マルチチャネル光学測定機器
【課題】複数の相互接続された室を有する容器を提供すること。
【解決手段】容器は、液体を乾燥された試薬から分離し、乾燥された試薬の安定性を維持するように製造される。処理材料の装填を制御し、乾燥された試薬の混合および再構成を容易にし、反応材料の加熱を制御し、固相担体材料を濃縮して流体接続部の詰まりを防ぎ、流体移動用に最低限の容積を備え、処理材料が室表面に固着するのを防ぐために、油などの非混和性液が加えられる。容器は、室と検出器との間で流体物質を選択的に移動するためのアクチュエータシステムを備える処理機器を有するシステムで使用するように適合されうる。アクチュエータシステムは、試料中に存在する分析対象を濃縮するように配列できる。検出器は、容器の内容物によって放射される光信号を検出するために使用されうる。
【解決手段】容器は、液体を乾燥された試薬から分離し、乾燥された試薬の安定性を維持するように製造される。処理材料の装填を制御し、乾燥された試薬の混合および再構成を容易にし、反応材料の加熱を制御し、固相担体材料を濃縮して流体接続部の詰まりを防ぎ、流体移動用に最低限の容積を備え、処理材料が室表面に固着するのを防ぐために、油などの非混和性液が加えられる。容器は、室と検出器との間で流体物質を選択的に移動するためのアクチュエータシステムを備える処理機器を有するシステムで使用するように適合されうる。アクチュエータシステムは、試料中に存在する分析対象を濃縮するように配列できる。検出器は、容器の内容物によって放射される光信号を検出するために使用されうる。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
試料からの2つ以上の異なる波長または波長の範囲の光学放射を検出する検出器であって、2つ以上の異なる波長の放射は、該試料内の2つ以上の対象検体の存在、量または状態を示し、該検出器は、
該試料および互いに対して固定された2つ以上の励起チャネルであって、各励起チャネルは、規定の異なる励起波長または励起波長範囲の励起信号を、該試料および各励起チャネルに方向付けるように適合されており、該励起チャネルは、
励起光を放射するように適合されている発光素子と、
励起光学軸を有する励起光学経路を画定する励起光学素子であって、該励起光学素子は、該規定の励起波長または励起波長範囲を有する、該発光素子によって放射された光の少なくとも一部分を該試料に向けて伝送するように構成および適合されている、励起光学素子と
を備えている、励起チャネルと、
該試料、該励起チャネルおよび互いに対して固定された2つ以上の放射チャネルであって、各放射チャネルは、該試料からの規定の異なる放射波長または放射波長範囲の放射信号を受容し、検出するように適合され、各放射チャネルは、
放射光学軸を有する放射光学経路を画定する放射光学素子であって、該放射光学素子は、該規定の放射波長または放射波長範囲を有する、該試料によって放射された任意の光の少なくとも一部分を伝送するように構成および配置されている、放射光学素子と、
該放射光学素子によって伝送された光を検出し、該検出された光を該検出された光の存在および強度のうちの少なくとも1つを示す電気信号に変換するように適合された光検出素子と、
信号識別回路と
を備えている、放射チャネルと
を備え、該信号識別回路は、
所定の励起周波数において、各励起チャネルの該励起信号を変量するように構成および配置された励起変調回路であって、該励起チャネルのうちの少なくとも2つの励起周波数は異なる、励起変調回路と、
実質的に該励起周波数において存在する該検出された光の部分を識別するように構成および配置された検出回路と
を備えている、検出器。
【請求項2】
前記励起光学素子は、前記規定の励起波長または励起波長範囲を有する、前記発光素子によって放射された前記光の少なくとも一部を、前記試料が処理されるコンテナに向けて伝送するように構成および配置され、前記放射光学素子は、該コンテナ内から該試料によって放射された前記規定の放射波長または放射波長範囲を有する任意の光の少なくとも一部を伝送するように構成および配置され、該検出器は、該コンテナまたは互いに対して前記励起チャネルまたは前記放射チャネルを動かすことなしに、該励起チャネルの各々を用いて該コンテナにおいて固有の励起波長または励起波長範囲を有する光を検出することと、該放射チャネルの各々を用いて、該コンテナから放射された固有の放射波長または放射波長範囲を有する光を検出することとを行うように適合されている、請求項1に記載の検出器。
【請求項3】
前記励起チャネルの励起光学軸および前記放射チャネルの放射光学軸は、それらの延長部を通って互いに平衡である、請求項1または2に記載の検出器。
【請求項4】
