説明

企業留学の情報管理システム

【課題】企業留学に関する情報を集中的に管理し、企業留学を制度的に実効あらしめるようにできる企業留学の情報管理システムを提供する。
【解決手段】企業留学を受け入れる企業に関する企業情報を格納する企業会員データベース14と、企業が企業留学中に学生に与える仕事に関する仕事情報を格納する仕事情報データベース15と、学生端末に対し、上記企業情報と仕事情報の少くともいずれかを表示するとともに希望の企業留学への申込情報の入力を促す情報入力手段8と、上記入力された申込情報を格納する申込採用データベース16と、管理者端末に対して上記申込情報を出力する情報送信手段10とを備えたことにより、企業や仕事に関する情報が集中的に管理され、学生は企業情報や仕事情報を確認したうえで、自分の希望する企業留学を申込むことができ、人材派遣等を行なう管理者は、学生の採否決定や企業と学生の仲介等を行いやすい。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等のコンピュータネットワークを介して企業留学に関する情報を管理することができる企業留学の情報管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来から、企業は優秀な人材を求め、学生は将来を期待できる企業等に就職しようとする傾向が強い。また、近年の景気の低迷により、企業には従来のように時間をかけた人材育成を行なう余裕がなくなってきており、できるだけ即戦力に近い人材を強く求める傾向にある。一方、大学等で行なわれる学校教育や研究が社会と少なからず乖離している状況が続いており、新卒学生が即戦力に近い形で就業できるような教育システムはほとんど採られていないのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況のもと、大学等に在学する学生が在学中に自らの専攻や将来の進路と関連した就業体験をする企業留学の制度化も提案されているが、企業留学を受け入れる企業の情報が十分でなく、企業留学を希望する学生も実際どのように申し込めばよいかがわからないことから、現実にはほとんど行なわれていないのが実情である。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、インターネット等のコンピュータネットワークを介して企業留学に関する情報を集中的に管理し、企業留学を制度的に実効あらしめるようにできる企業留学の情報管理システムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明の企業留学の情報管理システムは、コンピュータネットワークを介して企業留学に関する情報を管理するシステムであって、企業留学を受け入れる企業に関する企業情報を格納する企業情報データベースと、企業が企業留学中に学生に与える仕事に関する仕事情報を格納する仕事情報データベースと、学生端末に対し、上記企業情報と仕事情報の少なくともいずれかを表示するとともに希望の企業留学への申込情報の入力を促す手段と、上記入力された申込情報を格納する申込情報データベースと、管理者端末に対して上記申込情報を出力する手段とを備えたことを要旨とする。
【0006】すなわち、本発明の企業留学の情報管理システムは、企業留学を受け入れる企業に関する企業情報を格納する企業情報データベースと、企業が企業留学中に学生に与える仕事に関する仕事情報を格納する仕事情報データベースとを備えているため、学生の企業留学を受け入れる企業の企業名等の情報や仕事内容に関する情報が集中的に管理され、コンピュータネットワークを介して容易に閲覧等が可能になる。また、学生端末に対し、企業情報と仕事情報の少なくともいずれかを表示するとともに希望の企業留学への申込情報の入力を促す手段を備えているため、学生は、学生端末に表示される企業情報や仕事情報を確認したうえで、自分の希望する企業や仕事を選択して企業留学を申し込むことができる。さらに、入力された申込情報を格納する申込情報データベースと、管理者端末に対して上記申込情報を出力する手段とを備えているため、申込情報が集中的に管理されるとともに管理者の手元に出力されることから、企業留学についての人材派遣等を行なう管理者は、学生の採否の決定や企業と学生の仲介等を行ないやすい。
【0007】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、企業端末に対して企業情報の入力を促す手段を備えた場合には、企業は、コンピュータネットワークを介して自らの端末装置から企業情報を入力したり更新したりできるようになる。
【0008】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、管理者端末に対し、企業留学の申込に対する採否情報の入力を促す手段と、上記入力された採否情報を格納する格納部とを備えた場合には、企業留学についての人材派遣等を行なう管理者が学生の採否情報を集中的に管理でき、採否の決定や仲介等を行ないやすい。
【0009】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、学生端末に対して学生の個人情報の入力を促す手段と、入力された個人情報を格納する学生情報データベースとを備えた場合には、学生の個人情報を集中的に管理できるうえ、学生は、コンピュータネットワークを介して自らの端末装置から個人情報を入力したり更新したりできるようになる。
【0010】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、学校端末に対して学校に関する学校情報の入力を促す手段と、入力された学校情報を格納する学校情報データベースとを備えた場合には、企業留学を採り入れたい学校の学校情報を集中的に管理できるうえ、学校は、コンピュータネットワークを介して自らの端末装置から学校情報を入力したり更新したりできるようになる。
