説明

ロールリフター

【課題】圧延用ロールを掴んで吊下げた状態でロール軸端のチョックを90°回転させるチョック転回装置を有するロールリフターにおいて、チョック転回装置と干渉することなく、クランプによるチョック上部の把持が行えるようにする。
【解決手段】円弧状レール17と、該レール17を昇降させる油圧シリンダー18と、移動装置21により前記レール17に沿ってスライド可能に装着される可動台19と、可動台19に昇降可能に支持され、油圧シリンダー23により昇降してチョックを押える押え位置と、該位置より上昇して退避する退避位置とに切換えられるチョック押え22と、円弧状レール17は、油圧シリンダー23により圧延用ロール13の軸心oを通る鉛直線pに沿って昇降するようになっており、その大部分が鉛直線pを挟む一方の側に位置し、昇降によってチョック38を把持するクランプ41と干渉しないようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧延用ロールの軸端に取付けられるチョックをロール研削のため水平位置より垂直位置に90°回転させるチョック転回装置を備えたロールリフターに関する。
【背景技術】
【0002】
圧延用ロールを軸端にチョックを組付けたまま研削機で研削するときには、ロール表面を研削し易くするため、図1に示すようにチョック1は横向き状態から90°回転され、縦向きにしたのち、クランプ2により把持した状態で回転砥石3によりロール4表面が研削されるようになっている。
【0003】
チョックを上述するように回転させる場合、従来はウインチより引き出されるワイヤーの端部をチョックに掛けたのち、ウインチでワイヤーを巻取ることにより行われ、ワイヤーをチョックに掛ける作業は人手によって行われていたため、手間がかかり、危険を伴う作業であった。
【0004】
チョックを回転させる際の省力化を図り、安全性を確保するため、開閉可能で、閉じ時にロールを掴むロール支持アームを備えたロールリフターにチョック転回装置を設け、ロール支持アームによりロールを掴んで吊り上げた状態でチョック転回装置によりチョックを90°回転させるようにしたロールリフターも種々提案されている。
【0005】
その一例として、特許文献1には、クレーンから吊り下げられるビームに開閉可能に支持されるロール支持アームと、該ロール支持アームによりロールを掴持した状態でチョックを回動させるチョック転回装置を設け、チョック転回装置が中央部においてビームに固定され、ロールを跨ぐ半円形のレールと、該レールに移動可能に装着される可動台と、該可動台をレールに沿って移動させる、ピニオンラック機構よりなる移動装置と、可動台に進退可能に取着され、前進時にチョックを押えるチョック押え装置とよりなるロールリフターが開示され、
【0006】
特許文献2には、クレーンから吊り下げられる主ビームの中央部に、四半円形の扇形ビームと、該アームを圧延ロールの周りに回転させる回転駆動装置と、扇形ビームにチョックに係合するチョック係合シューからなり、該係合シューをチョックを押える位置と、該位置より退避してチョックへの押えを解除する後退位置とに切換可能としたチョック転回装置を設けたロールリフターが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実願昭54−137416号(実開昭56−55504号)のマイクロフィルム
【特許文献2】実願昭60−43478号(実開昭61−160179号)のマイクロフィルム
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ロール研削時、チョックは図1に示すように横向きから縦向きに90°回転されたのち、クランプ2により保持された状態で圧延用ロール4が研削機の回転砥石3に当てられ、研削されるが、クランプ2による保持を安定化し、確実にするためには、チョック1の上下のフランジ部分1aをクランプで把持することが望まれる。
【0009】
特許文献1及び2に示されるような円弧状のレールを備えたチョック転回装置は、レールの曲率中心を圧延用ロールの軸心に合わせてセットしたのちは、チョック押えによりチョックを押えた状態でそのまま回転させるだけでよく、所定の角度に精度よく回転させることができ、またレールが固定されるタイプのものは、レールが回転するタイプのものに比べ、レールが回転しない分、可動部分の重量が軽減され、制御が容易となるが、いずれのタイプのものにおいても、縦向きにしたチョック上部のフランジ部分をクランプで把持しようとすると、レールが邪魔になり、チョック上部をクランプで保持することができない。
【0010】
