説明

マルチメディア・コンテンツ受信機の制御設定の保存及び復旧

マルチメディア・コンテンツ受信機の設定制御部は、制御設定コマンドに応答する。設定制御部は、第1の制御設定セットを保存し、該第1の制御設定セットを保存した後に、前記制御設定コマンドに関連付けられた第2の制御設定セットを読み込む。設定制御部は、次に、制御設定コマンドがもはや有効でないとき、前記第1の制御設定セットを再び読み込む。これは、視聴者の設定を中断の後に自動的に復旧させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マルチメディア・コンテンツ受信機の制御設定の保存及び復旧に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、セット・トップ・ボックス(STB)のようなマルチメディア・コンテンツ受信機は、視聴者の設定を変更する簡単な制御を有する。家庭での視聴状況では、ユーザは標準的に制御設定の100%を制御する。しかしながら、例えば航空機のような公共輸送システムでは、これは常に当てはまらない。この場合、閲覧の設定は、通常、飛行の開始中にリセットされ、次に、音量、明るさ、モニタの切/入、及びチャネル選択のような多くの項目は乗客の制御下になる。アナウンス中に通常制御されるパラメータは、ビデオ入力と音声入力を補助入力に切り替えるチャネル選択のみである。技術が高度化するにつれ、個々の安全に関するメッセージ又はビデオについて、各座席へ特別な命令を一意に配信することが望ましい。PAアナウンス中の補助入力との単純な切り替えは、この状況では使用を制限されるだろう。従って、現在の技術は、実施するのに簡単且つ容易であるが、乗客及び航空機を完全に保護するのを助ける機能を欠いている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、マルチメディア・コンテンツ受信機の制御設定の保存及び復旧のためのシステム及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
例えば音声、ビデオ、電力、字幕、言語選択、及び/又はメニュー等のようなマルチメディア・コンテンツ制御の構成設定は、例えばPAアナウンスのような中断中に自動的に再構成され、中断が終わった後に視聴者の元の設定に復旧される。構成設定は、アナウンス及び/又は緊急事態等の中断の種類に基づき最適化され、視聴者が通常のコンテンツの視聴を選択しうる通常設定と大きく異なる視聴者の安全及び通信を向上しうる。
【0005】
本発明の原理の一態様では、マルチメディア・コンテンツ受信機の設定制御部は、制御設定コマンドに応答する。設定制御部は、制御設定コマンドが受信されたとき、第1の制御設定セットを保存し、該第1の制御設定セットを保存した後に、前記制御設定コマンドに関連付けられた第2の制御設定セットを読み込む。設定制御部は、次に、制御設定コマンドがもはや有効でないとき、前記第1の制御設定セットを再び読み込む。
【0006】
別の態様によると方法が提供される。当該方法は、制御設定コマンドを受信する段階、該制御設定コマンドに応じてマルチメディア・コンテンツ受信機のコンテンツ制御装置の第1の制御設定セットを保存する段階、前記第1の制御設定セットを保存した後に、該制御設定コマンドに関連付けられた第2の制御設定セットを前記コンテンツ制御装置に読み込む段階、及び前記制御設定コマンドがもはや有効でないとき、前記第1の制御設定セットを前記コンテンツ制御部に再び読み込む段階、を有する。
【0007】
以上は、主題の実施形態の幾つかの態様の基本的な理解を提供するための、本発明の主題の簡単な要約である。この要約は、主題の広範囲に及ぶ概観ではない。この要約は、実施形態の主要な/重大な要素を識別するものでも主題の範囲を定めるものでもない。この要約の目的は、後述する詳細な説明の前置きとして、主題の幾つかの概念を簡単な形式で提示することである。
【0008】
前述の及び関連する目的を達成するために、実施形態の特定の説明に役立つ態様は、以下の説明及び添付の図面に関連して本願明細書に記載される。しかしながら、これらの態様は、主題の原理が用いられうる種々の方法のうちの少数しか示さず、主題はこのような態様及びそれらの等価物の全てを包含する。主題の他の利点及び新規な特徴は、図面を参照して考慮するとき、以下の詳細な記載から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】一実施形態の態様によるマルチメディア・コンテンツ受信機の設定制御部のブロック図である。
【図2】一実施形態の態様によるどのように制御設定が影響を受けるかのベン図である。
【図3】一実施形態の態様による飛行中環境で制御設定を管理する例である。
【図4】一実施形態の態様による飛行中環境で複数の制御設定を管理する例である。
