説明

体形矯正とスキンコンディショニング器具と方法

本発明は体形矯正とスキンコンディショニング器具と方法を提供する。器具(10)は皮下脂肪層に振動を発生してセルライトや類似物を治療する。ハンドピース(16)のカップ(18)を室(60)が生じるように皮膚に配置する。次いで室(60)と連携した真空源(160)と圧縮機(162)により室(6)内に振動圧を発生するように制御する。皮膚表面でのこの振動が皮膚層に送られ、その結果流体保持とセルライト増加に影響する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
セルライトはさもなければ健康人の主として大腿部、臀部及びある場合には下腹部に現れるしばしば“ミカン肌”、“マットレス”又は“えくぼ形成”と呼ばれる皮膚状態である。女性の95パーセントはその生涯のある時点である程度のセルライトを経験することが研究により示唆された。その状態は男性も又影響されるが一般的ではない。セルライトは皮下結合組織嚢に捕捉された脂肪と体液を含む。
皮膚最外層は表皮と云われる。表皮下には真皮であり、毛包、汗腺、血管、神経受容体及び結合組織を含む。真皮の下には三層の皮下脂肪の第一層がある。皮下脂肪の最上層は結合組織で分離された“常設脂肪細胞室”と呼ばれている。脂肪細胞の小突起が脂肪細胞室から真皮に突き出る。この凸凹で不規則な皮下脂肪により皮膚は通常セルライトと云われる凸凹な外観になる。
脂肪組織での保水と脂肪増加により不規則な膨れた外観が人の皮膚に生ずる。脂肪組織は断熱を与え微小血管によりローブに分かれる。この層の細胞は脂肪としてエネルギー貯蔵に特化する脂肪細胞である。
良好な食プラン、活動の増加、正しい姿勢及び低いストレスレベルにより保水と脂肪増加を低下できる。しかしこの状況によりセルライト治療効果が制限される。クリーム、レーザ技術、脂肪吸引やメソセラピーを含む種々の治療がセルライトや脂肪組織治療に開発された。メソセラピーは脂肪細胞を破壊し血流を増加するために、ビタミン、アミノ酸、栄養補助食品及び医薬品の微少混合物を髪の毛のように細い注射針を用いて皮膚中間層に注入する。メソセラピーに用いる注射針は細いが、多くの人は注射針が怖いかエイズのような疾患の危険のためにこの治療を避ける。クリーム治療はその有用性に限界があと見なされ、脂肪吸引やメソセラピーは高価であるか又は一時的な改善しか生じない。脂肪吸引は皮膚表面に近いセルライトや脂肪組織の代わりに深部脂肪を除去するようにデザインされているので、多くの医師は脂肪吸引がセルライトの有効治療ではないと警告さえしている。
最近開発された非観血的セルライト減少法にエンダモロジーという名前が与えられた。エンダモロジーでは二個のローラーが下部組織を激しくマッサージしながら皮膚を吸引する装置を用いて作用する。約三分の一の患者にこの深部マッサージ法が有益であると示唆された。しかしエンダモロジーに限界がある。マッサージの強さはある人には適切でなく一時的な痣がしばしば生ずる。更にこの方法は妊婦、皮膚の敏感な女性や血圧の高い女性には適さない。エンダモロジーの他の問題の一つはそのオペレーターが皮膚に痣が生ずるような過度の圧力をかけないよう熟練している必要がある。オペレーターがかける必要圧により又反復しみ障害を起こす。
本発明の目的は上述の問題の少なくともいくつかを克服する体形矯正とスキンコンディショニング器具と方法を提供するか、又は一般の人々に有用な代替えを提供することである。
本発明の他の目的は皮下脂肪層に振動を生ずる体形矯正とスキンコンディショニング器具と方法を提供することである。
【発明の開示】
【0002】
それ故該発明の一形式では、
圧力差生成に用いる圧力差装置、及び
少なく第一開口部と第二開口部を有する少なくとも一つのカップで、該第一開口部が皮膚表面に置くと室を規定する外周により規定され、第二開口部が該圧力差装置とそれを通して連携して、該皮膚を振動させる振動圧を室内に生ずるカップ
を含む体形矯正とスキンコンディショニング器具を提案する。