【0011】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、上記学校情報がその学校から企業留学に推薦される学生の個人情報を含み、学生に関する個人情報が学生情報データベースに格納されるようになっている場合には、学校は推薦する学生の個人情報を一括して入力することができる。また、学校推薦の学生と個人登録の学生の個人情報が同じ学生情報データベースに格納されるため、学校から推薦を受けた学生の二重登録を効果的に防止することができる。
【0012】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、学校端末に対してその学校から推薦されて企業留学を行なった学生の企業留学中の評価情報の入力を促す手段と、入力された評価情報を格納する成績データベースとを備えた場合には、学生の企業留学中の評価情報が集中的に管理でき、学校は、企業留学を教育活動の一環と位置付けて単位認定等する際に好都合である。
【0013】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、管理者端末に対して仕事情報の入力を促す手段を備え、入力された仕事情報を仕事情報データベースに格納するようになっている場合には、仕事情報を管理者が企業から受けて仕事情報データベースに格納するため、情報の内容の均質化を図るうえで都合がよい。
【0014】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、企業端末に対して仕事情報の入力を促す手段を備え、入力された仕事情報を仕事情報データベースに格納するようになっている場合には、企業が管理サーバに直接的に仕事情報の入力を行なえ、仕事情報データベースへの情報公開が早くなる。
【0015】本発明の企業留学の情報管理システムにおいて、上記企業情報が企業の識別IDを含み、企業端末に対して識別IDの入力を促す手段と、入力された識別IDによって企業情報の入力を許可するか否かを決定する手段とを備えている場合や、上記個人情報が学生の識別IDを含み、学生端末に対して識別IDの入力を促す手段と、入力された識別IDによって個人情報の入力を許可するか否かを決定する手段とを備えている場合、あるいは、上記学校情報が学校の識別IDを含み、学校端末に対して識別IDの入力を促す手段と、入力された識別IDによって学校情報の入力を許可するか否かを決定する手段とを備えている場合には、当人以外の第三者が情報を無断で入力または更新してしまうことが防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0017】図1は、本発明の企業留学の情報管理システムの一例を示す図である。図において、1は管理サーバであり、経路制御装置および電話回線等の通信回線を経由してインターネットに接続されている。2,3,4,5は端末装置であり、それぞれ学校に設置されて学校の担当者が使用する学校端末,学生が個人的に使用する学生端末,企業に設置されて企業の担当者が使用する企業端末,管理会社に設置されて管理会社の担当者等の管理者が使用する管理者端末である。
【0018】上記各端末装置2,3,4,5は、管理サーバ1と同様にインターネットに接続されている。上記各端末装置2,3,4,5は、図示はしていないが、それぞれCRTやLCD等の表示部と、キーボードやマウス等の入力部とを備えている。また、各端末装置2,3,4,5は、同様に図示はしていないが、それぞれ、管理サーバ1にアクセスして各種情報の閲覧と送受信を行うアクセス手段を備えている。
【0019】上記管理サーバ1は、データベース管理手段11を備えている。このデータデース管理手段11には、登録された会員の固有情報を格納する学校会員データベース(図ではデータベースを「DB」と表示している。)12,学生会員データベース13,企業会員データベース14が格納されている。また、上記データベース管理手段11には、主として企業留学を受け入れる企業が留学中の学生に与える仕事内容等の情報が格納される仕事情報データベース15と、主として企業の企業留学募集に対する申込や採否の情報が格納される申込採用データベース16と、主として企業留学の学生に対する評価等の情報が格納される成績データベース17等のデータベースが格納されている。
【0020】上記学校会員データベース12には、例えば、図2(a)に示すように、登録された会員ごとに割り当てられて会員を識別する学校の会員ID,学校名,所在地,電話番号,FAX番号,メールアドレス,担当者名等の学校固有の情報がデータベースとして格納されている。
【0021】上記学生会員データベース13には、例えば、図2(b)に示すように、学生の会員ID,氏名,住所,電話番号,FAX番号,メールアドレス,生年月日,性別,学校名,学部学科,希望職種,希望勤務地等の学生個人の固有情報がデータベースとして格納されている。
【0022】上記企業会員データベース14には、例えば、図2(c)に示すように、企業の会員ID,会社名,所在地,電話番号,FAX番号,メールアドレス,担当者名,従業員数,資本金,ホームページがある場合のURL等の企業固有の情報がデータベースとして格納されている。
【0023】上記仕事情報データベース15は、上述したように、主として企業留学を受け入れる企業が留学中の学生に与える仕事の内容等の情報が格納されるもので、例えば、図3(a)に示すように、職種,仕事内容,手当てを支給する場合の時給,勤務先住所,電話番号、FAX番号,募集人員,性別等の求める人材についての情報等、仕事内容に関する情報がデータベースとして格納されている。