【図5】一実施形態の態様による制御設定間で自動的に切り替える方法のフロー図である。
【図6】一実施形態の態様による公共アナウンス中に制御設定間で自動的に切り替える方法の例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照して本発明の主題が以下に説明される。図を通じて、同様の参照符号は同様の要素を表すために用いられる。以下の説明では、説明を目的として、本発明の完全な理解を提供するために、多くの詳細事項が説明される。しかしながら、本発明の実施形態はそのような特定の詳細にかかわらず実施されてよいことが明らかである。他の例では、実施形態の説明を実現するため、良く知られた構造及び装置がブロック図の形式で示される。
【0011】
本願で用いられるように、用語「構成要素」はハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアと実行中のソフトウェアの組み合わせを表す。例えば、構成要素は、限定ではなく、プロセッサで実行されているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、及び/又はマイクロチップ等であってもよい。説明のため、プロセッサで実行されているアプリケーション及びプロセッサは構成要素でありうる。1又は複数の構成要素はプロセス中に存在し、1つの構成要素は1つのシステムに局在してもよく及び/又は2以上のシステムの間に分散されてもよい。図中に示された種々の構成要素の機能は、専用ハードウェアと同様に、適切なソフトウェアに関連付けられたソフトウェアを実行可能なハードウェアの使用を通じても提供されてよい。
【0012】
プロセッサにより提供される場合、機能は、単一の専用プロセッサにより、単一の共有プロセッサにより又は一部が共有されうる複数の個別プロセッサにより提供されてもよい。更に、「プロセッサ」又は「制御部」の語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行可能なハードウェアを排除すると見なされるべきではない。また、これらの語の使用は、デジタル・シグナル・プロセッサ(「DSP」)ハードウェア、ソフトウェアを格納する読み取り専用メモリ(「ROM」)、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)及び不揮発性記憶を含むが、これらに限定されない。更に、本発明の例及び実施形態を記載する本願明細書の全ての記載は、構造的及び機能的等価物の両者を包含する。更に、このような等価物は、現在知られている等価物、同様に将来開発される等価物、つまり構造に拘わらず同一機能を実行する如何なる開発された要素も包含する。
【0013】
中断が生じた後に、視聴者によるマルチメディア・コンテンツの制御設定を保存及び復旧させるシステム及び方法が提供される。中断は、限定でなく、コンテンツが視聴されている間の、マルチメディア・コンテンツ受信機の一時停止又は停止を含んでもよい。これは、標準的に、ユーザが例えば航空機、バス、及び他の大量輸送システム等の中でコンテンツを視聴している間に、アナウンスが行われる環境で生じる。しかしながら、本発明の態様は、この種の環境に限定されず、家庭環境等でも機能しうる。
【0014】
図1は、マルチメディア・コンテンツ受信機102のローカル設定制御部104のブロック図100である。ローカル設定制御部104は、メモリ装置106と接続し、制御設定1乃至N(108乃至112)を格納及び読み出す。メモリ装置106は、限定ではなく、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ハード・ドライブ、光学及び/又は固体メモリ等でありうる。ローカル設定制御部104は、設定コマンドに応答する。設定コマンドが読み出されるとき、制御部104は、第1の制御設定セット108を格納し、第2の制御設定セット110を読み出す。設定コマンドがもはや有効でないとき、制御部104は第1の制御設定セット108を再び読み込む。例えば、第1の制御設定セット108は、映画に対する視聴者の設定を表しうる。第2の制御設定セット110は、気象警報に対する緊急設定を表しうる。緊急設定は、大音量、点滅する映像及び/又は視聴者の注意を引く他の表示を有しうる。制御設定セットの数及び種類は限定されない。制御部104は、1又は複数の制御設定セット108乃至112の一部を選択して読み込みうる。これは、制御部104に、設定コマンドを受信したにもかかわらず、特定の設定を一貫して保つという柔軟性を持たせる。例えば、視聴者が表示される文字の言語の変更を選択していた場合、映画を視聴しているか又は緊急通知を表示しているか等にかかわらず、該言語は保持されうる。
【0015】
