ポストミックス式飲料ディスペンサー
【課題】 所定の比率で濃縮液と水とを供給する。
【解決手段】 ディスペンサーはエンコーダー付きのギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを備える。可搬式の水管路内の量水器が比率を管理するためのポンプ速度を制御する制御システムに情報を送る。各包装体について使用する比率を制御システムに告げるために、比率カードがドアのスロット内に挿入される。取外し可能な水ノズルが混合を改善する。可搬式の水冷却用コイルは蒸発器コイルの上方にあって、水槽からこれだけを外すことができる。
【解決手段】 ディスペンサーはエンコーダー付きのギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを備える。可搬式の水管路内の量水器が比率を管理するためのポンプ速度を制御する制御システムに情報を送る。各包装体について使用する比率を制御システムに告げるために、比率カードがドアのスロット内に挿入される。取外し可能な水ノズルが混合を改善する。可搬式の水冷却用コイルは蒸発器コイルの上方にあって、水槽からこれだけを外すことができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はポストミックス式飲料ディスペンサーに関する。
【背景技術】
【0002】
茶、コーヒー、ジュースなどのような飲料を要求に応じて希望の比率で濃縮液と水とを混合しかつ分配するためのディスペンサーがよく知られている。かかるディスペンサーは、水浴タンク及びタンク内でアイスバンクを形成するための冷凍システムを備える。可搬式の水回路が水槽内に冷却用コイルを備える。濃縮液を保持するために、冷却された濃縮液区画が設けられる。ある一つの公知の配列においては、この区画は、柔軟な分配用チューブを有するバッグインボックス(BIB)包装体である。このチューブは、蠕動ポンプを通って案内される。飲料を分配すべき場合は、この蠕動ポンプと可搬式の水回路内の電磁弁とが飲料を分配するように同時にスイッチを入れられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
茶、コーヒー、ジュースなどを分配するためのポストミックス式飲料ディスペンサーは、ハウジング、水槽内でアイスバンクを形成するための冷凍システム、水槽内に冷却用コイルを有する冷却システム、複数の飲料のためのバッグインボックスク区画、濃縮液用の冷却システム、各がエンコーダー付きギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを持った複数の濃縮液圧送用ユニット、可搬式水回路内の量水器、及び量水器からの信号を受けるため、及び希望の水対濃縮液の比率を提供するようにこれに応答してモーター速度を制御するための制御システムを備える。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、各飲料について特有の比率カードを備え、このカードはディスペンサーのスロット内に挿入される。ディスペンサー制御システムが、各BIB包装に対して使用すべき比率に関するカード上の情報を読み取る。本発明は、BIB区画用の改良された冷却システム、容易に上げて出せる可搬式の水コイル、改良された可搬式水回路による改良された日常的な飲み物としての能力、改良された水ノズル、蠕動モーター用へのステップモーターではないより強力なギヤモーターの使用、ディスペンサーの前面から主要構成要素のサービスが可能な配列、及び水浴タンク、BIB区画、複数の導水管路、及びこれらを囲む断熱層を含んだ一体型の構造組立体、並びにかかる副組立体を作る方法を含む。
【実施例】
【0005】
本発明は付属図面に関連して読まれたときに以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。図面において、同様な部材は同様な番号で呼ばれる。
【0006】
さて図面を参照すれば、本発明のポストミックス式飲料ディスペンサー10は、ハウジング12、水浴タンク13、タンク13内でアイスバンクを形成するための冷凍システム14、可搬式の水回路16、複数の濃縮液包装体20を保持するための区画18、複数の濃縮液圧送用ユニット22、制御システム24、及び区画冷却システム26を備える。
【0007】
図1を参照すれば、ハウジング12は、濃縮液区画に接近するために左側にヒンジ止めされた前ドア30を備える。ハウジングは、ドリップトレイ32、及び各が小、中、大と例えば「注ぐ/取消し」を含んだ好ましくは3組の分配用ボタン34を備える。ドアの前面には後方から照明された取り外し可能なグラフィックスパネル36が設けられる。
【0008】
図4を参照すれば、水浴タンク13は水で実質的に満たされ、冷凍システム14は、蒸発器コイルのまわりにアイスブロックを作るために,本技術においてよく知られるように、通常の蒸発器コイル40、圧縮機42、凝結器44及びファンモーター46を備える。タンクの頂部に棚又はデッキ47が置かれ、撹拌器モーター48を支持する。撹拌器の軸49がモーターから水槽内に下方に伸び撹拌器プロペラ45に至る。区画18内の冷却用コイル100のためのポンプ104も軸49上にある。デッキ47は、モーター48、軸49などと一緒に真っすぐ上に上げることができる。
【0009】
主に図4を参照すれば、可搬式の水回路16は、蒸発器コイル40の上方でタンク13内に置かれた冷却用コイル50を備える。コイル50の入口端は継手146により管路51を経て局所的給水源に連結される。水の導管16は、コイル50の出口の継手148からマニホルド54に伸びている冷却水管路52を含む。区画18内の3個の濃縮液包装体ステーション58に対応する3個の個別管路56がマニホルドから伸びる。各管路56は、まず、電磁石(ソレノイド)/量水器(solenoid/water flow meter)組立体60(図2及び4参照)に行き、次いで対応している圧送用ユニットに隣接した雌の取付具62に行く。コイル50は、継手146及び148を外すことにより、蒸発器コイルから外す必要なしにタンク13から引き上げることができる。
