マイクロ光学セキュリティ及び画像表示システム
画像アイコンのアレイまたはパターンと集光素子のアレイから形成された面内画像を含む合成マイクロ光学システムおよびセキュリティ装置が開示され、システムは、少なくとも2つの異なる合成画像を生成し、一方の合成画像は他方の合成画像の外観の範囲を変化させるかまたは制御するように作用する。例示的な形態において、画像アイコンのアレイは面内合成画像を形成する一方、集光素子のアレイと画像アイコンのアレイとの相互作用が別個の合成拡大画像を形成し、これが面内画像の視野を制御するように作用することで、面内画像の出現の範囲を変化させるかまたは制御するように作用する。従って面内画像の外観はシステムの視角に依存して、視覚的に現れたり消えたりするか、またはオンになったりオフになったりする。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
境界と、視覚的に面内画像が担持される基板の平面上に実質的に存在する前記境界内の画像区域と、を有する面内画像と、
前記面内画像の前記境界内に含まれる1つ以上のアイコン制御パターンと、
前記1つ以上のアイコン制御パターンの少なくとも一部の合成拡大画像を少なくとも1つ形成するように位置決めされたアイコン集光素子のアレイであって、前記合成拡大画像が、前記面内画像の外観を変化させるように作用する、前記面内画像を見るための限定された視野を提供するアレイと、
を含むマイクロ光学システム。
【請求項2】
前記合成拡大画像は、前記合成拡大画像と前記面内画像の画像区域との視覚的な交差の中へ、及び外へ前記合成拡大画像が動くことによって、前記面内画像を見るための視野を提供する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項3】
前記面内画像は、前記合成拡大画像が前記面内画像の画像区域と視覚的に交差するときに可視であり、前記合成拡大画像が前記面内画像の画像区域のいずれの部分とも視覚的に交差しないときには不可視である、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項4】
前記合成拡大画像の視覚的投影の見かけ上のサイズは、前記面内画像の画像区域よりも大きい、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項5】
見られる前記面内画像の量は、前記合成拡大画像が前記面内画像の前記画像区域と視覚的に交差する量によって決定される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項6】
アイコン制御パターンは、暗いアイコンの領域および明るいアイコンの領域によって特徴づけられる、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項7】
前記1つ以上のアイコン制御パターンは、自身の平面内に対称軸を有する画像アイコンの平面アレイを含み、前記画像アイコンは前記アレイ内に反復周期を有し、前記アイコン集光素子のアレイは、自身の平面内に対称軸を有し、前記アレイ内に反復周期を有する画像アイコン集光素子の平面アレイを含み、前記画像アイコン集光素子の前記平面アレイは、前記画像アイコン集光素子が前記画像アイコンの少なくとも一部の合成拡大画像を少なくとも1つ形成するのに十分なように、前記画像アイコンのアレイに対して配置される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項8】
前記画像アイコンの反復周期の、前記画像アイコン集光素子の反復周期に対する比率は、実質的に1に等しく、前記画像アイコンの平面アレイの対称軸および画像アイコン集光素子の平面アレイの対応する対称軸は、回転整列されていない、請求項7に記載のマイクロ光学システム。
【請求項9】
視差直交モーション効果が提供される、請求項8に記載のマイクロ光学システム。
【請求項10】
前記画像アイコンの反復周期の、前記画像アイコン集光素子の反復周期に対する比率が1より大きい、請求項7に記載のマイクロ光学システム。
【請求項11】
前記画像アイコンの反復周期の、前記画像アイコン集光素子の反復周期に対する比率が1未満である、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項12】
前記画像アイコンの反復周期の、前記画像アイコン集光素子の反復周期に対する比率は、前記画像アイコンの平面および前記集光素子の平面において軸非対称であり、縮尺比率は、一方の対称軸では1未満であり、他方の対称軸では1より大きい、請求項7に記載のマイクロ光学システム。
【請求項13】
面内画像および前記合成拡大画像は異なる視覚画像を生成する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項14】
前記1つ以上のアイコン制御パターンは、視覚的に異なる画像を生成するために、複数のアイコンアレイの複合セットを含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項15】
前記複数のアイコンアレイは、視覚的に異なる画像を生成するために、異なる反復周期を有する少なくとも2つのアイコンアレイを含む、請求項14に記載のマイクロ光学システム。
