説明

ワイアレス装置能力に基づいたアプリケーション及びアプリケーション・メタデータ・フィルタリングのためのシステム及び方法

【課題】ワイアレス通信装置へサービスを発送するためのシステム、方法、及びコンピュータ・プログラム。
【解決手段】システムは、ワイアレス装置の能力及びユーザによって加入されたサービスに基づいて、サービスを仕立てる。サーバ若しくは他のコンピュータ装置は、ワイアレス装置から、ネットワークを介して提供されるデータにアクセスし若しくはアプリケーションをダウンロードし受信するために、ワイアレス装置の能力を示すワイアレス装置能力データ若しくは“フラッグ”を受信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般にワイアレス通信に係る。特に、本発明は、ワイアレス・ネットワークを介した遠隔コンピュータ装置間のデータ通信に関する。
【背景技術】
【0002】
ワイアレス通信技術は急速に発展している。遠い過去ではなく、移動電話のようなワイアレス通信装置が市場に初めて出現した時は、全てがアナログ技術を使用していた。使用されていた1つのアナログ技術は、アドバンスド移動電話サービス(Advanced Mobile Phone Service)(AMPS)である。初めは、ワイアレス受話器と基地局(BS)との間の通信は、周波数分割多重アクセス(frequency division multiplex access)(FDMA)技術に基づいていて、通信セル内の特定のユーザの数は、利用可能なチャネルの数によって制限される。今日、同様の通信は、時分割多重アクセス(time division multiplex access)(TDMA)、符号分割多重アクセス(code division multiplex access)(CDMA)、若しくは移動通信に対する広域システム(global system for mobile communication)(GSM(登録商標))のような、種々の技術を使用できる。アナログ技術は、多くの場所でディジタル技術によって置き換えられようとしている。それゆえ、ワイアレス装置は、ディジタル・ネットワークを介してパケットで音声及びデータを通信する。
【0003】
ワイアレス通信を使用するユーザの数が増加するにつれ、異なるタイプのワイアレス装置の数も実質的に増加している。今日では、市場で利用可能な移動電話装置の数百のモデルがあり、電話通信サービス・プロバイダのあるものは、彼ら自身の専用モデルさえ提供する。現在はワイアレス装置とセルラ基地局との間で渡される情報はわずかで、しばしば単に、データ・パケット通信に対して必要なタイミング信号を同期させるために十分な情報が渡される。そして、多くの場合には、ワイアレス装置は、基地局からの命令を受信する表示装置以上の何者でもない。進歩した能力を備えたより最新のワイアレス装置の導入とともに、より良いサービスを配信するために、自分の加入者によって使用されるワイアレス装置の能力に関してサービス・プロバイダがより多く知ることに対する必要性が増加している。
【0004】
したがって、基地局と情報を交換するワイアレス装置の能力に関してワイアレス・サービス・プロバイダが知るためのシステム及び方法を提供することは有益である。そのようなシステム及び方法は、サービス・プロバイダに適切な能力データを提供するはずであり、しかも、ワイアレス装置の機能性を妨害しない、若しくは装置の製造の複雑性を増加させない。それゆえ、本発明が第1に向けられているものは、通信ワイアレス装置能力に関するそのようなシステム及び方法に対してである。
【発明の概要】
【0005】
本発明は、ワイアレス装置の能力及びユーザによって加入されたサービスに基づいてワイアレス通信装置にサービスを配信するためのシステム、方法、及びコンピュータ・プログラムである。システムにおいて、少なくとも1のワイアレス装置は、アプリケーション・ダウンロード・サーバと選択的に通信していて、ワイアレス装置は、ワイアレス・ネットワークを介して1以上のアプリケーションをアクセスすることを選択的に試みる、及び、アプリケーションは、そのアプリケーション・ダウンロード・サーバ上に若しくはワイアレス・ネットワーク上の他の1つのコンピュータ装置上に常駐することができる。ワイアレス装置は、コンピュータ・プラットフォーム及び1以上の常駐ソフトウェア・アプリケーションを含み、アプリケーション・ダウンロード・サーバにワイアレス装置能力データを選択的に通信し、そして、アプリケーション・ダウンロード・サーバは、アクセスを試みているワイアレス装置のワイアレス装置能力データに基づいて1以上のアプリケーションへのアクセス若しくはダウンロードを選択的に決定する。システムは、装置がデータを実行するために必要な能力を有することの知識により、ワイアレス装置に送られるアプリケーション、データ、グラフィック、及びその他を適宜カスタマイズすることができる。
【0006】
ワイアレス・ネットワークを介してワイアレス装置に利用可能なソフトウェア・アプリケーションをカスタマイズするための方法は、ワイアレス装置においてワイアレス装置能力データを発生させること、ワイアレス・ネットワークを介してワイアレス装置から1若しくはそれより多くのアプリケーションをアクセスしようと試みること、ワイアレス装置からアプリケーション・ダウンロード・サーバへワイアレス装置能力データを送信すること、及び、ダウンロード、実行、及び表示のような目的のために、ワイアレス装置能力データに基づいて、ワイアレス装置の1以上のアプリケーションへのアクセスを決定すること、の工程を含む。ワイアレス装置能力データは、アプリケーション・ダウンロード・サーバとの初めてのコンタクトにおいてワイアレス装置から送られる能力フラッグであってよく、若しくはワイアレス装置が特定のアプリケーション又はデータをアクセスしようとする又はダウンロードしようとする場合に発生してもよい。
