrin)
ブロモシクレン(bromocyclen)
クロルビシクレン(chlorbicyclen)
クロルデン(chlordane)
クロルデコン(chlordecone)
ジエルドリン(dieldrin)
ジロル(dilor)
エンドスルファン(endosulfan)
エンドリン(endrin)
HEOD
ヘプタクロル(heptachlor)
HHDN
イソベンザン(isobenzan)
イソドリン(isodrin)
ケレバン(kelevan)
ミレックス(mirex)
【0110】
・有機リン殺虫剤
○有機ホスフェート殺虫剤
ブロムフェンビンホス(bromfenvinfos)
クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)
クロトキシホス(crotoxyphos)
ジクロルボス(dichlorvos)
ジクロトホス(dicrotophos)
ジメチルビンホス(dimethylvinphos)
フォスピレート(fospirate)
ヘプテノホス(heptenophos)
メトクロトホス(methocrotophos)
メビンホス(mevinphos)
モノクロトホス(monocrotophos)
ナレド(naled)
ナフタロホス(naftalofos)
ホスファミドン(phosphamidon)
プロパホス(propaphos)
TEPP
テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)
○有機チオホスフェート殺虫剤
ジオキサベンゾホス(dioxabenzofos)
ホスメチラン(fosmethilan)
フェントエート(phenthoate)
・脂肪族有機チオホスフェート殺虫剤
アセチオン(acethion)
アミトン(amiton)
カズサホス(cadusafos)
クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)
クロルメホス(chlormephos)
デメフィオン(demephion)
デメフィオン−O(demephion−O)
デメフィオン−S(demephion−S)
デメトン(demeton)
デメトン−O(demeton−O)
デメトン−S(demeton−S)
デメトン−メチル(demeton−methyl)
デメトン−O−メチル(demeton−O−methyl)
デメトン−S−メチル(demeton−S−methyl)
デメトン−S−メチルスルホン(demeton−S−methylsulphon)
ジスルホトン(disulfoton)
エチオン(ethion)
エトプロホス(ethoprophos)
IPSP
イソチオエート(isothioate)
マラチオン(malathion)
メタクリホス(methacrifos)
オキシデメトン−メチル(oxydemeton−methyl)
オキシデプロホス(oxydeprofos)
オキシジスルホトン(oxydisulfoton)
フォレート(phorate)
スルホテップ(sulfotep)
テルブホス(terbufos)
チオメトン(thiometon)
・脂肪族アミド有機チオホスフェート殺虫剤
アミジチオン(amidithion)
シアントエート(cyanthoate)
ジメトエート(dimethoate)
エトエート−メチル(ethoate−methyl)
ホルモチオン(formothion)
メカルバム(mecarbam)
オメトエート(omethoate)
プロトエート(prothoate)
ソファミド(sophamide)
バミドチオン(vamidothion)
・オキシム有機チオホスフェート殺虫剤
クロルホキシム(chlorphoxim)
ホキシム(phoxim)
ホキシム−メチル(phoxim−methyl)
・複素環式有機チオホスフェート殺虫剤
アザメチホス(azamethiphos)
クマホス(coumaphos)
クミトエート(coumithoate)
ジオキサチオン(dioxathion)
エンドチオン(endothion)
メナゾン(menazon)
モルホチオン(morphothion)
ホサロン(phosalone)
ピラクロホス(pyraclofos)
ピリダフェンチオン(pyridaphenthion)
キノチオン(quinothion)
・ベンゾチオピラン有機チオホスフェート殺虫剤
ジチクロホス(dithicrofos)
チクロホス(thicrofos)
・ベンゾトリアジン有機チオホスフェート殺虫剤
アジンホス−エチル(azinphos−ethyl)
アジンホス−メチル(azinphos−methyl)
・イソインド−ル有機チオホスフェ−ト殺虫剤
ジアリホス(dialifos)
ホスメット(phosmet)
・イソキサゾール有機チオホスフェート殺虫剤
イソキサチオン(isoxathion)
ゾラプロホス(zolaprofos)
・ピラゾロピリミジン有機チオホスフェート殺虫剤
クロルプラゾホス(chlorprazophos)
ピラゾホス(pyrazophos)
・ピリジン有機チオホスフェート殺虫剤
クロルピリホス(chlorpyrifos)
クロルピリホス−メチル(chlorpyrifos−methyl)
・ピリミジン有機チオホスフェート殺虫剤
ブタチオホス(butathiofos)
ジアジノン(diazinon)
エトリムホス(etrimfos)
リリムホス(lirimfos)
ピリミホス−エチル(pirimiphos−ethyl)
ピリミホス−メチル(pirimiphos−methyl)
ピリミドホス(pirimidophos)
ピリミテート(pirimitate)
テブピリムホス(tebupirimfos)
・キノキサリン有機チオホスフェート殺虫剤
キナルホス(quinalphos)
キナルホス−メチル(quinalphos−methyl)
・チアジアゾール有機チオホスフェート殺虫剤
アチダチオン(athidathion)
リチダチオン(lythidathion)
メチダチオン(methidathion)
プロチダチオン(prothidathion)
・トリアゾール有機チオホスフェート殺虫剤