【0024】上記申込採用データベース16は、上述したように、主として企業の企業留学募集に対する申込や採否の情報が格納されるもので、例えば、図3(b)に示すように、留学先の会社名,留学中に就業する仕事の内容,募集人員,勤務地等の企業側の情報と、申込人数,申込者氏名,申込者ID,申込者電話番号,申込者FAX番号,申込者住所等の申込者(学生)に関する情報と、各申込者の採否情報等、申込や採用に関する情報がデータベースとして格納されている。
【0025】上記成績データベース17は、上述したように、主として企業留学における学生の評価等の情報が格納されるもので、例えば、図3(c)に示すように、学生の会員ID,学校名,学生氏名,留学先企業名,留学期間,留学中の仕事内容,留学期間中における学生の就業内容に関する企業側の評価(例えば、A〜Eの5段階での評価等),企業側の評価に対するコメント,学校側のコメント,学校側が学生に与える評価や単位等、成績に関する情報がデータベースとして格納されている。
【0026】上記データベース管理手段11は、上記各データベース12,13,14,15,16,17に格納された各種のデータをデータベースとして管理し、検索によるデータの抽出等を行う。
【0027】上記管理サーバ1は、上記データベース管理手段11に格納されるデータを格納したり、格納されたデータの入出力,変更等の各種の動作を行う会員登録手段6,会員認証手段7,情報入力手段8,情報閲覧手段9,情報送信手段10を備えている。
【0028】上記会員登録手段6は、学校端末2,学生端末3,企業端末4に対してそれぞれ学校固有の学校情報,学生固有の個人情報,企業固有の企業情報等の登録情報の入力を促し、入力された情報をそれぞれ、学校会員データベース12,学生会員データベース13,企業会員データベース14に格納し、新規会員の登録や既に登録された会員情報の更新を行なう。
【0029】上記会員認証手段7は、学校端末2,学生端末3,企業端末4に対し、登録された会員に割り当てられた会員IDおよびパスワード等の識別情報の入力を促し、入力された会員IDおよびパスワードが既に登録された正当なものか否かの確認を行い、端末装置2,3,4を操作している学校,学生,企業,管理者が、学校会員データベース12,学生会員データベース13,企業会員データベース14に情報が格納され登録された会員であるか否かの認証を行う。また、同様に管理者端末5に対し、識別IDおよびパスワードの入力を促し、端末装置5を操作している管理者の認証を行なう。
【0030】上記情報入力手段8は、学校端末2,学生端末3に対し、学生の企業留学における成績情報,企業留学を申し込む申込情報等の情報入力を促し、入力された情報を、それぞれ、成績データベース17,申込採用データベース16に格納する。また、上記情報入力手段8は、管理者端末5に対し、企業留学における仕事内容情報,企業留学を申し込んだ学生の採否情報等の情報入力を促し、入力された情報をそれぞれ仕事情報データベース15,申込採用データベース16に格納する。
【0031】上記情報閲覧手段9は、各端末装置2,3,4,5に対し、各データベース12,13,14,15,16,17にそれぞれ格納されている各種情報を出力し、各端末装置2,3,4,5の表示手段にそれらの情報を表示して操作者に閲覧させる。さらに、上記情報閲覧手段9は、上述した会員登録手段16による会員登録,会員認証手段7による会員認証,情報入力手段8による情報入力の際、登録情報,識別情報,入力情報等の入力用画面を各端末装置2,3,4,5に対して表示させ、各情報の入力を促す。
【0032】上記情報送信手段10は、上記会員登録手段6,情報入力手段8により会員登録,企業留学の申込,企業情報の入力,採用情報の入力等の情報入力が行われ、各データベース12,13,14,15,16に情報が格納されたとき、格納された情報を各端末装置2,3,4,5の使用者に確認させるためにいずれかの端末装置2,3,4,5に送信する。
【0033】つぎに、上記システムの動作の概要を説明する。以下、本システムをインターネット上においてホームページを利用して実現する場合について説明する。
【0034】すなわち、図4に示すように、まず、学生,学校,企業は、それぞれの端末装置2,3,4を使用して管理サーバ1にアクセスし、会員登録を行う(1〜3)。ついで、会員登録を行なった企業は、企業留学を受け入れて学生に就業させる仕事内容等の仕事情報を管理者に送信する(4)。この仕事情報の送信は、例えば、電子メール,ファクシミリ装置等、各種の手段を用いて行うことができる。
【0035】つぎに、管理者は、管理者端末5を使用して管理サーバ1にアクセスし、企業から受信した仕事情報の入力を行う(5)。ついで、学生は、学生端末2を使用して管理サーバ1にアクセスし、上記入力され登録された仕事情報や企業情報を閲覧し(6)、所望の企業への企業留学を申し込む(7)。そして、管理者は、上記申込情報を閲覧し(8)、申込者数が募集者数を上回る場合等にその申込者(学生)を採用するか否かの決定を行い、その採否情報を企業に送信するとともに(9)、管理サーバ1に入力する(10)。
【0036】上記企業留学への採用決定に基づき、学生の企業留学が実行されたのち、企業は、留学を受け入れた学生の就業状況等を評価し、必要に応じてコメントをつけた評価情報を管理者に対して送信する(11)。管理者は、その企業留学を行った学生が学校推薦であり、在学する学校が会員登録されていれば、上記受信した評価情報を学校に対して送信する(12)。そして、学校は、受信した評価情報を管理サーバ1に入力することが行われる(13)。このようにして、企業留学に関する各種の情報が集中的に管理され、企業留学事業がスムーズに実行される。
