説明

メタデータ管理装置

【課題】本発明は、番組コンテンツの流通を妨げない技術を提供する。
【解決手段】メタデータ管理装置2は、番組コンテンツに関する情報を含む番組情報メタデータを記憶する番組情報メタデータ記憶手段21と、商品に関する情報を含む商品情報メタデータを記憶する商品情報メタデータ記憶手段22と、販売期間を予め設定された期間で書き込む販売期間書込手段23と、視聴可能期間を予め設定された期間で書き込む視聴期間書込手段24と、公開期間を予め設定された期間で書き込む公開期間書込手段25と、番組情報メタデータと商品情報メタデータとを提供するメタデータ提供手段26と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、番組コンテンツに関する情報を含む番組情報メタデータと、1以上の番組コンテンツで構成される商品に関する情報を含む商品情報メタデータとを提供する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、番組コンテンツの付加情報であるメタデータを、番組コンテンツと共に提供する発明が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、番組コンテンツの付加情報であるメタデータは、一般的に、番組コンテンツと一対一に紐付けられている。そして、この番組コンテンツは、紐付けられたメタデータにその視聴可能期間や利用条件が定義されている。つまり、メタデータは、番組コンテンツの流通に関係ない番組コンテンツそのものに関するデータと、番組コンテンツの流通形態に応じて変更するデータとを含んでいる。
【0003】
また、従来から、番組コンテンツは、一般的に、メタデータに含まれる視聴可能期間に従って番組コンテンツの視聴可能期間が設定されている。そして、番組コンテンツは、この視聴可能期間が終了した時、又は、番組コンテンツの公開期間が終了した時には、視聴不可能となる。つまり、番組コンテンツは、その視聴可能期間が、メタデータの視聴可能期間で管理される仕組みとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−31715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、番組コンテンツの中間販売者であるプラットフォーム事業者は、番組コンテンツの所有者であるコンテンツホルダとの契約に従って、その番組コンテンツに紐付けられたメタデータを加工しなければ、独自に複数の番組コンテンツをパック商品で提供するといった、番組コンテンツの流通形態を変更することができない。例えば、プラットフォーム事業者は、価格、利用期間、販売促進のためのサムネイル(画像)等の独自の情報をそのメタデータに手動で付加する必要がある。ここで、前記したように、メタデータは、番組コンテンツの流通に関係ない番組コンテンツそのものに関するデータと、番組コンテンツの流通形態に応じて変更するデータとを含んでおり、メタデータの修正に手間がかかるため、番組コンテンツの流通を妨げているという問題がある。
【0006】
また、番組コンテンツをメタデータの視聴可能期間で管理する場合、例えば、月極め契約の場合には番組コンテンツを自由に視聴できるが、単品販売の場合には、販売期間終了間際に購入した視聴者に対して、メタデータに含まれる視聴可能期間を短くする必要がある。もし、視聴可能期間を短くしないと、視聴可能期間が残っているにもかかわらず、番組コンテンツの公開期間が終了してしまい、番組コンテンツが視聴できなくなる。このように、番組コンテンツをメタデータの視聴可能期間で管理すると、視聴可能期間を後から修正する必要があるので番組コンテンツの流通を妨げてしまう。
【0007】
そこで、本発明は、番組コンテンツの流通を妨げない技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記した課題を解決するため、本願第1発明に係るメタデータ管理装置は、番組コンテンツに関する情報を含む番組情報メタデータと、1以上の番組コンテンツで構成される商品に関する情報を含む商品情報メタデータとを提供するメタデータ管理装置において、番組情報メタデータ記憶手段と、商品情報メタデータ記憶手段と、販売期間書込手段と、視聴期間書込手段と、公開期間書込手段と、メタデータ提供手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
かかる構成によれば、メタデータ管理装置は、番組情報メタデータ記憶手段によって、番組コンテンツを一意に識別する番組識別子を含む番組情報メタデータを記憶する。また、メタデータ管理装置は、商品情報メタデータ記憶手段によって、商品を一意に識別する商品識別子と、商品を構成する番組コンテンツの番組識別子を示す構成番組情報とを含む商品情報メタデータを記憶する。
【0010】
