説明

ポビドンヨード製剤及びその製造方法

【課題】照射滅菌によるポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を抑制すると共に、容器に封入されたポビドンヨード溶液を適切な有効ヨウ素の範囲に容易に設定し得るポビドンヨード製剤及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ポビドンヨードと水とヨウ化物とを混合し、ポビドンヨードの含有量が7w/v%以上15w/v%以下であるポビドンヨード溶液を作成し、該ポビドンヨード溶液を10kGy以上50kGy以下の放射線量で照射滅菌して製造されるポビドンヨード製剤であって、
前記ヨウ化物は混合によりポビドンヨード溶液にヨウ化物イオンを生じるものであると共に、前記ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して3mg以上50mg以下にするように製造される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、消毒薬等に用いるポビドンヨード製剤及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般にポビドンヨード製剤は、ポビドンヨードを7.5w/v%又は10w/v%を含有する液として使用されており、皮膚の局所用殺菌や、うがい等の口腔用殺菌に利用されている。
【0003】
ポビドンヨード製剤を製造する際には、100mLのポビドンヨード、10gの水、所定量の界面活性剤等を夫々秤量して混合すると共に更にpH調整剤を添加し、ポビドンヨードの含有量を7.5w/v%又は10w/v%以下にしてポビドンヨード溶液を作成し、その後、ポビドンヨード溶液を照射滅菌してポビドンヨード製剤を製造している。
【0004】
なお、本発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、下記の特許文献1等が既に存在している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−228387号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ポビドンヨード溶液を照射滅菌する際には、照射のエネルギーにより下式の反応が進み、
(PVP)I→I+I+I
ポビドンヨードの有効ヨウ素に減衰を生じ、消毒の効力が落ちてしまうという問題があった。
【0007】
又、ポビドンヨード溶液を容器内に封入して照射滅菌する際には、適切な有効ヨウ素の範囲である0.9%〜1.1%間に設定することが困難であるという問題があった。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、照射滅菌によるポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を抑制すると共に、容器に封入されたポビドンヨード溶液を適切な有効ヨウ素の範囲に容易に設定し得るポビドンヨード製剤及びその製造方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のポビドンヨード製剤は、ポビドンヨードと水とヨウ化物とを混合し、ポビドンヨードの含有量が7w/v%以上15w/v%以下であるポビドンヨード溶液を作成し、該ポビドンヨード溶液を10kGy以上50kGy以下の放射線量で照射滅菌して製造されるポビドンヨード製剤であって、
前記ヨウ化物は混合によりポビドンヨード溶液にヨウ化物イオンを生じるものであると共に、前記ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して3mg以上50mg以下にするように製造されるものである。
【0010】
又、本発明のポビドンヨード製剤においては、ポビドンヨード溶液を30kGy以上40kGy以下の放射線量で照射滅菌し、ヨウ化物を、ヨウ化カリウム又は/及びヨウ化ナトリウムにし、ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して5mg以上7mg以下にするように製造されることが好ましい。
【0011】
更に本発明のポビドンヨード製剤においては、ポビドンヨード溶液が収納手段に封入されて照射滅菌されることが好ましい。
【0012】
又、本発明のポビドンヨード製剤においては、ポビドンヨードと水とヨウ化物と共に保湿剤を混合し、皮膚の殺菌にのみ用いることが好ましい。
【0013】
又、本発明のポビドンヨード製剤の製造方法は、ポビドンヨードと水とヨウ化物とを混合し、ポビドンヨードの含有量が7w/v%以上15w/v%以下であるポビドンヨード溶液を作成し、該ポビドンヨード溶液を10kGy以上50kGy以下の放射線量で照射滅菌するポビドンヨード製剤の製造方法であって、
前記ヨウ化物は混合によりポビドンヨード溶液にヨウ化物イオンを生じるものであると共に、前記ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して3mg以上50mg以下にするものである。
【0014】