【請求項16】
前記画像の少なくとも1つは可変合成視覚効果を呈する、請求項14に記載のマイクロ光学システム。
【請求項17】
前記複数のアイコンアレイは、グラフィック加算によって組み合わされて、前記複合セットを形成する、請求項14に記載のマイクロ光学システム。
【請求項18】
前記グラフィック加算はグラフィックブール関数である、請求項17に記載のマイクロ光学システム。
【請求項19】
前記面内画像の可視と不可視との間の移行は、ハードなオン/オフ移行である、請求項3に記載のマイクロ光学システム。
【請求項20】
前記面内画像の可視と不可視の間の移行は、ソフトなオン/オフ移行である、請求項3に記載のマイクロ光学システム。
【請求項21】
前記ソフトなオン/オフ移行を生成するために、グレースケール効果が前記合成拡大画像の縁に組み込まれる、請求項20に記載のマイクロ光学システム。
【請求項22】
前記アイコン制御パターンの少なくとも1つは、前記アイコン制御パターンの少なくとも1つのための背景を含み、前記背景は薄い色を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項23】
前記1つ以上のアイコン制御パターンは、少なくとも2つの視覚的に異なる合成拡大画像を形成するために、前記アイコンアレイ内に異なる反復周期を有する少なくとも2つのアイコンアレイを含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項24】
前記アイコン集光素子のアレイは、50ミクロン未満の有効直径を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項25】
前記システムは50ミクロン未満の厚さを有する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項26】
前記集光素子は非円筒形の集光素子である、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項27】
前記集光素子は非球面の集光素子である、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項28】
前記アイコン集光素子のアレイは、10ミクロン〜30ミクロンの間の有効直径を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項29】
前記集光素子のアレイは、4以下のF値を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項30】
前記集光素子のアレイは、2以下のF値を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項31】
各集光素子は30ミクロン未満の有効直径を有する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項32】
前記システムは約45ミクロン未満の総厚さを有する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項33】
前記システムは約10〜約40ミクロンの総厚さを有する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項34】
約40ミクロン未満の焦点距離を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項35】
10〜50ミクロン未満の焦点距離を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項36】
前記アイコンは基板の凹部として形成され、前記凹部は、前記基板とは異なる屈折率を有する材料か、染料か、金属か、顔料か、または、それらの組み合わせで、任意選択的に充填される間隙を形成する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項37】
前記システムは、前記集光素子上に配置された材料を示す透明なタンパーを含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項38】
前記システムは、セキュリティまたは認証装置に組み込まれる、請求項7に記載のマイクロ光学システム。
【請求項39】
文書用のセキュリティまたは認証システムとして作用し、前記文書は、IDカード、クレジットカード、デビットカード、運転免許証、金融書類、銀行券、小切手、および、貨幣からなる群から選択される、請求項38に記載のマイクロ光学システム。
【請求項40】
前記システムは、紙幣用のセキュリティスレッドに組み込まれる、請求項38に記載のマイクロ光学システム。
【請求項41】
前記システムは、貨幣に組み込まれて機械検出可能な特徴部を含む、請求項38に記載のマイクロ光学システム。
【請求項42】
前記セキュリティスレッドはウインドウセキュリティスレッドである、請求項40に記載のマイクロ光学システム。
【請求項43】
前記ウインドウセキュリティスレッドは、画像コントラストを上げるために、または、追加的な認証特徴部を提供するために、または、その両方のために、顔料で着色、染料で着色、充填、または、コーティングされた、1つ以上の密封層を組み込む、請求項42に記載のマイクロ光学システム。
