説明

ユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法

【課題】多数のユーザーの集団技術の知性を介してソフトウェア及びシステムの開発及び維持補修の水準を高めて、参与者が目指す利益を相互共有するために能動的に変更することができるユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法を提供する。
【解決手段】サーバに構築された基本エコシステムをネットワークを介して公開するステップ(S2)、ネットワークに接続されたユーザー端末を介して基本エコシステムのUI構造の変更または情報構造の変更が含まれたユーザーのフィードバックを送信するステップ(S3)、フィードバックを介して基本エコシステムのUI構造変更または情報構造変更を行うステップ(S11)、(S15)及びフィードバックにより再構成された修正エコシステムをさらにネットワークを介して公開するステップ(S2)を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、匿名の複数のユーザーによりソフトウェア及びシステムのための自発的な交通情報の確保及び進化を可能にするエコシステムの開発技術に関し、さらに詳しくは進化に融通性とユーザーの効率性を高めるためのユーザーフィードバックを効率よく反映してエコシステムを能動的に再構成することができるようにするユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ソフトウェア及びシステムに開発及び供給が過去と同様に巨大企業により一方的に行いになると、開発者とユーザーに持続的な相生の利益を獲得する困難な情報になった。このような傾向は、リナックス(登録商標)が主導してきた公開ソフトウェア開発方式は、グーグル(google)の開発及び参与ビジネスモデルの成功でさらに明確になった。特に、周辺の生活機器らのIT化趨勢によってユーザー及び適用機器が多様化されており、これに応じて殆どのソフトウェア及びシステムでは、ユーザーによって差別化されたサービス、変更可能なサービスを提供しなければならない。このような状況で制限された開発者による制限された開発環境は、具現と維持補修の限界によってユーザーに不満足を起こす。
【0003】
よって、多くのソフトウェアが公開ソフトウェアを基盤とする開発方式に転換しており、これによってユーザーは、自分の観点に従う差別化されたサービス獲得のために類似な観点の他のユーザと共に自発的な2次開発者グループとしての役割を果たすようとする。このようにユーザーが開発者として自然に転換することによって、初期結果物は多様な形態の検証されることで高い水準の結果物で持続的で自発的に進化させることができる。また2次開発者として参与したユーザーは自身の観点から獲得することができる明確な利益、すなわちあつらえサービもしくはコミュニティー構成、経済的なビジネス成功などを獲得することができる。
【0004】
エコシステムは、多様な開発者及びユーザーが自発的な参与を介してすべての理解当事者が相生することができる自然発生的な組織を構築し進化させるシステムを意味する。従って、開発者の立場では、初期に自分の開発結果物をよく普及することができるエコシステムを構成する必要があり、ユーザーの立場では、最適のサービスの提供を受けることができるのみならず、2次開発者としてより積極的に開発に参与することができるようにエコシステムを構成する必要がある。特に、複数のユーザーの多様な観点が満足することができるように反映されるためには、エコシステムが最小限の努力で再構成することができる融通性を有しなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
エコシステムは、開発者とユーザーによる自発的な運営システムにもかかわらず、拡散しようとする結果物の種類やユーザーの範囲などの複数の可変要素を含めている。よって、開発者とユーザーが相互同意することができる必須機能だけがシステム開発初期に確定されることができ、残り機能はエコシステム運営過程にて調整過程を介して確定されることになる。しかし、現在のエコシステム殆どは、開発者主導に初期確定されたエコシステム機能サービスのみを提供することによって、初期ユーザーの活用性を大きく制限することは勿論、今後発生することができるユーザーによる他の機能の追加や外部システムとの連係が厳しいという問題がある。
【0006】
本発明は、前述の問題を改善するために創案されたものであって、多数のユーザーの集団技術の知性を介してソフトウェア及びシステムの開発及び維持補修の水準を高めて、参与者が目指す利益を相互共有するために能動的に変更することができるユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によるユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法は、サーバに構築された基本エコシステムをネットワークを介して公開するステップと、前記ネットワークに接続されたユーザー端末を介して前記基本エコシステムのUI構造変更または情報構造変更が含まれたユーザーのフィードバックを送信するステップと、前記フィードバックを介して前記基本エコシステムのUI構造変更または情報構造変更を行うステップと、前記フィードバックにより再構成された修正エコシステムをさらに前記ネットワークを介して公開するステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】