また、メタデータ管理装置は、販売期間込手段によって、商品の販売可能な期間を示す販売期間を、予め設定された期間で、商品情報メタデータに書き込む。そして、メタデータ管理装置は、視聴期間書込手段によって、番組コンテンツの視聴可能な期間を示す視聴可能期間を、予め設定された期間で、番組情報メタデータに書き込む。さらに、メタデータ管理装置は、公開期間書込手段によって、視聴可能期間が経過した場合における商品を構成する番組コンテンツの視聴可能な期間を示す公開期間を、予め設定された期間で、商品情報メタデータに書き込む。さらに、メタデータ管理装置は、メタデータ提供手段によって、番組情報メタデータと商品情報メタデータとを提供する。これによって、メタデータ管理装置は、販売期間と、視聴可能期間と、公開期間とを別々に扱うことができる。
【0011】
また、本願第2発明に係るメタデータ管理装置は、公開期間書込手段が、公開期間を、販売期間に予め設定されたライセンス期間を加えた期間で、商品情報メタデータに書き込むことを特徴とする。
【0012】
かかる構成によれば、メタデータ管理装置は、販売期間の終了後にライセンス期間が残っている番組コンテンツを視聴できる視聴者が、販売期間の終了後にその番組コンテンツを視聴できない事態を防止する。
【0013】
前記した課題を解決するため、本願第3発明に係る商品管理装置は、番組コンテンツに関する情報を含む番組情報メタデータと、1以上の前記番組コンテンツで構成される商品に関する情報を含む商品情報メタデータとを提供する商品管理装置において、前記番組コンテンツを一意に識別する番組識別子を含む前記番組情報メタデータを記憶する番組情報メタデータ記憶手段と、前記商品を一意に識別する商品識別子と、当該商品を構成する番組コンテンツの番組識別子を示す構成番組情報とを含む商品情報メタデータを記憶する商品情報メタデータ記憶手段と、前記商品情報メタデータの更新内容を含む更新指令が入力され、当該更新指令に基づいて、前記商品情報メタデータ記憶手段が記憶する商品情報メタデータを更新する商品情報メタデータ更新手段と、前記番組情報メタデータと前記商品情報メタデータとを提供するメタデータ提供手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】
かかる構成によれば、商品管理装置は、番組コンテンツの流通に関係ないデータを有する番組情報メタデータと、番組コンテンツの流通形態に応じて変更するデータを有する商品情報メタデータとを別々に扱うことができる。
【0015】
また、本願第4発明に係る商品管理装置は、前記番組コンテンツの動画ファイル名を含む動画情報メタデータを記憶する動画情報メタデータ記憶手段と、前記番組コンテンツのチャプターに関する情報を含むチャプター情報メタデータを記憶するチャプター情報メタデータ記憶手段と、前記番組コンテンツのサムネイルファイル名を含むメタデータ情報を記憶するメタデータ情報記憶手段と、を備え、前記メタデータ提供手段は、前記動画情報メタデータと、前記チャプター情報メタデータと、前記メタデータ情報とを提供することを特徴とする。
【0016】
かかる構成によれば、商品管理装置は、番組情報メタデータと、商品情報メタデータと、動画情報メタデータと、チャプター情報メタデータと、メタデータ情報とを別々に扱うことができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
本願第1発明によれば、販売期間と、視聴可能期間と、公開期間とを別々に扱うことができるので、番組コンテンツの流通形態を変更する際に視聴可能期間を修正する必要がなく、番組コンテンツの流通を妨げることがない。
【0018】
本願第2発明によれば、販売期間の終了後にライセンス期間が残っている番組コンテンツを視聴できる視聴者が、販売期間の終了後にその番組コンテンツを視聴できない事態を防止でき、視聴者にとって利便性が良い。
【0019】
本願第3発明によれば、番組コンテンツの流通に関係ないデータを有する番組情報メタデータと、番組コンテンツの流通に応じて変更されるデータを有する商品情報メタデータとを別々に扱うので、番組コンテンツの流通を妨げることがない。
【0020】
本願第4発明によれば、番組情報メタデータと、商品情報メタデータと、動画情報メタデータと、チャプター情報メタデータと、メタデータ情報とを別々に扱うので、番組コンテンツの流通がより柔軟になる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明における番組コンテンツ提供システムの概略を示す概略図である。
【図2】図1のメタデータ管理装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のメタデータ管理装置が記憶するメタデータのデータ構造を示す図であり、(a)は番組情報メタデータであり、(b)は商品情報メタデータである。
【図4】図1のメタデータ管理装置による、単品商品における販売期間、視聴可能期間及び公開期間の書き込み例を説明する図である。
【図5】図1のメタデータ管理装置による、構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品における販売期間、視聴可能期間及び公開期間の書き込み例を説明する図である。