【0007】
本発明は、それゆえ、ワイアレス・サービス・プロバイダがサーバと情報交換するワイアレス装置の能力について学習するための、及びそこからアプリケーション及びデータを選択的にダウンロードするためのシステム及び方法を有利に提供する。システム及び方法は、そのようにして、ワイアレス装置コンピュータ・プラットフォームに利用可能なアプリケーション及びデータは互換性があることを保証する。さらに、ワイアレス装置能力データは、ワイアレス装置動作へのオーバーヘッドを増加させることなく通信されることができる。
【0008】
本発明の他の目的、利点及び特徴は、下記に説明される図面の簡単な説明、発明の詳細な説明及び特許請求の範囲の概観の後で明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、ワイアレス通信ネットワークのアーキテクチャを図解するものである。
【図2】図2は、ランタイム環境を含むワイアレス装置を用いたシステムのアーキテクチャを説明するブロック図である。
【図3】図3は、ワイアレス装置に対する起動プロセスのフローチャートである。
【図4】図4は、MSCにおける登録プロセスのフローチャートである。
【図5】図5は、ワイアレス装置の機能アクティベーション・プロセスのフローチャートである。
【図6】図6は、機能アクティベーション要求をチェックするMSC上で実行するプロセスのフローチャートである。
【発明の詳細な説明】
【0010】
この説明において、用語“通信装置”、“ワイアレス装置”、“手持ち電話機”、及び“受話器”は互換的に使用される;そして、用語“アプリケーション”は、ソフトウェアの任意の個別セグメント、例えば、データ、イクスキュータブルズ(executables)、グラフィックス、メニュー、ライブラリ及びその他を包含することを意味する。図1は、本発明にしたがって使用される通信ネットワーク100を図示する。通信ネットワーク100は、ワイアレス通信ネットワーク、公衆交換電話網(public switched telephone network)(PSTN)110、及びインターネット120を含む。セルラ電話機、ページャ、パーソナル・ディジタル・アシスタンツ(personal digital assistants)(PDAs)、及びワイアレス接続性を有する他のコンピュータ装置のようなワイアレス装置は、それら自身、自分の能力を増加させ、その結果、異なるベンダーが提供するソフトウェアを実行させるためのコンピュータ・プラットフォーム及びランタイム環境(runtime environment)を有している。ワイアレス装置において電子メール、ページング・メッセージ、及び留守番電話を受信することの他に、ユーザは、インターネットをブラウズし、セル自身、セル内の他のワイアレス装置、若しくはインターネット接続を経由してのいずれかからアクセス可能な、アプリケーション・ダウンロード・サーバからアプリケーション及びデータをダウンロードすることができる。
【0011】
ワイアレス装置のエンド−ユーザは、そのようにして、サービス・プロバイダによって提供される種々のサービスに加入することによって、自身のワイアレス・サービス・プロバイダにより提供される多様なサービスを享受できる。ある種のサービスに関して、ワイアレス装置がそれらのサービスを受信する能力を有するのであれば、ユーザは、特定のアプリケーションだけをアクセスできる。例えば、インターネットをブラウズするために、ワイアレス装置は、ウェブ・ページを見るためには、あるタイプのブラウザを持っていなくてはならない。
【0012】
セルラ電気通信環境中で実行された場合、ワイアレス通信ネットワークは、各々が基地局(BS)104に接続され、通信装置106を有するユーザをサービスする複数の通信タワー102を含む。通信装置(ハンドセット)106は、セルラ電話機、ページャ、PDA、ラップトップ・コンピュータ、若しくはワイアレス及びセルラ電気通信ネットワークを使用する他の手持ち、固定、若しくは携帯通信装置であり得る。コマンド及び各ユーザによるデータ入力は、通信タワー102へディジタル・データとして送信される。通信装置106を使用するユーザと通信タワー102との間の通信は、種々の技術、例えば、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、移動通信に関する広域システム(GSM)、若しくはワイアレス通信ネットワーク若しくはデータ通信ネットワークにおいて使用される他のプロトコルに基づくことができる。各ユーザからのデータは、通信タワー102から基地局(BS)104へ送られ、モバイル・スイッチング・センター(MSC)108へ転送される。MSC108は、公衆交換電話網(PSTN)110に接続されることができる。
【0013】
ユーザは、PSTN110若しくはワイアレス・ネットワーク中の他のハンドセット106に接続された電話機セットと音声通信を設定するために自身の通信装置106を使用できる。また、ユーザは、MSC108から特別のアプリケーションすなわち機能(feature)を要求することができる。
