説明

モータジェネレータ・原動機ギアアッセンブリ

【課題】原動機とモータジェネレータを回転可能に連結するためのさらなるギアアッセンブリが提供される。
【解決手段】機械式変速機アッセンブリは、第1の回転速度で回転する入力を受け取り、第2の回転速度で回転する出力を供給する。機械式変速機56は、第2の回転速度を選択的に調節する。入力は原動機によって供給される。出力はモータジェネレータ50を回転可能に駆動する油圧ポンプアッセンブリに供給される。原動機でモータジェネレータ50を駆動する方法は、原動機からの入力シャフト70で変速機56を駆動することを含む。シャフト70は、第1の回転速度で回転する。方法は変速機56からの第1の出力シャフト72で油圧ポンプ58を駆動する。シャフト72は、第2の回転速度で回転する。方法はポンプ58でモータジェネレータ50を駆動する。方法は第1の回転速度が第2の回転速度とは異なるように変速機56を選択的に調節する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は一般に、原動機とモータジェネレータを回転可能に連結するギアアッセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
ターボ機械などの原動機が知られている。通常のターボ機械は、ファンセクション、圧縮セクション、燃焼器セクション、およびタービンセクションを備える。ターボ機械は、圧縮セクションに少なくとも1つのロータを有する。ロータは、ターボ機械の作動を維持するのに十分速く回転するまで、比較的高い回転速度へと加速される必要がある。
【0003】
モータジェネレータは、ターボ機械と独立しており、ターボ機械の始動時にロータを回転させるモータとして使用される。ターボ機械の自立後、モータジェネレータは、発電機として使用され、ターボ機械によって駆動される。
【0004】
原動機の回転速度は、モータジェネレータの最適速度とは異なることがある。また、回転速度は、作動時にかなり変化するが、比較的安定した回転入力をモータジェネレータに供給するのが望ましい。従って、原動機とモータジェネレータの間で回転を逓増または逓減するために油圧・機械式変速機が使用される。油圧・機械式変速機の大きさおよび重量は、より広範囲の回転速度に適合させるために増加させる必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
原動機とモータジェネレータを回転可能に連結するためのさらなるギアアッセンブリが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施例の機械式変速機アッセンブリは、第1の回転速度で回転する入力を受け取り、第2の回転速度で回転する出力を供給する。機械式変速機は、第2の回転速度を選択的に調節する。入力は、原動機によって供給される。出力は、モータジェネレータを回転可能に駆動する油圧ポンプアッセンブリに供給される。
【0007】
実施例の原動機ギア構成は、差動アッセンブリおよび油圧ポンプを有する油圧・機械式変速機を備える。モータジェネレータは、油圧・機械式変速機によって回転可能に駆動される。機械式変速機は、第1の回転速度で原動機によって回転可能に駆動される。機械式変速機は、第1の回転速度で、あるいは第1の回転速度とは異なる第2の回転速度で油圧ポンプを回転可能に駆動するように選択的に調節する。
【0008】
原動機でモータジェネレータを駆動する実施例の方法は、原動機からの入力シャフトで機械式変速機を駆動することを含む。入力シャフトは、第1の回転速度で回転する。方法は、機械式変速機からの第1の出力シャフトで油圧ポンプを駆動する。第1の出力シャフトは、第2の回転速度で回転する。方法は、油圧ポンプでモータジェネレータを駆動する。方法は、第1の回転速度が第2の回転速度とは異なるように機械式変速機を選択的に調節する。
【0009】
開示された実施例のこれらの特徴および他の特徴は、以下の詳細な説明および図面から最も良く理解できる。以下は図面の簡単な説明である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】実施例のターボ機械、モータジェネレータ、およびギア構成の概略図である。
【図2】図1のギア構成の詳細図である。
【図3】図1のギア構成を用いたときの実施例の回転速度の関係を示すグラフである。
【図4】図1のターボ機械およびモータジェネレータと共に使用するのに適した、別の実施例のギア構成の図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1、図2を参照すると、実施例のガスタービンエンジン10は、航空機を推進するのに使用される。ガスタービンエンジン10は、実施例の種類のターボ機械であり、このターボ機械は、実施例の種類の原動機である。
【0012】
ガスタービンエンジン10は、軸X周りに周方向に配置される。ガスタービンエンジン10は、ファンセクション14、低圧圧縮機セクション16、高圧圧縮機セクション18、燃焼セクション20、高圧タービンセクション22、および低圧タービンセクション24を備える。他の実施例のターボ機械は、より多数あるいはより少数のセクションを備えることができる。
