説明

ホースリール

【課題】 ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されていても、巻取り作業が容易なホースリールを提供する。
【解決手段】 本体ケース11を下部容器12と上部容器13で構成し、折り畳み状態と展開状態とに移動可能であって、前記展開状態においては、ドラムの胴部に沿った方向にて先端が前記本体ケースの側方に延出する一対の脚部を67,67設けられている。天面21には、コ字状に没入した凹部22が形成されており、該凹部22内には、コ字状の取っ手23が配設されている。また、ホース外表面には凹凸が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホースを巻き取るホースリールに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、散水用のホースを巻き取る際には、ホースリールが用いられていた。
【0003】
該ホースリールは、フレームと、該フレームに回動自在に支持されたドラムからなり、前記フレームは、左右の側板と、両側板を連結するパイプ材とによって構成されている。
【0004】
また、前記ドラムは、ホースが巻き付けられる胴部と、該胴部の両端部に設けられた鍔部とによって形成されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このようなホースリールにあっては、巻取り時においてホースと、該ホースが摺接する箇所との間に大きな摩擦抵抗が生じてしまい、巻取り作業が困難となる。
【0006】
また、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されたホースリールにおいては、ホースが摺接する箇所との間に大きな摩擦抵抗が生じてしまい、巻取り作業が一層困難となる。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されていても、巻取り作業が容易なホースリールを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために請求項1記載の発明にあっては、ドラムを回動して該ドラムの胴部にホースを巻き取るホースリールであって、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されたホースリールにおいて、前記本体ケースの底部に、折り畳み状態と展開状態とに移動可能であって、前記展開状態においては、先端が前記ドラムの胴部に沿った方向にて前記本体ケースの側方に延出する一対の脚部を設け、前記本体ケースの上面には、前記ドラムの胴部に沿った方向に取っ手を設け、前記ホースの外表面に凹凸を設けたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2記載の発明にあっては、ドラムを回動して該ドラムの胴部にホースを巻き取るホースリールであって、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されたホースリールにおいて、前記本体ケースの底部に、折り畳み状態と展開状態とに移動可能であって、前記展開状態においては、先端が前記ドラムの胴部に沿った方向にて前記本体ケースの側方に延出する一対の脚部を設け、前記本体ケースの上面には、前記ドラムの胴部に沿った方向に取っ手を設け、前記本体ケースの前記脚部と前記取っ手との間の高さ位置に、前記ホースの出入口を設けたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項3記載の発明にあっては、ドラムを回動して該ドラムの胴部にホースを巻き取るホースリールであって、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されたホースリールにおいて、前記本体ケースの底部に、折り畳み状態と展開状態とに移動可能であって、前記展開状態においては、先端が前記ドラムの胴部に沿った方向にて前記本体ケースの側方に延出する一対の脚部を設け、前記本体ケースの上面には、前記ドラムの胴部に沿った方向に取っ手を設け、前記本体ケースの前記脚部と前記取っ手との間の高さ位置に、前記ホースの出入口を設け、前記ホースの外表面に凹凸を設けたことを特徴とするホースリール。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、ドラムを回動してホースを巻き取るホースリールであって、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されたホースリールにおいて、ホース巻き取り作業の容易化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるホースリール1を示す図であり、該ホースリール1は、散水用のホースを巻き取る際に使用されるものである。