又、本発明のポビドンヨード製剤の製造方法においては、ポビドンヨード溶液を30kGy以上40kGy以下の放射線量で照射滅菌し、ヨウ化物を、ヨウ化カリウム又は/及びヨウ化ナトリウムにし、ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して5mg以上7mg以下にすることが好ましい。
【0015】
更に本発明のポビドンヨード製剤の製造方法においては、ポビドンヨード溶液を収納手段に封入して照射滅菌することが好ましい。
【0016】
又、本発明のポビドンヨード製剤の製造方法においては、ポビドンヨードと水とヨウ化物と共に保湿剤を混合することが好ましい。
【発明の効果】
【0017】
本発明のポビドンヨード製剤及びその製造方法によれば、ポビドンヨード溶液を10kGy以上50kGy以下の照射滅菌する場合であっても、ヨウ化物を、ポビドンヨード溶液にヨウ化物イオンを生じるものにすると共に、ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して3mg以上50mg以下にするので、照射滅菌に伴うポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を抑制することができる。又、ポビドンヨード溶液を容器内に封入して照射滅菌する場合であっても、ポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を抑制するので、適切な有効ヨウ素の範囲である0.9%〜1.1%間に容易に設定することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明のポビドンヨード製剤の製造方法を示す製造ブロック図である。
【図2】ポビドンヨード製剤を封入して適用する例を示す概念図である。
【図3】電子線照射による有効ヨウ素の減少率を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態例を図1〜図3を参照して説明する。
【0020】
実施の形態例であるポビドンヨード製剤は、ポビドンヨードと水とヨウ化物と共に界面活性剤、保湿剤を混合し、更にpH調整剤を添加し、ポビドンヨードの含有量が7w/v%以上15w/v%以下、好ましくは7.5w/v%又は10w/v%になるように構成されており、その後10kGy以上50kGy以下、好ましくは30kGy以上40kGy以下の放射線量で照射滅菌されている。
【0021】
ポビドンヨードは、ポリビニルピロリドン(PVP)とヨウ素の複合体のものを使用しており、水は精製水を使用している。
【0022】
ヨウ化物は、ヨウ化物イオンであって、ヨウ化カリウム、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化アンモニウム等から選択されるものであり、好ましくはヨウ化カリウム又は/及びヨウ化ナトリウムを使用し、特に好ましくはヨウ化カリウムを使用している。ここでヨウ化物は、ポビドンヨード100mLに対して3mg以上50mg以下、好ましくは5mg以上7mg以下になるようにしている。
【0023】
界面活性剤は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリソルベート、ラウロマクロゴール等から選択されるものを使用していると共に、保湿剤は、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、濃グリセリン等から選択されるものを使用している。ここで界面活性剤及び保湿剤は、本発明の効果を阻害しないならば、どのようなものを使用しても良い。
【0024】
pH調整剤は、クエン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、酢酸、コハク酸、フマル酸、アスコルビン酸等の有機酸や、塩酸、リン酸等の無機塩から選択されている。又pH調整剤は、界面活性剤及び保湿剤と同様に、本発明の効果を阻害しないならば、どのようなものを使用しても良い。
【0025】
一方、ポビドンヨード製剤は、容器や包装体等の収納手段に封入されており、一例を示すと、ポビドンヨード製剤は図2に示す如く綿棒包装体10に収納されている。
【0026】
綿棒包装体10は、シール部(収納手段)11と、カバー部12とで構成されており、カバー部12には、綿棒1の形状に沿うよう凹状の綿棒収納部13を形成して綿棒1が配置されていると共に、綿棒1の綿部1aの配置場所から所定幅の分離帯14を介して凹状の収納部(収納手段)15を形成してポビドンヨード製剤16が溜められている。又、このような綿棒包装体10の綿棒1を使用する場合には、綿棒収納部13の押えマーク19を押えて軸部1bと綿棒収納部13の隙間18を塞ぎ、液剤収納部15を押圧することにより分離帯14を連通して綿棒1の綿部1aにポビドンヨード製剤16を含浸させる。次に、シール部端17を把持してシール部11をカバー部12より所定長さで引き剥がし、シール部11とカバー部12の間から綿棒1を取り出して使用するようになっている。ここでポビドンヨード製剤の収納手段は、ポビドンヨード製剤のみを入れる密閉可能な容器でも良いし、他の構造や形状の収納体でも良い。