【0010】
取外し可能なノズル64(図5、7、8及び9も参照)が取付具62内に差し込まれる。ノズルは、水流を、中心の濃縮液の流れの方に内向きに曲がる複数の分離流に分割する。ノズル64は、通路66及び複数の等間隔で同心状に配置されたポート68を持つ。ノズルは中央開口70及び濃縮液包装体20のチューブ74用のアクセススロット72を持つ。ノズル64は1対の可撓性のアーム76を有し、その各はその外面に固定用ショルダーを持ち、これらアームは、挿入中は内向きに曲がり、解放されると広がってノズルを定位置に固定する。ノズル64は、定位置に曲げられたカバー77を持つ。図7は、ポート68をよく示すためにカバー77を外してノズル64を示す。
【0011】
主に図2−4を参照すれば、区画18は、ドア30を開くことにより接近できる。これは、冷却システム26により冷却される。包装体20は定位置に滑らされ、以下説明されるように、分配用チューブが圧送用ユニット22を通して差し込まれる。比率カード78がドア30の背面のスロット79内に挿入され、制御システム24に、包装体内の製品に対する水対濃縮液の比率を告げる。図2に見られるように、電磁石/量水器組立体60は、区画18の背後に置かれているため、ディスペンサーの正面から接近することができる。
【0012】
濃縮液包装体20は、段ボール箱の内部に柔軟な潰れ得るプラスチックの袋を備えている使捨て式のバッグインボックス包装であることが好ましい。この袋は取付け具を有し、これに柔軟で先端の閉じられた分配用チューブ74が取り付けられる。チューブ74が圧送用ユニット及び遮断具80を通して取り付けられた後、閉鎖端部が切り取られ、要求に応じて分配することができる。
【0013】
図4を参照すれば、ハウジング12は除去可能な跳ね除け板11を有し、その後ろ側に制御システム24の電子機器の多くを含んだ制御箱が置かれる。
【0014】
主に図5を参照すれば、圧送用ユニット22は、エンコーダー86を有するギヤモーター84により駆動される蠕動ポンプ82を備える。上の圧送用ユニットは、バネで押されて揺れる前板90を有する公知のチューブ案内88(図2及び6参照)である。圧送用ユニット22の下方は、旋回可能な固定用ラッチ94を有する前ドア92のある公知の電磁作動式の管を挟む遮断具80である。
【0015】
図4を最もよく参照すれば、区画冷却システム26は、区画18の頂部に置かれた区画冷却用コイル100、コイル100を通りかつ区画をまわって空気を循環させるファン/モーターユニット102、水槽内に置かれかつ軸49により駆動されるポンプ104、ポンプ104からコイル100に至る水の入口管路106、及びコイルからタンクへの水の戻り管路108を備える。管路106及び108は、常に断熱されているか又はタンク13内にあり、このため、水がタンク13内に戻らないでどこかで結露し滴下することはない。従来のディスペンサーにおいては、これらの管路はデッキ110の上方の空気中にあり有害な結露と滴下とが生じた。
【0016】
図10は、デッキ47、モーター48、軸49、及びポンプ104を示している冷凍デッキの分解図である。
【0017】
図11は撹拌器のプロペラ45及びポンプ104に連結された軸49を示す。
【0018】
図12は図13の線12−12に沿って得られた正面断面図である。図12は、区画18、水入口管路51、マニホルド54、マニホルドから3個の継手62に至る3本の管路56を示す。管路56の電磁石/量水器組立体を含んだ部分は示されない。
【0019】
図13は図12の線13−13に沿って得られた側面断面図である。図13は、区画18、タンク13、水の入口管路51、水の出口管路56、及びそれぞれ水の入口管路51、水の出口管路52に至る継手146及び148を示す。
【0020】
本発明の一態様は図12及び13に示される構造的副組立体134及びこれを作る方法である。これは、分離して形成された2個の部材、タンク13と区画18とを含み、これらは130において接合され、次いで種々の導管が取り付けられ、更に断熱層132が定位置に形成される。これは、多くの利点の中でも、ディスペンサー10の組立中、その個別部品を別々に扱うのではなくただ1個のユニットとして扱えること、並びに冷却用コイル50から継手62に至る水の管路がその全長にわたって断熱されるか又は冷却された区画18内に置かれるため、優れた日常的な飲み物としての能力を提供する。
【0021】
図14−17は、ドア30、後方から照明されたグラフィックスパネル36、及び比率カード78を受け入れるための3個のスロット79を示す。各スロット79は、ドアの内側に取り付けられたカード受け126の内側に置かれる。PC板112がカード受けに隣接したドア内側のピン128に取り付けられる。このPC板は、5対の送信ピン120と受信ピン122を3組有し、これらのピンはPC板から突き出して、カード受けの端部の溝123内に伸びる。比率カード78は、カードホルダー114及び可撓性で取り外し得るカード116を持つ。可撓性のカードは僅かに曲げられ、そしてカードホルダーに差し込まれ、カードホルダーの両側の凹所の下で平らに戻り、カードを定位置に保持する。各カードは、一定の製品に対応した1個又は複数の穴124を持つ。カードが挿入されると、(カード116の穴に対応した)受信ピンだけがIR放射を受け、この製品に対する比率が何であるかを制御システムに告げる。即ち、制御回路がどの程度の水量が流れているかの情報を量水器から受け取ったとき、制御回路は、水に対する製品の希望の比率を提供するように蠕動ポンプモーター84の速度を制御するであろう。
【0022】
カードホルダー114は、比率カードを定位置に保持するために、1対の可撓性アーム140及び142を持つ。カードホルダー114は5個の穴を有し、カード116は5個までの適宜の数及び配列の穴を持つ。各カード116は、各側に1種ずつ2種の異なった製品比率用に使用できることが好ましい。即ち、カードを裏返すことにより異なった配列の穴の配列が提供される。