【0013】
このホースリール1は、フレームを構成する矩形状の本体ケース11を備えてなり、該本体ケース11は、図2にも示すように、上方に開口した矩形容器状の下部構成部材としての下部容器12と、下方に開口した矩形容器状の上部構成部材である上部容器13とが端縁にて図外のタッピンネジで結合されて形成されている。
【0014】
前記下部容器12の内側面12a及び前記上部容器13の内側面13a、すなわち巻取り時にホース14が摺接する部位は、しぼ加工されており、皺状の凹凸を有する凹凸面が形成されている。また、天面21及び底面61の内側面にも凹凸面が形成されている。
【0015】
なお、この凹凸は、型抜き方向に沿ったライン状の突条であっても、単純な凹凸であっても良い。
【0016】
さらに、この凹凸面は、少なくともいずれか一面にあれば良い。
【0017】
具体的には、内側面にしぼを形成する凹凸が形成された金型によって成形されており、その深さは、5μm〜100μmの範囲に設定されている。なお、5μm〜5mmの範囲内に設定されていれば良い。
【0018】
この本体ケース11の内部空間Kには、図3に示すように、ホース14を巻き取る為のドラム15が収容されており、該ドラム15は、ホース挿通穴16を貫通したホース14が巻かれる円筒状の胴部17と、該胴部17の両端部側に設けられた鍔部18,18とによって構成され、両鍔部18,18間にホース14の巻取位置19が設定されている。
【0019】
前記ドラム15の胴部17の外周面17a及び前記両鍔部18の対向する内側面18a、すなわち巻取り時にホース14が摺接する部位は、しぼ加工されており、皺状の凹凸を有する凹凸面が形成されている。
【0020】
このドラム15は、20mのホース14を巻き取れる容量に設定されており、当該ドラム15に巻き取られる前記ホース14の長さ寸法は、20mに設定されている。これにより、大径のドラムを用いた場合と比較して、部材コストを抑えつつ、ホース14を巻き取れるように設計されている。
【0021】
前記上部容器13の天面21は、図1及び図4に示すように、矩形状に形成されており、平坦に形成されている。また、当該天面21は、他のホースリールの本体ケース11を積載できる広さに設定されており、積載部を構成している。
【0022】
この天面21には、コ字状に没入した凹部22が形成されており、該凹部22内には、コ字状の取っ手23が配設されている。該取っ手23は、自由端部を構成し、前記ドラム15の胴部17に沿った方向に延在する握持部24と、該握持部24の両端から延出した延出部25,25とによってコ字状に形成されており、図5に示すように、両延出部25,25の先端に設けられた回動軸26,26を介して、前記上部容器13に回動自在に支持されている。これにより、前記取っ手23を、前記凹部22内に収容した傾倒状態27と起立した起立状態28との間で回動できるように構成されている。
【0023】
この取っ手23の前記延出部25,25は、前記起立状態28において、前記凹部22の上縁部が構成する当接部29に当接して回動が規制されるように構成されており、該当接部29は、前方側に傾斜した傾斜面によって構成されている。この起立状態28において、前記取っ手23が前記傾倒状態27から90度を超えた所定角α、具体的には109度傾斜した状態で回動規制されるように構成されている。これにより、傾倒状態27の取っ手23を起立状態28へ移行する際には、前記取っ手23の自由端部を構成する前記握持部24が前記回動軸26が構成する回動中心上部を通過した後、前記延出部25,25が前記当接部29に当接した状態で前方側に傾斜して停止するように構成されている。
【0024】
前記上部容器13の前面31であって、前記ドラム15に巻き取られるホース14の移動経路上には、図6にも示すように、該ホース14を案内するガイド部32が設けられている。該ガイド部32は、前記ホース14が挿通する出入口33を備えてなり、該出入口33は、前記ドラム15の両鍔部18,18間に設定された前記巻取位置19に対向する部位に設けられている。前記出入口33の幅寸法H1は、前記ドラム15の一方の鍔部18から他方の鍔部18までの寸法H2以下に設定されている。本実施の形態では、前記出入口33の幅寸法H1を、ドラム15の両鍔部18,18の寸法H2未満に設定したが、同寸法であっても良い。
