説明

マルチキャリアシステムにおけるコンポーネントキャリアのアクティブ化/非アクティブ化

WTRUが複数のサービングセルまたはキャリアアグリゲーションと共に構成されうる場合にアクティブ化/非アクティブ化プロセスに関係する構成、構成パラメータ、およびアクセス問題に応じてWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)の挙動に対処するための方法および装置を実現する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、ワイヤレス通信に関する。
【0002】
(関連出願の相互参照)
本出願は、参照により本明細書に組み込まれている、2009年11月19日に出願した米国特許仮出願第61/262,810号明細書、2010年1月8日に出願した米国特許仮出願第61/293,520号明細書、2010年2月12日に出願した米国特許仮出願第61/304,149号明細書、2010年2月24日に出願した米国特許仮出願第61/307,803号明細書、2010年3月16日に出願した米国特許仮出願第61/314,446号明細書、2010年4月30日に出願した米国特許仮出願第61/330,150号明細書、2010年8月13日に出願した米国特許仮出願第61/373,678号明細書、および2010年6月17日に出願した米国特許仮出願第61/355,756号明細書の利益を主張するものである。
【背景技術】
【0003】
LTE(ロングタームエボリューション)R8(リリース8)では、基地局は、DL(ダウンリンク)およびUL(アップリンク)リソースを単一のDLキャリアおよび単一のULキャリア上でそれぞれ有するようにWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)を構成することができる。DLキャリアとULキャリアのペアは、ワイヤレスネットワークの1つのセルを形成するものとして考えることができる。WTRUは、アクティブ化/非アクティブ化プロセスに関係する構成、構成パラメータ、およびアクセス問題に応じていくつかのアクションを起こすことができる。LTE R8では、DLおよびULリソースが単一のDLキャリアおよび単一のULキャリアにそれぞれ関連付けられ、WTRUのサービングセルを形成するので、アクションを実行することにはWTRUの観点からは曖昧さはない。マルチキャリアワイヤレスシステム(multi−carrier wireless systems)では、WTRUは、それぞれが1つのDLコンポーネントキャリア(component carrier)および場合によってはさらには1つのULコンポーネントキャリア(CC)からなる複数のサービングセルを割り当てられうる。WTRUは、WTRUが複数のサービングセルと共に構成されうる場合に、異なる形で動作し、応答することが必要になることもある。
【発明の概要】
【0004】
WTRUが複数のサービングセルまたはキャリアアグリゲーションと共に構成されうる場合にアクティブ化/非アクティブ化プロセスに関係する構成、構成パラメータ、およびアクセス問題に応じてWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)の挙動に対処するための方法および装置を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本発明の詳細は、例えば添付図面と併せて、以下の説明を読むとさらによく理解することができる。
【0006】
【図1A】1つまたは複数の開示されている実施形態が実装されうる例示的な通信システムのシステム図である。
【図1B】図1Aに例示されている通信システム内で使用されうる例示的なWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)のシステム図である。
【図1C】図1Aに例示されている通信システム内で使用されうる例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1Aは、1つまたは複数の開示されている実施形態が実装されうる例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、動画像、メッセージング、放送などのコンテンツを複数のワイヤレスユーザーに提供する多元接続システムであるものとしてよい。通信システム100は、ワイヤレス帯域を含む、システムリソースの共有を通じて複数のワイヤレスユーザーがそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にするものとしてよい。例えば、通信システム100は、CDMA(符号分割多元接続)、TDMA(時分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接続)、OFDMA(直交FDMA)、SC−FDMA(シングルキャリアFDMA)、および同様のものなどの1つまたは複数のチャネルアクセス方法を使用することができる。
【0008】
図1Aに示されているように、通信システム100は、WTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)102a、102b、102c、102d、RAN(無線アクセスネットワーク)104、コアネットワーク106、PSTN(公衆交換電話網)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むものとしてよいが、開示されている実施形態では、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることは理解されるであろう。WTRU 102a、102b、102c、102dのそれぞれは、ワイヤレス環境において動作し、および/または通信するように構成された任意の種類のデバイスとすることができる。例えば、WTRU 102a、102b、102c、102dはワイヤレス信号を送信し、および/または受信するように構成することができ、UE(ユーザー装置)、移動局、固定または移動加入者ユニット、ポケベル、携帯電話、PDA(携帯情報端末)、スマートフォン、ラップトップ、ノートブック、パーソナルコンピュータ、タッチパッド、ワイヤレスセンサー、家庭用電化製品、および同様のものを含みうる。
【0009】
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bを備えることもできる。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112などの、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスが円滑に行われるようにWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つのWTRUとワイヤレス方式でインターフェースする構成をとる任意の種類のデバイスとすることができる。例えば、基地局114a、114bは、BTS(トランシーバ基地局)、ノードB、eNodeB、ホームノードB、ホームeNodeB、サイトコントローラ、AP(アクセスポイント)、ワイヤレスルーター、および同様のものとすることができる。基地局114a、114bは、それぞれ、単一要素として示されているが、基地局114a、114bは任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を備えることができることは理解されるであろう。
【0010】
基地局114aは、BSC(基地局制御装置)、RNC(無線ネットワークコントローラ)、中継ノードなどの、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)も備えることができる、RAN 104の一部であってもよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と称することができる、特定の領域内でワイヤレス信号を送信し、および/または受信するように構成されうる。セルは、いくつかのセルセクターにさらに分割することができる。例えば、基地局114aに関連付けられているセルは、3つのセクターに分割することができる。そこで、一実施形態において、基地局114aは、3つのトランシーバ、つまり、セルのセクター毎にトランシーバを1つずつ備えることができる。別の実施形態において、基地局114aは、MIMO(マルチ入力マルチ出力)技術を使用することができ、したがって、セルのそれぞれのセクターに対して複数のトランシーバを使用することができる。
【0011】
基地局114a、114bは、WTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と、任意の好適なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光などの)であってよい、エアーインターフェース(複数可)116を介して通信することができる。エアーインターフェース116は、任意の好適なRAT(無線アクセス技術)を使用して設置することができる。
【0012】
より具体的には、上記のように、通信システム100は多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および同様のものなどの、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。例えば、RAN 104内の基地局114a、およびWTRU 102a、102b、102cでは、WCDMA(広帯域CDMA)を使用してエアーインターフェース116を設置することができる、UMTS(ユニバーサルモバイル通信システム)UTRA(地上波無線アクセス)などの無線技術を実装することができる。WCDMAは、HSPA(高速パケットアクセス)および/またはHSPA+(発展型HSPA)などの通信プロトコルを備えることができる。HSPAは、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)および/またはHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス)を備えることができる。
【0013】
別の実施形態において、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、LTE(ロングタームエボリューション)および/またはLTE−A(LTE−Advanced)を使用してエアーインターフェース116を設置することができる、E−UTRA(発展型UMTS地上無線アクセス)などの無線技術を実装することができる。
【0014】
他の実施形態において、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、IEEE 802.16(つまり、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 IX、CDMA2000 EV−DO、IS−2000(Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard 95)、IS−856(Interim Standard 856)、GSM(Global System for Mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GERAN(GSM EDGE)、および同様のものなどの無線技術を実装することができる。
【0015】
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、前述の無線技術の組み合わせの実装とすることができる。例えば、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cでは、それぞれ、WCDMAを使用する一方のエアーインターフェースとLTE−Aを使用する一方のエアーインターフェースを同時に設置することができる、UTRAおよびE−UTRAなどの二重無線技術を実装することができる。
【0016】
図1Aの基地局114bは、例えば、ワイヤレスルーター、ホームノードB、ホームeNodeB、またはアクセスポイントとすることができ、事業所、家庭、自動車、キャンパス、および同様のものなどの、局在化されたエリア内でワイヤレス接続を円滑に行えるようにするために好適なRATを利用することができる。一実施形態において、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、WLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワーク)を設置するためにIEEE802.11などの無線技術を実装することができる。別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、WPAN(ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク)を設置するためにIEEE802.15などの無線技術を実装することができる。さらに別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを設置するためにセルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aに示されているように、基地局114bは、インターネット110との直接接続を有することができる。そうすると、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスする必要がなくなる。
【0017】
RAN 104は、コアネットワーク106と通信しているものとしてよく、このコアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIP(ボイスオーバーインターネットプロトコル)サービスをWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数のWTRUに提供するように構成された任意の種類のネットワークであってよい。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイル位置情報サービス、前払い制通話、インターネット接続性、映像配信などを提供し、および/またはユーザー認証などの高水準のセキュリティ機能を備えることができる。図1Aには示されていないけれども、RAN 104および/またはコアネットワーク106は、RAN 104と同じRAT、または異なるRATを使用する他のRANと直接的な、または間接的な通信を行うことができることは理解されるであろう。例えば、E−UTRA無線技術を使用している可能性のある、RAN 104に接続されることに加えて、コアネットワーク106は、GSM無線技術を採用する別のRAN(図示せず)と通信していることもある。
【0018】
コアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102c、102dがPSTN 108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしても機能しうる。PSTN 108は、アナログ音声通話のみ可能な旧来の電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むものとしてよい。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコル群に含まれるTCP(伝送制御プロトコル)、UDP(ユーザーデータグラムプロトコル)、およびIP(インターネットプロトコル)などの、共通通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの地球規模のシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または運営される有線もしくはワイヤレス通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN 104と同じRAT、または異なるRATを使用することができる、1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
【0019】
通信システム100内のWTRU 102a、102b、102c、102dのうちのいくつか、またはすべてがマルチモード機能を備える、つまり、WTRU 102a、102b、102c、102dは、異なるワイヤレスリンクを通して異なるワイヤレスネットワークと通信するための複数のトランシーバを備えることができる。例えば、図1Aに示されているWTRU 102cは、セルラーベースの技術を使用している可能性のある、基地局114aと、またIEEE802無線技術を使用している可能性のある、基地局114bと通信するように構成することができる。
【0020】
図1Bは、例示的なWTRU 102のシステム図である。図1Bに示されているように、WTRU 102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカー/マイクロホン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外し不可能なメモリ130、取り外し可能なメモリ132、電源134、GPS(全世界測位システム)チップセット136、および他の周辺機器138を備えることができる。WTRU 102は、一実施形態との整合性を維持しながら前記の要素の部分的組み合わせを備えることができることは理解されるであろう。
【0021】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型のプロセッサ、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアとの関連性を持つ1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)回路、他の種類のIC(集積回路)、状態機械、および同様のものとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU 102がワイヤレス環境内で動作することを可能にする他の機能を実行することができる。プロセッサ118は、送信/受信要素122に結合されうる、トランシーバ120に結合することができる。図1Bは、プロセッサ118およびトランシーバ120を別々のコンポーネントとして表しているが、プロセッサ118およびトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップ内に集積化してまとめることができることは理解されるであろう。
【0022】
送信/受信要素122は、エアーインターフェース116を通して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか、または基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成されうる。例えば、一実施形態において、送信/受信要素122は、RF信号を送信し、および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態において、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信し、および/または受信するように構成された放射体/検出器とすることができる。さらに別の実施形態において、送信/受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信し、受信するように構成することができる。送信/受信要素122は、ワイヤレス信号の組み合わせを送信し、および/または受信するように構成することができることは理解されるであろう。
【0023】
それに加えて、図1Bには送信/受信要素122は単一の要素として示されているけれども、WTRU 102は、任意の数の送信/受信要素122を備えることができる。より具体的には、WTRU 102は、MIMO技術を採用することができる。そのため、一実施形態において、WTRU 102は、エアーインターフェース116を通してワイヤレス信号を送信し受信するための2つまたはそれ以上の送信/受信要素122、例えば、複数のアンテナを備えることができる。
【0024】
トランシーバ120は、送信器/受信要素122によって送信されるべき信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成されうる。上記のように、WTRU 102は、マルチモード機能を有することができる。そのため、トランシーバ120は、例えば、UTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATを介してWTRU 102が通信することを可能にするための複数トランシーバを備えることができる。
【0025】
WTRU 102のプロセッサ118は、スピーカー/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、LCD(液晶ディスプレイ)表示ユニットまたはOLED(有機発光ダイオード)表示ユニット)に結合することができ、またそこからユーザー入力データを受け取ることができる。プロセッサ118は、ユーザーデータをスピーカー/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することもできる。それに加えて、プロセッサ118は、取り外し不可能なメモリ130および/または取り外し可能なメモリ132などの、任意の種類の好適なメモリにある情報にアクセスし、データをそのようなメモリに格納することができる。取り外し不可能なメモリ130としては、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リードオンリーメモリ)、ハードディスク、または他の種類のメモリストレージデバイスが挙げられる。取り外し可能なメモリ132としては、SIM(加入者識別モジュール)カード、メモリスティック、SD(セキュアデジタル)メモリカード、および同様のものが挙げられる。他の実施形態において、プロセッサ118は、サーバーもしくはホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU 102上に物理的に配置されていないメモリにある情報にアクセスし、データをそのようなメモリに格納することができる。
【0026】
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取り、その電力をWTRU 102内の他のコンポーネントに分配し、および/または制御するように構成されうる。電源134は、WTRU 102に給電するための任意の好適なデバイスとすることができる。例えば、電源134としては、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)電池、ニッケル亜鉛(NiZn)電池、ニッケル水素(NiMH)電池、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池、および同様のものが挙げられる。
【0027】
プロセッサ118は、WTRU 102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度と緯度)を提供するように構成されうる、GPSチップセット136にも結合することができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU 102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアーインターフェース116を通して位置情報を受信し、および/または2つもしくはそれ以上の付近の基地局から信号を受信するタイミングに基づきその位置を決定することができる。WTRU 102は、一実施形態との整合性を維持しながら任意の好適な位置決定方法を用いて位置情報を取得することができることは理解されるであろう。
【0028】
プロセッサ118は、追加の特徴、機能、および/または有線もしくはワイヤレス接続性を提供する1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを備えうる、他の周辺機器138にさらに結合することができる。例えば、周辺機器138としては、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真または動画用)、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、バイブレーションデバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、ブルートゥース(登録商標)モジュール、FM(周波数変調)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤー、メディアプレーヤー、ビデオゲームプレーヤーモジュール、インターネットブラウザ、および同様のものが挙げられる。
【0029】
図1Cは、一実施形態によるRAN 104およびコアネットワーク106のシステム図である。上記のように、RAN 104では、エアーインターフェース116を通してWTRU 102a、102b、102c通信するためにE−UTRA無線技術を使用することができる。RAN 104は、コアネットワーク106と通信することもできる。
【0030】
RAN 104は、eNodeB 140a、140b、140acを備えることができるが、RAN 104は、一実施形態との整合性を維持しながら任意の数のeNodeBを備えることができることは理解されるであろう。eNodeB 140a、140b、140cは、それぞれ、エアーインターフェース116を通してWTRU 102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを備えることができる。一実施形態において、eNodeB 140a、140b、140cは、MIMO技術を実装することができる。そのため、eNodeB 140aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU 102aにワイヤレス信号を送信し、WTRU 102aからワイヤレス信号を受信することができる。
【0031】
eNodeB 140a、140b、140cのそれぞれは、1つまたは複数のセル(図示せず)に、それぞれ場合によっては異なるキャリア周波数上で、関連付けられ、無線リソース管理決定、ハンドオーバー決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザーのスケジューリング、および同様のものを処理するように構成されうる。図1Cに示されているように、eNodeB 140a、140b、140cは、X2インターフェースを通して互いに通信することができる。
【0032】
図1Cに示されているコアネットワーク106は、MME(モビリティ管理エンティティ)142、サービスゲートウェイ144、およびPDN(パケットデータネットワーク)を含むものとしてよい。前記の要素のそれぞれは、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのどれか1つが、コアネットワーク事業者以外の事業体によって所有され、および/または運営されていてもよいことは理解されるであろう。
【0033】
MME 142は、S1インターフェースを介してRAN 104内のeNodeB 142a、142b、142cのそれぞれに接続され、制御ノードとして使用されうる。例えば、MME 142は、WTRU 102a、102b、102cのユーザーの認証、ベアラー設定/構成/解放、WTRU 102a、102b、102cの初期アタッチ時の特定のサービスゲートウェイの選択を行う役割を有しているものとしてよい。MME 142は、RAN 104とGSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)とを切り替えるための制御プレーン機能も備えることができる。