【0023】
作業の際は、ドア30が開かれ、包装体20が区画18内に差し込まれる。包装体はチューブ74がぶら下がるような向きにされる。板90が開かれ、チューブが定位置に案内され、そして板が閉じられる。次いで、固定用ノブ150を引き出して湾曲板152をヒンジ154まわりに右に動かすことによりチューブがポンプ82を通して案内される。次いでこの板が戻されノブを再固定することができる。次に、チューブは遮断具80及びノズル70を通して案内され、閉鎖端部が鋏で切り落とされる。遮断具はラッチ94を廻してドア92を開くことにより開かれる。公知のように、ドア92の背面のフィンガー(図示せず)が電磁作動式のフィンガーに当たり、チューブを絞って閉鎖する。飲料をコップ8内に分配するときは、電磁石(図示せず)が第2のフィンガーを引き戻してチューブを開くことができる。
【0024】
図18及び19は、制御システム24のブロック図を示す。電子回路は、互いに接続された次の4個の印刷回路板(PC板)より構成される。即ち、1)ハウジング12の内側で跳ね除け板11の上方に置かれた制御板 160、2)ドア30の内側に置かれたドアボード112、3)変圧器箱の内側に置かれたリレー板、4)冷凍デッキ47上に置かれたアイスバンク制御板162である。
【0025】
制御板160は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、(パワーアップの際、FPGAプログラムをロードする)直列EEPROM、システムの作動変数を記憶する非揮発性SRAM、及びポンプモーター84、遮断具後方の絞り用電磁石、水ポンプ、電磁石/量水器組立体60の水用電磁石、及びドア告知器を制御する種々の周辺回路とリンクされた常駐メモリを有するオンボードマイクロプロセッサー(μP)を持つ。制御板への入力は、ドア部材スイッチ(前及び後)、比率カード78、低水位信号、電磁石/量水器組立体60の量水器、及びポンプエンコーダー86からくる。更に、(弁当たり1個の)3個の直列通信ポートが制御板に置かれて、分配比率、製品の低液位パラメーター、分配量などの特性を変更するためにハンドヘルド(handheld)プログラマーがμPとリンクすることを許す。制御板は、ハードワイヤーケーブル接続を介して、システム内の他の総てのPC板、ポンプモーター/エンコーダー、量水器、及び水用電磁石に接続される。
【0026】
制御板160は、リレー板からの交流7.5V電力を変換する直流+5V調整器回路を備える。制御板の前面の緑のLEDが、直流+5V電力の存否を示す。更に、リレー板からの交流24Vは、2個のブリッジダイオードモジュールにより直流に変換される。赤のLEDはポンプモーター84及び水用電磁石を駆動する(未調整の)直流+24V電力の存在を示す。
【0027】
ドアボード112は、FPGA、(FPGAモニター用の)8ビットの小さいμP、(パワーアップの際、FPGAプログラムをロードする)直列EEPROM、及び赤外線式比率カード読取り器、(ディスプレイパネル36用の)蛍光灯駆動用電子回路、LED告知器、及び組み合わせられた押ボタンスイッチ回路のような種々の周辺回路よりなる。ドアボード112と制御板160との間の総ての通信は2本線の直列リンクを経由する。
【0028】
リレー板は、絞り用電磁石及び水ポンプ用の高圧スイッチとして作動する。更に、リレー板は1次交流電源入力から変圧器箱内の電力用変圧器及び圧縮機デッキに電力を与える。またリレー板は交流電力変圧器の低圧側から制御板160への接続もする。
【0029】
アイスバンク制御板162は、公知の方式で水槽内のアイスバンクの電気的に検知されたサイズに基づいて冷凍用圧縮機のスイッチを開閉する自立式制御板である。水槽の低水位信号だけが主制御板に送られる。
【0030】
以上の説明より本発明が屈折計及びブリックスカップの必要性を無くしたことが理解されたであろう。本発明は、より正確な比率管理を提供する。このディスペンサーは2種の飲料を同時に分配することができるが、モーター速度制御装置へのフィードバックを有する流量計を使用しない従来のディスペンサーはこれができない。
【0031】
本発明の好ましい実施例が以上詳細に説明されたが、本発明の精神及び範囲から離れることなく変化及び変更をなし得ることを理解すべきである。
【0032】
本発明の好ましい態様を整理して記載すれば、下記のとおりである。
1.(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受ける前記ハウジング内の制御システム、
(j)前記区画内に置かれた濃縮液包装体の各の製品の希望の水対濃縮液比率を前記制御システム内に入力するための手段を具備し、
(k)前記入力手段が、各濃縮包装体についての抜き出し可能な比率カード、前記濃縮液包装体ステーションの各に1個の対応した前記ハウジングの個別スロット、及び前記比率カードに記憶された比率を読み取るための手段を有する前記制御システムを備えるポストミックス式飲料ディスペンサー。
2. 前記ハウジングが、前記ハウジングにヒンジ止めされかつ前記区画への接近を与える前ドアを備え、そして前記スロットの各が対応した前記ステーションの前面の前記ドアの背面に置かれる上記1のディスペンサー。
3. 前記比率カードの各が、カードホルダー及び比率情報を有する取出し得る可撓性カードを備える上記2のディスペンサー。
4.前記比率情報が穴の形で前記カードに記憶される上記3のディスペンサー。
5.前記制御システムが前記ドアに取り付けられたPC板を備え、比率を読み取るための前記手段が前記PC板に取り付けられかつこれより外に伸びている間隔を空けられたIR送信ピンと受信ピンとの対の組を備え、そして前記スロットが前記比率カード上の前記穴を前記送信ピン及び受信ピンの対の間に位置決めするように置かれている上記4のディスペンサー。
6.(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)エンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記