【図6】図1のメタデータ管理装置による、単品商品と、構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品との販売期間、視聴可能期間及び公開期間の関係を説明する図である。
【図7】図1のメタデータ管理装置による、単品商品とパック商品との販売期間、視聴可能期間及び公開期間の関係を説明する図である。
【図8】図1のメタデータ管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の参考例に係る商品管理装置の構成を示すブロック図である。
【図10】図9の商品管理装置が記憶するメタデータのデータ構造を示す図であり、(a)は番組情報メタデータであり、(b)は商品情報メタデータであり、(c)は動画情報メタデータであり、(d)はチャプター情報メタデータであり、(e)はメタデータ情報である。
【図11】図9の商品管理装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
[番組コンテンツ提供システムの概略]
図1を参照して、本発明における番組コンテンツ提供システムの概略について、説明する。番組コンテンツ提供システム100は、番組コンテンツをメタデータと共にプラットフォーム事業者に提供するものである。図1に示すように、番組コンテンツ提供システム100は、番組コンテンツ蓄積装置1と、メタデータ管理装置2と、商品管理装置3とを備える。ここで、例えば、番組コンテンツ提供システム100は、放送事業者等のコンテンツホルダによって運営及び管理されている。
【0023】
番組コンテンツ蓄積装置1は、コンテンツホルダが所有する番組コンテンツと、メタデータとを蓄積するものである。そして、番組コンテンツ蓄積装置1は、番組コンテンツを後記する商品管理装置3に出力すると共に、メタデータを後記するメタデータ管理装置2と商品管理装置3とに出力する。なお、このメタデータは、例えば、番組情報メタデータと、商品情報メタデータと、動画情報メタデータと、チャプター情報メタデータと、メタデータ情報とを指している。
【0024】
メタデータ管理装置2は、番組コンテンツ蓄積装置1からのメタデータを管理するものである。このとき、メタデータ管理装置2は、メタデータに、後記する公開期間等の書込みを行う。そして、メタデータ管理装置2は、このメタデータを商品管理装置3に出力する。なお、メタデータ管理装置2の詳細は、後記する。
【0025】
商品管理装置3は、商品(番組コンテンツ)の販売管理を行うものである。ここで、商品管理装置3は、番組コンテンツ蓄積装置1からの番組コンテンツや、番組コンテンツ蓄積装置1及びメタデータ管理装置2からのメタデータをプラットフォーム事業者に提供する。このとき、商品管理装置3は、後記する更新指令に基づいて、メタデータ(商品情報メタデータ)を更新可能とする。なお、商品管理装置3の詳細は、後記する。
【0026】
プラットフォーム事業者サーバPa,Pbは、例えば、各プラットフォーム事業者が運営及び管理するサーバ装置である。このプラットフォーム事業者サーバPa,Pbは、例えば、番組コンテンツ提供システム100から提供された番組コンテンツを蓄積すると共に、後記する視聴者端末Ua,Ubに提供する。ここで、プラットフォーム事業者は、コンテンツホルダから提供された番組コンテンツをパック商品化する等、番組コンテンツの流通形態を変更する場合、コンテンツホルダにその旨を連絡する。そして、コンテンツホルダは、商品管理装置3によって、パック商品に応じたメタデータ(商品情報メタデータ)をプラットフォーム事業者サーバPa,Pbに提供する。
【0027】
視聴者端末Ua,Ubは、視聴者が番組コンテンツを視聴するときに利用する端末装置である。ここで、視聴者端末Ua,Ubは、例えば、プラットフォーム事業者サーバPa,Pbに接続するネットワーク接続機能と、プラットフォーム事業者サーバPa,Pbから提供された番組コンテンツを視聴(再生)する機能とを備えるパーソナルコンピュータ又は携帯電話端末である。
【0028】
(第1実施形態)
[メタデータ管理装置の構成]
以下、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図2を参照して、本発明の第1実施形態に係るメタデータ管理装置の構成について、説明する。図2に示すように、メタデータ管理装置2は、番組情報メタデータ記憶手段21と、商品情報メタデータ記憶手段22と、販売期間書込手段23と、視聴期間書込手段24と、公開期間書込手段25と、メタデータ提供手段26と、を備える。
【0029】
番組情報メタデータ記憶手段21は、番組情報メタデータを記憶するデータベース等の記憶手段である。ここで、番組情報メタデータは、番組コンテンツ蓄積装置1によって、番組情報メタデータ記憶手段21に予め書き込まれる。
【0030】