制御部104は、限定ではなく、実際のコマンドの送信元により(例えば、視聴者及び/又は他の送信元が設定コマンドを発行しうる)、マスタ設定制御部114から設定コマンドを受け付けうる。設定コマンドは、例えば、アナログ及び/又はデジタル信号又はメッセージ等でありうる。連続信号(例えばラインがハイに保持される)及び/又は分散信号(例えば一瞬だけハイに保持される)等であってもよい。制御部104は、設定コマンドが受信された後の設定された期間の間、設定コマンドをそれらの元の状態にリセットする直接指示を命じることなく、制御設定セットを読み込むようプログラムされてもよい。一態様では、公共アナウンス(PA)マイクロフォンの調整(keying)は、設定コマンドとして中断されうる(例えば、マイクロフォンの調整(key)信号は、通常の視聴の中断が生じ、視聴者の設定が該信号に基づき変更されうることを示す)。当業者は、設定コマンドが如何なる送信元から生じ如何なる手段(例えば、無線、有線、デジタル、アナログ等)により送信されてもよいことを理解するだろう。視聴者116でさえ、設定コマンドを生成しうる。これは、マルチメディア・コンテンツ配信システムの設定に更なる柔軟性を許容する。
【0016】
ローカル設定制御部104は、中断中に(例えば設定コマンドが有効なとき)視聴者116の相互作用を受け付けてもよい。例えば、読み込まれた制御設定は英語であってもよく、視聴者はスペイン語を要求してもよい。次に、視聴者は、設定コマンドが有効な間に、文字及び/又は音声言語を変更しうる。しかしながら、他の制御(例えば、音声の音量レベル等)はロックアウトされうる。この種の変更は、元の制御設定が再び読み出されたときでも(例えば、設定コマンドが無効になった)、ローカル設定制御部104により保持されうる。
【0017】
図2は、マルチメディア・コンテンツ受信機で、ローカル制御設定がどうのように影響を受けるかのベン図200である。円202は、設定コマンドが有効なときに読み込まれた命令された設定を有する。円204は、設定コマンドが無効なときに読み込まれた視聴者設定を有する。重複部206は、設定コマンドの状態にかかわらず、一部の制御設定が変更されないままでありうることを示す。従って、制御部104は、制御設定セットを保存し読み出す間に、特定の設定を保持することにより、これを達成しうる。例えば、設定コマンドが有効になった後に、視聴者により言語が変更されていた場合、設定コマンドが無効になったとき、制御部104は、言語設定以外の第1の制御設定セット108を読み出しうる(設定コマンドの間に行われた変更を保持する)。同様に、言語設定は、中断の前、最中、及び後に保持されうる。制御部104は、特定の種類の設定コマンド(例えば、緊急コマンド対公共サービス・アナウンス・コマンド等)に基づき複数の制御設定セットの一部を選択的に保存及び/又は読み出してもよい。
【0018】
図3は、飛行中環境における制御設定を管理するシステム300の例である実施形態を示す。システム300は、設定コマンドを任意の数の乗客座席下のボックス304(例えば、セット・トップ・ボックス(STB)の航空機の等価物)へ送信しうるマスタ設定制御部(本例では、PAアナウンス)302を有する。ローカル設定制御部306は、設定レジスタ308と相互作用し、マルチメディア・コンテンツを視聴するための乗客の制御設定を格納及び読み出す。本例では、ローカル設定制御部306は、ビデオ、音声及び電源入/切の設定(310)を制御する。図4は、飛行中環境で複数の制御設定を管理する例400を設けることにより本例を拡張する。追加レジスタ408乃至412はローカル設定制御部404に追加され、制御コマンド402が受信されたときに(例えば、PAアナウンスが生じたときに)、異なるレジスタ設定が読み込まれうる。ある例では、設定#1 408は通常のユーザ設定であり、設定#2 410はPA設定であり、設定#3 412は言語選択のようなPA設定でも用いられうるユーザ設定の組み合わせでありうる。
【0019】
図示され上述された例であるシステムの観点から、実施形態に従い実施されうる手順は、図5−6のフローチャートを参照して更に理解されるだろう。説明を簡単にするために、手順は一連のブロックとして示され説明されるが、実施形態はブロックの順序によって限定されず、幾つかのブロックは実施形態に従って異なる順序で及び/又は本願明細書に示され記載された他のブロックと同時に生じてもよいことが理解されるべきである。更に、実施形態に従って手順を実施するために、図示された全てのブロックが必要とされなくてもよい。
【0020】
