ワニ口クリップカバー
【課題】誘導コードの絡みを防止すること。
【解決手段】ワニ口クリップカバー30は、医療用電極に接続する誘導コード10と誘導コード10の端部に設けられたワニ口クリップ20との連結部分を保護する。ワニ口クリップカバー30は、可撓性材料から成る。ワニ口クリップカバー30において、主部35は、ワニ口クリップ20の開閉操作部24a、24bのうち誘導コード10との連結部分を形成する開閉操作部24bに接着され、枝部37は、主部35から分枝し、嵌着部38は、枝部37の先端に形成され、開閉操作部24a、24bのうち開閉操作部24bに結合する。
【解決手段】ワニ口クリップカバー30は、医療用電極に接続する誘導コード10と誘導コード10の端部に設けられたワニ口クリップ20との連結部分を保護する。ワニ口クリップカバー30は、可撓性材料から成る。ワニ口クリップカバー30において、主部35は、ワニ口クリップ20の開閉操作部24a、24bのうち誘導コード10との連結部分を形成する開閉操作部24bに接着され、枝部37は、主部35から分枝し、嵌着部38は、枝部37の先端に形成され、開閉操作部24a、24bのうち開閉操作部24bに結合する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用電極に接続する誘導コードのコネクタとして用いられるワニ口クリップのカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
心電図信号を計測するとき、生体に装着した医療用電極(以下「電極」と略記する)から心電計に誘導コードを介して心電図信号を伝送する(例えば特許文献1参照)。この電極として、使い捨て型を使用することがある。使い捨て型の電極は、誘導コードと別体となっており、使用時に誘導コードと接続される。一般にこのような電極及び誘導コードには、互いに容易に接続し得るよう接続構造が形成されている。
【0003】
例えば特許文献2には、突起やタブのような接続構造が形成された電極を使用する場合に、この電極に接続するための誘導コードの接続構造としてワニ口クリップを使用することが、記載されている。
【0004】
図2は、従来のワニ口クリップが設けられた誘導コードの一例の側面図である。
【0005】
図2において、誘導コード10の端部には、ワニ口クリップ20が設けられている。ワニ口クリップ20は一対の挟持部材21a、21bを有し、挟持部材21a、21bは、中央部22に設けられた支軸(図示せず)により回動可能に結合されている。支軸はばね(図示せず)を有し、このばねにより、中央部22よりも先端側に延在する挟持部23a、23bは閉じる方向に付勢されている。ワニ口クリップ20により誘導コード10と電極(図示せず)とを接続するときには、開閉操作部24bを押さえつつ開閉操作部24aの操作面25を押して開閉操作部24a、24bを閉じる操作を行うことにより挟持部23a、23bを一時的に開き、その後に挟持部23a、23bを閉じさせて挟持部23a、23bで電極を挟持する。
【0006】
一対の開閉操作部24a、24bのうち開閉操作部24bは、ワニ口クリップ20と誘導コード10とを電気的に接続するために誘導コード10の先端部に連結されている。この連結部分はワニ口クリップカバー30により保護されている。
【0007】
図2に示すワニ口クリップカバー30は、複数層のチューブにより構成された本体部を有し、本体部は連結部分に緊密に装着されている。連結部分の外周を直接的に被覆するのは絶縁用チューブ(図示せず)であり、その外周を耐屈曲性の緩衝用の熱収縮チューブ31が被覆し、その外周を色付きチューブ32が被覆し、その外周を記号付きチューブ33が被覆し、その外周を透明チューブ(図示せず)が被覆する。なお、色付きチューブ32及び記号付きチューブ33は、規格に従って電極装着部位を色及び記号で表示するために設けられるチューブである。
【0008】
連結部分において、絶縁用チューブ31の先端部34よりもワニ口クリップ20側に位置する部分は、色付きチューブ32のみにより被覆されているため、ワニ口クリップカバー30は先細形状となっている。そして、開閉操作部24a、24bの開閉動作を可能にする開口部40を十分に確保するために、先端部34は開閉操作部24aの後端部よりも十分に後方に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】実用新案登録第3083766号公報
【特許文献2】特表2008−520288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、上記従来のワニ口クリップカバーにおいては、誘導コードを取り纏める際に誘導コードが開口部に侵入する場合がある。通常、心電図信号の計測に同時使用される複数本の誘導コードは結束されているため、開口部への誘導コードの侵入は頻繁に発生し得る。よって、使用時に誘導コードが絡みやすいという問題がある。
【0011】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、誘導コードの絡みを防止することができる、誘導コードのワニ口クリップカバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明のワニ口クリップカバーは、医療用電極に接続する誘導コードと前記誘導コードの端部に設けられたワニ口クリップとの連結部分を保護するワニ口クリップカバーであって、可撓性材料から成る本体部を有し、前記本体部は、前記ワニ口クリップの一対の開閉操作部のうち前記誘導コードとの前記連結部分を形成する第1の開閉操作部に接着される主部と、前記主部から分枝する枝部と、前記枝部の先端に形成され、前記一対の開閉操作部のうち第2の開閉操作部に結合する結合部と、を有する構成を採る。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、誘導コードの絡みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施の形態に係るワニ口クリップカバーが設けられた誘導コードの側面図
