説明

ワークの切り出し装置

【課題】ワーク切り出し装置において、簡単な構成により、確実にワークを切り出すことができ、かつ、下流の次工程との連携を容易に実現できるものとする。
【解決手段】ワーク切り出し装置1は、コンベア2上の列状に存在する複数のワークW1〜W7(総称してワークW)からワークWを順次個別に次工程に供給するために、コンベア2上で先頭のワークを分離して切り出す装置であり、ワークWを載置すると共に駆動力によってワークWを移動させる駆動部を複数配設したコンベア2と、コンベア2の途中に配置され、コンベア2上のワークWの通過と停止とを切り替えるために開閉されるゲート4と、駆動部の駆動動作とゲート4の開閉動作とを制御する制御部5と、を備えている。制御部5は、ゲート4を開き、先頭のワークWの下の駆動部を駆動して先頭のワークWのみを前方に移動させ、ワークWがゲート4を通過した後にゲート4を閉じることによりワークWを切り出す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、列状に存在する複数のワークからワークを順次個別に切り出すワーク切り出し装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ローラコンベアやベルトコンベア等によって次々と搬送されてくるダンボール箱などのワークを、コンベアの終端において、ロボット等に取り付けられたハンドによってワークを把持してパレタイジングすることが行われている。ロボットハンドによってワークを把持するためには、把持用の爪がワーク間に入るスペースが必要であり、ワークが互いに近接している部分に爪が入らないので把持できなかったり、ワークを破損したりする。従って、先頭のワークを1個だけを切り離す切り出し操作が必要である。このようなワークの切り出しを行う装置として、ストレージされたワークをワーク同士の間隔を空けて確実に切り出すためのローラコンベアであって、下流のローラほど回転速度が速くなるようにして、ローラ上を搬送されるワークに速度差を与えることにより、ワーク間に自動的に間隔が空くようにした装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7−149413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1に示されるようなワーク切り出し装置においては、コンベア上の複数のワーク間に速度差があるものの、同時に移動しており、下流の次工程におけるワークに対する個別処理との連携調整が難しいという問題がある。
【0005】
本発明は、上記課題を解消するものであって、簡単な構成により、確実にワークを切り出すことができ、かつ、下流の次工程との連携を容易に実現できるワーク切り出し装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、コンベア上の列状に存在する複数のワークからワークを順次個別に次工程に供給するために、コンベア上でワークの列から先頭のワークを分離して切り出すワーク切り出し装置において、ワークを載置すると共に駆動力によってワークを移動させる駆動部を複数配設したコンベアと、前記コンベアの途中に配置され、前記コンベア上のワークの通過と停止とを切り替えるために開閉されるゲートと、前記駆動部の駆動動作と前記ゲートの開閉動作とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ゲートを開き、先頭のワークの下の駆動部を駆動して当該先頭のワークのみを前方に移動させ、該ワークが前記ゲートを通過した後に該ゲートを閉じることによりワークを切り出すものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のワーク切り出し装置において、前記コンベアは、ローラ式コンベアであって前記各駆動部が駆動力を有するローラで構成されており、前記制御部は、ワークの下で駆動させるローラの本数を切り出すワークの長さに応じて変更するものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のワーク切り出し装置において、ワークを自重で移動させるため前記コンベアに傾斜を持たせたものである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のワーク切り出し装置において、前記制御部は、ワークを切り出す際に切り出しの対象となるワーク位置よりも後方位置にある駆動部を逆転駆動させるものである。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のワーク切り出し装置において、前記切り出されたワークの長さを測定するための測定手段を備えたものである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、先頭のワークの下の駆動部を駆動して当該先頭のワークのみを前方に移動させるので、簡単な構成により、確実にワークを切り出すことができ、かつ、下流の次工程との連携を容易に実現できる。例えば、複数のワークが切り出しのために連続的に移動しているのではないので、次工程からの切り出し要求に従ってワークの切り出しを行うことにより次工程との連携を実現できる。