【0013】
作動時に、低圧圧縮機セクション16および高圧圧縮機セクション18で空気が圧縮される。圧縮された空気は次いで燃焼セクション20で燃料と混合され、燃焼する。燃焼生成物は、高圧タービンセクション22および低圧タービンセクション24に亘って膨張する。
【0014】
低圧圧縮機セクション16は、ロータ26を備える。高圧圧縮機セクション18は、ロータ28を備える。実施例のロータ26、28は、回転エーロフォイルまたは回転ブレードおよび静止エーロフォイルまたは静止ブレードの交互の列を備える。
【0015】
高圧タービンセクション22は、ロータ30を備える。低圧タービンセクション24は、ロータ32を備える。ロータ30、32は、高圧タービンセクション22および低圧タービンセクション24に亘る膨張に応じて軸X周りに回転するように構成される。実施例のロータ30、32は、回転可能エーロフォイルまたは回転可能ブレードおよび静止エーロフォイルまたは静止ブレードの交互の列を備える。
【0016】
ロータ30は、高圧スプール34を介してロータ28に連結される。ロータ32は、低圧スプール36を介してロータ26に連結される。従って、ロータ30、32の回転によって、ロータ28、26が回転し、それによって、高圧圧縮機セクション18および低圧圧縮機セクション16内でそれぞれ圧縮が行われる。ガスタービンエンジン10の作動時に、低圧スプール36は、高圧スプール34より広範囲の回転速度に亘って回転する。
【0017】
本開示における原動機の実施例は、2つのスプール構成を有するガスタービンエンジン10を参照して説明するとはいえ、実施例は、そのような構成に限定されない。すなわち、他の種類のターボ機械や、単一スプール軸構成、3スプール軸構成などの他の構成を有するガスタービンエンジンが使用可能なばかりでなく、ピストンエンジン、バンケルエンジンその他などの他の原動機も使用可能である。本願で開示される実施例から恩恵を受け得るであろう原動機を有するさまざまな構成がある。
【0018】
本実施例では、モータジェネレータ50が発電機モードで作動するとき、低圧スプール36がモータジェネレータ50を駆動する。低圧スプール36は、高圧スプール34の代わりに、あるいは高圧スプール34に加えて、モータジェネレータ50を駆動することができる。発電機モードで作動するとき、モータジェネレータ50は、航空機上のさまざまな負荷に電力を供給する。モータジェネレータ50は一般に、比較的一定の周波数で電力を供給すること、または、供給電力の変動が360〜800ヘルツなどの周波数範囲に確実に収まることが要求される。
【0019】
低圧スプール36の回転速度は、ガスタービンエンジン10の作動時にかなり変動する。低圧スプール36の可能性のある回転速度の範囲は、高圧スプール34の可能性のある速度範囲より大きい。ギア構成52は、低圧スプール36からの回転速度の変動を吸収し、モータジェネレータ50を回転可能に駆動する。従来技術では、高圧スプール34が一般に、モータジェネレータ50を駆動するのに使用される。
【0020】
実施例のギア構成52は、油圧・機械式変速機54と、油圧・機械式変速機54とは別の機械式変速機56とを備える。油圧・機械式変速機54は、常に変動可能であり、油圧ポンプ58と、差動装置66とを備える。
【0021】
本実施例では、機械式変速機56は、第1の位置と第2の位置の間で選択的に調節されるように構成される。第1の位置では、機械式変速機56は、低圧スプール36と同じ速度で差動装置66を回転させる。第2の位置では、機械式変速機56は、低圧スプール36より速く差動装置66を回転させる。実施例の機械式変速機56は、2段変速の変速機である。他の実施例では、機械式変速機56は、3速、または4速以上の間で調節可能である。
【0022】
特定の一実施例では、機械式変速機56が第1の位置にあるとき、差動装置66は、低圧スプール36が2,000rpmで回転するとき4,000rpmで回転する。この特定の実施例では、機械式変速機56が第2の位置にあるとき、差動装置66は、低圧スプール36が4,000rpmで回転するとき4,000rpmで回転する。油圧ポンプ58は、さらに回転速度を調節することができる。油圧ポンプ58は、差動装置66を介してモータジェネレータ50を回転させる。
【0023】
実施例の機械式変速機56は、この実施例では入力シャフトである入力部70を介して低圧スプール36から回転入力を受け取る。一実施例では、入力部70の回転速度は、ガスタービンエンジン10の作動時に低速度より5倍大きな高速度の間で変動し得る。例えば、ガスタービンエンジン10の作動時に入力部70は、高速端の5,000rpmから低速端の1,000rpmの間で回転することができる。
【0024】
入力部70は本実施例では、機械式変速機56と直接係合する。機械式変速機56は次いで、同様に機械式変速機56と直接係合する出力部72を介して回転出力を供給する。出力部72は、本実施例では差動リングギアである。
【0025】
実施例の機械式変速機56は、出力部72が入力部70と同じ速度で回転する位置から、出力部72が入力部70の1回の回転につき2回回転する別の位置へと移動する。