イサゾホス(isazofos)
トリアゾホス(triazophos)
・フェニル有機チオホスフェート殺虫剤
アゾトエート(azothoate)
ブロモホス(bromophos)
ブロモホス−エチル(bromophos−ethyl)
カルボフェノチオン(carbophenothion)
クロルチオホス(chlorthiophos)
シアノホス(cyanophos)
シチオエート(cythioate)
ジカプトン(dicapthon)
ジクロフェンチオン(dichlofenthion)
エタホス(etaphos)
ファムフール(famphur)
フェンクロルホス(fenchlorphos)
フェニトロチオン(fenitrothion)
フェンスルホチオン(fensulfothion)
フェンチオン(fenthion)
フェンチオン−エチル(fenthion−ethyl)
ヘテロホス(heterophos)
ヨードフェンホス(jodfenphos)
メスルフェンホス(mesulfenfos)
パラチオン(parathion)
パラチオン−メチル(parathion−methyl)
フェンカプトン(phenkapton)
ホスニクロル(phosnichlor)
プロフェノホス(profenofos)
プロチオホス(prothiofos)
スルプロホス(sulprofos)
テメホス(temephos)
トリクロルメタホス−3(trichlormetaphos−3)
トリフェノホス(trifenofos)
○ホスホネート殺虫剤
ブトネート(butonate)
トルクロルホン(trichlorfon)
○ホスホノチオエート殺虫剤
メカルホン(mecarphon)
・フェニルエチルホスホノチオエート殺虫剤
ホノホス(fonofos)
トリクロロナート(trichloronat)
・フェニルフェニルホスホノチオエート殺虫剤
シアノフェンホス(cyanofenphos)
EPN
レプトホス(leptophos)
○ホスホラミデート殺虫剤
クルホメート(crufomate)
フェナミホス(fenamiphos)
ホスチエタン(fosthietan)
メホスホラン(mephosfolan)
ホスホラン(phosfolan)
ピリメタホス(pirimetaphos)
○ホスホラミドチオエート殺虫剤
アセフェート(acephate)
イソカルボホス(isocarbophos)
イソフェンホス(isofenphos)
メタミドホス(methamidophos)
プロペタムホス(propetamphos)
○ホスホロジアミド殺虫剤
ジメホックス(dimefox)
マジドックス(mazidox)
ミパホックス(mipafox)
シュラ−ダン(schradan)
【0111】
・オキサジアジン殺虫剤
インドキサカルブ(indoxacarb)
【0112】
・フタルイミド殺虫剤
ジアリホス(dialifos)
ホスメット(phosmet)
テトラメトリン(tetramethrin)
【0113】
・ピラゾール殺虫剤
アセトプロール(acetoprole)
エチプロール(ethiprole)
フィプロニル(fipronil)
ピラフルプロール(pyrafluprole)
ピリプロール(pyriprole)
テブフェンピラド(tebufenpyrad)
トルフェンピラド(tolfenpyrad)
バニリプロール(vaniliprole)
【0114】
・ピレスロイド殺虫剤
○ピレスロイドエステル殺虫剤
アクリナトリン(acrinathrin)
アレトリン(allethrin)
ビオアレトリン(bioallethrin)
バルトリン(barthrin)
ビフェントリン(bifenthrin)
ビオエタノメトリン(bioethanomethrin)
シクレトリン(cyclethrin)
シクロプロトリン(cycloprothrin)
シフルトリン(cyfluthrin)
ベータ−シフルトリン(beta−cyfluthrin)
シハロトリン(cyhalothrin)
ガンマ−シハロトリン(gamma−cyhalothrin)
ラムダ−シハロトリン(lambda−cyhalothrin)
シペルメトリン(cypermethrin)
アルファ−シペルメトリン(alpha−cypermethrin)
ベータ−シペルメトリン(beta−cypermethrin)
シータ−シペルメトリン(theta−cypermethrin)
ゼータ−シペルメトリン(zeta−cypermethrin)
シフェノトリン(cyphenothrin)
デルタメトリン(deltamethrin)
ジメフルトリン(dimefluthrin)
ジメトリン(dimethrin)
エムペントリン(empenthrin)
フェンフルトリン(fenfluthrin)
フェンピリトリン(fenpirithrin)
フェンプロパトリン(fenpropathrin)
フェンバレレート(fenvalerate)
エスフェンバレレート(esfenvalerate)
フルシトリネート(flucythrinate)
フルバリネート(fluvalinate)
タウ−フルバリネート(tau−fluvalinate)
フレトリン(furethrin)
イミプロトリン(imiprothrin)
メトフルトリン(metofluthrin)
ペルメトリン(permethrin)
ビオペルメトリン(biopermethrin)
トランスペルメトリン(transpermethrin)
フェノトリン(phenothrin)
プラレトリン(prallethrin)
プロフルトリン(profluthrin)
ピレスメトリン(pyresmethrin)
レスメトリン(resmethrin)
ビオレスメトリン(bioresmethrin)
シスメトリン(cismethrin)
テフルトリン(tefluthrin)
テラレトリン(terallethrin)
テトラメトリン(tetramethrin)
トラロメトリン(tralomethrin)
トランスフルトリン(transfluthrin)
○ピレスロイドエーテル殺虫剤
エトフェンプロックス(etofenprox)
フルフェンプロックス(flufenprox)
