説明

ミスト発生装置、美容装置

【課題】装置の大型化を抑制しつつ、電源に対して放出されるノイズを低減することができるミスト発生装置及び美容装置を提供する。
【解決手段】電源から供給される電力に基づいて水を沸騰させてミストを生成する温ミストヒータ26と、温ミストヒータ26が生成したミストに対して放電を生じさせる放電針36と、電源と温ミストヒータ26とを電気的に接続する第2の導電路52と、第2の導電路52の途中位置に設けられ、温ミストヒータ26に発生したノイズが第2の導電路52を通じて電源に伝播することを規制するフィルタ回路41と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電霧化によって帯電微粒子液体を放出可能なミスト発生装置、及び当該ミスト発生装置を備えた美容装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ミスト発生装置は、液体をボイラーにて沸騰させて気化させたスチームを人体の顔などに向けて放出することにより、肌に潤いを与えるなどの美容効果やスキンケアを目的とした装置として用いられている(例えば、特許文献1)。
【0003】
この特許文献1に記載のミスト発生装置では、ボイラーによって生成されたスチームを装置の外部に放出させるスチーム流路の途中位置に、放電電極及び対向電極が設けられている。そして、このミスト発生装置では、放電電極と対向電極との間に高電圧を印加させることによって両電極間にアーク放電を起こさせる。その結果、放電電極の表面に結露した水に対して静電霧化が誘起されることにより、微細化されたスチームが生成されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3928357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載のミスト発生装置では、放電電極とボイラーとが近接して配置されている。そのため、放電電極からの放電の際に生じる放電ノイズが、放電電極からボイラーに対して輻射されたり、スチーム流路内のスチームを媒体としてボイラーに対して伝播されたりすることがあり得る。こうした場合、ボイラーに対して電力を供給する電源に対して放電ノイズが伝播することにより、電源を通じて周辺機器に対して悪影響を及ぼす虞があった。
【0006】
そこで、ボイラーから電源への放電ノイズの伝播を回避するために、ボイラーと電源とを遠ざけることも考えられる。しかしながら、こうした場合、ボイラーと電源との間の距離を確保するために、装置の大型化が不可避となるという問題があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置の大型化を抑制しつつ、電源に対して放出されるノイズを低減することができるミスト発生装置及び美容装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明のミスト発生装置は、電源から供給される電力に基づいて液体を沸騰させてミストを生成するヒータと、前記ヒータが生成した前記ミストに対して放電を生じさせる放電電極と、前記電源と前記ヒータとを電気的に接続する導電路と、前記導電路の途中位置に設けられ、前記ヒータに発生したノイズが前記導電路を通じて前記電源に伝播することを規制するノイズフィルタと、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明のミスト発生装置は、前記ヒータの動作を制御する制御回路と、当該制御回路に発生したノイズが前記電源に伝播することを規制するノイズフィルタとを有する制御装置を更に備え、前記ヒータは、前記制御装置に設けられた前記ノイズフィルタが前記ヒータと前記電源との間に介在するようにして前記制御装置に対して接続されることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のミスト発生装置において、前記ヒータは、前記制御装置に設けられた前記ノイズフィルタに対して接続されることを特徴とする。
また、本発明のミスト発生装置において、前記ヒータは、前記電源から供給される電力に基づいて発熱する発熱体と、前記発熱体を囲繞するように配置される導電体とを含んで構成されると共に、前記導電体が前記導電路に対して接続されることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の美容装置は、ミストを放出して肌表面の手入れを行う美容装置において、上記構成のミスト発生装置を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、装置の大型化を抑制しつつ、電源に対して放出されるノイズを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】第1の実施形態の美容器の斜視図。
【図2】本体ケースの側壁部の図示を省略した美容器本体の左側面図。
【図3】第1の実施形態の美容器の概略構成を示す模式図。
【図4】第2の実施形態の美容器の概略構成を示す模式図。
【図5】第3の実施形態の美容器の概略構成を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
(第1の実施形態)
以下、本発明を美容器に具体化した第1の実施形態を図1〜図3に従って説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合には、図中における矢印に示す方向を示すものとする。