【請求項44】
前記ウインドウセキュリティスレッドは、導電性、磁気特性、NMR検出性、または、それらの組み合わせを含む、請求項42に記載のマイクロ光学システム。
【請求項45】
前記ウインドウセキュリティスレッドは、前記集光素子の後ろに、1つ以上の顔料着色層、密封層、または、遮蔽層を含む、請求項42に記載のマイクロ光学システム。
【請求項46】
前記システムは、前記1つ以上のアイコン制御パターンと前記画像アイコン集光素子のアレイとの間に位置決めされた1つ以上の光学スペーサをさらに含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項47】
前記アイコンは、無色材料、透明材料、不透明材料、インク材料、有色材料、淡着色材料、または、染料のパターンから形成される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項48】
前記アイコンは、基板の表面に突起として形成され、前記突起物の間の空間は、任意選択的に、前記基板とは異なる屈折率を有する材料、染料、金属、顔料、または、それらの組み合わせで充填される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項49】
前記アイコンは、それが現れる背景に対して、ポジティブアイコンまたはネガティブアイコンのいずれかである、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項50】
前記合成拡大画像は、前記システムよりも深い空間平面にあるように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項51】
前記合成拡大画像は、前記システムより上の空間平面にあるように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項52】
前記合成拡大画像は、前記システムの平面に交差する軸を中心にして前記システムが回転されると、前記システムよりも深い空間平面と前記システムより上の空間平面との間を動くように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項53】
前記システムが、前記システムの平面に対して実質的に平行な軸を中心にして傾斜されると、前記合成拡大画像は、前記傾斜軸に対して平行な方向に動くように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項54】
前記合成拡大画像は、形態、形状、サイズまたは色の1つ以上から、別の形態、形状、サイズまたは色のものへ変形するように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項55】
前記変形は、アイコン反復期間および集光素子反復期間のいずれかまたは両方の縮尺の歪みによって生成される、請求項54に記載のマイクロ光学システム。
【請求項56】
前記変形は、空間的に変化する情報をアイコンのパターンの1つ以上に組み込むことによって生成される、請求項54に記載のマイクロ光学システム。
【請求項57】
前記合成拡大画像は三次元であるように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項58】
前記集光素子は非球面集光素子であり、前記アイコンは基板の凹部として形成され、前記凹部は、前記基板とは異なる屈折率を有する材料か、染料か、金属か、顔料か、または、それらの組み合わせで、任意選択的に充填されてもよい間隙を形成する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項59】
前記システムは品物に付けられるセキュリティまたは認証装置に組み込まれ、前記品物は、
パスポート、IDカード、運転免許証、ビザ、出生証明書、バイタルレコード、有権者登録カード、投票用紙、社会保障カード、債券、フードスタンプ、郵便切手、納税印紙;
貨幣、紙幣のセキュリティスレッド、ポリマー貨幣の特徴部、紙幣の特徴部;
目録、捺印証書、免許、卒業証書、証明書;
裏書された銀行小切手、企業小切手、個人小切手、銀行バウチャー、株券、トラベラーズチェック、郵便為替、クレジットカード、デビットカード、ATMカード、アフィニティカード、プリペイドテレフォンカード、ギフト券;
映画の台本、法律文書、知的財産、医療記録/病院記録、処方箋書式/パッド、、秘伝のレシピ;
ファブリックおよびホームケア用品;
美容製品;
乳児および家族ケア製品;
ヘルスケア製品;
食品および飲料の包装;
織物類包装;
電子機器、パーツおよび構成部品;
衣類、スポーツウェアおよび履物;
バイオ技術医薬品;
航空宇宙用材料およびパーツ;
自動車部品およびパーツ;
スポーツ用品;
タバコ製品;
ソフトウェア;
コンパクトディスクおよびDVD;
爆発物;
ノベルティアイテム、ギフトラップおよびリボン;
書籍および雑誌;
学校製品およびオフィス備品;
名刺;
出荷文書および梱包;
ノートカバー;
ブックカバー;
しおり;
イベントおよび交通機関のチケット;
賭博およびゲーム製品および装置;
家具製品;
床板および壁装材;
宝石および時計;