該発明の他形式では
圧縮気体流生成に用いる圧縮気体源、
真空生成に用いる真空源、
少なくとも第一開口部と第二開口部を有する少なくとも一つのカップで、該第一開口部が皮膚表面に置くと室を規定する外周により規定され、第二開口部が圧縮気体源又は真空源とそれを通して選択的に連携するカップ、
圧縮気体源と真空源と該カップとの連携を選択的制御に用いる弁で、振動圧が該室内に生じ該皮膚を振動させる弁
を含む体形矯正とスキンコンディショニング器具を提案する。
好ましくは該カップはハンドピースとの滑り連動を用いる。
好ましくは該吸引装置は少なくとも一つのOリングを含み、該カップがハンドピースと連動するとO―リングは該カップ内面と摩擦により連動し該カップを固定できる。
好ましくは該器具は異なる大きさの複数のハンドピースを含む。
好ましくは異なる該ハンドピースは選択的に操作できる。
好ましくは複数の異なるハンドピースは同時に操作できる。
好ましくは該圧縮気体源は空気圧縮機である。
好ましくは圧縮気体源は圧縮気体シリンダーである。
好ましくは該室内の圧力は調節可能である。
好ましくは該器具は該圧縮気体源と真空源操作のフットペダルを含む。
好ましくは該ハンドピースは該圧縮気体源及び真空源とたわみホースで連結する。
好ましくは該器具は該室内の圧力を増加する放出弁を含む。
好ましくは該器具は該室内の圧力変更に用いる少なくとも一つの制御弁を含む。
好ましくは該器具は該皮膚に治療剤を塗布する装置を含む。
好ましくは該器具は該器具操作中該皮膚への影響する温度制御器を含む。
該発明の更なる他形式では、複数のカップと圧力差が生じるように配置した圧力差装置を有する器具を用いる体形矯正とスキンコンディショニング法が、
複数の該カップを皮膚表面に置き、各該カップの開口部が皮膚表面と接触して室を規定し、
該室内で振動圧を発生するよう圧力差装置を操作して組織層を振動させる
段階を含む方法を提案する。
好ましくは振動は皮下組織に影響するに十分な強さである。
好ましくは圧力差装置は調節可能である。
好ましくは圧力振動の振動数は調節可能である。
好ましくは各該カップは器具操作中に異なる領域の皮膚に再配置可能である。
好ましくはカップは患者の特定な生理特性治療に合致するのを助けるよう異なる形状と大きさである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0003】
該発明の以下の詳細説明は付随図面に関する。説明では代表的実施形態を含むが、他の実施形態が可能で該発明の精神と範囲から逸脱することなしに記載実施形態の変更が可能である。可能な限り全図面、同一部分及び同等部分に関する以下の記載を通して同一参照番号を用いる。
図1に患者12の体形矯正とスキンコンディショニング用器具10を示す。器具10は真空/圧縮機源14と複数のハンドピース16を含む、各ハンドピースは患者身体12表面に係わるカップ18を含みお、。ハンドピース16は真空/圧縮機源14と連結手段20により連結する。図1に示すように連結手段20は第一チューブ24を一連の第二チューブ26と連結する多数の中間アダプター22を含んでも良い。第一チューブ24は真空/圧縮機源14の吸気口28と連結する一方、第二チューブ26はハンドピース16と連結する。しかし読者には各カップが別々に真空/圧縮機源14と別チューブ(図示していない)により連結しても良いことを理解する必要がある。
図1に明白に示すように、数個のカップ18は治療中患者12の異なる位置に配置できる。これにより治療時間が減少でき、関連カップ18を所定位置により長く残すことで問題領域が標的になっていることを保証する。本法は又皮膚かぶれや痣を生じる敏感な領域を長時間にわたって治療しないことも保証する。
