説明

メニュー管理装置およびプログラム

【課題】実行環境が変わっても常に同じメニュー構成を提供できるメニュー管理装置を実現する。
【解決手段】アプリケーションソフトにより処理されるアプリケーションデータと、各ユーザエリアのそれぞれに対応するユーザがカスタマイズしたメニュー構成を表すメニューデータとが格納される共有ファイル10を備え、ユーザの読込指示に応じて、共有ファイル10からアプリケーションデータを読み出してアプリケーションソフトに反映させる一方、読込指示したユーザのユーザエリアが共有ファイル10に存在すれば、該当ユーザエリアに格納されるメニューデータに従ったメニュー構成を設定する。そして、ユーザの保存指示に応じて、保存指示したユーザのメニューデータの有無を判断し、当該ユーザのメニューデータが有ると、そのメニューデータを共有ファイル10の該当ユーザエリアにセーブすると共に、アプリケーションデータを共有ファイル10にセーブする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、実行環境が変わっても常に同じメニュー構成を提供するメニュー管理装置およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
アプリケーションソフトでは、階層化されたメニュー項目を有し、あるメニュー項目を選択すると、その選択されたメニュー項目の下位に定義されたメニュー項目を表示する所謂プルダウン方式のメニュー構成を備えることが多い。近年では、こうしたメニュー構成をユーザ好みにカスタマイズする技術も知られており、例えば特許文献1には、ユーザが特定したメニュー項目の表示位置を変更し、変更されたメニュー項目の表示位置をアプリケーションソフトが起動し直された場合でも継続されるようにした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−64748号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に開示の技術は、端末にインストールされたアプリケーションソフト毎に個別にメニュー構成をカスタマイズする態様であるから、例えばユーザがいつもとは異なる他の端末で作業する場合には実行環境が変わる為に同じメニュー構成にならないという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、実行環境が変わっても常に同じメニュー構成を提供することができるメニュー管理装置およびプログラムを実現することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、アプリケーションソフトにより処理されるアプリケーションデータと、各ユーザに対応付けられたユーザエリアを有し、これらのユーザエリアの各々に対応するユーザがカスタマイズしたメニュー構成を表すメニューデータとが格納されるファイル手段と、ユーザの読込指示に応じて、前記ファイル手段からアプリケーションデータを読み出してアプリケーションソフトに反映させる一方、読込指示したユーザのユーザエリアが前記ファイル手段に存在する場合に、該当ユーザエリアに格納されるメニューデータに従ったメニュー構成を設定する読込手段と、ユーザの保存指示に応じて、保存指示したユーザのメニューデータの有無を判断し、当該ユーザのメニューデータが有ると、そのメニューデータを前記ファイル手段の該当ユーザエリアに保存すると共に、アプリケーションデータを前記ファイル手段に保存する保存手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
上記請求項1に従属する請求項2に記載の発明では、前記ファイル手段は、アプリケーションソフトの種別に対応したアプリケーション別エリア毎に、ユーザ別のメニューデータが格納されるユーザエリアを備えることを特徴とする。
【0008】
上記請求項1に従属する請求項3に記載の発明では、前記ファイル手段は、アプリケーションソフトの種別に対応したアプリケーション別エリア毎に、該当するアプリケーションソフトにおけるデフォルトのメニュー構成を表すメニューデータが格納されるデフォルトエリアを備えることを特徴とする。
【0009】
上記請求項1に従属する請求項4に記載の発明では、前記ファイル手段から選択したユーザエリアに格納されるメニューデータ中のメニュー項目を指定し、指定したメニュー項目の表示位置を変更する表示位置変更手段と、前記ファイル手段から選択したユーザエリアに格納されるメニューデータ中のメニュー項目を指定し、指定したメニュー項目の表示状態を変更する表示状態変更手段とを更に具備することを特徴とする。
【0010】
上記請求項1に従属する請求項5に記載の発明では、ログインするユーザを認証すると共に、認証されたユーザ毎のユーザエリアを有し、これらのユーザエリアの各々に対応するユーザがカスタマイズしたメニュー構成を表すメニューデータを記憶するユーザ認証手段を更に備え、前記読込手段は、読込指示したユーザのユーザエリアが未登録の前記ファイル手段を読み込む場合、前記ユーザ認証手段が備える認証されたユーザ毎のユーザエリアの内、読込指示したユーザのユーザエリアからカスタマイズされたメニューデータを読み出してメニュー構成を設定することを特徴とする。