【0015】
図1は、本実施形態のミスト発生装置を備える美容装置としての美容器10を示す。図1に示すように、美容器10は、有底略円筒状の本体ケース11を有すると共に、その本体ケース11内には美容器本体12が収容されて固定されている。美容器本体12における上ハウジング13の上面13aの前側中央部には、上方に開口する開口部13bが形成されている。また、上ハウジング13には、この開口部13bと整合させて凹部15を形成するベース部材16が組み付けられている。
【0016】
ベース部材16には、温ミストを放出(噴出)するミストノズル17が上下方向(矢印Yaに示す)に回動可能に取着されている。そして、ミストノズル17を上下方向に回動させることで、ミスト放出口18から放出される温ミストの放出方向を上下方向に調整可能となっている。また、ベース部材16においてミストノズル17の後方には、ミストノズル17を保護するためのノズルガード19が上下方向(矢印Ybに示す)に回動可能に取着されている。ノズルガード19は、ミストノズル17を覆う閉位置と、ミストノズル17を開放する開位置との間で上下方向に回動可能に構成されている。
【0017】
また、ノズルガード19の後側には、ミストノズル17から放出する温ミストを発生するのに使用される液体(本実施形態では、水)を、所定量(本実施形態では、約100ml)貯留する給水タンク21が、美容器本体12に収納されている。給水タンク21は、美容器本体12に対して上下(垂直)方向に挿入及び取り出し可能に収納されている。また、美容器10(本体ケース11)の前面側において、上下方向の略中央には、静電霧化装置22(点線で示す)により液体を霧化させることで発生させた帯電微粒子ミスト(帯電微粒子液体)を放出するための帯電微粒子ミスト放出口23が設けられている。
【0018】
図2に示すように、美容器本体12には、美容器本体12(上ハウジング13)の上面13aに開口すると共に、給水タンク21を収納可能なタンクホルダ24が設けられている。また、タンクホルダ24の下端には、耐熱性を備えた弾性材料(例えば、シリコンゴムやフッ素ゴム)で形成された給水パイプ25の上流端が接続されていると共に、この給水パイプ25の下流端は貯留部(図示略)に接続されている。貯留部は、供給された水を温ミストヒータ26で加熱するための沸騰室27(図3参照)に連通されている。
【0019】
図3に示すように、温ミストヒータ26は、発熱体としてのPTC(Positive temperature coefficient)素子28と、このPTC素子28の周囲を囲繞するように配置される導電体としての囲い板29とを有している。そして、PTC素子28は、電源から供給される電力に基づいて発熱するようになっている。なお、囲い板29は、温ミストヒータ26の加熱面となる側面29aが、沸騰室27の内壁面の一部を構成している。
【0020】
また、図2に示すように、囲い板29における加熱面とは反対側の裏面29bには、ボルト及びボルト孔(図示略)からなる複数(本実施形態では6つ)の固定部31が設けられている。そして、囲い板29における複数の固定部31のうち、上下方向の中央に位置する固定部31には、導電線32の一端が接続されている。また、導電線32の他端は、美容器本体12における上部前寄り位置に配設された制御基板33に接続されている。なお、囲い板29は、高い熱伝導性を有する金属材料(例えば、アルミニウムや銅)によって構成されている。そして、PTC素子28から伝播する熱によって加熱された囲い板29が沸騰室27に供給された水を加熱することにより、温ミストを発生させるようになっている。
【0021】
また、図3に示すように、沸騰室27には、沸騰室27に発生した温ミストを上方に誘導すると共に、その温ミストを誘導途中で高圧放電により微細化(イオン化)する放電部34を内部に備えた筒状の温ミスト誘導部35が接続されている。放電部34は、高電圧が印加される放電電極としての一対の放電針36と、各放電針36の間に配置される相手側電極37とから構成されている。そして、放電部34では、各放電針36から相手側電極37へのアーク放電によって温ミストが微細化されるようになっている。
【0022】
次に、図3を参照しながら、本実施形態の美容器10の電気的構成について説明する。
図3に示すように、本実施形態の美容器10は、電源コード38に接続される電源回路39と、当該電源回路39からの電源供給に基づき放電部34及び温ミストヒータ26を制御するための制御装置としての制御基板33とを備えている。電源回路39と温ミストヒータ26(囲い板29)との間は、電源回路39から温ミストヒータ26に電力を供給する第1の導電路51で接続されると共に、この第1の導電路51とは別の第2の導電路52によっても接続されている。また、電源回路39と放電部34との間は、電源回路39から放電部34に電力を供給する第3の導電路53で接続されている。なお、第2の導電路52の一部は既述した導電線32により構成される。
【0023】
制御基板33は、放電部34及び温ミストヒータ26を制御するための各種の演算処理を実行する制御回路40、及び当該制御回路40と電源回路39との間に介設されるフィルタ回路41とを有している。フィルタ回路41は、コイルやコンデンサ等を組み合わせることにより構成されると共に、制御回路40よりも電源回路39側となるようにして制御回路40と共に第2の導電路52の途中に設けられている。そして、フィルタ回路41は、制御回路40に発生したノイズが制御回路40から電源回路39を通じて電源に放出されることにより周辺機器に影響を及ぼすことを規制している。また、フィルタ回路41は、電源から電源コード38を通じて電源回路39に伝播したノイズが電源回路39から制御回路40に伝播されることにより制御回路40の動作に影響を及ぼすことも規制している。なお、本実施形態では、導電線32は、囲い板29に対する接続部とは反対側の端部が、制御基板33の制御回路40に対して接続されている。
