説明

ラップフィルム収納ケース

【課題】
食品の包装等に使用される合成樹脂フィルム,金属箔,紙材等のラップフィルムがロール状に巻回されたラップフィルムロールを交換可能に収納するラップフィルム収納ケースについて、ラップフィルムの切断性能を低下させることなく使用の安全性を高める。
【解決手段】
ラップフィルムRaがロール状に巻回されたラップフィルムロールRを内部に収納する開閉可能なケーシング2の開閉自由端である蓋部22の切断刃取付片22bにラップフィルムRaを切断する切断刃6が取付けられている。切断刃6は、ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bから突出しないように取付けられている。ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bは外側面から切断刃6が当接されている内側面に向けて切断刃6の基部方向へ傾斜したテーパ面22dが形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品の包装等に使用される合成樹脂フィルム,金属箔,紙材等のラップフィルムがロール状に巻回されたラップフィルムロールを交換可能に収納するラップフィルム収納ケースに係る技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
最近、食品衛生についての関心の高まりから、ラップフィルムの使用量が著しく増大している。これに伴って、ラップフィルムロールを収納した使捨ての収納ケース(通常、紙のケーシングと金属材,合成樹脂材の切断刃とからなる。)の大量廃棄が環境問題を引起こすようになってきている。このため、ラップフィルムロールを補充収納して使捨てを避けることのできる収納ケースの開発が要望されている。
【0003】
従来、ラップフィルムロールを補充収納して使捨てを避けることを指向した技術としては、例えば、以下に記載のものが知られている。
【特許文献1】特許第4054774号公報 特許文献1には、ラップフィルムがロール状に巻回されたラップフィルムロールを内部に収納する開閉可能なケーシングの開閉自由端付近にラップフィルムを切断する切断刃が取付けられたラップフィルム収納ケースが記載されている。
【0004】
特許文献1に係るラップフィルム収納ケースは、使捨ての収納ケースなしで提供されたラップフィルムロールをケーシングの内部に収納してラップフィルムの繰出しを可能にするものである。そして、ケーシングを閉鎖状態として切断刃をラップフィルムに当接させることで、外部に必要長が引出されたラップフィルムを切断するものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に係るラップフィルム収納ケースでは、切断刃がケーシングの取付部分である開閉自由端から突出しているため、使用中に手指を傷付けることがあって危険であるという問題点がある。
【0006】
この問題点を解消するには、切断刃をケーシングの開閉自由端から突出しないようにすることが想到される。然しながら、切断刃をケーシングの開閉自由端から突出しないようにすると、切断の際にラップフィルムが切断刃とケーシングの開閉自由端の双方に同時的に当接されてしまい、ラップフィルムが切断されにくくなるという新たな問題点が生じてしまう。
【0007】
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、ラップフィルムの切断性能を低下させることなく使用の安全性を高めたラップフィルム収納ケースを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述の課題を解決するため、本発明に係るラップフィルム収納ケースは、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
【0009】
即ち、請求項1では、ラップフィルムがロール状に巻回されたラップフィルムロールを内部に収納する開閉可能なケーシングの開閉自由端付近にラップフィルムを切断する切断刃が取付けられたラップフィルム収納ケースにおいて、切断刃はケーシングの開閉自由端から突出しないように取付けられ、ケーシングの開閉自由端は外側面から切断刃が当接されている内側面に向けて切断刃の基部方向へ傾斜したテーパ面が形成されていることを特徴とする。
【0010】
この手段では、切断刃をケーシングの開閉自由端から突出しないように取付けることで、使用中に手指を傷付けることがないようにする。また、ケーシングの開閉自由端にテーパ面を形成することで、切断の際のラップフィルムの開閉自由端への当接面積を減少させる。
【0011】
また、請求項2では、請求項1のラップフィルム収納ケースにおいて、ケーシングは箱形の本体部と本体部に被せられる板形の蓋部とからなり、ケーシングの蓋部は開閉自由端に屈曲されて本体部の外側面に当接される切断刃取付片が設けられていることを特徴とする。
【0012】
この手段では、ケーシングが箱形の本体部と板形の蓋部とからなる簡素な構造とされ、ケーシングの蓋部に切断刃が取付けられる切断刃取付片が設けられる。
【0013】