本発明で、前記UI構造変更を行うステップは1次メニュー、2次以下のメニューまたはと独立機能のためのメニューの追加または削除であることを特徴とする。
【0009】
本発明の前記独立機能のためのメニューは、RSS、ツイッター(ソーシャルネットワーキングサービス)またはタグクラウドを含むことを特徴とする。
【0010】
本発明の前記基本エコシステムのUIは、UI抽象化階層を適用して具現されることを特徴とする。
【0011】
本発明で、前記UI構造変更の行いのための複数のクラスは、互いに異なるUIに構成して、前記互いに異なるUIに構成されたクラスは、1次メニュー修正、2次以下のメニュー修正または独立機能のためのメニュー修正であることを特徴とする。
【0012】
本発明の前記基本エコシステムのUIは、イテレータ・パターン(Iterator pattern)または抽象ファクトリ・パターン(Abstract Factory Pattern)を適用して前記追加及び削除が制限なく行われることを特徴とする。
【0013】
本発明で、前記互いに異なるUIに構成されるクラスは、上位機能クラス及び前記機能クラスに集合(Aggregation)下位細部クラスからなることを特徴とする。
【0014】
本発明で、前記情報構造変更を行うステップは、前記エコシステムのUIに示される情報単位が調整されるステップと、前記調整された情報単位を類似情報カテゴリーで再パッケージングして情報パッケージング単位を調整するステップと、を含むことを特徴とする。
【0015】
本発明で、前記ユーザーのフィードバックを送信するステップの以後に前記フィードバックの反映有無に対する前記ユーザーの意見が反映されるステップを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、エコシステムの初期構築者は、融通性あるエコシステムの設計パターンとモデルを確保することができることによって開発所要費用を低減することができる。
【0017】
また、構造的に参与者からのフィードバックの反映が容易で早く進行することができてエコシステムの再構成のためのユーザーの持続的で自発的で、前向きな参与を誘導することができる。または、ユーザーのフィードバックがエコシステムの修正、変更による副作用(side−effect)を最小化させながらエコシステムの絶えざる変更と進化を保障することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】エコシステムを具現するためのネットワーク環境を示している。
【図2】本発明によるエコシステムを具現するためのサーバの構成を示している。
【図3】エコシステム上でユーザーのフィードバックが行われる手続きをステップ別に示している。
【図4】UI抽象化階層が適用されたモデルの一例を示している。
【図5】ユーザーがエコシステムに参与して意見を改進するプロセスを示している。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下では、本発明の一実施形態によるユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法を添付された図面を参照して詳細に説明する。このような、過程で図面に示す線の厚さや構成要素の大きさなどは、説明の明瞭性と便宜上、誇張して示すこともありうる。また、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であり、これは、ユーザー、操作者の意図又は慣例などによって変わりうる。したがって、このような用語に対する定義は、本明細書全般にわたる内容に基づいて行わなければならない。
【0020】
エコシステムの構築初期の目的は、コンテンツ開発及び供給者が開発の結果物を普及拡散することにあるが、自発的なユーザーの参与を介して開発結果物が多様な観点で高い水準に進化されこの過程に参与するユーザー間の相互協力的な相生の関係を形成することができなければならない。
【0021】
そのため、本発明では、結果物の効果的な普及及びユーザーの自発的な参与を誘導するために初期エコシステムの基本構造及びエコシステムにユーザーのフィードバックが早く効率よく反映されることができる手続きが提示される。
【0022】
または、ユーザーのフィードバックがエコシステムの修正、変更による副作用(side−effect)を最小限にすることができる融通性を有するエコシステムの開発のためにデザインパターンを適用したシステム開発モデルを提示し、さらに複数のユーザーが効率よくエコシステムが維持及び補修に参与するためのプロセスを提示する。
【0023】
図1には、エコシステムを具現するためのネットワーク環境を示している。図1を参照すると、エコシステムを具現するためのネットワーク環境は、サーバ110及びサーバ110とネットワーク120を介して両方向通信が可能な複数のユーザー端末130を含む。
【0024】
ユーザー端末130は、デスクトップPC、ラップトップPCのようなコンピュータであるかまたは携帯電話、スマートフォンのような無線通信機器などの適切なユーザーインタフェース(UI;user interface)を介してデータをサーバ110と通信することができる装置であれば可能である。