【0011】
上記請求項5に従属する請求項6に記載の発明では、デフォルトのメニュー構成を表すメニューデータが前記ファイル手段に格納されているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によりデフォルトのメニュー構成を表すメニューデータが格納されていると判別された場合に、前記読込手段により設定されたメニュー構成を、デフォルトのメニュー構成に変更する変更手段とを更に備えることを特徴とする。
【0012】
請求項7に記載の発明では、コンピュータに、アプリケーションソフトにより処理されるアプリケーションデータと、各ユーザに対応付けられたユーザエリアを有し、これらのユーザエリアの各々に対応するユーザがカスタマイズしたメニュー構成を表すメニューデータとが格納されるファイルからユーザの読込指示に応じて、アプリケーションデータを読み出してアプリケーションソフトに反映させる一方、読込指示したユーザのユーザエリアがファイルに存在する場合に、該当ユーザエリアに格納されるメニューデータに従ったメニュー構成を設定する読込ステップと、ユーザの保存指示に応じて、保存指示したユーザのメニューデータの有無を判断し、当該ユーザのメニューデータが有ると、そのメニューデータをファイルの該当ユーザエリアに保存すると共に、アプリケーションデータをファイルに保存する保存ステップとを実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
本発明では、実行環境が変わっても常に同じメニュー構成を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】実施の一形態によるメニュー管理装置100の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】共有ファイル10の構造を示す図である。
【図3】カスタマイズされたメニュー構成を表すメニューデータの表示例を示す図である。
【図4】図3に図示したメニュー構成に対応したメニューデータの一例を示す図である。
【図5】メニュー編集画面の一例を示す図である。
【図6】ユーザリスト機能を説明するための図である。
【図7】ユーザ選択機能を説明するための図である。
【図8】ユーザ追加機能を説明するための図である。
【図9】ユーザの追加に対応したメニューデータの追加例を示す図である。
【図10】ユーザ削除機能を説明するための図である。
【図11】ユーザの削除に対応したメニューデータの削除例を示す図である。
【図12】メニュー項目の表示位置変更機能を説明するための図である。
【図13】メニュー項目の表示位置を変更したメニューデータの一例を示す図である。
【図14】メニュー項目の表示状態変更機能を説明するための図である。
【図15】メニュー項目の表示状態を変更したメニューデータの一例を示す図である。
【図16】ファイルロード処理の動作を示すフローチャートである。
【図17】ファイル保存処理の動作を示すフローチャートである。
【図18】保存ダイアログAの一例を示す図である。
【図19】保存ダイアログBの一例を示す図である。
【図20】変形例によるファイルロード処理の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.構成
図1は、実施の一形態によるメニュー管理装置100の機能的構成を示すブロック図である。メニュー管理装置100は、コンピュータのOS機能とアプリケーションソフト機能との連携により具現されるものであり、共有ファイル10、メニュー編集手段20、ファイルロード手段30およびファイル保存手段40から構成される。なお、メニュー管理装置100では、コンピュータのOS機能として知られるユーザ認証手段200によりオーソライズされたユーザがメニュー編集手段20、ファイルロード手段30およびファイル保存手段40にアクセス可能となる。
【0016】
共有ファイル10は、複数種のアプリケーションソフトでリード・ライト可能であって、かつユーザ認証手段200によりオーソライズされたユーザ同士で共有可能なファイル構造を有する。ここで、図2〜図4を参照して共有ファイル10の構造を説明する。共有ファイル10は、図2に図示するように、アプリケーションソフトにより処理(生成又は編集)されるアプリケーションデータが格納されるアプリケーションデータエリアADEと、メニュー構成(メニュー項目の内容、位置および表示の形態)を表すメニューデータが格納されるメニューデータエリアMDEとから構成される。なお、アプリケーションデータエリアADEに格納されるアプリケーションデータとは、文書データに限らず、複数種のアプリケーションソフトでリード・ライト可能な表計算データ、画像データ、CADデータなどのコンテンツ一般を総称するデータを意味する。
【0017】