また、請求項3では、請求項2のラップフィルム収納ケースにおいて、ケーシングの本体部と蓋部の開閉基端とはシート状のヒンジで連結され、ケーシングの本体部,蓋部,ヒンジは防水性を有していることを特徴とする。
【0014】
この手段では、ラップフィルムロールを覆うことになるケーシングの全体が防水される。
【0015】
また、請求項4では、請求項1〜3のいずれかのラップフィルム収納ケースにおいて、切断刃はケーシングに粘着テープで着脱可能に取付けられていることを特徴とする。
【0016】
この手段では、必要に応じて粘着テープを剥がして切断刃を交換することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明に係るラップフィルム収納ケースは、切断刃をケーシングの開閉自由端から突出しないように取付けることで、使用中に手指を傷付けることがないようにするため、使用の安全性が高くなる効果がある。また、ケーシングの開閉自由端にテーパ面を形成することで、切断の際のラップフィルムの開閉自由端への当接面積を減少させるため、ラップフィルムの切断性能が低下しない効果がある。
【0018】
さらに、請求項2として、ケーシングが箱形の本体部と板形の蓋部とからなる簡素な構造とされ、ケーシングの蓋部に切断刃を簡単に取付けることのできる切断刃取付片が設けられるため、製造コストが低くなる効果がある。
【0019】
さらに、請求項3として、ラップフィルムロールを覆うことになるケーシングの全体が防水されるため、台所等の水まわりでの使用に好適となる効果がある。
【0020】
さらに、請求項4として、必要に応じて粘着テープを剥がして切断刃を交換することができるため、摩耗等で切断性能の低下した切断刃を交換することで長期の使用が可能になるとともに、ラップフィルムの材質に対応した切断形状の切断刃に交換することで対象となるラップフィルムの選択幅を拡大することができる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明に係るラップフィルム収納ケースを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
この形態では、一般家庭用として手持ちで使用されるタイプに適用されるものを示してある。また、ラップフィルムロールRとして、ラップフィルムRaが円筒形の中芯筒Rbにロール状に巻回されたものが対象とされている。
【0023】
この形態は、図1に示すように、芯部材1,ケーシング2,軸部3,軸穴4,ガイド溝5,切断刃6の各部を主要部として構成されている。
【0024】
芯部材1は、ラップフィルムロールRの中芯筒Rbに挿入されるもので、断面がほぼ十字形の挿入枠11と挿入枠11の両端部に設けられた円板形のフランジ12,13とが合成樹脂材で一体成形されている。挿入枠11は、十字形に交差している1つの板片11aがラップフィルムロールRの中芯筒Rbの内径とほぼ一致する幅の細長板形に形成され、十字形に交差している他の1つの板片11bが板バネ形のバネ片が長さ方向に連続してラップフィルムロールRの中芯筒Rbの内径よりもわずかに大きな幅のバネ板形に形成されている。1つのフランジ12は、外径がラップフィルムロールRの中芯筒Rbの内径とほぼ一致するように形成されている。他の1つのフランジ13は、外径がラップフィルムロールRの中芯筒Rbの内径よりも大きく形成されている。
【0025】
ケーシング2は、芯部材1が挿入されたラップフィルムロールRを内部に収納してラップフィルムRaを繰出し可能にするもので、箱形の本体部21と板形の蓋部22とシート状のヒンジ23と薄板状の吸着板24とからなる。本体部21,蓋部22の材料としては、軽量で防水性のある合成樹脂材である低発泡塩化ビニル板(例えば、アクリサンデー(株)の商品名「FOREX」が好適)が選択される。ヒンジ23の材料としては、折曲げ反復耐性に優れ防水性のある合成樹脂材であるポリプロピレンシート(例えば、アクリサンデー(株)の商品名「PPクラフトシート」が好適)が選択される。吸着板24の材料としては、ラップフィルムロールRのラップフィルムRaが吸着する特性を有する合成樹脂材(例えば、筒中プラスチック工業(株)の商品名「サンロイドユニ」が好適)が選択される。本体部21は、1つの底面21aと2つの相対するほぼ正方形の側面21bと2つの相対する長方形の側面21cとで囲まれた一面開放形の箱形に形成されている。本体部21の1つの長方形の側面21cの上端部には、細幅のヒンジ取付溝21dが設けられている。蓋部22は、本体部21の側面21b,21cの端面を含む開口面の全体を覆う大きさに形成された蓋本体22aの開閉自由端となる1つの長手辺に沿って90度に屈曲され本体部21の1つの長方形の側面21cの外側面に当接される切断刃取付片22bが設けられ、蓋本体22aの開閉基端となる内側面の他の1つの長手辺に沿って細幅のヒンジ取付溝22cが設けられている。切断刃取付片22bには、後に詳述するように、差込溝22d,テーパ面22eが設けられている。ヒンジ23は、本体部21のヒンジ取付溝21dと蓋部22のヒンジ取付溝22cとに展開された状態で熱溶着,接着材塗布等により貼着されている。吸着板24は、本体部21の1つの長方形の側面21cの内側面(細幅の一部),端面,外側面(細幅の一部)にコ字形に屈曲されて熱溶着,接着材塗布等により貼着されている。
【0026】