【0026】
実施例の機械式変速機56は、太陽なし差動ギア構成を有する。実施例の機械式変速機56は、差動装置66に類似した構成を有する。本開示の恩恵を受ける当業者ならば、入力部と出力部が同じ速度で回転する位置と出力部が入力部の倍の速さで回転する第2の位置の間で移動可能な他の種類の機械式変速機をどのように設計するか理解するであろう。
【0027】
機械式変速機56は、制御装置74に接続される。ガスタービンエンジン10の作動時に、制御装置74は、低圧スプール36の回転速度に応じて第1の位置と第2の位置の間で機械式変速機56の移動を開始する。制御装置74は、第1の位置と第2の位置の間でいつ移動を開始するかを判断するために、低圧スプール36の回転速度を監視することができる。制御装置74は、自動的に移動を開始することができ、あるいは、スイッチなどの手動入力を必要とすることができる。
【0028】
例えば、図1、図2を同時に参照しながら図3を参照すると、制御装置74は、低圧スプール36の回転速度が経路78に沿って低圧スプール36の可能な全速度の約20%から45%に増加する間、機械式変速機56を第1の位置に維持することができる。本実施例では、可能な全速度の20%は、約2,000rpmであり、可能な全速度の45%は、約4,000rpmである。低圧スプール36がその可能な全速度の45%に到達すると、制御装置74は、入力部70が出力部72と共に回転する第2の位置に機械式変速機56を移動させる。他の実施例が、機械式変速機を第3の位置に移動させることもできる。
【0029】
本実施例では、出力部72が差動装置66を回転させ、次いで、差動装置66が回転入力を油圧ポンプ58に供給する。油圧ポンプ58は、モータジェネレータ50が比較的安定した出力を確実に供給するように、さらに回転速度を調節する。油圧ポンプ58は、差動装置66を介してモータジェネレータ50を回転可能に駆動する。
【0030】
本実施例では、低圧スプール36が4,000rpmより遅い速度で回転しているときでさえ、4,000rpmより大きな速度の入力を常に受け取ることに留意されたい。機械式変速機56によって、そのような実施例では、差動装置66からの回転速度が確実に4,000rpmより上に維持される。
【0031】
他の実施例では、油圧ポンプ58は、4,000rpmまたはそれより下で回転する入力を受け取る。入力速度は、油圧ポンプ58について最適化される。
【0032】
図1を同時に参照しながら図4を参照すると、別の実施例のギア構成152が、機械式変速機156、差動装置166、および油圧ポンプ158を備える。図4で使用される参照符号は、図3の参照符号の前に「1」を付けたものに相当する。
【0033】
本実施例では、入力部170が、差動装置166によって機械式変速機に供給される。差動装置166は、低圧スプール36に連結されたシャフト80によって回転する。機械式変速機156は次いで、所望の速度で油圧ポンプ158を回転させるように2つの位置の間で選択的に移動する。制御装置174が、第1の位置と第2の位置の間で機械式変速機156の移動を制御するのに使用され得る。
【0034】
出力部172は本実施例では、機械式変速機156から油圧ポンプ158へ直接延在する出力シャフトである。出力部172が、機械式変速機156を回転させる。油圧ポンプ158が次いで、差動装置166を介してモータジェネレータ150を回転させる。
【0035】
開示された実施例の特徴は、ターボ機械の低圧スプールから入力を受け取り、回転入力をモータジェネレータに供給することができるギア構成を含む。
【0036】
例示的な実施例を開示したとはいえ、当業者ならば特定の修正例が特許請求の範囲に含まれるであろうことを理解するであろう。それゆえ、特許請求の範囲の真の範囲および内容を決定するには添付の特許請求の範囲を検討する必要がある。
【符号の説明】
【0037】
36…低圧スプール
50、150…モータジェネレータ
52、152…ギア構成
54、154…油圧・機械式変速機
56、156…機械式変速機
58、158…油圧ポンプ
66、166…差動装置
70、170…入力部
72、172…出力部
74、174…制御装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の回転速度で回転する入力を受け取り、第2の回転速度で回転する出力を供給する機械式変速機を備える機械式変速機アッセンブリであって、機械式変速機は、第2の回転速度を選択的に調節し、前記入力は、原動機によって供給され、前記出力は、モータジェネレータを回転可能に駆動する油圧ポンプアッセンブリに供給されることを特徴とする機械式変速機アッセンブリ。
【請求項2】
前記入力は、原動機の低圧スプールによって供給されることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項3】
前記入力は、原動機から機械式変速機へ直接延在する入力シャフトによって供給されることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項4】