【0037】なお、この例では、仕事情報は、企業が管理者に送信したものを、管理者が管理サーバ1に入力するようにしたが、後述するように、企業自らが企業端末4を用いて管理サーバ1にアクセスして仕事情報を入力し、仕事情報データベース15に格納するようにしてもよい。
【0038】つぎに、上記システムの動作の詳細について説明する。
【0039】図5〜図10は上記システムの動作を示すフローチャート、図11〜図19は上記システムの動作で端末装置2,3,4,5の表示部に表示される画面の一例を示す図である。図5〜図10において、Sはステップを意味し、図11〜図19において、18はボタン,19は入力ボックス,20はチェックボックスである。以下、各端末装置2,3,4,5に表示される画面においては、マウスカーソル(図示していない)が表示され、所定のボタン18やチェックボックス20をクリックしたり、入力ボックス19に所定の情報を入力等することにより種々の操作を行なえるようになっている。
【0040】まず、図5に示すステップ001において、情報閲覧手段9は、各端末装置2,3,4,5の表示部に対してメイン画面を表示させる。上記メイン画面には、例えば、図11に示すように、新規会員登録および既に登録された会員情報の変更の操作を開始する「会員登録」ボタンと、既に会員登録された学生会員のログインページにジャンプする「学生さんのページ」ボタンと、既に会員登録された企業会員のログインページにジャンプする「企業のページ」ボタンと、既に会員登録された学校会員のログインページにジャンプする「大学のページ」ボタンとが表示されている。なお、管理者がログインする「管理者専用」画面は、メイン画面とは別構成された専用画面が準備されている。
【0041】まず、会員登録の動作について説明する。
【0042】会員登録は、学校,学生,企業のいずれもが同様に行なうものであり、それぞれ学校端末2,学生端末3,企業端末4により管理サーバ1にアクセスして行なわれる。以下の会員登録の説明では、学生会員の登録を例にあげて説明する。
【0043】まず、ステップ001で表示されたメイン画面において、「会員登録」ボタンをクリックすると、会員登録手段6の動作が開始されてステップ101に進み、会員登録画面が表示される。図6に示すように、ステップ101で表示される会員登録画面では、新規登録の場合の「新規」ボタンと既に登録された会員情報を変更する場合の「変更」ボタンとが表示され、「新規」ボタンをクリックすると、ステップ102に進み、図12に示すデータ入力画面が表示される。
【0044】このデータ入力画面には、会員ID,パスワード,氏名,住所,電話番号,生年月日,性別をそれぞれ入力する入力ボックス19およびチェックボックス20と、入力したデータを管理サーバ1に送信を開始する「送信」ボタン18とが表示されている。それぞれの入力ボックス19およびチェックボックス20において必要なデータを入力し、「送信」ボタン18をクリックすると、ステップ103に進む。
【0045】ステップ103では、データ入力画面で入力された会員IDとパスワードが既に使用されたものであるか否かのチェックを行い、会員IDとパスワードのいずれかが既に使用されたものと同一である場合に、ステップ109に進み、「入力された会員IDまたはパスワードは不正なものです」というエラーメッセージ画面が表示されるとともに、ステップ102に戻り適正な会員IDもしくはパスワードの入力を待つ。
【0046】ステップ103において、入力された会員IDとパスワードが既に使用されたものでないときはステップ104に進み、登録内容の確認画面を表示する。確認画面では、データ入力画面で入力されたデータの一覧と、入力内容確認後に実際の送信を開始して次のステップに進める「Y」ボタンと、ステップ102に戻って入力内容を変更する「N」ボタンとが表示されている。
【0047】ステップ104において、「Y」ボタンがクリックされると、ステップ105に進み、入力されたデータが学生会員データベース13に格納され、学生端末3には「登録しました」というメッセージ画面が表示され、ステップ106に進む。ステップ106では、情報送信手段10の動作により、入力されたデータが、データの入力が行われた学生端末2ならびに管理者端末5に電子メール等で送信される。
【0048】ステップ104において、「N」ボタンがクリックされると、ステップ102に戻り、再びデータ入力画面が表示され、入力内容の変更を促す。以上のようにして新規会員の登録が完了する。
【0049】一方、既に登録された会員情報を変更する場合は、ステップ101において、「変更」ボタンをクリックし、ステップ107に進む。ステップ107では、各入力ボックス19およびチェックボックス20に登録されたデータが表示された状態のデータ入力画面が表示される。そして、変更したい項目についてデータの変更を行い、「送信」ボタンをクリックすると、ステップ108に進む。ステップ108では、データ入力画面で入力された会員IDとパスワードが正しいものであるか否かのチェックを行い、不正な場合にはステップ109に進んでエラーメッセージ画面を表示し、正しいものである場合はステップ104に進む。以下は新規登録の場合と同様に行われる。
【0050】企業会員の場合も、上述した動作と基本的に同様の動作で会員登録が行われる。また、学校会員の場合は、入力項目としてその学校が企業留学に推薦する学生について個人情報の入力が行われ、入力された学生の個人情報は、自動的にコピーされて学生会員データベース13に格納され登録される。このとき、学校推薦の各学生には、会員IDとパスワードが付与され、個人会員との重複登録を防止するようになっている。
【0051】つぎに、登録された会員がログインする動作について説明する(図5に戻る)。