真空源14は筺体30、チューブ24と連結する開口28、通気口32、真空/圧縮機源14操作用スイッチ34、真空/圧縮機源14が生ずる圧力差測定用ゲージ36及び操作時に真空/圧縮機源14が生ずる圧力差強度と振動数変更用制御弁38を含む。読者は真空/圧縮機源14がメイン電源と連結するか、より大きな携帯性を与える内包電池を有しても良いことを理解する必要がある。真空/圧縮機源14について述べたが、いかなる装置も実際に圧力差発生に使用できる。
更に器具10は一つ又は複数の治療剤44含有の供給容器42を含んでも良い。供給容器42はハンドピース16とチューブ46により連結する。このようにして治療剤44は真空/圧縮機源14が生ずる真空により供給容器42から引き出される。しかし読者は器具10が治療剤44をハンドピース16内に散布する電動排出手段(図示していない)を含んでも良いことを理解する必要がある。このようにして図2に示すように器具10操作中に物質44噴流48が排気口50から患者12に噴霧できる。
更に図2に示すようにカップ18は圧力を矢印56方向で放出弁52にかけた場合、ヒンジ54で旋回できる放出弁52を含んでも良い。このようにして開口58は大気が矢印59方向でカップ18に入るよう曝され、その結果室60内部の圧力は大気圧と等しくなる。カップ18を皮膚62表面に置くと室60が形成される。放出弁52によりカップ18が皮膚62表面から除去できる。更にカップ18外周64は室60を封止する通路70内に収納したゴムワッシャ66を含んでも良い。封止手段66によりカップ18の全外周64が皮膚62表面と係わることを保証し、カップ18を凸凹表面に置いた場合室60内に圧力差が生ずることを保証する。
図3に示すような代替え実施形態では、治療剤44はチューブ46からカップ18外周64周りに延びた通路72に排出しても良い。次いで治療剤44は一連の溝74を通して室60に流入できる。本実施形態は油のような非常に揮発性の高い物質44が室60全体に迅速に拡散できるのでこれら物質に使用できる。
図4に示すようにハンドピース16は皮膚62温度に影響できる温度制御器78を含んでも良い。温度制御器78はケーブル80により電源(図示していない)と連結する。温度制御器78は皮膚62表面と非常に近接したカップ18外周64周りに加熱エレメント形状で延びる。温度制御器78はカップ18を加熱し、続いて室60内の含有空気を加熱する。しかし読者は該発明が加熱エレメントに限らないことを理解する必要がある。温度制御器78は代わりに皮膚62温度を下げるように配置しても良い。例えば冷たい空気を肌62表面と非常に近接した室60内に規則正しい間隔で注入出来るであろう。
大腿部や臀部のようなより大きな領域はセルライトになりやすいが、顔面や首のようなより小さな領域も又セルライトや脂肪組織での保水と脂肪増加により影響される。従ってカップ18の形状と大きさは患者12の治療領域により変化できる。例えば図5に示すようにカップ18はこめかみ周りや頬のセルライト治療を助けるようにインゲン豆型84でも良い。読者は患者12治療を助けるためにいくつかの異なる形状のカップ18が単一真空源14と連結出来ることが分かる。更に治療が患者`12の特定な生理的特性に合うような種々の大きさのカップ18でも良い。読者はチューブ26直径が変化するか、異なるチューブ26と各カップ18間の流体連携を制限して異なるカップ18に異なる吸引圧縮強度を提供できることを理解する必要がある。このようにして患者身体の敏感な領域に配置のカップ18は圧力差がより低くても良い。
器具10使用中の室60内の圧力は真空源14により変化する。図6の半円形のミシン目で示すようにこの室60内の圧力脈動により振動86を生ずる。この振動86が表皮(88)層と真皮(90)層と呼ばれる皮膚上層を通過する。次いで振動86は皮下脂肪層92に入る。皮下脂肪層92はセルライトと呼ばれるものの外観を与える真皮90内に突き出た脂肪細胞94の小突起を含有する。これら脂肪細胞94の塊が流体うっ滞を生じ、セルライト外観を更に悪化する。器具10は皮下脂肪層92の振動を起こして脂肪細胞94の塊をバラバラにするのを助けその中に保持された水分子96を解放する。これによりリンパ系で皮下脂肪層92から過剰脂肪細胞94と水96の流出を助け、その結果セルライト増加による目に見える影響を減少する。
