説明

ポケットを具備したステッカー

表面(30)に接着し、かつ、物体(34)のポケット(22)内への挿入及び該ポケットからの取出しのために表面(30)とステッカー(10)との間にポケット(22)を組み込むための接着剤が裏に付されたステッカー(10)。ステッカー基板(10)には、第1部分(12)と、該第1部分と自身の間に折り目線(18)を有するフラップ部分(14、16)と、が設けられる。接着剤(32)は背面(12b、l4b、l6b)の少なくとも一部に設けられる。接着剤(32)は、裏面(12b、l4b、l6b)の少なくとも一部に設けられ、フラップ部分(14、16)を折り目線(18)で折り曲げる際、フラップ部分(14、16)の裏面(14b、l6b)は第1部分(12)の裏面(12b)の一部に接着される。ステッカーの基板(10)が装着面(30)に貼付される場合、ポケット(22)は、第1部分(12)に接着されたフラップ部分(14、16)の少なくとも一部に斉合されて、ステッカー基板(10)と装着面との間に形成される。こうして形成されたポケット(22)は折り目線(18)以外の全周辺(20)周りで境界づけ得るか、あるいは貫通ポケットとし得る。ポケット手段(22)を具備する接着剤が裏に付された1つ以上のステッカーと、ステッカー・ポケット内に挿入すべくその少なくとも一部に寸法づけられた1つ以上の非接着性物体(34)と、を含むステッカー・キットも設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステッカー基板と、ステッカーが接着される表面との間で1つ以上のポケットが形成された接着性ステッカー、及び1つ以上のこうしたステッカーと、単数又は複数のポケット内に挿入するための1つ以上の物体を含むステッカー・キットに関する。
【背景技術】
【0002】
ステッカーは、情報ラベル、子供の遊戯ステッカー、及びこれらの間の多くの用途を含む、広範囲な用途を有する。幾つかのラベルは、装着面に永久接着又は実質的に永久接着される一方で、他のステッカーは、ステッカーを装着面に削除可能にし、かつ再接着可能にする接着剤を含む。こうした接着剤は当該分野では周知である。ステッカーは、ステッカー基板を所望の形状にダイカットする段階と、ステッカーの表面に所望のマーキングを印刷する段階と、接着剤をステッカーの裏面に塗布する段階と、ステッカー接着側をリリース・ライナー上に配置する段階と、を含む連続工程によって大量生産し得る。その後、消費者はその解放ライナーからステッカーを取り除き、かつ所望の面上に該ステッカーを配置することができる。ステッカーのための莫大に広範な用途を鑑みれば、ステッカー構成への何れかの改良は多くの産業界における大きな利益を有し得る。従って、ステッカーの有用性を増大させるためにステッカーの構成に改良を与える必要がある。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、物体をポケット内に挿入し、かつ該ポケットから取り外すことができるように、表面に配置された時、表面とステッカーとの間にポケットを組み込む接着剤基ステッカーを提供する。この目的のために、ステッカー基板には、第1部分及び第2部分、これらの部分間に折れ目線を有する第1部分に隣接する、フラップ部分が設けられる。接着剤が裏面の少なくとも一部上に共され、その結果、フラップ部分を折れ目線で折り曲げる際、フラップ部分の裏面が第1部分の裏面の一部に接着される。ステッカー基板が装着面に貼付される場合、ステッカー基板と、フラップ部分の少なくとも一部と斉合される装着面との間、特に、フラップ部分が第1部分に接着される部分に、ポケットが形成される。本発明の一実施形態では、フラップ部分は第1部分の周辺から離れた折り目線から延在し、その結果、フラップ部分を第1部分に接着する際、ステッカーのエッジ又は周辺に隣接してポケットが形成される。こうして形成されたポケットは、折り目線以外の全周囲周りで境界付け得るか、あるいは貫通ポケットとし得る。本発明の別の実施形態では、ダイカット線の使用によって、フラップ部分は第1部分の周辺内にも位置し得る。その結果、折り目線でフラップ部分を折り曲げる際、ステッカー周辺内にポケットが形成される。本発明のステッカーはポケットを形成するために1つ又は複数のフラップ部分を含み得る。
【0004】
本発明は、上述したような接着剤裏付けステッカーを備え、ステッカーを表面に接着する際に形成されたポケット内に挿入されるべくその少なくとも一部に寸法づけられた1つ以上の非接着性物体を更に含む、ステッカー・キットを更に提供する。本発明によれば、物体受容ポケットが容易に形成されて多くの物品を保持するためにステッカーを使用可能にする。
【0005】
本願明細書に援用され、かつその一部を構成する添付図面は以下の本発明の全体的な記載と共に、本発明の実施形態、及び本発明を説明するために役立つ以下の詳細な説明を説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
本発明は、永久又は解放可能なタイプの接着剤の何れかを具備する接着剤裏付けステッカーを提供する。ステッカー基板はその周辺周り又はその周辺内で1つ以上のフラップ部分を組み込むようにダイカットされる。これらの部分は、ステッカーが壁のような装着面に接着される際に、表面とフラップとの間にポケットが形成されるようにフラップをステッカー基板の裏面の一部に接着すべく折り目線に沿って折り曲げ可能である。その後、所望に応じて、非接着性物体はポケット内に挿入され、かつ該ポケットから削除することができる。本発明は、類似した参照符号が類似する部品を引用する図面全体に亘って使用される図面を参照すれば最も良く理解し得る。