ハルフェンプロックス(halfenprox)
プロトリフェンブュート(protrifenbute)
シラフルオフェン(silafluofen)
【0115】
・ピリミジンアミン殺虫剤
フルフェネリム(flufenerim)
ピリミジフェン(pyrimidifen)
【0116】
・ピロール殺虫剤
クロルフェナピル(chlorfenapyr)
【0117】
・テトロン酸殺虫剤
スピロメシフェン(spiromesifen)
スピロテトラマト(spirotetramat)
【0118】
・チオ尿素殺虫剤
ジアフェンチウロン(diafenthiuron)
【0119】
・尿素殺虫剤
フルコフロン(flucofuron)
スルコフロン(sulcofuron)
キチン合成阻害剤も参照せよ。
【0120】
・分類されていない殺虫剤
クロサンテル(closantel)
クロタミトン(clotamiton)
EXD
フェナザフロル(fenazaflor)
フェノキサクリム(fenoxacrim)
フルベンジアミド(flubendiamide)
ヒドラメチルノン(hydramethylnon)
イソプロチオレーン(isoprothiolane)
マロノベン(malonoben)
メタフルミゾン(metaflumizone)
メトキサジアゾン(metoxadiazone)
ニフルリジド(nifluridide)
ピリダベン(pyridaben)
ピリダリル(pyridalyl)
ラフォキサニド(rafoxanide)
トリアラテン(triarathene)
トリアザメート(triazamate)
【0121】
植物成長調整剤は以下を包含するが、これらに限定されない。
・抗オーキシン剤
クロフィブリン酸
2,3,5−トリ−ヨード安息香酸
【0122】
・オーキシン
4−CPA
2,4−D
2,4−DB
2,4−DEP
ジクロルプロップ(dichlorprop)
フェノプロップ(fenoprop)
IAA
IBA
ナフタレンアセタミド
α−ナフタレン酢酸
1−ナフトール
ナフトキシ酢酸
ナフテン酸カリウム
ナフテン酸ナトリウム
2,4,5−T
【0123】
・サイトカイニン
2iP
ベンジルアデニン
キネチン(kinetin)
ゼアチン(zeatin)
【0124】
・落葉剤
カルシウムシアナミド
ジメチピン(dimethipin)
エンドタル(endothal)
エテホン(ethephon)
メルホス(merphos)
メトクスロン(metoxuron)
ペンタクロロフェノール
チジアズロン(thidiazuron)
トリブホス(tribufos)
【0125】
・エチレン阻害剤
アビグリシン(aviglycine)
1−メチルシクロプロペン
【0126】
・エチレン放出剤
ACC
エタセラシル(etacelasil)
エテホン(ethephon)
グリオキシム
【0127】
・ジベレリン
ジベレリン
ジベレリン酸
【0128】
・成長阻害剤
アブシシン酸
アンシミドル(ancymidol)
ブトラリン(butralin)
カルバリル(carbaryl)
クロルホニウム(chlorphonium)
クロルプロハム(chlorpropham)
ジケグラック(dikegulac)
フルメトラリン(flumetralin)
フルオリダミド(fluoridamid)
フォサミン(fosamine)
グリホシン(glyphosine)
イソピリモル(isopyrimol)
ジャスモン酸
マレイン酸ヒドラジド
メピコート(mepiquat)
ピプロクタニル(piproctanyl)
プロヒドロジャスモン(prohydrojasmon)
プロファム(propham)
2,3,5−トリ−ヨード安息香酸
○モルファクチン
クロルフルレン(chlorfluren)
クロルフルレノル(chlorflurenol)
ジクロルフルレノル(dichlorflurenol)
フルレノル(flurenol)
【0129】
・成長抑制剤
クロルメコート(chlormequat)
ダミノジド(daminozide)
フルルプリミドル(flurprimidol)
メフルイジド(mefluidide)
パクロブトラゾル(paclobutrazol)
テトシクラシス(tetcyclacis)
ウニコナゾール(uniconazole)
【0130】
・成長促進剤
ブラシノリド(brassinolide)
ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)
ヒメキサゾル(hymexazol)
【0131】
・分類されていない植物成長調整剤
ベンゾフルオル(benzofluor)
ブミナホス(buminafos)
カルボン(carvone)
シオブチド(ciobutide)
クロフェンセット(clofencet)
クロキシホナック(cloxyfonac)
シクラニリド(cyclanilide)
シクロヘキシミド
エポコレオン(epocholeone)
エチクロゼート(ethychlozate)
エチレン
フェンリダゾン(fenridazon)
ヘプトパルギル(heptopargil)
ホロスルフ(holosulf)
イナベンフィド(inabenfide)
カレタザン(karetazan)
ヒ酸鉛
メタスルホカルブ(methasulfocarb)
プロヘキサジオン(prohexadione)
ピダノン(pydanon)
シントフェン(sintofen)
トリアペンテノル(triapenthenol)
トリネキサパック(trinexapac)
【0132】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、および/またはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであって、該アルコキシレートが平均して1〜20、他の実施態様では2〜10、さらに他の実施態様では2〜6、またさらに他の実施態様では2〜4、最も好ましくは3のエチレンオキシ単位並びに0〜3、好ましくは0〜2のプロピレンオキシ単位を含んでいるものを、本発明の補助剤は含んでいる。1の実施態様では、本発明の補助剤は、式(II)