【0014】
図2は、MSC108と通信装置106との間の通信の構造200を図示する。MSC108は、特別のアプリケーションが記憶されているサーバ112に接続される。通信装置106は、ハードウェア・プラットフォーム214及びこのハードウェア・プラットフォーム214上で動作するランタイム環境212を含む。ランタイム環境212は、ワイアレス装置の物理的ハードウェア・エレメントを命令する、オペレーティング・システムと同様の実行ソフトウェアレイヤ(layer of executing software)である。ランタイム環境212の存在は他のソフトウェア・アプリケーション206の開発を容易にし、通信装置106が多様なユーザ・アプリケーション206サポートすることを可能にする。
【0015】
ランタイム環境212を有する通信装置106は、MSC108から特別のアプリケーション206をダウンロードすることができ、これらのアプリケーション206は、通信装置106自身の上でローカルに動作する。特別のアプリケーション206は、ウェブ・ブラウザ、テレビ・ゲーム、複数ユーザ・ゲーム、等であり得る。各アプリケーション206は、特定のハードウェア・プラットフォームに合わせて調整されることができる。
【0016】
通信装置106は、アップリンク210及びダウンリンク208を介してMSC108と通信する。ある実施形態では、通信装置106と他のハンドセットとの間の音声通信の間、各リンク上に設定された音声チャネル及び制御チャネルが存在する。MSC108は、アプリケーション206及びデータが記憶される少なくとも1のアプリケーション・ダウンロード・サーバ112へのアクセスを有する。MSC108は、そのようにして、アプリケーション206に対するアップリンク210からの通信アテンプト(attempt)若しくは要求を受信し、ダウンリンク208を介してアプリケーション206を通信装置106へ発送する。ワイアレス装置に実行可能な若しくは許可可能なアプリケーション206へのアクセスを確実にするという要求のために、ワイアレス装置は、サーバ112上に、若しくはそのサーバ112がそこへのアクセスを制御できるワイアレス・ネットワークの別のコンピュータ装置上に常駐するアプリケーションへの適切なアクセスのために、サーバ112へ能力データ(capability data)を通信する。
【0017】
図3は、通信装置106に対する登録プロセスの一実施形態のブロック図300である。起動した後(ステップ302)、通信装置106は、ステップ304に示されたように自己診断を実施し、その地域にサービスしているサービス・プロバイダへ登録要求306を送る。登録手順の一部分として、ステップ308に示されたように、通信装置106は、MSC108へ能力フラッグのストリングとして能力データを送る。能力フラッグは、ハードウェア装置、ランタイム環境及び/若しくはエンドユーザ情報をMSC108に伝える。能力フラッグは製造業者において設定されることができ、一方、他は、エンドユーザ若しくはサービス・プロバイダによって設定されることができる。例えば、ハードウェア・モデル若しくはコンピュータ・プラットフォームに関する他の情報を示すフラッグは、通信装置106が製造されたときに設定されることができる。ランタイム環境のリリース・バージョンを示すフラッグは、初めに製造業者によって設定されることができ、ランタイム環境の新しいバージョンが通信装置106にインストールされたときに変更できる。ワイアレス・サービス・プロバイダは、アプリケーション・アクセスを決定するために、サービスのタイプ若しくはユーザが加入する価格予定、エンド−ユーザの年令、若しくはワイアレス装置能力の任意の他のメタデータ・フィルタリング(metadata filtering)を反映するフラッグを設定できる。
【0018】
図4は、MSC108における登録手順に関するフローチャート400である。MSC108は、ステップ402に示されたように、継続的に登録要求をチェックする。登録要求が受信された場合に、MSCは、ステップ404に示されたように、登録情報を受信する。登録情報は、モバイル識別番号(mobile identification number)(MIN)及び電子識別番号(electronic identification number)(EIN)を含むことができる。加入者情報を受信した後で、ステップ406に示されたように、MSCは、加入者情報を取り出し、検証する。ユーザが自身のホーム・ネットワークから遠くへ移動しているのであれば、自身の加入者情報は、自身のホーム位置レジスタから取り出され、ビジタ位置レジスタ(visitor location resistor)(VLR)中に維持されることができる。HLRから取り出された情報は、一般にエンド−ユーザへの利用可能なサービスを決定する。
【0019】
しかしながら、ユーザに利用可能なサービスは、ユーザにより使用される通信装置の物理的能力にしたがってさらに変更される可能性がある。ステップ408に示されたように、通信装置に関する情報は、能力フラッグを経由してMSCへ渡され、ステップ410に示されたように、能力フラッグはMSCによってセーブされる。
【0020】