【0034】
サービスゲートウェイ144は、S1インターフェースを介してRAN 104内のeNodeB 140a、140b、140cのそれぞれに接続することができる。サービスゲートウェイ144は、一般に、WTRU 102a、102b、102cとの間でデータパケットの経路選択および回送を実行することができる。サービスゲートウェイ144は、eNodeB間ハンドオーバー時のユーザープレーンのアンカリング、WTRU 102a、102b、102cに対してダウンリンクデータが利用可能になったときにページングをトリガーすること、WTRU 102a、102b、102cのコンテキストを管理し、格納すること、および同様の操作などの、他の機能も実行することができる。
【0035】
サービスゲートウェイ144は、PDNゲートウェイ146にも接続することができ、これは、WTRU 102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信が円滑に行われるように、インターネット110などの、パケット交換ネットワークへのWTRU 102a、102b、102cのアクセスを可能にする。
【0036】
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を円滑に行えるようにすることができる。例えば、コアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102cと従来の地上通信回線を使用する通信デバイスとの間の通信が円滑に行われるように、PSTN 108などの、回路交換ネットワークへのWTRU 102a、102b、102cのアクセスを可能にする。例えば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN 108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバー)を備えるか、またはそれと通信することができる。それに加えて、コアネットワーク106によって、WTRU 102a、102b、102cは、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または運営されている他の有線もしくはワイヤレスネットワークを含んでいる可能性のある、ネットワーク112にアクセスすることが可能になる。
【0037】
これ以降参照する場合、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)は、無線リソースのスケジューリングのためにLTEで使用される制御チャネル、例えば、WTRUがDCI(ダウンリンク制御情報)メッセージを受信する制御チャネルを指す。DCIは、主に、WTRUが動作するダウンリンク周波数の制御領域内のダウンリンクリソースおよびアップリンクをスケジュールするために使用される。これは、PDCCHが中継PDCCH(R−PDCCH)を形成するために別のダウンリンクチャネル(例えば、中継eNB構成のPDSCH)上にマッピングされる中継eNBである場合も指す。
【0038】
これ以降参照する場合、「CC(コンポーネントキャリア)」という用語は、一般性を失うことなく、WTRUが動作する周波数を含む。例えば、WTRUは、ダウンリンクCC(これ以降「DL CC」)上で送信を受け取ることができる。DL CCは、限定はしないが、PCFICH(物理制御フォーマットインジケータチャネル)、PHICH(物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル)、PDCCH、PMCH(物理マルチキャストデータチャネル)、およびPDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)を含む、多数のDL物理チャネルを含みうる。PCFICH上で、WTRUは、DL CCの制御領域のサイズを示す制御データを受信する。PHICH上で、WTRUは、前のアップリンク送信に対するHARQ(ハイブリッド自動再送要求)ACK/NACK(肯定応答/否定応答)フィードバックを示す制御データを受信することができる。PDCCH上で、WTRUは、ダウンリンクリソースおよびアップリンクリソースをスケジュールするために主に使用されるDCIメッセージを受信する。PDSCH上で、WTRUは、ユーザーデータおよび/または制御データを受信することができる。例えば、WTRUは、アップリンクCC(これ以降「UL CC」)上で送信することができる。UL CCは、限定はしないが、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)およびPUSCH(物理アップリンク共有チャネル)を含む、多数のUL物理チャネルで構成されるものとしてよい。PUSCH上で、WTRUは、ユーザーデータおよび/または制御データを送信することができる。PUCCH上で、また場合によっては、PUSCH上で、WTRUは、アップリンク制御情報(チャネル品質インジケータ/プリコーディング行列インデックス/ランク指標(CQI/PMI/RI)またはスケジューリング要求(SR)など)、および/またはHARQ ACK/NACKフィードバックを送信することができる。UL CC上で、WTRUは、SRS(サウンディング基準信号)の送信のために個別リソースも割り当てられうる。
【0039】
セルは、典型的には、最低でも、DL CC上でブロードキャストされるか、または場合によってはネットワークからの個別構成シグナリングを使用するWTRUによって受信されたSI(システム情報)に基づきUL CCに、適宜リンクされるDL CCからなる。例えば、DL CC上でブロードキャストされる場合、WTRUは、リンクされたUL CCのアップリンク周波数および帯域幅をSystemInformationBlockType2(SIB2)情報要素の一部として受信することができる。
【0040】
これ以降参照する場合、「PCell(一次セル)」という用語は、一般性を失うことなく、WTRUが初期接続確立手順を実行するか、または接続再確立手順を開始する一次周波数で動作しているセル、またはハンドオーバー手順において一次セルとして指示されるセルを含む。WTRUは、PCellを使用して、セキュリティ機能およびNASモビリティ情報などの上位レイヤのシステム情報のパラメータを導出することができる。PCell DL上でのみサポートされうる他の機能として、ブロードキャストチャネル(BCCH)上のSI取得および変更監視手順、およびページングが挙げられる。PCellのUL CCは、PUCCHリソースが所定のWTRUについてすべてのHARQ ACK/NACKを伝送するように構成されているCCに対応するものとしてよい。
【0041】
これ以降参照する場合、「SCell(二次セル)」という用語は、一般性を失うことなく、RRC接続がいったん確立されると構成されうる、また追加の無線リソースを構成するために使用されうる二次周波数上で動作するセルを含む。当該SCellにおける動作に関連するシステム情報は、典型的には、SCellがWTRUの構成に追加されるときに個別シグナリングを使用して提供される。パラメータは、SI(システム情報)シグナリングを使用して当該SCellのダウンリンク上でブロードキャストされる値と異なる値を有していてもよいけれども、この情報は、本明細書では、WTRUがこの情報を取得するために使用する方法と無関係の当該SCellのSIと称される。
【0042】
これ以降参照する場合、「PCell DL」および「PCell UL」という用語は、一般性を失うことなく、それぞれ、PCellのDL CCおよびUL CCに対応する。同様に、「SCell DL」および「SCell UL」という用語は、構成されている場合にそれぞれSCellのDL CCおよびUL CCに対応する。PCellに対して、CCはPCCとも称され、SCellに対して、CCはSCCとも称されうる。
【0043】
これ以降参照する場合、「サービングセル」という用語は、一般性を失うことなく、一次セル(つまり、PCell)または二次セル(つまり、SCell)を含む。より具体的には、SCellと共に構成されていない、または複数のコンポーネントキャリア上のオペレーション(つまり、キャリアアグリゲーション)をサポートしていないWTRUについては、PCellからなるサービングセルは1つしかありえない。少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUについては、「サービングセル」という用語は、PCellおよび構成されているすべてのSCell(複数可)からなる1つまたは複数のセルの集合を含む。
【0044】
WTRUが少なくとも1つのSCellと共に構成されている場合、PCell DL(つまり、1つのDL−SCHを備える)と、1つのPCell UL(つまり、1つのUL−SCH)があり、構成されているそれぞれのSCellについて、1つのSCell DLおよび構成されている場合にはオプションで1つのSCell ULがある。
【0045】
本明細書でWTRUの観点からのCCのアクティブ化および非アクティブ化の原理は、CCに関係する複数の機能のうちの少なくとも1つに適用することができる。例えば、DL CCでは、これは、UL DCI、DL DCI、その両方、もしくはこれらの部分集合などの部分集合またはすべてのDCIフォーマットの部分集合のPDCCHの監視/復号、またはPDSCHのバッファリング/復号に関係するものとしてよい。UL CCでは、これは、例えば、PUSCH送信、PUCCH送信、CQI/PMI/RIの送信、またはSRS送信に関係するものとしてよい。
【0046】
本明細書で説明されている方法は、SCellを追加または取り除く構成の結果である、アクティブ化/非アクティブ化を除外することなく、SCellがアクティブ化/非アクティブ化された後に適用可能である。
【0047】
本明細書で説明されている例は、DRXがサービングセル(複数可)に合わせて構成され、および/または適用可能であるかどうかに関係なく一般的に適用可能である。
【0048】
本明細書で説明されている方法は、互いに関連付けられているDL CCおよびUL CCを含む、またPCellもしくはSCellに属すCCを含む、DL CCおよびUL CCが独立してアクティブ化され、非アクティブ化される場合に、また同じアクティブ化/非アクティブ化状態を共有する複数のCCに対して、等しく適用可能である。
【0049】
少なくとも1つのSCellと共に構成されたWTRUは、1つまたは複数のサービングセルに対するクロスキャリアスケジューリングで構成されうる。クロスキャリアスケジューリングは、第1のサービングセルの、DL CC上のPDSCH送信に対する物理無線リソース(DL送信)、またはUL CC上のPUSCH送信に対して付与されたリソース(UL送信)が第2のサービングセルのDL CCのPDCCHを使用して割り当てられうる制御シグナリングの方法である。
【0050】
CCという用語は、1つまたは複数のDL CC(複数可)、1つまたは複数のUL CC、および/またはこれらの組み合わせ、ならびに特に、WTRUの構成のサービングセル(つまり、PCellまたはSCellのいずれか)を形成するDL CCとUL CCの組み合わせを指すものとしてよい。CCのこのような組み合わせは、DL送信リソースを割り当てること、UL送信リソースを付与すること、CQI/PMI/RIのフィードバックの送信、HARQのフィードバックを目的として、またはRA(ランダムアクセス)手順、および同様のものに関係する送信のために、WTRUが1つまたは複数のUL CC(複数可)と1つまたは複数のDL CC(複数可)の間の関連付けを使用する構成によって実現されうる。
【0051】
所定のWTRUに対する複数の構成されたCCの間の関連付けは、例えば、以下の方法のうちの少なくとも1つに基づくことができ、構成されたCCの集合は、「SIB2リンキング」(例えば、スペクトルペアリング、ブロードキャストされるSI(SIB2)に基づき、および/または個別シグナリングを使用してWTRUに信号伝達されるSIに基づきシステムのセルを形成すること、および/またはUL/DL PCCに対するペアリングによる)、例えば別のCCのPDCCHからのスケジューリングのためCCがアドレッシング可能であることに基づく、「スケジューリングリンキング」、例えばHARQフィードバック関係(DL CC、UL PUCCH、およびUL CC、DL PHICH(物理ハイブリッド自動再送要求インジケータチャネル))に基づく、「HARQフィードバックリンキング」、例えばセルに対するRRC構成(例えば、少なくとも関連付けられているUL CCのアップリンク周波数および帯域幅を含む構成メッセージ内の情報要素)に基づく、「個別リンキング」、および/または異なるCCにまたがる基地局とWTRUとの間の他のタイプのシグナリング(例えば、PHICH、PUCCH、PCFICH)などのUL/DL関連付けに基づくことができる。構成されたCCの集合は、類似のUL TA要件および/または周波数帯域、例えば、「バンドリンキング」から導き出されるUL/DL関連付けに基づくこともできる。構成されたCCは、上述の「スケジューリングリンキング」のさらなる精密化である異なるDL CCのPDSCHに対する1つのDL CCからのPDCCH上のクロスキャリアスケジューリングから導き出される関連付けなどのDL/DL関連付けに基づくこともできる。
【0052】
結果として、所定のCCのアクティブ化および/または非アクティブ化は、制御シグナリングを使用して明示的に、または別のCCとの何らかの関連付けに基づき、例えば、「SIB2リンキング」、「スケジューリングリンキング」、「HARQフィードバックリンキング」、「個別リンキング」、「バンドリンキング」、またはこれらの組み合わせによって暗黙のうちに行うことができる。本明細書における「当該SCell」という用語の使用は、明示的な場合または暗黙の場合の両方に及び、複数のCCの間の関連付けをWTRUに与えるために使用される方法に対応しうる。
【0053】
当該SCellは、WTRUに対する構成されたSCell(複数可)の集合からのSCellとすることができ、これは、SCell ULに関連付けられているSCell DLからなるSCell、アップリンクリソースなしで、例えば、関連付けられているSCell ULなしで構成されたSCell DL、可能な関連付けられているSCell ULから独立しているSCell DL、または可能な関連付けられているSCell DLから独立しているSCell ULのうちのどれかを表しうるSCellを含む。当該SCellは、例えば、SCell DL上でPDCCHおよび/またはPDSCHを使って、自分自身の制御シグナリング情報の送信および/または受信を行う場合も、行わない場合もある。
【0054】
例示的な方法では、アクティブ化および非アクティブ化をセル毎に適用することができる、つまり、UL CCのアクティブ化状態は関連付けられているDL CCの状態に従う。これは、個別のCC、PCell、または複数のCCを関連付けるための他の方法への適用可能性を制限することなく本明細書で説明されている方法を参照しつつ使用することができる。したがって、これ以降参照する場合、「SCellアクティブ化」および「SCell非アクティブ化」という用語は、一般性を失うことなく、すべて上記の場合を含む。例えば、当該SCellは、例えばタイマーのタイムアウトによって暗黙のうちに、または制御シグナリングによって明示的に、アクティブ化され、および/または非アクティブ化されるSCellとすることができ、個別シグナリングおよび/またはブロードキャストされたシグナリングのいずれかによって(例えば、SIB2またはSIB2と同様の情報要素を使用して)WTRUに送られるシステム情報によって指示されるようなSCellを形成するSCell DLおよびSCell ULは両方とも同じアクティブ化/非アクティブ化状態を共有する。
【0055】
WTRUは、SCellアクティブ化(あるいは、非アクティブ化)に対するシグナリングを受信することができる少なくとも1つのDL CCと共に構成することができ、その際に、L1シグナリング(例えば、アクティブ化/非アクティブ化コマンドが適用されるCCに対応するCCIF(コンポーネントキャリアインジケータフィールド)を伝送する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)フォーマット)、L2シグナリング(例えば、MAC CE(MAC(媒体アクセス制御)制御要素)、またはL3シグナリング(例えば、RRC IE(RRC(無線リソース制御)情報要素)を使用する。シグナリングの方法のそれぞれは、受信されたシグナリングがどのCC(複数可)(例えば、SCell)に適用されるかを決定するためにWTRUによって使用されうる。例えば、このシグナリングは、PCell DL上の送信で、あるいはアクティブ化されたSCell DLに対する送信でも、受信されうる。
【0056】
本明細書で説明されているのは、アクティブ化または非アクティブ化後に送信/受信されうる、またスタンドアロンで、もしくは組み合わせて使用されうる例示的な制御信号である。
【0057】
WTRUは、制御シグナリングを受信して復号し、少なくとも1つの当該SCellをアクティブ化または非アクティブ化することができ、WTRUのサービングセルのどれかのDL CC上で制御シグナリングがWTRUによって受信されうる。制御シグナリングは、例えば、C−RNTIによって、または本明細書で定義されているような新しいA−RNTI_iによってスクランブルされうる。
【0058】
特に、制御シグナリングは、L1、L2、およびL3のシグナリングの方法のうちの少なくとも1つを使用してWTRUによって受信されうる。例えば、L3シグナリング(例えば、RRC)は、RRC接続再構成メッセージ内のIE(情報要素)、または異なるIEを使用することができる。あるいは、L2シグナリング(例えば、MAC)はCE(制御要素)を使用することができる。あるいは、L1シグナリングでは、固定コードポイントを使用し、および/またはSCellアクティブ化/非アクティブ化を目的とする制御シグナリングを示す特別なRNTI(例えば、キャリアアグリゲーション無線ネットワーク一時識別子(CA−RNTI))を使用してスクランブルされた既存のDCIフォーマットを使用することができる。L1は、明示的な指示、例えば、当該SCellに対応する値に設定されたCCIF(コンポーネントキャリア識別フィールド)を含むDCI(ダウンリンク制御情報)フォーマットを使用することができ、そのCCIF値は、当該SCellの識別番号、SCellの部分集合(例えば、SCellの構成された集合内のアイテムへのインデックス)、または複数のSCell(例えば、WTRUに対するすべての構成されたSCell)を指示する予約されているコードポイントのうちの少なくとも1つを表しうる。DCIフォーマットは、以下のフォーマットのうちのいずれか1つ、または組み合わせの拡張とすることができ、これらのフォーマットは、CCIFが当該SCellに対応しているRA(ランダムアクセス)に対するPDCCH命令、CCIFが当該SCellに対応しているPDCCH DL割り当て、CCIFが当該SCellに対応しているPDCCH ULグラント(grant)、CCIFが当該SCellに対応しているPDCCHアクティブ化、または上記のL1(例えば、PDCCH)、L2、またはL3メッセージのうちの任意のメッセージであり、明示的なフィールドはWTRUがRAを実行できるかできないかを示す。
【0059】
アクティブ化/非アクティブ化のために追加の情報を制御シグナリングに含めることができる。例えば、情報は、少なくとも1つの機能が、単一のCCにその機能が適用される場合を含めて、CCの部分集合に制約されうるといことを指示する情報とすることができる。これは、WTRUがCC(複数可)をPCCとみなすことができること指示する情報であってよい。あるいは、UL/DL PCC間のマッピングがDL CCのシステム情報によって指示されているようにUL/DL間のマッピングと異なりうることを示す情報であってよい。そのようなものとして、これはUL PCCまたはDL PCCのいずれかに適用することができる。
【0060】
本明細書では、WTRUがSCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受ける所定のCCの識別番号およびアクティブ化および非アクティブ化状態の判定を行う仕方に関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0061】
一シナリオにおいて、アクティブ化/非アクティブ化後の複数のSCellに対するSCell識別が影響を受ける可能性がある。基地局は、PCellに加えて複数のSCellを使用するWTRUを構成することができる。SCellのうちのいくつか、またはすべてが構成手順によって即座にアクティブ化されない場合、別々のアクティブ化/非アクティブ化メカニズムを使用することができ、またSCellを識別するために別のメカニズムを必要とする可能性のある、個別のSCellのアドレッシングをサポートすることができる。例えば、構成されたSCell(複数可)は、RRC(無線リソースコントローラ)再構成手順によって追加されるとき(モビリティ制御情報要素を有するか、または有しない)、ハンドオーバーの後(例えば、モビリティ制御要素によるRRC再構成を受け取った後)、例えば非アクティブ化されているSCell(複数可)のうちの1つまたは複数をアクティブ化するアクティブ化/非アクティブ化MAC CE(制御要素)を受信することによって、制御シグナリングが適用されるSCell(複数可)の明示的識別番号を含む、アクティブ化/非アクティブ化制御シグナリングの受信によって最初にアクティブ化されるまで、最初は非アクティブ化されているものとしてよい。
【0062】
別のシナリオでは、基地局は、UL CCの数と異なる数のDL CCを備えるWTRUを構成することができる。例えば、UL CCより多いDL CCがあってもよい。この情報をWTRUに伝える仕方は、特にSCell DLおよびSCell ULが可能な関連付けと無関係にアクティブ化および非アクティブ化されうる場合に解決される必要があり、またULが構成されえないSCellに対応するULリソースへの不要な、もしくは不許可のアクセスを回避する必要がある。
【0063】
当該SCell DLをアクティブ化することを目的として、WTRUは、当該SCell DLのアクティブ化を、当該SCell DL上の送信に対する制御シグナリング(例えば、DCIフォーマット1/1A/1B/1C/1D/2/2A)、例えば当該SCell DLのCCIF(コンポーネントキャリアインジケータフィールド)を含むような当該SCell DLに対する制御シグナリング、または当該SCell DLのCCIFを含むULリソースのシグナリングに典型的には使用されるDCIフォーマットなどの当該SCell DLの識別番号を含む所定のシグナリングフォーマットの集合に含まれるフォーマットの1つを使用する制御シグナリングのうちの1つのDL CC上で受信してから行うことができる。例えば、DCIフォーマット0(典型的には、ULリソースを付与するために使用される)、DCIフォーマット1A(典型的には、RACHに対するDL割り当てまたはPDCCH命令に使用される)、DCIフォーマット3/3A(典型的には、UL電力制御を行うために使用される)、または固定コードポイントを含む既存のフォーマットを、この拡張も含めて使用することができる。別の例では、ビットマップを含むアクティブ化/非アクティブ化MAC CEを使用することができ、その場合、ビットマップ内のそれぞれのビットは特定のSCellに対応し、SCellがアクティブ化された状態にあるのか、非アクティブ化された状態にあるのかを示す。当該SCell ULは、対応するシグナリングおよびフォーマットを使用して同様に処理することができる。
【0064】
WTRUは、SCell DLのアクティブ化について本明細書で説明されているものと似たシグナリングを受信することで、当該SCell DLを非アクティブ化することができる。
【0065】
当該SCell ULをアクティブ化することを目的として、WTRUは、ULリソースがWTRUに付与されること(例えば、グラント)を示し(例えば、DCIフォーマット0またはDCIフォーマット3/3A、これは例えばSCellの識別子もしくはSCell ULに関連付けられうるSCell DLのいずれかに対応するCCIFで拡張される)、および/またはWTRUがUL送信に関係する手順を実行しうることを示す(例えば、ランダムアクセスに対する電力制御メッセージまたは要求)制御シグナリングを受信すると、SCell ULをアクティブ化することができる。あるいは、WTRUは、Sell ULに関連付けられている、SCell DL上の送信に対する制御シグナリング(例えば、DCIフォーマット1/1A/1B/1C/1D/2/2A)を受信したことで、SCell ULをアクティブ化することができる。WTRUは、Sell ULに関連付けられているSCell DLに対する制御シグナリング(例えば、SCell DLに対するCCIFを含む)を受信したことで、SCell ULをアクティブ化することもできる。
【0066】
例えば、NビットのCCIF(例えば、CCIFは、5つまたはそれ以上のCCに対する指示として3ビット値によって表すことができる)は、DL CCの識別番号に対する単一の番号付け空間を表しうる。あるいは、これは、構成されたUL CCに対する単一の番号付け空間を表すことができる。あるいは、これは、構成されたサービングセルに対する単一の番号付け空間を表すことができる。追加のコードポイントを使用して、サービングセルのすべて、または部分集合を一度に識別することができる。例えば、これは、SCellを識別するために使用することができる。メッセージの制御シグナリング(例えば、ULグラント、DL割り当て、RAを実行する命令、または電力制御コマンド)を、そのまま、シグナリングが受信されたサービングセル、またはシグナリングが受信されたDL CCに関連付けられているUL CC(これがUL CCであるか、またはDL CCがシグナリングの性質、例えば、制御シグナリングがダウンリンク送信用か、アップリンク送信用かに依存しうるかどうか)、またはWTRU構成の特定のサービングセル(例えば、PCell)のいずれかに適用することができる。
【0067】
WTRUは、SCell ULのアクティブ化について本明細書で説明されているものと似たシグナリングを受信することで、当該SCell ULを非アクティブ化することができる。
【0068】
SCellでは、当該SCellをアクティブ化することを目的として、WTRUは、上述のものと似たシグナリングを受信することで、アップリンクリソースが当該SCellに対して構成される場合に、当該SCell DLおよび当該SCell ULをアクティブ化することができる。
【0069】
SCellでは、当該SCellを非アクティブ化することを目的として、WTRUは、SCellのアクティブ化についてここで述べたのと似たシグナリングを受信することで、アップリンクリソースが当該SCellに対して構成される場合に、当該SCell DLおよび当該SCell ULを非アクティブ化することができる。
【0070】