量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、
(j)前記区画を冷却するためのシステムであって、前記区画内に置かれた区画冷却用コイル、前記区画冷却用コイルを通して前記区画内の空気を循環させるためのファン/モーターユニット、前記水浴タンク内のポンプ、前記ポンプから前記区画冷却用コイルに伸びている入口導水管及び前記区画冷却用コイルから前記タンクに伸びている出口導水管を備えた前記システムを具備し、
(k)前記両導管が前記冷凍デッキの下方にあるか又は断熱材内に埋設され、これにより前記導水管はどちらも、前記タンク内に戻らずにどこかで凝結し結露し滴下させることがないポストミックス式飲料ディスペンサー。
7.(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、及び
(j)前記水冷却用コイルからそれぞれの前記濃縮液圧送用ユニットに隣接した末端に伸びている複数の出口導水管路であって、前記出口導水管路の各がその全長を通じて前記水浴タンク、前記区画又は断熱体の中のいずれかを通って伸び、これにより前記全長が保冷される前記出口導水管路を具備したポストミックス式飲料ディスペンサー。
8.(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、及び
(j)前記区画内に置かれた濃縮液包装体の各の製品の希望の水対濃縮液比率を前記制御システムに入力する手段を具備したポストミックス式飲料ディスペンサー。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】図1は本発明のディスペンサーの正面右側の斜視図である。
【図2】図2は図1と同様であるがドアの空いている図である。
【図3】図3は図2と同様であるがBIB包装がBIB区画内に挿入されかつ比率カードがスロット内に挿入された図である。
【図4】図4は図1のディスペンサーを通る左側断面図である。
【図5】図5は本発明の圧送用ユニットの上前右側の斜視図である。
【図6】図6はチューブ案内の後方からの分解斜視図である。
【図7】図7はカバー77を外した状態の本発明のノズルの平面図である。
【図8】図8は図7の線8−8に沿って得られた断面図である。
【図9】図9は図7の線9−9に沿って得られた断面図である。
【図10】図10は冷凍デッキの分解斜視図である。
【図11】図11は撹拌器の軸49の部分側面図である。
【図12】図12は本発明の構造副組立体を通る正面断面図である。
【図13】図13は図12の副組立体を通る側面断面図である。
【図14】図14は本発明によるPC板の後方からの部分斜視図である。
【図15】図15はドアの下方部分を通る部分的な側面断面図である。
【図16】図16は本発明の比率カードの分解斜視図である。
【図17】図17はドアの分解斜視図である。
【図18】図18は電気的制御システムのブロック図である。
【図19】図19は電気的制御システムのブロック図である。
【符号の説明】
【0034】
10 デイスペンサー
12 ハウジング
13 水浴タンク
14 冷凍システム
16 水回路
20 濃縮液包装体
30 前ドア
34 分配用ボタン
【技術分野】
【0001】
本発明はポストミックス式飲料ディスペンサーに関する。
【背景技術】
【0002】
茶、コーヒー、ジュースなどのような飲料を要求に応じて希望の比率で濃縮液と水とを混合しかつ分配するためのディスペンサーがよく知られている。かかるディスペンサーは、水浴タンク及びタンク内でアイスバンクを形成するための冷凍システムを備える。可搬式の水回路が水槽内に冷却用コイルを備える。濃縮液を保持するために、冷却された濃縮液区画が設けられる。ある一つの公知の配列においては、この区画は、柔軟な分配用チューブを有するバッグインボックス(BIB)包装体である。このチューブは、蠕動ポンプを通って案内される。飲料を分配すべき場合は、この蠕動ポンプと可搬式の水回路内の電磁弁とが飲料を分配するように同時にスイッチを入れられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
茶、コーヒー、ジュースなどを分配するためのポストミックス式飲料ディスペンサーは、ハウジング、水槽内でアイスバンクを形成するための冷凍システム、水槽内に冷却用コイルを有する冷却システム、複数の飲料のためのバッグインボックスク区画、濃縮液用の冷却システム、各がエンコーダー付きギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを持った複数の濃縮液圧送用ユニット、可搬式水回路内の量水器、及び量水器からの信号を受けるため、及び希望の水対濃縮液の比率を提供するようにこれに応答してモーター速度を制御するための制御システムを備える。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、各飲料について特有の比率カードを備え、このカードはディスペンサーのスロット内に挿入される。ディスペンサー制御システムが、各BIB包装に対して使用すべき比率に関するカード上の情報を読み取る。本発明は、BIB区画用の改良された冷却システム、容易に上げて出せる可搬式の水コイル、改良された可搬式水回路による改良された日常的な飲み物としての能力、改良された水ノズル、蠕動モーター用へのステップモーターではないより強力なギヤモーターの使用、ディスペンサーの前面から主要構成要素のサービスが可能な配列、及び水浴タンク、BIB区画、複数の導水管路、及びこれらを囲む断熱層を含んだ一体型の構造組立体、並びにかかる副組立体を作る方法を含む。
【実施例】
【0005】
本発明は付属図面に関連して読まれたときに以下の詳細な説明からより完全に理解されるであろう。図面において、同様な部材は同様な番号で呼ばれる。
【0006】