【0012】
請求項2の発明によれば、ワークのサイズの違いによる底面の搬送方向の長さに応じて、ローラを個別に駆動させることにより種々のサイズのワークに対応して、確実にワークの切り出しをすることができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、駆動部を減らしてコストダウンすることができる。
【0014】
請求項4の発明によれば、先頭の切り出し対象となっているワーク以外のワークの移動を強制的に阻止することができ、傾斜したコンベアをワークが滑り落ちてくる場合であっても、確実にワークを切り出すことができる。
【0015】
請求項5の発明によれば、例えば、ワークの1個切り出しに失敗して2個切り出しとなったり、他のワーク品種の混入によりワークサイズの変化があったりした場合などに、測定手段による測定結果に基づいて次工程におけるロボットハンドによるワーク把持などの動作を停止させることができ、ロボットハンドの破損や異品種の混合などの不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係るワーク切り出し装置についての平面図、(b)は同側面図。
【図2】同装置の動作を示すフローチャート。
【図3】(a)〜(f)は同装置によるワーク切り出しの様子を時系列的に示す側面図。
【図4】(a)(b)はワーク切り出し装置の他の実施形態を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態に係るワーク切り出し装置について、図面を参照して説明する。図1(a)(b)に示すように、ワーク切り出し装置1は、コンベア2上の列状に存在する複数のワークW1〜W7(総称してワークW)からワークWを順次個別に次工程に供給するために、コンベア2上でワークW1〜W7の列から先頭のワークを分離して切り出す装置であり、ワークWを載置すると共に駆動力によってワークWを移動させる駆動部を複数配設したコンベア2と、コンベア2の途中に配置され、コンベア2上のワークWの通過と停止とを切り替えるために開閉されるゲート4と、駆動部の駆動動作とゲート4の開閉動作とを制御する制御部5と、を備えている。制御部5は、ゲート4を開き、先頭のワークWの下の駆動部を駆動して先頭のワークWのみを前方に移動させ、ワークWがゲート4を通過した後にゲート4を閉じることによりワークWを切り出す。図中に示したワークW0は、切り出されたワークである。切り出されたワークW0は、ロボットハンド等によって把持されて移送され、次工程の例えばパレタイジング作業などに供される。以下、詳細説明する。
【0018】
コンベア2は、ローラ3を備えたローラコンベアであり、互いに連続搬送できるように連接された上流側のコンベア21と、下流側のコンベア22とで構成されている。上流側のコンベア21はフリーローラで構成されており、ワークWを自重で移動させるため傾斜を持たせたものである。下流側のコンベア22は水平に配置されており、ワークWの移動や停止を制御できるように、各ローラ3には個別にコンベア用のモータ31が接続され、これらの駆動力を備えたローラ3(以下、駆動ローラ3と称する)の各々がワークWを移動させる互いに独立した駆動部を構成している。コンベア22の先端には切り出したワークW0を定位置に停止させるためのストッパ23が設けられている。
【0019】
ゲート4は、コンベア22の中ほどに設けられており、コンベア22上のワークWの移動空間に出し入れされるゲート板40と、ゲート板40の出し入れ動作を駆動するゲート駆動用のゲートモータ41と、ゲート板40を支持すると共にゲートモータ41の回転力を伝達する上下方向の回転軸42と、を備えている。ゲート板40は、開動作において、コンベア22を横切ってワークWを停止させる位置から、下流方向に例えば90°回転してワークWの移動空間から退出し、破線で示したゲート板4aの位置まで回転してワークWを通過させる。また、閉動作の場合は、下流側からコンベア22上を前記とは逆に回転して移動する。コンベア2は、ゲート4の位置によって上流側と下流側とに分けると、上流側は複数のワークWが列状に貯蔵する貯蔵部であり、下流側は切り出したワークW0が単一で移動する搬送部となる。
【0020】