WTRUが関連するSCell DLの暗黙のアクティブ化からSCell ULをアクティブ化および/または非アクティブ化することができるかどうかは、以下の要因のうちの1つに依存しうる。言い換えると、これは、WTRUがSCell DLに関連付けられているアップリンクリソースに対する構成を受信したかどうかに依存しうるということである。特に、これは、個別構成がULリソースに対する構成パラメータを含むかどうかに依存しうる。また、これは、IE(情報要素)のいくつか、またはすべての対応するUL/DLペア(セル)に対して存在していないこと(構成されている場合にパラメータの暗黙の解放を指示する)に依存しうる。例えば、PhysicalConfigDedicated IEでは、PUCCH構成(pucch−ConfigDedicated)、PUSCH構成(pusch−ConfigDedicated)、電力制御構成(uplinkPowerControlDedicated、tpc−PDCCH−ConfigPUCCH、tpc−PDCCH−ConfigPUSCH)、CQI測定構成(cqi−ReportConfig)、またはサウンディング構成(soundingRS−UL−ConfigDedicated)が存在しない場合がある。また、特定のSCell ULを使用することができないRRC構成に明示的な指示もありうる。
【0071】
DCIフォーマット1AがSCellをアクティブ化することを目的として使用される場合、WTRUは、特定のフィールドの値(複数可)をチェックすることによって、シグナリングがSCellをアクティブ化することを目的として(RACH(ランダムアクセスチャネル)またはPDSCHのコンパクトなスケジューリングに対するPDCCH命令を目的とせずに)使用されると判定することができる。例えば、DCIフォーマット1Aは、RACHに対するPDCCH命令の場合に所定の値に設定されるフィールドのうちの1つフィールド内の1つのビットまたは複数のビットが異なる値(複数可)に設定されることを除きRACHに対するPDCCH命令の場合と同じようにしてフィールドが設定される場合にアクティブ化命令として解釈することができる。あるいは、WTRUは、CCIFの値に基づきアクティブ化を目的として(または目的とせずに)シグナリングを使用できると判定することができる。例えば、シグナリングは、CCIFが特定の値(例えば、000)に設定される場合にPDCCH命令として解釈され、そのときにアクティブ化される1つまたは複数のキャリアを表す他の値に設定される場合にアクティブ化コマンドとして解釈されうる。
【0072】
例示的な一方法では、本明細書で説明されている制御シグナリングは、順次アクティブ化/非アクティブ化を行うことができる。より具体的には、WTRUは、特定の命令に従う、例えば、構成(例えば、RRC)に基づく1つまたは複数の構成されたSCell(複数可)のリストを維持することができる。SCellアクティブ化コマンドを受信した後、WTRUは、リスト内で次の、構成されているが、非アクティブのSCellをアクティブ化することができる。同様に、非アクティブ化コマンドを受信した後、WTRUは、最新となるようにアクティブ化されたアクティブSCellを非アクティブ化することができる。あるいは、アクティブ化/非アクティブ化されるSCellの識別番号は、アクティブ化/非アクティブ化コマンドの受信元のSCellの識別番号から暗黙のうちに得ることができる。順次アクティブ化/非アクティブ化は、SCellの構成された集合内で実行されうる(例えば、SCell集合1のアクティブ化/非アクティブ化は集合2に優先しうる、など)。
【0073】
別の例示的な方法では、PDCCH上で送信される制御シグナリングを識別するために、無線ネットワーク一時識別子を割り当てることができる。これは、受信された制御シグナリングに基づいて動作するかどうか、またどのシグナリングについて復号を試みるかを決定するためにWTRUによって使用されうる。これ以降参照する場合、A−RNTI_iは、アクティブ化/非アクティブ化機能に予約されているRNTIを表すために使用される。本明細書で説明されているA−RNTI_iは、WTRU専用のRNTI値を有するものとしてよく、例えば、それぞれのCC、SCellに対して、および/またはアクティブ化/非アクティブ化コマンドに対して1、または同一のRNTI値、例えば、アクティブ化/非アクティブ化コマンドを識別するための、および/またはコマンドがすべての構成されているSCellに適用可能であることを示すための単一のRNTIを有することができる。WTRUは、サービングセルにおいて、少なくとも1つの当該SCellをアクティブ化するために制御シグナリング(C−RNTIによって、またはA−RNTI_iによってスクランブルされる)を受信し、復号することができる。
【0074】
本明細書では、SCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受ける所定のCCの暗黙の、および明示的なアクティブ化および非アクティブ化に関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0075】
対応するPDCCHがアクティブ化されうるDL CCがアクティブ化され、そのPDCCHからクロスキャリアスケジューリングが可能である場合、他の関連するSCellを可能な限り早くスケジュールされることを確実にするための方法を用意しておくことが望ましいと思われる。この場合、アクティブ化コマンドが受信された時点において、異なる構成されたサービングセル間のクロスキャリアスケジューリング関係が知られていると想定する。さもなければ、この関係が知られていない場合、アクティブ化制御シグナリングに基づき新たにアクティブ化されたSCell(複数可)をスケジュールするためにどのDL CCを使用できるかをWTRU側で決定するための手段を備えると有用であると思われる。例えば、WTRUは、SCellに対する個別物理無線リソース構成、例えばPhysicalConfigDedicatedSCell IEを構成するRRCメッセージで、クロスキャリアスケジューリングがSCellに適用可能である場合に構成がSCellをスケジュールするために使用されるサービングセルの識別番号含むSCellのクロスキャリアスケジューリングの構成、例えば、CrossCarrierSchedulingConfig IEを受信することができる。
【0076】
WTRUが、当該SCellをアクティブ化するときに、WTRUは、制御シグナリングを受信することで、SCell DLをアクティブ化することができる。WTRUが、当該SCellのDLのPDCCHを監視するように構成されている場合、WTRUは、それに加えて、前記PDCCHも制御シグナリング(例えば、DL割り当て、ULグラント、他の制御メッセージ、例えば、電力制御コマンド)を送ることができる他のSCellをアクティブ化することができる。つまり、WTRUは、当該SCellのDLのPDCCHからのクロスキャリアスケジューリングが適用可能であるものとしてよい他のSCellをアクティブ化することができる。言い換えると、SCellがアクティブでなく、SCellは当該SCellに対する、あるいは当該SCellからのクロスキャリアスケジューリングで構成される場合、WTRUは、それに加えて、当該SCellと一緒にそのSCellをアクティブ化することができる。
【0077】
WTRUが当該SCellを非アクティブ化するときに、WTRUは、当該SCellが制御シグナリング(例えば、DL割り当て、ULグラント、他の制御メッセージ、例えば、電力制御コマンド)を送るためにすでに使用されていた場合、および/または当該SCellの非アクティブ化の後に第2のSCellに対して制御シグナリングがさらに可能でない場合に、当該SCell DLの非アクティブ化の後に第2のSCellを非アクティブ化することができる。例えば、第2のCCに対して制御シグナリングを行うことを目的として必要であったと思われる当該SCellが非アクティブ化される場合、WTRUは、第2のSCellも非アクティブ化することができる。
【0078】
本明細書では、アクティブ化/非アクティブ化制御シグナリングの受信に関係する例示的な方法について説明する。
【0079】
一シナリオにおいて、当該SCellのアクティブ化/非アクティブ化の後、追加のWTRU手順(複数可)をトリガーすることが望ましい場合がある。これは、当該SCellのアクティブ化/非アクティブ化状態の変化から暗黙のうちに、またはアクティブ化/非アクティブ化コマンド内に追加のシグナリング情報を入れることによって明示的に行うことができる。
【0080】
アクティブ化/非アクティブ化制御シグナリングの受信に関係する例示的な方法は、WTRUが制御シグナリングを受信した後、WTRUがSPS(半永続的スケジューリング)リソースなどのSCellに対するすでに構成されている個別DLリソースをアクティブ化/非アクティブ化/解放すること、WTRUが、CCのアクティブ化後にCCに対するWTRUの電力ヘッドルームの報告をトリガーすること、WTRUが、再送の待ち時間を下げるためHARQプロセスを制御するHARQエンティティのサービスを使用して構成されたアップリンクリソースによりSCellの明示的な、または暗黙のうちの非アクティブ化の後、上位レイヤ(複数可)(例えば、無線リンク制御(RLC))へのHARQプロセスに対するHARQ失敗の内部報告をトリガーすること、WTRUが、UL制御シグナリングに使用する送信モード、どの送信フォーマットが構成された(あるいはアクティブな)SCell(複数可)の数に依存しうるか、例えば、PUCCH上のHARQフィードバックおよび/またはCQI/PMI/RI情報の送信モードを決定すること、WTRUが、SCellの(デ)アクティブ化に対する制御シグナリングの肯定応答に対するリソースを決定すること、WTRUが、アクティブ化後のCC挙動、例えば、PDSCH送信に対してHARQフィードバック/CQI/PMI/RIをどのリソースに、またどのCCで送信できるかを決定すること、WTRUが、少なくとも1つのSCellの取り外しを含む、再構成後のMAC WTRUの挙動を決定すること、WTRUが、少なくとも1つのSCellの非アクティブ化後のMAC WTRUの挙動を決定すること、WTRUが、アクティブ化後にクロスキャリアスケジューリングがCCに使用されるかどうかを決定すること、または、WTRUが、特にクロスキャリアスケジューリングが使用されるSCell DLに対して、アクティブ化されるSCellの制御領域(例えば、WTRUがPDSCHの第1のシンボルの時間位置を決定することを可能にするPCFICH上でWTRUによって典型的には見つけられる情報)のサイズを決定することのいずれかとすることができる。
【0081】
アクティブ化/非アクティブ化制御シグナリングの受信に関係する追加の例示的な方法は、特にそれぞれの構成されたUL CCが例えば上述のような「SIB2リンキング」、「個別リンキング」、「HARQフィードバックリンキング」、「スケジューリングリンキング」、または「バンドリンキング」によって、または異なるCCにまたがる基地局とWTRUと間の制御シグナリングの使用によって1つまたは複数のDL CC(複数可)に関連付けられている場合に、使用できる。本明細書で説明されている方法は、後述の目的のために基地局から制御シグナリングを受信した後、WTRUが使用することができる。制御シグナリングの受信は、サービングセルに対応するULリソース上で送信を実行するために必要なWTRUのUL TAを取得し/維持するためのWTRU手順をトリガーすることができ、またCCに対応するULリソースにアクセスするために必要なWTRUのSIを取得/維持するWTRU手順をトリガーすることができ、および/またはUL CCに関連付けられている1つまたは複数のDL CC(複数可)のDLリソースにアクセスするWTRU手順をトリガーすることができる。これは、CQI、PMI、RI、およびSRに割り当てられたPUCCHリソース、またはSPSリソース、またはSRSリソースなどのUL CCに対するすでに構成されている個別ULリソースをアクティブ化/非アクティブ化/解放するWTRU手順をトリガーするためにも使用できる。
【0082】
例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されたWTRUは、適用可能なTATが実行中でない当該SCellのアクティブ化後に、当該SCellのPRACHリソース上でランダムアクセス手順の送信を開始することができる。
【0083】
例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUは、当該SCellが非アクティブ化されているときに当該SCellに対してSRSを送信しえない。
【0084】
例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUは、当該SCellが非アクティブ化されているときに当該SCellに対してCQI、PMI、またはRIを報告しえない。
【0085】
例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUは、少なくとも1つのSPSリソースが当該SCellに対して構成されている場合に、当該SCellが非アクティブ化されているときにSPS手順に対してPUSCH上で送信しえない。
【0086】
本明細書でさらに説明されている例示的な方法では、基地局からWTRUが受信する制御シグナリングは、L1(例えば、PDCCH)、L2(例えば、MAC)、またはL3(例えば、RRC)メッセージであってよい。メッセージは、(例えば1つまたは複数の)構成されたSCellの部分集合に適用することができる。シグナリングは、例えば、PCell DL上で、すでにアクティブであるDL CC上で受信されうる。あるいは、シグナリングは、例えばアクティブなサービングセル上ですでにアクティブであるDL CC上で受信され、異なるSCellに適用されうる。
【0087】
別のシナリオでは、基地局とWTRUの両方の観点から利用可能なリソースに対して首尾一貫した視点を確実に持つことができるように(デ)アクティブ化手順のロバスト性を改善することが望ましい場合がある。これは、アクティブ化/非アクティブ化コマンドの明示的肯定応答を、例えばPUCCH上で「HARQフィードバック」などの類似のメカニズムを使用して送信することによって実現されうる。
【0088】
説明されている方法の別の態様では、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、肯定応答が送信されうる少なくとも1つのSCellのアクティブ化/非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信した後、肯定応答の送信先となるリソースを決定する仕方を解決する。
【0089】
本明細書では、WTRUがフィードバック(例えば、肯定応答)を送信することが予想されうる制御シグナリングを受信した後に、UL CCがすべてのHARQフィードバック送信に対して構成される場合(例えば、PCell UL)、UL CCが制御シグナリングが受信されたDL CCに関連付けられている(対にされている)場合、および/またはUL CCがフィードバックを送信することを目的として構成されている場合に、UL CCの制御領域(例えば、PUCCH領域内の)のリソース(例えば、フォーマットおよび/または位置および/またはチャネル符号化)でフィードバックが送信されうるとWTRUが判定することができる例示的な方法について説明する。それに加えて、上記のUL CC上の位置は、制御シグナリングの存在を示したPDCCHの第1のCCEに基づいて計算されるリソース(例えば、位置)、制御シグナリングで与えることができるインデックスによって指示される、構成された(例えば、RRC)リソース(例えば、フォーマットおよび/または位置および/またはチャネル符号化)の集合内の1つのリソース、または上記のいずれかと組み合わせて、UL CCのPUCCH領域からのリソース(例えば、位置)オフセットのうちの1つに対応し、このオフセットは、関連付けられているDL CCへのインデックスから導くことができる。
【0090】
説明されている方法の別の態様では、制御シグナリングを受信した後、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、SCellがアクティブ化/非アクティブ化されうるかどうかを判定する仕方を解決する。
【0091】
本明細書で説明されている例は、制御シグナリングの少なくとも一部が(再)構成の後の初期SCell状態が「非アクティブ化」である場合であってもマルチキャリアオペレーションの構成としてWTRUによって受信されうる場合を含むものとしてよい。特に、SCell DL上のWTRUの受信の態様に関係するパラメータに対する初期値は、例えば、制御領域のサイズを指示するPCFICH値またはCFI、CFIが使用されるかどうかを示す情報、TAT値またはTAC、WTRUに対する1つまたは複数のRNTI(複数可)、例えば、上述のようなSCell特有のC−RNTI、CA−RNTI、A−RNTI_iのうちの少なくとも1つとすることができる。さらに、UL CC上のWTRUの送信の態様に関係するパラメータに対する初期値は、例えば、個別HARQフィードバックリソースおよび/または測定構成へのインデックスのうちの少なくとも一方であるものとしてよい。これは、対応する前記CCのWTRUの構成に含まれうる。
【0092】
本明細書では、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUがSCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受ける所定のSCell DL上の制御領域のサイズを決定する仕方に関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0093】
WTRUは、新しくアクティブ化されたSCell上でPDSCHを復号する前に、PDSCHの第1のシンボルの位置を最初に決定することができる。所定のサービングセルに対してクロススケジューリングがない場合、WTRUは、典型的には、物理制御フォーマットインジケータチャネル(これ以降PCFICH)を復号する。PCFICHは、WTRUに知られている特定の位置(複数可)において見つけられ、その値は、サブフレーム内で変化しうる。PCFICHは、これが伝送されるDL CCの制御領域のサイズを示す(例えば、シンボルの数が0、1、2、3、または4)。WTRUに、制御領域のサイズが知られた後、これは、PDSCHの第1のシンボルの位置を暗黙のうちに決定することができる。クロスキャリアスケジューリングが使用される場合、WTRUは、スケジュールされたリソースに対してPCFICHを復号する機能を持ちえないか、またはPCFICHが利用可能でない場合があり、したがって、所定のサービングセル(例えば、構成されたSCell)に対する制御領域のサイズをWTRUが決定するための手段があるのが望ましいと思われる。
【0094】
少なくとも1つのSCellと共に構成されたWTRUによって受信される制御シグナリング内の情報は、制御フォーマットインジケータ(CFI)も含みうる。WTRUは、CFIを使用して、DL CCの制御領域のサイズを決定することができる。特に、アクティブ化されているDL CCは、WTRUの二次CCであるものとしてよい。言い換えると、WTRUが、クロスキャリアスケジューリングで構成されている場合、WTRUは、当該SCellを構成し、および/またはクロスキャリアスケジューリングについてWTRUを構成する、RRC制御シグナリング内の当該SCellに対するPDSCHの開始OFDMシンボルを備える、つまり、当該SCellがアクティブ化されたときにWTRUが使用する値を備えることができ、この値は当該SCellのSCell DLの制御領域のサイズを示す。
【0095】
本明細書では、クロスキャリアスケジューリングを処理するための例示的な方法を説明する。ULまたはDL CCに関して、CC(または制御シグナリングが複数のSCellを一度にアクティブ化する場合に複数のCC)のクロスキャリアスケジューリング(例えば、DL CCの場合にPDSCHおよびUL CCの場合にPUSCH)を目的として、WTRUは、どのDL CC(複数可)に対応するどのPDCCH(複数可)が、以下の方法のうちの少なくとも1つを使用してCCに対する制御シグナリング(例えば、DL割り当て、ULグラント、他の制御メッセージ、例えば、電力制御コマンド)を送ることができるかを決定することができる。
【0096】
一例では、WTRUは、SCellアクティブ化に対する制御シグナリングが適用可能であるSCell DLのPDCCHを使用して、当該SCellをスケジュールすることができる(つまり、Rel−8のサービングセルと類似の挙動)と決定することができる。SCell DLの場合、これは、WTRUが当該SCell DLに対してPDCCHを復号することができるかどうかを明示的に示す情報に基づくものとしてよい。別の例では、WTRUは、SCellアクティブ化に対する制御シグナリングが受信されるDL CCのPDCCHをさらに使用して、当該SCellをスケジュールすることができる(つまり、アクティブ化コマンドが受信されたDL CCからのクロスキャリアスケジューリング)と決定することができる。別の例では、WTRUは、DL CCのPDCCH(例えば、PCellのPDCCH)をさらに使用して、当該SCellについて受信された構成(例えば、RRC構成)に基づき当該SCellをスケジュールすることができると決定することができる。
【0097】
例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUは、当該SCellのアクティブ化後に、クロスキャリアスケジューリングが当該SCellに使用されないことを示す、SCellのクロスキャリアスケジューリングに対する構成、例えば、Cross CarrierSchedulingConfig IEを含んでいた、個別物理無線リソースに対する当該SCellの構成、例えば、PhysicalConfigDedicatedSCell IEを含むRRCメッセージで受け取るような当該SCellの構成に基づきスケジューリングを行うために当該SCell DLのPDCCHが制御シグナリング(例えば、DCI)の受信に使用されうると決定することができる。それに加えて、WTRUは、例えば、SCellのクロスキャリアスケジューリングに対する構成の内側の当該SCellを構成したRRCメッセージで受け取った、パラメータ、例えば当該SCellのPDSCHの第1のシンボルを示す値に基づき制御領域のサイズを決定することもできる。あるいは、構成が、当該SCellがスケジュールされるサービングセルの識別番号を含む場合、WTRUは、前記指示されたサービングセルのDL CCのPDCCHを使用して当該SCellに対する送信をスケジュールすることができると決定することができる。
【0098】
WTRUは、ハンドオーバーを実行することができることを指示するシグナリングをネットワークからWTRUが受信した場合にもSCellを非アクティブ化することができる。例えば、これは、mobilityControlInfo IEを含むRRCConnectionReconfigurationメッセージを受信した後に行われることもある。WTRUは、WTRUがT304タイマーなどのハンドオーバータイマーを起動した場合にもSCellを非アクティブ化することができる。
【0099】
別の例では、少なくとも1つのSCellと共に構成されたWTRUは、WTRUが別のサービングセルへのハンドオーバーを実行しなければならないことを指示する制御シグナリングの処理の後に、例えば、モビリティ制御情報要素を伴うRRC再構成メッセージの処理の後に、構成されているすべてのSCellを非アクティブ化することができる。次いで、WTRUの構成のSCellは、最初に、アクティブ化/非アクティブ化制御シグナリングを受信することによって、例えば、非アクティブ化されたSCell(複数可)の1つまたは複数をアクティブ化するアクティブ化/非アクティブ化MAC CEの受信によって、アクティブ化されうるものであり、この制御シグナリングは、制御シグナリングが適用されるSCell(複数可)の明示的な識別番号を含む。
【0100】
本明細書では、エラー状態に従う例示的な方法を説明する。WTRUは、以下の状態の少なくとも1つが発生した場合に当該SCellを非アクティブ化することができる。WTRUは、WTRUがRRC接続再確立手順を開始した場合、またはWTRUがタイマーT311(RRC接続再確立手順の開始)を起動した場合に当該SCellを非アクティブ化することができる。例えば、RLF(無線リンク失敗)が検出された特定のCCがWTRU構成のPCellである場合、結果として、WTRUは、少なくとも前記のPCellに対するRLFの後、すべての構成されている/アクティブのSCell(複数可)を非アクティブ化する。言い換えると、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUは、WTRUがPCellに対するダウンリンクおよび/またはアップリンクRLFを決定した後にRRC接続再確立手順を開始したときにすべての構成されているSCellを非アクティブ化することができる。WTRUは、WTRUがいくつかの状況の下で特定のCCにおいてRLFを検出することができる場合にも当該SCellを非アクティブ化することができる。例えば、特定のSCellがWTRU構成のSCellである場合、WTRUは、前記特定のSCellに対するダウンリンクおよび/またはアップリンクRLFを決定した後にその特定のSCellを非アクティブ化することができる。上記の場合のすべてにおいて、非アクティブ化されたSCell(複数可)の構成をWTRUの構成から削除することができる。別の例では、RLFが検出された特定のCCは、少なくとも前記SCellがSCellに対するRLF検出後にアクティブ化される場合を含めて、WTRU構成のSCellであってもよい。この場合、非アクティブ化されたSCell(複数可)の構成をWTRUの構成から削除することができる。
【0101】
WTRUは、再構成手順にWTRUが失敗した場合にも当該SCellを非アクティブ化することができる。例えば、失敗した再構成が基地局からのRRCシグナリング(例えば、RRCConnectionReconfiguration)の受信により実行されていた可能性がある場合に非アクティブ化が行われることがあるか、または再構成が当該SCellに適用可能であった可能性があるか、または再構成がPCellに適用可能であった可能性がある。
【0102】
本明細書では、SCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受ける構成されたダウンリンクおよび/またはアップリンクリソース上のWTRUによる送信に関係するシナリオおよび方法を説明する。このようなリソースは、個別シグナリングによってWTRU向けに構成され、定期的個別サウンディング基準信号(SRS)送信リソース、ULおよび/またはDL SPSリソース、個別PUCCHリソース割り当てまたはPUSCH送信のいずれかにおけるCQI、PMI、RIの定期的送信、PUCCH上のSR送信に対する個別リソース、1つまたは複数のPUCCHリソース上のHARQ ACK/NACKフィードバックの送信に対する構成、および同様のものを含みうる。
【0103】
一シナリオにおいて、WTRUは、基地局への接続がある場合に個別無線リソース構成と共に構成されうる。SCellがアクティブ化され、後で非アクティブ化されるときに、WTRUが個別リソースが構成されうる当該サービングセルにおいて他のWTRUと干渉するのを回避するために、またシグナリングのオーバーヘッドが加わるのを最小限度に抑えるために、個別リソースの取り扱い方を解決する必要がある。
【0104】
説明されている方法では、SCell(複数可)の所定の部分集合の(つまり、1つまたは複数の)アクティブ化/非アクティブ化後に少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、構成されている個別ULリソース、例えば、CQI/PMI/RI、SRS、またはSPSリソースに対するPUCCHを開始/停止/解放できるかどうかを判定し、必要ならば、構成されているULリソースを開始/停止/解放する手順を実行する仕方も解決する。
【0105】
説明されている方法では、少なくとも1つのSCellを使用して構成されているWTRUが、少なくとも1つの当該SCellのアクティブ化/非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信した後、リソースおよびHARQフィードバックを送信する際に使用する各UL CC、さらにはアクティブ化されている当該SCell(複数可)に関連付けられているPDCCHを監視することができるかどうかを決定する仕方も解決する。
