説明

ワイヤレスコールシステム及びワイヤレス受信器

【課題】 ワイヤレス発信器の設置場所変更をした場合であっても、設置場所変更に対応した表示をワイヤレス受信器で行って、どのワイヤレス発信器が操作されたかを簡単に認識できるワイヤレスコールシステム等を提供する。
【解決手段】 ワイヤレスコールシステムは、所定のワイヤレス発信器2に対応した固有のコードを記憶しワイヤレス受信器1に着脱自在な表示器を備え、ワイヤレス受信器1は、所定の室内空間を表す表示面に表示器が着脱可能な表示器取付ソケット10を複数備えて、所定のワイヤレス発信器2の所定の室内空間内における配設位置に対応した表示面内の表示器取付ソケット10に、所定のワイヤレス発信器2に対応した表示器が取り付け可能となっており、所定のワイヤレス発信器2からの呼出信号を受信した場合に、所定のワイヤレス発信器2に対応した表示器を点灯させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばレストランなどで店員を呼び出す際にワイヤレス発信器が操作されて、当該呼出操作に応じた無線信号をワイヤレス受信器で受信して店員に呼出を通知するためのワイヤレスコールシステム及びワイヤレス受信器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、レストラン等の室内空間において、客席ごとにワイヤレス発信器を配設し、当該複数のワイヤレス発信器からの呼出信号を受信して、どのワイヤレス発信器が操作されたかを単一のワイヤレス受信器で表示させるといったワイヤレスコールシステムが知られている(下記の特許文献1参照)。このワイヤレス受信器の表示手段としては、例えば固定された位置にLEDを設けておき、当該客席番号に対応した位置のLEDを発光させるものなどが知られている。
【0003】
このようなワイヤレスコールシステムでは、あるワイヤレス発信器からの呼出信号を受信した場合に、当該ワイヤレス発信器に対応した番号表示をワイヤレス受信器で行うことによって、店員によってどのワイヤレス発信器が操作されたのかを通知できる。また、このワイヤレスコールシステムでは、呼出信号の受信した先着順に番号表示をしたり、又は、表示領域の所定の場所に表示を行っていた。
【特許文献1】特開2003−217032号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のワイヤレスコールシステムにおいては、客席のレイアウト変更やワイヤレス発信器の設置場所を変更した場合に、客席に対応した番号によってワイヤレス発信器が配設された客席を推定する必要があり、実際に操作されたワイヤレス発信器に対応した客席を間違えて認識してしまう可能性があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、ワイヤレス発信器の設置場所変更をした場合であっても、当該設置場所変更に対応した表示をワイヤレス受信器で行って、どのワイヤレス発信器が操作されたかを簡単に認識できるワイヤレスコールシステム及びワイヤレス受信器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るワイヤレスコールシステムは、固有のコードを含む呼出信号を発信するワイヤレス発信器が所定の室内空間に複数配設され、当該ワイヤレス発信器から発信された呼出信号を受信し、呼出信号に含まれるコードを解析するワイヤレス受信器を備えるものである。このワイヤレスコールシステムは、所定のワイヤレス発信器に対応した固有のコードを記憶する記憶部を備え、ワイヤレス受信器に着脱自在な表示器を備え、ワイヤレス受信器は、所定の室内空間を表す表示面に表示器が着脱可能な表示器取付部を複数備えて、所定のワイヤレス発信器の所定の室内空間内における配設位置に対応した表示面内の表示器取付部に、所定のワイヤレス発信器に対応した表示器が取り付け可能となっており、所定のワイヤレス発信器からの呼出信号を受信した場合に、所定のワイヤレス発信器に対応した表示器を点灯させることにより、上述の課題を解決する。
【0007】