ハンドバッグ;
芸術品、収集品および記念品;
玩具;
店頭表示および販売促進表示;
カモフラージュとして、または、資産管理のために、認証または強化用に、ブランド製品または文書に加えられた、製品表示およびラベル付け物品
からなる群から選択される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項60】
少なくとも2つの合成画像を備え、前記合成画像の一方は面内合成画像であり、前記合成画像の他方は合成拡大画像であり、前記合成拡大画像は、前記面内合成画像の出現量を変化させるかまたは決定するように作用する、合成マイクロ光学システム。
【請求項1】
境界と、視覚的に面内画像が担持される基板の平面上に実質的に存在する前記境界内の画像区域と、を有する面内画像と、
前記面内画像の前記境界内に含まれる1つ以上のアイコン制御パターンと、
前記1つ以上のアイコン制御パターンの少なくとも一部の合成拡大画像を少なくとも1つ形成するように位置決めされたアイコン集光素子のアレイであって、前記合成拡大画像が、前記面内画像の外観を変化させるように作用する、前記面内画像を見るための限定された視野を提供するアレイと、
を含むマイクロ光学システム。
【請求項2】
前記合成拡大画像は、前記合成拡大画像と前記面内画像の画像区域との視覚的な交差の中へ、及び外へ前記合成拡大画像が動くことによって、前記面内画像を見るための視野を提供する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項3】
前記面内画像は、前記合成拡大画像が前記面内画像の画像区域と視覚的に交差するときに可視であり、前記合成拡大画像が前記面内画像の画像区域のいずれの部分とも視覚的に交差しないときには不可視である、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項4】
前記合成拡大画像の視覚的投影の見かけ上のサイズは、前記面内画像の画像区域よりも大きい、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項5】
見られる前記面内画像の量は、前記合成拡大画像が前記面内画像の前記画像区域と視覚的に交差する量によって決定される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項6】
アイコン制御パターンは、暗いアイコンの領域および明るいアイコンの領域によって特徴づけられる、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項7】
前記1つ以上のアイコン制御パターンは、自身の平面内に対称軸を有する画像アイコンの平面アレイを含み、前記画像アイコンは前記アレイ内に反復周期を有し、前記アイコン集光素子のアレイは、自身の平面内に対称軸を有し、前記アレイ内に反復周期を有する画像アイコン集光素子の平面アレイを含み、前記画像アイコン集光素子の前記平面アレイは、前記画像アイコン集光素子が前記画像アイコンの少なくとも一部の合成拡大画像を少なくとも1つ形成するのに十分なように、前記画像アイコンのアレイに対して配置される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項8】
前記画像アイコンの反復周期の、前記画像アイコン集光素子の反復周期に対する比率は、実質的に1に等しく、前記画像アイコンの平面アレイの対称軸および画像アイコン集光素子の平面アレイの対応する対称軸は、回転整列されていない、請求項7に記載のマイクロ光学システム。
【請求項9】
視差直交モーション効果が提供される、請求項8に記載のマイクロ光学システム。
【請求項10】
前記画像アイコンの反復周期の、前記画像アイコン集光素子の反復周期に対する比率が1より大きい、請求項7に記載のマイクロ光学システム。
【請求項11】
前記画像アイコンの反復周期の、前記画像アイコン集光素子の反復周期に対する比率が1未満である、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項12】
前記画像アイコンの反復周期の、前記画像アイコン集光素子の反復周期に対する比率は、前記画像アイコンの平面および前記集光素子の平面において軸非対称であり、縮尺比率は、一方の対称軸では1未満であり、他方の対称軸では1より大きい、請求項7に記載のマイクロ光学システム。
【請求項13】
面内画像および前記合成拡大画像は異なる視覚画像を生成する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項14】
前記1つ以上のアイコン制御パターンは、視覚的に異なる画像を生成するために、複数のアイコンアレイの複合セットを含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項15】
前記複数のアイコンアレイは、視覚的に異なる画像を生成するために、異なる反復周期を有する少なくとも2つのアイコンアレイを含む、請求項14に記載のマイクロ光学システム。
【請求項16】
前記画像の少なくとも1つは可変合成視覚効果を呈する、請求項14に記載のマイクロ光学システム。
【請求項17】
前記複数のアイコンアレイは、グラフィック加算によって組み合わされて、前記複合セットを形成する、請求項14に記載のマイクロ光学システム。