無機でも有機でも全物質の振動又はより正確には共鳴振動数は特異的で固有である。人体の各組織は個別の振動数を有する。心臓のような臓器の共鳴振動数は6Hz程度であるが、皮膚の共鳴振動数は1Hz付近である。脂肪細胞は筋肉細胞とは異なる共鳴振動数を有する。それ故振動の振動数を脂肪細胞の固有振動数に近いように選ぶと器具10への効果を増幅できる。読者は振動数が操作時に真空/圧縮機源14が生ずる真空圧縮強度と振動数変化用制御弁34を用いて調節できることを理解する必要がある。室50内の振動数は10−200Hzから1−20kHz程度の高振動数の振動範囲が想定されるが、読者は本発明がこれらの圧力や振動数に限らないと理解する必要がある。
図7に示す好ましい実施形態では、器具10は真空/圧縮機源14収納用のコンソール110を含む。コンソール110はケーブル116経由で器具10の運搬を助けるように足かローラー112に取り付ける。更にコンソール110は器具10操作制御に用いる真空/圧縮機源14と連結したフットペダル114を含み、その結果使いやすさを助ける。図7に示すように該器具は異なる大きさのカップ18を有する複数の可動ハンドピースを含む。これにより使用者が異なる大きさが必要な時ごとにカップ18を変える必要がないことを保証する。ハンドピース16を用いてコンソール110前面のクリップ118と連動する。各可動ハンドピースに対応する明かり120がどの機器が使用中であるかを示す。
真空/圧縮機源14と連結したチューブ22はそれに通じる空気通路の制御用ベンチューリ管と機械故障を起こすほこりのような異物が真空/圧縮機源14に入らないことを保証するフィルター124を含む。コンソール110は真空/圧縮機源14の換気を提供する排気口126を含む。計器パネル128がコンソール110上に備えられ、オンオフスイッチ30、ゲージ36、制御弁38及び補助スイッチ130を含む。
図8に示すように制御パネル128はゲージ132と134を含む。ゲージ132を用いて起源14が生ずる圧縮空気流を測定し、対応スイッチが圧縮空気流を調節するように配置される。ゲージ134は起源14が生ずる真空を測定するように配置する。対応スイッチ138を用いて起源14による真空発生を調節する一方、スイッチ140は微調整用となる。更に制御パネル128は器具10操作を制御するための補助スイッチ130を含む。補助スイッチ130は表示灯144を有する選択機スイッチ142を含み、各ハンドピース16、スイッチ146及び表示パネル148選択に用いる。しかし読者は本発明はこのスイッチとゲージ配置に限らないことを理解する必要がある。
図9と図10は異なる大きさのカップ18と連動する各ハンドピース16を示す。ハンドピース16はカップ18との連動用第一端150と、チューブ26連結用瘤154を含む第二端152を含む。第一端150はチューブ26と一連のOリング158と連携する開口156を含む。カップ18は第一端150と滑り連動し、技術的に良く知られているようにOリング158の摩擦力により所定位置に保持する。
図11に示すように真空/圧縮機源14は真空発生装置160と圧縮機162を含む。真空発生機器160と圧縮機162は電線168経由で各電源164と166と連結する。真空発生機器160と圧縮機162は選択機スイッチ172と連携170する。選択機スイッチ172により装置160と162の内のいずれがハンドピース16と連携するかを決める。これにより大気圧より高い圧から大気圧より低い圧へカップ18内の圧力の周期的振動を生ずる。
図12に示すように真空発生装置160と圧縮機162はケーブル180経由で各電気モーターと連結する。モーター176と178は電線182経由で電源と連結する。圧縮機162に対応するモーター178は冷却を支援する追加送風機184を含む。