図5は、ワイアレス通信装置106におけるアクティベーション要求プロセスに関するフローチャート500である。ユーザは、ステップ502に示されたように、機能を有効にし、通信装置はMSCへ要求を送る(ステップ504)。要求を送った後で、ステップ506に示されたように、通信装置は、機能のためのソフトウェアが受信されたかどうかをチェックする。機能が受信されているのであれば、ステップ508に示されたように、通信装置は機能を実行し、機能が受信されていないのであれば、ステップ510に示されたように、通信装置はユーザにメッセージを表示する。
【0021】
通信装置が計算能力を増加させ、ワイアレス送信バンド幅を増加させるにつれて、MSCに接続されたサーバ上で実行させる代わりに、ワイアレス通信装置106自身の上で機能を実行させることが、しばしばより効率的である。機能がサーバ上で実行される場合、ワイアレス通信装置106は、入力及び出力装置の基本的な機能を実施する。しかしながら、通信装置上でローカルに実行される機能については、機能ソフトウェアは通信装置と互換的でなければならず、MSCは、どのタイプの通信装置をユーザが使用しているかを知らなければならない。
【0022】
図6は、MSCにおける要求プロセスの一実施形態を図説するフローチャート600である。ステップ602に示されたように、通信装置から要求を受信した後で、ステップ604に示されたように、MSCはユーザ情報を受信する。ステップ606に示されたように、MSCは、能力フラッグをチェックし、ワイアレス通信装置106へのダウンロードが勧められるかを決定するために、要求された機能に対する必要事項と能力フラッグとを比較する。MSCは、このステップにおいて、ユーザが要求された機能に加入しているかどうかもチェックできる。ユーザが要求された機能を受信することに適格であるならば、ステップ608に示されたように、MSCは、ユーザの通信装置と適合する機能すなわちアプリケーションのバージョンを選択する。アプリケーションの適切なバージョンを選択した後で、ステップ610に示されたように、MSCは、例えば、メニュー、グラフィック画面、若しくはアプリケーションのバージョンのような、ユーザへ機能アプリケーションを発送する。ユーザが機能を受信することに適格でないならば、ステップ612に示されたように、エラー・メッセージがユーザに送られる。
【0023】
実行において、工場で組み込まれたランタイム環境を有する通信装置106を使用しているエンド−ユーザは、サービス・プロバイダからランタイム環境をダウンロードすることによってランタイム環境をアップグレードすることができる。ランタイム環境を新しいバージョンにアップグレードした後で、通信装置106は内部フラッグをアップデートして、ランタイム環境の新たなバージョンを反映させる。サービス・プロバイダ(MSC)も、自身のメモリをアップデートして、ワイアレス通信装置106におけるアップデートと並行してランタイム環境の新たなバージョンを反映させる。あるいは、サービス・プロバイダは、加入者情報を反映させるために、適切なフラッグを設定することによって通信装置106に加入者情報をダウンロードすることができる。通信装置106中に加入者情報を記憶させることによって、サービスをしているワイアレス・サービス・プロバイダがHLRから少ししか情報を取り出さなくてよいため、ローミングがより単純になされる。
【0024】
他の実施形態では、ファミリ・プランのような、1つのサービス・プランの下で複数の通信装置106を有する加入者のために、加入者は、異なる通信装置に対して特別の機能を指定できる。例えば、加入者は、未成年者の使用に対して、指定された通信装置106が成人番組にアクセスすることを防止できる。
【0025】
さらなる実施形態では、加入者が加入者のホーム通信可能領域から遠くへ移動している場合に、自身の通信装置を起動すると、通信装置は、最初に自己診断を実施し、それからローカル・ワイアレス・サービス・プロバイダに自身を登録する。ワイアレス・サービス・プロバイダ(MSC)に登録する場合に、通信装置は、ワイアレス・サービス・プロバイダに、フラッグのストリングのような能力データを送る。フラッグは、ハードウェアに関する情報、ランタイム環境のバージョン、及びユーザ情報をワイアレス・サービス・プロバイダに知らせる。フラッグは、その後、ソフトウェアをフィルタしてセルとの最初の相互情報交換開始時に通信装置106に提供するために、ワイアレス・サービス・プロバイダによって使用されることができる。
【0026】
ワイアレス装置能力データは、必要に応じて、サーバ112からワイアレス・ネットワーク上の他のコンピュータ装置にも再送信される。例えば、エンド−ユーザは、所望の対戦相手に関する情報を含むワイアレス・サービス・プロバイダからの複数ユーザ対話型ゲームを要求できる。対戦相手が利用可能であり参加することを希望しているかをチェックする前に、ワイアレス・サービス・プロバイダは、ユーザがこのゲームをプレイすることが適格であるかどうかをチェックする。すなわち、ワイアレス・サービス・プロバイダは、フラッグからの情報をチェックして、ユーザがゲームに既に加入しており、そしてユーザがゲームをプレイすることを認可されているかを検証する。そして、ワイアレス装置は、そのような知識によってエンド−ユーザが利益をもたらされるであろう、利用可能な対戦相手の任意の能力データを中継する。
【0027】
例えば、エンド−ユーザの通信装置106が、対戦相手の装置より早い装置上で動作しているのであれば、サーバ112は、そのように表示するために能力データを中継する。若しくは、対戦相手が他の言語を選ぶのであれば、ワイアレス・サービス・プロバイダは、任意の対話が翻訳され、それゆえ、エンド−ユーザの言語に上手に翻訳しなくてもよいことを表示できる。