軸部3は、芯部材1(ラップフィルムロールR)の回転中心となるもので、芯部材1のフランジ12,13の中心に軸方向の外側に突出するようにそれぞれ取付けられた小円柱形のマグネットからなる。この軸部3は、例えば、円形の端面(表面)側がN極に着磁されている。
【0027】
軸穴4は、軸部3を軸受けするもので、ケーシング2の本体部21のほぼ正方形の側面21bの中心に堀込まれ軸部3の周面と当接する小半円形の軸受溝41の底部分に軸部3の端面と当接する小円柱形のマグネットの軸吸着体42が埋込まれている。軸吸着体42は、例えば、円形の表面側がS極に着磁されている。
【0028】
ガイド溝5は、軸部3をスライドさせて軸穴4に案内するもので、ケーシング2の本体部21のほぼ正方形の側面21bに軸穴4の軸受溝41から開口面となっている端面に連通するように堀込まれている。このガイド溝5は、幅が軸部3の径とほぼ一致され、深さが軸穴4の軸受溝41と一致している。
【0029】
切断刃6は、ラップフィルムロールRから引出されたラップフィルムRaを切断するもので、金属材,合成樹脂材の板材61の先端部に微小な山谷の歯62が連続する長方形の板刃に形成されている。この切断刃6は、図2,図6,図7に示すように、ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bにスリット形に堀込まれた差込溝22dに差込み固定されるが、切断刃取付片22bの先端部よりも少しの間隔aだけ歯62を後退させてある。即ち、切断刃6の歯62の先端は、ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bの先端よりも突出しないように設定されている。なお、ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bに形成されたテーパ面22eは、外側面から切断刃6が固定されている側に向けて切断刃6の基部方向へ傾斜され、切断刃6側のテーパ端が切断刃6の歯62よりも基部側に位置している。また、好ましくは、ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bの厚さbを切断刃6の厚さよりも充分に確保して、テーパ面22eを広く確保する。
【0030】
この形態によると、ケーシング2が箱形の本体部21と板形の蓋部22との簡素な構造からなるため、ケーシング2をラップフィルムロールRの補充収納を容易にするために多分割構造等とする場合に比して製造コストが低くなる。
【0031】
この形態を使用するには、図3に示すように、芯部材1を径の小さなフランジ12側からラップフィルムロールRの中芯筒Rbに挿入する。このとき、芯部材1の挿入枠11のバネ板形の板片11bは、挿入抵抗によって弾性変形してラップフィルムロールRの中芯筒Rbを無用に押圧,損傷することなく芯部材1を挿入させる。従って、ラップフィルムロールRが中芯筒RbなしでラップフィルムRaが巻回されたものであっても、ラップフィルムRaを損傷することなく挿入が可能である。芯部材1の挿入は、芯部材1の径の大きなフランジ13のラップフィルムロールRの中芯筒Rbへの当接によって停止される。芯部材1の挿入の後には、ラップフィルムロールRの中芯筒Rbの形状が芯部材1の十字形の挿入枠11によって保形される。
【0032】
次ぎに、図4,図5,図6に示すように、芯部材1が挿入されたラップフィルムロールRを開蓋されたケーシング2の開放面側から内部に収納する。このとき、軸部3をガイド溝5にスライドさせることで、軸部3をスムースに軸穴4まで移動させることができる。即ち、ケーシング2を多分割構造等ではない箱形の本体部21と板形の蓋部22との簡素な構造としているにもかかわらず、支障なくラップフィルムロールRの補充収納することができる。特に、ガイド溝5の深さと軸穴4の軸受溝41の深さとが一致しているため、スライドする軸部3がガイド溝5を押圧するのを回避することができる。このため、軸部3,ガイド溝5の摩耗,損傷が防止されて耐久性が高くなる。軸穴4まで軸部3が移動されると、軸部3が軸穴4に軸受けされ、ラップフィルムロールRがケーシング2の内部に回転可能に収納されたことになる。
【0033】
この後、図7に示すように、ラップフィルムロールRから適当長のラップフィルムRaを繰出して、ケーシング2を閉蓋する。ケーシング2が閉蓋されると、繰出されたラップフィルムロールRのラップフィルムRaが蓋部22の切断刃取付片22bによって吸着板24に押付けられて吸着される。この結果、繰出されたラップフィルムロールRのラップフィルムRaが不測に巻戻されることがなくなる。また、ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bが本体部21の1つの長方形の側面21cの外側面に圧接状態で当接されるため、蓋部22の閉蓋状態が保持される。
【0034】