【請求項18】
前記グラフィック加算はグラフィックブール関数である、請求項17に記載のマイクロ光学システム。
【請求項19】
前記面内画像の可視と不可視との間の移行は、ハードなオン/オフ移行である、請求項3に記載のマイクロ光学システム。
【請求項20】
前記面内画像の可視と不可視の間の移行は、ソフトなオン/オフ移行である、請求項3に記載のマイクロ光学システム。
【請求項21】
前記ソフトなオン/オフ移行を生成するために、グレースケール効果が前記合成拡大画像の縁に組み込まれる、請求項20に記載のマイクロ光学システム。
【請求項22】
前記アイコン制御パターンの少なくとも1つは、前記アイコン制御パターンの少なくとも1つのための背景を含み、前記背景は薄い色を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項23】
前記1つ以上のアイコン制御パターンは、少なくとも2つの視覚的に異なる合成拡大画像を形成するために、前記アイコンアレイ内に異なる反復周期を有する少なくとも2つのアイコンアレイを含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項24】
前記アイコン集光素子のアレイは、50ミクロン未満の有効直径を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項25】
前記システムは50ミクロン未満の厚さを有する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項26】
前記集光素子は非円筒形の集光素子である、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項27】
前記集光素子は非球面の集光素子である、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項28】
前記アイコン集光素子のアレイは、10ミクロン〜30ミクロンの間の有効直径を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項29】
前記集光素子のアレイは、4以下のF値を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項30】
前記集光素子のアレイは、2以下のF値を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項31】
各集光素子は30ミクロン未満の有効直径を有する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項32】
前記システムは約45ミクロン未満の総厚さを有する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項33】
前記システムは約10〜約40ミクロンの総厚さを有する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項34】
約40ミクロン未満の焦点距離を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項35】
10〜50ミクロン未満の焦点距離を有する集光素子を含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項36】
前記アイコンは基板の凹部として形成され、前記凹部は、前記基板とは異なる屈折率を有する材料か、染料か、金属か、顔料か、または、それらの組み合わせで、任意選択的に充填される間隙を形成する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項37】
前記システムは、前記集光素子上に配置された材料を示す透明なタンパーを含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項38】
前記システムは、セキュリティまたは認証装置に組み込まれる、請求項7に記載のマイクロ光学システム。
【請求項39】
文書用のセキュリティまたは認証システムとして作用し、前記文書は、IDカード、クレジットカード、デビットカード、運転免許証、金融書類、銀行券、小切手、および、貨幣からなる群から選択される、請求項38に記載のマイクロ光学システム。
【請求項40】
前記システムは、紙幣用のセキュリティスレッドに組み込まれる、請求項38に記載のマイクロ光学システム。
【請求項41】
前記システムは、貨幣に組み込まれて機械検出可能な特徴部を含む、請求項38に記載のマイクロ光学システム。
【請求項42】
前記セキュリティスレッドはウインドウセキュリティスレッドである、請求項40に記載のマイクロ光学システム。
【請求項43】
前記ウインドウセキュリティスレッドは、画像コントラストを上げるために、または、追加的な認証特徴部を提供するために、または、その両方のために、顔料で着色、染料で着色、充填、または、コーティングされた、1つ以上の密封層を組み込む、請求項42に記載のマイクロ光学システム。
【請求項44】
前記ウインドウセキュリティスレッドは、導電性、磁気特性、NMR検出性、または、それらの組み合わせを含む、請求項42に記載のマイクロ光学システム。