【図2】従来のワニ口クリップカバーが設けられた誘導コードの側面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施の形態に係るワニ口クリップカバーが設けられた誘導コードの側面図である。なお、図1に示す構成は、ワニ口クリップカバーの構成を除いて、図2に示す構成と同一である。
【0017】
図1において、誘導コード10の端部には、ワニ口クリップ20が設けられている。ワニ口クリップ20は一対の挟持部材21a、21bを有し、挟持部材21a、21bは、中央部22に設けられた支軸(図示せず)により回動可能に結合されている。支軸はばね(図示せず)を有し、このばねにより、中央部22よりも先端側に延在する挟持部23a、23bは閉じる方向に付勢されている。ワニ口クリップ20により誘導コード10と電極(図示せず)とを接続するときには、開閉操作部24bを押さえつつ開閉操作部24aの操作面(図2の操作面25と同一)を押して開閉操作部24a、24bを閉じる操作を行うことにより挟持部23a、23bを一時的に開き、その後に挟持部23a、23bを閉じさせて挟持部23a、23bで電極を挟持する。
【0018】
一対の開閉操作部24a、24bのうち開閉操作部24bは、ワニ口クリップ20と誘導コード10とを電気的に接続するために、はんだ付けしたり、或いは、かしめたりすることにより、誘導コード10の先端部に連結されている。この連結部分はワニ口クリップカバー30により保護されている。
【0019】
図1に示すワニ口クリップカバー30は、ゴムエラストマー等の可撓性材料から成る一体型の成型品によって構成されている。この成型品は、全体が規定に従って一色に色付けされているため、従来のワニ口クリップカバーのように色付きチューブを巻回する必要がない。したがって、加工工程を削減することができ、また、誘導コードの耐屈曲性能を改善することができる。さらに、使用時に、電極装着位置の確認を容易にすることができる。
【0020】
ワニ口クリップカバー30は、ワニ口クリップ20と誘導コード10との連結部分を保護するために開閉操作部24bに接着された主部35を含む。主部35の中央部には記号表示部36が設けられており、ここに記号が成形されているため、従来のワニ口クリップカバーのように記号付きチューブを巻回する必要がない。したがって、加工工程を削減することができ、また、誘導の耐屈曲性能を改善することができる。
【0021】
主部35の中央部からは枝部37が分枝している。枝部37の先端部には、開閉操作部24aを内部に嵌め入れることにより開閉操作部24aに結合される結合部としての嵌着部38が形成されている。嵌着部38は、開閉操作部24aの操作面(図2の操作面25と同一)を被覆する被覆部39を含み、被覆部39は、枝部37から延在して形成されている。このため、開閉操作の際に指が接触する部分の面積を増加させることができ、ワニ口クリップ20の操作性を向上させることができる。
【0022】
以上のように、本実施の形態によれば、一方の開閉操作部24bに装着される主部35から枝部37を分枝させ、枝部37の先端部分を他方の開閉操作部24aに結合させる。このため、開閉操作部24a、24b間の開口部40が塞がれて、開口部40に誘導コード10や他の誘導コードが侵入することが防止される。このため、誘導コードの絡みを防止することができる。
【0023】
また、本実施の形態においては、ワニ口クリップカバー30を、電極装着部位識別記号が形成され且つ一色に着色された一体成型品により構成したため、加工工程を著しく簡略化することができる。
【0024】
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成および使用時の動作についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
【符号の説明】
【0025】
10 誘導コード
20 ワニ口クリップ
21a、21b 挟持部材
22 中央部
23a、23b 挟持部
24a、24b 開閉操作部
30 ワニ口クリップカバー
35 主部
36 記号表示部
37 枝部
38 嵌着部
39 被覆部
40 開口部
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療用電極に接続する誘導コードのコネクタとして用いられるワニ口クリップのカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
心電図信号を計測するとき、生体に装着した医療用電極(以下「電極」と略記する)から心電計に誘導コードを介して心電図信号を伝送する(例えば特許文献1参照)。この電極として、使い捨て型を使用することがある。使い捨て型の電極は、誘導コードと別体となっており、使用時に誘導コードと接続される。一般にこのような電極及び誘導コードには、互いに容易に接続し得るよう接続構造が形成されている。
【0003】