に従う少なくとも1のホスフェート化アルコキシレートを含んでおり、この式で、MはH、一価金属イオンまたはR+であり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を有するアルキル基若しくは−CHCHOHであり、並びにcは1〜20、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6、さらにより好ましくは2〜4、最も好ましくは3の数である。
【0133】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートは、種々の方法によって得られることができ、最も普通であるのは、2−プロピルヘプタノールまたは2−プロピルヘプタノールアルコキシレートとポリリン酸または五酸化リン(P)との反応である。
【0134】
ポリリン酸を使用する方法では、主に2−プロピルヘプタノールまたはアルコキシル化2−プロピルヘプタノールのモノアルキルホスフェートエステルおよび少量(<10%)のみのジアルキルホスフェートエステルを、得られる生成物混合物は含有するだろう。常に、ポリリン酸からのかなり大量の無機リン酸塩残渣、たとえばオルトリン酸が存在するだろう。
【0135】
がホスフェート化試薬として使用され、かつPとアルコールまたはアルコキシル化アルコールとのモル比が1:3であるときは、約等量のモノアルキルホスフェートエステルおよびジアルキルホスフェートエステル、並びにより少量のみの無機リン酸塩残渣を、生成物混合物は含有するだろう。これより多い量のアルコールまたはアルコキシル化アルコールは、これより多くのジエステルをもたらし、またこれより少ない量は、これより多くのモノエステルをもたらすだろう。ある量のモノおよびジアルキルホスフェートエステルを有するホスフェートエステルの合成の仕方は、当業者には知られているだろう。ある量のモノおよびジアルキルホスフェートエステルを有するホスフェートエステルの合成の仕方は、当業者には知られているだろう。ホスフェートエステルの一般的記載については、たとえばWarner M.Linfield編、Surfactant Science Series、1976年、米国ニューヨークおよびスイス国バーゼル、Marcel Dekker社刊中のAnionic Surfactants、第7巻、第II部、504〜511ページを参照せよ。ホスフェート化されるべきアルコールアルコキシレートは、KOHのようなアルカリ性触媒を使用することによって製造された標準タイプのものか、あるいは酸触媒、Ca(OH)またはハイドロタルサイトのような狭範囲触媒を使用することによって製造された狭範囲タイプのものであることができる。
【0136】
必要であれば、該手順のいずれかから得られる反応混合物は、使用前に有機または無機塩基によって中和されることができる。該塩基は、例としてアルカリ水酸化物、たとえば水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウム;アンモニア、アルカノールアミン、たとえばモノエタノールアミン、トリエタノールアミン若しくはメチルジエタノールアミン;またはアルキルアミン、たとえばトリエチルアミンであることができる。
【0137】
2−プロピルヘプタノールの、またはエトキシル化2−プロピルヘプタノールのモノアルキルホスフェートエステルは、式(II)

