説明

下着型健康コルセット

【課題】 腰痛、坐骨痛、膝痛を同時に防止又は緩和し、着脱が自由で排泄にも便利な下着型健康コルセットを提供すること。
【解決手段】 腹部、腰部、臀部、大腿部、膝部を覆う伸縮力を有する被覆材裏面に、遠赤外線発生材料とマイナスイオン発生材料を混合した遠赤外線及びマイナスイオン発生材を縫着。下腹部及び臀部下部に開口部が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遠赤外線とマイナスイオンの効果により、腰痛、坐骨痛、膝痛を同時に防止又は緩和し、着脱が自由で排泄にも便利な下着型健康コルセットに関するものである。
【技術背景】
【0002】
現代社会においては、腰痛、坐骨痛、膝痛に悩まされる人たちが多い。主な原因が、運動不足や軟骨の減少、骨盤の傾き、背骨の歪み等とし、腰痛の場合腰部を強く締める腰バンドや骨盤の傾きや背骨の歪みを直す矯正ベルト、マイナスイオンを放出する健康ベルトが提供されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら腰痛や坐骨痛の場合、腸腰筋、大殿筋、中殿筋、小殿筋の凝り。膝痛では大腿二等筋の凝りが原因であることが多く、バンドで固定するだけでは痛みの根本的な解決にはならず、逆に固く締め付けることで血行を阻害し痛みを和らげる効果に乏しく、痛みを和らげる下着型健康コルセットが望まれていた。
【0004】
本発明の目的は、腰痛、坐骨痛、膝痛を同時に防止又は緩和し着脱が自由で排泄にも便利な下着型健康コルセットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために本発明に係る下着型健康コルセットは、腹部、腰部、臀部、大腿部、膝部を覆う伸縮力を有する被覆材裏面に、遠赤外線発生材料とマイナスイオン発生材料を混合した遠赤外線及びマイナスイオン発生材を縫着。
遠赤外線とマイナスイオンの力により、血行と新陳代謝が促進され腰痛、坐骨痛、膝痛の防止及び緩和を図るものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の請求項1の下着型健康コルセットによれば、伸縮力を有する被覆材で腹部、臀部を覆うため補正機能を有し、ヒップアップの効果がある。
【0007】
また、本発明の請求項2の下着型健廉コルセットによれば、従来の腰痛バンドのように強力に締め付け固定するのではなく、伸縮力を有する被覆材の伸縮力で腹部、腰部、臀部、大腿部、膝部を締め付けるため自由に着脱ができ、締め付けによる血行障害がなく、腹部、臀部、大腿部、膝部に接する伸縮力を有する被覆材裏面に遠赤外線発生材料とマイナスイオン発生材料を混合した遠赤外線及びマイナスイオン発生材を縫着。遠赤外線とマイナスイオンの力により血行と新陳代謝が促進され、腰痛、坐骨痛、膝痛の防止または緩和することができることを特徴とする下着型健康コルセット。遠赤外線及びマイナスイオン発生材料としては、たとえば、竹炭、黒トルマリン鉱石、リチア鉱石、ブリッダ鉱石をブレンドしたものが用いられる。
【0008】
また、本発明の請求項3の下着型健康コルセットによれば、下腹部、臀部下部に開口部を設けたことで通気性が良く蒸れることがなく、伸縮力を有する被覆材で構成されていることにより、着脱が自由で排泄時にも便利である。
【0009】
また、本発明の請求項4の下着型健康コルセットによれば、股部がストッパーとなり、ずれ上がり防止となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して、本発明に従う下着型健康コルセットの一実施形態について説明する。図1は、本発明に係る下着型健康コルセットを示す正面図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図である。図2は、本発明に係る下着型健康コルセットの背面図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図である。図3は、本発明に係る下着型健康コルセットを装着した状態を示す右側面図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図である。図4は、本発明に従う下着型コルセットを装着した状態を示す左側面図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図である。
図5は、本発明に従う下着型健康コルセットを装着した状態を正面側から見たところを示す斜視図であって、(a)は表面図、(b)は裏面図である。