【0025】
ユーザーは、ユーザー端末130を介してサーバ110と接続してサーバ110が提供するサービスを利用することができるが、これに限定されることなくエコシステムを介して積極的にサーバ110によって具現される結果物を修正したり、変更させてこれを進化させる開発者または情報提供者としての役割も果たすこともできる。
【0026】
サーバ110は、ユーザー端末130上でユーザーが利用することができる適切なUIを具現でき、ユーザーは、このようなUIを介してサーバ110に接続して開発者かサーバ110を介して構築した情報の提供を受けたり、開発者が初期に構築した結果物に対する修正または変更のためのフィードバックを行うことができる。
【0027】
図2には、本発明によるエコシステムを具現するためのサーバ110の構成を示している。図2を参照すると、サーバ110は、情報掲示モジュール111、資料提供モジュール112、ユーザー参与モジュール113、運営/管理モジュール114、及び格納モジュール115を含む。ユーザーは、UI116を介してサーバ110によって具現されたエコシステムとコミュニケーションを取ることができる。
【0028】
情報掲示モジュール111は、開発者観点からユーザーに有用であると考えられる情報であって、ユーザーのフィードバックが頻繁ではないお知らせ情報を提供するためのモジュールである。これのために、情報掲示モジュール111は、ユーザー端末130のUI上に情報を掲示するための掲示板またはお知らせ板のような情報掲示メニューを生成することができる。このような情報掲示メニューには、「エコシステムの目的とミッション」、「News」、「リリース情報」、「告知事項」などが掲示されることができる。または、情報掲示モジュール111は、開発者がアップデートされた内容をユーザーに便利に知らせる「RSS(rich site summary)」または重要なタグをユーザーが見に優しく構成する「タグクラウド(tag cloud)」機能などを具現することができる。
【0029】
資料提供モジュール112は、開発者観点からユーザーと共に共有しようとする結果物もしくはユーザーによるフィードバックが頻繁である結果物などを提供するためのモジュールであって、「ダウンローディング」、「FAQ」、「技術資料(articles)」などの情報提供部分を具現することができる。
【0030】
ユーザー参与モジュール113は、ユーザーによるフィードバックが反映されているかの有無とその反映された結果を確認することができるようにする機能を具現するモジュールであって、その下部モジュールとしては、たとえば、オーフンプロジェクトモジュール113a、主題別フォーラム113b、質疑/応答113c機能を行うためのメニューを生成することができるモジュールを具備することができる。
【0031】
オーフンプロジェクトモジュール113aは、ユーザーによって共有結果物が多様な形状に展開(evolution)されることができるようにユーザー参与プロジェクトを支援するためのものであり、主題別フォーラブ113bは、共通の技術主題に対し感心なユーザーグループによって情報を共有するためのものである。または、質疑/応答113cは、共有情報に対する知識伝播のためであって、「Q&A」、「コメント(reply)」などに具現されることができる。
【0032】
運営/管理モジュール114は、サーバ110の運営及び管理を行うモジュールであって、ユーザー情報、コンテンツ、保安などに関する運営及び管理機能を行う。
【0033】
格納モジュール115は、サーバ110に具現されたエコシステムが管理するコンテンツ、すなわち開発者が提供するコンテンツ及び2次開発者(ユーザー)による変更コンテンツを物理的に格納管理する機能を行うモジュールである。
【0034】
ユーザーは、サーバ110に接続されたユーザー端末130でサーバ110のユーザー参与モジュール113を介してフィードバックを行いながらエコシステムを改善させて能動的にエコシステムを再構成することができる。
【0035】
図3には、図2に示すようなエコシステム上でユーザーのフィードバックが行われる手続きをステップ別に示している。
【0036】
開発者が初期コンテンツを配布することを主目的として構築された基本エコシステムを開発するステップS1を行い、これをサーバ110に構築してネットワーク120を介して公開するステップS2を行う。これによって、ネットワーク120に接続されたユーザー端末130を介してサーバ110に接続されているユーザーは、このような基本エコシステムにフィードバックを送信するステップS3を経る。このとき、フィードバックが反映される範囲に応じてUI構造もしくは情報構想の変更が伴う。
【0037】
図3に示すように、ユーザーによるフィードバックに応じてUI構造が変更される場合S4、1次メニュー(メインメニュー)の追加のステップS5または削除のステップS6が発生することができる。
【0038】
このとき、1次メニュー変更が発生されない場合には、単にコンテンツの拡張のため2次以下のメニューの追加または削除するステップS7が発生する。
【0039】