番組情報メタデータは、番組コンテンツに関する情報を含むものである。ここで、番組情報メタデータは、図3(a)に示すように、番組コンテンツを一意に識別する番組識別子(番組情報ID)と、番組コンテンツのタイトルと、タイトル(フリガナ)と、番組コンテンツのタイトル短縮名と、タイトル短縮名(フリガナ)と、番組コンテンツのシリーズIDと、番組コンテンツのシリーズ名と、番組コンテンツの著作権情報と、番組コンテンツの内容を示す番組内容と、番組コンテンツの出演者などと、番組コンテンツのジャンルと、番組表と、字幕情報と、制御情報と、番組コンテンツを視聴可能な期間を示す視聴可能期間と、放送日時,チャンネルと、視聴年齢制限を示すパレンタルチェックと、番組コンテンツのおことわりと、番組コンテンツの音声モードと、番組コンテンツのアスペクト比と、番組コンテンツのカラー/白黒と、トレーラファイル名と、トレーラ音声モードと、サムネイルファイル名と、サムネイル画像著作権情報とを含む。なお、番組情報メタデータは、図3(a)のデータ項目に制限されない。
【0031】
商品情報メタデータ記憶手段22は、商品情報メタデータを記憶するデータベース等の記憶手段である。ここで、商品情報メタデータは、番組コンテンツ蓄積装置1によって、商品情報メタデータ記憶手段22に予め書き込まれる。
【0032】
商品情報メタデータは、商品に関する情報を含むものである。ここで、商品情報メタデータは、図3(b)に示すように、商品を一意に識別する商品識別子(商品情報ID)と、商品名と、商品名(フリガナ)と、商品短縮名と、商品短縮名(フリガナ)と、商品のシリーズIDと、商品のシリーズ名と、商品の著作権情報と、商品の内容を示す商品内容と、商品のジャンルと、制御情報と、商品の検索用番号と、商品を構成する番組コンテンツの番組識別子を示す構成番組情報(番組情報ID)と、サムネイルファイル名と、サムネイル画像著作権情報と、視聴可能期間が経過した場合における商品を構成する番組コンテンツを視聴可能な期間を示す公開期間と、商品を販売可能な期間を示す販売期間と、商品の価格と、ライセンス期間とを含む。なお、商品情報メタデータは、図3(b)のデータ項目に制限されない。
【0033】
図2の販売期間書込手段23は、販売期間を、予め設定された期間で、商品情報メタデータに書き込むものである。なお、販売期間は、例えば、オペレータによって、任意の期間で予め設定される。
【0034】
視聴期間書込手段24は、視聴可能期間を、予め設定された期間で、番組情報メタデータに書き込むものである。なお、視聴可能期間は、例えば、オペレータによって、任意の期間で予め設定される。
【0035】
公開期間書込手段25は、公開期間を、予め設定された期間で、商品情報メタデータに書き込むものである。ここで、公開期間は、例えば、オペレータによって、任意の期間で予め設定される。このとき、公開期間書込手段25は、販売期間に予め設定されたライセンス期間を加えた期間で公開期間を設定することが好ましい。
【0036】
メタデータ提供手段26は、番組情報メタデータ記憶手段21と商品情報メタデータ記憶手段22とを参照し、番組情報メタデータと商品情報メタデータとを提供するものである。ここで、メタデータ提供手段26は、番組情報メタデータと商品情報メタデータとを商品管理装置3に提供する。
【0037】
番組コンテンツの流通形態、つまり、単品商品や構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品に応じて、販売期間、視聴可能期間及び公開期間をどのように書き込むか、第1例から第4例までを示して説明する。
【0038】
<第1例:単品商品における例>
以下、図4を参照し、単品商品における例を説明する(適宜図2参照)。ここで、単品商品とは、1個の番組コンテンツで構成される商品、つまり、商品情報メタデータの構成番組情報に1個の番組識別子が格納される商品である。
【0039】
図4に示すように、販売期間書込手段23は、単品商品について、販売期間を、視聴可能期間及び公開期間の範囲内で商品情報メタデータに書き込む。また、視聴期間書込手段24は、単品商品を構成する1個の番組コンテンツ(番組A)について、視聴可能期間を、販売期間より長い期間で番組情報メタデータに書き込む。そして、公開期間書込手段25は、単品商品について、公開期間を、販売期間より長い期間で商品情報メタデータに書き込む。
【0040】
このように、メタデータ管理装置2は、単品商品について、視聴可能期間が販売期間より長く、かつ、公開期間が販売期間より長くなるように、番組情報メタデータ及び商品情報メタデータに書き込みする。
【0041】
<第2例:構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品における例>
以下、図5を参照し、構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品における例を説明する(適宜図2参照)。つまり、この商品は、商品情報メタデータの構成番組情報に格納される番組識別子が動的に変更できるものである。
【0042】