【0028】
そのようにして、システムが、通信装置106においてワイアレス装置能力データを発生させるステップを経由してワイアレス・ネットワークを介して通信装置106に利用可能なソフトウェア・アプリケーションをカスタマイズするための方法を提供する。通信装置106は、コンピュータ・プラットフォーム214及び1以上の常駐ソフトウェア・アプリケーションを含み、そしてワイアレス・ネットワークを介してワイアレス装置から1以上のアプリケーションをアクセスすることを試み、そして、通信装置106から、サーバ112のようなアプリケーション・ダウンロード・サーバへワイアレス装置能力データを送信し、その後、ワイアレス装置能力データに基づいて1以上のアプリケーションへの通信装置106のアクセスを決定する。その方法は、通信装置106のコンピュータ・プラットフォーム214に1以上のアプリケーションをダウンロードするステップをさらに含むことができる。
【0029】
ワイアレス装置能力データを発生させるステップは、通信装置106上で1以上のフラッグを発生させること、少なくとも加入者情報を送信すること、少なくともワイアレス通信装置106のコンピュータ・プラットフォーム214に関する情報を送信すること、若しくは、少なくとも通信装置106のコンピュータ・プラットフォーム214上に常駐するソフトウェアに関する情報を送信することである。さらに、ワイアレス・ネットワークを介して1以上のアプリケーションにアクセスすることを試みるステップは、サーバ112のような、アプリケーション・ダウンロード・サーバ上に常駐する1以上のアプリケーションをアクセスすることを試みること、若しくは、ワイアレス・ネットワーク上の第1のアプリケーション・ダウンロード・サーバ上に常駐する1以上のアプリケーションにアクセスすることを試みることである。ステップが第1のアプリケーション・ダウンロード・サーバをアクセスすることであるならば、ワイアレス装置能力データを送信するステップは、ワイアレス・ネットワーク上で第2のコンピュータ装置へワイアレス装置能力データを送信することであり、1以上のアプリケーションへの通信装置106のアクセスを決定するステップは、ワイアレス装置能力データに基づいて第2のコンピュータ装置において1以上のアプリケーションへの通信装置106のアクセスを決定することである。
【0030】
サーバ112のような演算装置のコンピュータ・プラットフォーム上で実行可能である方法の観点では、本発明は、コンピュータ読み取り可能な媒体中に常駐するプログラムを含む。コンピュータ読み取り可能な媒体では、プログラムは、サーバ若しくはコンピュータ・プラットフォームを有する他の演算装置を命令して、方法のステップを実施する。コンピュータ読み取り可能な媒体は、サーバ112のメモリ、通信装置106のメモリであり得、若しくは結合のデータベース中にあり得る。さらに、コンピュータ読み取り可能な媒体は、副記憶媒体中にあってもよい。副記憶媒体は、磁気ディスク若しくはテープ、光ディスク、ハード・ディスク、フラッシュ・メモリ、若しくはこの分野で知られたような他の記憶媒体のように、ワイアレス装置コンピュータ・プラットフォーム上にロード可能である。
【0031】
図3−6の文脈において、方法は、例えば、サーバ112のような、機械読み取り可能な命令のシーケンスを実行するワイアレス・ネットワークの(複数の)オペレーティング部分によって実行され得る。命令は、種々のタイプの、信号を含む若しくはデータを格納する主、副、あるいは第3の媒体中に常駐できる。媒体は、ワイアレス・ネットワークのコンポーネントによりアクセス可能な、若しくはその中に常駐する、例えば、RAM(図示せず)を具備する。RAM、ディスク、若しくは他の副記憶媒体中に含まれるか否かに拘らず、命令は、DASD記憶装置(例えば、従来の“ハード・ドライブ”若しくはRAIDアレイ)、磁気テープ、電子的なリード−オンリー・メモリ(例えば、ROM、EPROM、若しくはEEPROM)、フラッシュ・メモリ・カード、光学的記憶装置(例えば、CD−ROM、WORM、DVD、ディジタル光学テープ)、ペーパ“パンチ”カード、若しくはディジタル及びアナログ送信媒体を含む他の相応のデータ記憶媒体のような、種々の機械読み取り可能なデータ記憶媒体上に記憶されることができる。
【0032】
本発明がその好ましい実施形態を引用して詳しく示され、説明されてきたが、形態及び細部の種々の変形が、請求項に述べられたように本発明の精神及び範囲から逸脱しないでなされることは、この分野において知識のある者より理解される。さらに、発明の要素は単数で説明され、若しくはクレームされるが、単数に限定することが明確に述べられない限り、複数をも意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイアレス通信環境において通信装置をインターフェースするためのシステムであって、
ワイアレス・ネットワーク中の少なくとも1のアプリケーション・ダウンロード・サーバと;
前記アプリケーション・ダウンロード・サーバと選択的に通信している少なくとも1のワイアレス装置と、なお、前記ワイアレス装置は、コンピュータ・プラットフォーム及び1以上の常駐ソフトウェア・アプリケーションを含み、かつ、前記ワイアレス・ネットワークを介して1以上のアプリケーションをアクセスすることを選択的に試みる;
を備え、
