説明

仏花を会員宅へ定期的にデリバリーする。

[課題] 仏花は仏壇のある家庭では不可欠なものです。しかし、各家庭で自前の仏花を作ることはできません。一方、花屋では仏花の販売はメインの商品ではなく、特殊な花卉を使っているため、コスト高になっています。どこの花屋を覗いても、仏花の値段は大差なく、普通の花の質量から見て2倍以上の値段がついています。消費者にとって、仏花の値交渉は仏に対し遠慮があり、なかなかできないのが人情です。仕方なく、高いと思いながら買っているのが現状です。
[解決手段] 仏花はどの花屋でも大差なく、定型化しています。そこで、大量生産することは可能と思われます。大量生産によって、コストダウンが可能となり、会員制を取ることにより、より安定した供給が計れ、ストックを押さえることができます。よって、仏花を安く提供することができ、会員の仏の供養にも役立つことができます。デフレ、価額破壊!といわれている昨今、花に関しては治外法権的立場にあります。仏花の専門的な流通を通して、市場価額の軽減を目指します。

【発明の詳細な説明】
[発明の属する技術分野]高齢化する社会で、仏花をデリバリーすることは老人家庭への支援となる。
1、外出が不自由で一人住まいのお年寄りへ、宅配することで生活支援となる。
2、仏花の専門店として、作業の合理化に計り、会員へ廉価で供給する。
[従来の技術]仏花の販売は花屋さんが一般的な花の中で、特別な仕様として陳列されていて、消費者にとって、他の花の質量に比べ、割高感が強いようです。店ごとで仏花を束ね、見込み生産を考えればコスト高もある程度理解できます。
[発明が解決しようとする課題]仏花専門の花屋を開業することにより、仕入価額及び作業の能率化が計れる。仏花の定期的なデリバリーにより、仏の供養を欠かす事なく行ってもらえる。仏花の定期的なデリバリーにより、不自由なお年寄りの手助けになる。
[課題を解決するための手段]仕入方法を卸屋及び生産者から直接仕入れることでコストの低減を計る。束ね作業は大量な仏花を作るため、作業工程を機械化してコストダウンを計る。デリバリーは仏花を枯らさず、新鮮な内に届けるため、午前中に迅速に行う。
[発明の実施の形態]会員の確保が前提となる、同時にデリバリー効率を考え、小学校区で100以上の会員を集める。専属のデリバラーを配置して、週4回会員宅に届ける。
[実施例] 下記に実施過程を図解。


[発明の効果]本発明は、以上に説明した構成になるので、以下のような効果が表れる。
1、会員の仏に対する供養の一つが心配なく定期的に行える。
2、月法要のある会員へ、前日か当日の早朝までに仏花が届くため、他の準備をしてもらえる。
3、仏花の値段が市価の半額程度で供給するため、生活費の低減が計れる。
4、一人暮らしのお年寄りへ、福祉的かつ経済的な貢献ができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 仏壇へ供花されている家へ仏花をデリバリーする。
【請求項2】 会員制をとり、仕入及び供給量の安定を計ると共に、仕入のコストダウンを図り、会員へ廉価で供給する。
【請求項3】 会員の要望により、お墓参り用の仏花も提供する。

【公開番号】特開2003−63621(P2003−63621A)
【公開日】平成15年3月5日(2003.3.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−308062(P2001−308062)
【出願日】平成13年8月27日(2001.8.27)
【出願人】(597036868)
【Fターム(参考)】