【0024】
そして、制御基板33は、制御回路40から高電圧発生部43に対して制御信号を送信することにより、放電部34においてアーク放電を生じさせるための高電圧を高電圧発生部43に生成させると共に、その生成させた高電圧を放電針36に印加させている。また、制御基板33は、制御回路40から温ミストヒータ26に対して制御信号を送信することにより、電源から電源回路39を通じてPTC素子28に供給される電圧の大きさを調整している。
【0025】
次に、上記のように構成された美容器10の作用について説明する。
さて、本実施形態では、放電部34において放電針36から相手側電極37に対してアーク放電が誘起されると、放電部34には放電ノイズが発生する。すると、放電部34から放射状に輻射される放電ノイズの一部が囲い板29に伝播されたり、温ミスト誘導部35内を流動する温ミストを媒体として放電部34から囲い板29に対して放電ノイズが伝播されたりすることがあり得る。特に、放電部34と温ミストヒータ26とが近接して配置される場合には、放電部34から輻射される放電ノイズが温ミストヒータ26に対して伝播され易くなる。
【0026】
この点、本実施形態では、囲い板29が導電線32を介して制御回路40に対して接続されると共に、制御回路40がフィルタ回路41を介して電源回路39に対して接続されている。そのため、放電部34に発生した放電ノイズが囲い板29に対して伝播したとしても、こうした放電ノイズは、導電線32を通じて制御回路40に伝播した後、制御回路40から電源回路39への伝播に際してフィルタ回路41によって減衰される。したがって、放電部34から囲い板29に放電ノイズが伝播したとしても、こうした放電ノイズが電源を通じて外部に放出されることが抑制される。
【0027】
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)放電針36から相手側電極37への放電の際に生じる放電ノイズが放電針36から温ミストヒータ26に対して伝播したとしても、こうした放電ノイズはフィルタ回路41によって減衰される。そのため、温ミストヒータ26から電源に対して放電ノイズが伝播されることが抑制される。すなわち、温ミストヒータ26と電源とを近接して配置したとしても、温ミストヒータ26に伝播された放電ノイズが電源に対して伝播されることが抑制される。したがって、装置の大型化を抑制しつつ、電源を通じて外部に放出される放電ノイズを低減することができる。
【0028】
(2)制御基板33に設けられたフィルタ回路41は、制御回路40に発生したノイズが電源に放出されることを抑制するだけでなく、温ミストヒータ26に発生したノイズが電源に放出されることを抑制する役割も果たす。したがって、温ミストヒータ26に発生したノイズが電源に放出されることを抑制するための部材を新たに設けることが不要となるため、部品点数の削減に貢献することができる。
【0029】
(3)温ミストヒータ26は、PTC素子28を囲繞するように配置された囲い板29が導電線32を通じて制御回路40に接続されている。そのため、放電部34から囲い板29に対して放電ノイズが伝播したとしても、こうした放電ノイズは導電線32を通じた電源回路39への伝播に際してフィルタ回路41によって減衰される。そのため、囲い板29に伝播された放電ノイズが電源に対して伝播されることを抑制できる。
【0030】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図4に従って説明する。なお、第2の実施形態は、囲い板29が導電線32を介してフィルタ回路41に接続されている点が第1の実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
【0031】
さて、図4に示すように、囲い板29は、導電線32を介してフィルタ回路41に接続されていることから、ノイズ除去機能を有するフィルタ回路41を介して電源回路39に接続されていることになる。そのため、放電部34に発生した放電ノイズが囲い板29に対して伝播したとしても、こうした放電ノイズは、囲い板29から導電線32を通じた電源回路39への伝播に際してフィルタ回路41によって減衰される。したがって、放電部34から囲い板29に放電ノイズが伝播したとしても、こうした放電ノイズが電源を通じて外部に放出されることが回避される。
【0032】
また同様に、囲い板29はフィルタ回路41を介して制御回路40に対しても接続されている。そのため、放電部34から囲い板29に伝播した放電ノイズは、囲い板29から導電線32を通じた制御回路40への伝播に際してフィルタ回路41によって減衰される。したがって、放電部34から囲い板29に放電ノイズが伝播したとしても、こうした放電ノイズが制御回路40に伝播されることが抑制される。
【0033】
したがって、本実施形態によれば、上記第1の実施形態の効果(1)〜(3)に加えて以下に示す効果を得ることができる。