図13に裏パネルを除いたコンソール110背部を示す。モーター176と178は排気口126に隣接のコンソール110基板186上に備え付ける。真空発生機器160と圧縮機162は棚188上に取りつける。注入チューブ190と192はパイプ26を通して空気をそれぞれ真空発生機器160と圧縮機162に供給するように配置し、ハンドピース16と流体連携する。供給チューブ190と192は開口部190とフィルター196を含む。
図14に示すように器具10は電気信号アプリケーター198とスイッチ202で制御する酸素注入ハンドピース200を含む追加処理装置と連結して使用できる。
本記載が実施例の助けで本発明の原理が使用できる一つの配置を提供するものだと読者は理解する必要がある。しかし本発明はこれら特定の実施形態に限らないことを理解する必要がある。空気圧縮機と真空源は交互にカップと連携するように記載したが、任意の装置が圧力差発生に使用できるかも知れないことを理解する必要がある。又カップ内圧が二つの状態、大気圧より高い状態と大気圧より低い状態を交互に行うことを検討した。しかしカップ内圧は大気圧より低い必要はないことを理解する必要がある。カップ18内の圧力状態は両方とも大気圧より高く交互に行える。
熟練受信者は体形矯正とスキンコンディショニング器具と方法に関する本発明の多くの利点が分かる。該発明は現在利用可能な治療限界の多くに打ち勝つセルライトと脂肪組織の非観血的治療法を提供する。器具10は最少の患者不快感でリンパ系排液を助けることにより目に見えるセルライトと脂肪組織の兆候を減少する治療を提供する。読者は室78内での振動圧を用いて皮下脂肪層へ通過する振動が生れることが分かる。これにより痣のような問題を生じたり、妊婦を含むある人には適さない下層組織の攻撃的マッサージの使用が避けられる。本法は又オペレーターへの衝撃もより小さく、その結果反復運動障害の危険を減ずることを意味する。読者は本発明が患者とオペレーター両者に典型的な穏やかなセルライトと脂肪組織治療法を提供することが分かる。
本発明はその範囲を逸脱することなしに非常に良く更なる利点と改良が可能である。該発明は最も実際的で好ましい実施形態と考えられるものについて示し記載したが、ここに開示の詳細に限定されず、任意の全ての同等装置や器具を含むように請求項の全適用範囲に一致する該発明の範囲と精神内での離脱が認められる。
文脈が発現言語や必然的暗示で異なる必要がある場合を除き、以下の該発明要旨と請求項で、“からなる”という用語は“含む”という意味、即ち特定特性が該発明の種々実施形態の別特性に関連する意味で用いる。
【図面の簡単な説明】
【0004】
本明細書の取り入れその一部を構成する付随図面は、その説明と共に該発明の利点と原理の説明に役立てる。図面は以下の通りである。
【図1】図1は複数の治療装置を有する矯正とスキンコンディショニング用器具を示す透視図である。
【図2】図2は図1の一治療装置の側部切欠図である。
【図3】図3は矯正とスキンコンディショニング用器具の第二実施形態の側部切欠図である。
【図4】図4は矯正とスキンコンディショニング用器具の第三実施形態の側部切欠図である。
【図5】図5は矯正とスキンコンディショニング用器具の第四実施形態の透視図である。
【図6】図6は該器具が如何に皮下脂肪層で振動を生ずるかを示す図1の一治療装置の側部切欠図である。
【図7】図7は矯正とスキンコンディショニング用器具の第五実施形態の透視図である。
【図8】図8は図7の制御パネル正面図である。
【図9】図9は大カップを示す図7のハンドピース透視図である。
【図10】図10は小カップを示す図7のハンドピース透視図である。
【図11】図11は図7の器具の圧縮機と吸引装置の概略図である。
【図12】図12は図7の器具の圧縮機と吸引装置の代替え配置を示す概略図である。
【図13】図13は図7の器具の背面図である。
【図14】図14は追加治療装置の使用を示す図7の器具の透視図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸引機器を用いる体形矯正とスキンコンディショニング用器具で、