メニューデータエリアMDEは、共有ファイル10に対してリード・ライト可能なアプリケーションソフトの種別に対応したアプリケーション別エリアA〜Nから構成される。一つのアプリケーション別エリアには、該当するアプリケーションソフトにおけるデフォルトのメニュー構成を表すメニューデータが格納されるデフォルトエリアと、該当するアプリケーションソフトを使用するユーザ毎のメニュー構成を表すメニューデータが格納されるユーザエリアとが設けられる。ここで言うユーザ毎のメニューデータとは、各ユーザがそれぞれ個別に好みの使い勝手が得られるようにメニュー項目の内容、位置および表示の形態を変更してカスタマイズしたメニュー構成を表すものである。
【0018】
図3は、カスタマイズされたメニュー構成を表すメニューデータの表示例を示す図である。この一例によるメニュー構成は、メニュー項目「ファイル」と、メニュー項目「ファイル」を親メニューとするメニュー項目「終了」と、メニュー項目「ファイル」を親メニューとするメニュー項目「開く」と、メニュー項目「編集」と、メニュー項目「編集」を親メニューとするメニュー項目「検索」とから構成される。
【0019】
メニューデータは、一つのメニュー項目について「メニュー項目名」、「親メニューの有無」、「メニューの位置」および「メニューの状態(表示/非表示)」を表すデータから構成される。具体的には、図3で図示した一例のメニュー構成を表すメニューデータの場合、図4に図示するように、例えばメニュー項目「ファイル」は「メニュー項目名:ファイル」、「親メニュー:無し」、「メニューの位置:1」および「メニューの状態:表示」から構成される。
【0020】
こうしたメニューデータは、メニュー編集手段20により共有ファイル10に新規登録されたり、削除又は変更されたりする。メニュー編集手段20は、図1に図示するように、ユーザリスト機能20a、ユーザ選択機能20b、ユーザ追加機能20c、ユーザ削除機能20d、メニュー項目の表示位置変更機能20eおよびメニュー項目の表示状態変更機能20fを備える。これら各機能20a〜20fについては追って述べる。
【0021】
ファイルロード手段30は、認証ユーザからのファイルロード指示に応じて、共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEからアプリケーションデータを読み出してファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させる一方、ファイルロード指示した認証ユーザのユーザエリアが共有ファイル10のメニューデータエリアMDEに存在すれば、そのユーザエリアからカスタマイズされたメニュー構成を表すメニューデータを読み出してメニュー設定する。
【0022】
ファイル保存手段40は、認証ユーザからのセーブ指示に応じて、当該ユーザのメニューデータの有無を判断し、メニューデータが無ければ、アプリケーションデータのみを共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEにセーブし、一方、当該ユーザのメニューデータが有ると、アプリケーションデータを共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEにセーブすると共に、メニューデータを共有ファイル10のメニューデータエリアMDE中の該当ユーザエリアにセーブする。
【0023】
B.動作
次に、上記構成によるメニュー管理装置100の動作を説明する。以下では、メニュー編集手段20の動作、ファイルロード手段30の動作およびファイル保存手段40の動作に分けて説明を進める。
【0024】
(1)メニュー編集手段20の動作
メニュー編集手段20では、認証ユーザからメニュー編集指示が有ると、コンピュータの表示手段(不図示)に、図5に図示する一例のメニュー編集画面MGを表示する。このメニュー編集画面MGでは、共有ファイル10のメニューデータエリアMDEにおいて、ユーザ指定のアプリケーション別エリアを処理対象としてユーザリスト機能20a、ユーザ選択機能20b、ユーザ追加機能20c、ユーザ削除機能20d、メニュー項目の表示位置変更機能20eおよびメニュー項目の表示状態変更機能20fを起動させる。
【0025】
ユーザリスト機能20aは、図6に図示するように、ユーザリストボックスLBのクリック操作で起動する。ユーザリスト機能20aが起動されると、ユーザ指定のアプリケーション別エリアに登録されたユーザエリアのリストを当該ユーザリストボックスLB中に表示する。ユーザリストボックスLB中にリスト表示されたユーザエリアの何れかをクリック操作して選択すると、ユーザ選択機能20bが起動する。ユーザ選択機能20bが起動すると、例えば「ユーザX」エリアを選択した場合には、図7に図示するように、「ユーザX」エリアのメニューデータに基づくメニュー構成が、メニュー編集画面MGのメニュー構成表示エリアMDに表示される。
【0026】
ユーザ追加機能20cは、メニュー編集画面MGのユーザ追加入力フィールドAF(図8参照)に、追加すべきユーザエリア名を入力することで起動する。例えば図9に図示する一例のように、アプリケーション別エリアAに、ユーザX、ユーザYおよびユーザZの各エリアのメニューデータが登録済みの場合に、追加するユーザエリア名として「ユーザV」をメニュー編集画面MGのユーザ追加入力フィールドAFに入力すると、アプリケーション別エリアAに「ユーザV」エリアが新規作成される。新規作成された「ユーザV」エリアには、暫定的なメニュー構成としてデフォルトのメニューデータがコピーされ、そのコピーされたデフォルトのメニューデータに基づくメニュー構成が、メニュー編集画面内のメニュー構成表示エリアMD(図8参照)に表示される。