【0027】
以下、実施の形態例であるポビドンヨード製剤の製造方法を説明する。
【0028】
図1に示す如く、ポビドンヨード製剤を製造する際には、最初に、ポビドンヨード100mLと、精製水10gと、ヨウ化カリウム3mg以上50mg以下、好ましくは5mg以上7mg以下と、所定量の界面活性剤(ラウロマクロゴール)と、所定量の保湿剤(濃グリセリン)とを夫々秤量し、次にポビドンヨード、精製水、ヨウ化カリウム、界面活性剤、保湿剤を30分から60分撹拌して混合し、更に所定量のpH調整剤を添加してポビドンヨードの含有量を7w/v%以上15w/v%以下、好ましくは7.5w/v%又は10w/v%にしてポビドンヨード溶液を作成する(図1では10w/v%のポビドンヨード溶液を示す)。その後、ポビドンヨード溶液を密閉可能な収納手段に封入し、ポビドンヨード溶液を10kGy以上50kGy以下、好ましくは30kGy以上40kGy以下の電子線量(放射線量)で電子線滅菌(照射滅菌)してポビドンヨード製剤を製造する。
【0029】
又、ポビドンヨード製剤を図2の綿棒包装体10に適用する場合には、図1に示すポビドンヨード、精製水、ヨウ化カリウム等を混合してポビドンヨード溶液を製造する工程と別工程で、カバー部12を加熱成型した後、綿棒収納部13に綿棒1を挿入して準備し、ポビドンヨード溶液をフィルタ等で濾過して収納部(収納手段)15に充填し、シール部11とカバー部12を熱接着して綿棒1とポビドンヨード溶液を封緘(内封)する。そして包装した後にポビドンヨード溶液を綿棒包装体10ごと電子線滅菌し、ポビドンヨード製剤を製造する。
【0030】
以下、電子線照射による有効ヨウ素の減少率の試験を試み、その結果を示す。
【0031】
[実施例1]
試験は、ポビドンヨード100mLに対して夫々ヨウ化カリウム0mg(Blank)、3mg、5mg、7mgを混合してポビドンヨード溶液を準備し、夫々のポビドンヨード溶液に線量20kGy、30KGy、40kGyの電子線を照射して電子線滅菌し、有効ヨウ素の減少率を夫々調べた。ここで有効ヨウ素は医薬品の規制から0.9%から1.1%までの間に設定する必要があり、電子線照射前には有効ヨウ素を1.08%近傍にしている。
【0032】
結果は、図3に示す如く電子線の線量の増加に伴って有効ヨウ素の減少を生じる一方で、ヨウ化カリウムの含有量の増加に伴って有効ヨウ素の減少を抑制している。図3では濃度減少率が16%〜18%よりも上昇すると、有効ヨウ素の下限値0.9を超えている。
【0033】
このことからヨウ化カリウム0mgの場合には濃度減少率が高く、電子線の線量30kGy近傍の時点で有効ヨウ素の下限値を超えて消毒の効力が落ちることを示している。又、ヨウ化カリウム3mgの場合には濃度減少率が若干抑制でき、電子線の線量35kGy近傍まで有効ヨウ素の下限値を超えることがなく、消毒の効力を適度に維持することを示している。更にヨウ化カリウム5mg、7mgの場合には濃度減少率が大幅に抑制でき、電子線滅菌の線量50kGy近傍まで有効ヨウ素の下限値を超えることがなく、又、電子線滅菌の線量40kGyまでは有効ヨウ素の下限値を確実に超えることがなく、消毒の効力を十分に維持することが明らかとなった。
【0034】
而して、このように実施の形態例によれば、ヨウ化物を、ポビドンヨード溶液にヨウ化物イオンを生じるものにすると共に、ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して3mg以上50mg以下にするので、電子線滅菌に伴うポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を抑制することができる。又、ポビドンヨード溶液を容器内に封入して電子線滅菌する場合であっても、ポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を抑制するので、適切な有効ヨウ素の範囲である0.9%〜1.1%間に容易に設定することができる。ここでヨウ化カリウムの含有量を3mg未満にした場合には濃度減少率が若干高く、電子線の線量30kGyから40kGyの間で有効ヨウ素の下限値を超えて、消毒の効力が低下するという問題がある。
【0035】
又、実施の形態例において、ポビドンヨード溶液を30kGy以上40kGy以下の電子線量で電子線滅菌し、ヨウ化物を、ヨウ化カリウム又は/及びヨウ化ナトリウムにし、ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して5mg以上7mg以下にするように製造されると、電子線滅菌に伴うポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を好適に抑制することができる。又、ポビドンヨード溶液を容器内に封入して電子線滅菌する場合であっても、ポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を抑制するので、適切な有効ヨウ素の範囲である0.9%〜1.1%間に一層容易に設定することができる。ここでヨウ化カリウムの含有量を5mg未満にした場合には濃度減少率が好適に抑制できず、有効ヨウ素が電子線の線量40kGyから50kGyの間で下限値を超えて消毒の効力が低下する可能性があり、ヨウ化カリウムの含有量を7mgより多くする場合には医薬品の規制により制限を受けるため適切ではない。又、電子線滅菌の線量30kGy未満にした場合には、確実に殺菌できないという問題があり、電子線の線量40kGyより大きくした場合には、電子線滅菌に伴うポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰が大きくなるという問題がある。