【請求項45】
前記ウインドウセキュリティスレッドは、前記集光素子の後ろに、1つ以上の顔料着色層、密封層、または、遮蔽層を含む、請求項42に記載のマイクロ光学システム。
【請求項46】
前記システムは、前記1つ以上のアイコン制御パターンと前記画像アイコン集光素子のアレイとの間に位置決めされた1つ以上の光学スペーサをさらに含む、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項47】
前記アイコンは、無色材料、透明材料、不透明材料、インク材料、有色材料、淡着色材料、または、染料のパターンから形成される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項48】
前記アイコンは、基板の表面に突起として形成され、前記突起物の間の空間は、任意選択的に、前記基板とは異なる屈折率を有する材料、染料、金属、顔料、または、それらの組み合わせで充填される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項49】
前記アイコンは、それが現れる背景に対して、ポジティブアイコンまたはネガティブアイコンのいずれかである、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項50】
前記合成拡大画像は、前記システムよりも深い空間平面にあるように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項51】
前記合成拡大画像は、前記システムより上の空間平面にあるように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項52】
前記合成拡大画像は、前記システムの平面に交差する軸を中心にして前記システムが回転されると、前記システムよりも深い空間平面と前記システムより上の空間平面との間を動くように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項53】
前記システムが、前記システムの平面に対して実質的に平行な軸を中心にして傾斜されると、前記合成拡大画像は、前記傾斜軸に対して平行な方向に動くように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項54】
前記合成拡大画像は、形態、形状、サイズまたは色の1つ以上から、別の形態、形状、サイズまたは色のものへ変形するように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項55】
前記変形は、アイコン反復期間および集光素子反復期間のいずれかまたは両方の縮尺の歪みによって生成される、請求項54に記載のマイクロ光学システム。
【請求項56】
前記変形は、空間的に変化する情報をアイコンのパターンの1つ以上に組み込むことによって生成される、請求項54に記載のマイクロ光学システム。
【請求項57】
前記合成拡大画像は三次元であるように見える、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項58】
前記集光素子は非球面集光素子であり、前記アイコンは基板の凹部として形成され、前記凹部は、前記基板とは異なる屈折率を有する材料か、染料か、金属か、顔料か、または、それらの組み合わせで、任意選択的に充填されてもよい間隙を形成する、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項59】
前記システムは品物に付けられるセキュリティまたは認証装置に組み込まれ、前記品物は、
パスポート、IDカード、運転免許証、ビザ、出生証明書、バイタルレコード、有権者登録カード、投票用紙、社会保障カード、債券、フードスタンプ、郵便切手、納税印紙;
貨幣、紙幣のセキュリティスレッド、ポリマー貨幣の特徴部、紙幣の特徴部;
目録、捺印証書、免許、卒業証書、証明書;
裏書された銀行小切手、企業小切手、個人小切手、銀行バウチャー、株券、トラベラーズチェック、郵便為替、クレジットカード、デビットカード、ATMカード、アフィニティカード、プリペイドテレフォンカード、ギフト券;
映画の台本、法律文書、知的財産、医療記録/病院記録、処方箋書式/パッド、、秘伝のレシピ;
ファブリックおよびホームケア用品;
美容製品;
乳児および家族ケア製品;
ヘルスケア製品;
食品および飲料の包装;
織物類包装;
電子機器、パーツおよび構成部品;
衣類、スポーツウェアおよび履物;
バイオ技術医薬品;
航空宇宙用材料およびパーツ;
自動車部品およびパーツ;
スポーツ用品;
タバコ製品;
ソフトウェア;
コンパクトディスクおよびDVD;
爆発物;
ノベルティアイテム、ギフトラップおよびリボン;
書籍および雑誌;
学校製品およびオフィス備品;
名刺;
出荷文書および梱包;
ノートカバー;
ブックカバー;
しおり;
イベントおよび交通機関のチケット;
賭博およびゲーム製品および装置;
家具製品;
床板および壁装材;
宝石および時計;
ハンドバッグ;
芸術品、収集品および記念品;
玩具;
店頭表示および販売促進表示;
カモフラージュとして、または、資産管理のために、認証または強化用に、ブランド製品または文書に加えられた、製品表示およびラベル付け物品