【0027】
ユーザ削除機能20dは、メニュー編集画面MGのユーザ削除入力フィールドDF(図10参照)に、削除すべきユーザエリア名を入力することで起動する。例えば図11に図示する一例のように、アプリケーション別エリアAに、ユーザX、ユーザYおよびユーザZの各エリアのメニューデータが登録済みの場合に、その中から削除対象のユーザエリア名として「ユーザY」をメニュー編集画面MGのユーザ削除入力フィールドDFに入力すると、アプリケーション別エリアAから「ユーザY」のユーザエリアが削除される。
【0028】
メニュー項目の表示位置変更機能20eは、メニュー編集画面MGのメニュー構成表示エリアMDに表示されるメニュー構成において、表示位置を変更したいメニュー項目を選択した状態で、上下左右方向を指定する矢印キーボタンABの何れかのクリック操作で起動する。例えば図12に図示するように、メニュー構成表示エリアMDに表示されるメニュー項目「終了」を選択して上向きの矢印キーボタンABをクリック操作した場合には、図13に図示するように、メニュー項目名「開く」のメニューの位置を「1」から「2」に変更し、一方、メニュー項目名「終了」のメニューの位置を「2」から「1」に変更する。これにより、メニュー項目「開く」の表示位置とメニュー項目「終了」の表示位置とが入れ替わる。
【0029】
メニュー項目の表示状態変更機能20fは、メニュー編集画面MGのメニュー構成表示エリアMDに表示されるメニュー構成において、表示状態を変更したいメニュー項目を選択した状態で、変更ボタンCBのクリック操作で起動する。例えば図14に図示するように、メニュー構成表示エリアMDに表示されるメニュー項目「開く」を選択して変更ボタンCBをクリック操作した場合には、図15に図示するように、メニュー項目名「開く」のメニューの状態を「表示」から「非表示」に変更する。
【0030】
(2)ファイルロード手段30の動作
次に、図16を参照してファイルロード手段30の動作を説明する。ファイルロード手段30は、認証ユーザからのファイルロード指示に応じてファイルロード処理を実行する。ファイルロード処理が実行されると、ファイルロード手段30は、図16に図示するステップSA1に処理を進め、共有ファイル10のデータを読み出してコンピュータの一時記憶エリア(不図示)にロードする。
【0031】
次いで、ステップSA2では、一時記憶エリアにロードされたデータ中にメニューデータエリアMDEのメニューデータが含まれているか否かを判断する。メニューデータエリアMDEのメニューデータが含まれていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSA8に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0032】
一方、一時記憶エリアにロードされたデータ中にメニューデータエリアMDEのメニューデータが含まれていると、上記ステップSA2の判断結果は「YES」になり、ステップSA3に進む。ステップSA3では、メニューデータエリアMDEのメニューデータ中に、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアのメニューデータが存在するかどうかを判断する。ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアのメニューデータが存在しなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSA8に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0033】
これに対し、メニューデータエリアMDEのメニューデータ中に、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアのメニューデータが存在すると、上記ステップSA3の判断結果は「YES」になり、ステップSA4に進む。ステップSA4では、アプリケーション別エリアのメニューデータ中に、ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータが存在するか否かを判断する。
【0034】
ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータが存在すると、判断結果は「YES」になり、ステップSA5に進み、そのメニューデータに基づくメニュー構成を設定する。これにより、実行環境が変わっても常に同じメニュー構成を提供することが可能になる。そして、ステップSA8に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0035】