前記ワイアレス装置は、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバへワイアレス装置能力データを選択的に通信し、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバは、アクセスを試みている前記ワイアレス装置の前記ワイアレス装置能力データに基づいて、1以上のアプリケーションへのアクセスを選択的に決定する、
システム。
【請求項2】
前記ワイアレス装置能力データは、前記ワイアレス通信装置から送信された1以上のフラッグを備え、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバは、前記ワイアレス通信装置によるアクセスに対して利用可能にされるべきアプリケーションを選択するために1以上のフラッグを使用する、請求項1のシステム。
【請求項3】
前記ワイアレス装置能力データは、加入者情報を提供する。請求項1のシステム。
【請求項4】
前記ワイアレス装置能力データは、前記ワイアレス装置のコンピュータ・プラットフォームに関する情報を提供する、請求項1のシステム。
【請求項5】
前記ワイアレス装置能力データは、前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォーム上に常駐する前記ソフトウェアに関する情報を提供する、請求項1のシステム。
【請求項6】
前記ワイアレス装置によってアクセスされるように試みられた前記1以上のアプリケーションは、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバ上に常駐する、請求項1のシステム。
【請求項7】
前記ワイアレス装置によってアクセスされるように試みられた前記1以上のアプリケーションは、前記ワイアレス・ネットワーク上の他の1のコンピュータ装置上に常駐し、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバは、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバにおいて受信されたアクセスを試みている前記ワイアレス装置の前記ワイアレス装置能力データに基づいて、前記他のコンピュータ装置上に常駐する前記1以上のアプリケーションへのアクセスを決定する、請求項1のシステム。
【請求項8】
ワイアレス通信環境において通信装置をインターフェースするためのシステムであって、
ワイアレス・ネットワークを介して少なくとも1のアプリケーションをダウンロードするための少なくとも1のアプリケーション・ダウンロード手段と;
前記ワイアレス・ネットワークを介して前記1以上のアプリケーションをアクセスしようと選択的に試みるための少なくとも1のワイアレス通信手段と;
を備え、
前記ワイアレス通信手段は、前記アプリケーション・ダウンロード手段へ能力データを選択的に通信し、前記アプリケーション・ダウンロード手段は、前記能力データに基づいて、前記1以上のアプリケーションへのアクセスを選択的に決定する、
システム。
【請求項9】
ワイアレス・ネットワークを介してワイアレス装置に利用可能なソフトウェア・アプリケーションをカスタマイズするための方法であって、
ワイアレス装置においてワイアレス装置能力データを発生させる工程と、なお、前記ワイアレス装置は、コンピュータ・プラットフォーム及び1以上の常駐ソフトウェア・アプリケーションを含む;
前記ワイアレス・ネットワークを介して前記ワイアレス装置から1以上のアプリケーションへのアクセスを試みる工程と;
前記ワイアレス装置からアプリケーション・ダウンロード・サーバへ前記ワイアレス装置能力データを送信する工程と;
前記ワイアレス装置能力データに基づいて、前記1以上のアプリケーションへの前記ワイアレス装置のアクセスを決定する工程と;
を備えた方法。
【請求項10】
前記ワイアレス装置のコンピュータ・プラットフォームへ前記1以上のアプリケーションをダウンロードする工程をさらに備える、請求項9の方法。
【請求項11】
前記ワイアレス装置能力データを発生させる工程は、前記ワイアレス装置上で前記1以上のフラッグを発生させることである、請求項9の方法。
【請求項12】
前記ワイアレス装置能力データを送信する工程は、少なくとも加入者情報を送信することである、請求項9の方法。
【請求項13】
前記ワイアレス装置能力データを送信する工程は、少なくともワイアレス装置のコンピュータ・プラットフォームに関する情報を送信することである、請求項9の方法。
【請求項14】
前記ワイアレス装置能力データを送信する工程は、少なくとも前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォーム上に常駐する前記ソフトウェアに関する情報を送信することである、請求項9の方法。
【請求項15】
前記ワイアレス・ネットワークを介して前記1以上のアプリケーションをアクセスしようと試みる工程は、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバ上に常駐する1以上のアプリケーションをアクセスしようと試みることである、請求項9の方法。
【請求項16】
前記ワイアレス・ネットワークを介して前記1以上のアプリケーションをアクセスしようと試みる工程は、前記ワイアレス・ネットワーク上の第1のアプリケーション・ダウンロード・サーバ上に常駐する1以上のアプリケーションをアクセスしようと試みることであり;
前記ワイアレス装置能力データを送信する工程は、前記ワイアレス・ネットワーク上の第2のコンピュータ装置へ前記ワイアレス装置能力データを送信することであり;