【0007】
図1Aは、ステッカーの主要部分を構成する第1部分12、第1部分12に隣接して自身との間に折れ目線18を有するフラップ部分14、16を具備するステッカー又はステッカー基板10の斜視図である。第1部分12は表面12a及び裏面12bを具備し、かつフラップ部分14、16は同様に表面14a、16a及び裏面14b、16bをそれぞれ具備する。裏面12b、14b及び16bを含むステッカー基板10の裏面の少なくとも一部は接着剤で被覆され、かつステッカー基板10はリリースライン42に着脱自在に接着されると有利である。
【0008】
図1Bはライナー42から取り外し、かつ、フラップ部分14、16と斉合させてポケット22、24を形成するためにそれぞれの折り目線18に沿って折り曲げられたフラップ部分14、16と、フラップ部分14、16が接着される第1部分12の部分と、を具備するステッカー基板10の斜視図を描く。フラップ部分14は第1部分12の周辺20から離れた折り目線18から第1方向に延在する。フラップ部分14が折り曲げられてポケット22を形成する際、第1部分12は第1方向に直角な方向、並びに第1方向と反対の方向でポケット22を越えて延在し、その結果、ステッカー基板10を装着面30に接着する際、ポケット22は折れ目線18以外のポケット22の周辺23周りで境界づけられる。フラップ部分16は第1部分12の周辺20内に設置される。フラップ部分16の周辺25は折り目線18及びダイカット線19によって画定される。フラップ部分16が折り曲げられてポケット24を形成する際、第1部分12はダイカット線19によって画定されたフラップ部分16の周辺25の一部周りでポケット24を越えて延在し、この結果、ステッカー基板10を装着面30に接着する際、ポケット24は折り目線18以外のポケット24の周辺25周りで境界づけられる。図1Bはステッカー基板10に設け得る、別個のステッカー・インサート28を更に描いたものであり、インサート28は裏フラップ部分16を折り曲げることによって形成された空隙を充填するように寸法づけられる。従って、ステッカー基板10の表面12aはグラフィックを含み、インサート28はグラフィック内の空隙を阻止するために使用し得る。
【0009】
図1Cは、ステッカー基板10が装着面30に貼付された状態の、図1Bの線1C−1Cに沿って切断したステッカー基板10の横断面図である。裏面12b、14b及び16bは自身上に接着剤を含む。フラップ部分14の裏面14bの接着剤及び第1部分12の裏面12bの第1領域の接着剤はフラップ部分14を第1部分12の第1領域に接着する。同様に、裏面16b及び第1部分12の裏面12bの別の第1領域はフラップ部分16を第1部分12に接着する。第1部分の裏面12bの第2領域の接着剤はステッカー基板10を装着面30に接着する。ポケット22内で、フラップ部分14の表面14aは装着面30に対しており、かる自身上に接着剤は含まない。その結果、物体34は図示するように、ポケット22内に挿入し得る。同様にして、フラップ部分16の裏面16aは自身上接着剤無しに装着面30に対して別の物体34をポケット24内に挿入可能にする。、折り目線18に形成された半径部は物体34のポケット22又は24内への容易な挿入を支援する。図1A及び図1Bはフラップ部分14の丸めたエッジ21及びフラップ16に対するダイカット線19の延伸され丸められたエッジ19aを更に示す。フラップ部分14及び16が折り目線18で折り曲げられる際、半径付けされたエッジ19a、21はポケット22及び34に対する応力を緩和する利点を与える。結果として、物体34はポケット22及び24内に挿入され、かつこれらのポケットから取り除かれ、ステッカー基板10は隅部で破断し難い。
【0010】
図2Aは、車を示し、かつステッカー基板10の周辺20から離れた折り目線18から延在する第1部分12及びフラップ部分14を具備する玩具ステッカー基板10を斜視図で描いたものである。図2Bは、ポケット22を形成するために接着剤(図示せず)によってその裏面14bを第1部分12の裏面12bの一部に接着すべく折り目線18に沿って折り曲げられたフラップ部分14を描いたものである。車の運転者を例示する薄いボール紙部片のような物体34は、ポケット22内に受容されように寸法づけられた部分36を有する。図2Cは装着面30に接着されたステッカー基板10及びポケット22内に挿入されたその部分36を具備する物体34を描いたものである。本発明によれば、フラップ部分14と、フラップ部分14が接着される第1部分12の一部と、に斉合される、装着面30とステッカー基板10との間に形成されたポケット22内で一つの物体34から別の物体34に変更可能にするために、異なる人のような、複数の物体34を具備するようにキットを設け得る。同様に、このキットは、物体34が一つのポケット22から別のポケット22まで移動し得るように内部に形成されたポケット22を具備する1つ以上のステッカー10を設け得る。接着剤32は、永久接着剤が所望されない壁又は他の物体上のステッカーで子供が遊ぶことを可能とするための、当該分野では周知の、着脱自在な接着剤とし得る。
【0011】