【0052】登録された会員企業がログインする場合には、ステップ001のメイン画面において「企業のページ」ボタンをクリックすると、ステップ002に進み、企業ログイン画面が表示される。この企業ログインのページには、会員IDおよびパスワードを入力する入力ボックスと、つぎのステップに進む「次へ」ボタンが表示される。企業ログイン画面において、会員IDおよびパスワードが入力され、「次へ」ボタンがクリックされると、ステップ003に進み、入力された会員IDとパスワードが登録されたものに合致するか否かのチェックが行われ、正当なものであればステップ201に進み、企業トップページが表示され、不正なものであればステップ010に進み、エラーメッセージが表示される。
【0053】同様に、学校会員の場合はステップ004〜005〜301、学生会員の場合はステップ006〜007〜401の処理が行われ、それぞれ大学トップページ,学生トップページが表示される。管理者の場合は、ステップ020で表示される管理者専用画面からステップ021〜022〜501の処理が行われ、管理者トップページが表示される。
【0054】そして、会員登録を行った企業は、企業留学において学生に就業させる仕事内容についての仕事情報を管理者に送信し、管理者は、受信した仕事情報を仕事情報データベース15に登録を行う。
【0055】ここで、管理者による仕事情報の登録動作について説明する。
【0056】まず、図7に示すように、ログイン画面からログインすると、ステップ501において、管理者トップページが表示される。この管理者トップページには、採用情報の登録画面にジャンプする「採用登録」ボタン,申し込み状況の確認画面にジャンプする「申込確認」ボタン,仕事情報の登録画面にジャンプする「求人登録」ボタンが表示されている。
【0057】そして、仕事情報の登録を行う場合には、ステップ501において、「求人登録」ボタンをクリックし、ステップ502に進む。ステップ502では、図1313に示す仕事内容登録画面が表示される。この仕事内容登録画面には、会員ID,パスワード(図では「PW」と表示している),会社名,勤務地,仕事内容,期間,手当て,募集人数等を入力する入力ボックス19と、入力された情報を管理サーバ1に送信する「送信」ボタン18とが表示されている。
【0058】そして、各入力ボックスに、企業からの求人内容についてのデータを入力し、「送信」ボタンをクリックすると、ステップ503に進む。ステップ503では、登録内容の確認画面が表示され、登録画面で入力されたデータの一覧と、入力内容確認後に実際の送信を開始して次のステップに進める「Y」ボタンと、ステップ502に戻って入力内容を変更する「N」ボタンとが表示されている。
【0059】ステップ503において、「Y」ボタンがクリックされると、ステップ504に進み、入力されたデータが仕事情報データベース15に格納され、管理者端末5には「登録しました」というメッセージ画面が表示され、ステップ505に進む。ステップ505では、情報送信手段10の動作により、入力されたデータが、データの入力が行われた管理者端末5ならびに企業端末4に電子メール等で送信される。
【0060】ステップ503において、「N」ボタンがクリックされると、ステップ502に戻り、再びデータ入力画面が表示され、入力内容の変更を促す。以上のようにして仕事情報の登録が完了する。
【0061】なお、仕事情報の登録を企業端末4から行うこともできる。この場合は、図10に示すように、ステップ201において表示される企業トップページから、ステップ202の情報登録画面を表示させ、所定のデータを入力することが行われる。それ以外の動作ならびに操作は、管理者端末5から登録する場合と同様である。
【0062】また、管理者による学校情報の登録動作について説明する。
【0063】ステップ501の管理者トップページにおいて、「学校登録」ボタンをクリックし、ステップ512に進む。ステップ512では、学校登録画面が表示される。この学校登録画面には、会員ID,パスワード,学校名,所在地,担当者名等を入力する入力ボックスと、入力された情報を管理サーバ1に送信する「送信」ボタンとが表示されている。
【0064】そして、各入力ボックスに、必要な学校情報についてのデータを入力し、「送信」ボタンをクリックすると、ステップ513に進む。ステップ513では、登録内容の確認画面が表示され、登録画面で入力されたデータの一覧と、入力内容確認後に実際の送信を開始して次のステップに進める「Y」ボタンと、ステップ512に戻って入力内容を変更する「N」ボタンとが表示されている。
【0065】ステップ513において、「Y」ボタンがクリックされると、ステップ514に進み、入力されたデータが学校情報データベース12に格納され、管理者端末5には「登録しました」というメッセージ画面が表示され、ステップ515に進む。ステップ515では、情報送信手段10の動作により、入力されたデータが、データの入力が行われた管理者端末5ならびに学校端末2に電子メール等で送信される。
【0066】ステップ513において、「N」ボタンがクリックされると、ステップ512に戻り、再びデータ入力画面が表示され、入力内容の変更を促す。以上のようにして学校情報の登録が完了する。
【0067】つぎに、学生会員が企業情報や仕事情報を閲覧して企業留学の申し込みを行う動作について説明する。
【0068】すなわち、図8に示すように、ログインの後ステップ401の学生トップページから、「申込登録」ボタンをクリックしてステップ402に進む。ステップ402では、検索画面が表示され、希望の勤務地や企業名,職種等の検索条件の入力が行われる。条件を入力して検索を開始すると、ステップ403に進み、多数登録された仕事情報の中から希望の条件に近い情報が検索により抽出される。
