説明

ホッチキスつきパンチ

【課題】穴あけパンチのハンドルを操作すると、穴あけと同時にホッチキス綴じができ、また、ホッチキスを取外して穴あけパンチとホッチキスそれぞれ単体で使用可能な装置を提供する。
【解決手段】パンチ本体(A)のホッチキスベース格納ボックス(8)にホッチキス本体(B)を装着する。パンチハンドル(2)を押すとホッチキスハンドル押し操作突起装置(7)により、ホッチキスハンドル(5)が連動し押されパンチ穴あけとホッチキス綴じが一度の操作でおこなわれる。
また、ホッチキス綴じが必要のない場合はホッチキス本体(B)を取外してパンチ本体(A)のみで使用する。ホッチキス本体(B)も取外して単体で使用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パンチ穴をあけた後書類がバラバラにならないようにするために穴あけパンチとホッチキスを一体化し、ひとつの操作で同時にそれぞれの機能を満たすものである。また、ホッチキスを取外してそれぞれ単体としても機能するものである。
【背景技術】
【0002】
従来は、ホッチキスと穴あけパンチは別々に使用していた。一度のハンドル操作で両方の機能を満たすもの、および、取外してそれぞれ使用できるものはなかった。
【0003】
【特許文献】特開2003−11097号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
パンチ穴をあけた後、書類がバラバラになってしまうことがある。
それを解消するため、穴あけパンチとホッチキスを一体化し同時に機能させる装置、かつ、それぞれ単体でも使用できる装置を提供する。
本発明は、これらの課題を解決するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
パンチ本体(A)のパンチベース(1)にホッチキスベース(6)を組み込める凹部ホッチキスベース格納ボックス(8)を設ける。そこに、ホッチキス本体(B)を組み込む。
パンチハンドル(2)にホッチキスハンドル押し操作突起装置(7)を固定し、パンチハンドル(2)を押す操作をすることにより、ホッチキスハンドル(5)も連動して押される。ホッチキス本体(B)は、取り外し可能にした。
【発明の効果】
【0006】
パンチ本体(A)のホッチキスベース格納ボックス(8)にホッチキス本体(B)を装着し、パンチハンドル(2)を押すことにより、ホッチキスハンドル押し操作突起装置(7)を介してホッチキスハンドル(5)も連動し押され、パンチ穴あけとホッチキス綴じが一度の操作で行なえる。
また、ホッチキス綴じが必要のない場合はホッチキス本体(B)を取外してパンチ本体(A)のみで使用する。ホッチキス本体(B)も取外して単体で使用できる。
【実施例1】
【0007】
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】本発明の姿図である。
【符号の説明】
【0009】
A パンチ本体
B ホッチキス本体
1 パンチベース
2 パンチハンドル
3 パンチ軸芯棒
4 パンチ穴あけカッター
5 ホッチキスハンドル
6 ホッチキスベース
7 ホッチキスハンドル押し操作突起装置
8 ホッチキスベース格納ボックス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ホッチキス格納ボックス(8)を装備し、ホッチキスハンドル押し操作突起装置(7)を固定したパンチ本体(A)に、ホッチキス本体(B)を一体化させ、パンチ穴あけ・ホッチキス綴じをパンチハンドル(2)の操作で同時に行なえるほか、ホッチキス本体(B)を取外しそれぞれ単体としても使用可能な装置である。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−218614(P2006−218614A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−68072(P2005−68072)
【出願日】平成17年2月10日(2005.2.10)
【出願人】(505089511)
【Fターム(参考)】