【0106】
当該SCellに対する構成されているULリソースを処理することを目的として、WTRUが当該SCellをアクティブ化するときに、WTRUは、構成されているULリソースを使用することを、受信された制御シグナリングが、当該SCellに対応する構成されているULリソースをアクティブ化する指示を含む場合(例えば、SPSに対して、SRSに対して、およびCQI、SR、PMI、RIに対するPUCCH上で)、当該SCellに関連付けられているULリソースに適用可能なTAが有効である場合、または制御シグナリングがPDCCH上で受信され、特定のRNTI(例えば、A−RNTI_2)を使用してスクランブルされる場合のうちの少なくとも1つが生じる場合に行う。
【0107】
説明されている方法では、SCell(複数可)の所定の部分集合の(つまり、1つまたは複数の)アクティブ化/非アクティブ化後に、WTRUが、構成されている個別DLリソース、例えば、SPSリソースを解放できるかどうかを判定し、必要ならば、構成されているDLリソースを解放する手順を実行する仕方も解決する。
【0108】
当該SCellに対する構成されているDLリソースを処理することを目的として、WTRUが当該SCellをアクティブ化するときに、WTRUは、これらのリソースを使用することを、受信された制御シグナリングが、当該SCellに対応する構成されているDLリソースをアクティブ化する指示を含む場合(例えば、SPSに対して)、または制御シグナリングがPDCCH上で受信され、特定のRNTI(例えば、A−RNTI_3)を使用してスクランブルされる場合のうちの1つが生じる場合に行う。
【0109】
構成されているSCellに対する構成されているDLリソースの処理を目的として、WTRUが当該SCellを非アクティブ化する場合、WTRUは、以下の状況のいずれかが生じたときにこれらのリソースに対する構成を解放することができる。WTRUは、受信された制御シグナリングが、当該SCellに対応する構成されているDLリソースを解放する指示を含む場合(例えば、SPSに対して)、または制御シグナリングがPDCCH上で受信され、特定のRNTI(例えば、A−RNTI_5)を使用してスクランブルされる場合に解放することができる。
【0110】
別の例では、制御シグナリングは、WTRUがすでに構成されているUL/DLリソース、例えば、ACK/NACKに対するPUCCHリソース、CQI/PMI/RI/SR、SRS、SPSグラント、および/または割り当てに対するPUCCHリソース、および同様のもの、またはこれらの一部分を使用して中断を再開することができる。これは、すでに構成されているUL/DLリソースの集合内の1つのアイテムへのインデックスとすることができる。例えば、WTRUは、アクティブ化されているSCellの構成されているリソースを使用することができ、および/またはWTRUは、SCellの非アクティブ化の後に、所定のサービングセル(例えば、PCell)の構成されているリソースを使用することができる。
【0111】
別の例では、WTRUは、非アクティブ化されているSCellの構成されているリソースを使用することを停止することができ、および/またはWTRUは、別のSCellの非アクティブ化の後に、所定のサービングセル(例えば、PCell)の構成されているリソースを使用することを停止することができる。
【0112】
当該SCellに対する構成されているULリソースの処理を目的として、WTRUが当該SCellを非アクティブ化する場合、WTRUは、以下の状況のいずれかが生じたときにSRS、PUCCH上のCQI/PMI/RI/SR、およびSPSのリソースに対する構成を解放することができる。WTRUは、構成を解放することを、受信された制御シグナリングが、当該SCellに対するSRSおよびPUCCH上のCQI/PMI/RI/SRおよびSPS のULリソースを解放する指示を含む場合に行うことができる。WTRUは、構成を解放することを、制御シグナリングがPDCCH上で受信され、特定のRNTI(例えば、A−RNTI_4)を使用してスクランブルされる場合に行うことができる。WTRUは、構成を解放することを、当該SCellのULリソースに適用可能なTAが、非アクティブ化の後、もはや有効でなくなった(例えば、非アクティブ化の後、対応するTATがタイムアウトになった)ときに行うことができる。
【0113】
本明細書では、SRS(サウンディング基準信号)を処理するためのさらなる例示的な方法を説明する。
【0114】
別のシナリオでは、基地局は、UL CCの無線リソース上のSRS送信に対するWTRU特有の定期的SRSリソースを構成することができる。SRSリソースに対する明示的なアクティブ化/非アクティブ化がないという条件の下で、例えば、UL CCのPUSCHの状態に基づき、PUSCH上のUL送信においてWTRUがアクティブでない間、SRSの送信を回避する方法を用意しておくことが望ましいと思われる。言い換えると、アクティブ化/非アクティブ化制御シグナリングがUL CCに適用可能でない場合、前記UL CCの構成されているSRSリソース上の定期的送信をサスペンドするメカニズムがあることが望ましいと思われる。
【0115】
説明されている方法では、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、所定のSCell UL内でPUSCH送信がアクティブでない間、構成された定期的リソース(または複数のリソース)上でSRSを送信することができるかどうかを決定する仕方も解決する。
【0116】
UL CCでは、所定のUL CCにおいて構成されているSRリソース上でSRSを送信するかどうかを決定することを目的として、WTRUは、構成されているSRSリソースを使用してUL CCにおけるSRSの送信を開始(または継続する)ことができる。特に、WTRUは、タイマー(例えば、SRS−InactivityTimer)がすでに動作している場合に起動または再起動を、UL CCを削除しないUL CCの(再)構成後に、UL CCのPUSCHに対するULグラントを受信した後、UL CC上でPUSCH送信を行った後、WTRUのバッファが構成された閾値に達することと組み合わせうる、SRおよび/またはBSRのトリガーまたは送信の後に、WTRUのバッファが構成された閾値に達した後、または、明示的なシグナリング、例えば、L1 PDCCHまたはL2 MAC CEが生じた後、行うことができる。
【0117】
次いで、WTRUは、上記イベントのうちの1つが発生した後の所定の時間の間に構成されているSRSリソースを使用してUL CCにおいてSRSを送信することができる。つまり、送信は、CCに対して特定のUL非活動期間の後停止される。一実施形態では、これは、構成されているSRSリソースを使用してUL CCにおいてSRSを送信し、タイマー、例えば、SRS−InactivityTimerがタイムアウトになったときにUL CCにおけるSRSの送信を停止することによって実装されうる。
【0118】
WTRUが、当該SCellを非アクティブ化するときに、WTRUは、制御シグナリングの復号に成功した後、時間t(tは正数である)の後、非アクティブ化されたSCell ULに対するUL送信(UL−SCH、PUCCH、SRS)を停止することができる。
【0119】
本明細書では、SCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受けるWTRUによるダウンリンク制御シグナリングの監視に関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0120】
説明されている方法では、WTRUが、少なくとも1つのSCellの(デ)アクティブ化に対する制御シグナリングを受信した後に、所定のPDCCH上でどのDCIフォーマット(複数可)を監視することができるかを決定する仕方も解決する。
【0121】
WTRUは、当該SCellをアクティブ化すると、PDSCHの受信を開始し、当該SCellがPDCCH受信を行うように構成されている場合に、当該SCellに関連付けられているDLリソース上のグラントおよび割り当て(例えば、C−RNTI、SI−RNTI、P−RNTI、M−RNTI、または同様のものによってスクランブルされる)についてPDCCHを監視することを開始することができる。
【0122】
WTRUが当該SCellをアクティブ化すると、WTRUが別のサービングセルPDCCH上で当該SCellに対するクロスキャリアスケジューリングに対して構成されている場合、またWTRUが当該SCellに適用可能なスケジューリング制御情報の受信のため構成されているWTRU特有のPDCCH SS(探索空間)を有している場合、および/またはWTRUが、当該SCellに対応するPDCCH SSの識別番号(例えば、PDCCH SSID)をアクティブ化コマンドで受信した場合、WTRUは、当該SCell DLに適用可能なDCIフォーマットに対する当該SCellに対応する(例えば、SSIDに対応する)探索空間内のPDCCHの復号を開始することができ、もし構成されていれば、関連付けられている/リンクされているSCell ULに適用可能なDCIフォーマットの復号を開始することができる。これは、例えば、クロスキャリアスケジューリングに使用されるPDCCHがPCell DLに対応している場合、またはクロスキャリアスケジューリングに使用されるPDCCHがWTRUによってアクティブ化に対する制御シグナリングが受信されたDL CCに暗黙のうちに対応している場合に生じうる。
【0123】
別の例では、制御シグナリングは、WTRUがSCell DLにおいてPDCCHを復号できるかどうかを示す情報を、SCell DLに適用可能な制御シグナリングに含みうる。
【0124】
WTRUが当該SCellを非アクティブ化する場合、WTRUは、PDSCHの受信を停止し、当該SCellに関連付けられているDLリソース上のグラントおよび割り当て(例えば、C−RNTI、SI−RNTI、P−RNTI、M−RNTI、または同様のものによってスクランブルされる)についてPDCCH(PDCCH受信を行うように構成されている場合)を監視することを停止することができる。WTRUは、L3測定構成および/またはCQI構成に基づき、関係する測定および当該SCellに対する特定の機会においてSIおよび/またはページングを定期的に監視することなどの他の無線リンクメンテナンスタスクを実行し続ける。
【0125】
WTRUが当該SCellを非アクティブ化すると、WTRUが当該SCellに対するクロスキャリアスケジューリングに対して構成されている場合、またWTRUが異なるサービングセルのPDCCH上で当該SCellに適用可能なスケジューリング制御情報を受信するために構成されているWTRU特有のSSを有している場合、WTRUは、当該SCellに対応する(例えば、SSIDに対応する)PDCCH探索空間内のPDCCHの復号を停止することができる。例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUは、非アクティブ化されたSCellのPDCCHを監視することができず、非アクティブ化されたSCellに関連付けられているダウンリンク割り当てもしくはアップリンクグラントを受信することができない。
【0126】
WTRUが、当該SCellをアクティブ化またはアクティブ化するときに、WTRUは、PDCCH上で監視されているDCIのフォーマットを変更することもできる。クロスキャリアスケジューリングが使用される場合、WTRUは、所定のPDCCHによってスケジュールされたアクティブなサービングセルの個数が与えられた場合に可能な割り当ておよびグラントの数に対してDCIフォーマットの復号をしかるべく(例えば、CCIFインジケータを含むDCIフォーマット)開始することができる。WTRUが所定のPDCCHにおける割り当ておよびグラントを監視する異なるアクティブ化されたSCell上で異なる送信モードがサポートされている場合、WTRUは、しかるべくDCIフォーマットの復号を開始することができ、例えば、WTRUは、それぞれのモードをサポートするアクティブなSCellの数が与えられた場合に可能な割り当ておよびグラントの数についてそれぞれのサポートされている送信モードに対してすべてのフォーマットを復号することができる。これは、WTRUがSCell(複数可)のアクティブ化/非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信したサブフレームから、一定時間(例えば、4msなどのWTRU処理時間)の経過後、またはWTRUが制御シグナリングの肯定応答を送信したサブフレームから一定時間の経過後、SCell(複数可)のアクティブ化/非アクティブ化に対する制御シグナリングをWTRUが受信したサブフレーム内で実行されうる。
【0127】
WTRUが当該SCellをアクティブ化または非アクティブ化するときに、DL制御情報(例えば、PDCCH)を復号することを目的として、WTRUは、所定のPDCCHに対して、復号すべきDCIフォーマット(複数可)、物理リソース(例えば、制御チャネル要素)、および復号試行の実行回数のうちの少なくとも1つを決定する。上記のPDCCH決定は、DL CC(例えば、PCell DL)のPDCCHが少なくとも1つの他のCC(例えば、1つまたは複数のSCell(複数可))へのクロスキャリアスケジューリングをサポートするかどうかに基づくものとしてよい。これは、アクティブ化されているSCell UL(複数可)およびSCell DL(複数可)の数、およびPDCCHがDL割り当てまたはULグラントを伝送することができる各送信モード(つまり、DCIフォーマットはその送信モードに対応している)にも基づくものとしてよい。あるいは、これは、DCIフォーマットで追加のCCIFフィールド、または特別なコードポイントを使用するかどうかに基づくこともできる。例えば、PDCCHが両方のCCに対するスケジューリングをサポートしているDL CCにおいて、一方のCCでは空間多重化をサポートし、別のCCではサポートしていない場合、WTRUは、フォーマット1およびフォーマット2に対して復号することができる。それに加えて、WTRUが所定のDCIフォーマットについてDL割り当ての最大可能な数を見つけた後、このフォーマットに対する復号を停止することができる。
【0128】
本明細書では、SCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受ける進行中の送信の処理に関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0129】
一シナリオにおいて、非アクティブ化後の複数のSCellに対する進行中の送信の処理が影響を受ける可能性がある。SCellの非アクティブ化は、SCell UL上の1つまたは複数のアップリンク送信がまだ進行中である間に発生しうる。このため、進行中の送信(複数可)が中断され、送信の失敗に対する上位レイヤでの検出に依存し、再送を開始することによって送信遅延が生じうる。SCellの非アクティブ化は、SCell DL上の1つまたは複数のダウンリンク送信がまだまだ完了していない間に発生しうる。
【0130】
説明されている方法では、SCell(複数可)の所定の部分集合の(つまり、1つまたは複数の)非アクティブ化後に少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、所定のMAC SDU(サービスデータユニット)(つまり、RLC PDU)に対するHARQ失敗を上位レイヤ(例えば、RLC)に通知する、つまり、所定のSCellのアップリンクHARQプロセスに対するMACからRLCにローカルNACKを実行できるかどうかを判定し、必要ならば、RLC PDUの再送を開始する手順を実行することができる。
【0131】
WTRUが、当該SCellを非アクティブ化するときに、例えば各HARQバッファ内にまだデータを有し、サスペンドしている(例えば、PHICH上のHARQ ACKが最後に受信された)か、または進行中の再送を有している(例えば、PHICH上のHARQ NACKが最後に受信された)、HARQプロセスに対して、対応するHARQエンティティのサービスを使用するSCellの非アクティブ化後にその(再)送信をまだ完了していない、HARQプロセスを処理することを目的として、HARQプロセスがバッファ内にデータを有している場合に、WTRUは、対応するMAC SDU(複数可)に対する送信が失敗し(つまり、対応するRLC PDU(複数可)について)、HARQバッファをフラッシュすることを上位レイヤ(例えば、RLC)に指示することができる。
【0132】
当該SCellに対するHARQプロセス状態を処理することを目的として、WTRUが当該SCellを非アクティブ化する場合、WTRUは、すべてのUL HARQについてNDI(新規データインジケータ)を0に設定し、および/またはDL HARQバッファをフラッシュすることができる(例えば、次の再送は、新規送信とみなされる)。
【0133】
例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、明示的に、例えば、WTRUが当該SCellを非アクティブ化するアクティブ化/アクティブ化MAC CEなどのアクティブ化/非アクティブ化コマンドを受信したときに、または暗黙のうちに、例えば、アクティブ化タイマーのタイムアウト後に、WTRUは、当該SCellに関連付けられているすべてのHARQバッファをフラッシュすることができる。
【0134】
本明細書では、SCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受けるWTRUによる電力ヘッドルーム報告手順に関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0135】
WTRUの電力制御は、チャネル状態のゆっくりとした変化を補償するためにUL CC毎に実行されうる。TPC(送信電力制御)、DL経路損失測定、およびオフセットなどの電力制御パラメータのいくつかは、複数のUL CCに共通のものであってよい。
【0136】
LTE R8/9では、電力ヘッドルーム報告手順は、UL−SCH送信のための公称WTRU最大送信電力の間の差に関する情報をサービングeNBに提供するために使用されうる。LTEリリース8(R8)のUL電力制御は、開ループと閉ループとを組み合わせた電力制御メカニズムに基づくものとしてよい。開ループコンポーネントは、PL(経路損失)基準として使用されるDL CCにおけるRSRP(基準信号受信電力)のWTRUの測定結果およびDL RS(基準信号)の知られている送信電力に基づくPL(経路損失)推定値に基づくものとしてよく、その値は典型的にはシステム情報としてブロードキャストされる。経路損失推定値は、アップリンク送信電力を決定するためにWTRUによって使用されうるものであり、この推定値は、本明細書ではPL基準と称されるDL CCに基づく。閉ループコンポーネントは、PDCCH上で送信される明示的なTPC(電力制御コマンド)を使ったWTRU送信電力の直接制御に基づくものとしてよい。
【0137】
LTEリリース10(R10)では、WTRUが少なくとも1つのSCellで動作する場合、SCell ULは、アップリンク電力制御を目的とするPL基準で構成されうる。例えば、SCell ULのPL基準は、WTRUの構成のPCell DLであるか、またはSCell ULのPL基準は、WTRUの構成の一部として構成されうる(例えば、周波数帯域毎に1つ)。
【0138】
LTE R10では、WTRUが少なくとも1つのSCellと共に構成されている場合、電力ヘッドルーム報告は、本明細書ではPHRタイプ1と称される所定のサービングセル内のUL−SCHに対応する送信に対する電力ヘッドルーム値、または本明細書ではPHRタイプ2と称されるPCellのPUCCHおよびUL−SCH上の送信に対する電力ヘッドルームのいずれかであってよい。電力ヘッドルームのタイプ1およびタイプ2の定義は、表1に示されているとおりである。
【0139】
【表1】

【0140】
一シナリオにおいて、アクティブ化後の複数のSCellに対する電力ヘッドルーム報告が影響を受ける可能性がある。基地局におけるスケジューリングプロセスがWTRUからの適切な最新情報WTを確実に有するように、WTRUがアクティブ化後に所定のSCell ULに対するWTRUの電力ヘッドルームを基地局に通知する仕方を解決する必要がある。
【0141】
説明されている方法では、SCell(複数可)の所定の部分集合の(つまり、1つまたは複数の)アクティブ化後に、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、所定のUL CCに対するPHRの送信をトリガーできるかどうかを判定し、必要ならば、PHRを送信する手順を実行する仕方も解決する。
【0142】
WTRUが当該SCellをアクティブ化したときに、当該SCellに対するWTRUの電力ヘッドルームを報告することを目的として、WTRUは、PHRをトリガーすることができ、この報告されるPHRは、受信された制御シグナリングがPHRをトリガーする指示を含む場合に当該SCellに対応するSCell ULに対する電力ヘッドルームに対応する。あるいは、PHRは、当該SCellに関連付けられているSCell ULに適用可能な電力ヘッドルーム要件が他のアクティブなUL CCと異なる場合にトリガーされうる(つまり、SCell ULに対する有効な電力ヘッドルーム値は、別のUL CCから推論できない)。あるいは、PHRは、アクティブ化されたSCell(複数可)の数が変化した場合にトリガーされうる。言い換えると、当該「SCell」をアクティブ化する毎に、PHRがトリガーされるものとしてよく、このPHRは、少なくとも当該SCellに対する報告を含み、またすべての構成されている、および/またはアクティブなサービングセルに対するPHRも含むことができる。
【0143】
例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されたWTRUは、WTRUが構成されたアップリンクリソースで少なくとも1つのSCellをアクティブ化したときに構成されたアップリンクリソースを持つそれぞれのアクティブ化されたサービングセルに対する電力ヘッドルーム報告をトリガーする。
【0144】
PHRがトリガーされ、送信の保留中である場合、またWTRUが新規送信に対するUL−SCH(アップリンク共有チャネル)リソースを有する場合、WTRUは、以下の方法のうちの1つを使用して当該SCellに対応するSCell ULに適用可能な有効なPHR値を報告することができる。一方法では、PHRは、当該SCellに対応するSCell ULのUL−SCHリソース上で送信されるMAC PDU(パケットデータ)のMAC PHR CE内で報告されうる。別の方法では、PHRは、計算されたPHRが適用可能であるものとしてよいUL CCのUL−SCHリソース上で送信されるMAC PDUのMAC PHR CE内で報告されうる。別の方法では、PHRは、UL CCのUL−SCHリソース上で送信されるMAC PDUのMAC PHR CE内で報告され、MAC PHR CEは、報告されるPHR値がどのUL CC(複数可)に対して適用可能であるとしてよいかを示すCCIFを含むことができる。言い換えると、WTRUが少なくとも1つのSCellと共に構成されているときに、PHRがトリガーされており、WTRUがどれかのサービングセル上の少なくとも1つの新規送信に対してリソースを割り当てているサブフレームにおいてPHRが保留中である場合に、WTRUは、当該SCellに対する少なくとも1つの電力ヘッドルーム値およびたぶん、PCellおよび前記フレーム内非アクティブ化された他のすべてのSCell(複数可)に対する値を含むMAC PHR CEを送信することができる。
【0145】
それに加えて、PHR値が、DL CCに基づく測定値および/または推定値、例えば、経路損失推定値および/またはRSRP測定値を使用してUL CCについて計算される場合、WTRUは、PHRが計算されるUL CCに関連付けられているDL CCのどれかを考慮することができる。
【0146】
説明されている方法では、制御情報を含めるかどうかも決定する。一方法では、WTRUは、所定のTB部分集合内のそれぞれのTB(トランスポートブロック)について、所定のTTIにおける送信に対するMAC CEの特性に基づき、特定の制御情報(例えば、MAC CE)を含めるべきかどうかを決定する。
【0147】
本明細書では、MAC CEに関係していると思われる特性を説明する。特性の1つは、MAC CEの送信が所定のCCに特有であるかどうかを示すものであってよく、これは、CCに対するTBがこのTTIにおける送信に付与される場合を含み、MAC CEは、1)前記CCに、またはCC(複数可)の関係する部分集合に適用可能である、情報(例えば、PHR)、2)進行中の手順(例えば、ランダムアクセス)に関係するか、前記CCに(例えば、PCellのCC)に適用可能であるか、またはCC(複数可)の関係する部分集合に適用可能である、情報(例えば、C−RNTI)、または3)特定のCC(例えば、PCellのCC)でのみ、またはCC(複数可)の関係する部分集合に送信されることが予想される、情報(例えば、BSR)を含む。
【0148】
別の特性は、MAC CEの相対的優先度であってよい。例えば、(LTE MAC Rel−8と同様に)、WTRUは、相対的優先度を降順で、1)UL−CCCHからのC−RNTIまたはデータに対するMAC CE、2)パディングのために含まれるBSRを除く、BSR(バッファステータス報告)に対するMAC CE、3)PHRに対するMAC CE、4)UL−CCCHからのデータを除く、LCH(論理チャネル)からのデータ、または5)パディングのために含まれるBSRに対するMAC CE、のように考慮することができる。例えば、所定のUL CCについて計算された、(PUCCH、PUSCHのいずれか、または両方に対する)電力ヘッドルーム値を報告するPHRを、前記UL CCに対応するTBのMAC PDU(パケットデータユニット)に含めることができるのは、前記TBがこのTTIにおける送信に対して付与される場合のみである。別の例では、このTTIのすべてのTBが埋められた後のWTRUのバッファの状態を報告するBSRを特定のCCに対応するTBのMAC PDUに含めることができるのは、前記TBが前記CC(例えば、PCellのCC)における送信に対して付与される場合のみである。
【0149】
別の特性は、MAC CEの(フォーマットおよびコンテンツを含む)タイプであってよい。WTRUは、MAC CEタイプを含まれる情報に応じて選択することができる。WTRUは、PCC(またはPCell)に関係する情報を含むか、またはWTRUの構成のSCC(またはSCell)に関係する情報を含むかを決定することができる。PHRに対するMAC Eの例では、WTRUは、PHRのコンテンツがWTRUの構成のPCC(またはPCell)に適用可能な場合にMAC CE PHR type_2を選択することができる。そうでなければ、SCC(またはSCell)に対してMAC CE PHR type_1を選択する。
【0150】