さて図面を参照すれば、本発明のポストミックス式飲料ディスペンサー10は、ハウジング12、水浴タンク13、タンク13内でアイスバンクを形成するための冷凍システム14、可搬式の水回路16、複数の濃縮液包装体20を保持するための区画18、複数の濃縮液圧送用ユニット22、制御システム24、及び区画冷却システム26を備える。
【0007】
図1を参照すれば、ハウジング12は、濃縮液区画に接近するために左側にヒンジ止めされた前ドア30を備える。ハウジングは、ドリップトレイ32、及び各が小、中、大と例えば「注ぐ/取消し」を含んだ好ましくは3組の分配用ボタン34を備える。ドアの前面には後方から照明された取り外し可能なグラフィックスパネル36が設けられる。
【0008】
図4を参照すれば、水浴タンク13は水で実質的に満たされ、冷凍システム14は、蒸発器コイルのまわりにアイスブロックを作るために,本技術においてよく知られるように、通常の蒸発器コイル40、圧縮機42、凝結器44及びファンモーター46を備える。タンクの頂部に棚又はデッキ47が置かれ、撹拌器モーター48を支持する。撹拌器の軸49がモーターから水槽内に下方に伸び撹拌器プロペラ45に至る。区画18内の冷却用コイル100のためのポンプ104も軸49上にある。デッキ47は、モーター48、軸49などと一緒に真っすぐ上に上げることができる。
【0009】
主に図4を参照すれば、可搬式の水回路16は、蒸発器コイル40の上方でタンク13内に置かれた冷却用コイル50を備える。コイル50の入口端は継手146により管路51を経て局所的給水源に連結される。水の導管16は、コイル50の出口の継手148からマニホルド54に伸びている冷却水管路52を含む。区画18内の3個の濃縮液包装体ステーション58に対応する3個の個別管路56がマニホルドから伸びる。各管路56は、まず、電磁石(ソレノイド)/量水器(solenoid/water flow meter)組立体60(図2及び4参照)に行き、次いで対応している圧送用ユニットに隣接した雌の取付具62に行く。コイル50は、継手146及び148を外すことにより、蒸発器コイルから外す必要なしにタンク13から引き上げることができる。
【0010】
取外し可能なノズル64(図5、7、8及び9も参照)が取付具62内に差し込まれる。ノズルは、水流を、中心の濃縮液の流れの方に内向きに曲がる複数の分離流に分割する。ノズル64は、通路66及び複数の等間隔で同心状に配置されたポート68を持つ。ノズルは中央開口70及び濃縮液包装体20のチューブ74用のアクセススロット72を持つ。ノズル64は1対の可撓性のアーム76を有し、その各はその外面に固定用ショルダーを持ち、これらアームは、挿入中は内向きに曲がり、解放されると広がってノズルを定位置に固定する。ノズル64は、定位置に曲げられたカバー77を持つ。図7は、ポート68をよく示すためにカバー77を外してノズル64を示す。
【0011】
主に図2−4を参照すれば、区画18は、ドア30を開くことにより接近できる。これは、冷却システム26により冷却される。包装体20は定位置に滑らされ、以下説明されるように、分配用チューブが圧送用ユニット22を通して差し込まれる。比率カード78がドア30の背面のスロット79内に挿入され、制御システム24に、包装体内の製品に対する水対濃縮液の比率を告げる。図2に見られるように、電磁石/量水器組立体60は、区画18の背後に置かれているため、ディスペンサーの正面から接近することができる。
【0012】
濃縮液包装体20は、段ボール箱の内部に柔軟な潰れ得るプラスチックの袋を備えている使捨て式のバッグインボックス包装であることが好ましい。この袋は取付け具を有し、これに柔軟で先端の閉じられた分配用チューブ74が取り付けられる。チューブ74が圧送用ユニット及び遮断具80を通して取り付けられた後、閉鎖端部が切り取られ、要求に応じて分配することができる。
【0013】
図4を参照すれば、ハウジング12は除去可能な跳ね除け板11を有し、その後ろ側に制御システム24の電子機器の多くを含んだ制御箱が置かれる。
【0014】
主に図5を参照すれば、圧送用ユニット22は、エンコーダー86を有するギヤモーター84により駆動される蠕動ポンプ82を備える。上の圧送用ユニットは、バネで押されて揺れる前板90を有する公知のチューブ案内88(図2及び6参照)である。圧送用ユニット22の下方は、旋回可能な固定用ラッチ94を有する前ドア92のある公知の電磁作動式の管を挟む遮断具80である。
【0015】
図4を最もよく参照すれば、区画冷却システム26は、区画18の頂部に置かれた区画冷却用コイル100、コイル100を通りかつ区画をまわって空気を循環させるファン/モーターユニット102、水槽内に置かれかつ軸49により駆動されるポンプ104、ポンプ104からコイル100に至る水の入口管路106、及びコイルからタンクへの水の戻り管路108を備える。管路106及び108は、常に断熱されているか又はタンク13内にあり、このため、水がタンク13内に戻らないでどこかで結露し滴下することはない。従来のディスペンサーにおいては、これらの管路はデッキ110の上方の空気中にあり有害な結露と滴下とが生じた。
【0016】
図10は、デッキ47、モーター48、軸49、及びポンプ104を示している冷凍デッキの分解図である。
【0017】
図11は撹拌器のプロペラ45及びポンプ104に連結された軸49を示す。
【0018】
図12は図13の線12−12に沿って得られた正面断面図である。図12は、区画18、水入口管路51、マニホルド54、マニホルドから3個の継手62に至る3本の管路56を示す。管路56の電磁石/量水器組立体を含んだ部分は示されない。
【0019】
図13は図12の線13−13に沿って得られた側面断面図である。図13は、区画18、タンク13、水の入口管路51、水の出口管路56、及びそれぞれ水の入口管路51、水の出口管路52に至る継手146及び148を示す。
【0020】