【0069】検索が終了すると、ステップ404に進み、検索によって抽出された仕事情報の一覧が表示される。希望条件に沿った情報が抽出されていない場合等、必要に応じて再検索が行われる。ついで、ステップ405において、抽出された一覧の中から所望の企業を選択すると、ステップ406に進み、図14に示す会社概要画面が表示され、会社名や従業員数,資本金といった会社概要についての情報が表示される。
【0070】上記会社概要画面において、「詳細」ボタン18をクリックすることにより、ステップ407に進み、図15に示す仕事情報画面が表示され、勤務地や仕事内容,手当て,募集人員といった求人情報が表示される。つぎに、ステップ408において、表示された企業および仕事内容で企業留学を申し込む場合は、仕事情報画面において「申込」ボタン18をクリックし、申し込まない場合は、「キャンセル」ボタン18をクリックする。
【0071】ステップ408において、「申込」ボタン18がクリックされると、ステップ409に進み、申込を行った学生の個人情報と申込が行われた仕事情報とが関連付けられた申込情報が申込採用データベース16に格納され、学生端末3には、「申込を受付けました」というメッセージ画面が表示され、ステップ410に進む。ステップ410では、申込採用データベース16に格納された申込情報が、情報送信手段10の動作により、管理者端末5と学生端末3に電子メール等によって送信される。このようにして、申込登録の操作が完了する。
【0072】「キャンセル」ボタン18がクリックされると、ステップ404に戻り、検索によって抽出された仕事情報の一覧が再び表示される。
【0073】つぎに、管理者による情報検索の動作について説明する(図7に戻る)。
【0074】まず、ステップ501の管理者トップページから、「情報検索」ボタンをクリックしてステップ516に進む。ステップ516では、検索画面が表示され、会員IDや学校名,企業名等の検索条件の入力が行われる。条件を入力して検索を開始すると、ステップ517に進み、多数登録された情報の中から検索条件に一致する情報が抽出される。そして、例えば、ここで抽出された会員に電子メール等の情報を一斉配信等することができる。
【0075】検索が終了すると、ステップ518に進み、検索によって抽出された情報の一覧が表示され、必要に応じて再検索が行われる。ついで、ステップ519において、抽出された一覧の中から所望の情報を選択すると、ステップ520に進み、会社名等の概要についての情報が表示される。ついで、上記概要画面において、「詳細」ボタンをクリックすることにより、ステップ521に進み、詳細な情報が表示される。
【0076】つぎに、管理者による申込状況の確認動作について説明する。
【0077】まず、ステップ501の管理者トップページから、「申込確認」ボタンをクリックしてステップ506に進み、図16に示す申込概要の確認画面が表示される。この確認画面では、会社名,仕事内容,募集数等の仕事情報とともに、学生からの申込があった申込数が一覧となって表示されている。この確認画面において、「詳細」ボタン18をクリックすると、ステップ507に進み、図17に示す申込情報詳細画面が表示される。この詳細画面には、会社名,仕事内容,募集人員等の仕事情報とともに、申込者名,会員ID,電話番号,住所等の申込者の個人情報の概要が一覧となって表示される。
【0078】ついで、上記詳細画面において、「詳細」ボタン18をクリックすると、ステップ508に進み、申込者の個人情報の詳細を表示する画面が表示される。このようにして、管理者による申込情報の閲覧が行われる。
【0079】つぎに、管理者による企業留学申込の採否情報の登録動作について説明する。
【0080】ステップ501の管理者トップページから、採用登録ボタンをクリックすると、ステップ509に進み、図18に示す採用情報登録画面が表示される。この採用情報登録画面には、会社名,仕事内容,募集人員等の仕事情報とともに申込者名,会員IDの申込者に関する情報が表示され、さらに、「採用」「不採用」の情報を入力するチェックボックス20と、管理サーバ1へのデータ送信を開始する「送信」ボタン18が表示されている。
【0081】ステップ509において、「採用」または「不採用」のチェックボックス20に採否情報を入力したのち「送信」ボタン18をクリックすると、ステップ510に進み、登録内容の確認画面が表示され、採用情報登録画面で表示された仕事情報,申込者情報および入力された採否情報の一覧が表示される。
【0082】また、上記確認画面には、入力内容確認後に実際の送信を開始して次のステップに進める「Y」ボタンと、ステップ509に戻って入力内容を変更する「N」ボタンとが表示されている。
【0083】ステップ510において、「Y」ボタンがクリックされると、ステップ511に進み、入力されたデータが申込採用データベース16に格納され、管理者端末5には「登録しました」というメッセージ画面が表示される。以上のようにして採否情報の登録が完了する。
【0084】このように、企業留学の求人情報に対し、申込が行われ採否が決定することにより、実際の企業留学が行われ、学生の企業での一定期間の就業が行われる。この留学期間中に、企業側は、必要に応じて就業した学生の評価を行い、コメント等を添付して管理者に送信する。管理者は、受信した学生の評価情報を学校に対して送信し、学校は、受信した評価情報をもとに成績や付与する単位を決定し、その成績情報を成績データベース17に登録する。
【0085】つぎに、学校による成績情報の登録動作について説明する。