【0025】
この出入口33の上部開口縁は、前記ホース14の上方への逃げを阻止する上方規制部34を構成している。該上方規制部34は、巻き取られる前記ホース14の移動方向Iと交差する方向に延在しており(図1参照)、当該上方規制部34は、中央部が上方へ向けて突出したアーチ状に形成されている。
【0026】
なお、前記上方規制部34が出入口33の上部開口縁によって形成された場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものでは無く、例えば長尺状の部材をアーチ状に湾曲したもので構成しても良い。
【0027】
また、前記出入口33の下部開口縁が開放されたものであっても良い。
【0028】
この上方規制部34には、図5に示したように、その全域に渡って庇部35が形成されており、該庇部35は、本体ケース11の外側へ向けて突出している。当該上方規制部34において、最も高い部位での高さ位置は、前記本体ケース11に支持された前記ドラム15の鍔部18で最も高い部位より低くなるように設定されており、前記上方規制部34で最も高い部位と前記鍔部18で最も高い部位との間には、ホース巻取り時の余裕代Yが設定されている。
【0029】
前記出入口33の下部開口縁は、図6に示したように、直線状に形成されており、前記ホース14の移動経路上には、前記ホース14の横方向への移動を自在とする下方規制部36が形成されている。これにより、前記出入口33は、円弧部分が上方に位置した半円形状に形成されている。
【0030】
前記出入口33の開口縁部を構成する前記下方規制部36は、図5に示したように、一般部37より厚肉に形成されており、厚肉部38を構成している。この厚肉部38での断面形状は、前記出入口33の中心へ向けて突出する円弧状に形成されており、当該出入口33を移動するホース14が線接触するように構成されている。
【0031】
前記上部容器13の左右側面41,42の下端と前記下部容器12の左右側面43,44の上端との接合部分には、図1及び図6に示したように、両者を接合した状態で円形を成す側方に膨出した膨出部45,45が形成されており、両膨出部45,45間には、図3に示したように、前記ドラム15の鍔部18,18から突出した胴部17の端部が回動自在に支持されている。これら膨出部45,45の中央には、円形穴46,46が設けられており、左方に設けられた前記膨出部45の円形穴46には、前記ドラム15を回動する為のクランク状のハンドル47の軸48が挿通している。
【0032】
また、右方に設けられた前記膨出部45の円形穴46には、蛇口側のホースが接続される接続プラグ51が挿通されており、該接続プラグ51には、ドラム15に巻かれたホース14が接続されるパイプ部材52の一端が接続されている。これにより、蛇口からの水道水を、前記接続プラグ51を介して前記パイプ部材52へ供給するとともに、該パイプ部材52を介してドラム15に巻かれた散水側のホース14に供給できるように構成されている。
【0033】
前記膨出部45,45が形成された前記上部及び下部容器12,13の左右側面41,42,43,44には、図1に示したように、上下に延在する帯状部55,55が前記ドラム15の支持位置である前記膨出部45,45の上部及び下部に設けられている。この帯状部55,55は、上下に延在する複数の突条56,・・・と凹溝57,・・・とが交互に形成されてなり、波形に形成されている。これにより、この帯状部55,55は、平板状の左右側面41,42,43,44を補強するとともに、前記ドラム15を支持する支柱として機能するように構成されている。
【0034】
前記下部容器12の底面61には、図7に示すように、矩形状の底面開口部62が開設されており、本体ケース11は、この底面開口部62を介して外部に連通している。
【0035】
また、前記底面61には、横長の脚固定部材65,65が前面31側及び後面68側の各縁部に沿ってネジ止めされている。両脚固定部材65,65の両端部には、図8に示すように、十字状の軸部66,66が互いに対向する方向へ突設されており、対向した軸部66,66には、同形状に形成された脚部67,67が回動自在に支持されている。
【0036】