別の場合には、WTRUは、MAC CEが第1のCC(PCCまたはSCCのいずれか)に適用可能である情報を含み、MAC CEが第1のCCに送信されるかどうかを決定することができる。例えば、WTRUが、第1のCCのTB上で、第1のCCに適用可能なコンテンツと共にMAC CEを送信する場合、WTRUは、第1のCC(SCC/SCellまたはPCC/PCellのいずれか)の明示的識別を含むMAC CEを選択する。言い換えると、第1のCCの識別番号は、第1のCC上で送信されるMAC PDUに含まれる場合に含まれているMAC CEフォーマット内で省くことができるということである。あるいは、明示的なCC識別を含まないMAC CEは、第1のCCの識別番号がMAC PDU内のMAC CE(複数可)の順序に基づき導き出される場合に使用されうる。これは、同じ機能(ただし、場合によっては異なるタイプのもの)について複数のMAC CEを同じMAC PDUに含めることができる場合に、適用可能であるものとしてよい。例えば、WTRUは、サービングセルが(例えば、RRCによって)構成された順序に従って、および/またはそれぞれのサービングセルもしくは類似の何かに割り当てられた明示的なサービングセルの識別値(例えば、セルインデックス)に従って同じMAC PDU内に複数のMAC PHR CEを(構成されたおよび/またはアクティブ化されたサービングセル毎に1つずつ)含めることができる。
【0151】
別の特性は、WTRUがMAC CEの送信に使用されるサブフレームでアップリンク送信(複数可)を実行する、物理チャネルのタイプ(複数可)(例えば、PUSCHおよび/またはPUCCH)であるものとしてよい。これは、場合によっては、MAC CEが送信される、同じCC(SCC/SCellまたはPCC/PCellのいずれか)における送信(複数可)のみであってもよい。例えば、第1のCC(SCC/SCellまたはPCC/PCellのいずれか)に対するPHRでは、WTRUは、WTRUが前記第1のCCにおいてPUSCH送信のみを実行する場合にMAC CE PHR Type_1を選択することができるか、またはWTRUは、WTRUが前記第1のCCにおいてPUCCH送信とPUSCH送信とを実行する場合にMAC CE PHR Type_2を選択することができる。
【0152】
別の特性は、第1のCCにおいてアップリンク送信(複数可)のためにWTRUによって使用されうる物理アップリンクチャネルのタイプ(例えば、PUSCHおよび/またはPUCCH)であってよいが、そのような送信は、第1のCCに適用可能なMAC CEが第2のCC上のアップリンク送信で送信されるサブフレームではWTRUによって実行されない。特に、PHR MAC CEのコンテンツが第1のCCに対する「仮想」電力ヘッドルーム値を含みうる場合、WTRUは、第1のCCがPUCCH送信用に構成されていない場合に、CC(x)に対してMAC CE PHR Type_1を選択することができる。コンテンツは、「仮想」PUSCH送信に基づき導き出される電力ヘッドヘッドルーム値を含みうる。そうでない場合、WTRUは、CCに対してMAC CE PHR Type_2を選択することができ、その場合、コンテンツは、「仮想」PUSCH送信と「仮想」PUCCH値とに基づき導き出される電力ヘッドルーム値を含むことができる。上記の「仮想」電力ヘッドルーム値は、PUSCH送信に関係する部分については、第1のCCに対してWTRUによって導き出された値を指すけれども、PUSCH送信は実行されず、サブフレーム内の第1のCCは第2のCC上で対応するPHRの送信に使用される。このような値は、例えば、MCS(変調符号化方式)およびRB(リソースブロック)の特定の個数Mが与えられた場合にWTRUによって使用されている電力から推測することができ、このMCSおよびMは、例えば、eNBにも知られている固定された(例えば、指定もしくは構成されている)値、または前記CC上の前の送信に対応するグラントのいずれかから導くことができる。同様に、PUCCH送信(第1のCCに対して適用可能な場合)に関係する部分について、これは、送信、例えば、フォーマット1aなどの所定のフォーマットを使用する送信に基づいて導き出された値を指す。上記の場合のすべてにおいて、PUSCH送信は、送信がUCI(アップリンク制御情報)および/またはデータを含むかどうかに無関係に使用されうる。
【0153】
WTRUは、TB内に制御情報を含めると決定した後、TBの部分集合に対するLCH(複数可)からデータを提供するときに制御情報のサイズを後で考慮することができる。
【0154】
WTRUが、制御情報を含めるべきかどうかを決定するときに、WTRUは、PCellについて上記を実行することもでき、また場合によってはそれぞれの構成されたSCellについても実行する(場合によってはアクティブ化も)ことができる。例えば、PHRの報告について、WTRUがPHRがトリガーされたときに構成され、アクティブ化されたサービングセルに対する「仮想」電力ヘッドルーム値を報告することができる場合、WTRUは、どのサービングセルが構成され、アクティブ化されるかを決定することができ、少なくとも1つのTBにそれらのサービングセルのそれぞれについてPHR MAC CEを含める。
【0155】
本明細書では、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUに対するSCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受けるWTRUのアップリンクタイミングアライメントに関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0156】
WTRUは、少なくとも1つのSCell UL、つまり、構成されたアップリンクリソースを含むサービングセルの1つまたは複数の集合(複数可)と共に構成することができ、それに対して、TA(タイミング前進)はPCell ULのとは異なっていてもよい。例えば、これは、2つのUL CCがそれぞれ、異なるカバレッジエリア(例えば、CC帯域に基づく)、異なる伝搬特性(例えば、経路損失に基づく)、または異なるもしくは複数の発信点(例えば、異なるeNBおよび/または周波数選択受信機、COMP配備シナリオ、リモート無線ヘッド、および同様のものによる)のうちの1つまたは複数の特性を有する場合に生じうる。
【0157】
一シナリオでは、TAは、異なるSCell UL間で異なっていてもよく、これは、複数のサービングセル(複数可)上のWTRUのオペレーションに影響を及ぼしうる。これは、サービングセルが同じ周波数帯域にないか場合に、または特定の配備シナリオ(例えば、同じ基地局からの中継器またはリモート無線ヘッドを使用する)に当てはまると思われる。WTRUが、PCellに接続され、追加のSCellが必要に応じて構成され、(デ)アクティブ化されうるという条件の下で、あまり使用されない(またときに非アクティブになる)サービングセルに適用可能なTATが動作していない場合、適切なタイムアライメントを有する前に、または最新のSI(システム情報)を有する前にWTRUがUL送信を開始しないように(再)アクティブ化に注意を払うべきである。WTRUに合わせて構成されている他の個別UL/DLリソースを処理する仕方も、解決する必要がある場合がある。
【0158】
説明されている方法では、当該サービングセル(複数可)の所定の部分集合の(つまり、1つまたは複数の)アクティブ化後に、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、それ自身タイムアライメントされているとみなせるかどうか、つまり、当該SCellにおけるULリソースを、そのSCellにおいて他のWTRUの送信への不要な干渉を引き起こさずに使用することができるかどうかを判定し、その部分集合内のSCellのうちの少なくとも1つに対するULタイムアライメントを取得する手順(複数可)を実行し、および/またはその部分集合内のSCell(複数可)のうちの少なくとも1つに対するタイミングアライメントを維持することができる。
【0159】
例示的な目的にすぎないが、本明細書で説明する方法は、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUに、SCellが基地局に接続されうるアップリンクリソースを構成している場合およびSCellが基地局によって最初にアクティブ化されうる場合またはSCellに対応するTATが当該SCellが非アクティブである期間より短いときに(例えば、その場合、TATは再起動されておらず、および/またはタイムアウトになっている可能性がある)、適用可能であるものとしてよい。異なるUL CCは、例えば、関連付けられているDL CC上のセルに対する周波数もしくは物理セルIDに基づき異なるTA要件を有していることもある。WTRUは、基地局のPCellとの接続(例えば、LTEではRRC_CONNECTED)を有することができる。
【0160】
WTRUが、ULタイミングアライメントを維持することを目的として当該SCellをアクティブ化するときに、WTRUは、当該SCell ULに対応するRACHリソースを使用して、受信された制御シグナリングがRAをトリガーする指示を含む場合、当該SCellに関連付けられているSCell ULリソースに適用可能なTAが有効でない(例えば、対応するTATが動作していない)場合、または制御シグナリングがPDCCH上で受信され、特定のRNTI(例えば、A−RNTI_0)を使用してスクランブルされる場合のうちのどれか1つの条件の下で、RAを実行することができる。
【0161】
一例では、制御シグナリングは、CCIFによって指示されたSCellに対応するリソースを使用すること、アクティブ化/非アクティブ化に制御シグナリングで明示的に指示されているRAリソース(RAプリアンブル、PRACHマスク)を使用すること、および/またはSCell(またはそのグループ)に対応するTATが動作していない場合のうちの少なくとも1つによる、WTRUがRA手順を実行することができるかどうかの指示(明示的な、または暗黙のうちの、またはその両方の)を含むことができる。例えば、少なくとも1つのSCellと共に構成されたWTRUは、特に当該SCellに対応しているTATが実行中でない場合に、当該SCellのアクティブ化後に当該SCellのRAリソース上でランダムアクセス手順を開始することができる。あるいは、WTRUは、当該SCellのと同じタイミングアライメント要件を共有する別のサービングセルのRAリソース上でランダムアクセス手順を開始することができる。
【0162】
WTRUが、当該SCellのアクティブ化後に受信されたTAコマンド(TAC)を適用することを目的として当該SCellをアクティブ化するときに、WTRUは、受信されたTACをTACが受信されたDL CCに対応するUL CCのTAに、またはTACが受信されたDL CCに対応するUL CCと同じTA要件を有するすべてのUL CCのTAに適用することができる。
【0163】
別の例では、制御シグナリングは、TAC(タイムアライメントコマンド)を含むことができ、WTRUは、これを、例えば、CCIFを使用して制御シグナリングで明示的に識別されたUL CC、アクティブ化されている当該SCellに対応するSCell UL、または同じTA要件を有するUL CCのグループのうちの少なくとも1つに適用する。上述のように識別されたUL CCに基づき、特定のグループを識別することができる。例えば、WTRUは、当該SCellのPDSCH上で受信されたTACを前記当該SCellのTAに適用することができ、また、当該SCellのと同じタイミングアライメント要件を共有する別のアクティブ化されたSCellのTAに適用することもできる。
【0164】
少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、当該SCellにおいて動作しているRA手順を処理することを目的として、当該SCellを非アクティブ化する場合、WTRUは、当該SCellに対する進行中のRACH手順を停止することができる。あるいは、WTRUは、明示的に信号伝達されるプリアンブル(例えば、ra−Preamblelndex)およびPRACHリソース(例えば、ra−PRACH−Masklndex)をもしあれば、また当該SCellに適用可能であれば、破棄することができる。あるいは、WTRUは、もしあれば、また当該SCellに適用可能であれば、暫定C−RNTIを解放することができる。
【0165】
本明細書では、MAC再構成を処理するための例示的な方法を説明する。SCell DLまたはSCell ULでは、少なくとも1つのSCellの撤去(解放)を含むRRC(再)構成に対するWTRU MACの挙動を処理することを目的として、WTRUは、撤去されたコンポーネントキャリアに対する進行中のRACH手順があればそれを停止し、明示的に信号伝達されるプリアンブル(例えば、ra−Preamblelndex)およびPRACHリソース(例えば、ra−PRACH−Masklndex)をもしあれば、また撤去されたSCellに適用可能であれば、破棄し、および/またはもしあれば、また撤去されたSCellに適用可能であれば、暫定C−RNTIを解放することができる。
【0166】
追加のCCのRRC(再)構成は、WTRUが有効なTAを持たないサービングセルにおいてTAを取得することを目的として上記のRA手順を暗黙のうちにトリガーすることができる。これは、サービングセルの初期構成および/または再構成に適用することができる。追加のSCell(複数可)のRRC(再)構成も、PHRを暗黙のうちにトリガーすることができる。これは、サービングセル(複数可)の初期構成および/または再構成に適用することができる。
【0167】
少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUに対してSCellの構成、アクティブ化、および非アクティブ化に影響を及ぼしうるPUCCH上のSR(スケジューリング要求)の送信試行の最大回数に達した後の例示的な方法および/またはアクションを説明する。
【0168】
少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUを処理することを目的として、SRに対する構成され有効なPUCCHリソース上のSRに対する送信試行の回数(SR_COUNTER)がネットワークによって構成されている最大値(例えば、dsr−TransMax)に達すると(または超えると)、WTRUは、構成されアクティブなSCell(複数可)を、もしあれば、非アクティブ化することができる。これは、SCellに対するCQI/PMI/RIの非アクティブ化を含みうる。あるいは、WTRUは、ランダムアクセスを開始し、すべての保留中のSRをキャンセルすることができ、これは、構成されているSCellのULリソース上のランダムアクセスを開始することを含むものとしてよい。あるいは、WTRUは、構成されているダウンリンク割り当ておよびアップリンクグラントをクリアすることもできる。あるいは、WTRUは、マルチキャリアオペレーションの構成を解放することもでき、これは、SCell(複数可)の構成(場合によっては、UL SCell構成のみ)、HARQ ACK/NACKの送信に対するPUCCHの構成、CQI/PMI/RI送信に対するPUCCHの構成、またはSRの送信に対するPUCCHの構成のうちの少なくとも1つを含む。実際、上記の例の結果、SRの最大数に達することですべてのSCellの暗黙の非アクティブ化または解放が生じうる。
【0169】
例示的な一方法では、WTRUは、マルチキャリア構成全体(つまり、SCell(複数可)、HARQ A/N、CQI/PMI/RI、SRのPUCCHリソース)、さらには構成されている割り当てまたはグラントを解放し、WTRUのマルチキャリア構成のPCellに対応するサービングセルにおけるシングルキャリアR8またはR9オペレーションに戻すことができる。次いで、WTRUは、前記サービングセル(つまり、PCell)においてランダムアクセスを開始することができる。表2は、この例示的な方法の一実施形態を提示している。
【0170】
【表2】

【0171】
別の例では、WTRUは、アクティブ化されているSCell(SCell DL(複数可)およびSCell UL(複数可))を非アクティブ化し、マルチキャリアオペレーションに関係しているPUCCHリソース(つまり、HARQ A/N、CQI/PMI/RI、SRのPUCCHリソース)、さらには構成されている割り当てまたはグラントを解放し、マルチキャリア構成のUL CC上で利用可能なリソースを選択することによってランダムアクセスを実行することができる。これは、PCell ULを選択することができる。SCell UL(複数可)では、明示的な非アクティブ化状態が定義されていない場合、WTRUは、少なくとも、マルチキャリアオペレーションを再構成する制御シグナリングを受信するまで受信されたアップリンクグラントを無視することができる。表3は、例示的な方法の一実施形態を提示している。
【0172】
【表3】

【0173】
本明細書では、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUに対するSCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受ける無線リンク監視手順に関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0174】
一シナリオでは、基地局は、PCellに加えて少なくとも1つのSCellと共にWTRUを構成することができる。サービングセルの一部または全部の無線リンク品質がある品質基準を超えて悪化する場合、WTRUがシステムとの通信を回復または改善する能力を高めるメカニズムが必要になることがある。
【0175】
説明されている方法では、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、物理レイヤの問題を検出し、および/またはある閾値を下回る無線リンク品質の低下を検出したときに、構成されているSCell(複数可)の一部または全部を暗黙のうちにアクティブ化し、および/またはそれらのSCell(複数可)に対する節電アルゴリズム(例えば、DRX(間欠受信))をディセーブルすることができる。
【0176】
SCell DLでは、SCell DLをアクティブ化することを目的として、WTRUは、例えば、物理レイヤから多数の同期を外れた指示(例えば、基地局によって構成されうる値、N310)が生じること、または多数のランダムアクセス手順(複数可)を完了できないこと(値は、基地局によって構成可能である)に基づく同期信号の受信障害などの物理レイヤの問題を監視し、および/または検出することができる。WTRUは、無線リンク品質が特定の閾値より低くなることを監視し、検出することもできる。例えば、測定(例えば、CQI)は、特定の閾値(例えば、基地局によって構成されている値)より低くなる可能性がある。監視および検出アクションは、PCell、SCellがアクティブ/非アクティブであるかどうかに関係なく、構成されているSCell(複数可)、またはPCellを含み、またSCellがアクティブ/非アクティブであるかどうかに関係なく、構成されているサービングセルに対して実行されうる。
【0177】
WTRUは、物理レイヤの問題または無線リンク低下を検出した後、第1のSCell DLをアクティブ化し、および/または制御シグナリングを連続的に監視することができる(例えば、DRXなどの節電機能とは無関係に)。これらのアクションは、PCell、SCellがアクティブ/非アクティブであるかどうかに関係なく、構成されているSCell(複数可)、またはPCellを含み、またSCellがアクティブ/非アクティブであるかどうかに関係なく、構成されているサービングセルに対して実行されうる。これらのアクションは、少なくともWTRUがSCell(複数可)に対する明示的な非アクティブ化を基地局から受信するまで実行することができ、明示的な非アクティブ化は、モビリティ制御IEがある場合、またはない場合に無線再構成メッセージに含めることができる(つまり、ハンドオーバーコマンドまたは特定の長さの時間(例えば、タイマーT310)が経過する)。特定の長さの期間が終了すると(例えば、タイマーT310)、WTRUは、構成されたSCellの集合内のPCellの変更(例えば、ハンドオーバー、接続再確立、または再構成手順)、または異なるセルへの接続再確立手順を開始することができる。
【0178】
WTRUは、T310タイマーなどの無線リンク監視タイマーが動作している場合に当該SCellを非アクティブ化することができ、WTRUが物理レイヤの問題の検出に至る状態を検出した場合、無線リンク品質は特定の閾値を超えて上昇することはなく、および/または当該SCellは、T310タイマーの起動前に非アクティブ化状態にあった(つまり、WTRUによって物理レイヤの問題が検出される前)。
【0179】
WTRUが当該SCellを非アクティブ化する場合、WTRUは、PDSCHの受信を停止し、当該SCellに関連付けられているDLリソース上のグラントおよび割り当て(例えば、C−RNTI、SI−RNTI、P−RNTI、M−RNTI、または同様のものによってスクランブルされる)についてPDCCH(PDCCH受信を行うように構成されている場合)を監視することを停止することができる。WTRUは、L3測定構成および/またはCQI構成に基づき、関係する測定および当該SCellに対する特定の機会においてSIおよび/またはページングを定期的に監視することなどの他の無線リンクメンテナンスタスクを実行し続ける。
【0180】
本明細書では、SCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受ける少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUによるSI(システム情報)の取得および維持に関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0181】
別のシナリオでは、SCellが非アクティブである場合、WTRUは、SIを定期的に監視する必要はなく、またWTRUに何らかの特定の機会に非アクティブ化されたSCellにおけるSI通知を監視させることが望ましいわけでもない。SCellのアクティブ化後にSIが最新状態であることをWTRUが保証する仕方は、WTRUがSCellの追加のリソースに確実にアクセスできるように解決する必要がある場合がある。
【0182】
説明されている方法の別の態様では、CAを備えるSCell(複数可)の所定の部分集合の(つまり、1つまたは複数の)アクティブ化後に、WTRUが、その部分集合の少なくとも1つのSCellに関係するSIを取得/更新する必要があるかどうかを判定し、SIを取得/更新する手順(複数可)を実行する仕方を解決する。
【0183】
当該SCellに対する有効なSIを維持することを目的として、WTRUが当該SCellをアクティブ化するときに、WTRUは、SI取得のための知られている手順を使用して当該SCellに対するSIを、WTRUが当該SCellに対する格納されたSIを有していない場合、受信された制御シグナリングがSIを取得する指示を含む場合、制御シグナリングが、格納されているSIがもはや有効でないことを示している値タグを含む場合、または制御シグナリングがPDCCH上で受信され、特定のRNTI(例えば、A−RNTI_1)を使用してスクランブルされる場合のうちの少なくとも1つの条件が成り立ったときに、取得することができる。
【0184】
別の例では、制御シグナリングは、例えば、5ビットもしくは単純な2進法表示のSI値タグに例えば基づく、第2のCCに関連するSIが変化したかどうかの指示を含みうる。値タグは、マルチキャリアワイヤレスシステムの一部としてこの第2のCC上で適切なオペレーションを行うために有効である必要がある場合のある部分などの第2のCCに関連するSIの一部を表しうる。この場合、そのような値タグは、SI全体を表す既存の値タグに加えて、第2のCCのSIで与えることができる。同様に、2進数表示は、SIの一部の変化を表すものとしてよい。
【0185】
それに加えて、WTRUがPCellに対するSIを再取得することができる場合、SI情報の一部の変化が、SCell上のオペレーションに影響を及ぼす可能性がある(構成されアクティブ化されている場合)。例えば、WTRUが単一のUL CC(例えば、PCell UL)のPUCCHリソース上でUL制御情報(例えば、HARQ A/N、CQI、および同様のもの)を送信すると想定すると、PUCCH構成の変化が、制御シグナリングの送信に影響を及ぼしうる。
【0186】
WTRUは、WTRUがSIの変化によりSIを再取得する間にSCellを非アクティブ化することもありうる。例えば、SIがPCellにのみ関連するか、またはSIがPCell上でのみブロードキャストされる場合である。別の例では、SIの変化は、構成(例えば、関連付けられているUL CCのPUCCHに対する構成)に含まれる所定のアイテムに関係付けることができる。
【0187】
本明細書では、SCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受けるWTRUによるダウンリンク送信に対するアップリンクHARQフィードバックのリソース割り当てに関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0188】
WTRUは、単一のUL CCのリソース上で(例えば、PCellのPUCCH上で)構成され、アクティブなDL CCにおいて受信されたPDSCH送信に対するHARQフィードバックを送信することができる。適用可能なリソース割り当ては、対応するPDSCH送信に対するPDCCHの第1のCCE(制御チャネル要素)によって決定されうる。WTRUは、単一のUL CCのリソース上で(例えば、PCellのPUCCH上で)構成されたCCに対するCQI/PMI/RIを送信することができる。適用可能なリソースは、RRCシグナリングによって構成されうる。
【0189】
別のシナリオでは、UL CC(例えば、PCell UL)におけるPUCCHシグナリングに対する送信モードは、固定されたリンクバジェットが与えられたときに固定された量の情報(つまり、フォーマット)を伝送し、そのフォーマットは、復号することを目的として、受信機側で知ることができる。WTRUは、異なるサービングセルにおける同時PDSCH送信に対するHARQ ACK/NACK(A/N)フィードバックおよび/または複数のサービングセルに対するCQI/PMI/RIを送信するように構成されうる。WTRUがPUCCH上で制御情報を送信する仕方は、構成されたSCell/PDSCHの数および/またはWTRUがCQI/PMI/RIを報告することができるサービングセルの数に依存しうる。WTRUのPUCCH送信モードの切替えを予測可能な形で行わせる方法により(例えば、SCellの再構成/アクティブ化/非アクティブ化の間のPUCCH上のHARQフィードバックに対する遅延またはサイレント期間を導入することによって)基地局がPUCCH上でWTRU ULの活動を制御することは可能であるが、WTRUが明確な挙動に従って、所定のサブフレーム内でPUCCH送信にどのフォーマットを使用するかということに関する不確定性が発生する可能性を回避することが望ましいと思われる。明確な同期点が必要であるということは、CQI/PMI/RIおよびHARQ A/Nに関して特に関連性があると思われる。
【0190】
説明されている方法の別の態様では、単一の所定のUL CCでHARQフィードバック(例えば、PUCCH上で)および/またはCQI/PMI/RIなどの他のアップリンク制御情報を報告している可能性のある、構成された(あるいはアクティブな)SCell DL(複数可)(つまり、PDSCH)の数の変化を検出した後の、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、再構成が適用可能であるサブフレーム内で、SCell DL(複数可)の数が変化したサブフレーム内で、またはその時間のオフセット量の後(例えば、3msの処理時間の後)にUL制御シグナリングに対する送信モード(フォーマット)を暗黙のうちに変更することができる仕方を解決する。
【0191】