図5は、制御設定間を自動的に切り替える方法500のフロー図を示す。方法は、502で開始し、504で制御設定コマンドを受信する。上述のように、コマンドは、如何なるエンティティから受信されてもよく、コマンド自体は分散、連続、アナログ、デジタル、及び/又は他の形式の信号(有線、無線等の通信形式を含む)であってもよい。コマンドの受信は、マルチメディア・コンテンツ受信機506のためにコンテンツ制御装置の第1の制御設定セットを保存することを開始させる。マルチメディア・コンテンツ受信機は、セット・トップ・ボックス、セット・ボトム・ボックス、及び/又は如何なる他の種類のマルチメディア・コンテンツの受信機であってもよい。従って、マルチメディア受信機は、家庭、アパート、航空機、バス、及び/又は如何なる他の私用又は公共の場に設置されてもよい。次に、制御設定コマンドに関連付けられた第2の制御設定セットは、コンテンツ制御装置508に読み込まれる。第2のセットは、緊急の代表及び/又は公共アナウンス設定等及び/又は種々の制御設定の組み合わせでありうる。制御設定コマンドがもはや有効ではないとき、第1の制御設定セットの少なくとも一部は、コンテンツ制御装置510に再び読み込まれ、512でフローが終了する。特定の設定は保持されてよく、従って第1の制御設定セットの全体が再び読み込まれるのは望ましくない(例えば、制御設定コマンドが有効であった間に視聴者が言語を変更し、制御設定コマンドが無効になるときに言語の変更が保持されうるとき)。
【0021】
図6は、公共アナウンスの間に制御設定間を自動的に切り替える例である方法600を示す。航空機では、乗客は、通常、ビデオ・モニタがオンであるか、音量、明るさ、チャネル、及びコンテンツの言語を制御する。これらの設定は、PAの安全に関するアナウンス、入国用紙の記入方法を示すビデオ・コンテンツ、及び/又は他の操縦士により制御される動作等について最適化されていないかも知れない。各乗客のセット・ボトム・ボックスの制御部は、音声、ビデオ、番組選択、言語選択、及び乗客の環境のあらゆる他の設定を格納し制御する。本例は、どのように2つの完全な設定セットを有するかを示す。一方の設定は、映画及び/又は他のコンテンツの視聴のための乗客の設定であり、他方はPAアナウンス及び安全設定のためである。乗客が映画のための既定の言語以外の言語を選択し、該選択された言語が利用可能なとき、同一の設定がPAアナウンスに適用できる場合には、これらの2つの制御は一意的でなくてもよい。選択された言語が利用可能でない場合は、既定の言語が適用される。言語選択は、放送局が異なるパケット識別子(PID)で符号化された複数の音声チャネルに対応する場合には、言語のために適切なPIDを選択するのを助けうる。言語選択は、2つの言語が対応されている場合に、字幕ストリームの選択に影響を与えうる。
【0022】
設定間の主な切り替えは、PAアナウンス調整が添乗員又は操縦士により作動されたときに生じる602。信号は、各乗客の制御部の全ての現在の設定を保存する一連の制御を始め604、次に航空機が制御する各乗客の設定の第2の所定のセットを読み込む606。これの例外は、言語選択のような乗客の安全の利益になるであろう幾つかの共通設定でありうる。レジスタの幾つかの追加のセットは、免税の機会のための低音量且つ低輝度の設定に対して、重大な緊急事態が生じている場合に高音量、高輝度のアナウンスのような特定の状況のために用いられうる。緊急事態の設定は、可能ならばある人を眠りから目覚めさせることを意図してもよい。PA調整信号がもはや作動しなくなると608、元の乗客の設定の少なくとも一部は、アナウンス前と同じ状態に復旧される610。
【0023】
以上の説明は、実施形態の例を含む。勿論、実施形態を説明する目的で、構成要素又は手順の全ての考えられ得る組み合わせを記載することは不可能である。しかし、当業者は実施形態の多くの更なる組み合わせ及び置換が可能であることを理解する。従って、本発明の主題は、特許請求の範囲の精神と範囲に含まれる全てのこのような代替、変更及び変形を包含する+。更に、「有する/含む(comprising)」は用いられるとき請求項では中間的な言葉として解釈されるので、用語「有する/含む(includes)」は詳細な説明又は請求項で用いられる限り、「有する/含む(comprising)」と同様の方法で包含的であることを意図する。
[関連出願]
本出願は仮出願番号61/070074、2008年3月20日出願、発明の名称「STREAMING DATA PAUSE FUNCTIONS」の優先権を請求する。当該出願は参照されることにより本願明細書に全体が組み込まれる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コマンドに応答する受信機の制御部;
を有し、
該制御部は、
コマンドに応じて第1の設定セットを保存し、
該第1の設定セットを保存した後に、該コマンドに関連付けられた第2の設定セットを読み込み、及び
該コマンドがもはや有効でないとき、前記第1の設定セットの少なくとも一部を再び読み込む、
ことを特徴とするシステム。
【請求項2】
前記制御部は、
緊急事態制御設定コマンドを受信し、
視聴者の注意を直ちに緊急事態の状態に向けるのを支援する緊急事態制御設定を読み込む、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記制御部は、