固体の非分割レンズである光学レンズをさらに含み、該光学レンズは、(1)各励起チャネルによって伝送され、該光学レンズの異なる部分に入射した励起光を規定の位置に方向付けることと、(2)前記試料の内容物によって放射された放射信号を受容し、該受容された放射信号の少なくとも一部分を前記放射チャネルの各々に方向付けることとを行うために、該励起チャネルおよび該放射チャネルに対して構成および配置されている、請求項1〜3のいずれかに記載の検出器。
【請求項5】
前記光学レンズは、前記励起チャネルおよび前記放射チャネルの外側に位置し、前記検出器は、該励起チャネルおよび該放射チャネルの外側の該光学レンズ以外のレンズを含まない、請求項4に記載の検出器。
【請求項6】
前記発光素子が、発光ダイオードを含む、請求項1〜5のいずれかに記載の検出器。
【請求項7】
各励起チャネルの前記励起光学素子はレンズと励起フィルタとを含み、該励起フィルタは、前記規定の励起波長または励起波長範囲を有する光のみを伝達するように構成および配置される、請求項1〜6のいずれかに記載の検出器。
【請求項8】
前記発光素子は光ダイオードを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の検出器。
【請求項9】
各放射チャネルの前記放射光学素子は、レンズと放射フィルタとを含み、該放射フィルタは、前記規定の放射波長または放射波長範囲を有する光のみを伝達するように構成および配置される、請求項1〜8のいずれかに記載の検出器。
【請求項10】
前記励起チャネルの前記発光素子および前記放射チャネルの前記光検出素子は、同一面上に据え付けられる、請求項1〜9のいずれかに記載の検出器。
【請求項11】
2つの励起チャネルおよび2つの放射チャネルを備え、さらに筐体を備えており、該励起チャネルおよび該放射チャネルは、それぞれ、該筐体内の異なる導管内に配置され、該励起チャネルおよび該放射チャネルの導管は、円形のパターンに配置され、該導管は約90度離間されている、請求項1〜10のいずれかに記載の検出器。
【請求項12】
前記励起光学素子および前記放射光学素子は、光ファイバーを含まない、請求項1〜11のいずれかに記載の検出器。
【請求項13】
前記検出器は、前記試料または互いに対して前記励起チャネルまたは前記放射チャネルを動かすことなしに、該励起チャネルの各々を用いて該試料において固有の励起波長または励起波長範囲を有する光を検出することと、該放射チャネルの各々を用いて、該試料から放射された固有の放射波長または放射波長範囲を有する光を検出することとを行うように適合されている、請求項1〜12のいずれかに記載の検出器。
【請求項14】
前記検出器は、前記入射光の入射方向とは異なる方向において反射要素に入射する全ての光を再方向付けする反射要素を含まず、
該検出器は、該入射光の入射方向とは異なる方向において第1の光特性を有する分離要素に入射する光の一部を再方向付けし、第2の光特性を有する該分離要素に入射する光の一部を伝達する光特性分離要素を含まない、請求項1〜13のいずれかに記載の検出器。
【請求項15】
試料中の2つ以上の検体の存在、量または状態を示す光学信号を検出する方法であって、該方法は、
第1の励起経路に沿って第1の励起波長または励起波長範囲を有する第1の励起信号を生成し、該第1の励起信号の一部を伝達することと、
光学レンズの第1の部分を用いて該試料において該第1の励起信号を集束することと、
該光学レンズの第2の部分を用いて、第1の放射経路に、該試料によって放射された信号の一部を方向付け、該第1の放射経路に沿って、第1の放射波長または放射波長範囲を有する光を伝達し、該第1の放射波長または放射波長範囲を有する光を検出することと、
所定の第1の励起周波数において、該第1の励起信号を変調することと、
実質的に該第1の励起周波数に存在する該第1の放射波長または放射波長範囲において、該検出された光の一部を識別することと、
第2の励起経路に沿って第2の励起波長または励起波長範囲を有する第2の励起信号を生成し、該第2の励起信号の一部を伝達することと、
光学レンズの第3の部分を用いて該試料において該第2の励起信号を集束することと、
該光学レンズの第4の部分を用いて、第2の放射経路に、該試料によって放射された信号の一部を方向付け、該第2の放射経路に沿って、第2の放射波長または放射波長範囲を有する光を伝達し、該第2の放射波長または放射波長範囲を有する光を検出することと、
該第1の励起周波数とは異なる所定の第2の励起周波数において、該第2の励起信号を変調することと、
実質的に該第2の励起周波数に存在する該第2の放射波長または放射波長範囲において、該検出された光の一部を識別することと
を包含する、方法。
【請求項16】