【0086】すなわち、図9に示すように、ステップ301の大学トップページから、「成績登録」ボタンをクリックすることによりステップ302に進み、図19に示す成績登録画面が表示される。この成績登録画面には、会員ID,パスワード,学生氏名,留学先企業,仕事内容,期間,成績,コメント等の成績情報を入力する入力ボックス19およびチェックボックス20が表示されている。上記各入力ボックス19およびチェックボックス20において必要な成績情報を入力した後「送信」ボタン18をクリックすると、ステップ303に進み、登録内容の確認画面が表示される。
【0087】上記確認画面には、入力されたデータの一覧と、入力内容確認後に実際の送信を開始して次のステップに進める「Y」ボタンと、ステップ509に戻って入力内容を変更する「N」ボタンとが表示されている。
【0088】ステップ303において、「Y」ボタンがクリックされると、ステップ304に進み、入力されたデータが成績データベース17に格納され、学校端末2には「登録しました」というメッセージ画面が表示される。以上のようにして成績情報の登録が完了する。
【0089】また、一旦登録した成績情報を閲覧する場合には、ステップ301のトップページから、「成績参照」ボタンをクリックしてステップ305に進み、成績を参照したい学生の氏名を入力して検索を行うことにより、ステップ306でデータの抽出が行われ、ステップ307でデータが表示される。
【0090】このように、上記企業留学の情報管理システムによれば、学生の企業留学を受け入れる企業の企業名等の情報や仕事内容に関する情報が集中的に管理され、コンピュータネットワークを介して容易に閲覧等が可能になる。また、学生は、学生端末に表示される企業情報や仕事情報を確認したうえで、自分の希望する企業や仕事を選択して企業留学を申し込むことができる。さらに、申込情報が集中的に管理されるとともに管理者の手元に出力されることから、企業留学についての人材派遣等を行なう管理者は、学生の採否の決定や企業と学生の仲介等を行ないやすい。
【0091】また、上記システムでは、企業は、コンピュータネットワークを介して自らの端末装置から企業情報を入力したり更新したりできるようになる。さらに、企業留学についての人材派遣等を行なう管理者が学生の採否情報を集中的に管理でき、採否の決定や仲介等を行ないやすい。しかも、学生の個人情報を集中的に管理できるうえ、学生は、コンピュータネットワークを介して自らの端末装置から個人情報を入力したり更新したりできるようになる。
【0092】また、上記システムでは、企業留学を採り入れたい学校の学校情報を集中的に管理できるうえ、学校は、コンピュータネットワークを介して自らの端末装置から学校情報を入力したり更新したりできるようになる。さらに、学校は推薦する学生の個人情報を一括して入力することができる。また、学校推薦の学生と個人登録の学生の個人情報が同じ学生情報データベースに格納されるため、学校から推薦を受けた学生の二重登録を効果的に防止することができる。
【0093】また、上記システムでは、学生の企業留学中の評価情報が集中的に管理でき、学校は、企業留学を教育活動の一環と位置付けて単位認定等する際に好都合である。さらに、仕事情報を管理者が企業から受けて仕事情報データベースに格納するため、情報の内容の均質化を図るうえで都合がよい。しかも、企業が管理サーバに直接的に仕事情報の入力を行なえ、仕事情報データベースへの情報公開が早くなる。また、上記システムでは、当人以外の第三者が情報を無断で入力または更新してしまうことが防止される。
【0094】なお、上記実施の形態では、インターネットを介したコンピュータネットワークを利用した例を示したが、これに限定するものではなく、例えば、アナログ電話回線,高速デジタル回線(ISDN回線),無線,光ファイバ,携帯電話回線(例えば、DoPa(登録商標)等),PHS回線(例えば、PIAFS,αDATA32等),総合知的通信網(UICN),新高度情報通信(VI&P),ZAQ,衛生通信回線,有線放送,各種通信ケーブルによるデータ通信やデータ転送等を利用したものに適用することもできる。
【0095】また、上記実施の形態において、学校端末2,学生端末3,企業端末4,管理者端末5としては、コンピュータ装置だけでなく、携帯電話,携帯情報端末,電話,ファクシミリ装置等、各種の端末装置を用いることができる。
【0096】また、上記実施の形態では、新規会員登録の際に、会員IDならびにパスワードは、会員が所望の文字列等を入力するようにしたが、これに限定するものではなく、会員IDとパスワードの少なくともいずれかを、管理サーバ1側で適当な文字列等を会員ごとに割り当てて付与するようにもできる。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明の企業留学の情報管理システムによれば、企業留学を受け入れる企業に関する企業情報を格納する企業情報データベースと、企業が企業留学中に学生に与える仕事に関する仕事情報を格納する仕事情報データベースとを備えているため、学生の企業留学を受け入れる企業の企業名等の情報や仕事内容に関する情報が集中的に管理され、コンピュータネットワークを介して容易に閲覧等が可能になる。また、学生端末に対し、企業情報と仕事情報の少なくともいずれかを表示するとともに希望の企業留学への申込情報の入力を促す手段を備えているため、学生は、学生端末に表示される企業情報や仕事情報を確認したうえで、自分の希望する企業や仕事を選択して企業留学を申し込むことができる。さらに、入力された申込情報を格納する申込情報データベースと、管理者端末に対して上記申込情報を出力する手段とを備えているため、申込情報が集中的に管理されるとともに管理者の手元に出力されることから、企業留学についての人材派遣等を行なう管理者は、学生の採否の決定や企業と学生の仲介等を行ないやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の企業留学の情報管理システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】上記システムが備えるデータベース構造を示す図であり、(a)は学校会員データベース、(b)は学生会員データベース、(c)は企業会員データベースである。