この脚部67の両端部には、前記軸部66,66に外嵌する円筒部71,71が基端部72に形成されており、この円筒部71には、先端へ向けて延出する上面部73が一体形成されている。前記両脚部67,67は、前記円筒部71,71を中心に回動することによって、図9に示すように、両脚部67,67の先端が前記本体ケース11の下部に配置され両脚部67,67が前記底面開口部62の下部に配置された折り畳み状態74と、図1に示したように、両脚部67,67の先端が本体ケース11より側方へ延出し、かつ前記本体ケース11の底面61に当接して(図8参照)回動が規制された展開状態75とを任意に形成できるように構成されている。
【0037】
これにより、展開状態75において、本体ケース11の起立状態の安定化を図れるように構成されており、前記折り畳み状態74にあっては、底面61に開設された前記底面開口部62を前記脚部67,67によって閉鎖できるように構成されている。
【0038】
前記上面部73は、一方の脚部67を他方の脚部67に先行して折り畳んで図10に示した折り畳み状態74を形成した際に、両脚部67,67の基端部72,72より先端側が重なる長さに形成されており、その裏面には、複数のリブ81,・・・と、その両側縁から延出したフランジ82,82とが一体形成されている。このフランジ82,82及び前記リブ81,・・・の高さ寸法は、図8にも示したように、基端部72から先端へ向かうに従って低くなるように設定されており、各脚部67の厚み寸法は、前記本体ケース11に軸支された基端部72から先端へ向かうに従って薄肉になるように設定されている。
【0039】
さらに、両脚部67,67は、図9に示したように、前記折り畳み状態74にて重なり合う全域での厚み寸法の和が、両脚部67,67で最も厚い基端部72での厚み寸法以下となるように、前記重合部83での厚み寸法が設定されており、前記折り畳み状態74において、両脚部67,67が、前記脚部固定部材65の下面より上方に位置するように構成されている。
【0040】
そして、図5に示したように、前記本体ケース11の下部容器12の内側面91には、二本のリブ92,92が底面61から上部開口部へ向けて延設されており、前記本体ケース11の上部容器13の内側面93にも、二本のリブ94,94が天面21から下部開口部へ向けて延設されている。つまり、これらのリブ92,92,94,94は、前記各容器12,13を樹脂成形する際の型抜き方向に延設されている。
【0041】
各リブ92,92,94,94の高さ寸法Hは、図3に示したように、各内側面91,93から前記ドラム15の鍔部18までの離間距離R以上に設定されており、図5に示したように、各リブ92,92,94,94の長さ寸法は、その先端が前記鍔部18に近接する長さに設定されている。
【0042】
一方、前記ホース14は、図10に示すように、内側に設けられた内環状部材101と、該内環状部材101の外側に設けられた外環状部材102とによって構成されており、前記内環状部材101の外周面には、糸が斜めに交差して編まれた網状部103と、長さ方向に延在する縦糸104,・・・とからなるブレード105が設けられている。前記網状部103は、互いに交差する第1の斜め糸106,・・・と、第2の斜め糸107,・・・とによって構成されている。
【0043】
前記外環状部材102の外表面111には、長さ方向に延在する凸条112,・・・と凹溝113,・・・とが交互に形成されており、長さ方向に延在する筋状の凹凸が形成されている。
【0044】
なお、前記外表面111への凹凸の形成方法は、これに限定されるものでは無く、例えば点状の凸部を設けて構成しても良い。
【0045】
以上の構成にかかる本実施の形態において、ドラム15を回動してホース14を巻き取る際には、巻き取られるホース14と、該ホース14が摺接する部位との間に摩擦抵抗が生じる。しかし、前記ホース14が摺接する部位には、凹凸面が形成されている。これにより、前記ホース14と、該ホース14が摺接する部位との間に生じる摩擦抵抗を小さくすることができる。
【0046】
したがって、ホース14と摺接する部位とに大きな摩擦抵抗が生ずる場合と比較して、ドラム15へのホース14の巻乱れを防止することができる。
【0047】
また、前記ドラム15の両鍔部18,18の対向した内側面18a,18aには、前記凹凸面が設定されており、巻き取られる際にドラム15端部の鍔部18側に集中するホース14と鍔部18とに生じる摩擦抵抗を低減することができる。これにより、当該ドラムへのホースの巻斑を防止することができる。
【0048】
さらに、前記ドラム15はケース状の本体ケース11内に収容されており、この本体ケース11の内側面12a,13aに前記凹凸面が設定されている。