前記1以上のアプリケーションへの前記ワイアレス装置のアクセスを決定する工程は、前記ワイアレス装置能力データに基づいて、前記第2のコンピュータ装置において前記1以上のアプリケーションへの前記ワイアレス装置のアクセスを決定することである、請求項9の方法。
【請求項17】
ワイアレス・ネットワークを介してワイアレス装置にソフトウェア・アプリケーションを提供するための方法であって、
前記ワイアレス装置においてワイアレス装置能力データを発生させるためのデータ発生工程と、なお、前記ワイアレス装置は、コンピュータ・プラットフォーム及び1以上の常駐ソフトウェア・アプリケーションを含む;
前記ワイアレス・ネットワークを介して前記ワイアレス装置により1以上のアプリケーションをアクセスするためのアクセス工程と;
前記ワイアレス装置からアプリケーション・ダウンロード・サーバへ前記ワイアレス装置能力データを送信するための送信工程と;
前記ワイアレス装置能力データに基づいて前記1以上のアプリケーションをアクセスするために前記ワイアレス装置のアクセスを決定するためのアクセス決定工程と;
を備えた方法。
【請求項18】
ワイアレス・ネットワークを介してアプリケーション・ダウンロード・サーバと選択的に通信し、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバにおいて1以上のアプリケーションをアクセスしようと選択的に試みるワイアレス装置であって、コンピュータ・プラットフォームと、1以上の常駐ソフトウェア・アプリケーションとを備え、
前記ワイアレス装置は、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバへ前記ワイアレス装置能力データを選択的に通信する、ワイアレス装置。
【請求項19】
前記ワイアレス装置能力データは、前記ワイアレス通信装置から送信された1以上のフラッグを備える、請求項18の装置。
【請求項20】
前記ワイアレス装置能力データは、加入者情報を提供する、請求項18の装置。
【請求項21】
前記ワイアレス装置能力データは、前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォームに関する情報を提供する、請求項18の装置。
【請求項22】
前記ワイアレス装置能力データは、前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォーム上に常駐するソフトウェアに関する情報を提供する、請求項18の装置。
【請求項23】
前記装置は、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバをアクセスすることを試みる時に前記ワイアレス装置能力データを通信する、請求項18の装置。
【請求項24】
前記装置は、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバに常駐するアプリケーションをアクセスすることを試みる時に前記ワイアレス装置能力データを通信する、請求項18の装置。
【請求項25】
ワイアレス通信ネットワーク上のワイアレス通信装置と選択的にインターフェースするサーバであって、
前記ワイアレス装置に対してアプリケーションへのアクセスを選択的に提供し、なお、前記ワイアレス装置は、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバへワイアレス装置能力データを選択的に通信し、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバは、アクセスを試みている前記ワイアレス装置から受信された前記ワイアレス装置能力データに基づいて1以上のアプリケーションへのアクセスを選択的に決定する、
サーバ。
【請求項26】
前記アクセスの決定は、少なくとも加入者情報を含む前記ワイアレス装置能力データに基づく、請求項25のサーバ。
【請求項27】
前記ワイアレス装置は、コンピュータ・プラットフォームを含み、前記アクセスの決定は、前記コンピュータ・プラットフォームに関する情報を含む前記ワイアレス装置能力データに基づく、請求項25のサーバ。
【請求項28】
前記ワイアレス装置は、常駐ソフトウェアを有するコンピュータ・プラットフォームを含み、前記決定は、少なくとも前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォーム上に常駐する前記ソフトウェアに関する情報を含む前記ワイアレス装置能力データに基づく、請求項27のサーバ。
【請求項29】
前記ワイアレス装置によりアクセスされるように試みられた前記1以上のアプリケーションは、前記アプリケーション・ダウンロード・サーバ上に常駐する、請求項25のサーバ。
【請求項30】
前記ワイアレス装置によりアクセスされるように試みられた前記1以上のアプリケーションは、前記ワイアレス・ネットワーク上の他の1のコンピュータ装置上に常駐し、前記サーバは、アクセスを試みている前記ワイアレス装置の前記ワイアレス装置能力データに基づいて、前記他のコンピュータ装置上に常駐する前記1以上のアプリケーションへのアクセスを選択的に決定する、請求項25のサーバ。
【請求項31】
実行されたときに、コンピュータ・プラットフォーム及び1以上のソフトウェア・アプリケーションを含むワイアレス・コンピュータ装置に、
ワイアレス装置能力データを発生し;