本発明に係るワイヤレス受信器は、固有のコードを含む呼出信号を発信するワイヤレス発信器が所定の室内空間に複数配設され、当該ワイヤレス発信器から発信された呼出信号を受信し、呼出信号に含まれるコードを解析するものであり、上述の課題を解決するために、所定の室内空間を表す表示面に、所定のワイヤレス発信器に対応した固有のコードを記憶する表示器が着脱可能な表示器取付部を複数備え、所定のワイヤレス発信器の所定の室内空間内における配設位置に対応した表示面内の表示器取付部に、所定のワイヤレス発信器に対応した表示器が取り付け可能となっており、所定のワイヤレス発信器からの呼出信号を受信した場合に、所定のワイヤレス発信器に対応した表示器を点灯させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ワイヤレス受信器と表示器とを別個に備えて、所定のワイヤレス発信器の所定の室内空間内における配設位置に対応した表示面内の表示器取付部に、所定のワイヤレス発信器に対応した表示器を取り付けて、当該所定のワイヤレス発信器からの呼出信号を受信した場合に、所定のワイヤレス発信器に対応した表示器を点灯させることができるので、一目でどの位置に配設されたワイヤレス発信器が操作されたかを簡単に確認できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0010】
本発明を適用したワイヤレスコールシステムは、図1に示すように、単一のワイヤレス受信器1に対して、それぞれが固有のコードを含む呼出信号を発信する複数のワイヤレス発信器2を備えている。
【0011】
このワイヤレスコールシステムは、例えば所定の室内空間であるレストラン内において、客席ごとにワイヤレス発信器2を配設し、レストラン従業員によって視認可能な位置にワイヤレス受信器1を配設して構成される。そして、ワイヤレスコールシステムは、あるワイヤレス発信器2が操作された時に、複数の客席からなる客席レイアウトに対応した形態でワイヤレス発信器2の操作を通知することを特徴とするものである。これにより、客席のレイアウト変更等によってワイヤレス発信器2の設置位置に変更があった場合であっても、レストラン従業員に当該設置場所変更に対応した表示をワイヤレス受信器1で行って、どのワイヤレス発信器2が操作されたかを簡単に認識させることができるものである。
【0012】
ワイヤレス受信器1は、ワイヤレス発信器2から発信された呼出信号を無線アンテナ1aで受信し、呼出信号に含まれるコードを解析して、どのワイヤレス発信器2が操作されたかといった情報を表示面1bにて表示させる。
【0013】
ワイヤレス受信器1は、正面から見た外観を図2に示すように、複数のワイヤレス発信器2が配設される所定の室内空間を表す表示面1bに、複数の表示器取付ソケット(表示器取付部)10が備えられている。それぞれの表示器取付ソケット10は、後述のLEDを内蔵した表示器が取り付けられる。なお、図2では、ワイヤレス受信器1の内部回路及び表示器取付ソケット10に取り付けられた表示器に電力供給を行うための商用電源が接続されおり、当該商用電源によって内部回路及び表示器を作動させる電源回路(図示せず)が内蔵されている。
【0014】
このようなワイヤレス受信器1の表示面1bには、図3に示すように、所定の室内空間内におけるワイヤレス発信器2の配設位置に対応した表示面箇所に、表示器が着脱可能、且つ表示器の点灯状態が視認可能に構成されたレイアウトマップ11が取り付けられる。図3に示すレイアウトマップ11は、表示器の着脱を可能とし、且つ、表示器の点灯状態をワイヤレス受信器1の正面から視認させるために、ワイヤレス発信器2の配設位置に対応した複数の表示面箇所のそれぞれに穴部12A、12B、12C、12Dが形成されている。このようなレイアウトマップ11は、表示面1bに取り付けられた状態においては、表示器取付ソケット10が視認できて、ユーザによって表示器が着脱可能な箇所を限定できる構成となっている。また、このレイアウトマップ11は、所定の室内空間内の席種(カウンター席、テーブル席)を区別する文字や、席番号が印刷されており、表示器取付ソケット10に表示器20が取り付けられた状態において、各席種、席番号に対応した表示器20の点灯状態が分かるようになっている。