本発明の一態様は図12及び13に示される構造的副組立体134及びこれを作る方法である。これは、分離して形成された2個の部材、タンク13と区画18とを含み、これらは130において接合され、次いで種々の導管が取り付けられ、更に断熱層132が定位置に形成される。これは、多くの利点の中でも、ディスペンサー10の組立中、その個別部品を別々に扱うのではなくただ1個のユニットとして扱えること、並びに冷却用コイル50から継手62に至る水の管路がその全長にわたって断熱されるか又は冷却された区画18内に置かれるため、優れた日常的な飲み物としての能力を提供する。
【0021】
図14−17は、ドア30、後方から照明されたグラフィックスパネル36、及び比率カード78を受け入れるための3個のスロット79を示す。各スロット79は、ドアの内側に取り付けられたカード受け126の内側に置かれる。PC板112がカード受けに隣接したドア内側のピン128に取り付けられる。このPC板は、5対の送信ピン120と受信ピン122を3組有し、これらのピンはPC板から突き出して、カード受けの端部の溝123内に伸びる。比率カード78は、カードホルダー114及び可撓性で取り外し得るカード116を持つ。可撓性のカードは僅かに曲げられ、そしてカードホルダーに差し込まれ、カードホルダーの両側の凹所の下で平らに戻り、カードを定位置に保持する。各カードは、一定の製品に対応した1個又は複数の穴124を持つ。カードが挿入されると、(カード116の穴に対応した)受信ピンだけがIR放射を受け、この製品に対する比率が何であるかを制御システムに告げる。即ち、制御回路がどの程度の水量が流れているかの情報を量水器から受け取ったとき、制御回路は、水に対する製品の希望の比率を提供するように蠕動ポンプモーター84の速度を制御するであろう。
【0022】
カードホルダー114は、比率カードを定位置に保持するために、1対の可撓性アーム140及び142を持つ。カードホルダー114は5個の穴を有し、カード116は5個までの適宜の数及び配列の穴を持つ。各カード116は、各側に1種ずつ2種の異なった製品比率用に使用できることが好ましい。即ち、カードを裏返すことにより異なった配列の穴の配列が提供される。
【0023】
作業の際は、ドア30が開かれ、包装体20が区画18内に差し込まれる。包装体はチューブ74がぶら下がるような向きにされる。板90が開かれ、チューブが定位置に案内され、そして板が閉じられる。次いで、固定用ノブ150を引き出して湾曲板152をヒンジ154まわりに右に動かすことによりチューブがポンプ82を通して案内される。次いでこの板が戻されノブを再固定することができる。次に、チューブは遮断具80及びノズル70を通して案内され、閉鎖端部が鋏で切り落とされる。遮断具はラッチ94を廻してドア92を開くことにより開かれる。公知のように、ドア92の背面のフィンガー(図示せず)が電磁作動式のフィンガーに当たり、チューブを絞って閉鎖する。飲料をコップ8内に分配するときは、電磁石(図示せず)が第2のフィンガーを引き戻してチューブを開くことができる。
【0024】
図18及び19は、制御システム24のブロック図を示す。電子回路は、互いに接続された次の4個の印刷回路板(PC板)より構成される。即ち、1)ハウジング12の内側で跳ね除け板11の上方に置かれた制御板 160、2)ドア30の内側に置かれたドアボード112、3)変圧器箱の内側に置かれたリレー板、4)冷凍デッキ47上に置かれたアイスバンク制御板162である。
【0025】
制御板160は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、(パワーアップの際、FPGAプログラムをロードする)直列EEPROM、システムの作動変数を記憶する非揮発性SRAM、及びポンプモーター84、遮断具後方の絞り用電磁石、水ポンプ、電磁石/量水器組立体60の水用電磁石、及びドア告知器を制御する種々の周辺回路とリンクされた常駐メモリを有するオンボードマイクロプロセッサー(μP)を持つ。制御板への入力は、ドア部材スイッチ(前及び後)、比率カード78、低水位信号、電磁石/量水器組立体60の量水器、及びポンプエンコーダー86からくる。更に、(弁当たり1個の)3個の直列通信ポートが制御板に置かれて、分配比率、製品の低液位パラメーター、分配量などの特性を変更するためにハンドヘルド(handheld)プログラマーがμPとリンクすることを許す。制御板は、ハードワイヤーケーブル接続を介して、システム内の他の総てのPC板、ポンプモーター/エンコーダー、量水器、及び水用電磁石に接続される。
【0026】
制御板160は、リレー板からの交流7.5V電力を変換する直流+5V調整器回路を備える。制御板の前面の緑のLEDが、直流+5V電力の存否を示す。更に、リレー板からの交流24Vは、2個のブリッジダイオードモジュールにより直流に変換される。赤のLEDはポンプモーター84及び水用電磁石を駆動する(未調整の)直流+24V電力の存在を示す。
【0027】
ドアボード112は、FPGA、(FPGAモニター用の)8ビットの小さいμP、(パワーアップの際、FPGAプログラムをロードする)直列EEPROM、及び赤外線式比率カード読取り器、(ディスプレイパネル36用の)蛍光灯駆動用電子回路、LED告知器、及び組み合わせられた押ボタンスイッチ回路のような種々の周辺回路よりなる。ドアボード112と制御板160との間の総ての通信は2本線の直列リンクを経由する。
【0028】
リレー板は、絞り用電磁石及び水ポンプ用の高圧スイッチとして作動する。更に、リレー板は1次交流電源入力から変圧器箱内の電力用変圧器及び圧縮機デッキに電力を与える。またリレー板は交流電力変圧器の低圧側から制御板160への接続もする。
【0029】
アイスバンク制御板162は、公知の方式で水槽内のアイスバンクの電気的に検知されたサイズに基づいて冷凍用圧縮機のスイッチを開閉する自立式制御板である。水槽の低水位信号だけが主制御板に送られる。
【0030】
以上の説明より本発明が屈折計及びブリックスカップの必要性を無くしたことが理解されたであろう。本発明は、より正確な比率管理を提供する。このディスペンサーは2種の飲料を同時に分配することができるが、モーター速度制御装置へのフィードバックを有する流量計を使用しない従来のディスペンサーはこれができない。