別の例では、制御シグナリングは、WTRUの構成、あるいは前記構成へのインデックスを含みうる。この情報は、以下の情報の少なくとも1つを含むものとしてよい。情報は、HARQ A/Nのリソース(例えば、フォーマットおよび/または位置および/または符号化)および/またはCQI/PMI/RIのリソースのうちの少なくとも一方に対するPUCCHまたはそれへのインデックスであってよい。情報は、SRS構成またはそれへのインデックスであってもよい。情報は、UL CCまたはDL CCまたはその両方に対する、SPS構成またはそれへのインデックスであってもよい。情報は、CCの送信モードなどの、無線リソース構成であってもよい。上記の構成情報のどれかについて、構成情報は、すでに構成されているUL/DLリソースの集合内の1つのアイテムへのインデックスとすることができる。
【0192】
情報は、アクティブ化されている当該SCellに対応するSCell UL、PCellに対応するPCell UL、または制御シグナリングで明示的に示される別のサービングセルのUL CCまたはDL CCのうちの少なくとも1つに適用可能であるものとしてよい構成とすることもできる。
【0193】
別の例では、制御シグナリングは、WTRUがUL CCにおけるHARQフィードバックにPUCCHリソースを使用することができるかどうかを示す情報を含むことができ、これはUL CCが制御シグナリングが受信されたサービングセルに関連付けられていること、UL CCがPCellに対応していること、UL CCが複数のDL CC上でPDSCH送信のHARQフィードバックを報告するように構成されていること(例えば、RRC)、またはPUCCHリソース(例えば、フォーマット、位置、および/またはチャネル符号化)の集合が例えば構成されているリソースの集合内のアイテムへのインデックスとして(例えば、RRCによって)構成されていることのうちの少なくとも1つに対応している。例えば、WTRUは、HARQフィードバックリソース割り当てを目的としてインデックスの集合へのインデックスを受信することができる。
【0194】
WTRUがPUCCH上で、またはUL CC(例えば、PCell UL)上のPUSCH上で制御シグナリングの送信に使用することができる送信モードを選択することを目的として、WTRUは、以下を実行することができる。WTRUは、1つまたは複数のDL CCに対する制御情報が同じ送信フォーマットに含まれる形で制御シグナリングを報告するようにWTRUが構成されているかどうかを判定する。制御シグナリングは、複数のサービングセルに対する制御情報であり、同じ送信フォーマットにアグリゲートすることができるか、または制御シグナリングは、PDSCH送信に対するHARQフィードバックであるか、または制御シグナリングは、CQI/PMI/RIフィードバックであるものとしてよい。WTRUが、少なくとも1つのSCell DLをアクティブ化または非アクティブ化し、そのアクティブ化/非アクティブ化の結果、WTRUが同じ送信フォーマットで制御シグナリングを報告するサービングセルの数が異なる場合、WTRUは、WTRUがSCell(複数可)のアクティブ化/非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信したサブフレームにおいてPUSCH上でおよび/またはPUCCH上で報告するときに(WTRUに対してそのようなリソースが構成されている場合)、またはWTRUがSCell(複数可)のアクティブ化/非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信したサブフレームから、一定の時間が経過した後(例えば、4msなどのWTRU処理時間)、またはWTRUが制御シグナリングの肯定応答を送信したフレームから一定の時間が経過した後CQI、PMI、および/またはRIの任意の組み合わせに対して送信モードを変更することができる。
【0195】
本明細書では、SCellのアクティブ化および非アクティブ化の影響を受けるクロスキャリアスケジューリングに関係するシナリオおよび方法を説明する。
【0196】
WTRUが複数のサービングセル上でスケジュールされうる場合(ULグラントまたはDL割り当てのいずれか)、WTRUは、構成されているDL CCのそれぞれにおいてPDCCHを監視するように構成されうるか、またはクロスキャリアスケジューリングを行うように構成されうる。
【0197】
説明されている方法の別の態様では、SCellのアクティブ化後、少なくとも1つのSCellと共に構成されているWTRUが、クロスキャリアスケジューリングをそのSCellに使用できるかどうか、および/またはその目的のために追加のSCellをアクティブ化することができるかどうかを判定する仕方を解決する。
【0198】
別の例では、制御シグナリングは、WTRUが前記CCに対する無線リソースのクロスキャリアスケジューリングに使用されるDL CCにおいてPDCCHを復号できるかどうかを示す情報を、CCに適用可能な制御シグナリング内に含みうる。これは、前記CCのクロスキャリアスケジューリングに使用されるDL CCの識別番号を含むことができる。
【0199】
別の例では、制御シグナリングは、クロスキャリアシグナリングがDL CCのPDCCHに適用可能かどうかを示す情報を、DL CCに適用可能な制御シグナリング内に含みうる。これは、WTRUがDL割り当てに対するPDCCHを復号することができるWTRU特有のSS(複数可)の明示的な指示および/または識別番号(「PDCCH SSID」)を含みうる。特に、これは、WTRU特有のSS構成のアイテムへのインデックス、および/またはSS(探索空間)に対するCCEの数などのWTRU特有のSSの開始位置を導き出すためのパラメータまたはSSにおけるPDCCH候補を導き出すために使用されるWTRU IDの代わりに使用する仮想識別子を含むことができる。
【0200】
別の例では、制御シグナリングは、クロスキャリアシグナリングがUL CCのPUSCHに適用可能かどうかを示す情報を、UL CCに適用可能な制御シグナリング内に含みうる。これは、CCに対してスケジューリング制御情報を供給できるDL CC(複数可)(つまり、PDCCH)の明示的な指示および/または識別番号を含みうる。これは、WTRUがULグラントに対するPDCCHを復号することができるWTRU特有のSSの明示的な指示および/または識別番号(「PDCCH SSID」)を含みうる。特に、これは、WTRU特有のSS構成のアイテムへのインデックス、および/またはSSに対するCCEの数などのWTRU特有のSSの開始位置を導き出すためのパラメータまたはSSにおけるPDCCH候補を導き出すために使用されるWTRU IDの代わりに使用する仮想識別子を含むことができる。
【0201】
別の例では、WTRUは、当該SCellを構成する、および/またはクロスキャリアスケジューリングについてWTRUを構成するRRC制御シグナリングで、当該SCellが前記当該SCell上のPDCCHによってスケジュールされるかどうかを示す情報、そうでなければ、場合によっては、どのサービングセルが、当該SCellに対して、アップリンクリソースが構成されていれば、ダウンリンクおよびアップリンクグラントを信号で伝達するかを示す情報を受信することができる。
【0202】
本明細書で説明されている方法の適用可能性は、WTRUおよび/または基地局の状態に依存しうる。例えば、方法の適用可能性は、サービングセルに適用可能なTATが動作しているかどうか、SCell ULがWTRUに対して構成されている少なくとも1つの他のUL CCと異なるTA要件を有するかどうか、個別リソース(例えば、SPS、PUCCH、SRS)がSCell ULについて構成されているかどうか、個別リソース(例えば、SPS)がUL CCに関連付けられているDL CCについて構成されているかどうか、例えば、HARQフィードバックのマッピングを介した、UL CCとの1つまたは複数のDL CC(複数可)間の関連付け、電力ヘッドルーム報告機能がUL CCについて構成されているかどうか、およびHARQプロセスがそのバッファ内に残されたデータを有しているかどうか(つまり、HARQはそのバッファ内に入っているトランスポートブロックの送信をまだ完了していない)に依存しうる。本明細書で説明されている例は、DRXがCCに合わせて構成され、および/または適用可能であるかどうかに関係なく一般的に適用可能である。
【0203】
(実施形態)
1.WTRUをPCell(一次セル)と共に構成するステップを含む、キャリアアグリゲーションを処理するためのWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)において実装される方法。
【0204】
2.WTRUを少なくとも1つのSCell(二次セル)と共に構成するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0205】
3.少なくとも1つのSCellの状態に基づき情報を処理するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0206】
4.情報はMAC(媒体アクセス制御)CE(制御要素)のアクティブ化/非アクティブ化コマンドであり、WTRUはアクティブ化/非アクティブ化コマンドに応答して少なくとも1つのSCellの状態を変化させるように構成される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0207】
5.情報は構成されているSCell毎に適用されるアクティブ化/非アクティブ化コマンドであり、WTRUはアクティブ化/非アクティブ化コマンドに応答して少なくとも1つのSCellの状態を変化させるように構成される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0208】
6.少なくとも1つのSCellの状態は構成されているか、または非アクティブであり、情報は、少なくとも1つのSCellに対するアクティブ化コマンドであり、少なくとも1つのSCellがアップリンクリソースを構成しているという条件の下で電力ヘッドルーム報告をトリガーするステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0209】
7.少なくとも1つのSCellの状態は構成されているか、または非アクティブであり、情報は、少なくとも1つのSCellに対する少なくとも1つのアクティブ化コマンドであり、情報から物理ダウンリンク制御チャネル監視構成またはクロスキャリアスケジューリング構成のうちの1つを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0210】
8.情報は、クロスキャリアスケジューリング構成に対する少なくとも1つのSCellの物理ダウンリンク共有チャネルの開始シンボルを決定するための構成値である、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0211】
9.少なくとも1つのSCellの状態はアクティブであり、情報は、少なくとも1つのSCellに対する非アクティブ化コマンドであり、少なくとも1つのSCellに対する物理ダウンリンク制御チャネルの監視を停止するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0212】
10.少なくとも1つのSCellに関連付けられているダウンリンク割り当てまたはアップリンクグラントの受信を停止するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0213】
11.情報はクロスキャリアスケジューリング構成を示す構成値であり、どのSCellがダウンリンク割り当ておよびアップリンクグラントを信号伝達するかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0214】
12.情報は、スケジューリング要求の送信失敗判定であり、構成されているSCellに対するチャネル品質インジケータ、プリコーディング行列インデックス、およびランク指標報告構成を解放するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0215】
13.情報は、スケジューリング要求の送信失敗判定であり、構成されているSCellに対するサウンディング基準信号報告構成を解放するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0216】
14.情報は、無線リソースコントローラの接続再確立の指示であり、少なくとも1つのSCellに対する構成を解放するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0217】
15.トランスポートブロック毎に、情報の特性に基づき送信する情報のコンテンツを決定するステップをさらに含み、情報は、制御情報である、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0218】
16.制御情報タイプは、少なくともSCellまたは一次セルに対する送信に基づく、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0219】
17.制御情報タイプは、物理アップリンク共有チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルにおける同時送信および物理アップリンク制御チャネルのうちの1つにおける制御情報の送信に基づく、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0220】
18.制御情報タイプは、非制御情報アップリンク送信と異なる、指定された物理アップリンク共有チャネルまたは物理アップリンク共有チャネルにおける同時送信および物理アップリンク制御チャネルのうちの1つにおける制御情報の送信に基づく、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0221】
19.一次セルの制御情報コンテンツを実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0222】
20.それぞれの構成されたSCellの制御情報コンテンツを実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0223】
21.少なくとも1つのSCellは、ダウンリンクリソースとアップリンクリソースとを含み、ダウンリンクリソースとアップリンクリソースとの間の関連付けは少なくとも1つのSCellの識別番号を使用する個別シグナリングに基づく、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0224】
22.情報はMAC(媒体アクセス制御)CE(制御要素)のアクティブ化/非アクティブ化コマンドであり、WTRUはアクティブ化/非アクティブ化コマンドに応答して少なくとも1つのSCellの状態を変化させるように構成され、この状態はダウンリンクリソースとアップリンクリソースの両方に共通である、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0225】
23.情報は構成されているSCell毎に適用されるアクティブ化/非アクティブ化コマンドであり、WTRUはアクティブ化/非アクティブ化コマンドに応答して少なくとも1つのSCellの状態を変化させるように構成され、この状態はダウンリンクリソースとアップリンクリソースの両方に共通である、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0226】
24.情報は、少なくとも1つのSCellの状態が非アクティブ化されているという条件の下で送信されないサウンディング基準信号を含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0227】
25.情報は、少なくとも1つのSCellが非アクティブ化されているという条件の下で報告されないチャネル品質インジケータ、プリコーディング行列インデックス、およびランク指標のうちの少なくとも1つを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0228】
26.少なくとも1つのSCellの状態はアクティブであり、情報は、ハンドオーバーイベントに関して少なくとも1つのSCellを非アクティブ化する非アクティブ化コマンドである、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0229】
27.少なくとも1つのSCellの状態は、ハンドオーバーイベント、再構成イベント、またはWTRU構成への少なくとも1つのSCellの追加に関して非アクティブである、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0230】
28.少なくとも1つのSCellの状態はアクティブであり、情報は、少なくとも1つのSCellに対する非アクティブ化コマンドであり、少なくとも1つのSCellに関連付けられているすべてのハイブリッド自動再送要求バッファをフラッシュするように構成されているプロセッサをさらに備える、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0231】
29.少なくとも1つのSCellの状態は構成されているか、または非アクティブであり、情報は、少なくとも1つのSCellに対するアクティブ化コマンドであり、構成されているアップリンクリソースを有するそれぞれのアクティブ化されたサービングセルに対する電力ヘッドルーム報告を送信するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0232】
30.少なくとも1つのSCellの状態は構成されているか、または非アクティブであり、情報は、少なくとも1つのSCellに対するアクティブ化コマンドであり、少なくとも1つのSCellに対する物理ダウンリンク制御チャネルを監視するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0233】
31.制御シグナリングを受信した後、UL(アップリンク)CC(コンポーネントキャリア)を少なくとも1つのDL(ダウンリンク)CCに関連付けるステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0234】
32.UL CCに対応するULリソース上で送信を実行するために必要なUL TA(タイミング前進)を取得または維持するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0235】
33.UL CCに対応するULリソースにアクセスし、またUL CCに対応する少なくとも1つのDL CCのDLリソースにアクセスするために必要なSI(システム情報)を取得または維持するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0236】
34.UL CCのすでに構成されている個別ULリソースをアクティブ化するか、または非アクティブ化するか、または解放するステップであって、このリソースはCQI(チャネル品質インジケータ)、PMI(プリコーディング行列インジケータ)、RI(ランクインジケータ)、またはSR(スケジューリング要求)に対して割り当てられた物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース、SPS(半永続的スケジューリング)リソース、またはSRS(サウンディング基準信号)リソースのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、CCに対してすでに構成されている個別DLリソースをアクティブ化するか、または非アクティブ化するか、または解放するステップであって、このリソースはSPSリソースを含む、ステップと、CCのアクティブ化後にCCに対するWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)の電力ヘッドルームを指示する報告を取得するステップと、HARQプロセスを制御するHARQエンティティのサービスを使用してUL CCの明示的な、または暗黙の非アクティブ化の後、上位レイヤへのHARQプロセスに対するHARQ(ハイブリッド自動再送要求)失敗の内部報告をWTRUが行うようにトリガーすることによって再送の待ち時間を下げるステップとを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0237】
35.ULシグナリングに対する送信モードを決定するステップをさらに含み、送信フォーマットは、CCの数に基づく、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0238】
36.CCのアクティブ化または非アクティブ化に対する制御シグナリングの肯定応答に対するリソースを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0239】
37.アクティブ化後にCCの挙動を決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0240】
38.CCの再構成後にMAC(媒体アクセス制御)WTRUの挙動を決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0241】
39.CCの非アクティブ化後にMAC WTRUの挙動を決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0242】
40.制御シグナリングは、L1、L2、またはL3メッセージ、無線リソース制御メッセージ、少なくとも1つのCCに適用されるメッセージ、アクティブであるDL CC上で受信されるシグナリング、アクティブであるDL CC上で受信され、異なるDL CCに適用されるシグナリングのうちのいずれか1つを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0243】
41.WTRUの挙動は、CCに適用可能な、TAT(TAタイマー)オペレーション、UL CCがWTRUに対して構成されている少なくとも1つの他のUL CCと異なるTA要件を有するかどうか、SPS、PUCCH、またはSRSのうちの少なくとも1つを含む個別リソースが、UL CCについて構成されているかどうか、個別リソースがUL CCに関連付けられているDL CCについて構成されているかどうか、HARQフィードバックのマッピングを介した、UL CCとの1つまたは複数のDL CCの間の関連付け、PHR(電力ヘッドルーム報告)機能がUL CCについて構成されているかどうか、またはHARQプロセスがそのバッファ内にデータを有するかどうかのうちの少なくとも1つに依存する、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0244】
42.WTRUは、DRX(間欠受信)を行う、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0245】
43.WTRUは、DRXを行っていない、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0246】
44.WTRUがタイムアライメントを施されているかどうかを、WTRUにより、アクティブ化後に、決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0247】
45.WTRUがタイムアライメントを施されていないという条件の下で、CCの部分集合内の少なくとも1つのCCに対するULタイムアライメントを取得し、CCの部分集合内の少なくとも1つのCCに対するタイムアライメントを維持するための手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0248】
46.WTRUがCCの部分集合のCA(キャリアアグリゲーション)と共に少なくとも1つのCCに対応するSIを更新する必要があるかどうかを、WTRUにより、CCの部分集合のアクティブ化後に決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0249】
47.SIの更新が必要であるという条件の下でSI更新を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0250】
48.構成された個別ULリソースが停止、開始、または解放のうちの少なくとも1つである必要があるかどうかを、WTRUにより、CCの部分集合のアクティブ化または非アクティブ化後に決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0251】
49.手順が必要であるという条件の下で、構成されたULリソース上で停止、開始、または解放手順のうちの少なくとも1つを実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0252】
50.構成された個別DLリソースを解放するかどうかを、CAによるCCの部分集合の非アクティブ化後に、決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0253】
51.手順が必要であるという条件の下で、構成されているDLリソース解放手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0254】
52.UL CCに対するPHR送信をトリガーするかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0255】
53.手順が必要であるという条件の下で、PHR送信手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0256】
54.MAC PDU(プロトコルデータユニット)のHARQ失敗を上位レイヤに通知するかどうかを、CAによるCCの部分集合の非アクティブ化後に、決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0257】
55.手順が必要であるという条件の下で、開始再送手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0258】
56.制御シグナリングを受信した後、UL CCまたはDL CCをアクティブ化または非アクティブ化できるかどうかを判定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0259】
57.物理レイヤの問題の検出または無線リンク品質が閾値以下に低下したことの検出後に、少なくとも1つの構成されているCCをアクティブ化するか、または少なくとも1つの構成されているCCに対する節電機能をディセーブルするステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0260】
58.サブフレーム内のUL制御シグナリングに対する送信モードを暗黙のうちに変更するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0261】
59.肯定応答を送信するためのリソースを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0262】
60.CCのアクティブ化後に、HARQフィードバック送信に対するリソースおよび各UL CC、ならびにアクティブ化されたCCに関連付けられているPDDCHを監視するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0263】
61.PDDCH上で監視するDCI(DL制御情報)フォーマットを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0264】
62.構成された定期的リソース上でSRSを送信するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0265】