図3は、絵、カード等を装着するためのステッカー基板10に関する本発明の実施形態を斜視図で描いたものである。ステッカー基板10の左側に示すように、対向する一対のフラップ部分16が第1部分129の周辺20内に設置され、各々がそれぞれの折り目線18から対内の他のフラップ部分と反対の方向に延在する。その結果、フラップ部分16を折り返し、かつステッカー基板10を装着面30に接着する際に、対向するポケット24が物体34の対向する端部を受容するように形成される。ステッカー基板の右側に示すように、2対の対向するフラップ部分16が第1部分12の周辺内に設置され、各フラップ部分16は、そのそれぞれの折り目線18から、対内の他のフラップ部分16と反対方向に延在し、及び2対は、フラップ部分16を折り曲げ、かつステッカー基板10を装着面30に接着する際に正方形又は矩形写真のような四辺形物体34のそれぞれの対向する隅部を受容するように位置づけられる。従って、写真、カード等はステッカー基板10に形成されたポケット24によって端部に装着又は隅部に装着し得る。図3に示すようなタイプのステッカー基板10は、絵を冷蔵庫、ファイル・キャビネット、引き出し机、コンピュータ、壁等に表示するために磁石で適所に使用することができる。ステッカー基板には、例えば、絵フレームボーダー又は休日カードを表示するための休日テーマを供するために、第1部分12の表面12a上に(図示しない)装飾プリントも設け得る。
【0012】
図4は、スッテカー基板10の周辺内に形成された複数のポケット24を具備する本発明のスッテカー基板10の実施形態を斜視図を描いたものである。例えば、毎月のカレンダーは第1部分12の表面12a上に印刷し得る。その結果、残部又はリスト又は他の物体34は週の初め又は終りをポケット内に配置し得る。本発明のスッテカー10を使用する別の例は、表面12aに印刷された50州及び州の25セント硬貨を受容する各州に対応するポケット24を具備する硬貨収集ステッカー基板10である。
【0013】
図5は装着面30に接着し得るステッカー基板10を具備する本発明のステッカー・キットを斜視図で描いたものである。これは髪止めピンとして図示されている。物体34はステッカー基板10の周辺内に形成されたポケット24内に挿入するように寸法づけられたその一部36を具備する。このキットでは、変更可能な髪止めステッカーの構成及び/又は色を装飾リボンに合致可能にするために、複数のこれらのステッカー基板10及び物体34を設け得る。
【0014】
図6は服30に貼付されたアイロン付織物ステッカー10の平面図を描いたものである。本発明のアイロン付織物ステッカー10は、織物ステッカー10を服30のTシャツ又は他の物品に貼付するために第1部分12の裏面(図示せず)に熱で活性化された接着剤を有する。織物ステッカー10の周辺20内に形成されたポケット24は物体34の一部36をTシャツ30に形成されたポケット24内に挿入することを可能にし得る。
【0015】
図7Aはステッカー基板10の周辺20内に複数のポケット24を形成するために折り返された複数のフラップ部分16を具備するステッカー基板10の斜視図を描いたものである。ステッカー基板10を具備するキット10を設け得る。複数のポケット34内に挿入するように寸法づけられた少なくとも一部36を具備する1つ以上の物体34を更に含む。物体34は薄くし得るが、本発明は、ポケット24内にぴったりと嵌るように寸法づけられた物体34の一部36を有する、図7Bに示すような3次元物体34も熟慮する。図示するように、第1部分12の表面12aには遊戯シーンを子供に供するために印刷されたグラフィックが形成される。物体34はポケット24によってシーンの一つの位置から別の位置まで動かし得る。
【0016】
図8A及び図8Bはフラップ部分16を折り曲げることによって形成されたポケット24を具備する本発明のステッカー基板10を組み込んだ教育キットの一部を斜視図で描いたものである。図8Aでは、ステッカー基板10にはアルファベット(図8Aには文字A及びBのみ)の各文字に対して設けられる。物体34は、子供が物品が物体34に関することを決定し得るように種々の物品を描いて設けられ、かつ物体34の一部36を物品の最初の文字に対応する文字を自身上に具備するステッカー基板10のポケット24内に挿入する。あるいは、図8Bに示すように、物品の文字を綴る文字を受容するためにステッカー基板10に形成された適切な数のポケット24を具備して、物品はステッカー基板10に描き得る。さらに、図示していないが、自身上に物品を描く図8Bのステッカー基板10は、物体34の一部36が図8Aのキットの適切なポケット24内に挿入し得るように、それ自体、非接着性物体34に接着し得る。従って、本発明のステッカー基板10はポケット24に物体24を配置することによって子供の小型車の知識を褒める利益を更に有する教育活動キットで使用し得る。
【0017】
図9は対向するフック・アクセサリーのようなポケット24内に受容されるように寸法づけられた対向する端部部分36a、36bを具備する一対のステッカー10及び非接着性物体34を具備するステッカー・キットを描いたものである。使用時に、ステッカー基板10の1つは壁又は他の装着面30に接着し得る。第2ステッカー基板10は装着面30上に吊されるべく物品38に接着される。図示するように、ポケット24が対向するフック・アクセサリーの対向する端部部分36a、36bを受容する対向するポケット24であるように吊るされるべく、ステッカー10は装着面30及び物品38上に位置づけられる。