【図3】上記システムが備えるデータベース構造を示す図であり、(a)は仕事情報データベース、(b)は申込採用データベース、(c)は成績データベースである。
【図4】上記システムの動作の概要を示す説明図である。
【図5】上記システムの動作を示すフローチャート図である。
【図6】上記システムの動作を示すフローチャート図である。
【図7】上記システムの動作を示すフローチャート図である。
【図8】上記システムの動作を示すフローチャート図である。
【図9】上記システムの動作を示すフローチャート図である。
【図10】上記システムの動作を示すフローチャート図である。
【図11】メイン画面の一例を示す図である。
【図12】会員登録画面の一例を示す図である。
【図13】仕事内容登録画面の一例を示す図である。
【図14】会社概要表示画面の一例を示す図である。
【図15】仕事情報表示画面の一例を示す図である。
【図16】申込状況表示画面の一例を示す図である。
【図17】申込情報詳細表示画面の一例を示す図である。
【図18】採用情報登録画面の一例を示す図である。
【図19】成績登録画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
8 情報入力手段
10 情報送信手段
14 企業会員データベース
15 仕事情報データベース
16 申込採用データベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】 コンピュータネットワークを介して企業留学に関する情報を管理するシステムであって、企業留学を受け入れる企業に関する企業情報を格納する企業情報データベースと、企業が企業留学中に学生に与える仕事に関する仕事情報を格納する仕事情報データベースと、学生端末に対し、上記企業情報と仕事情報の少なくともいずれかを表示するとともに希望の企業留学への申込情報の入力を促す手段と、上記入力された申込情報を格納する申込情報データベースと、管理者端末に対して上記申込情報を出力する手段とを備えたことを特徴とする企業留学の情報管理システム。
【請求項2】 企業端末に対して企業情報の入力を促す手段を備えた請求項1記載の企業留学の情報管理システム。
【請求項3】 管理者端末に対し、企業留学の申込に対する採否情報の入力を促す手段と、上記入力された採否情報を格納する格納部とを備えた請求項1または2記載の企業留学の情報管理システム。
【請求項4】 学生端末に対して学生の個人情報の入力を促す手段と、入力された個人情報を格納する学生情報データベースとを備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の企業留学の情報管理システム。
【請求項5】 学校端末に対して学校に関する学校情報の入力を促す手段と、入力された学校情報を格納する学校情報データベースとを備えた請求項1〜4のいずれか一項に記載の企業留学の情報管理システム。
【請求項6】 上記学校情報がその学校から企業留学に推薦される学生の個人情報を含み、学生に関する個人情報が学生情報データベースに格納されるようになっている請求項5記載の企業留学の情報管理システム。
【請求項7】 学校端末に対してその学校から推薦されて企業留学を行なった学生の企業留学中の評価情報の入力を促す手段と、入力された評価情報を格納する成績データベースとを備えた請求項1〜6のいずれか一項に記載の企業留学の情報管理システム。
【請求項8】 管理者端末に対して仕事情報の入力を促す手段を備え、入力された仕事情報を仕事情報データベースに格納するようになっている請求項1〜7のいずれか一項に記載の企業留学の情報管理システム。
【請求項9】 企業端末に対して仕事情報の入力を促す手段を備え、入力された仕事情報を仕事情報データベースに格納するようになっている請求項1〜8のいずれか一項に記載の企業留学の情報管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図6】
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【図9】
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【図11】
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【図3】
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【図4】
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【図8】
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【図10】
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【図12】
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【図5】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図7】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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