アプリケーション・ダウンロード・サーバにおいて前記ワイアレス・ネットワークを介して前記1以上のアプリケーションをアクセスすることを試み;
前記ワイアレス装置から前記アプリケーション・ダウンロード・サーバへ前記ワイアレス装置能力データを送信する;
工程を実施させる、コンピュータ・プログラム。
【請求項32】
前記プログラムは、前記ワイアレス装置に、前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォームへ前記1以上のアプリケーションをダウンローディングする工程をさらに実施させる、請求項31のコンピュータ・プログラム。
【請求項33】
前記プログラムは、前記ワイアレス装置上で1以上のフラッグを発生させるように前記ワイアレス装置能力データを発生する工程を実施させる、請求項31のプログラム。
【請求項34】
前記プログラムは、少なくとも加入者情報を送信させるように前記ワイアレス装置能力データを送信する工程を実施させる、請求項31のプログラム。
【請求項35】
前記プログラムは、少なくとも前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォームに関する情報を送信させるように前記ワイアレス装置能力データを送信する工程を実施させる、請求項31のプログラム。
【請求項36】
前記プログラムは、少なくとも前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォーム上に常駐するソフトウェアに関する情報を送信するように前記ワイアレス装置能力データを送信する工程を実施させる、請求項31のプログラム。
【請求項37】
前記プログラムは、前記1以上のアプリケーションをアクセスすることを試みる工程において、前記ワイアレス装置から前記アプリケーション・ダウンロード・サーバへ前記ワイアレス装置能力データを送信するように前記ワイアレス装置能力データを送信する工程を実施させる、請求項31のプログラム。
【請求項38】
前記プログラムは、前記アプリケーションをダウンロードすることを試みる工程において、前記ワイアレス装置から前記アプリケーション・ダウンロード・サーバへ前記ワイアレス装置能力データを送信するように前記ワイアレス装置能力データを送信する工程を実施させる、請求項31のプログラム。
【請求項39】
実行されたときに、ワイアレス・ネットワークを介してワイアレス装置へ1以上のアプリケーションへのアクセスを提供するワイアレス・コンピュータ装置に、
前記ワイアレス・ネットワークを介して前記ワイアレス装置から前記1以上のアプリケーションのアクセス試みを受信する工程と;
前記ワイアレス装置からワイアレス装置能力データを受信する工程と;
前記ワイアレス装置能力データに基づいて前記1以上のアプリケーションへの前記ワイアレス装置のアクセスを決定する工程と;
を実施させる、コンピュータ・プログラム。
【請求項40】
前記プログラムは、前記ワイアレス装置へ前記1以上のアプリケーションを送信する工程を実施するように、前記装置にさらに指示する、請求項39のプログラム。
【請求項41】
前記プログラムは、前記ワイアレス装置からフラッグを受信するように前記ワイアレス装置能力データを受信する工程を実施させる、請求項39のプログラム。
【請求項42】
前記プログラムは、少なくとも加入者情報に基づいてアクセスを決定させるように前記ワイアレス装置能力データに基づいて前記1以上のアプリケーションへ前記ワイアレス装置のアクセスを決定する工程を実施させる、請求項39のプログラム。
【請求項43】
前記プログラムは、少なくとも前記ワイアレス装置のコンピュータ・プラットフォームに関する情報に基づいてアクセスを決定させるように前記ワイアレス装置能力データに基づいて前記1以上のアプリケーションへ前記ワイアレス装置のアクセスを決定する工程を実施させる、請求項39のプログラム。
【請求項44】
前記プログラムは、少なくとも前記ワイアレス装置の前記コンピュータ・プラットフォーム上に常駐するソフトウェアに関する情報に基づいてアクセスを決定させるように前記ワイアレス装置能力データに基づいて前記1以上のアプリケーションへ前記ワイアレス装置のアクセスを決定する工程を実施させる、請求項39のプログラム。
【請求項45】
前記プログラムは、そのコンピュータ装置上に常駐する1以上のアプリケーションを前記ワイアレス装置へ送信させるように前記ワイアレス装置へ前記1以上のアプリケーションを送信する工程を実施させる、請求項40のプログラム。
【請求項46】
前記プログラムは、前記ワイアレス・ネットワーク上の他の1のコンピュータ装置上に常駐する1以上のアプリケーションを前記ワイアレス装置へ送信させるように前記ワイアレス装置へ前記1以上のアプリケーションを送信する工程を実施させる、請求項40のプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−249309(P2012−249309A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−157600(P2012−157600)
【出願日】平成24年7月13日(2012.7.13)
【分割の表示】特願2009−127179(P2009−127179)の分割
【原出願日】平成15年8月26日(2003.8.26)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】