圧力差生成に用いる圧力差器具、及び
少なく第一開口部と第二開口部を有する少なくとも一つのカップで、該第一開口部が皮膚表面に置くと室を規定する外周により規定さし、第二開口部が該圧力差装置とそれを通して連携しり、振動圧が該皮膚を振動させる該室内に生ずるカップ
を含む体形矯正とスキンコンディショニング用器具
【請求項2】
吸引機器を用いる体形矯正とスキンコンディショニング用器具で
圧縮気体流生成に用いる圧縮気体源、
真空生成に用いる真空源、
少なく第一開口部と第二開口部を有する少なくとも一つのカップで、該第一開口部が皮膚表面に置くと室を規定する外周により規定し、第二開口部が圧縮気体源と真空源とそれを通して選択的に連携するカップ、
該カップと圧縮気体源及び真空源との連携で選択的制御に用いる弁で、振動圧が該室内に生じ該皮膚を振動させる弁
を含む体形矯正とスキンコンディショニング用器具
【請求項3】
カップが該ハンディピースと滑り連動する上記請求項のいずれかの器具。
【請求項4】
ハンドピースは少なくとも一つのOリングを含み、該カップ内面と摩擦連動するように配置した請求項3の器具。
【請求項5】
該器具は異なる大きさの複数のハンドピースを含む上記請求項のいずれかの器具。
【請求項6】
異なる該ハンドピースは選択的に操作できる上記請求項のいずれかの器具。
【請求項7】
複数の異なるハンドピースは同時に操作できる上記請求項のいずれかの器具。
【請求項8】
該圧縮気体源が空気圧縮機である上記請求項2の器具。
【請求項9】
該圧縮気体源は圧縮気体シリンダーである請求項2の器具。
【請求項10】
該室内の圧力は調節可能である上記請求項のいずれかの器具。
【請求項11】
該器具は該圧縮気体源と真空源操作に用いるフットペダルを含む上記請求項のいずれかの器具。
【請求項12】
該ハンドピースは該圧縮気体源と真空源をとたわみホースで連結する請求項2での器具。
【請求項13】
該器具は該室内の圧力を増加する放出弁を含む上記請求項のいずれかの器具。
【請求項14】
該器具は該室内の圧力変更に用いる少なくとも一つの制御弁を含む上記請求項のいずれかの器具。
【請求項15】
該器具は該皮膚に治療剤を塗布する装置を含む上記請求項のいずれかの器具。
【請求項16】
該器具は該器具操作中該皮膚温度に作用する温度調整器を含む上記請求項のいずれの器具。
【請求項17】
複数のカップと圧力差が生じるように配置した圧力差装置を有する吸引機器を用いる体形矯正とスキンコンディショニング法が、
複数の該カップを皮膚表面に置き、各該カップの開口部が皮膚面と接触して室を規定し、
該室内で振動圧を発生するよう圧力差装置を操作して組織層を振動させる
段階を含む体形矯正とスキンコンディショニング法。
【請求項18】
振動が皮下組織に影響するに十分な強さである請求項17の方法。
【請求項19】
圧力差装置が調節可能である請求項17の方法。
【請求項20】
圧力振動の振動数は調節可能である請求項17の方法。
【請求項21】
各該カップは該器具操作中に異なる領域の皮膚に再配置可能である請求項17の方法。
【請求項22】
カップは患者の特定な生理的特性治療と合致するのを助けるよう異なる形状と大きさである請求項17の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2008−532591(P2008−532591A)
【公表日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−500006(P2008−500006)
【出願日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際出願番号】PCT/AU2006/000305
【国際公開番号】WO2006/094348
【国際公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【出願人】(507008286)
【Fターム(参考)】