【0031】
本発明の好ましい実施例が以上詳細に説明されたが、本発明の精神及び範囲から離れることなく変化及び変更をなし得ることを理解すべきである。
【0032】
本発明の好ましい態様を整理して記載すれば、下記のとおりである。
1.(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受ける前記ハウジング内の制御システム、
(j)前記区画内に置かれた濃縮液包装体の各の製品の希望の水対濃縮液比率を前記制御システム内に入力するための手段を具備し、
(k)前記入力手段が、各濃縮包装体についての抜き出し可能な比率カード、前記濃縮液包装体ステーションの各に1個の対応した前記ハウジングの個別スロット、及び前記比率カードに記憶された比率を読み取るための手段を有する前記制御システムを備えるポストミックス式飲料ディスペンサー。
2. 前記ハウジングが、前記ハウジングにヒンジ止めされかつ前記区画への接近を与える前ドアを備え、そして前記スロットの各が対応した前記ステーションの前面の前記ドアの背面に置かれる上記1のディスペンサー。
3. 前記比率カードの各が、カードホルダー及び比率情報を有する取出し得る可撓性カードを備える上記2のディスペンサー。
4.前記比率情報が穴の形で前記カードに記憶される上記3のディスペンサー。
5.前記制御システムが前記ドアに取り付けられたPC板を備え、比率を読み取るための前記手段が前記PC板に取り付けられかつこれより外に伸びている間隔を空けられたIR送信ピンと受信ピンとの対の組を備え、そして前記スロットが前記比率カード上の前記穴を前記送信ピン及び受信ピンの対の間に位置決めするように置かれている上記4のディスペンサー。
6.(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)エンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記
量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、
(j)前記区画を冷却するためのシステムであって、前記区画内に置かれた区画冷却用コイル、前記区画冷却用コイルを通して前記区画内の空気を循環させるためのファン/モーターユニット、前記水浴タンク内のポンプ、前記ポンプから前記区画冷却用コイルに伸びている入口導水管及び前記区画冷却用コイルから前記タンクに伸びている出口導水管を備えた前記システムを具備し、
(k)前記両導管が前記冷凍デッキの下方にあるか又は断熱材内に埋設され、これにより前記導水管はどちらも、前記タンク内に戻らずにどこかで凝結し結露し滴下させることがないポストミックス式飲料ディスペンサー。
7.(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、及び
(j)前記水冷却用コイルからそれぞれの前記濃縮液圧送用ユニットに隣接した末端に伸びている複数の出口導水管路であって、前記出口導水管路の各がその全長を通じて前記水浴タンク、前記区画又は断熱体の中のいずれかを通って伸び、これにより前記全長が保冷される前記出口導水管路を具備したポストミックス式飲料ディスペンサー。
8.(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、及び
(j)前記区画内に置かれた濃縮液包装体の各の製品の希望の水対濃縮液比率を前記制御システムに入力する手段を具備したポストミックス式飲料ディスペンサー。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】図1は本発明のディスペンサーの正面右側の斜視図である。
【図2】図2は図1と同様であるがドアの空いている図である。
【図3】図3は図2と同様であるがBIB包装がBIB区画内に挿入されかつ比率カードがスロット内に挿入された図である。
【図4】図4は図1のディスペンサーを通る左側断面図である。
【図5】図5は本発明の圧送用ユニットの上前右側の斜視図である。
【図6】図6はチューブ案内の後方からの分解斜視図である。
【図7】図7はカバー77を外した状態の本発明のノズルの平面図である。
【図8】図8は図7の線8−8に沿って得られた断面図である。
【図9】図9は図7の線9−9に沿って得られた断面図である。
【図10】図10は冷凍デッキの分解斜視図である。
【図11】図11は撹拌器の軸49の部分側面図である。
【図12】図12は本発明の構造副組立体を通る正面断面図である。
【図13】図13は図12の副組立体を通る側面断面図である。
【図14】図14は本発明によるPC板の後方からの部分斜視図である。
【図15】図15はドアの下方部分を通る部分的な側面断面図である。
【図16】図16は本発明の比率カードの分解斜視図である。
【図17】図17はドアの分解斜視図である。
【図18】図18は電気的制御システムのブロック図である。
【図19】図19は電気的制御システムのブロック図である。
【符号の説明】
【0034】
10 デイスペンサー
12 ハウジング
13 水浴タンク
14 冷凍システム
16 水回路
20 濃縮液包装体
30 前ドア
34 分配用ボタン
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受ける前記ハウジング内の制御システム、
(j)前記区画内に置かれた濃縮液包装体の各の製品の希望の水対濃縮液比率を前記制御システム内に入力するための手段を具備し、
(k)前記入力手段が、各濃縮包装体についての抜き出し可能な比率カード、前記濃縮液包装体ステーションの各に1個の対応した前記ハウジングの個別スロット、及び前記比率カードに記憶された比率を読み取るための手段を有する前記制御システムを備えるポストミックス式飲料ディスペンサー。
【請求項2】
(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)エンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、