一方、UI構造の変更がない場合には、RSS、ツイッター、タグクラウドなどのような独立機能のためのメニューが追加または変更するステップS8を行う。このように変更されたUIは、UI上のメニュー位置を再配置するステップS9を介して適切な空間を確保した後、メインフレーム(すなわち、UIレイアウト)を修正するステップS10と全体的なUIを再構成するステップS11を介して仕上げになる。
【0040】
ユーザーによるフィードバックが情報構造の変更を要求するフィードバックである場合S12、エコシステムのUIに表示される情報単位を調整するステップS13を経た後、その調整された情報単位を類似情報カテゴリに再パッケージングして情報パッケージング単位を調整するステップS14を行う。続いて、物理的な情報格納構造を調整するステップS15を行って仕上げる。このようにユーザーフィードバックによって変更された修正エコシステムは、さらにネットワーク120を介して公開され、他のユーザーによる修正されたエコシステムを検討するステップS16を介した持続的なフィードバック反映サイクルを行う。
【0041】
このようなエコシステムのフィードバックは、複数のユーザーによって頻繁に発生し、したがってこのように頻繁に行われるユーザーフィードバックをUI階層で副作用なく、反映することが重要である。このため本発明のエコシステムでは、UI抽象化階層を適用してUIを具現することによって変更主体(クラス)に関係なくエコシステムの維持補修が容易にできるように定義したモデルが適用されることができる。図4には、このようなUI抽象化階層が提要されたモデルの一例を示している。
【0042】
このモデルは、抽象UI管理部分(Abstract UI Manager)、機能管理部分(Functionality Manager)及び格納所管理部分(Repository Manager)に大別され、このうちユーザーフィードバックに最も密接に変更されるUI管理部分は、抽象化階層を適用して具現の独立性による変更の容易性と連関モジュールとの依存性が最小化するように定義した。
【0043】
このため、設計パターンである抽象ファクトリ・パターン(Abstract Factory Pattern)を適用して、ユーザーによるUI構造変更が必要である場合、条件ごとに異なる処理が可能になるように1次メニュー修正、2次メニュー修正及び修正(FirstMenuModifying、SecondMenuModifying、IndependentUIModifying)の3つのクラスが互いに異なるUIを構成するように具現した。またメニューの追加または削除が制限なく行われるようにイテレータ・パターン(Iterator pattern)を適用してメニューインスタンス(MenuInstance)クラスの独立性の極大化を図られた。
【0044】
抽象ファクトリーパターンは、多様な構成要素別に「客体の集合」を生成し投げればならないときに有用である。このパターンを使用して状況とあっている客体を生成することができる。代表的な例としては、ジャバプログラミィング言語のGUI構成要素であるAWT/Swingライブラリーのルック&フィール(Look and feel、見た目)変更機能を挙げられる。メタル、マイクロソフトウィンド、マックOSなどの見た目に変更することができる。これによって抽象ファクトリーにある基本ファクトリー客体が変更されることができる。そしたら以後に生成されるGUI客体は、全部該当ルック&フィールによることができる。
【0045】
また、全体的に集合(Aggregation)関係にクラスを定義することによって、機能具現をユーザーのフィードバックによって選択できるようにしており、同一クラス内のオペレーション添削を介してあつらえ型エコシステム設計を可能になるようにした。すなわち、上位機能クラスは、詳細感を加える下位細部クラスを含めており、一つのクラスと集合関係にあるモジュールは、選択の対象として集合されるモジュールの集合の有無によって他のエコシステムを具現することができる。
【0046】
図5は、上述のようなユーザーがエコシステムに参与して意見を改進するプロセスを示している。
【0047】
ユーザーのフィードバックに対する意見がユーザー端末130を介して受信S11されると、初期にエコシステムを自発的に運営する一名以上の管理委員(Administration Member)によって検討されるステップS13を経ることになる。この過程でフィードバックを提案したユーザーの同意を確保S12、S15することができ、自家再請S14によって管理委員の検討が行われる。
【0048】
もし、フィードバック反映が好ましくないと判断される場合、ユーザーフィードバックは、イシュー処理終了S16処理に仕上がれる。また、ユーザーフィードバックが単なる修正作業で完了される場合には、これをそのまま反映して修正S17する。
【0049】
もし、DBやUIフレームの変更のような重大な変更を要求する場合、フィードバックを提案したユーザー(提案者)に管理委員の検討意見がユーザー端末130に伝達され、以後ユーザーとの協議が進行される。このように協議して修正する課程を介して意見を再収斂するステップS18を行うことができる。
【0050】
もし、そのような重大な変更が行われければならない場合には、フィードバック反映方法を設えたS19後、フィードバックを提案したユーザーの意見を収斂S20する。フィードバックを提案したユーザーの同意があると、このようなフィードバックを反映S21し、フィードバックを提案したユーザーは、このように反映された結果物に対して評価した意見をさらに送信することによってユーザーによる評価ステップS22を経ることになる。