本発明は、チョック上部のフランジ部分をクランプで把持してチョックをしっかりと固定することができるようなチョック転回装置を備えたロールリフターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1に係わる発明は、クレーンに吊下げられるビームと、該ビームに沿って開閉可能に支持される一対のロール支持アームと、該ロール支持アームにより圧延用ロールを掴んで吊下げた状態でロール軸端のチョックを回転させるチョック転回装置を有するロールリフターにおいて、前記チョック転回装置が、前記ロール支持アームに把持されて吊り上げられた圧延用ロールの軸心を通る鉛直線上に曲率中心を位置させ、かつ鉛直線を挟む一方の側に大部分又は全部が配置され、前記鉛直線を挟む他方の側に配置されるチョック把持用のクランプと干渉することなく昇降可能である略四半円形の円弧状レールと、前記一対のロール支持アームにより圧延用ロールを掴んで吊り上げた状態で前記レールをその曲率中心が前記鉛直線に沿うように昇降させる昇降装置と、前記レールに移動可能に装着される可動台と、該可動台をレールに沿って移動させる移動装置と、前記可動台に進退可能に取着されるチョック押えと、該チョック押えを進退させ、前進時においてチョックを押える作動装置とよりなることを特徴とする。
【0012】
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、円弧状レールの曲率中心が圧延用ロールの軸心に一致するように前記昇降装置を制御する制御装置が設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に係わる発明によると、円弧状レールは、略四半円形としたことにより縦向きのチョックを把持するのに設けられるクランプと干渉しないで昇降することができ、これによってまたクランプはレールと干渉することなく、縦向きにしたチョック上部のフランジ部分を、或いはチョック上下のフランジ部分を把持することができる。
請求項2に係わる発明によると、円弧状レールの曲率中心と圧延用ロールの軸心を合致させる芯出しを精度よく自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】チョックを縦向きにして把持した従来例を示す図。
【図2】本発明に係わるロールリフターの正面図。
【図3】同側面図。
【図4】円弧状レールの昇降装置の背面図。
【図5】チョック押えとその作動装置の側面図。
【図6】チョック押えでチョックを押えた状態を示す図。
【図7】チョック押えでチョックを押えて90°回転した状態を示す図。
【図8】チョックのクランプ機構を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態のロールリフターについて図面により説明する。
図2は、本発明に係わるロールリフターの正面図、図3は同側面図で、クレーンのフックにより吊下げられる主ビーム11と、該主ビーム11の両側に主ビーム11と直交して支持され、図示しないモータに回転駆動されるスクリューシャフトを介して図2の矢印方向に開閉する副ビーム12と、各副ビーム12の両側にそれぞれ支持され、同じく図示しないモータにより回転駆動されるスクリューシャフトを介して図3の実線又は一点鎖線で示す方向に開閉し、閉じたときに圧延用ロール13を掴むフック状のロール支持アーム14と、主ビーム11の両端に支持されるチョック転回装置15とよりなっている。
【0016】
上述する副ビーム12は開閉しないで固定にし、吊り金具16が吊上げられる圧延用ロール13の重心位置に応じて主ビーム11に沿い移動できるようにしてもよい。
次に主ビーム11の両側に支持されるチョック転回装置15について説明する。このチョック転回装置15は、左右で同一構造をなしていることから、以下には一方のチョック展開装置15についてのみ説明する。
【0017】
チョック転回装置15は、円弧状レール17と、前記主ビーム11に取着され、円弧状レール17を昇降させる昇降装置としての油圧シリンダー18と、前記レール17を走行する図示しない車輪を有し、レール17に沿ってスライド可能に装着される可動台19と、該可動台19をレール17に沿ってスライドさせる移動装置21と、可動台19に進退可能に取着されるチョック押え22と(以下の実施形態に示されるように、可動台19がレール上端に位置して進退する場合には、可動台19に昇降可能に取着される)、該チョック押え22を昇降させ、降下時にチョックを押える作動装置としての油圧シリンダー23とよりなっており、以下これらについて順に詳述する。
【0018】
円弧状レール17は、その曲率中心が一対のロール支持アーム14で掴んで吊持される圧延用ロール13の軸心oを通る鉛直線p上に位置し、油圧シリンダー23により鉛直線pに沿って昇降するようになっており、その大部分が鉛直線pを挟む一方の側(図3において右側)に位置し、一部が他方の側(図3の左側)に若干突出した四半円形より若干長めの略四半円形をなしている。
【0019】
円弧状レール17にはまた、図4に示すように裏面にブロック25が固着され、該ブロック25には一対のガイドロッド26が上向きに並設され、各ガイドロッド26が主ビーム11にスライド可能に嵌挿されることによって円弧状レール17の前述する昇降が案内されるようになっており、ブロック下側面には、圧延用ロール13の肩部13a(図6及び図7参照)までの距離を計測するレーザ距離計27が取付けられている。
【0020】
円弧状レール17を昇降させる油圧シリンダー18はガイドロッド間においてブロック25に連結され、ロッドの進退によりブロック25を介して円弧状レール17を昇降させるようになっている。なお、レール17を昇降させる昇降装置としては油圧シリンダー18以外のもの、例えばピニオンラック機構等を使用することもできる。