63.アクティブ化または非アクティブ化は、制御シグナリングを介して信号伝達されるか、または別のCCとの関連付けに基づき暗示される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0266】
64.制御シグナリングは、L3シグナリング、L2シグナリング、またはL1シグナリングのうちの1つによって送信され、L1シグナリングは、PDCCH(物理DL制御チャネル)を含み、PDCCHは、CCIF(制御フォーマットインジケータ)が第2のCCに対応しているRAに対するPDCCH命令、CCIFが第2のCCに対応しているPDCCH DL割り当て、CCIFが第2のCCに対応しているPDCCH ULグラント、CCIFが第2のCCに対応しているPDCCHアクティブ化、またはWTRUがRAを実行できるかできないかを示す明示的なフィールドを持つPDCCHのうちの少なくとも1つの拡張である、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0267】
65.第2のCCは、制御シグナリングが受信されるDL CCとペアになるWTRUに対する構成されているCCの集合からのCCである、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0268】
66.制御シグナリングは、WTRUが、CFIによって指示されたCCに対応するリソースを使用するステップまたは明示的に指示されたRAリソースを使用するステップのうちの少なくとも1つを含むRAを実行できるかどうかの指示、第2のCCに関連するSIがSI値タグに基づき変更されたかどうかの指示であって、値タグは5ビットまたは単純な2進数値の指示であり、値タグは第2のCCに関連するSIの一部を表し、この部分は第2のCC上の適切なオペレーションに対して有効である必要がある、指示、TAC(タイムアライメントコマンド)であって、制御シグナリングで識別されたUL CC、アクティブ化されているCCに対応しているUL CC、同じTA要件を有するUL CCのグループのうちの少なくとも1つに適用される、TAC(タイムアライメントコマンド)、HARQ ACK/NACK(A/N)、CQI、PMI、またはRIリソースに対するPUCCH構成の少なくとも1つを含むWTRUの構成、SRS構成、SPS構成、CCの送信モードまたはUL/DLリソースの集合へのインデックスを含む無線リソース構成、少なくとも1つの機能が、単一のCCのみにその機能が適用される場合を含めて、CCの部分集合に制約されうるという指示、WTRUがCCをPCCとして考慮し、UL/DL PCC間のマッピングがDL CCのSIによって指示されるUL/DL間のマッピングと異なるという条件の下で、WTRUがCCをUL PCCに対してのみ、またはDL PCCに対してのみ考慮する、指示、WTRUがDL CCの制御領域のサイズを決定し、DL CCがアクティブ化され、WTRUの二次CCとなる、CFI(制御フォーマットインジケータ)、UL CCがアクティブ化されているCCに対応すること、UL CCがPCCに対応していること、または別のCCが制御シグナリングにおいて明示的に指示されていることのうちの少なくとも1つに対する構成、すでに構成されているUL/DLリソース使用してWTRUが再開するかどうかの指示であって、A/N、CQI、PMI、RI、SR、SRS、SPSグラントまたは割り当てに対するPUCCHリソース、すでに構成されているUL/DLリソースの集合内の1つのアイテムへのインデックス、またはWTRUがすでに構成されているUL/DLリソースを解放するかどうかの指示のうちの少なくとも1つを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0269】
67.制御シグナリングは、PUCCHリソースがUL CCにおいてHARQフィードバックに使用され、制御シグナリングが受信されたCCに関連付けられ、サービングキャリアに対応し、複数のDL CC上の、または構成されているPUCCHの位置の集合に含まれる1つの位置におけるPDSCH(物理DL共有チャネル)送信に対するHARQフィードバックを報告するように構成されているかどうかの指示、またはDL CCにおいてPDCCHを復号するかどうかを示す、DL CCに適用可能な制御シグナリングにおける指示のうちの少なくとも1つの情報を含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0270】
68.UL CCの制御領域の位置でフィードバックを送信するかどうかを、UL CCがすべてのHARQフィードバックの送信用に構成されているUL CC、制御シグナリングが受信されたDL CCに関連付けられているUL CC、またはフィードバックの送信を目的として構成されているUL CCに対応していること、UL CCの位置が制御シグナリングの存在を示したPDCCHの第1のCCE(制御チャネル要素)に基づいて計算される位置、制御シグナリングで与えられるインデックスによって指示される、構成された位置の集合に含まれる1つの位置、またはオフセットが関連付けられているDL CCへのインデックスから導かれる、UL CCのPUCCH領域からオフセットされた位置のうちの少なくとも1つに対応していることに基づき決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0271】
69.制御シグナリングは、順次アクティブ化または非アクティブ化をもたらす、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0272】
70.構成されているCCの順序付きリストを維持するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0273】
71.値タグは、SI全体を表す既存の値タグに加えて、第2のCCのSIで与えられる、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0274】
72.物理レイヤの問題または無線リンク品質の閾値以下の低下のうちの少なくとも1つを監視し、検出するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0275】
73.監視し検出するステップは、特別なセル、特別なセルに対応せず、CCがアクティブまたは非アクティブである、少なくとも1つの構成されたCC、または特別なセルを含み、CCがアクティブまたは非アクティブである、少なくとも1つの構成されたCCのうちの少なくとも1つに対して実行される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0276】
74.物理レイヤの問題または無線リンク低下を検出した後、第1のDL CCをアクティブ化するか、または制御シグナリングを連続的に監視するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0277】
75.物理レイヤの問題または無線リンク低下を検出した後、第1のDL CCをアクティブ化し、制御シグナリングを連続的に監視するステップをさらに含み、アクティブ化するか、または連続的に監視するステップは、WTRUが明示的なCC(コンポーネントキャリア)非アクティブ化メッセージ、モビリティ制御情報要素を含む無線再構成メッセージ、モビリティ制御情報要素を含まない無線再構成メッセージのうちの少なくとも1つを含む制御シグナリングを受信するか、またはタイマーがタイムアウトになるまで実行される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0278】
76.タイマーがタイムアウトした後ハンドオーバー、接続再確立、または再構成手順を開始するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0279】
77.アクティブ化するか、または監視するステップは、特別なセル、特別なセルに対応せず、CCがアクティブまたは非アクティブである、少なくとも1つの構成されたCC、または特別なセルを含み、CCがアクティブまたは非アクティブである、少なくとも1つの構成されたCCのうちの少なくとも1つに対して実行される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0280】
78.第1のDL CCにおいて、少なくとも1つの第2のCCをアクティブ化する制御シグナリングを受信し、復号するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0281】
79.第1のDL CCを、第1のDL CC上の送信に対する制御シグナリング、DL CCに対する制御シグナリング、または所定のシグナリングフォーマットの集合に含まれるどれか1つのフォーマットを使用する制御シグナリングのうちのどれかを受信することに基づき、アクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0282】
80.フォーマットは、DCI(ダウンリンク制御情報)フォーマット0、DCIフォーマット1A、DCIフォーマット3/3A、または固定コードポイントを含む既存のフォーマットのうちの少なくとも1つを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0283】
81.シグナリングがフォーマットに基づくアクティブ化用かどうかを判定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0284】
82.CFI(キャリアフィールドインジケータ)に基づきシグナリングのタイプを判定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0285】
83.第1のUL CCを、ULリソースのグラントを示す制御シグナリング、DL CC上の送信に対する制御シグナリング、またはUL CCに関連付けられているDL CCに対する制御シグナリングのうちのどれかを受信することに基づき、アクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0286】
84.UL CCのアクティブ化は、個別構成がULリソースに対する構成パラメータを含むかどうか、または少なくとも1つのIE(情報要素)の対応するUL/DLのペアに対する非存在から、のうちのいずれかに基づく、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0287】
85.PDCCHを受信するステップと、WTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)がPDCCH受信用に構成されているという条件の下で、第2のCCに関連付けられているDLリソース上のグラントおよび割り当てに対するDL CCについてPDCCHを監視するステップとをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0288】
86.ULタイムアライメントを維持するステップをさらに含み、WTRUは、第2のCCに対応するRACH(ランダムアクセスチャネル)リソースを使用して、RAを、第1のCCで受信した制御シグナリングがRAをトリガーする指示を含むという条件の下で、または第2のCCに関連付けられているULリソースに適用可能なタイムアライメントが有効でないという条件の下で、または制御シグナリングがPDCCHを使用して送信され、特定のRNTI(無線ネットワーク一時識別子)を使用してスクランブルされるという条件の下で、実行する、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0289】
87.受信したTACを、TACが受信されたDL CCに対応するUL CCのタイムアライメント、または第2のCCのアクティブ化後に受信されたTACを適用するために、TACが受信されたDL CCに対応するUL CCと同じタイムアライメント要件を有するすべてのUL CCのタイムアライメントに適用するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0290】
88.第2のCCに対する有効なSIを、第2のCCに対するSIを取得することによって、WTRUが第2のCCに対する格納されたSIを有していないという条件の下で、または第1のCCで受信された制御シグナリングがSIを取得する指示を含むか、もしくは制御シグナリングが、格納されているSIがもはや有効でないことを指示する値タグを含むという条件の下で、または制御シグナリングがPDCCHを使用して送信され、特定のRNTIを使用してスクランブルされるという条件の下で、維持するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0291】
89.第2のCCに対する構成されているULリソースを処理するために、構成されているULリソースを、第1のCCで受信した制御シグナリングが第2のCCに対応する構成されているULリソースをアクティブ化する指示を含むという条件の下で、または第2のCCに関連付けられているULリソースに適用可能なタイムアライメントが有効であるという条件の下で、または制御シグナリングがPDCCHを使用して送信され、特定のRNTI(無線ネットワーク一時識別子)を使用してスクランブルされるという条件の下で、使用するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0292】
90.第2のCCに対する構成されているDLリソースを処理するために、DLリソースを、第1のCCで受信した制御シグナリングが第2のCCに対応する構成されているDLリソースをアクティブ化する指示を含むという条件の下で、または制御シグナリングがPDCCHを使用して送信され、特定のRNTIを使用してスクランブルされるという条件の下で、使用するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0293】
91.第2のCCに対するWTRUの電力ヘッドルームを、第1のCCで受信した制御シグナリングがPHRをトリガーする指示を含むという条件の下で、または第2のCCに関連付けられているUL CCに適用可能な電力ヘッドルーム要件が他のアクティブなUL CCのと異なるという条件の下で、報告するステップと、第2のCCに対応するUL CCにおいて電力ヘッドルームに対応するPHRをトリガーするステップと、PHRがすでにトリガーされており、送信のため保留中であるという条件の下で、またWTRUが新規送信のためにUL−SCH(共有チャネル)を有しているという条件の下で、第2のCCに対応するUL CCに適用可能な有効なPHR値を、第2のCCに対応するUL CCのUL−SCHリソース上で送信されるMAC PDUのMAC PHR制御要素(CE)内のPHRを報告するステップ、計算されたPHRが適用可能であるUL CCのUL−SCHリソース上で送信されるMAC PDUのMAC PHR CE内でPHRを報告するステップ、またはUL CCのUL−SCHリソース上で送信されるMAC PDUにおいて報告されるPHR値が適用可能であるUL CCを示すCFIを含む、MAC PHR CE内のPHRを報告するステップのうちの1つを実行することによって、報告するステップと、PHR値がDL CCに基づく測定値および/または推定値を使用してUL CCについて計算されるという条件の下で、WTRUにより、PHRが計算されるUL CCに関連付けられているDL CCのどれかを考慮するステップとをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0294】
92.第1のDL CCを、タイマーが動作しているという条件、かつ物理レイヤの問題がないか、または無線リンク品質が閾値より高くなっているという条件、またはタイマーが停止しているか、もしくはまもなくタイムアウトになり、第1のDL CCが物理レイヤの問題の検出によりタイマーが起動される前に非アクティブ化されたという条件のうちの少なくとも1つの条件の下で、非アクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0295】
93.WTRUに対するアクティブなCCのどれかにおける第1のDL CCにおいて、少なくとも1つの第2のCCを非アクティブ化する制御シグナリングを受信し、復号するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0296】
94.第1のDL CCを、第1のDL CC上の送信に対する制御シグナリング、DL CCに対する制御シグナリング、または所定のシグナリングフォーマットの集合に含まれるどれか1つのフォーマットを使用する制御シグナリングのうちのどれかを受信することに基づき、非アクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0297】
95.UL CCを、ULリソースのグラントを示す制御シグナリング、DL CC上の送信に対する制御シグナリング、またはUL CCに関連付けられているDL CCに対する制御シグナリングのうちのどれかを受信することに基づき、非アクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0298】
96.DL CCについて、第2のCCに関連付けられているDLリソース上のグラントおよび割り当てに対し、PDCCHを監視しないステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0299】
97.制御シグナリングを正常に復号した後一定時間経過してから、UL CCについて、非アクティブ化されたCCに対して、UL送信を停止するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0300】
98.第1のCCで受信された制御シグナリングがSRSおよびPUCCH上のCQI/PMI/RI/SRおよびSPSに対するULリソースを解放する指示を含むか、または制御シグナリングがPDCCHを使用して送信され、特定のRNTIを使用してスクランブルされるという条件の下で、または第2のCCに関連付けられているULリソースに適用可能なタイムアライメントが非アクティブ化後にもはや有効でないという条件の下で、構成されているULリソースを処理するために、SRSおよびPUCCH上のCQI/PMI/RI/SRおよびSPSに対するULリソースの構成を解放するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0301】
99.第1のCCで受信された制御シグナリングが第2のCCに対応する構成されているDLリソースを解放する指示を含むという条件の下で、または制御シグナリングがPDCCHを使用して送信され、特定のRNTIを使用してスクランブルされるという条件の下で、構成されているDLリソースを処理するために、DL CCに対して、DLリソースの構成を解放するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0302】
100.UL CCについて、対応するHARQエンティティのサービスを使用してCCの非アクティブ化後に送信をまだ完了していない、またサスペンドされているか、または再送が進行中であるHARQプロセスを処理するために、HARQプロセスがそのバッファ内にデータを有するという条件の下で、上位レイヤに、対応するMAC SDUに対する送信が失敗したことを指示するステップと、HARQバッファをフラッシュするステップとをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0303】
101.RRC構成または再構成は、RA手順を暗黙のうちにトリガーする、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0304】
102.進行中のRA手順を有するCCの非アクティブ化後に、非アクティブ化されたCCに対する進行中のRACH手順を停止するステップ、非アクティブ化されたCCに対応する明示的に信号伝達されたプリアンブルおよびPRACH(物理ランダムアクセスチャネル)リソースを破棄するステップ、または非アクティブ化されたコンポーネントキャリアに対応する暫定C−RNTIを解放するステップのうちの少なくとも1つを実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0305】
103.CCのHARQプロセス状態を処理するように構成されているCCの非アクティブ化後に、すべてのUL HARQについてNDIを0に設定するステップ、またはDL HARQバッファをフラッシュするステップのうちの少なくとも1つを実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0306】
104.UL CCに対する、PUCCHまたはPUSCH上の制御シグナリングの送信に対する送信モードを選択するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0307】
105.WTRUが制御シグナリングを報告するように構成されているという条件の下で、少なくとも1つのDL CCに対する制御情報が同じ送信フォーマットで含まれる場合に、制御シグナリングが複数のCCに対する、同じ送信フォーマットでアグリゲートされた、制御情報、PDSCH送信に対するHARQフィードバック、またはCQI/PMI/RIフィードバックのうちの少なくとも1つを含むことをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0308】
106.WTRUが少なくとも1つのDL CCをアクティブ化または非アクティブ化し、そのアクティブ化または非アクティブ化の結果、WTRUが同じ送信フォーマットで制御シグナリングを報告するCCの数が異なるという条件の下で、WTRUは、PUSCH上で、またはPUCCH上で報告するときにCQI、PMI、またはRIの任意の組み合わせに対して送信モードを変更するステップ、WTRUがCCのアクティブ化または非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信したサブフレームにおいて、WTRUがCCのアクティブ化または非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信したサブフレームから所定の時間の経過後、またはWTRUが制御シグナリングの肯定応答を送信したサブフレームから所定の時間の経過後に、PDCCH上で監視しているDCIのフォーマットを変更するステップ、クロスキャリアスケジューリングが使用されるという条件の下で、アクティブなCCの数に対応する割り当ておよびグラントの数についてしかるべくDCIフォーマットを復号するステップ、または異なる送信モードがWTRUが対応するPDCCHにおける割り当ておよびグラントを監視する異なるアクティブ化されたCC上でサポートされているという条件の下で、それぞれのモードをサポートするアクティブなCCの数に対応する割り当ておよびグラントの数についてしかるべくDCIフォーマットを復号するステップのうちの少なくとも1つを実行することをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0309】
107.WTRUが少なくとも1つのCCのアクティブ化または非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信したサブフレームを条件として、またはWTRUが少なくとも1つのCCのアクティブ化または非アクティブ化に対する制御シグナリングを受信したサブフレームから一定時間の経過後に、またはWTRUが制御シグナリングの肯定応答を送信したサブフレームから一定時間の経過後に、またはDL CCについては、1つまたは複数のCCのアクティブ化または非アクティブ化の後、DL制御情報を復号するために、WTRUにより、所定のPDCCHについて、復号すべきDCIフォーマット、物理リソース、または復号試行の実行回数のうちの少なくとも1つを、少なくとも1つの他のCCへのクロスキャリアスケジューリングをサポートするDL CCのPDCCH、多数のアクティブ化されたUL CCおよびDL CC、ならびにPDCCHがDL割り当てまたはULグラントを伝送する各送信モード、または追加CFIフィールド、または特別なコードポイントを使用するDCIフォーマットのうちの少なくとも1つに基づき、決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0310】
108.UL CCにおいて構成されているSRリソース上でSRSを送信するかどうかを決定するためにUL CCについて、WTRUが構成されているSRSリソースを使用してUL CCでSRSを送信するステップ、タイマーを起動するステップ、またはタイマーを、UL CCを削除しないUL CCの(再)構成のイベント、UL CCのPUSCHに対するULグラントを受信するイベント、UL CC上でPUSCH送信を行うイベント、SRまたはBSRのうちの少なくとも一方をトリガーまたは送信し、WTRUのバッファが構成された閾値に達するイベント、WTRUのバッファが構成された閾値に達するか、またはこれらのイベントのうちの1つが発生した後ある時間の間に構成されているSRSリソースを使用してUL CCにおいてSRSを送信するイベントのうちの少なくとも1つを含む、タイマーが動作しているという条件の下で再起動するステップのうちの少なくとも1つを実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0311】
109.タイマーがすでに動作しているという条件の下で、タイマーを起動するか、またはタイマーを再起動するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0312】
110.構成されているSRSリソースを使用してUL CCにおいてSRSを送信するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0313】
111.タイマーがタイムアウトになるという条件の下でUL CCにおけるSRSの送信を停止するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0314】
112.DL CCまたはUL CCについて、少なくとも1つのCCを取り除くことを含む再構成に対するWTRU MACの挙動を処理することを目的として、WTRUは取り除かれたCCに対する進行中のRACH手順を停止するステップ、取り除かれたCCに対応する明示的に信号伝達されたプリアンブルおよびPRACHリソースを破棄するステップ、または取り除かれたCCに対応する暫定C−RNTIを解放するステップのうちの少なくとも1つを実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0315】
113.追加のCCのRRC構成または再構成は、PHRを暗黙のうちにトリガーする、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0316】
114.クロスキャリアスケジューリングを使用するステップをさらに含み、所定のDL CC上のPDSCH送信に対する、または所定のUL CC上のPUSCH送信に対するDL送信のための物理無線リソースまたはUL送信のために付与されたリソースを、異なるDL CCのPDCCHまたはUL CCとペアになっていないDL CCのPDCCHを使用して割り当てることができる、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0317】
115.DL CCがアクティブ化され、それに対して対応するPDCCHもアクティブ化され、異なる構成されているキャリアの間のクロスキャリアスケジューリング関係が知られているという条件の下で、他の関連するCCができる限り速やかにスケジュールされうることを保証するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0318】