(j)前記区画を冷却するためのシステムであって、前記区画内に置かれた区画冷却用コイル、前記区画冷却用コイルを通して前記区画内の空気を循環させるためのファン/モーターユニット、前記水浴タンク内のポンプ、前記ポンプから前記区画冷却用コイルに伸びている入口導水管及び前記区画冷却用コイルから前記タンクに伸びている出口導水管を備えた前記システムを具備し、
(k)前記両導管が前記冷凍デッキの下方にあるか又は断熱材内に埋設され、これにより前記導水管はどちらも、前記タンク内に戻らずにどこかで凝結し結露し滴下させることがないポストミックス式飲料ディスペンサー。
【請求項3】
(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニッ
ト、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、及び
(j)前記水冷却用コイルからそれぞれの前記濃縮液圧送用ユニットに隣接した末端に伸びている複数の出口導水管路であって、前記出口導水管路の各がその全長を通じて前記水浴タンク、前記区画又は断熱体の中のいずれかを通って伸び、これにより前記全長が保冷される前記出口導水管路を具備したポストミックス式飲料ディスペンサー。
【請求項4】
(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、及び
(j)前記区画内に置かれた濃縮液包装体の各の製品の希望の水対濃縮液比率を前記制御システムに入力する手段を具備したポストミックス式飲料ディスペンサー。
【請求項1】
(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受ける前記ハウジング内の制御システム、
(j)前記区画内に置かれた濃縮液包装体の各の製品の希望の水対濃縮液比率を前記制御システム内に入力するための手段を具備し、
(k)前記入力手段が、各濃縮包装体についての抜き出し可能な比率カード、前記濃縮液包装体ステーションの各に1個の対応した前記ハウジングの個別スロット、及び前記比率カードに記憶された比率を読み取るための手段を有する前記制御システムを備えるポストミックス式飲料ディスペンサー。
【請求項2】
(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)エンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、
(j)前記区画を冷却するためのシステムであって、前記区画内に置かれた区画冷却用コイル、前記区画冷却用コイルを通して前記区画内の空気を循環させるためのファン/モーターユニット、前記水浴タンク内のポンプ、前記ポンプから前記区画冷却用コイルに伸びている入口導水管及び前記区画冷却用コイルから前記タンクに伸びている出口導水管を備えた前記システムを具備し、
(k)前記両導管が前記冷凍デッキの下方にあるか又は断熱材内に埋設され、これにより前記導水管はどちらも、前記タンク内に戻らずにどこかで凝結し結露し滴下させることがないポストミックス式飲料ディスペンサー。
【請求項3】
(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニッ
ト、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、及び
(j)前記水冷却用コイルからそれぞれの前記濃縮液圧送用ユニットに隣接した末端に伸びている複数の出口導水管路であって、前記出口導水管路の各がその全長を通じて前記水浴タンク、前記区画又は断熱体の中のいずれかを通って伸び、これにより前記全長が保冷される前記出口導水管路を具備したポストミックス式飲料ディスペンサー。
【請求項4】
(a)ハウジング、
(b)氷水浴を保持するための前記ハウジング内の水浴タンク、
(c)前記タンク内でアイスバンクを形成するための前記ハウジング内の冷凍システム、(d)前記タンク内に置かれた水冷却用コイルを有する前記ハウジング内の水回路、
(e)各が柔軟な分配用チューブを有する形式の取外し可能な濃縮液包装体の保持に適した複数の濃縮液包装体ステーションを備えた前記ハウジング内の濃縮液区画、
(f)前記ハウジング内の複数の濃縮液圧送用ユニット、
(g)各がエンコーダー付きの可変速ギヤヘッドモーターにより駆動される蠕動ポンプを有する前記濃縮液圧送用ユニット、
(h)電磁弁/量水器組立体を有する前記水回路、
(i)水対濃縮液の希望の比率を提供するために前記モーターの速度を変えるために前記量水器からの信号を受けている前記ハウジング内の制御システム、及び
(j)前記区画内に置かれた濃縮液包装体の各の製品の希望の水対濃縮液比率を前記制御システムに入力する手段を具備したポストミックス式飲料ディスペンサー。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公開番号】特開2006−44803(P2006−44803A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−311720(P2005−311720)
【出願日】平成17年10月26日(2005.10.26)
【分割の表示】特願2003−14422(P2003−14422)の分割
【原出願日】平成10年3月13日(1998.3.13)
【出願人】(591000436)ザ・コカ−コーラ・カンパニー (2)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年10月26日(2005.10.26)
【分割の表示】特願2003−14422(P2003−14422)の分割
【原出願日】平成10年3月13日(1998.3.13)
【出願人】(591000436)ザ・コカ−コーラ・カンパニー (2)
【Fターム(参考)】
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