これに対し、ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータが存在しなければ、上記ステップSA4の判断結果は「NO」になり、ステップSA6に進む。ステップSA6では、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが有るか否かを判断する。アプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが無ければ、判断結果は「NO」になり、ステップSA8に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0036】
ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが有ると、上記ステップSA6の判断結果は「YES」になり、ステップSA7に進み、そのデフォルトのメニューデータに基づくメニュー構成を設定する。この後、ステップSA8に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0037】
このように、ファイルロード処理では、認証ユーザからのファイルロード指示に応じて、共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEからアプリケーションデータを読み出してファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させる一方、ファイルロード指示した認証ユーザのユーザエリアが共有ファイル10のメニューデータエリアMDEに存在すれば、そのユーザエリアからカスタマイズされたメニュー構成を表すメニューデータを読み出してメニュー設定する。
【0038】
(3)ファイル保存手段40の動作
次に、図17〜図19を参照してファイル保存手段40の動作を説明する。ファイル保存手段40は、認証ユーザからのセーブ指示に応じてファイル保存処理を実行する。ファイル保存処理が実行されると、ファイル保存手段40は、図17に図示するステップSB1に処理を進め、メニューデータに基づくメニュー構成が設定されているか否かを判断する。メニューデータに基づくメニュー構成が設定されていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSB2に進み、図18に図示する保存ダイアログAを呼び出してコンピュータの表示手段(不図示)に画面表示させ、続くステップSB3では、この保存ダイアログA中の保存ボタンSBのクリック操作に応じて、コンピュータの一時記憶エリア(不図示)中のアプリケーションデータエリアADEからアプリケーションデータを読み出し、読み出したアプリケーションデータを共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEに保存して本処理を終える。
【0039】
一方、メニューデータに基づくメニュー構成が設定されていると、上記ステップSB1の判断結果は「YES」になり、ステップSB4に進み、図19に図示する保存ダイアログBを呼び出してコンピュータの表示手段(不図示)に画面表示させる。続いて、ステップSB5では、アプリケーションデータとメニューデータとの双方をセーブするか否かを判断する。すなわち、図19に図示する保存ダイアログBにおいて、メニュー構成を保存する旨を表すチェックマークCMが付与された状態で保存ボタンSBのクリック操作されたかどうかを判断する。
【0040】
メニュー構成を保存する旨を表すチェックマークCMが付与されずに保存ボタンSBがクリック操作されると、上記ステップSB5の判断結果は「NO」になり、ステップSB3に進み、コンピュータの一時記憶エリア(不図示)中のアプリケーションデータエリアADEからアプリケーションデータを読み出して共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEに保存して本処理を終える。
【0041】
これに対し、メニュー構成を保存する旨を表すチェックマークCMが付与された状態で保存ボタンSBがクリック操作されたならば、上記ステップSB5の判断結果は「YES」になり、ステップSB6に進み、コンピュータの一時記憶エリア(不図示)中のアプリケーションデータエリアADEから読み出したアプリケーションデータを共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEに保存すると共に、コンピュータの一時記憶エリア(不図示)中のメニューデータエリアMDEにおいて、セーブ指示した認証ユーザのユーザエリアから読み出したメニューデータを、共有ファイル10のメニューデータエリアMDE中の該当ユーザエリアに保存して本処理を終える。
【0042】
このように、ファイル保存処理では、認証ユーザからのセーブ指示に応じて、当該ユーザのメニューデータの有無を判断し、メニューデータが無ければ、アプリケーションデータのみを共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEにセーブし、一方、当該ユーザのメニューデータが有ると、アプリケーションデータを共有ファイル10のアプリケーションデータエリアADEにセーブすると共に、メニューデータを共有ファイル10のメニューデータエリアMDE中の該当ユーザエリアにセーブする。
【0043】