【0018】
図10及び図11は本発明のステッカー基板の更なる用途を斜視図で描いたものである。図10では、装着面30から物体34を吊るすためにポケット24内に挿入された端部フック部分36を有する。物体を吊るすこの実施形態では、力又は荷重は真っ直ぐに降下するため、より重い物体は支持し得る。例えば、端部フック部分36を設けた雪ショベルはこれに接着された本発明のステッカー基板10によってガレージ壁30から吊るしてもよい。図11では、物体34の一部35はポケット24内に挿入される。物体24は装着面30から外向きに延在し、かつ物品38を吊るすための手段37を含む。例えば、手段37はスロット、フック又は何れか他の周知の取付手段を含み得る。この実施形態はより重い物体を吊るすために効果的なものとし得るが、図10の実施形態より更に別の実施形態を供する。ステッカー基板10及び物体34は、例えば、図示するように歯ブラシホルダー、あるいは車のキーを吊るすためのキーリングホルダーとして使用し得る。
【0019】
図12は本発明の一対の接着剤裏付けステッカー10と、ポケット24によって受容するように寸法づけられた対向する端部部分36a、36bを具備する非接着性物体34と、を具備するステッカー・キットを斜視図で描いたものである。物体34は壁又は他の装着面30から更に外向きに支持部を片持ち支持することを許容する。物体34上の巻きつけたリップ39は物体34がステッカー基板10を装着面30に無理に押し込まないように保持するためにより多くの力を伝える。
【0020】
図13は一対のステッカーを具備する本発明のステッカー・キットの斜視図を描いたものであり、これらの一つは鉛直な装着面30aに接着され、及び、これらの一つは鉛直な装着面30aから延在する水平な装着面30aの下側に接着される。物体34は、互いに対して直角な方向に延在する対向する端部部分36a、36bを具備して設けられる。その結果、水平な装着面30bを鉛直装着面30aに対して補強するために、一方の端部36aは鉛直装着面30a上のポケット24に挿入可能であり、他方の端部36bは水平な装着面30b上のポケット24に挿入可能である。
【0021】
図14はステッカーの基板10の周辺20内で2つのフラップ部分16を具備し、これらそれぞれの折り目線18から反対方向に延在し、及びフラップ延在方向に対して直角方向に互いに間隔を置いて配置される、本発明のステッカー・キットの斜視図を描いたものである。細長物体34が上向きに延在する一方のタブ部分36aと、細長物体34から下向きに延在する別のタブ部分36bと、を具備するキットに設けられる。その結果、タブ部分36a、36bをそれぞれのポケット24内に挿入する際、物品38はステッカー基板10の周辺20を越えて吊るし得る。
【0022】
図15は、物品38を装着面30に接続することによって鉛直に配向するか又は鉛直に積み重ねた物品38を安定化させるために本発明のステッカー10を使用する斜視図を描いたものである。単数又は複数のステッカー基板10が装着面30に接着される際に、1つ以上のポケット24を形成するために1つ以上のフラップ部分16を具備する、本発明の1つ以上のステッカー基板10が提供される。1つ以上の物体34が鉛直な物品38の表面、有利にはその裏面38a上の物品38の頂部に向かって接着される。1つ以上の物体34には、ステッカー基板10のポケット24内に挿入するように寸法づけられたフック部分36が設けられる。例えば、背の高いドール・ハウス、CDケース、単一の鉛直な物体及び積み重ね可能な物体を壁に固定するために図15のステッカー・キットを使用し得る。
【0023】
図1〜図15の実施形態では、折り目線18以外のポケット22、24の全体周辺23、25の周りの境界づけられるようにポケット22、24が設けられる。図16A及び図16Bは、ステッカー基板10の第1部分12がフラップ部分14が折り目線18から延在する方向に直角な方向にあるポケッ40を越えて延在した状態の、実質的に開放端部ループである、貫通ポケット40が形成される別の実施形態を描く。フラップ部分延在方向と反対の方向には、フラップ部分14がポケット40を形成するために折り曲げられる際に、フラップ部分14を越えて延在しない。従って、想像線で示すように、両方とも、折り目線18に隣接し且つ折り目線18と反対のポケット40に隣接するステッカー基板10の周辺20から延在するように、物体34は貫通ポケット40内に挿入し得る。鉛直貫通ポケット40を形成することを図示したが、ステッカー基板10は水平又は角度が付された貫通ポケット40を形成するために装着面30に接着し得ることが理解し得る。同様に、フラップ部分14、16は図示された方向から貫通ポケット40の方向を変更するように位置づけ得る。
【0024】
図17A−図17Cはステッカー基板10内に貫通ポケットを形成するための別の実施形態を描いたものである。ステッカー基板10は、2つのフラップ部分14の中間に第1部分12を有するように”H”パターンにダイカットされ、第1部分12の幅はフラップ部分14の幅より小さく、かつフラップ部分14は両方向に主部分12の幅を超えて延在する。ポケット40を形成するために、ステッカー基板10はリリース・ライナー42から取り外される。両方のフラップ部分14は裏面」14bの一部を裏面12bの一部に接着するために折り返される。結果として得られるステッカー基板10が図17Bに示されている。貫通ポケット40を形成するために、ステッカー基板10は、第1部分の露出した裏面12bを図17Cに示すように露出した状態のままで、フラップ部分14の露出した裏面14bを装着面30に接着することによって、装着面30に接着される。整合された貫通ポケット40は物体34が貫通ポケット40を貫通して、及び第1部分12の背後に挿入し得るように形成される。第1部分の露出した裏面12bは残部の特徴のような(such as reminder notes)物体34をステッカー基板10上に軽く留めるために使用し得る。