を有し、この式で、MはH、一価金属イオンまたはRであり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を持つアルキル基または−CHCHOHであり、並びにcは0〜20、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6、さらにより好ましくは2〜4、最も好ましくは3の数である。2−プロピルヘプタノールまたはエトキシル化2−プロピルヘプタノールとポリリン酸との反応から得られる生成物混合物は、式(III)

に従う、1より多いホスフェート単位を有する、より少量の生成物を含有することもでき、ここで、nは1〜3であり、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。
【0138】
比較的少ない量のエチレンオキシ単位を有するエトキシレートでは、エチレンオキシ単位の分布の故に、ある量のエトキシル化されていない生成物も残留するだろう。このエトキシル化されていない生成物も、ホスフェート化剤との反応の際にホスフェート化されるだろう。したがって、2−プロピルヘプタノールのホスフェートエステルも、これらの上述のエトキシレートから得られる反応混合物中に存在するだろう。
【0139】
2−プロピルヘプタノールのジアルキルホスフェートエステルは、式(IV)

を有し、ここで、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。2−プロピルヘプタノールまたはエトキシル化2−プロピルヘプタノールとPとの反応から得られる生成物混合物は、式(V)

に従うジアルキルジホスフェートエステルを含有することもでき、ここで、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。このタイプのジエステルは加水分解されて、2モルのモノエステルを生成することができる。
【0140】
少量の副生成物、たとえば4−メチル−2−プロピルヘキサノールおよび5−メチル−2−プロピルヘキサノールをもたらす方法によって、2−プロピルヘプタノールは通常作られる。これらの生成物またはそのエトキシル化物も、本発明の方法の際にホスフェート化され、ホスフェート化された化学種が、得られる生成物混合物中に含まれるだろう。
【0141】
ホスフェート化手順によって得られた反応混合物は、通常、何らの精製手順なしにそのまま使用されるが、該混合物および精製されたホスフェートエステルのどちらもハイドロトロープとして機能する。良好なハイドロトロープとして作用するために、混合物は、主にモノアルキルホスフェートエステルを含有しなければならない。というのは、モノアルキルホスフェートエステルは、ジアルキルホスフェートエステルよりも良好なハイドロトロープであるからである。混合物の好ましくは60重量%超、より好ましくは70重量%超、最も好ましくは80重量%超が、モノアルキルホスフェートエステルでなければならない。
【0142】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール、またはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであって、該アルコキシレートが平均して1〜20、好ましくは2〜10、より好ましくは2〜6、さらにより好ましくは2〜4、最も好ましくは3のエチレンオキシ単位並びに0〜3、好ましくは0〜2のプロピレンオキシおよび/若しくはブチレンオキシ、好ましくはプロピレンオキシ単位を含んでいる上記のもの、およびこれらの製造方法は、前述の刊行物、欧州特許第256427号およびスイス国特許第481953号に、それぞれ、顔料の分散剤として、および乳化重合プロセスにおける添加剤として使用するために、既に部分的に開示されている。しかし、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであって、該アルコキシレートが平均して2〜4、好ましくは3のエチレンオキシ単位を含んでいるものは、ホスフェート化された、2−プロピルヘプタノールの他のアルコキシ化物に比較して、ハイドロトロープとして特に効率的である(実施例の表1を参照せよ)。したがって、本発明は、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートであって、該アルコキシレートが平均して2〜4、好ましくは3のエチレンオキシ単位を含んでいるものそれ自体、およびその製造方法にも関する。
【0143】
アルカリ、好ましくは水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムおよび無機性並びに有機性であることができるアルカリ性錯化剤を、本発明の農業用配合物は含有することができる。アルカリ性組成物中に使用される無機錯化剤の典型的な例は、シリケートおよびホスフェートのアルカリ塩、たとえばケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、オルトリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、および対応するカリウム塩である。有機錯化剤の典型的な例は、アルカリ性アミノポリホスホネート、有機ホスフェート、ポリカルボキシレート、たとえばシトレート;アミノカルボキシレート、たとえばニトリロ三酢酸ナトリウム(NaNTA)、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム(EDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、1,3−プロピレンジアミン四酢酸ナトリウム、およびヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウムである。組成物中に存在するアルカリの量は、用途、および該組成物が高濃度物であるか、または直ぐに使用できる溶液であるかに依存する。
【0144】
本発明の高濃度組成物は安定であり、かつ多くの場合に概して清澄である。清澄な区間は、好適には0〜40℃、好ましくは0〜50℃、最も好ましくは0〜60℃である。ハイドロトロープと非イオン界面活性剤との比を変えることによって、これは適合されることができる。高濃度物は、水を通常50〜95重量%、好適には70〜90重量%含有する。
【0145】
直ぐに使用できる溶液を得るために、1:40まで水および/または肥料溶液で、高濃度物は希釈される。希釈された溶液も清澄で安定であるが、ある場合には、依然として安定で分離しないけれども、僅かに半透明化することがある。直ぐに使用できる溶液は、良好な特性を示す。典型的な高濃度配合物は、本発明に従う補助剤を3〜5重量%含有し、一方、直ぐに使用できる配合物は通常、同じものを0.2〜1重量%含有するだろう。
【0146】
複数の有害動植物を標的とする、水を送達媒体として使用しながら、複数の農薬が一緒に混合されたものを、タンクミックス(混用物)は含むことができる。その場合、種々の配合タイプ、たとえば乳化性高濃度物(乳剤)および懸濁高濃度物(SC剤)を一緒に混合するときに生じうる非相容性を防ぐ助けに、補助剤はなるだろう。
【0147】
タンクミックスは、肥料溶液中に分散または乳化された農薬(1または複数の農薬)も含むことができる。界面活性剤を電解質溶液中につなぎとめることによって、塩溶液中への農薬(1または複数の農薬)の分散または乳化を促進するように、本発明の補助剤は機能する。
【0148】
本発明は、以下の実施例によってさらに例証される。
【実施例1】
【0149】
2−プロピルヘプタノール+5EOのためのハイドロトロープとしての、ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOとホスフェート化ヘキサノール+5EOとの比較に、この実施例は関する。
【表1】