【0051】
このような一連のステップを介してユーザーフィードバックは、公定で公式であるプロセス上で処理されることができ、ユーザーは自身の意見処理過程を検討することができ持続的なエコシステム運営に寄与する核心ユーザーとして発展することができる。
【0052】
本発明は、図面に示す実施形態を参考として説明されたが、これは例に過ぎなく当該技術が属する技術分野で通常の知識を有するものであったらこれから多様な変更及び均等な他の実施形態が可能であることは理解することができる。したがって、本発明の技術的範囲は、以下の特許請求範囲によって定めなければならない。
【符号の説明】
【0053】
111:情報掲示モジュール
112:資料提供モジュール
113:ユーザー参与モジュール
114:運営/管理モジュール
115:格納モジュール
116:ユーザーインタフェース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバに構築された基本エコシステムをネットワークを介して公開するステップと、
前記ネットワークに接続されたユーザー端末を介して前記基本エコシステムのUI構造の変更または情報構造の変更が含まれたユーザーのフィードバックを送信するステップと、
前記フィードバックを介して前記基本エコシステムのUI構造の変更または情報構造の変更を行うステップと、
前記フィードバックによって再構成された修正エコシステムをさらに前記ネットワークを介して公開するステップと、を含むユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。
【請求項2】
前記UI構造の変更を行うステップは、1次メニュー、2次メニューまたは独立機能のためのメニュー追加または削除であることを特徴とする請求項1に記載のユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。
【請求項3】
前記独立機能のためのメニューは、RSS、ツイッターまたはタグクラウドを含むことを特徴とする請求項2に記載のユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。
【請求項4】
前記基本エコシステムのUIは、UI抽象化階層を適用して具現することを特徴とする請求項2に記載のユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。
【請求項5】
前記UI構造の変更の行いのための複数のクラスは、互いに異なるUIに構成して、前記互いに異なるUIに構成されたクラスは、1次メニュー修正、2次以下のメニュー修正または独立機能のためのメニュー修正であることを特徴とする請求項4に記載のユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。
【請求項6】
前記基本エコシステムのUIは、イテレータ・パターン(Interator pattern)または抽象ファクトリ・パターン(Abstract Factory Pattern)を適用して前記追加及び削除が制限なく行われることを特徴とする請求項5に記載のユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。
【請求項7】
前記互いに異なるUIに構成されるクラスは、上位機能クラス及び前記機能クラスに集合(Aggregation)される下位細部クラスからなることを特徴とする請求項5に記載のユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。
【請求項8】
前記情報構造の変更を行うステップは、
前記エコシステムのUIに表示される情報単位が調整されるステップと、
前記調整された情報単位を類似情報カテゴリに再パッケージングして情報パッケージング単位を調整するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。
【請求項9】
前記ユーザーのフィードバックを送信するステップの以後に前記フィードバックに対する反映有無に対する前記ユーザーの意見が反映されるステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザーフィードバック基盤の動的エコシステム再構成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−108907(P2012−108907A)
【公開日】平成24年6月7日(2012.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−245270(P2011−245270)
【出願日】平成23年11月9日(2011.11.9)
【出願人】(596180076)韓國電子通信研究院 (733)
【氏名又は名称原語表記】Electronics and Telecommunications Research Institute
【住所又は居所原語表記】161 Kajong−dong, Yusong−gu, Taejon korea
【Fターム(参考)】