116.異なる構成されているキャリアの間のクロスキャリアスケジューリング関係が知られていないという条件の下で、アクティブ化制御シグナリングに基づき新規にアクティブ化されたCCをスケジュールするためにどのDL CCを使用できるかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0319】
117.制御シグナリングは、クロスキャリアアップシグナリングがDL CCのPDCCHに対して適用可能であるかどうかの指示を含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0320】
118.制御シグナリング情報は、CCに対するスケジューリング制御情報をもたらしうるDL CCの明示的な指示または識別番号をさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0321】
119.制御シグナリングは、クロスキャリアアップシグナリングがUL CCのPUSCHに対して適用可能であるかどうかの指示を含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0322】
120.DL CCについて、CCをアクティブ化することを目的として、制御シグナリングを受信した後、DL CCをアクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0323】
121.WTRUがDL CCのPDCCHを監視するように構成されているという条件の下で、DL CCのPDCCHからのクロスキャリアスケジューリングが適用可能である他のCCを含みうる、PDCCHが制御シグナリングを送ることができる他のCCをアクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0324】
122.制御シグナリングは、DL割り当て、ULグラント、または他の制御メッセージのいずれか1つを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0325】
123.1つまたは複数のCCについて、CCを非アクティブ化することを目的として、制御シグナリングを送るためにすでに使用されているDL CCを非アクティブ化することでCCを非アクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0326】
124.制御シグナリングが非アクティブ化の後にCCに対してこれ以上可能でない場合に、非アクティブ化するステップを実行することができる、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0327】
125.制御シグナリングは、DL割り当て、ULグラント、または他の制御メッセージのいずれか1つを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0328】
126.UL CCまたはDL CCについて、クロスキャリアスケジューリングを目的として、どのDL CCに対応しているどのPDCCHで制御シグナリングを送ることができるかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0329】
127.決定するステップは、CCアクティブ化に対する制御シグナリングが適用可能であるDL CCのPDCCHをCCのスケジューリングに使用することができると決定するステップ、CCアクティブ化に対する制御シグナリングの送信元であるDL CCのPDCCHをCCのスケジューリングにさらに使用することができると決定するステップ、またはCCについて受信された構成に基づきDL CCのPDCCHをCCのスケジューリングにさらに使用することができると決定するステップのいずれか1つを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0330】
128.CCの非アクティブ化を、WTRUがRRC接続再確立手順を開始すること、WTRUがタイマーT311を起動すること、WTRUが特定のCCにおける無線リンク失敗を検出すること、WTRUがSIの変化によりSIを再取得すること、WTRUがハンドオーバーを指示するネットワークからのシグナリングを受信すること、WTRUがタイマーT304を起動すること、またはWTRUが再構成手順に失敗することのうちの少なくとも1つを条件として、実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0331】
129.二次CCをアクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0332】
130.第1の制御シグナリングを受信するステップをさらに含み、二次CCは第1の制御シグナリングに基づきアクティブ化される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0333】
131.二次CCを非アクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0334】
132.第2の制御シグナリングを受信するステップをさらに含み、二次CCは第2の制御シグナリングに基づき非アクティブ化される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0335】
133.二次CCは、一次アップリンクCCまたは一次ダウンリンクCCのうちの少なくとも一方に関連付けられている、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0336】
134.SR(スケジューリング要求)を送信するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0337】
135.SRの送信試行の回数が構成されている最大値に達するか、または超えているという条件の下で構成された、アクティブな二次CCを非アクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0338】
136.二次CCのCQI(チャネル品質インジケータ)、PMI(プリコーディング行列インジケータ)、またはRI(ランクインジケータ)に対する構成は非アクティブ化される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0339】
137.SRの送信試行の回数が構成されている最大値に達するか、または超えているという条件の下でランダムアクセス手順を開始し、保留中のSRをキャンセルするステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0340】
138.ランダムアクセス手順は、構成されている二次CCのアップリンクリソース上で開始される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0341】
139.SRの送信試行の回数が構成されている最大値に達するか、または超えているという条件の下で構成されているダウンリンク割り当ておよびアップリンクグラントをクリアするステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0342】
140.SRの送信試行の回数が構成されている最大値に達するか、または超えているという条件の下でマルチキャリアオペレーションに対する再構成を解放するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0343】
141.解放されるマルチキャリアオペレーションに対する構成は、二次CC、HARQ(ハイブリッド自動再送要求)A/N(肯定応答/否定応答)に対するPUCCHリソース、CQI(チャネル品質インジケータ)、PMI(プリコーディング行列インジケータ)、RI(ランクインジケータ)、およびSR(スケジューリング要求)、および構成された割り当てもしくはグラントのうちの少なくとも1つを含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0344】
142.マルチキャリア構成全体が解放される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0345】
143.アクティブ化されている二次CCは、非アクティブ化され、マルチキャリアオペレーションおよび構成されている割り当てもしくはグラントに関係するPUCCH(物理アップリンク制御チャネル)リソースに対する構成は、解放される、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0346】
144.一次アップリンクCC上で利用可能なリソースを選択することによってランダムアクセスを実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0347】
145.シングルキャリアオペレーションに戻るステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0348】
146.マルチキャリアオペレーションを再構成するために制御シグナリングが受信されるまで受信されたアップリンクグラントを無視するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0349】
147.二次CCのアクティブ化後に、アップリンクタイミングのアライメントを行うかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0350】
148.アップリンクタイミングのアライメントを行う手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0351】
149.二次CCのアクティブ化後に、少なくとも1つのCCに関連するSI(システム情報)を取得するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0352】
150.SIを取得する手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0353】
151.二次CCのアクティブ化または非アクティブ化後に、構成されている個別UL(アップリンク)リソースを開始するか、停止するか、または解放するかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0354】
152.構成されているULリソースを開始するか、停止するか、または解放する手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0355】
153.二次CCの非アクティブ化後に、構成されている個別DL(ダウンリンク)リソースを解放するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0356】
154.構成されている個別DLリソースを解放する手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0357】
155.二次CCのアクティブ化後に、アップリンクCCに対するPHR(電力ヘッドルーム)の送信をトリガーするかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0358】
156.PHRを送信する手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0359】
157.二次CCの非アクティブ化後に、MAC(媒体アクセス制御)SDU(サービスデータユニット)のHARQ(ハイブリッド自動再送要求)失敗を上位レイヤに通知するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0360】
158.UL CCに対して、MACエンティティからRLC(無線リンク制御)エンティティへのローカルのNACK(否定応答)を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0361】
159.RLC PDUの再送を開始する手順を実行するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0362】
160.物理レイヤの問題または無線リンク品質の閾値以下の低下が検出されるという条件の下で少なくとも1つの構成されているCCをアクティブ化するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0363】
161.アクティブ化されたCCに対する節電メカニズムをディセーブルするステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0364】
162.HARQフィードバックおよび/またはアップリンク制御情報が報告される多数の構成されている、またはアクティブなDL CCの変化を検出した後、UL制御シグナリングに対する送信モードを変更するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0365】
163.第1の制御シグナリングまたは第2の制御シグナリングに対する制御シグナリングの受信後に、どのリソース上で肯定応答を送信するかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0366】
164.第1の制御シグナリングまたは第2の制御シグナリングの受信後に、HARQ(ハイブリッド自動再送要求)フィードバックを送信するリソースおよび各UL CCを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0367】
165.第1の制御シグナリングまたは第2の制御シグナリングの受信後に、アクティブ化されているCCに関連付けられているPDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)を監視するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0368】
166.第1の制御シグナリングまたは第2の制御シグナリングの受信後に、所定のPDCCH上でどのDCI(ダウンリンク制御情報)フォーマットを監視するかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0369】
167.PUSCH(物理アップリンク共有チャネル)がアクティブでない間、構成された定期的リソース上でSRS(サウンディング基準信号)を送信するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0370】
168.CCのアクティブ化後に、CCにクロスキャリアスケジューリングを使用するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0371】
169.CCのアクティブ化後に、追加のCCをアクティブ化するかどうかを決定するステップをさらに含む、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0372】
170.UL CCは、少なくとも1つのDL CCに関連付けられている、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0373】
171.第1の制御シグナリングまたは第2の制御シグナリングは、レイヤ1、レイヤ2、またはレイヤ3のいずれかのシグナリングである、前記実施形態のいずれかに記載の方法。
【0374】
特徴および要素が特定の組み合わせで上で説明されているけれども、当業者であれば、それぞれの特徴もしくは要素は単独で、または他の特徴および要素と組み合わせて使用できることを理解するであろう。それに加えて、本明細書で説明されている方法は、コンピュータまたはプロセッサにより実行できるようにコンピュータ可読媒体内に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアにより実装されうる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子信号(有線で、またはワイヤレス接続で送信される)およびコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、限定はしないが、ROM(読み取り専用メモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびDVD(デジタル多用途ディスク)などの光学媒体が挙げられる。ソフトウェアとの関連性を持つプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、またはホストコンピュータにおいて使用するための無線周波トランシーバを実装するために使用できる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャリアアグリゲーションを処理するためのWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)において実装される方法であって、
前記WTRUをPCell(一次セル)と共に構成するステップと、
前記WTRUを少なくとも1つのSCell(二次セル)と共に構成するステップと、
前記少なくとも1つのSCellの状態に基づき情報を処理するステップとを
備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記情報は、MAC(媒体アクセス制御)CE(制御要素)のアクティブ化/非アクティブ化コマンドであり、前記WTRUは前記アクティブ化/非アクティブ化コマンドに応答して前記少なくとも1つのSCellの前記状態を変化させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記情報は、構成されているSCell毎に適用されるアクティブ化/非アクティブ化コマンドであり、前記WTRUは前記アクティブ化/非アクティブ化コマンドに応答して前記少なくとも1つのSCellの前記状態を変化させるように構成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記少なくとも1つのSCellの前記状態は構成されているか、または非アクティブであり、前記情報は、前記少なくとも1つのSCellに対するアクティブ化コマンドであり、
前記方法は、前記少なくとも1つのSCellがアップリンクリソースを構成しているという条件の下で電力ヘッドルーム報告をトリガーするステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも1つのSCellの前記状態は構成されているか、または非アクティブであり、前記情報は、前記少なくとも1つのSCellに対する少なくとも1つのアクティブ化コマンドであり、
前記方法は、前記情報から物理ダウンリンク制御チャネル監視構成またはクロスキャリアスケジューリング構成のうちの1つを決定するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記情報は、クロスキャリアスケジューリング構成に対する前記少なくとも1つのSCellの物理ダウンリンク共有チャネルの開始シンボルを決定するための構成値であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つのSCellの前記状態は、アクティブであり、前記情報は、前記少なくとも1つのSCellに対する非アクティブ化コマンドであり、
前記方法は、
前記少なくとも1つのSCellに対する物理ダウンリンク制御チャネルを監視することを停止するステップと、
前記少なくとも1つのSCellに関連付けられているダウンリンク割り当てまたはアップリンクグラントを受信することを停止するステップと
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記情報は、クロスキャリアスケジューリング構成を示す構成値であり、
前記方法は、どのSCellがダウンリンク割り当ておよびアップリンクグラントを信号伝達するかを決定するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記情報は、スケジューリング要求伝送失敗の決定であり、
前記方法は、構成されているSCellに対するチャネル品質インジケータ、プリコーディング行列インデックス、およびランク指標報告構成を解放するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記情報は、スケジューリング要求伝送失敗の決定であり、
前記方法は、構成されているSCellに対するサウンディング基準信号報告構成を解放するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記情報は、無線リソースコントローラの接続再確立の指示であり、
前記方法は、前記少なくとも1つのSCellに対する構成を解放するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、トランスポートブロック毎に、前記情報の特性に基づき送信する前記情報のコンテンツを決定するステップをさらに備え、前記情報は、制御情報であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項13】
制御情報タイプは、前記少なくともSCellまたは一次セルに対する送信に基づくことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
制御情報タイプは、物理アップリンク共有チャネルまたは前記物理アップリンク共有チャネルにおける同時送信および物理アップリンク制御チャネルのうちの1つにおける前記制御情報の送信に基づくことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項15】
制御情報タイプは、非制御情報アップリンク送信と異なる、指定された物理アップリンク共有チャネルまたは前記物理アップリンク共有チャネルにおける同時送信および物理アップリンク制御チャネルのうちの1つにおける前記制御情報の送信に基づくことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記方法は、一次セルの制御情報コンテンツを実行するステップをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項17】
前記方法は、それぞれの構成されているSCellの制御情報コンテンツを実行するステップをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項18】
前記少なくとも1つのSCellは、ダウンリンクリソースとアップリンクリソースとを含み、前記ダウンリンクリソースと前記アップリンクリソースとの間の関連付けは前記少なくとも1つのSCellの識別番号を使用する個別シグナリングに基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項19】
前記情報は、MAC(媒体アクセス制御)CE(制御要素)のアクティブ化/非アクティブ化コマンドであり、前記WTRUは前記アクティブ化/非アクティブ化コマンドに応答して前記少なくとも1つのSCellの前記状態を変化させるように構成され、前記状態はダウンリンクリソースとアップリンクリソースの両方に共通であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記情報は、構成されているSCell毎に適用されるアクティブ化/非アクティブ化コマンドであり、前記WTRUは前記アクティブ化/非アクティブ化コマンドに応答して前記少なくとも1つのSCellの前記状態を変化させるように構成され、前記状態はダウンリンクリソースとアップリンクリソースの両方に共通であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項21】
キャリアアグリゲーションを行うように構成されているWTRU(ワイヤレス送信/受信ユニット)であって、
受信機と、
前記受信機と通信するプロセッサと
を備え、
前記プロセッサは前記WTRUをPCell(一次セル)と共に構成するように構成され、
前記プロセッサは前記WTRUを少なくとも1つのSCell(二次セル)と共に構成するように構成され、
前記プロセッサは前記少なくとも1つのSCellの状態に基づき情報を処理するように構成されることを特徴とするWTRU。
【請求項22】
前記情報は、前記少なくとも1つのSCellの前記状態が非アクティブ化されているという条件の下で送信されないサウンディング基準信号を含むことを特徴とする請求項21に記載のWTRU。
【請求項23】
前記情報は、前記少なくとも1つのSCellが非アクティブ化されているという条件の下で報告されないチャネル品質インジケータ、プリコーディング行列インデックス、およびランク指標のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項21に記載のWTRU。
【請求項24】
前記少なくとも1つのSCellの前記状態は、アクティブであり、前記情報は、ハンドオーバーイベントに関して前記少なくとも1つのSCellを非アクティブ化する非アクティブ化コマンドであることを特徴とする請求項21に記載のWTRU。
【請求項25】
前記少なくとも1つのSCellの前記状態は、ハンドオーバーイベント、再構成イベント、またはWTRU構成への前記少なくとも1つのSCellの追加に関して非アクティブであることを特徴とする請求項21に記載のWTRU。
【請求項26】
前記少なくとも1つのSCellの前記状態は、前記少なくとも1つのSCellに対する非アクティブ化コマンドであり、
前記プロセッサは前記少なくとも1つのSCellに関連付けられているすべてのハイブリッド自動再送要求バッファをフラッシュするように構成されていることを特徴とする請求項21に記載のWTRU。
【請求項27】
前記少なくとも1つのSCellの前記状態は構成されているか、または非アクティブであり、前記情報は、前記少なくとも1つのSCellに対するアクティブ化コマンドであり、
送信機をさらに備え、
前記プロセッサは前記送信機と通信し、
前記送信機は構成されているアップリンクリソースを有するそれぞれのアクティブ化されたサービングセルに対する電力ヘッドルーム報告を送信するように構成されていることを特徴とする請求項21に記載のWTRU。
【請求項28】
前記少なくとも1つのSCellの前記状態は構成されているか、または非アクティブであり、前記情報は、前記少なくとも1つのSCellに対するアクティブ化コマンドであり、
前記プロセッサおよび受信機は前記少なくとも1つのSCellに対する物理ダウンリンク制御チャネルを監視するように構成されることを特徴とする請求項21に記載のWTRU。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【公表番号】特表2013−511916(P2013−511916A)
【公表日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−540094(P2012−540094)
【出願日】平成22年11月19日(2010.11.19)
【国際出願番号】PCT/US2010/057445
【国際公開番号】WO2011/063244
【国際公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
2.GSM
【出願人】(510030995)インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド (229)
【Fターム(参考)】