【0150】
0〜60℃の清澄区間を得るために、ホスフェート化ヘキサノール+5EOと比較して、より少量のホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOが必要であった。ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOをハイドロトロープとして有する配合物はまた、希釈後もはるかにより安定であった。
【実施例2】
【0151】
2−プロピルヘプタノール+5EOのためのハイドロトロープとして、ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOを有する、数多くのホスフェート化エトキシル化アルコールを、この実施例は比較する。
【表2】

【表3】

【0152】
本発明に従う配合物は、希釈後の良好な安定性とともに、検討された全ての配合物のうちで最良の浄化特性を示した。
【実施例3】
【0153】
この実施例では、本発明に従う組成物の湿潤能力が、修正されたDraveの試験法(Drave’s test)によって試験された。
【表4】

【0154】
修正されたDraveの試験法では、約0.1%の界面活性剤の溶液中で特定の綿糸が沈降する時間が、秒で測定される。表5の配合物は、C〜C11アルコール+4EOに関して、蒸留水で0.1重量%まで希釈され、そして修正されたDraveの試験がこの溶液について実施された。結果が表6に示される。
【表5】

【0155】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOをエトキシレートのためのハイドロトロープとして含有する配合物は、良好な湿潤能力を持っていたが、一方、別の成分だけでは湿潤時間は>420秒間であった。C〜C11アルコールは、ハイドロトロープなしではこのアルカリ性媒体に可溶性でなく、またホスフェート化2−プロピルヘプタノール+5EOは、それ自体良好な湿潤能力を持たない。ハイドロトロープが加えられると、非イオン界面活性剤は可溶化され、そうするとその湿潤能力を発揮することが可能になる。
【実施例4】
【0156】
後述の合成では、錨型撹拌子を備えた1,000cmのフランジ付きフラスコが使用された。該反応器は、サーモスタットを備えた電気ヒーターによって加熱された。反応の間、僅かの窒素流が加えられた。使用されたポリリン酸(PPA)は、P84%当量の「ポリリン酸116」(Albright & Wilson社製)であった。
【0157】
1)2−プロピルヘプタノール+PPA
【0158】
2−プロピルヘプタノール(222.47g、1.41モル)が仕込まれ、45℃まで加熱された。60mlの注射器からPPA(254.09g)が加えられ、そして240回転/分で撹拌されながら、発熱反応が55〜70℃に保たれた。1時間にわたってPPAが加えられた。それから60℃で2時間、300回転/分で撹拌されながら、反応が温置された。後反応の後、水(5.0g)が加えられて、残留するPPAが加水分解され、その後、水555.0g中に溶解されたKOH(274.4g)で、酸が中和された。
【0159】
2)2−プロピルヘプタノール+3EO+PPA
【0160】
2−プロピルヘプタノール+3EO(295.63g、1.02モル)が仕込まれ、45℃まで加熱された。60mlの注射器からPPA(184.95g)が加えられ、そして240回転/分で撹拌されながら、発熱反応が55〜70℃に保たれた。1時間にわたってPPAが加えられた。それから60℃で2時間、300回転/分で撹拌されながら、反応が温置された。後反応の後、水(5.0g)が加えられて、残留するPPAが加水分解され、その後、水454g中に溶解されたKOH(191g)で、酸が中和された。
【0161】
3)2−プロピルヘプタノール+5EO+PPA
【0162】
2−プロピルヘプタノール+5EO(307.71g、0.81モル)が仕込まれ、45℃まで加熱された。60mlの注射器からPPA(148g)が加えられ、そして240回転/分で撹拌されながら、発熱反応が55〜70℃に保たれた。1時間にわたってPPAが加えられた。それから60℃で2時間、300回転/分で撹拌されながら、反応が温置された。後反応の後、水(5.0g)が加えられて、残留するPPAが加水分解され、その後、水517g中に溶解されたKOH(132.37g)で、374.02gの酸が中和された。
【実施例5】
【0163】