前記光学レンズは固体の非分割レンズを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1の励起経路に沿って前記第1の励起信号を伝達すること、前記第2の励起経路に沿って前記第2の励起信号を伝達すること、前記第1の放射経路に沿って光を伝達すること、および(1)入射光の入射方向とは異なる方向において反射要素に入射する全ての光を再方向付けする反射要素または(2)該入射光の入射方向とは異なる方向において第1の光特性を有する分離要素に入射する光の一部を再方向付けし、第2の光特性を有する該分離要素に入射する光の一部を伝達する光特性分離要素を使用することなしに、該第1の放射経路に沿って光を伝達することを包含する、請求項15または16に記載の方法。
【請求項18】
前記光学レンズは、前記第1の経路および前記第2の経路ならびに前記第1の放射経路および前記第2の放射経路の外側に位置し、前記集束および方向付けるステップは、該第1の経路および該第2の経路ならびに該第1の放射経路および該第2の放射経路の外側の単一のレンズ以外の任意の光学素子を用いることなしに達成される、請求項15〜17のいずれかに記載の方法。
【請求項19】
前記第1の励起経路に沿って、前記第1の励起波長または励起波長範囲を有する前記第1の励起信号の一部を伝達することは、該第1の励起波長または励起波長範囲以外の該第1の励起信号の波長を除去するために、該第1の励起信号をフィルタリングすることを含み、
前記第1の放射経路に沿って、前記第1の放射波長または放射波長範囲を有する光を伝達することは、該第1の放射波長または放射波長範囲以外の該第1の放射信号の波長を除去するために、前記第1の放射経路に方向付けられた放射信号の一部をフィルタリングすることを含み、
前記第2の励起経路に沿って、前記第2の励起波長または励起波長範囲を有する前記第2の励起信号の一部を伝達することは、該第2の励起波長または励起波長範囲以外の該第2の励起信号の波長を除去するために、該第2の励起信号をフィルタリングすることを含み、
前記第2の放射経路に沿って、前記第2の放射波長または放射波長範囲を有する光を伝達することは、該第1の放射波長または放射波長範囲以外の第2の放射信号の波長を除去するために、前記第2の放射経路に方向付けられた放射信号の一部をフィルタリングすることを含む、請求項15〜18のいずれかに記載の方法。
【請求項20】
前記第1の波長を有する前記第1の励起信号の一部を伝達すること、前記第2の励起波長を有する前記第2の励起信号の一部を伝達すること、前記第1の放射経路に沿って前記第1の放射波長を有する光を伝達すること、および前記第2の経路に沿って前記第2の放射波長を有する光を伝達することは、光ファイバーに沿って光を伝達することを含まない、請求項15〜19のいずれかに記載の方法。
【請求項1】
試料からの2つ以上の異なる波長または波長の範囲の光学放射を検出する検出器であって、2つ以上の異なる波長の放射は、該試料内の2つ以上の対象検体の存在、量または状態を示し、該検出器は、
該試料および互いに対して固定された2つ以上の励起チャネルであって、各励起チャネルは、規定の異なる励起波長または励起波長範囲の励起信号を、該試料および各励起チャネルに方向付けるように適合されており、該励起チャネルは、
励起光を放射するように適合されている発光素子と、
励起光学軸を有する励起光学経路を画定する励起光学素子であって、該励起光学素子は、該規定の励起波長または励起波長範囲を有する、該発光素子によって放射された光の少なくとも一部分を該試料に向けて伝送するように構成および適合されている、励起光学素子と
を備えている、励起チャネルと、
該試料、該励起チャネルおよび互いに対して固定された2つ以上の放射チャネルであって、各放射チャネルは、該試料からの規定の異なる放射波長または放射波長範囲の放射信号を受容し、検出するように適合され、各放射チャネルは、
放射光学軸を有する放射光学経路を画定する放射光学素子であって、該放射光学素子は、該規定の放射波長または放射波長範囲を有する、該試料によって放射された任意の光の少なくとも一部分を伝送するように構成および配置されている、放射光学素子と、
該放射光学素子によって伝送された光を検出し、該検出された光を該検出された光の存在および強度のうちの少なくとも1つを示す電気信号に変換するように適合された光検出素子と、
信号識別回路と
を備えている、放射チャネルと
を備え、該信号識別回路は、
所定の励起周波数において、各励起チャネルの該励起信号を変量するように構成および配置された励起変調回路であって、該励起チャネルのうちの少なくとも2つの励起周波数は異なる、励起変調回路と、
実質的に該励起周波数において存在する該検出された光の部分を識別するように構成および配置された検出回路と
を備えている、検出器。
【請求項2】
前記励起光学素子は、前記規定の励起波長または励起波長範囲を有する、前記発光素子によって放射された前記光の少なくとも一部を、前記試料が処理されるコンテナに向けて伝送するように構成および配置され、前記放射光学素子は、該コンテナ内から該試料によって放射された前記規定の放射波長または放射波長範囲を有する任意の光の少なくとも一部を伝送するように構成および配置され、該検出器は、該コンテナまたは互いに対して前記励起チャネルまたは前記放射チャネルを動かすことなしに、該励起チャネルの各々を用いて該コンテナにおいて固有の励起波長または励起波長範囲を有する光を検出することと、該放射チャネルの各々を用いて、該コンテナから放射された固有の放射波長または放射波長範囲を有する光を検出することとを行うように適合されている、請求項1に記載の検出器。