からなる群から選択される、請求項1に記載のマイクロ光学システム。
【請求項60】
少なくとも2つの合成画像を備え、前記合成画像の一方は面内合成画像であり、前記合成画像の他方は合成拡大画像であり、前記合成拡大画像は、前記面内合成画像の出現量を変化させるかまたは決定するように作用する、合成マイクロ光学システム。
【図1a】
【図1b】
【図2a】
【図2b−c】
【図2d−f】
【図3a−i】
【図4】
【図5a−c】
【図6a−c】
【図7a−c】
【図8a−b】
【図9】
【図10】
【図11a−b】
【図12a−b】
【図13】
【図14】
【図15a−d】
【図16a−f】
【図17a−d】
【図18a−f】
【図19a−b】
【図20a−c】
【図21a】
【図21b】
【図22】
【図23】
【図24a】
【図24b】
【図25】
【図26】
【図27a−b】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34(a)】
【図34(b)】
【図35(a)】
【図35(b)】
【図36(a)】
【図36(b)】
【図37(a)】
【図37(b)】
【図37(c)】
【図38(a)】
【図38(b)】
【図38(c)】
【図39(a)】
【図39(b)】
【図39(c)】
【図40(a)】
【図40(b)】
【図40(c)】
【図41(a)】
【図41(b)】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48(a)】
【図48(b)】
【図48(c)】
【図48(d)】
【図48(e)】
【図48(f)】
【図49−a】
【図49b】
【図49C】
【図49−d】
【図50a】
【図50b】
【図51a−d】
【図52】
【図53a】
【図53b】
【図53c】
【図53d】
【図53e】
【図53f】
【図53g】
【図53h】
【図53i】
【図53j】
【図54a−c】
【図55a−c】
【図56a−c】
【図57a−c】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61a−f】
【図62】
【図63】
【図1b】
【図2a】
【図2b−c】
【図2d−f】
【図3a−i】
【図4】
【図5a−c】
【図6a−c】
【図7a−c】
【図8a−b】
【図9】
【図10】
【図11a−b】
【図12a−b】
【図13】
【図14】
【図15a−d】
【図16a−f】
【図17a−d】
【図18a−f】
【図19a−b】
【図20a−c】
【図21a】
【図21b】
【図22】
【図23】
【図24a】
【図24b】
【図25】
【図26】
【図27a−b】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34(a)】
【図34(b)】
【図35(a)】
【図35(b)】
【図36(a)】
【図36(b)】
【図37(a)】
【図37(b)】
【図37(c)】
【図38(a)】
【図38(b)】
【図38(c)】
【図39(a)】
【図39(b)】
【図39(c)】
【図40(a)】
【図40(b)】
【図40(c)】
【図41(a)】
【図41(b)】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48(a)】
【図48(b)】
【図48(c)】
【図48(d)】
【図48(e)】
【図48(f)】
【図49−a】
【図49b】
【図49C】
【図49−d】
【図50a】
【図50b】
【図51a−d】
【図52】
【図53a】
【図53b】
【図53c】
【図53d】
【図53e】
【図53f】
【図53g】
【図53h】
【図53i】
【図53j】
【図54a−c】
【図55a−c】
【図56a−c】
【図57a−c】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61a−f】
【図62】
【図63】
【公表番号】特表2009−543138(P2009−543138A)
【公表日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−518559(P2009−518559)
【出願日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際出願番号】PCT/US2007/072406
【国際公開番号】WO2008/008635
【国際公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願人】(509004480)ビジュアル フィジクス エルエルシー (4)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際出願番号】PCT/US2007/072406
【国際公開番号】WO2008/008635
【国際公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願人】(509004480)ビジュアル フィジクス エルエルシー (4)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]