【0025】
上述した図面は本発明のステッカー10の種々の用途のサンプルを描いたものであるが、図面に描いた用途は本発明の全ての用途を含むものではない。これに対して、本発明のステッカー10及びステッカー・キットの多くの用途は想像し得る。内部に形成されたポケット22、24及び/又は40を具備する本発明のステッカー10は、子供、及び大人のための、例えば、広範な玩具、ゲーム、業務、本、クラフト、ステッカー遊戯及びスクラップ・ブッキングで使用し得る。本発明のステッカー・ポケットは家庭、事務所及び学校組織でも使用し得る。ステッカー・ポケットの季節用途は、アイロン付織物ポケットの使用によって休日シャツを形成するためのクリスマス・カード又はストッキングを吊るすように行い得る。内部に形成されたポケット22、24及び/又は40を具備する本発明のステッカー10は地図、ペン又は他の物品、人体装飾等のような指示シートを保持する医療ボトルのような医薬品のための車両におけるケース管理のために医療ファイル又は他のタイプのファイルで使用し得る。従って、本発明の接着剤付裏面ステッカーを貼付し得る装着面30は壁のような面、家具、家庭用電気器具、写真アルバム又はスクラップブック頁、ファイルホルダー、ボトル、箱、人体、織物等のような例示のみによって変更され、かつこれらを含み得る。
【0026】
有利なことに、本発明のステッカー基板10は図1Aに示すようなリリース・ライナー42が設けられる。使用に際して、ステッカー基板10は、その後、ライナー42、これらを第1部分12に接着するために折り返されたフラップ部分14及び/又は16、及び、ポケット22、24及び/又は40を形成するために装着面30に貼付されたステッカー基板から取り外し得る。ステッカー基板は紙、ビニル又はマイラーのような何れか貞節な材料から作り出し得る。ステッカー基板10及び該基板を作られる材料は適用のために工学的に実行し得る。ステッカー基板10の表面12aは何れのグラフィックが所望されるかによって印刷し得る。裏面12b、14b及び16bは、当該分野で周知のように、ブランケット被覆又はパターン化された被覆の何れかで完全に接着剤32で覆い得る。あるいは、接着剤32は、フラップ部分14(又は16)の裏面14b(又は16b)の少なくとも一部と、第1部分12の裏面12bの第1領域上に塗布し得る。その結果、フラップ部分14(又は16)を折り返す際、2つの裏面14b(又は16b)又は12bの少なくとも1つ上の接着剤32はフラップ部分14(又は16)を第1部分12につなぐ。接着剤32は、ステッカー基板10が装着面30に接着されることを可能にするように第1部分12の裏面12bの第2領域の少なくとも一部に貼付されることも有利である。しかしながら、図17A−図17Cの実施形態では、接着剤32は第1部分12の裏面12bの第2領域から欠き得る。何故なら、ステッカー基板10はフラップ部分14の裏面14b上に露出した接着剤32によって装着面30に接着されるからである。しかしながら、製造の容易化のため、ブランケット又はパターン化された接着剤はステッカー基板10の全裏面に貼付されることが留意される。
【0027】
本発明をその1つ以上の実施形態によって説明してきており、及び実施形態を非常に詳細に説明してきたが、これらは特許請求の範囲を制限又は何れかの仕方で限定するように意図したものではない。更なる利点及び変更は当業者には容易に思えるであろう。本発明のその広範な局面は、従って、特定の詳細、代表的な装置及び図示し且つ記載した方法及び例示的実施例に限定されない。従って、本発明の全体的な概念の範囲及び精神から逸脱せずにこうした詳細から進展は行い得る。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1A】本発明に従ってポケットを形成するために複数のフラップ部分を具備する本発明の接着剤裏付けステッカーの斜視図であり、ポケットを形成する以前のリリース・ライナー上のステッカーを描く斜視図である。
【図1B】本発明に従ってポケットを形成するために複数のフラップ部分を具備する本発明の接着剤裏付けステッカーの斜視図であり、ポケット形成後のステッカーを描く斜視図である。
【図1C】本発明に従ってポケットを形成するために複数のフラップ部分を具備する本発明の接着剤裏付けステッカーの斜視図であり、装着面に貼付され、かつポケット内に挿入された物体を具備する図1Bの線1C−1Cで切断して描く斜視図である。
【図2A】ステッカーの周辺で形成可能なポケットを具備する、本発明の実施形態の斜視図であり、ポケットを形成する前のステッカーを描く斜視図である。
【図2B】ステッカーの周辺で形成可能なポケットを具備する、本発明の実施形態の斜視図であり、ポケットを形成した後のステッカーを描く斜視図である。
【図2C】ステッカーの周辺で形成可能なポケットを具備する平面図であり、装着面に接着されたステッカー及びポケット内に挿入された物体を更に描く平面図である。