以上説明したように、本実施形態では、アプリケーションソフトにより処理されるアプリケーションデータと、各ユーザエリアのそれぞれに対応するユーザがカスタマイズしたメニュー構成を表すメニューデータとが格納される共有ファイル10を備え、ユーザの読込指示に応じて、共有ファイル10からアプリケーションデータを読み出してアプリケーションソフトに反映させる一方、読込指示したユーザのユーザエリアが共有ファイル10に存在すれば、該当ユーザエリアに格納されるメニューデータに従ってメニュー設定する。そして、ユーザの保存指示に応じて、保存指示したユーザのメニューデータの有無を判断し、当該ユーザのメニューデータが有ると、そのメニューデータを共有ファイル10の該当ユーザエリアにセーブすると共に、アプリケーションデータを共有ファイル10にセーブするので、実行環境が変わっても常に同じメニュー構成を提供することができる。
【0044】
また、上述した実施形態では、ユーザ別のメニューデータが記憶されるユーザエリアを、共有ファイル10に対してリード・ライト可能なアプリケーションソフトの種別に対応したアプリケーション別エリア毎に設けている為、例えばいつもと異なるコンピュータで、いつもと違うアプリケーションソフトを使って共有ファイル10のアプリケーションデータを処理する等、実行環境が変わっても常に同じメニュー構成を提供することができる。
【0045】
さらに、本実施形態では、アプリケーションソフトの種別に対応したアプリケーション別エリア毎に、該当するアプリケーションソフトにおけるデフォルトのメニュー構成を表すメニューデータが格納されるデフォルトエリアを設けたので、例えばメニューデータをカスタマイズする以前の、初めて使うアプリケーションソフトを使って共有ファイル10のアプリケーションデータを処理する場合には、デフォルトのメニュー構成を用いる等、実行環境が変わっても常に同じメニュー構成(デフォルトのメニュー構成)を提供することができる。
【0046】
加えて、本実施形態では、選択したユーザエリアにおけるメニューデータ中のメニュー項目を指定し、指定したメニュー項目の表示位置や表示状態(表示・非表示)を変更する機能20e、20fを備える為、例えば新規登録されたユーザのメニュー機能を制限することが可能になる。
【0047】
C.変形例
上述した実施形態では、ファイルロード指示した認証ユーザのユーザエリアが共有ファイル10のメニューデータエリアMDEに存在せず、デフォルトのメニューデータが有ると、そのデフォルトのメニューデータに基づきメニュー構成を設定する。そして、更にユーザ好みの使い勝手を得るには、メニュー編集手段20を起動させてデフォルトのメニュー構成をカスタマイズして自己のユーザエリアに新規登録することになる。したがって、自己のユーザエリアが未登録の共有ファイル10を他ユーザから譲り受けた場合には、先ずファイルロード時にデフォルトのメニュー構成を設定してから自分好みのメニュー構成にカスタマイズする煩わしさが生じる。
【0048】
そこで、変形例によるファイルロード処理では、コンピュータのOS機能であるユーザ認証手段200に、共有ファイル10のメニューデータエリアMDE(図2参照)と同様に、認証ユーザ毎のユーザエリアを設けてメニューデータを登録しておき、自己のユーザエリアが未登録の共有ファイル10をロードする際には、ユーザ認証手段200に設けたユーザエリアからカスタマイズされたメニューデータを読み出してメニュー構成を設定する。こうすることにより、ファイルロード時にデフォルトのメニュー構成を設定してから自分好みのメニュー構成にカスタマイズする煩わしさを解消することが出来る。以下、こうした変形例によるファイルロード処理の動作について図20を参照して説明する。
【0049】
前述した実施形態と同様、認証ユーザからのファイルロード指示に応じてファイルロード処理が実行されると、ファイルロード手段30は、図20に図示するステップSC1に処理を進め、共有ファイル10のデータを読み出してコンピュータの一時記憶エリア(不図示)にロードする。続いて、ステップSC2では、一時記憶エリアにロードされたデータ中にメニューデータエリアMDEのメニューデータが含まれているか否かを判断する。メニューデータエリアMDEのメニューデータが含まれていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSC6に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0050】
一方、一時記憶エリアにロードされたデータ中にメニューデータエリアMDEのメニューデータが含まれていると、上記ステップSC2の判断結果は「YES」になり、ステップSC3に進む。ステップSC3では、メニューデータエリアMDEのメニューデータ中に、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアのメニューデータが存在するかどうかを判断する。ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアのメニューデータが存在しなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSC6に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0051】