図5に示すように、視聴期間書込手段24は、この商品に含まれる各番組コンテンツ(番組A〜番組G)について、その視聴可能期間を、この商品の販売期間及び公開期間の範囲内で番組情報メタデータに書き込む。また、販売期間書込手段23は、この商品について、販売期間を、この商品に含まれる各番組コンテンツの視聴可能期間より長い期間で商品情報メタデータに書き込む。そして、公開期間書込手段25は、この商品について、公開期間を、この商品に含まれる各番組コンテンツの視聴可能期間より長い期間で商品情報メタデータに書き込む。
【0043】
このように、メタデータ管理装置2は、構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品について、任意に設定された視聴可能期間、販売期間及び公開期間を、番組情報メタデータ及び商品情報メタデータに書き込みする。
【0044】
<第3例:単品商品と、構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品との関係>
以下、図6を参照し、単品商品と、構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品との関係を説明する(適宜図2参照)。ここで、番組コンテンツ(番組A)は、図6(a)に示す構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品と、図6(b)に示す単品商品との両方に含まれている。
【0045】
図6(a)に示すように、視聴期間書込手段24は、この商品に含まれる番組コンテンツ(番組A)の視聴可能期間を、この商品の販売期間及び公開期間の範囲内で番組情報メタデータに書き込む。また、販売期間書込手段23は、構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品について、販売期間を、この視聴可能期間より長い期間で商品情報メタデータに書き込む。そして、公開期間書込手段25は、構成する番組コンテンツを動的に変更できる商品について、公開期間を、この視聴可能期間より長い期間で商品情報メタデータに書き込む。
【0046】
図6(b)に示すように、販売期間書込手段23は、単品商品について、販売期間を、この視聴可能期間より短い期間で商品情報メタデータに書き込む。そして、公開期間書込手段25は、単品商品について、公開期間を、この販売期間にライセンス期間を加えた期間で商品情報メタデータに書き込む。
【0047】
ここで、視聴可能期間、販売期間及び公開期間は、例えば、ある日時を指し示す絶対的な日時で示される。一方、ライセンス期間は、例えば、ある日時を基準とした相対的な日時で示される。これによって、ライセンス期間、公開期間及び販売期間の間には、下記式(1)の関係が成立する。
ライセンス期間=公開期間の終了日時−販売期間の終了日時・・・式(1)
【0048】
なお、前記した式(1)に制限されず、ライセンス期間、公開期間及び販売期間の間には、下記式(2)を満たす関係が成立しても良い。
ライセンス期間≦公開期間の終了日時−販売期間の終了日時・・・式(2)
【0049】
<第4例:単品商品とパック商品との関係>
以下、図7を参照し、同じ番組コンテンツを含む複数の商品同士の関係を説明する(適宜図2参照)。ここで、番組コンテンツ(番組A)が、図7(a)に示す単品商品と、図7(b)に示すパック商品と、図7(c)に示すパック商品とに含まれている。
【0050】
視聴期間書込手段24は、視聴可能期間を、同じ番組コンテンツを含む商品の中の最長期間で番組情報メタデータに書き込む。また、販売期間書込手段23は、これら商品について、販売期間を、この視聴可能期間より短い期間で商品情報メタデータに書き込む。
【0051】
ここで、販売期間の終了後にライセンス期間が残っている番組コンテンツを視聴できる視聴者が、販売期間の終了後にその番組コンテンツを視聴できない事態を防止する必要がある。従って、公開期間書込手段25は、販売期間に、商品毎に予め設定されたライセンス期間を加えた期間で公開期間を書き込む。例えば、図7(a)が1話のドラマで構成される単品商品であればライセンス期間が「72時間」と設定されているため、公開期間書込手段25は、販売期間に「72時間」を加えた期間で公開期間を書き込む。また、例えば、図7(b)が1話から3話のドラマで構成されるパック商品であればライセンス期間が「1週間」と設定されているため、公開期間書込手段25は、販売期間に「1週間」を加えた期間で公開期間を書き込む。さらに、例えば、図7(c)が1話から最終回までのドラマで構成されるパック商品であればライセンス期間が「2週間」と設定されているため、公開期間書込手段25は、販売期間に「2週間」を加えた期間で公開期間を書き込む。なお、前記したライセンス期間は一例であり、これに限定されないことは言うまでも無い。
【0052】
[メタデータ管理装置の動作]