【図3】例えば、写真又は類似の材料のためのステッカーの周辺内に形成された対向するポケットを具備する本発明の実施形態の斜視図である。
【図4】例えば、カレンダーページに使用するステッカーの周辺内に形成された複数のポケットを具備する本発明の別の実施形態の斜視図である。
【図5】装飾髪止めピンのための本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図6】服に貼付するためのアイロン付織物ステッカーに対する本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図7A】接着剤裏付ステッカーの周辺内に形成された複数のポケット内に挿入可能な一部を具備する物体を備えるスッテカー・キットを描く斜視図である。
【図7B】図7Aのキットで使用する3次元物体の横断面図である。
【図8A】教育用途のための、本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図8B】教育用途のための、本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図9】内部に形成可能なポケットを具備する一対のステッカーを具備する本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図10】物体を吊るす、本発明のステッカーを使用する斜視図である。
【図11】物体を吊るす、本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図12】支持体の片持ち支持に使用する、本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図13】面を別の面に直角に装着する、本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図14】物体をステッカーの周辺を超えて延在させるための、本発明のステッカー・キットの斜視図である。
【図15】鉛直に配向された物品を壁に固定する、本発明のステッカーの斜視図である。
【図16A】貫通ポケットを具備する、本発明のステッカーの斜視図である。
【図16B】貫通ポケットを具備する、本発明のステッカーの斜視図である。
【図17A】2つの貫通ポケットと、物体をこれらのポケット固着するための露出した接着面と、を具備する本発明のステッカーの斜視図である。
【図17B】2つの貫通ポケットと、物体をこれらのポケット固着するための露出した接着面と、を具備する本発明のステッカーの斜視図である。
【図17C】2つの貫通ポケットと、物体をこれらのポケット固着するための露出した接着面と、を具備する本発明のステッカーの斜視図である。
【符号の説明】
【0029】
10 ステッカー基板
12 第1部分
12a 表面
12b 裏面
14、16 フラップ部分
14a 表面
14b 裏面
16a 表面
16b 裏面
18 折れ目線
19 ダイカット線
19a エッジ
20 全周辺
21 エッジ
22、24 ポケット
23 周辺
25 周辺
28 インサート
30 装着面
30a、30b 装着面
32 接着剤
34 物体
36 寸法づけられた部分
36a、36b 端部部分
38 物品
38a 裏面
39 リップ
40 貫通ポケット
42 リリース・ライナー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
装着表面に接着し、かつ該装着表面にポケットを形成する、接着剤裏付けステッカーであって、
第1部分と、前記第1部分と自身の間の折り目線を有する該第1部分に隣接する少なくとも1つのフラップ部分と、を具備するステッカー基板と、
正面及び裏面の各々は第1部分及びフラップ部分を具備し、
前記裏面の各々は前記ステッカー基板の少なくとも一部を装着面に接着するための接着剤を含み、
少なくとも1つの前記フラップ部分は該フラップ部分の裏面を前記第1部分の裏面に接着し、かつ、これにより、前記ステッカー基板と前記装着面との間に、フラップ部分の少なくとも一部と斉合するポケットを形成するために前記折り目線で折り曲げ可能である接着剤裏付けステッカー。
【請求項2】
複数の前記フラップ部分を備える、請求項1のステッカー。
【請求項3】
少なくとも1つの前記フラップ部分は前記第1部分の周辺から離れた前記折り目線から第1方向に延在し、
前記フラップ部分を前記折れ目線に沿って折リ曲げる際、前記第1部分は、少なくとも、前記第1方向に直角な方向にある前記ポケットを越えて延在する、請求項1のステッカー。
【請求項4】
前記第1部分は前記第1方向と反対の方向にある前記ポケットを越えて延在する
これにより、前記第1部分の裏面は前記折り目線以外の前記ポケットの周辺周りの前記装着面に接着されるように構成される、請求項3のステッカー。
【請求項5】
複数の前記フラップ部分を備える、請求項4のステッカー。
【請求項6】
前記フラップ部分を前記折り目線に沿って折り曲げる際、前記第1部分は該第1部分と反対の方向に前記フラップ部分と同一の広がりがあり、これにより、形成した前記ポケットは貫通ポケットである、請求項3のステッカー。
【請求項7】
複数の前記フラップ部分を備える、請求項6のステッカー。
【請求項8】
少なくとも1つの前記フラップ部分は前記第1部分の周辺内に位置し、及び前記フラップ部分の周辺は前記折り目線及びダイカット線によって画定される、請求項1のステッカー。