【0015】
ワイヤレス受信器1の表示器取付ソケット10に取り付けられる表示器20は、外観を図4に示すように、(a)に上面形状を示すように丸形となっており、(b)に側面形状を示すように上部がLED等が内蔵された表示部20aとなっており、下部が表示器取付ソケット10と嵌合して電気的に接続されるピン20bとなっている。この表示器20は、ピン20bが表示器取付ソケット10に取り付けられると、表示部20aの上面が表示面1bの正面から視認可能となり、表示形態の視認が可能となる。
【0016】
ワイヤレス発信器2は、外観を図5に示すように、押圧操作される操作部2aが上面に形成されている。
【0017】
このようなワイヤレスコールシステムは、所定の室内空間において、客席ごとにワイヤレス発信器2を配設する場合には、客席の大きさに対応した穴部12を有するレイアウトマップ11をワイヤレス受信器1の表示面1bに取り付ける。これにより、恰も、表示面1bの全体が所定の室内空間全体を表し、各穴部12が客席を表すような表示面1bを形成できる。そして、客席ごとのワイヤレス発信器2の操作によって点灯する表示器20を、各客席を表す穴部12を介して取り付け可能となっている表示器取付ソケット10に取り付ける。
【0018】
これにより、ワイヤレスコールシステムは、ある客席のワイヤレス発信器2が操作された場合に、当該客席における所定の室内空間における位置を表示面1b上で確認させることができる。したがって、店内のレイアウトに合わせて表示器20を配設することにより、どのワイヤレス発信器2が操作されたかを一目で簡単に認識させることができる。また、レイアウト変更を行って、ワイヤレス発信器2の設置個所を変更した場合であっても、ワイヤレス発信器2の設置箇所とワイヤレス受信器1での表示器20の取付位置との対応関係を確認するだけでワイヤレス発信器2と表示器20との対応をとることができ、混乱を防止できる。
【0019】
また、ワイヤレス受信器1をワイヤレス発信器2の操作者から見やすい位置に設置することにより、自己のワイヤレス発信器2が正常に動作するかということも容易に確認することができる。
【0020】
このようなワイヤレスコールシステムにおいて、ワイヤレス受信器1及びワイヤレス発信器2の機能的な内部構成を図6に示し、表示器20の機能的な内部構成を図7に示す。
【0021】
ワイヤレス発信器2は、固有のコード(以下、発信器コードと呼ぶ。)を記憶した記憶部43と、ユーザの操作を検出する操作検出部である操作部2aと、当該操作部2aによってユーザの操作を検出した場合に、記憶部43に記憶した発信器コードを送信する無線送信部である変調部44、無線送信部45及び無線アンテナ46と、表示器20が着脱可能な表示器取付部であるソケット41とを備える。このワイヤレス発信器2は、操作部2a及び記憶部43と、変調部44とが信号処理部42に接続されている。このワイヤレス発信器2には、他のワイヤレス発信器2と区別するために、固有の発信器コードが記憶部43に記憶されている。
【0022】
ワイヤレス発信器2は、操作部2aでユーザの操作を検出した場合に、信号処理部42により、記憶部43に記憶された発信器コードを読み出して、変調部44に供給する。そして、変調部44は、発信器コードを所定の搬送波を重畳することによって変調して呼出信号を作成し、無線送信部45によって無線アンテナ46から無線の呼出信号として送信させる。
【0023】
ワイヤレス受信器1は、固有の発信器コードを含む呼出信号を発信するワイヤレス発信器2からの呼出信号を受信する無線アンテナ1a及び無線受信部31と、無線アンテナ1aで受信して無線受信部31で電気信号に変換された呼出信号から、固有の発信器コードを取り出す復調部32と、復調部32に接続された複数の表示器取付ソケット10−1,10−2,10−3,・・・,10−N(以下、総称する場合には単に「表示器取付ソケット10」と呼ぶ。)とを備える。
【0024】