【請求項3】
前記励起チャネルの励起光学軸および前記放射チャネルの放射光学軸は、それらの延長部を通って互いに平衡である、請求項1または2に記載の検出器。
【請求項4】
固体の非分割レンズである光学レンズをさらに含み、該光学レンズは、(1)各励起チャネルによって伝送され、該光学レンズの異なる部分に入射した励起光を規定の位置に方向付けることと、(2)前記試料の内容物によって放射された放射信号を受容し、該受容された放射信号の少なくとも一部分を前記放射チャネルの各々に方向付けることとを行うために、該励起チャネルおよび該放射チャネルに対して構成および配置されている、請求項1〜3のいずれかに記載の検出器。
【請求項5】
前記光学レンズは、前記励起チャネルおよび前記放射チャネルの外側に位置し、前記検出器は、該励起チャネルおよび該放射チャネルの外側の該光学レンズ以外のレンズを含まない、請求項4に記載の検出器。
【請求項6】
前記発光素子が、発光ダイオードを含む、請求項1〜5のいずれかに記載の検出器。
【請求項7】
各励起チャネルの前記励起光学素子はレンズと励起フィルタとを含み、該励起フィルタは、前記規定の励起波長または励起波長範囲を有する光のみを伝達するように構成および配置される、請求項1〜6のいずれかに記載の検出器。
【請求項8】
前記発光素子は光ダイオードを含む、請求項1〜7のいずれかに記載の検出器。
【請求項9】
各放射チャネルの前記放射光学素子は、レンズと放射フィルタとを含み、該放射フィルタは、前記規定の放射波長または放射波長範囲を有する光のみを伝達するように構成および配置される、請求項1〜8のいずれかに記載の検出器。
【請求項10】
前記励起チャネルの前記発光素子および前記放射チャネルの前記光検出素子は、同一面上に据え付けられる、請求項1〜9のいずれかに記載の検出器。
【請求項11】
2つの励起チャネルおよび2つの放射チャネルを備え、さらに筐体を備えており、該励起チャネルおよび該放射チャネルは、それぞれ、該筐体内の異なる導管内に配置され、該励起チャネルおよび該放射チャネルの導管は、円形のパターンに配置され、該導管は約90度離間されている、請求項1〜10のいずれかに記載の検出器。
【請求項12】
前記励起光学素子および前記放射光学素子は、光ファイバーを含まない、請求項1〜11のいずれかに記載の検出器。
【請求項13】
前記検出器は、前記試料または互いに対して前記励起チャネルまたは前記放射チャネルを動かすことなしに、該励起チャネルの各々を用いて該試料において固有の励起波長または励起波長範囲を有する光を検出することと、該放射チャネルの各々を用いて、該試料から放射された固有の放射波長または放射波長範囲を有する光を検出することとを行うように適合されている、請求項1〜12のいずれかに記載の検出器。
【請求項14】
前記検出器は、前記入射光の入射方向とは異なる方向において反射要素に入射する全ての光を再方向付けする反射要素を含まず、
該検出器は、該入射光の入射方向とは異なる方向において第1の光特性を有する分離要素に入射する光の一部を再方向付けし、第2の光特性を有する該分離要素に入射する光の一部を伝達する光特性分離要素を含まない、請求項1〜13のいずれかに記載の検出器。
【請求項15】
試料中の2つ以上の検体の存在、量または状態を示す光学信号を検出する方法であって、該方法は、
第1の励起経路に沿って第1の励起波長または励起波長範囲を有する第1の励起信号を生成し、該第1の励起信号の一部を伝達することと、
光学レンズの第1の部分を用いて該試料において該第1の励起信号を集束することと、
該光学レンズの第2の部分を用いて、第1の放射経路に、該試料によって放射された信号の一部を方向付け、該第1の放射経路に沿って、第1の放射波長または放射波長範囲を有する光を伝達し、該第1の放射波長または放射波長範囲を有する光を検出することと、
所定の第1の励起周波数において、該第1の励起信号を変調することと、
実質的に該第1の励起周波数に存在する該第1の放射波長または放射波長範囲において、該検出された光の一部を識別することと、
第2の励起経路に沿って第2の励起波長または励起波長範囲を有する第2の励起信号を生成し、該第2の励起信号の一部を伝達することと、
光学レンズの第3の部分を用いて該試料において該第2の励起信号を集束することと、
該光学レンズの第4の部分を用いて、第2の放射経路に、該試料によって放射された信号の一部を方向付け、該第2の放射経路に沿って、第2の放射波長または放射波長範囲を有する光を伝達し、該第2の放射波長または放射波長範囲を有する光を検出することと、