次に、図2、図3によって、ワーク切り出し装置1の動作を説明する。ワーク切り出し装置1の初期状態は、ゲート4が閉の状態であり、切り出し対象のワークW1,W2,・・の列の先頭ワークW1が、ゲート4のゲート板40に接触しているか、またはゲート板40の近傍に位置しているものとする。制御部5は、ワーク切り出しを開始すると、先頭のワークW1の下に位置する駆動ローラ3(駆動部)よりも上流側に位置する駆動ローラ3を逆転駆動させ(S1)、ゲートモータ41を起動してゲート4を開く(S2)。すなわち、図3(a)(b)に示すように、矢印x方向にある駆動ローラ3を逆転駆動させた後、ゲート板40を90°回転させる。このとき、どのローラを逆転駆動させるかは、ワークWの寸法と各駆動ローラ3の配置間隔とに基づいて予め決定される。つまり、ワークのサイズの違いによる底面の搬送方向の長さに応じて、駆動ローラ3を個別に逆転駆動させる。例えば、駆動ローラ3のピッチが100mm、ワークWの底面長が300mmの場合、ゲート4から後方(上流側)に数えて4本目以降の駆動ローラ3を逆転させ、ワークWの底面長が400mmの場合には、5本目以降の駆動ローラ3を逆転させる。これにより、種々のサイズのワークに対応して、ワークの切り出しに際して、先頭のワーク以外のワークが前方に追随移動することを確実に防止できる。
【0021】
次に、制御部5は、先頭のワークW1の下に位置する駆動ローラ3を正転駆動させ、ワークW1のみを下流側に移動させて切り出す(S3)。すなわち、図3(c)(d)に示すように、矢印y方向にある駆動ローラ3を正転駆動させて、先頭のワークW1だけ、ゲート4を通過させる。その後、制御部5は、先頭ワークW1が通過後にゲート4を閉じ(S4)、逆転駆動している駆動ローラ3を停止させ、先頭ワークW1がストッパ23に到達すると、正転駆動している駆動ローラ3を停止させる(S5)。すなわち、図3(e)に示す状態となる。
【0022】
図3(c)(d)においては、先頭のワークW1が移動する領域の全ての駆動ローラ3(矢印y方向にある全ての駆動ローラ3)を正転駆動させる例を示しているが、先頭のワークW1の底面に接している駆動ローラ3のみ、または、ワークW1が位置する領域とその前方周辺における駆動ローラ3のみを選択的に正転駆動させてもよい。この場合、切り出されたワークW1の移動に伴って、ワークW1の下にある駆動ローラ3は次々と隣のローラに移っていくので、制御部5は、ワークW1の移動に同期させてワークW1の移動に必要な駆動ローラ3のみを正転駆動させる。このとき、既知であるワークの底面の長さに応じた本数の駆動ローラ3を駆動させることにより、異なる品種のワークWに対応することができる。
【0023】
ワークの切り出し作業を終了する場合は切り出しを終了し(S6でNo)、切り出しを継続する場合は(S6でYes)、図3(f)に示すように、ゲート4の上流側の矢印x2方向にある駆動ローラ3を正転駆動させて上流側のワークをゲート4まで移動させ(S7)、その後、ステップ(S1)からの処理を繰り返す。なお、ワークWがコンベア2の傾斜によって自重で移動したり、他のワークに押されて移動したりする場合には、ステップ(S7)や図3(f)に示したような、駆動ローラ3を正転駆動するワークの詰め送り動作は不要となる。
【0024】
上述したゲート4の開閉制御や駆動ローラ3の駆動制御は、ゲート4やストッパ23の位置にワークWが到達したことを検知するためのセンサをゲート4やストッパ23に備え、これらのセンサの情報に基づいて、または、各駆動ローラ3の駆動時間長とワークの移動距離との関係を予め求めておき、これらの関係情報に基づいて、または、これらの組合せに基づいて行うことができる。
【0025】
本実施形態によれば、先頭のワークW0の下の駆動部を駆動して当該先頭のワークW0のみを前方に移動させるので、簡単な構成により、確実にワークを切り出すことができる。また、複数のワークが切り出しのために連続的に移動している従来例とは異なり、単発的にワークの切り出しを行うことができるので、例えば、次工程からの切り出し要求に応じて適宜柔軟にワークの切り出しを行うことにより次工程との連携を容易に実現できる。また、ワークのサイズの違いによる底面の搬送方向の長さに応じて、駆動ローラ3を個別に駆動させることにより種々のサイズのワークに対応して、確実にワークの切り出しをすることができる。また、コンベア21に傾斜を付ける構成により、駆動部を減らしてコストダウンすることができる。
【0026】
次に、図4によって、ワーク切り出し装置の他の実施形態を説明する。本実施形態のワーク切り出し装置1は、上述の図1(a)(b)に示したワーク切り出し装置1において、図4(a)に示すように、切り出されたワークW0の長さを測定するための距離計6を備えるものである。距離計6は不図示の制御部5に接続されており、距離計6の測定結果は制御部5によって処理され制御に用いられる。距離計6は例えばレーザ距離計を用いることができる。コンベア22が水平であるとして、距離計6からストッパ23までの水平距離をL(既知)、距離計6からワークW0の後端面51までの水平距離の測定値をAとすると、ワークW0の長さの実測値Bが、B=L−Aによって求められる。そこで、制御部5は、この実測値Bが、所定の許容範囲内にあるか否かを判断することによって、ワークW0の品種チェックを行う。許容範囲を超えていれば異品種(過大または過小)であると判定する。許容範囲は、作業者が設定した品種の値を用いる。図では距離計6の光軸が傾斜しており水平ではないが、角度が小さい場合は傾斜による誤差は無視しても問題はなく、また、傾斜が大きい場合には換算すればよい。図4(b)は、ワークW0とは異なる品種のワークWxについて測定の例を示している。