【0049】
このため、前記ドラム15に巻き取られるホース14と本体ケース11の内側面12a,13aとに生じる摩擦抵抗を低減することができる。よって、前記ドラム15へのホース14の巻取りをスムーズに行うことができ、巻乱れを防止することができる。
【0050】
加えて、ドラム15回動時の操作力を小さくすることができ、巻取り作業を容易とすることができる。
【0051】
一方、前記ホース14の外表面111にも、凸条112,・・・と凹溝1113,・・・とによって凹凸が設けられている。これにより、巻取り時にホース14の外側面111が摺接する前記ドラム15の両鍔部18,18の内側面18a,18aや、前記本体ケース11の内側面12a,13aなどの摺接箇所への摩擦抵抗をさらに低減することができる。
【0052】
これにより、前記ドラム15へのホース14の巻取りを、さらにスムーズに行うことができ、ドラム15へのホース14の巻乱れを、より一層防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態の側面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】同実施の形態の平面図である。
【図5】図4のB−B線に沿った断面図である。
【図6】同実施の形態の正面図である。
【図7】同実施の形態の底面図である。
【図8】図4のC−C断面に相当する図である。
【図9】同実施の形態の折り畳み状態を示す要部の断面図である。
【図10】同実施の形態のホースを示す説明図である。
【符号の説明】
【0054】
1 ホースリール
11 本体ケース(フレーム)
12a 内側面
13a 内側面
14 ホース
15 ドラム
17 胴部
18 鍔部
18a 内側面
111 外表面
112 凸条
113 凹溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドラムを回動して該ドラムの胴部にホースを巻き取るホースリールであって、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されたホースリールにおいて、
前記本体ケースの底部に、折り畳み状態と展開状態とに移動可能であって、前記展開状態においては、先端が前記ドラムの胴部に沿った方向にて前記本体ケースの側方に延出する一対の脚部を設け、
前記本体ケースの上面には、前記ドラムの胴部に沿った方向に取っ手を設け、
前記ホースの外表面に凹凸を設けたことを特徴とするホースリール。
【請求項2】
ドラムを回動して該ドラムの胴部にホースを巻き取るホースリールであって、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されたホースリールにおいて、
前記本体ケースの底部に、折り畳み状態と展開状態とに移動可能であって、前記展開状態においては、先端が前記ドラムの胴部に沿った方向にて前記本体ケースの側方に延出する一対の脚部を設け、
前記本体ケースの上面には、前記ドラムの胴部に沿った方向に取っ手を設け、
前記本体ケースの前記脚部と前記取っ手との間の高さ位置に、前記ホースの出入口を設けたことを特徴とするホースリール。
【請求項3】
ドラムを回動して該ドラムの胴部にホースを巻き取るホースリールであって、前記ドラムがケース状の本体ケース内に回動自在に収容されたホースリールにおいて、
前記本体ケースの底部に、折り畳み状態と展開状態とに移動可能であって、前記展開状態においては、先端が前記ドラムの胴部に沿った方向にて前記本体ケースの側方に延出する一対の脚部を設け、
前記本体ケースの上面には、前記ドラムの胴部に沿った方向に取っ手を設け、
前記本体ケースの前記脚部と前記取っ手との間の高さ位置に、前記ホースの出入口を設け、
前記ホースの外表面に凹凸を設けたことを特徴とするホースリール。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2007−238333(P2007−238333A)
【公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−113827(P2007−113827)
【出願日】平成19年4月24日(2007.4.24)
【分割の表示】特願2003−36354(P2003−36354)の分割
【原出願日】平成15年2月14日(2003.2.14)
【出願人】(391001457)アイリスオーヤマ株式会社 (146)
【Fターム(参考)】