該第1の励起周波数とは異なる所定の第2の励起周波数において、該第2の励起信号を変調することと、
実質的に該第2の励起周波数に存在する該第2の放射波長または放射波長範囲において、該検出された光の一部を識別することと
を包含する、方法。
【請求項16】
前記光学レンズは固体の非分割レンズを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1の励起経路に沿って前記第1の励起信号を伝達すること、前記第2の励起経路に沿って前記第2の励起信号を伝達すること、前記第1の放射経路に沿って光を伝達すること、および(1)入射光の入射方向とは異なる方向において反射要素に入射する全ての光を再方向付けする反射要素または(2)該入射光の入射方向とは異なる方向において第1の光特性を有する分離要素に入射する光の一部を再方向付けし、第2の光特性を有する該分離要素に入射する光の一部を伝達する光特性分離要素を使用することなしに、該第1の放射経路に沿って光を伝達することを包含する、請求項15または16に記載の方法。
【請求項18】
前記光学レンズは、前記第1の経路および前記第2の経路ならびに前記第1の放射経路および前記第2の放射経路の外側に位置し、前記集束および方向付けるステップは、該第1の経路および該第2の経路ならびに該第1の放射経路および該第2の放射経路の外側の単一のレンズ以外の任意の光学素子を用いることなしに達成される、請求項15〜17のいずれかに記載の方法。
【請求項19】
前記第1の励起経路に沿って、前記第1の励起波長または励起波長範囲を有する前記第1の励起信号の一部を伝達することは、該第1の励起波長または励起波長範囲以外の該第1の励起信号の波長を除去するために、該第1の励起信号をフィルタリングすることを含み、
前記第1の放射経路に沿って、前記第1の放射波長または放射波長範囲を有する光を伝達することは、該第1の放射波長または放射波長範囲以外の該第1の放射信号の波長を除去するために、前記第1の放射経路に方向付けられた放射信号の一部をフィルタリングすることを含み、
前記第2の励起経路に沿って、前記第2の励起波長または励起波長範囲を有する前記第2の励起信号の一部を伝達することは、該第2の励起波長または励起波長範囲以外の該第2の励起信号の波長を除去するために、該第2の励起信号をフィルタリングすることを含み、
前記第2の放射経路に沿って、前記第2の放射波長または放射波長範囲を有する光を伝達することは、該第1の放射波長または放射波長範囲以外の第2の放射信号の波長を除去するために、前記第2の放射経路に方向付けられた放射信号の一部をフィルタリングすることを含む、請求項15〜18のいずれかに記載の方法。
【請求項20】
前記第1の波長を有する前記第1の励起信号の一部を伝達すること、前記第2の励起波長を有する前記第2の励起信号の一部を伝達すること、前記第1の放射経路に沿って前記第1の放射波長を有する光を伝達すること、および前記第2の経路に沿って前記第2の放射波長を有する光を伝達することは、光ファイバーに沿って光を伝達することを含まない、請求項15〜19のいずれかに記載の方法。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図1B】
【図1C】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A】
【図9B】
【図9C】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【公開番号】特開2011−107160(P2011−107160A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−37589(P2011−37589)
【出願日】平成23年2月23日(2011.2.23)
【分割の表示】特願2010−513253(P2010−513253)の分割
【原出願日】平成20年6月20日(2008.6.20)
【出願人】(500506530)ジェン−プロウブ インコーポレイテッド (58)
【出願人】(509350158)クアリジェン, インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−37589(P2011−37589)
【出願日】平成23年2月23日(2011.2.23)
【分割の表示】特願2010−513253(P2010−513253)の分割
【原出願日】平成20年6月20日(2008.6.20)
【出願人】(500506530)ジェン−プロウブ インコーポレイテッド (58)
【出願人】(509350158)クアリジェン, インコーポレイテッド (4)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]