図6は、本発明に従う下着型コルセットを装着した状態を背面側から見たところを示す斜視図であって、(a)は表面図、(b)は裏面図である。
図7は、遠赤外線及びマイナスイオン発生材の正面図である。
【0012】
図1において図示の下着型健康コルセットは被覆材1a裏面に右側面部4、左側面部2、右膝部6、左膝部5部分に遠赤外線及びマイナスイオン発生材11を縫着してあり、両大腿二等筋及び両膝部に遠赤外線及びマイナスイオン発生材11が密着し遠赤外線及びマイナスイオンの効果が最大限引き出される。又、通気性を良くするため開口部3を設けてある。
【0013】
図2において、図示の下着型健康コルセットは、腰中央部8、右臀部9、左臀部10に遠赤外線及びマイナスイオン発生材11を縫着してあり、腸腰筋、大臀筋、中臀筋、小臀筋に遠赤外線及びマイナスイオン発生材11が密着し遠赤外線及びマイナスイオンの効果が最大限引き出される。
【0014】
図5、図6において、正面側開口部3、背面側開口部7があることにより通気性がよく、開口部股部3aがあることによりずれあがることがない。
【0015】
図7において、図示の遠赤外線及びマイナスイオン発生材11は、たとえば、竹炭、黒トルマリン鉱石、リチア鉱石、ブリッダ鉱石をブレンドしたものをウレタンフォーム等に混入することにより伸縮性被覆材1aに縫着することが容易となり、また、遠赤外線及びマイナスイオン発生材11には開口部12を設けており、通気性が良い。
【0016】
以上、本発明に従う下着型健康コルセットの実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形及び修正が可能である。
【0017】
たとえば、図5の実施形態では、腹部より膝部まで一体となった下着型健康コルセットを設けているが、大腿上部より膝部までの被覆材を着脱可能にしてもよい。
【0018】
また、遠赤外線発生材料とマイナスイオン発生材料を混合した、遠赤外線及びマイナスイオン発生材を下着型健康コルセット腹部側の恥骨部上部に接する被覆材裏面に装着することで冷え性に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る下着型健康コルセットの正面図であって、(a)は表面図、(b)は裏面図である。
【図2】本発明に係る下着型健康コルセットの裏面図であって、(a)は表面図(b)は裏面図である。
【図3】本発明に係る下着型健康コルセットの右側面図であって、(a)は表面図(b)は裏面図である。
【図4】本発明に係る下着型健康コルセットの左側面図であって、(a)は表面図(b)は裏面図である。
【図5】本発明に係る下着型健康コルセットを着用した状態を示す正面斜視図であって、(a)は表面図(b)は裏面図である。
【図6】本発明に係る下着型健康コルセットを着用した状態を示す背面斜視図であって、(a)は表面図(b)は裏面図である。
【図7】本発明に係る遠赤外線及びマイナスイオン発生材の正面図である。
【符号の説明】
1 下着型健康コルセット
1a 伸縮性被覆材
2 左側面遠赤外線及びマイナスイオン発生材
3 正面側開口部
3a 開口部股部
4 右側面左側面遠赤外線及びマイナスイオン発生材
5 左膝部遠赤外線及びマイナスイオン発生材
6 右膝部遠赤外線及びマイナスイオン発生材
7 背面側開口部
8 腰中央部遠赤外線及びマイナスイオン発生材
9 右臀部遠赤外線及びマイナスイオン発生材
10 左臀部遠赤外線及びマイナスイオン発生材
11 遠赤外線及びマイナスイオン発生
12 開口部
13 下着

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも腹部、臀部、大腿部、膝部を同時に覆うことが可能な伸縮力を有する被覆材により補正機能を有する下着型健康コルセット。
【請求項2】
腰部、臀部、大腿部、膝部に接する伸縮力を有する被覆材に、遠赤外線発生材料とマイナスイオン発生材料を混合した遠赤外線及びマイナスイオン発生材を縫着したことを特徴とする下着型健康コルセット。
【請求項3】
下腹部、臀部下部に開口部を設け通気性が良く、被覆材の伸縮力による締め付けのため着脱が自由で排泄にも便利であることを特徴とする下着型健康コルセット。
【請求項4】
股部がストッパーとなり、ずれ上がらないことを特徴とする下着型健康コルセット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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