ラップフィルムロールRから繰出されたラップフィルムRaの切断では、切断刃6がケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bに隠された格好となっているため、手指を傷付けるようなことはない。また、ラップフィルムロールRから繰出されたラップフィルムRaが切断刃6の歯62に当接する際には、図7に示すように、ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bのテーパ面22eの先端に線状に当接するのみであるため、切断刃6の歯62に影響が及ぶことはない。また、ケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bのテーパ面22eの切断刃6側のテーパ端が切断刃6の歯62よりも基部側に位置しているため、切断されたラップフィルムRaが垂れてテーパ面22eに接着するようなことはない。
【0035】
図7に示すようなラップフィルムロールRの収納状態では、ラップフィルムロールRが防水性のケーシング2によって完全に包囲されていることになる。従って、台所等の水まわりでの使用に好適となる。
【0036】
また、図7に示すようなラップフィルムロールRの収納状態では、軸部3,軸穴4の軸吸着体42が互いに吸着されている。従って、微細な係合構造を軸部3周り,軸穴4周りに設けなくても、ラップフィルムロールRのラップフィルムRaの繰出し等の際に芯部材1(ラップフィルムロールR)の空回りを阻止することができる。この結果、構造が簡素化されて製造コストが低くなる。
【0037】
なお、ラップフィルムロールRのラップフィルムRaが繰出し尽くした場合には、ケーシング2を開蓋して、芯部材1(ラップフィルムロールRの中芯筒Rb)を前述の逆の動作で取出すことになる。そして、芯部材1を新たなラップフィルムロールRの中芯筒Rbに挿入する。
【0038】
以上、図示した形態の外に、切断刃6として他の構造のもを選択することもできる。
【0039】
さらに、切断刃6の歯62の先端をケーシング2の蓋部22の切断刃取付片22bのテーパ面22eの先端と揃う程度まで突出させることも可能である。
【0040】
さらに、ケーシング2のヒンジ23を他の構造のものとすることも可能である。
【0041】
さらに、軸部3と軸穴4の軸吸着体42との一方のみをマグネットとし他方をマグネットに吸着される鉄材等とすることも可能である。また、軸部3と軸穴4の軸吸着体42との一部のみをマグネット,鉄材等とすることも可能である。
【0042】
さらに、切断刃6をケーシング2の蓋部22の屈曲片22bに粘着テープで取付けることも可能である。この形態によると、必要に応じて粘着テープを剥がして切断刃を交換することができる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明に係るラップフィルム収納ケースは、業務用の大型のものや壁面,卓上に設置して使用するもの等にも適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明に係るラップフィルム収納ケースを実施するための最良の形態の斜視図である。
【図2】図1の要部の斜視図である。
【図3】図1のラップフィルムロールへの挿入状態の斜視図である。
【図4】図1のラップフィルムロールの収納状態図である。
【図5】図4の縦断面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】図6の閉蓋状態図である。
【符号の説明】
【0045】
1 芯部材
2 ケーシング
22 蓋部
22b 切断刃取付片(開閉自由端)
22e テーパ面
3 軸部
4 軸穴
5 ガイド溝
6 切断刃
R ラップフィルムロール
Ra ラップフィルム
Rb 中芯筒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラップフィルムがロール状に巻回されたラップフィルムロールを内部に収納する開閉可能なケーシングの開閉自由端付近にラップフィルムを切断する切断刃が取付けられたラップフィルム収納ケースにおいて、切断刃はケーシングの開閉自由端から突出しないように取付けられ、ケーシングの開閉自由端は外側面から切断刃が当接されている内側面に向けて切断刃の基部方向へ傾斜したテーパ面が形成されていることを特徴とするラップフィルム収納ケース。
【請求項2】
請求項1のラップフィルム収納ケースにおいて、ケーシングは箱形の本体部と本体部に被せられる板形の蓋部とからなり、ケーシングの蓋部は開閉自由端に屈曲されて本体部の外側面に当接される切断刃取付片が設けられていることを特徴とするラップフィルム収納ケース。
【請求項3】
請求項2のラップフィルム収納ケースにおいて、ケーシングの本体部と蓋部の開閉基端とはシート状のヒンジで連結され、ケーシングの本体部,蓋部,ヒンジは防水性を有していることを特徴とするラップフィルム収納ケース。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかのラップフィルム収納ケースにおいて、切断刃はケーシングに粘着テープで着脱可能に取付けられていることを特徴とするラップフィルム収納ケース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−42815(P2010−42815A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−205934(P2008−205934)
【出願日】平成20年8月8日(2008.8.8)
【出願人】(503167411)
【Fターム(参考)】