【請求項9】
複数の前記フラップ部分を備える、請求項8のステッカー。
【請求項10】
前記フラップ部分を前記折り目線に沿って折り曲げる際、前記第1部分の周辺内に空隙が形成され、
前記ステッカーは前記空隙を充填するように寸法づけられたステッカー・インサートを更に備える、請求項8のステッカー。
【請求項11】
少なくとも1つの前記フラップ部分は、前記第1部分の周辺内に位置する第1対向フラップ部分対を含み、
各々はそれぞれの前記折り目線から前記対の他のフラップ部分と反対の方向に延在し、これにより、物体の対向する端部を受容するために前記ステッカー基板を前記装着面に接着する際、対向するポケットが形成される、請求項8のステッカー。
【請求項12】
前記第1部分の周辺内に位置する第2対向フラップ部分対を更に備え、
各々はそれぞれの前記折り目線から前記対の他のフラップ部分と反対の方向に延在し、
前記第1及び第2対は、前記ステッカー基板を前記装着面に接着する際、四辺形物体から成るそれぞれの対向する到来部を受容するように位置づけられる、請求項11のステッカー。
【請求項13】
前記ステッカー基板は第1部分の対向する端部に隣接する2つのフラップ部分を含み、
各々のフラップ部分は前記第1部分の幅より大きな幅まで延在し、
2つのポケットを形成すべくそれぞれの前記折り目線に沿って2つの前記フラップ部分を折り曲げる際、前記ポケットを越えて延在する2つの前記フラップ部分の裏面は、物体を前記裏面に接着するために露出した前記ポケット間の前記第1部分の裏面を有する前記装着面に接着されるように構成され、これにより、形成した前記ポケットは貫通ポケットである、請求項1のステッカー
【請求項14】
前記接着剤は前記ステッカーを前記装着面に永久接着するように構成された永久接着剤である、請求項1のステッカー。
【請求項15】
前記接着剤は熱で活性化される、請求項14のステッカー。
【請求項16】
前記接着剤は前記ステッカーを前記装着面に解放可能に接着するように構成される非永続接着剤である、請求項1のステッカー。
【請求項17】
前記ステッカー基板はリリース・ライナーに解放可能に接着される、請求項1のステッカー。
【請求項18】
請求項1の接着剤裏付けステッカーと、前記ステッカー基板を前記装着面に接着する際に、前記ステッカー基板と前記装着面との間の前記ポケットによって着脱自在に受容されるように寸法づけられた少なくともその一部を有する少なくとも1つの非接着性物体と、を備えるステッカー・キット。
【請求項19】
少なくとも1つの前記フラップ部分は複数のポケットを構成する複数のフラップ部分を含み、複数の前記ポケットによって着脱自在に受容されるように寸法づけられた複数の前記非接着性物体を更に備える、請求項18のステッカー・キット。
【請求項20】
前記非接着性物体は別の物体を受容する手段を含む、請求項18のステッカー・キット。
【請求項21】
少なくとも1つの前記フラップ部分は前記第1部分の周辺から離れた前記折り目線から第1方向に延在し、
前記フラップ部分を前記折り目線に沿って折り曲げる際、前記第1部分は、前記第1方向及び該第1方向とは反対の方向に直角な方向にある前記ポケットを越えて延在し、これにより、前記第1部分の裏面は、前記物体の何れかの残部が前記第1部分の周辺から前記第1方向に突出した状態で、前記物体の一部を内部で包囲するために前記折り目線以外の前記ポケットの周辺周りの前記装着面に接着されるように構成される、請求項18のステッカー・キット。
【請求項22】
少なくとも1つの前記フラップ部分は、前記第1部分の周辺から離れた前記折り目線から第1方向に延在し、
前記折り目線に沿って前記フラップ部分を折り曲げる際、前記第1部分は前記第1方向に直角な方向にあるポケットを越えて延在し、かつ前記第1部分は前記第1方向と反対の方向に前記フラップ部分と同一の広がりがあり、これにより、形成された前記ポケットは、前記物体の一部が延在し得る貫通ポケットである、請求項18のステッカー・キット。
【請求項23】
少なくとも1つの前記フラップ部分は前記第1部分の周辺内に位置し、かつ前記フラップ部分の周辺は前記折り目線及びダイカット線によって画定される、請求項18のステッカー・キット。
【請求項24】
前記フラップ部分を前記折り目線に沿って折り曲げる際、前記第1部分の周辺内に空隙が形成され、
前記ステッカー・キットは前記空隙を充填するように寸法づけたステッカー・インサートを更に備える、請求項23のステッカー・キット。
【請求項25】
前記ステッカー基板はリリース・ライナーに解放可能に接着される、請求項18のステッカー・キット。
【請求項26】
請求項1の接着剤裏付けステッカー対と、前記ステッカー基板を前記第1面及び前記装着面に接着する際、前記ステッカー基板と前記装着面との間に形成された前記ポケットによって受容されるように寸法づけられた、対向する端部部分を具備する少なくとも1つの非接着性物体と、を備えるステッカー・キット。
【請求項27】
対向する前記端部部分は鉛直方向に延在し、これにより、前記キットは、前記物体が前記第1装着面を前記第2装着面に対して直角に支持するようにこれらの装着面間に延在するように構成された状態で、前記ステッカーをそれぞれの鉛直な第1及び第2装着面に接着するように構成される、請求項26のステッカー・キット。
【請求項28】
前記ステッカー基板はリリース・ライナーに解放可能に接着される、請求項26のステッカー・キット。
【請求項29】