例えば特許文献2には、突起やタブのような接続構造が形成された電極を使用する場合に、この電極に接続するための誘導コードの接続構造としてワニ口クリップを使用することが、記載されている。
【0004】
図2は、従来のワニ口クリップが設けられた誘導コードの一例の側面図である。
【0005】
図2において、誘導コード10の端部には、ワニ口クリップ20が設けられている。ワニ口クリップ20は一対の挟持部材21a、21bを有し、挟持部材21a、21bは、中央部22に設けられた支軸(図示せず)により回動可能に結合されている。支軸はばね(図示せず)を有し、このばねにより、中央部22よりも先端側に延在する挟持部23a、23bは閉じる方向に付勢されている。ワニ口クリップ20により誘導コード10と電極(図示せず)とを接続するときには、開閉操作部24bを押さえつつ開閉操作部24aの操作面25を押して開閉操作部24a、24bを閉じる操作を行うことにより挟持部23a、23bを一時的に開き、その後に挟持部23a、23bを閉じさせて挟持部23a、23bで電極を挟持する。
【0006】
一対の開閉操作部24a、24bのうち開閉操作部24bは、ワニ口クリップ20と誘導コード10とを電気的に接続するために誘導コード10の先端部に連結されている。この連結部分はワニ口クリップカバー30により保護されている。
【0007】
図2に示すワニ口クリップカバー30は、複数層のチューブにより構成された本体部を有し、本体部は連結部分に緊密に装着されている。連結部分の外周を直接的に被覆するのは絶縁用チューブ(図示せず)であり、その外周を耐屈曲性の緩衝用の熱収縮チューブ31が被覆し、その外周を色付きチューブ32が被覆し、その外周を記号付きチューブ33が被覆し、その外周を透明チューブ(図示せず)が被覆する。なお、色付きチューブ32及び記号付きチューブ33は、規格に従って電極装着部位を色及び記号で表示するために設けられるチューブである。
【0008】
連結部分において、絶縁用チューブ31の先端部34よりもワニ口クリップ20側に位置する部分は、色付きチューブ32のみにより被覆されているため、ワニ口クリップカバー30は先細形状となっている。そして、開閉操作部24a、24bの開閉動作を可能にする開口部40を十分に確保するために、先端部34は開閉操作部24aの後端部よりも十分に後方に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】実用新案登録第3083766号公報
【特許文献2】特表2008−520288号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、上記従来のワニ口クリップカバーにおいては、誘導コードを取り纏める際に誘導コードが開口部に侵入する場合がある。通常、心電図信号の計測に同時使用される複数本の誘導コードは結束されているため、開口部への誘導コードの侵入は頻繁に発生し得る。よって、使用時に誘導コードが絡みやすいという問題がある。
【0011】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、誘導コードの絡みを防止することができる、誘導コードのワニ口クリップカバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明のワニ口クリップカバーは、医療用電極に接続する誘導コードと前記誘導コードの端部に設けられたワニ口クリップとの連結部分を保護するワニ口クリップカバーであって、可撓性材料から成る本体部を有し、前記本体部は、前記ワニ口クリップの一対の開閉操作部のうち前記誘導コードとの前記連結部分を形成する第1の開閉操作部に接着される主部と、前記主部から分枝する枝部と、前記枝部の先端に形成され、前記一対の開閉操作部のうち第2の開閉操作部に結合する結合部と、を有する構成を採る。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、誘導コードの絡みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施の形態に係るワニ口クリップカバーが設けられた誘導コードの側面図
【図2】従来のワニ口クリップカバーが設けられた誘導コードの側面図
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施の形態に係るワニ口クリップカバーが設けられた誘導コードの側面図である。なお、図1に示す構成は、ワニ口クリップカバーの構成を除いて、図2に示す構成と同一である。
【0017】
図1において、誘導コード10の端部には、ワニ口クリップ20が設けられている。ワニ口クリップ20は一対の挟持部材21a、21bを有し、挟持部材21a、21bは、中央部22に設けられた支軸(図示せず)により回動可能に結合されている。支軸はばね(図示せず)を有し、このばねにより、中央部22よりも先端側に延在する挟持部23a、23bは閉じる方向に付勢されている。ワニ口クリップ20により誘導コード10と電極(図示せず)とを接続するときには、開閉操作部24bを押さえつつ開閉操作部24aの操作面(図2の操作面25と同一)を押して開閉操作部24a、24bを閉じる操作を行うことにより挟持部23a、23bを一時的に開き、その後に挟持部23a、23bを閉じさせて挟持部23a、23bで電極を挟持する。
【0018】
一対の開閉操作部24a、24bのうち開閉操作部24bは、ワニ口クリップ20と誘導コード10とを電気的に接続するために、はんだ付けしたり、或いは、かしめたりすることにより、誘導コード10の先端部に連結されている。この連結部分はワニ口クリップカバー30により保護されている。