以下、図8を参照して、図1のメタデータ管理装置の動作について、説明する(適宜図2参照)。なお、図8では、番組情報メタデータ記憶手段21が番組情報メタデータを予め記憶し、商品情報メタデータ記憶手段22が商品情報メタデータを予め記憶しているものとして、説明する。
【0053】
まず、メタデータ管理装置2は、販売期間書込手段23によって、販売期間を、予め設定された期間で、商品情報メタデータに書き込む(ステップS1)。また、メタデータ管理装置2は、視聴期間書込手段24によって、視聴可能期間を、予め設定された期間で、番組情報メタデータに書き込む(ステップS2)。
【0054】
ステップS2の処理に続いて、メタデータ管理装置2は、公開期間書込手段25によって、公開期間を、予め設定された期間で、商品情報メタデータに書き込む(ステップS3)。
【0055】
ステップS3の処理に続いて、メタデータ管理装置2は、メタデータ提供手段26によって、番組情報メタデータ記憶手段21と商品情報メタデータ記憶手段22とを参照し、番組情報メタデータと商品情報メタデータとを提供する(ステップS4)。
【0056】
以上のように、本発明の第1実施形態に係るメタデータ管理装置は、販売期間と、視聴可能期間と、公開期間とを別々に扱うことができるので、番組コンテンツの流通形態を変更する際に視聴可能期間を修正する必要がなく、番組コンテンツの流通を妨げることがない。また、本発明の第1実施形態に係るメタデータ管理装置は、前記した具体例のように、番組コンテンツの流通形態に応じて、販売期間、視聴可能期間及び公開期間を任意に設定できるため、各商品を効率的に管理できると共に、番組コンテンツの流通をより柔軟にできる。特に、本発明の第1実施形態に係るメタデータ管理装置は、日替わりで番組コンテンツの流通形態を変更する場合でも、視聴可能期間を修正する必要がなく、柔軟に対応できる。さらに、本発明の第1実施形態に係るメタデータ管理装置は、プラットフォーム事業者がメタデータを修正する必要がなく、メタデータの修正ミスを防止できる。
【0057】
なお、第1実施形態では、説明のために、番組情報メタデータ記憶手段21と商品情報メタデータ記憶手段22とを別々にしたが、これらを一体で構成しても良い。また、第1実施形態では、図4〜図7を一例として説明したが、視聴可能期間、販売期間及び公開期間が、これらに限定されないことは言うまでもない。
【0058】
なお、第1実施形態では、商品管理装置3にメタデータ(番組情報メタデータ及び商品情報メタデータ)を提供することとして説明したが、メタデータの提供先は、これに限定されない。例えば、本発明のメタデータ管理装置は、これらメタデータを他のコンテンツホルダ、プラットフォーム事業者又は視聴者に提供しても良い。
【0059】
なお、第1実施形態では、本発明に係るメタデータ管理装置を独立した装置として説明したが、本発明は、一般的なコンピュータの演算装置、記憶装置等のハードウェア資源を、前記した各手段として協調動作させるプログラムによっても実現できる。このプログラムは、通信回線を介して配布しても良く、CD−ROMやフラッシュメモリ等の記録媒体に書き込んで配布しても良い。
【0060】
(参考例)
[商品管理装置の構成]
以下、図9を参照して、本発明の参考例に係る商品管理装置の構成について、説明する。図9に示すように、商品管理装置3は、商品情報メタデータ記憶手段31と、番組情報メタデータ記憶手段32と、動画情報メタデータ記憶手段33と、チャプター情報メタデータ記憶手段34と、メタデータ情報記憶手段35と、商品情報メタデータ更新手段36と、メタデータ提供手段37とを備える。
【0061】
商品情報メタデータ記憶手段31は、商品情報メタデータを記憶するデータベース等の記憶手段である。ここで、商品情報メタデータは、メタデータ管理装置2によって、商品情報メタデータ記憶手段31に予め書き込まれる。
【0062】
商品情報メタデータは、商品に関する情報を含むものである。ここで、商品情報メタデータは、図10(b)に示すように、商品を一意に識別する商品識別子(商品情報ID)と、商品名と、商品名(フリガナ)と、商品短縮名と、商品短縮名(フリガナ)と、商品のシリーズIDと、商品のシリーズ名と、商品の著作権情報と、商品の内容を示す商品内容と、商品のジャンルと、制御情報と、商品の検索用番号と、商品を構成する番組コンテンツの番組識別子を示す構成番組情報(番組情報ID)と、サムネイルファイル名と、サムネイル画像著作権情報と、視聴可能期間が経過した場合における商品を構成する番組コンテンツを視聴可能な期間を示す公開期間と、商品を販売可能な期間を示す販売期間と、商品の価格と、ライセンス期間とを含む。なお、商品情報メタデータは、図10(b)のデータ項目に制限されない。
【0063】
番組情報メタデータ記憶手段32は、番組情報メタデータを記憶するデータベース等の記憶手段である。ここで、番組情報メタデータは、メタデータ管理装置2によって、番組情報メタデータ記憶手段32に予め書き込まれる。
【0064】