Morwet D−425は、米国イリノイ州シカゴ、Akzo Novel Surface Chemitry有限責任会社から商業的に入手できる高濃度化アルキルナフタレンスルホネート分散剤であり、これは各種の農薬のSC剤、湿潤性粉体(水和剤)および水中分散粒剤の配合物中の主要な分散剤として使用されてきた。しばしば、配合物の湿潤性および安定性を増加するための共界面活性剤として、非イオン界面活性剤が使用される。非イオン界面活性剤の溶解度は塩溶液中では減少するので、農薬配合物が施与の際に肥料と混合されると、凝集が生じるだろう。この実施例は、Atrazine SC(アトラジンSC剤)中の種々の共界面活性剤の性能を比較し、分岐ハイドロトロープが硝酸アンモニウム溶液中での相容性を改良するかどうかを検証することを目的とする。
【0164】
使用物質
工業級Atrazine
Morwet D−425(高濃度化アルキルナフタレンスルホネート、ナトリウム塩)
Ethylan 1005ホスフェートエステル(2−プロピルヘプタノール+5EO)
Emphos PS−131(イソ−トリデカノール+6EO、ホスフェートエステル、酸型)
Emphos PS−236(直鎖C10/12アルコール+5EO、ホスフェートエステル、酸型)
Witconol SN−70(直鎖C10/12アルコール+5EO)
Witconol TD−60(イソ−トリデカノール+6EO)
Ethylan 1005(2−プロピルヘプタノール+5EO)
尿素−硝酸アンモニウム(UAN)
【0165】
Atrazine懸濁物が、まずMorwet D−425および湿潤剤を適当量の水中に溶解することによって作られた。微粉化された工業級Atrazineが次に該溶液に加えられ、そしてそれから高せん断を使用して分散された。試験された懸濁物の全てが、活性成分480グラム/リットルを含有するように作られた。
【0166】
種々の界面活性剤系を有するAtrazine懸濁物を調製した後、該懸濁物はUAN中へと希釈され、時間の関数としての凝集度に基づいて評価された。
【0167】
配合物/結果/観察
【表6】

【0168】
次に、各サンプル5mLが、100mL管中のUAN溶液95mL中へ注がれた。該管は10回反転され、そして凝集を観察された。1、2、4、および24時間静置した後、清澄なUAN溶液の管底からの高さが測定された。表8および図1の結果が見出された。
【表7】

【0169】
表8および図1に見られるように、全ての共界面活性剤がUAN溶液中のSC剤の相容性を減少させた。何故ならば該塩は系から共界面活性剤を沈降させたからである。しかし、(1996−17−1サンプル中に含有された)Ethylan 1005ホスフェートエステルは、(4時間までの)比較的短い期間において、他の共界面活性剤と比べてはるかに良好な性能を示した。
【0170】
配合物間の結果の差は、ハイドロトロープの異なった長さおよび分岐が相容性問題に重要な役割を演じることができることを示すのに十分なほど有意であった。
【0171】
この検討で得られたデータに基づけば、Ethylan 1005ホスフェートエステルは、UAN溶液とのSC剤の相容性を改良する潜在能力を示した。
【図面の簡単な説明】
【0172】
【図1】UAN溶液中のAtrazine配合物の性能を示すグラフ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1の農業用活性成分及び少なくとも1の農業用補助剤を含み、当該補助剤が、少なくとも1のホスフェート化2−プロピルヘプタノール、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレート、またはこれらの混合物を含んでいるところの農業用配合物。
【請求項2】
アルコキシレートが平均して、1〜20のエチレンオキシ単位並びに0〜3のプロピレンオキシおよび/またはブチレンオキシ単位を含んでいる、請求項1に従う配合物。
【請求項3】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートが、式(II)

(この式で、MはH、一価金属イオンまたはR+であり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を有するアルキル基若しくは−CHCHOHであり、並びにcは0〜20の数である。)を有する、請求項1に従う配合物。
【請求項4】
−式(II)の化合物、
−式(III)の化合物