これに対し、メニューデータエリアMDEのメニューデータ中に、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアのメニューデータが存在すると、上記ステップSC3の判断結果は「YES」になり、ステップSC4に進む。ステップSC4では、アプリケーション別エリアのメニューデータ中に、ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータが存在するか否かを判断する。
【0052】
ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータが存在すると、判断結果は「YES」になり、ステップSC5に進み、そのメニューデータに基づくメニュー構成を設定する。これにより、実行環境が変わっても常に同じメニュー構成を提供することが可能になる。そして、ステップSC6に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0053】
これに対し、ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータが存在しなければ、上記ステップSC4の判断結果は「NO」になり、ステップSC7に進む。ステップSC7では、ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータがユーザ認証手段200に記憶されているか否かを判断する。認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータがユーザ認証手段200に記憶されていなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSC8に進む。
【0054】
ステップSC8では、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが有るか否かを判断する。アプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが無ければ、判断結果は「NO」になり、ステップSC6に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0055】
ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが有ると、上記ステップSC8の判断結果は「YES」になり、ステップSC9に進み、そのデフォルトのメニューデータに基づくメニュー構成を設定する。この後、ステップSC6に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0056】
さて一方、ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータがユーザ認証手段200に記憶されていると、上記ステップSC7の判断結果は「YES」になり、ステップSC10に進む。ステップSC10では、ファイルロード指示した認証ユーザに該当するユーザエリアのメニューデータをユーザ認証手段200から読み出してメニュー構成を設定する。これにより、自己のユーザエリアが未登録の共有ファイル10を他ユーザから譲り受けた場合であっても、ファイルロード時にデフォルトのメニュー構成を設定してから自分好みのメニュー構成にカスタマイズする煩わしさを解消し得る。
【0057】
次いで、ステップSC11では、一時記憶エリアにロードされたメニューデータエリアMDEのメニューデータ中に、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが有るか否かを判断する。アプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが無ければ、判断結果は「NO」になり、ステップSC6に進み、一時記憶エリアにロードされたデータ中に含まれるアプリケーションデータエリアADEのアプリケーションデータを、ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトに反映させて本処理を終える。
【0058】
ファイルロード指示を発生したアプリケーションソフトの種類に該当するアプリケーション別エリアにデフォルトのメニューデータが有ると、上記ステップSC11の判断結果は「YES」になり、ステップSC12に進む。ステップSC12では、上記ステップSC10において設定されたメニュー構成において、デフォルトのメニューデータ中で非表示となっているメニュー項目を非表示に変更する。つまり、ユーザ認証手段200から読み出したカスタマイズ済みのメニュー構成をデフォルトのメニュー構成に変更する。したがって、例えば自己のユーザエリアが未登録の共有ファイル10を他ユーザから譲り受け、その共有ファイル10を初めて使うユーザに対しては、カスタマイズ済みのメニュー構成をデフォルトのメニュー構成に変更することによってメニュー機能を一部制限することが可能になる。
【0059】