番組情報メタデータは、番組コンテンツに関する情報を含むものである。ここで、番組情報メタデータは、図10(a)に示すように、番組コンテンツを一意に識別する番組識別子(番組情報ID)と、番組コンテンツのタイトルと、タイトル(フリガナ)と、番組コンテンツのタイトル短縮名と、タイトル短縮名(フリガナ)と、番組コンテンツのシリーズIDと、番組コンテンツのシリーズ名と、番組コンテンツの著作権情報と、番組コンテンツの内容を示す番組内容と、番組コンテンツの出演者などと、番組コンテンツのジャンルと、番組表と、字幕情報と、制御情報と、番組コンテンツを視聴可能な期間を示す視聴可能期間と、放送日時,チャンネルと、視聴年齢制限を示すパレンタルチェックと、番組コンテンツのおことわりと、番組コンテンツの音声モードと、番組コンテンツのアスペクト比と、番組コンテンツのカラー/白黒と、トレーラファイル名と、トレーラ音声モードと、サムネイルファイル名と、サムネイル画像著作権情報とを含む。なお、番組情報メタデータは、図10(a)のデータ項目に制限されない。
【0065】
動画情報メタデータ記憶手段33は、動画情報メタデータを記憶するデータベース等の記憶手段である。ここで、動画情報メタデータは、番組コンテンツ蓄積装置1によって、動画情報メタデータ記憶手段33に予め書き込まれる。
【0066】
動画情報メタデータは、番組コンテンツの動画ファイル名を含むものである。ここで、動画情報メタデータは、図10(c)に示すように、番組識別子(番組情報ID)と、番組コンテンツの動画ファイル名とを含む。なお、動画情報メタデータは、図10(c)のデータ項目に制限されない。
【0067】
チャプター情報メタデータ記憶手段34は、チャプター情報メタデータを記憶するデータベース等の記憶手段である。ここで、チャプター情報メタデータは、番組コンテンツ蓄積装置1によって、チャプター情報メタデータ記憶手段34に予め書き込まれる。
【0068】
チャプター情報メタデータは、番組コンテンツのチャプターに関する情報を含むものである。ここで、チャプター情報メタデータは、図10(d)に示すように、番組識別子(番組情報ID)と、チャプター名と、チャプター開始時刻と、チャプター終了時刻とを含む。なお、チャプター情報メタデータは、図10(d)のデータ項目に制限されない。
【0069】
メタデータ情報記憶手段35は、メタデータ情報を記憶するデータベース等の記憶手段である。ここで、メタデータ情報は、番組コンテンツ蓄積装置1によって、メタデータ情報記憶手段35に予め書き込まれる。
【0070】
メタデータ情報は、番組コンテンツのサムネイルファイル名を含むものである。ここで、メタデータ情報は、図10(e)に示すように、メタデータのファイルの種別を示すメタデータファイルタイプと、メタデータファイル名と、サムネイルファイル名とを含む。なお、メタデータ情報は、図10(e)のデータ項目に制限されない。
【0071】
図9の商品情報メタデータ更新手段36は、商品情報メタデータの更新内容を含む更新指令が入力され、更新指令に基づいて、商品情報メタデータ記憶手段31が記憶する商品情報メタデータを更新するものである。ここで、商品情報メタデータ更新手段36は、図示を省略したマウス、キーボード等の入力手段を介して、商品情報メタデータのデータ項目の更新内容を含む更新指令が入力される。そして、この更新指令が入力されると、商品情報メタデータ更新手段36は、商品情報メタデータ記憶手段31が記憶するから商品情報メタデータを読み出して、更新対象のデータ項目を更新指令に含まれる更新内容で上書きする。
【0072】
メタデータ提供手段37は、番組情報メタデータと、商品情報メタデータと、動画情報メタデータと、チャプター情報メタデータと、メタデータ情報とを提供するものである。ここで、メタデータ提供手段37は、これらメタデータをプラットフォーム事業者が運営及び管理するプラットフォーム事業者サーバPa,Pb(図1参照)にそれぞれ出力する。なお、メタデータ提供手段37によるメタデータの提供手順は、後記する。
【0073】
なお、商品管理装置3は、前記した各手段の他、商品を管理するために必要となる機能を備えても良い。例えば、図示を省略したが、商品管理装置3は、番組コンテンツをプラットフォーム事業者サーバPa,Pbに提供する番組コンテンツ提供機能、視聴者の入退会及び視聴者への課金を行う会員管理・課金機能、視聴者に直接番組コンテンツを配信する配信機能、及び、ホームページの管理制御を行うホームページ管理制御機能を備えても良い。
【0074】
[商品管理装置の動作:メタデータの提供手順]
以下、図11を参照し、図9の商品管理装置の動作(メタデータの提供手順)について、説明する(適宜図9参照)。
【0075】
まず、商品管理装置3は、メタデータ提供手段37によって、メタデータ情報をプラットフォーム事業者サーバPa,Pbに提供する(ステップS11)。また、商品管理装置3は、番組コンテンツ提供機能によって、番組コンテンツをプラットフォーム事業者サーバPa,Pbに提供する(ステップS12)。なお、ステップS12の動作は、必須でないため、破線で図示した。
【0076】