【0019】
図1に示すワニ口クリップカバー30は、ゴムエラストマー等の可撓性材料から成る一体型の成型品によって構成されている。この成型品は、全体が規定に従って一色に色付けされているため、従来のワニ口クリップカバーのように色付きチューブを巻回する必要がない。したがって、加工工程を削減することができ、また、誘導コードの耐屈曲性能を改善することができる。さらに、使用時に、電極装着位置の確認を容易にすることができる。
【0020】
ワニ口クリップカバー30は、ワニ口クリップ20と誘導コード10との連結部分を保護するために開閉操作部24bに接着された主部35を含む。主部35の中央部には記号表示部36が設けられており、ここに記号が成形されているため、従来のワニ口クリップカバーのように記号付きチューブを巻回する必要がない。したがって、加工工程を削減することができ、また、誘導の耐屈曲性能を改善することができる。
【0021】
主部35の中央部からは枝部37が分枝している。枝部37の先端部には、開閉操作部24aを内部に嵌め入れることにより開閉操作部24aに結合される結合部としての嵌着部38が形成されている。嵌着部38は、開閉操作部24aの操作面(図2の操作面25と同一)を被覆する被覆部39を含み、被覆部39は、枝部37から延在して形成されている。このため、開閉操作の際に指が接触する部分の面積を増加させることができ、ワニ口クリップ20の操作性を向上させることができる。
【0022】
以上のように、本実施の形態によれば、一方の開閉操作部24bに装着される主部35から枝部37を分枝させ、枝部37の先端部分を他方の開閉操作部24aに結合させる。このため、開閉操作部24a、24b間の開口部40が塞がれて、開口部40に誘導コード10や他の誘導コードが侵入することが防止される。このため、誘導コードの絡みを防止することができる。
【0023】
また、本実施の形態においては、ワニ口クリップカバー30を、電極装着部位識別記号が形成され且つ一色に着色された一体成型品により構成したため、加工工程を著しく簡略化することができる。
【0024】
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されない。つまり、上記装置の構成および使用時の動作についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
【符号の説明】
【0025】
10 誘導コード
20 ワニ口クリップ
21a、21b 挟持部材
22 中央部
23a、23b 挟持部
24a、24b 開閉操作部
30 ワニ口クリップカバー
35 主部
36 記号表示部
37 枝部
38 嵌着部
39 被覆部
40 開口部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
医療用電極に接続する誘導コードと前記誘導コードの端部に設けられたワニ口クリップとの連結部分を保護するワニ口クリップカバーであって、
可撓性材料から成る本体部を有し、前記本体部は、
前記ワニ口クリップの一対の開閉操作部のうち前記誘導コードとの前記連結部分を形成する第1の開閉操作部に接着される主部と、
前記主部から分枝する枝部と、
前記枝部の先端に形成され、前記一対の開閉操作部のうち第2の開閉操作部に結合する結合部と、
を有するワニ口クリップカバー。
【請求項2】
前記結合部は、前記枝部の先端部から延在して前記第2の開閉操作部の操作面を被覆する被覆部を有する、
請求項1記載のワニ口クリップカバー。
【請求項3】
前記本体部は、全体が同一色で着色されている、
請求項1記載のワニ口クリップカバー。
【請求項4】
前記主部には、記号が成形されている、
請求項1記載のワニ口クリップカバー。
【請求項1】
医療用電極に接続する誘導コードと前記誘導コードの端部に設けられたワニ口クリップとの連結部分を保護するワニ口クリップカバーであって、
可撓性材料から成る本体部を有し、前記本体部は、
前記ワニ口クリップの一対の開閉操作部のうち前記誘導コードとの前記連結部分を形成する第1の開閉操作部に接着される主部と、
前記主部から分枝する枝部と、
前記枝部の先端に形成され、前記一対の開閉操作部のうち第2の開閉操作部に結合する結合部と、
を有するワニ口クリップカバー。
【請求項2】
前記結合部は、前記枝部の先端部から延在して前記第2の開閉操作部の操作面を被覆する被覆部を有する、
請求項1記載のワニ口クリップカバー。
【請求項3】
前記本体部は、全体が同一色で着色されている、
請求項1記載のワニ口クリップカバー。
【請求項4】
前記主部には、記号が成形されている、
請求項1記載のワニ口クリップカバー。
【図1】
【図2】
【図2】
【公開番号】特開2010−233884(P2010−233884A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−86510(P2009−86510)
【出願日】平成21年3月31日(2009.3.31)
【出願人】(000112602)フクダ電子株式会社 (196)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年3月31日(2009.3.31)
【出願人】(000112602)フクダ電子株式会社 (196)
【Fターム(参考)】
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