【0036】
更に実施の形態例において、ポビドンヨード溶液が綿棒包装体10等の収納手段に封入されて照射滅菌されると、ポビドンヨード製剤の利用範囲が広がると共に、電子線滅菌に伴うポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を適切に抑制することができる。
【0037】
更に実施の形態例において、ポビドンヨードと水とヨウ化物と共に保湿剤を混合し、皮膚の殺菌にのみ用いると、皮膚の殺菌に好適に利用できると共に、電子線滅菌に伴うポビドンヨードの有効ヨウ素の減衰を抑制することができる。ここでポビドンヨード製剤は、皮膚の殺菌であって、手指の殺菌、ケガの消毒、注射針やカテーテル等の穿刺部の消毒等に用いるものならば特に制限されるものではない。
【0038】
尚、本発明のポビドンヨード製剤及びその製造方法は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、ポビドンヨード製剤は綿棒包装体以外に使用しても良いこと、照射滅菌は、電子線滅菌に限定されるものでなく、他の放射線を用いても良いこと、ポビドンヨード製剤の製造方法は更に受入試験等の処理を追加しても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0039】
11 シール部(収納手段)
15 液剤収納部(収納手段)
16 ポビドンヨード製剤

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポビドンヨードと水とヨウ化物とを混合し、ポビドンヨードの含有量が7w/v%以上15w/v%以下であるポビドンヨード溶液を作成し、該ポビドンヨード溶液を10kGy以上50kGy以下の放射線量で照射滅菌して製造されるポビドンヨード製剤であって、
前記ヨウ化物は混合によりポビドンヨード溶液にヨウ化物イオンを生じるものであると共に、前記ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して3mg以上50mg以下にするように製造されたことを特徴とするポビドンヨード製剤。
【請求項2】
ポビドンヨード溶液を30kGy以上40kGy以下の放射線量で照射滅菌し、ヨウ化物を、ヨウ化カリウム又は/及びヨウ化ナトリウムにし、ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して5mg以上7mg以下にするように製造されたことを特徴とする請求項1に記載のポビドンヨード製剤。
【請求項3】
ポビドンヨード溶液が収納手段に封入されて照射滅菌されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のポビドンヨード製剤。
【請求項4】
ポビドンヨードと水とヨウ化物と共に保湿剤を混合し、皮膚の殺菌にのみ用いることを特徴とする請求項1又は2に記載のポビドンヨード製剤。
【請求項5】
ポビドンヨードと水とヨウ化物とを混合し、ポビドンヨードの含有量が7w/v%以上15w/v%以下であるポビドンヨード溶液を作成し、該ポビドンヨード溶液を10kGy以上50kGy以下の放射線量で照射滅菌するポビドンヨード製剤の製造方法であって、
前記ヨウ化物は混合によりポビドンヨード溶液にヨウ化物イオンを生じるものであると共に、前記ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して3mg以上50mg以下にすることを特徴とするポビドンヨード製剤の製造方法。
【請求項6】
ポビドンヨード溶液を30kGy以上40kGy以下の放射線量で照射滅菌し、ヨウ化物を、ヨウ化カリウム又は/及びヨウ化ナトリウムにし、ヨウ化物の含有量をポビドンヨード100mLに対して5mg以上7mg以下にすることを特徴とする請求項1に記載のポビドンヨード製剤の製造方法。
【請求項7】
ポビドンヨード溶液を収納手段に封入して照射滅菌することを特徴とする請求項5又は6に記載のポビドンヨード製剤の製造方法。
【請求項8】
ポビドンヨードと水とヨウ化物と共に保湿剤を混合する特徴とする請求項5又は6に記載のポビドンヨード製剤の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−26248(P2011−26248A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−174077(P2009−174077)
【出願日】平成21年7月27日(2009.7.27)
【出願人】(591236024)リバテープ製薬株式会社 (6)
【Fターム(参考)】