請求項1の接着剤裏付けステッカーと、第1接着面、及び、前記ステッカー基板を前記装着面に接着する際、前記ステッカー基板と前記装着面との間の前記ポケットによって受容されるように寸法づけられた該第1接着面からの突出部を具備する第2面、を有する少なくとも1つの物体と、を備え、これにより、別の装着面に接着する際、前記物体は前記装着面を接続するように構成されたステッカー・キット。
【請求項30】
前記ステッカー基板はリリース・ライナーに解放可能に接着される、請求項29のステッカー・キット。
【請求項31】
装着表面に接着し、かつ該装着表面にポケットを形成する接着剤裏付けステッカーであって、
第1部分と、前記第1部分と自身との間に折り目線を具備する、前記第1部分に隣接する少なくとも1つのフラップ部分と、を具備し、前記第1部分及び前記フラップ部分の各々は正面及び裏面を具備する、ステッカー基板と、
前記フラップ部分の裏面の少なくとも一部上、及び前記第1部分の裏面の第1領域及び前記第1部分の裏面の第2領域の少なくとも一部上の接着剤と、
少なくとも1つの前記フラップ部分は、前記フラップ部分の裏面を前記第1部分の裏面の前記第1領域に接着し、かつ、前記第1部分の裏面の前記第2領域が前記装着面に接着される際、前記フラップ部分と斉合させて前記ステッカー基板と前記装着面の間にポケットを形成するように、前記折り目線で折り曲げ可能であるステッカー。
【請求項32】
前記接着剤は前記第1部分の裏面の第1領域上全体にあり、前記フラップ部分の裏面には接着剤がない、請求項31のステッカー。
【請求項33】
前記接着剤は前記第1部分の裏面の前記第2領域上全体にある、請求項32のステッカー。
【請求項34】
前記接着剤は前記第1部分の裏面の前記第2領域上全体にある、請求項31のステッカー。
【請求項35】
少なくとも1つの前記フラップ部分は前記第1部分の周辺から離れた前記折り目線から第1方向に延在し、
前記フラップ部分を前記折り目線に沿って折り曲げる際、前記第1部分は、前記第1方向及び該第1方向に直角な方向にある前記ポケットを越えて延在し、これにより、前記第1部分の裏面の前記第2領域は前記折り目線以外の前記ポケットの周辺周りで前記装着面に接着されるように構成される、請求項31のステッカー。
【請求項36】
少なくとも1つの前記フラップ部分は前記第1部分の周辺から離れた前記折り目線から第1方向に延在し、
前記フラップ部分を前記折り目線に沿って折り曲げる際、前記第1部分は前記第1方向に直角な方向にある前記ポケットを越えて延在し、かつ第1部分は前記第1方向と反対の方向に前記フラップ部分と同一の広がりがあり、これにより、形成した前記ポケットは貫通ポケットである、請求項31のステッカー。
【請求項37】
少なくとも1つの前記フラップ部分は前記第1部分の周辺内にあり、及び前記フラップ部分の周辺は前記折り目線及びダイカット線によって画定される、請求項31のステッカー。
【請求項38】
前記接着剤は前記ステッカーを前記装着面に永久接着するようにした永久接着剤である、請求項31のステッカー。
【請求項39】
前記接着剤は前記ステッカーを前記装着面に着脱自在に接着するように構成された非永久接着剤である、請求項31のステッカー。
【請求項40】
前記ステッカー基板はリリース・ライナーに解放可能に接着される、請求項31のステッカー・キット。
【請求項41】
請求項31に記載の接着剤裏付けステッカーと、前記ステッカー基板を前記装着面に接着する際、前記ステッカー基板と前記装着面との間の前記ポケットによって着脱自在に受容されるように寸法づけられた、少なくともその一部を具備する少なくとも1つの非接着性物体と、を備えるステッカー・キット。
【請求項42】
少なくとも1つの前記フラップ部分は複数のポケットを構成する複数のフラップ部分を含み、
複数の前記ポケットによって着脱自在に受容されるように寸法づけられた複数の前記非接着性物体を更に備える、請求項41のステッカー・キット。
【請求項43】
前記ステッカー基板はリリース・ライナーに解放可能に接着される、請求項41のステッカー・キット。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16A】
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【図16B】
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【図17A】
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【図17B】
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【図17C】
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【公表番号】特表2006−528792(P2006−528792A)
【公表日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−521270(P2006−521270)
【出願日】平成16年7月23日(2004.7.23)
【国際出願番号】PCT/US2004/023740
【国際公開番号】WO2005/010851
【国際公開日】平成17年2月3日(2005.2.3)
【出願人】(506022876)
【出願人】(506022887)
【Fターム(参考)】