【0021】
可動台19は前述するようにレール17に該レール17に沿ってスライド可能に装着される。
可動台19を移動させる移動装置21は、図3に示されるようにレール17の内周側に配設され、両端がレール17に固定のチェーン31と、該チェーン31が掛けられ、モータ32により回転駆動されるスプロケット33と、該スプロケット33の両側に軸支され、チェーン31に噛合するガイドスプロケット34よりなり、スプロケット33の正又は逆方向の回転により可動台19をレール17に沿ってレール17の一端と他端との間を図の時計方向或いは反時計方向に移動させるようになっている。可動台19を移動させる移動装置としては、上述するような構成の装置のほか、例えばレール17に沿って配設される円弧状のラックと、モータによって回転駆動され、ラックに噛合するピニオンよりなるピニオンラック機構を用いることもできる。
【0022】
チョック押え22は、図6に示されるように可動台19に昇降可能に取着されるガイドロッド35を有し、可動台19に軸支される作動装置としての油圧シリンダー23のロッド37に連結されている。作動装置としては、油圧シリンダー23以外の他の機構、例えばリンク機構又はピニオンラック機構等を用いることもできる。
【0023】
チョック転回装置15は以上のように構成され、ロール支持アーム14に掴持された圧延ロール13の軸端のチョック38を図6に示す横向き状態から90°回転させて縦向きにするときには先ず、レール17の曲率中心がロール支持アーム14に把持される圧延用ロール13の図3に示す軸心oに一致させる芯出しを行う。この芯出しは、次のようにして行われる。すなわち油圧シリンダー18により円弧状レール17を降下させながら図4に示すレーザ距離計27により圧延用ロール13の肩部13aまでの距離を測定し、図示しない制御装置に出力する。制御装置は、研削される圧延用ロールの種類から予め求めておいた肩部13aの半径と前記測定値から圧延用ロール13の軸心oまでの距離を算出し、該距離が同じく予め求めておいたレーザ距離計27とレール17の曲率中心までの距離と一致するまでレール17を降下させる。両距離が一致すると、油圧シリンダー18を制御し、レール17の降下を停止させる。
【0024】
以上のようにして円弧状レール17の曲率中心を圧延用ロール13の軸心oに一致させ、芯出しが行われると、制御装置は油圧シリンダー23を制御し、チョック押え22を降下させる。チョック押え22が降下してチョック38を押えると(図6)、制御装置はついでモータ32を駆動する。これによりスプロケット33が正方向に回転駆動され、可動台19をレール17に沿い、図6の時計方向にスライドさせる。これに伴いチョック押え22に押付けられるチョック38も共に回動する。可動台19がレール端に達すると、チョック38は図7に示すように縦向きになり、制御装置はモータ32を停止させる。
【0025】
クレーンに吊持された状態で可動台19がレール上を移動し、レール端に達すると、重心位置が変化し、図3に示す副ビーム12は右下がりとなる。可動台19がレール17に沿って移動しても傾かないようにするために副ビーム12の傾きを検出するセンサー、例えばジャイロセンサーを設けると共に、副ビーム上にバランスウェイトを取付け、前記センサーにより検出した傾きに応じてバランスウェイトを移動させることによりバランス調整を行う自動調心装置を設けておくのが望ましい。
縦向きにされたチョック38は、次に図8に示すクランプ機構41によって把持される。
【0026】
このクランプ機構41は、既知の構造のもので、側面視で略L形をなす基台42に装備される上クランプ43と下クランプ44よりなっており、上クランプ43は台42上部に軸支されるアーム45と、該アーム45を旋回させ、図8の実線で示す立ち上がった非使用位置と、一点鎖線で示す横倒しの使用位置とに切換え、前記制御装置によって制御される油圧シリンダー46と、アーム45に内蔵され、同じく前記制御装置によって制御される図示しない油圧シリンダーによってアーム45に沿い進退し、前進した把持位置と、後退した退避位置とに切換えられる把持片47を有し、アーム45を図8の実線で示す非使用位置に切り換えた状態で前述するレール17が昇降し、アーム45が使用位置に切換えられた状態で前記把持片47が把持位置に切換わると、基台42より側方に突設される突片48と協働してチョック38上部のフランジ部分38aを両側より挟み込んで把持するようになっている。
【0027】
下クランプ44は、基台下部に取着の台49と、該台49に側方より突設され、台49に内蔵される図示しない油圧シリンダーによって前進位置と後退位置とに切換えられる把持片50を有し、前記制御装置により油圧シリンダーを制御し、把持片50を前進位置に切換えることによってチョック下部のフランジ部分38bを台42より側方に突設される突片51と協働して挟み込み把持するようになっている。
【0028】
クランプ41によるチョック38の把持は次のようにして行われる。