サービス・アナウンス制御設定コマンドを受信し、
サービス・アナウンス制御設定を読み込む、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1の制御設定セットの一部を保存し、
前記第2の制御設定セットの一部を読み込む、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記制御部は、前記制御設定コマンドが有効である間、前記第2の制御設定セットの一部の視聴者の変更を受け付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記制御部は、前記制御設定コマンドが有効である間、前記第1の制御設定セットの一部を再び読み込み、前記視聴者の行った変更を保存する、
ことを特徴とする請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記制御部は、
航空機マルチメディア・コンテンツ配信システムのマスタ制御部から制御設定コマンドを受信する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記制御部は、前記第1の制御設定セットを保存した後に、前記制御設定コマンドに関連付けられた複数の制御設定セットの一部を前記コンテンツ制御装置に読み込む、
ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
コマンドを受信する段階;
該コマンドに応じて受信機の制御部の第1の設定セットを保存する段階;
該第1の設定セットを保存した後に、該コマンドに関連付けられた第2の設定セットを該制御部に読み込む段階;及び
該コマンドがもはや有効でないとき、前記第1の設定セットの少なくとも一部を前記制御部に再び読み込む段階;
を有する方法。
【請求項10】
視聴者の注意を直ちに緊急事態の状態に向ける緊急事態設定の読み込みを指示する緊急事態コマンドを受信する段階;
を更に有する請求項1に記載の方法。
【請求項11】
サービス・アナウンス制御設定の読み込みを指示するサービス・コマンドを受信する段階;
を更に有する請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記第1の設定セットの一部を保存する段階;及び
前記第2の設定セットの一部を読み込む段階;
を更に有する請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記コマンドが有効である間、前記第2の設定セットの一部を視聴者に変更させる段階;
を更に有する請求項9に記載の方法。
【請求項14】
前記第1の設定セットの一部を再び読み込み、前記コマンドが有効だった間に前記視聴者が行った変更を保存する段階;
を更に有する請求項13に記載の方法。
【請求項15】
マスタ制御部からコマンドを受信する段階;
を更に有する請求項9に記載の方法。
【請求項16】
前記第1の設定セットを保存した後、前記コマンドに関連付けられた複数の設定セットの一部を読み込む段階;
を更に有する請求項9に記載の方法。
【請求項17】
コマンドを受信する手段;
該コマンドに応じて第1の設定セットを保存する手段;
該第1の制御設定セットを保存した後に、該コマンドに関連付けられた第2の設定セットを読み込む手段;及び
該コマンドがもはや有効でないとき、前記第1の設定セットを再び読み込む手段;
を有するシステム。
【請求項18】
前記第1の設定セットの一部を保存する手段;及び
前記第2の設定セットの一部を読み込む手段;
を更に有する請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記制御設定コマンドが有効である間、前記第2の設定セットの一部を視聴者に変更させる手段;
を更に有する請求項17に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2011−520310(P2011−520310A)
【公表日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−500752(P2011−500752)
【出願日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【国際出願番号】PCT/US2008/013323
【国際公開番号】WO2009/116975
【国際公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【出願人】(501263810)トムソン ライセンシング (2,848)
【氏名又は名称原語表記】Thomson Licensing 
【住所又は居所原語表記】1−5, rue Jeanne d’Arc, 92130 ISSY LES MOULINEAUX, France
【Fターム(参考)】