このようなワイヤレス受信器1は、復調部32により、呼出信号から、ワイヤレス発信器2の発信器コードを取り出し、復調部32に接続された全ての表示器取付ソケット10に発信器コードを出力する。これによって、ワイヤレス受信器1は、発信器コードに対応したコード(以下、表示器コードと呼ぶ。)を記憶している表示器20を点灯させる。
【0025】
表示器20は、図7に示すように、信号処理部51に、表示部20aと、ピン20bと、固有の表示器コードを記憶する記憶部であるデータ記憶部52とが接続されて構成されている。このような表示器20において、信号処理部51は、ピン20bを介して復調部32と接続されて、呼出信号に含まれる発信器コードを入力すると共に、図示しない電源回路から電力供給を受ける。
【0026】
表示器20は、復調部32から発信器コードを入力すると、信号処理部51により、当該発信器コードと、データ記憶部52に記憶された受信器コードとを比較する。そして、信号処理部51は、自己で記憶している受信器コードが、入力した発信器コードに対応したものである場合には、表示部20aに電流を供給して点灯させる一方で、受信器コードが発信器コードに対応したものではない場合には表示部20aを点灯させない。
【0027】
これによって、ワイヤレスコールシステムは、あるワイヤレス発信器2が操作された時に、当該ワイヤレス発信器2の発信器コードに対応した表示器コードを記憶した表示器20のみを表示させることができる。
【0028】
また、信号処理部51は、現在の表示部20aの表示形態を認識しておき、自己の表示器コードに対応した発信器コードを入力した時には、現在の表示形態とは異なる表示形態に切り替えても良い。これにより、表示形態を点灯状態と消灯状態とで切り替えることができると共に、例えば客席の空席、準備中、使用中といったような区別を、表示色や点灯/点滅/消灯の間で変更するという表示形態の切替で認識させることができる。これにより、客席の状態を簡単に把握できて、スムーズな来客案内などを実現できる。
【0029】
なお、このワイヤレスコールシステムは、ワイヤレス受信器1に復調部32を設ける構成を示したが、これに限らず、表示器20に復調部32を設けて、無線受信部31からの呼出信号から発信器コードを取り出しても良い。
【0030】
更に、発信器コードと表示器コードとの対応付けは、一対のワイヤレス発信器2と表示器20とについて同じワイヤレス発信器2のアドレスを示すコードを記憶しておいても良い。これにより、発信器コードと表示器コードとの対応付けが簡単にできて、表示器20は、自己の表示器コードと同じコードを入力した場合に表示形態を切り替えることができる。また、ワイヤレス発信器2のアドレスを発信器コード及び表示器コードとすることにより、ワイヤレス発信器2と表示器20との何れかが故障又は紛失した場合には、当該故障又は紛失した機器のみを補充すればよく、ワイヤレス発信器2と表示器20とをセットで再購入する必要をなくすことができ、管理費用を低減させることができる。
【0031】
逆に、発信器コードと表示器コードとの対応付けは、一対のワイヤレス発信器2と表示器20とについて同じ表示器20のアドレスを示すコードを記憶しておいても良い。
【0032】
更にまた、ワイヤレス発信器2は、図6に示したように、表示器20のピン20bが挿入できるソケット41を備えて、信号処理部42によって表示器20が挿入されたことを検出した場合には、記憶部43に記憶されている発信器コードを表示器20に送信し、表示器20では、入力した発信器コードを、自己の表示器コードとしてデータ記憶部52に記憶させても良い。これにより、発信器コードと表示器コードとの対応付けを容易に行えるようになる。
【0033】
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明を適用したワイヤレスコールシステムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明を適用したワイヤレスコールシステムにおけるワイヤレス受信器の正面図である。
【図3】本発明を適用したワイヤレスコールシステムにおけるワイヤレス受信器に取り付けられるレイアウトマップの正面図である。
【図4】本発明を適用したワイヤレスコールシステムにおける表示器の上面図及び側面図である。