可動台19が図8に示すレール端に達し、チョック38が縦向きにされると、制御装置は前述するようにモータ32を停止し、可動台19をレール端に留めて停止させるが、制御装置はモータ32の停止と共に、把持片50用の油圧シリンダーを制御して把持片50を図の左方向に移動させる。そして台42より突設される突片51とでチョック下部のフランジ部分38bを把持し、チョック38の回転止めを行う。チョック38の回転止めは基台42に昇降可能な受具を設け、該受具をフランジ部分38aに下側より当てて行うようにしてもよい。
【0029】
チョック38の回転止めをしたのち、制御装置は油圧シリンダー18を制御し、レール17を上限位置まで上昇させる。その後、制御装置はアーム旋回用の油圧シリンダー46を制御してアーム45を図の時計方向に横倒しの使用位置まで旋回させる。
【0030】
その後、制限装置は把持片47用の油圧シリンダーを制御し、把持片47をアーム45に沿い図の矢印方向に前進させ、前進位置に切換えてチョック上部のフランジ部分38aを台42より突設される突片48と協働して把持する。
【0031】
以上のようにしてチョック38がクランプ41により把持されたのち、圧延用ロールが図1に示す研削装置の回転砥石3当てられ、表面研削が行われる。
【0032】
上記実施形態のロールリフターにおいては、円弧状レール17は略四半円形で、クランプ41は非使用位置のアーム45を昇降する円弧状レール17と干渉することのない非位置に切り換えられ、レール上昇後はアーム45を使用位置に切り換えて縦向きのチョック38の上下のフランジ部分を把持することができること、レーザ距離計27により圧延用ロール13の肩部13aまでの距離を測定し、圧延用ロール13の軸心oまでの距離を求めることにより、円弧状レール17の芯出しを自動的に精度よく行うことができること等の効果を有する。
【0033】
上記実施形態では、レール上端の可動台19から降下するチョック押え22がチョック38を上側より押え、そのまま時計方向に90°旋回するようになっているが、図7に示すようにレール下端に位置する可動台19から側方に向けて進退するチョック押え22でチョック38を側面より押え、そのまま反時計方向に90°旋回してチョック38を縦向きにすることもできる。この場合、圧延用ロール13は研削機の回転砥石に対し、前記とは反対側より当てられる。
【0034】
前記実施形態のクランプ41は、チョック38の上下のフランジ部分38a、38bを把持するようになっているが、下クランプ44を省き、また前述するチョック38の回転止めを行う受具を設けないで、上クランプ43のみでチョック38のフランジ部分38aを把持するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0035】
11・・主ビーム
12・・副ビーム
13・・圧延用ロール
14・・ロール支持アーム
15・・チョック旋回装置
16・・吊り金具
17・・円弧状レール
18、23、46・・油圧シリンダー
19・・可動台
21・・移動装置
22・・チョック押え
25・・ブロック
26、35・・ガイドロッド
27・・レーザ距離計
31・・チェーン
32・・モータ
33・・スプロケット
38・・チョック
41・・クランプ機構
42・・基台
43・・上クランプ
44・・下クランプ
45・・アーム
47、50・・把持片
48、51・・突片
49・・台

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クレーンに吊下げられるビームと、該ビームに沿って開閉可能に支持される一対のロール支持アームと、該ロール支持アームにより圧延用ロールを掴んで吊下げた状態でロール軸端のチョックを回転させるチョック転回装置を有するロールリフターにおいて、前記チョック転回装置が、前記ロール支持アームに把持されて吊り上げられた圧延用ロールの軸心を通る鉛直線上に曲率中心を位置させ、かつ鉛直線を挟む一方の側に大部分又は全部が配置され、前記鉛直線を挟む他方の側に配置されるチョック把持用のクランプと干渉することなく昇降可能である略四半円形の円弧状レールと、前記一対のロール支持アームにより圧延用ロールを掴んで吊り上げた状態で前記レールをその曲率中心が前記鉛直線に沿うように昇降させる昇降装置と、前記レールに移動可能に装着される可動台と、該可動台をレールに沿って移動させる移動装置と、前記可動台に進退可能に取着されるチョック押えと、該チョック押えを進退させ、前進時においてチョックを押える作動装置とよりなることを特徴とするロールリフター。
【請求項2】
前記円弧状レールの曲率中心が圧延用ロールの軸心に一致するように前記昇降装置を制御する制御装置が設けられることを特徴とする請求項1記載のロールリフター。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−207869(P2010−207869A)
【公開日】平成22年9月24日(2010.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−57336(P2009−57336)
【出願日】平成21年3月11日(2009.3.11)
【出願人】(591223149)日新工機株式会社 (26)