【0027】
本実施形態によれば、例えば、他のワーク品種の切替や混入によりワークサイズの変化があったり、ワークの1個切り出しに失敗して2個切り出しとなったりした場合などに、距離計6による測定結果に基づいてその変化や失敗を検知することができ、次工程における、例えば、ロボットハンドによるワーク把持などの動作を停止させてロボットハンドの破損を防止したり、異品種の混合などの不具合を防止したりすることができる。
【0028】
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、上記おいてコンベア21はワークWが自重で移動するように下り傾斜しているとして説明したが、コンベア21は水平でも、登り傾斜でもよい。また、コンベア22についても、水平に限るものではなく、一部がまたは全体が傾斜しているものでもよい。また、コンベア21とコンベア22とは分かれていなくてもよい。駆動ローラ3は、駆動ローラ3同士を並べて配置するする構成に限らず、間にフリーローラを1本乃至複数本を配する構成としてもよい。駆動部は、駆動ローラ3による構成に限らず、長さの短いベルトコンベアの組合せによる構成でもよい。また、図2におけるステップ(S1)や図3(a)〜(e)において駆動ローラ3を逆転駆動する旨説明したが、例えば、コンベア22のゲート4後方の部分が水平や上り傾斜などの構成であって、先頭ワーク以外のワークが先頭ワークに自然追随移動をしない構成の場合は、この逆転駆動の操作は必ずしもしなくてもよい。
【0029】
本発明は、ワークWがコンベアで移送可能で個々のワークに分離できるものであれば、箱状のワークに限らず任意形状のワークを対象とすることができる。開閉するゲートは、上記したような側方から回転して入れ出しするものの他に、側方から直線移動したり、上方や下方から回転移動や直線移動したりして開閉するゲートでもよい。直線移動して開閉するゲートの場合には、上記のゲート板40に相当する部材は、ワークを逃がしてワークとの衝突を和らげることができるようにワークに対して傾斜している当たり面を有するものが好ましい。下方から回転して開閉するゲートを設ける場合には、コンベアにゲート板40に相当する部材が移動する隙間を設けてやればよい。本発明のワーク切り出し装置は、ストッパ23を備えずに、コンベアを連続させてワークを互いに一定間隔を保って整列して搬送するための整列装置としても用いることができる。
【符号の説明】
【0030】
1 ワーク切り出し装置
2,21,22 コンベア
3 駆動ローラ(駆動部)
4 ゲート
5 制御部
6 距離計(測定手段)
W,W0〜W7,Wx ワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベア上の列状に存在する複数のワークからワークを順次個別に次工程に供給するために、コンベア上でワークの列から先頭のワークを分離して切り出すワーク切り出し装置において、
ワークを載置すると共に駆動力によってワークを移動させる駆動部を複数配設したコンベアと、
前記コンベアの途中に配置され、前記コンベア上のワークの通過と停止とを切り替えるために開閉されるゲートと、
前記駆動部の駆動動作と前記ゲートの開閉動作とを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ゲートを開き、先頭のワークの下の駆動部を駆動して当該先頭のワークのみを前方に移動させ、該ワークが前記ゲートを通過した後に該ストッパを閉じることによりワークを切り出すことを特徴とするワーク切り出し装置。
【請求項2】
前記コンベアは、ローラ式コンベアであって前記各駆動部が駆動力を有するローラで構成されており、
前記制御部は、ワークの下で駆動させるローラの本数を切り出すワークの長さに応じて変更することを特徴とする請求項1に記載のワーク切り出し装置。
【請求項3】
ワークを自重で移動させるため前記コンベアに傾斜を持たせたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワーク切り出し装置。
【請求項4】
前記制御部は、ワークを切り出す際に切り出しの対象となるワーク位置よりも後方位置にある駆動部を逆転駆動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のワーク切り出し装置。
【請求項5】
前記切り出されたワークの長さを測定するための測定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のワーク切り出し装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−111256(P2011−111256A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−267666(P2009−267666)
【出願日】平成21年11月25日(2009.11.25)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】