前記入力の回転速度は、最高速度と最低速度の間で変動し、最高速度は、最低速度より少なくとも5倍大きいことを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項5】
機械式変速機は、2段変速の変速機であることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項6】
機械式変速機からの出力は、油圧ポンプに直接供給されることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項7】
機械式変速機からの出力は、油圧ポンプをモータジェネレータに回転可能に連結する差動装置を介して油圧ポンプアッセンブリに供給されることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項8】
機械式変速機は、太陽なし差動装置を備えることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項9】
機械式変速機は、第1の位置と第2の位置の間で移動可能であり、第1の回転速度は、機械式変速機が第1の位置にあるとき第2の回転速度と同じであり、機械式変速機が第2の位置にあるとき第2の回転速度の半分に等しいか半分を下回ることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項10】
原動機は、ターボ機械であることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項11】
機械式変速機は、第1の回転速度で回転する入力を受け取り、第3の回転速度で回転する出力を供給し、第3の回転速度は、第1の回転速度および第2の回転速度とは異なることを特徴とする請求項1記載の機械式変速機アッセンブリ。
【請求項12】
差動アッセンブリおよび油圧ポンプを有する油圧・機械式変速機と、
油圧・機械式変速機によって回転可能に駆動されるモータジェネレータと、
第1の回転速度で原動機によって回転可能に駆動される機械式変速機と、
を備える原動機・モータジェネレータギア構成であって、機械式変速機は、第1の回転速度で、あるいは第1の回転速度とは異なる第2の回転速度で油圧ポンプを回転可能に駆動するように選択的に調節可能であることを特徴とする原動機・モータジェネレータギア構成。
【請求項13】
機械式変速機は、ターボ機械の低圧スプールによって駆動されることを特徴とする請求項12記載の原動機・モータジェネレータギア構成。
【請求項14】
第1の回転速度は、最高速度と最低速度の間で変動し、最高速度は、最低速度より少なくとも5倍大きいことを特徴とする請求項12記載の原動機・モータジェネレータギア構成。
【請求項15】
機械式変速機は、2段変速の変速機であることを特徴とする請求項12記載の原動機・モータジェネレータギア構成。
【請求項16】
機械式変速機は、差動アッセンブリを油圧ポンプに回転可能に連結することを特徴とする請求項12記載の原動機ターボ機械・モータジェネレータギア構成。
【請求項17】
機械式変速機は、油圧・機械式変速機アッセンブリを回転させる差動装置を回転可能に駆動することを特徴とする請求項12記載の原動機・モータジェネレータギア構成。
【請求項18】
モータジェネレータは、360〜800ヘルツの出力を有する狭い帯域で変動可能な周波数のモータジェネレータであることを特徴とする請求項12記載の原動機・モータジェネレータギア構成。
【請求項19】
原動機からの入力であって、第1の回転速度で回転する入力で機械式変速機を駆動し、
機械式変速機からの第1の出力であって、第2の回転速度で回転する第1の出力で油圧ポンプを駆動し、
油圧ポンプからの第2の出力でモータジェネレータを駆動し、
第1の回転速度が第2の回転速度とは異なるように機械式変速機を選択的に調節する、
こと含むことを特徴とする、原動機でモータジェネレータを駆動する方法。
【請求項20】
第1の出力は、油圧ポンプを直接駆動する差動装置に供給され、第2の出力は、モータジェネレータを直接駆動する差動装置に供給されることを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項21】
第1の出力は、油圧ポンプを直接駆動することを特徴とする請求項19記載の方法。
【請求項22】
原動機は、ターボ機械の低圧スプールであることを特徴とする請求項19記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−29106(P2013−29106A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−165288(P2012−165288)
【出願日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【出願人】(500107762)ハミルトン・サンドストランド・コーポレイション (165)
【氏名又は名称原語表記】HAMILTON SUNDSTRAND CORPORATION
【住所又は居所原語表記】One Hamilton Road, Windsor Locks, CT 06096−1010, U.S.A.