【図5】本発明を適用したワイヤレスコールシステムにおけるワイヤレス発信器の斜視図である。
【図6】本発明を適用したワイヤレスコールシステムのワイヤレス受信器及びワイヤレス発信器の機能ブロック図である。
【図7】本発明を適用したワイヤレスコールシステムにおける表示器の機能ブロック図である。
【符号の説明】
【0035】
1 ワイヤレス受信器
1a 無線アンテナ
1b 表示面
2 ワイヤレス発信器
2a 操作部
10 表示器取付ソケット
11 レイアウトマップ
12 穴部
20 表示器
20a 表示部
20b ピン
31 無線受信部
32 復調部
41 ソケット
42 信号処理部
43 記憶部
44 変調部
45 無線送信部
46 無線アンテナ
51 信号処理部
52 データ記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固有のコードを含む呼出信号を発信するワイヤレス発信器が所定の室内空間に複数配設され、当該ワイヤレス発信器から発信された呼出信号を受信し、前記呼出信号に含まれるコードを解析するワイヤレス受信器を備えたワイヤレスコールシステムにおいて、
所定のワイヤレス発信器に対応した固有のコードを記憶する記憶部を備え、前記ワイヤレス受信器に着脱自在な表示器を備え、
前記ワイヤレス受信器は、前記所定の室内空間を表す表示面に前記表示器が着脱可能な表示器取付部を複数備えて、前記所定のワイヤレス発信器の前記所定の室内空間内における配設位置に対応した前記表示面内の表示器取付部に、前記所定のワイヤレス発信器に対応した表示器が取り付け可能となっており、前記所定のワイヤレス発信器からの呼出信号を受信した場合に、前記所定のワイヤレス発信器に対応した前記表示器を点灯させることを特徴とするワイヤレスコールシステム。
【請求項2】
前記表示器は、複数種類の表示形態を有し、前記記憶部に記憶したコードに対応したコードを含む呼出信号を前記ワイヤレス受信器で受信した時に、何れかの表示形態に切り替えられることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスコールシステム。
【請求項3】
前記ワイヤレス受信器は、前記所定の室内空間内における前記ワイヤレス発信器の配設位置に対応した表示面部分に、前記表示器の点灯状態が視認可能に構成されたレイアウトマップが取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスコールシステム。
【請求項4】
前記ワイヤレス発信器は、固有のコードを記憶した記憶部と、ユーザの操作を検出する操作検出部と、当該操作検出部によってユーザの操作を検出した場合に、前記記憶部に記憶したコードを送信する無線送信部と、前記表示器が着脱可能な表示器取付部とを備え、
前記表示器が前記ワイヤレス発信器の前記表示器取付部に取り付けられた時に、前記ワイヤレス発信器は、当該表示器の記憶部に、自己の記憶部に記憶されたコードを記憶させることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスコールシステム。
【請求項5】
固有のコードを含む呼出信号を発信するワイヤレス発信器が所定の室内空間に複数配設され、当該ワイヤレス発信器から発信された呼出信号を受信し、前記呼出信号に含まれるコードを解析するワイヤレス受信器において、
前記所定の室内空間を表す表示面に、所定のワイヤレス発信器に対応した固有のコードを記憶する表示器が着脱可能な表示器取付部を複数備え、
前記所定のワイヤレス発信器の前記所定の室内空間内における配設位置に対応した前記表示面内の表示器取付部に、前記所定のワイヤレス発信器に対応した表示器が取り付け可能となっており、前記所定のワイヤレス発信器からの呼出信号を受信した場合に、前記所定のワイヤレス発信器に対応した前記表示器を点灯させることを特徴とするワイヤレス受信器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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