(4)制御基板33に設けられたフィルタ回路41は、温ミストヒータ26に伝播した放電ノイズが制御回路40に伝播することを抑制する。そのため、温ミストヒータ26から制御回路40に放電ノイズが伝播することにより、制御回路40が誤作動を生じることを抑制できる。
【0034】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図5に従って説明する。なお、第3の実施形態は、電源回路39からの電源供給に基づいて放電部34及び温ミストヒータ26を制御するための制御基板33を備えない点が上記各実施形態と異なる。したがって、以下の説明においては、上記各実施形態と相違する構成について主に説明するものとし、上記各実施形態と同一又は相当する構成については同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
【0035】
さて、図5に示すように、囲い板29と電源回路39とを導電線32を介して電気的に接続する第2の導電路52の途中位置であって、且つ、高電圧発生部43と電源回路39とを電気的に接続する第3の導電路53の途中位置にフィルタ回路41が介設されている。フィルタ回路41は、電源から電源コード38を通じて電源回路39に伝播したノイズが電源回路39から高電圧発生部43に放出されることにより、高電圧発生部43から放電針36に印加される電圧の大きさに影響を及ぼすことを規制している。
【0036】
そして、本実施形態では、放電部34に発生した放電ノイズが囲い板29に伝播したとしても、こうした放電ノイズは、囲い板29から導電線32を通じた電源回路39への伝播に際してフィルタ回路41によって減衰される。したがって、放電部34から囲い板29に対して放電ノイズが伝播したとしても、こうした放電ノイズが電源を通じて外部に放出されることが抑制される。
【0037】
したがって、本実施形態によれば、上記第1の実施形態の効果(1)、(3)と同様の効果が得られる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
【0038】
・上記第1の実施形態において、PTC素子28と制御回路40との間を導電線32によって接続するようにしてもよい。
・上記第2の実施形態及び上記第3の実施形態において、PTC素子28とフィルタ回路41との間を導電線32によって接続するようにしてもよい。
【0039】
・上記第1の実施形態及び第2の実施形態において、制御基板33とは別部材構成でフィルタ回路を新たに設けると共に、このフィルタ回路を囲い板29と電源回路39との間に介設するようにしてもよい。
【0040】
・上記各実施形態において、電源回路39から温ミストヒータ26への電力の供給を、フィルタ回路41を介して行うようにしてもよい。
・上記各実施形態において、本発明を美容装置の一種である美容器10に具体化したが、同じく美容装置の一種である加湿器などに具体化してもよい。
【符号の説明】
【0041】
10…ミスト発生装置及び美容装置としての美容器、26…温ミストヒータ(ヒータ)、28…発熱体としてのPTC素子、29…導電体としての囲い板、32…導電路の一部を構成する導電線、33…制御装置としての制御基板、36…放電電極としての放電針、40…制御回路、41…ノイズフィルタとしてのフィルタ回路、51,52,53…導電路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源から供給される電力に基づいて液体を沸騰させてミストを生成するヒータと、
前記ヒータが生成した前記ミストに対して放電を生じさせる放電電極と、
前記電源と前記ヒータとを電気的に接続する導電路と、
前記導電路の途中位置に設けられ、前記ヒータに発生したノイズが前記導電路を通じて前記電源に伝播することを規制するノイズフィルタと、
を備えることを特徴とするミスト発生装置。
【請求項2】
請求項1に記載のミスト発生装置において、
前記ヒータの動作を制御する制御回路と、当該制御回路に発生したノイズが前記電源に伝播することを規制するノイズフィルタとを有する制御装置を更に備え、
前記ヒータは、前記制御装置に設けられた前記ノイズフィルタが前記ヒータと前記電源との間に介在するようにして前記制御装置に対して接続されることを特徴とするミスト発生装置。
【請求項3】
請求項2に記載のミスト発生装置において、
前記ヒータは、前記制御装置に設けられた前記ノイズフィルタに対して接続されることを特徴とするミスト発生装置。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のミスト発生装置において、
前記ヒータは、
前記電源から供給される電力に基づいて発熱する発熱体と、
前記発熱体を囲繞するように配置される導電体と
を含んで構成されると共に、
前記導電体が前記導電路に対して接続されることを特徴とするミスト発生装置。
【請求項5】
ミストを放出して肌表面の手入れを行う美容装置において、
請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のミスト発生装置を備えたことを特徴とする美容装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−239984(P2011−239984A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−115414(P2010−115414)
【出願日】平成22年5月19日(2010.5.19)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】