(ここで、nは1〜3であり、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)、
−式(IV)の化合物

(ここで、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)、および
−式(V)の化合物

(ここで、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)
の2以上を含有する混合物を、補助剤が含んでおり、かつ式(II)の化合物が、該補助剤混合物の少なくとも60重量%の量で存在している、請求項2に従う配合物。
【請求項5】
当該ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートが、2〜4のエチレンオキシ単位を含んでいる、請求項1に従う配合物。
【請求項6】
式(II)

(この式で、MはH、一価金属イオンまたはR+であり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を有するアルキル基若しくは−CHCHOHであり、並びにcは2〜4の数である。)、
−式(III)

(この式で、nは1〜3であり、MはH、一価金属イオンまたはR+であり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を有するアルキル基若しくは−CHCHOHであり、並びにcは0〜20の数である。)、
−式(IV)

(ここで、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。)、および
−式(V)

(ここで、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。)
の各式の1以上の物質を、ホスフェート化アルコキシレートが含んでいる、請求項5に従う配合物。
【請求項7】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノール並びに/またはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートを含んでいる当該補助剤0.1〜30重量%を含み、該アルコキシレートが平均して、1〜20のエチレンオキシ単位および0〜3のプロピレンオキシ単位を含んでいる、請求項1に従う農業用配合物。
【請求項8】
当該補助剤が、2〜4のエチレンオキシ単位を含んでいるホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートである、請求項7に従う配合物。
【請求項9】
式(II)、(III)、(IV)および/または(V)を有する、当該1以上のホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートの中で、式(II)を有するホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートが、補助剤混合物の少なくとも80重量%の量で存在している、請求項6に従う配合物。
【請求項10】
当該補助剤が、分散剤、乳化剤、ハイドロトロープ、湿潤剤、および/または相容化剤である、請求項1に従う配合物。
【請求項11】
当該少なくとも1の農業用活性成分が、除草剤、殺真菌剤、殺虫剤、植物成長調整剤、またはこれらの混合物である、請求項1に従う配合物。
【請求項12】
植物を農業的に有効な量の請求項1に従う農業用配合物に接触させることを含む、植物を処理する方法。
【請求項13】
少なくとも1のホスフェート化2−プロピルヘプタノール、ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレート、またはこれらの混合物を含んでいる、農業用配合物のための補助剤。
【請求項14】
アルコキシレートが平均して、1〜20のエチレンオキシ単位並びに0〜3のプロピレンオキシおよび/またはブチレンオキシ単位を含んでいる、請求項12に従う補助剤。
【請求項15】
ホスフェート化2−プロピルヘプタノールまたはホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートが、式(II)

(この式で、MはH、一価金属イオンまたはR+であり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を有するアルキル基若しくは−CHCHOHであり、並びにcは0〜20の数である。)を有する、請求項13に従う補助剤。
【請求項16】
−式(II)の化合物、
−式(III)の化合物

(ここで、nは1〜3であり、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)、
−式(IV)の化合物

(ここで、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)、および
−式(V)の化合物

(ここで、Mおよびcは請求項3におけるのと同じ意味を持つ。)
の2以上を含有する混合物を、補助剤が含んでおり、かつ式(II)の化合物が、該補助剤混合物の少なくとも60重量%の量で存在している、請求項15に従う配合物。
【請求項17】
当該ホスフェート化2−プロピルヘプタノールアルコキシレートが、2〜4のエチレンオキシ単位を含んでいる、請求項13に従う配合物。
【請求項18】
式(II)

(この式で、MはH、一価金属イオンまたはR+であり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を有するアルキル基若しくは−CHCHOHであり、並びにcは2〜4の数である。)、
−式(III)

(この式で、nは1〜3であり、MはH、一価金属イオンまたはR+であり、ここで、R、R、R、およびRはH、1〜4の炭素原子を有するアルキル基若しくは−CHCHOHであり、並びにcは0〜20の数である。)、
−式(IV)

(ここで、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。)、および
−式(V)

(ここで、Mおよびcは上記と同じ意味を持つ。)
の各式の1以上の物質を、ホスフェート化アルコキシレートが含んでいる、請求項17に従う配合物。

【図1】
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【公表番号】特表2008−506693(P2008−506693A)
【公表日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−521590(P2007−521590)
【出願日】平成17年7月13日(2005.7.13)
【国際出願番号】PCT/US2005/024777
【国際公開番号】WO2006/019772
【国際公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(390009612)アクゾ ノーベル ナムローゼ フェンノートシャップ (132)
【氏名又は名称原語表記】Akzo Nobel N.V.
【Fターム(参考)】