このように、変形例によるファイルロード処理では、認証ユーザ毎のユーザエリアをユーザ認証手段200に設けてメニューデータを登録しておき、自己のユーザエリアが未登録の共有ファイル10をロードする際には、ユーザ認証手段200に設けたユーザエリアからカスタマイズされたメニューデータを読み出してメニュー構成を設定するので、ファイルロード時にデフォルトのメニュー構成を設定してから自分好みのメニュー構成にカスタマイズする煩わしさを解消することが出来る。また、自己のユーザエリアが未登録の共有ファイル10を他ユーザから譲り受け、その共有ファイル10を初めて使うユーザに対しては、カスタマイズ済みのメニュー構成をデフォルトのメニュー構成に変更するので、メニュー機能を一部制限することが出来る。
【符号の説明】
【0060】
10 共有ファイル
20 メニュー編集手段
20a ユーザリスト機能
20b ユーザ選択機能
20c ユーザ追加機能
20d ユーザ削除機能
20e メニュー項目の表示位置変更機能
20f メニュー項目の表示状態変更機能
30 ファイルロード手段
40 ファイル保存手段
100 メニュー管理装置
200 ユーザ認証手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションソフトにより処理されるアプリケーションデータと、各ユーザに対応付けられたユーザエリアを有し、これらのユーザエリアの各々に対応するユーザがカスタマイズしたメニュー構成を表すメニューデータとが格納されるファイル手段と、
ユーザの読込指示に応じて、前記ファイル手段からアプリケーションデータを読み出してアプリケーションソフトに反映させる一方、読込指示したユーザのユーザエリアが前記ファイル手段に存在する場合に、該当ユーザエリアに格納されるメニューデータに従ったメニュー構成を設定する読込手段と、
ユーザの保存指示に応じて、保存指示したユーザのメニューデータの有無を判断し、当該ユーザのメニューデータが有ると、そのメニューデータを前記ファイル手段の該当ユーザエリアに保存すると共に、アプリケーションデータを前記ファイル手段に保存する保存手段と
を具備することを特徴とするメニュー管理装置。
【請求項2】
前記ファイル手段は、アプリケーションソフトの種別に対応したアプリケーション別エリア毎に、ユーザ別のメニューデータが格納されるユーザエリアを備えることを特徴とする請求項1記載のメニュー管理装置。
【請求項3】
前記ファイル手段は、アプリケーションソフトの種別に対応したアプリケーション別エリア毎に、該当するアプリケーションソフトにおけるデフォルトのメニュー構成を表すメニューデータが格納されるデフォルトエリアを備えることを特徴とする請求項1記載のメニュー管理装置。
【請求項4】
前記ファイル手段から選択したユーザエリアに格納されるメニューデータ中のメニュー項目を指定し、指定したメニュー項目の表示位置を変更する表示位置変更手段と、
前記ファイル手段から選択したユーザエリアに格納されるメニューデータ中のメニュー項目を指定し、指定したメニュー項目の表示状態を変更する表示状態変更手段と
を更に具備することを特徴とする請求項1記載のメニュー管理装置。
【請求項5】
ログインするユーザを認証すると共に、認証されたユーザ毎のユーザエリアを有し、これらのユーザエリアの各々に対応するユーザがカスタマイズしたメニュー構成を表すメニューデータを記憶するユーザ認証手段を更に備え、
前記読込手段は、読込指示したユーザのユーザエリアが未登録の前記ファイル手段を読み込む場合、前記ユーザ認証手段が備える認証されたユーザ毎のユーザエリアの内、読込指示したユーザのユーザエリアからカスタマイズされたメニューデータを読み出してメニュー構成を設定することを特徴とする請求項1記載のメニュー管理装置。
【請求項6】
デフォルトのメニュー構成を表すメニューデータが前記ファイル手段に格納されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によりデフォルトのメニュー構成を表すメニューデータが格納されていると判別された場合に、前記読込手段により設定されたメニュー構成を、デフォルトのメニュー構成に変更する変更手段と
を更に備えることを特徴とする請求項5記載のメニュー管理装置。
【請求項7】
コンピュータに、
アプリケーションソフトにより処理されるアプリケーションデータと、各ユーザに対応付けられたユーザエリアを有し、これらのユーザエリアの各々に対応するユーザがカスタマイズしたメニュー構成を表すメニューデータとが格納されるファイルからユーザの読込指示に応じて、アプリケーションデータを読み出してアプリケーションソフトに反映させる一方、読込指示したユーザのユーザエリアがファイルに存在する場合に、該当ユーザエリアに格納されるメニューデータに従ったメニュー構成を設定する読込ステップと、
ユーザの保存指示に応じて、保存指示したユーザのメニューデータの有無を判断し、当該ユーザのメニューデータが有ると、そのメニューデータをファイルの該当ユーザエリアに保存すると共に、アプリケーションデータをファイルに保存する保存ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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