ステップS12の処理に続いて、商品管理装置3は、メタデータ提供手段37によって、番組情報メタデータをプラットフォーム事業者サーバPa,Pbに提供する(ステップS13)。また、商品管理装置3は、メタデータ提供手段37によって、動画情報メタデータをプラットフォーム事業者サーバPa,Pbに提供する(ステップS14)。そして、商品管理装置3は、メタデータ提供手段37によって、チャプター情報メタデータをプラットフォーム事業者サーバPa,Pbに提供する(ステップS15)。なお、ステップS13〜ステップS15の処理は、その順番を入れ替えても良い。
【0077】
ステップS15の処理に続いて、商品管理装置3は、メタデータ提供手段37によって、商品情報メタデータをプラットフォーム事業者サーバPa,Pbに提供する(ステップS16)。このような手順でメタデータを提供することで、プラットフォーム事業者サーバPa,Pbは、メタデータの受信チェックを容易に行うことができる。
【0078】
以上のように、本発明の参考例に係る商品管理装置は、番組コンテンツの流通に関係ないデータを有する番組情報メタデータと動画情報メタデータとチャプター情報メタデータとメタデータ情報と、番組コンテンツの流通に応じて変更されるデータを有する商品情報メタデータとを別々に扱うことができる。これによって、本発明の参考例に係る商品管理装置は、番組コンテンツの流通を妨げることがなく、メタデータの修正の手間及び修正ミスを低減できる。
【0079】
なお、本発明の参考例では、説明のために、番組情報メタデータ記憶手段32と、商品情報メタデータ記憶手段31と、動画情報メタデータ記憶手段33と、チャプター情報メタデータ記憶手段34と、メタデータ情報記憶手段35とを別々にしたが、これらを一体で構成しても良い。
【0080】
なお、本発明の参考例では、プラットフォーム事業者にメタデータ(番組情報メタデータ、動画情報メタデータ、チャプター情報メタデータ、メタデータ情報及び商品情報メタデータ)を提供することとして説明したが、メタデータの提供先は、これに限定されない。例えば、本発明の参考例に係る商品管理装置は、これらメタデータを他のコンテンツホルダや視聴者に提供しても良い。
【0081】
なお、本発明の参考例では、本発明の参考例に係る商品管理装置を独立した装置として説明したが、本発明は、一般的なコンピュータの演算装置、記憶装置等のハードウェア資源を、前記した各手段として協調動作させるプログラムによっても実現できる。このプログラムは、通信回線を介して配布しても良く、CD−ROMやフラッシュメモリ等の記録媒体に書き込んで配布しても良い。
【符号の説明】
【0082】
100 番組コンテンツ提供システム
1 番組コンテンツ蓄積装置
2 メタデータ管理装置
21 番組情報メタデータ記憶手段
22 商品情報メタデータ記憶手段
23 販売期間書込手段
24 視聴期間書込手段
25 公開期間書込手段
26 メタデータ提供手段
3 商品管理装置
31 商品情報メタデータ記憶手段
32 番組情報メタデータ記憶手段
33 動画情報メタデータ記憶手段
34 チャプター情報メタデータ記憶手段
35 メタデータ情報記憶手段
36 商品情報メタデータ更新手段
37 メタデータ提供手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
番組コンテンツに関する情報を含む番組情報メタデータと、1以上の前記番組コンテンツで構成される商品に関する情報を含む商品情報メタデータとを提供するメタデータ管理装置において、
前記番組コンテンツを一意に識別する番組識別子を記憶する番組情報メタデータ記憶手段と、
前記商品を一意に識別する商品識別子と、当該商品を構成する番組コンテンツの番組識別子を示す構成番組情報とを含む商品情報メタデータを記憶する商品情報メタデータ記憶手段と、
前記商品の販売可能な期間を示す販売期間を、予め設定された期間で、前記商品情報メタデータに書き込む販売期間書込手段と、
前記番組コンテンツの視聴可能な期間を示す視聴可能期間を、予め設定された期間で、前記番組情報メタデータに書き込む視聴期間書込手段と、
前記視聴可能期間が経過した場合における前記商品を構成する前記番組コンテンツの視聴可能な期間を示す公開期間を、予め設定された期間で、前記商品情報メタデータに書き込む公開期間書込手段と、
前記番組情報メタデータと前記商品情報メタデータとを提供するメタデータ提供手段と、を備えることを特徴とするメタデータ管理装置。
【請求項2】
前記公開期間書込手段は、前記公開期間を、前記販売期間に予め設定されたライセンス期間を加えた期間で、前記商品情報メタデータに書き込むことを特徴とする請求項1に記載のメタデータ管理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−245865(P2010−245865A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−92778(P2009−92778)
【出願日】平成21年4月7日(2009.4.7)
【出願人】(000004352)日本放送協会 (2,206)
【Fターム(参考)】