説明

体組成指標推定システム

【課題】ユーザーにとって買換えや再設定登録などの利用負担の少ない体組成指標推定システムを提供する。
【解決手段】基礎身体指標測定手段2により体組成指標に相関関係をもたらす基礎身体指標を測定し、基礎身体指標リレー手段3によりこの測定された基礎身体指標を身体指標管理ユニット4に電気通信ネットワーク100を介して送信し、体組成指標化処理手段6によりこの送信された基礎身体指標に基づいた体組成指標を、管理者サイドにおける相関式変更手段5によって変更可能な基礎身体指標と体組成指標の相関式に従って計算し、電気通信ネットワーク100を介して身体指標確認端末ユニット7にこの計算した体組成指標を送信し、体組成指標確認端末手段8によりこの送信された体組成指標をユーザーに対して出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、体組成指標(身体を構成する成分や組織についての指標をいう。例えば、体脂肪率、内臓脂肪面積、筋肉量、体水分量、骨量など)について推定する体組成指標推定システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の体組成指標推定装置は、体重、身長、年齢、性別、身体インピーダンスといった身体指標を入力したり測定したりすることによって取得し、この取得した身体指標を原始として体組成指標について推定するものであった。
【0003】
このような体組成指標推定装置の一例として、特許文献1に体組成測定装置が開示されている。この体組成測定装置は、入力装置によって身長を入力し、体重測定装置によって体重を測定し、電流印加手段・電圧測定手段・生体電気インピーダンス算出手段によって生体電気インピーダンス(身体インピーダンス)を測定することによって取得し、演算制御装置によってこれら取得した身長、体重及び生体電気インピーダンスを原始として、始めに、体密度を算出し、次いで、この算出した体密度に基づいて体脂肪率(体組成指標)を算出により推定し、更に、この算出した体脂肪率と先に取得した体重とに基づいて体脂肪量(体組成指標)又は除脂肪量(体組成指標)を算出により推定するものである。
【特許文献1】特開2004−329412号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、体組成指標推定装置を開発する事業者では、体組成指標の推定精度がより高い推定式を次々に開発し、より高い推定式を用いて体組成指標を算出により推定する体組成指標推定装置を次々に提供(販売)する。これに対して、体組成指標の推定精度をより高く望むユーザーは、事業者から次々に提供される体組成指標推定装置を次々に購入し直し、その度に、入力情報(測定以外に取得して体組成指標を算出するために原始とする身体指標)を設定登録しなおさなければならず、金銭的及び使用面において負担を要していた。
【0005】
そこで、本発明は、上記のような従来の問題点を解決することを目的とするもので、ユーザーにとって利用負担の少ない体組成指標推定システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の体組成指標推定システムは、電気通信ネットワークを介して接続される、身体指標を取得する身体指標取得ユニットと前記身体指標取得ユニットにより取得された身体指標を管理する身体指標管理ユニットと前記身体指標管理ユニッットにより管理されている身体指標をユーザーに対して出力する身体指標確認端末ユニットとを備えた身体指標推定システムにおいて、前記身体指標取得ユニットは、体組成指標に相関関係をもたらす基礎身体指標を測定する基礎身体指標測定手段と、該基礎身体指標測定手段により測定された基礎身体指標を前記身体指標管理ユニットに前記電気通信ネットワークを介して送信する基礎身体指標リレー手段とを備え、前記身体指標管理ユニットは、基礎身体指標と体組成指標の相関式を記憶し、該記憶している相関式に従い、前記基礎身体指標リレー手段により送信された基礎身体指標に基づいた体組成指標を計算し、該計算した体組成指標を前記電気通信ネットワークを介して前記身体指標確認端末ユニットに送信する体組成指標化処理手段と、該体組成指標化処理手段により記憶している相関式を変更する相関式変更手段とを備え、前記身体指標確認端末ユニットは、前記体組成指標化処理手段により送信された体組成指標をユーザーに対して出力する体組成指標確認端末手段を備えた、ことを特徴とする。
【0007】
また、前記基礎身体指標リレー手段は、前記基礎身体指標測定手段により測定された基礎身体指標及び該基礎身体指標に対応するユーザーIDを記憶する移動型リレーキーと、該移動型リレーキーにより記憶している基礎身体指標及びユーザーIDを前記体組成指標化処理手段に前記電気通信ネットワークを介して送信するリレー端末装置とから成り、前記基礎身体指標測定手段は、前記基礎身体指標の測定を前記移動型リレーキーと連動することによって行い、前記移動型リレーキーは、前記基礎身体指標測定手段及び前記リレー端末装置とは別個に移動可能に形成したものである、ことを特徴とする。
【0008】
また、前記基礎身体指標測定手段にユーザーIDを送信する移動型ID送信キーを更に備え、前記基礎身体指標測定手段は、前記基礎身体指標の測定を前記移動型ID送信キーと連動することによって行い、前記基礎身体指標リレー手段は、前記基礎身体指標測定手段により測定された基礎身体指標及び該基礎身体指標に対応するユーザーIDを記憶し、該記憶している基礎身体指標及びユーザーIDを前記体組成指標化処理手段に前記電気通信ネットワークを介して送信するリレー端末装置から成り、前記移動型ID送信キーは、前記基礎身体指標測定手段及び前記リレー端末装置とは別個に移動可能に形成したものである、ことを特徴とする。
【0009】
また、前記体組成指標確認端末手段は、ユーザーIDに対応する体組成指標を前記体組成指標化処理手段に前記電気通信ネットワークを介して要求し、前記体組成指標化処理手段は、前記基礎身体指標測定手段により測定される基礎身体指標と共になって体組成指標に相関関係をもたらす別の基礎身体指標、及び該基礎身体指標に対応するユーザーIDを記憶する基礎身体指標記憶サーバーと、前記リレー端末装置により前記電気通信ネットワークを介してユーザーIDとともに送信された基礎身体指標及び前記基礎身体指標記憶サーバーによりユーザーIDとともに記憶している基礎身体指標に基づいた体組成指標を前記相関式に従って計算する体組成指標計算サーバーと、前記体組成指標計算サーバーにより計算された体組成指標及び該体組成指標に対応するユーザーIDを記憶し、該記憶している体組成指標を前記体組成指標確認端末手段による要求に基づいて送信する体組成指標記憶サーバーとを備えた、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の体組成指標推定システムは、基礎身体指標測定手段により体組成指標に相関関係をもたらす基礎身体指標を測定し、基礎身体指標リレー手段によりこの測定された基礎身体指標を身体指標管理ユニットに電気通信ネットワークを介して送信し、体組成指標化処理手段によりこの送信された基礎身体指標に基づいた体組成指標を、管理者サイドによる変更が可能な基礎身体指標と体組成指標の相関式に従って計算し、電気通信ネットワークを介して身体指標確認端末ユニットにこの計算した体組成指標を送信し、体組成指標確認端末手段によりこの送信された体組成指標をユーザーに対して出力するので、ユーザーには買換えや再設定登録などの利用負担がかからずに、常に最良の体組成指標を提供することができる。
【0011】
また、本発明の体組成指標推定システムは、基礎身体指標測定装置による基礎身体指標の測定が移動型リレーキー又は移動型ID送信キーと連動することによって行い、体組成指標を算出するための相関式の変更を管理者サイドにおいて可能とし、移動型リレーキー又は移動型ID送信キーからのユーザーIDに基づいてデータを処理するので、ユーザーには利用上負担がかからずに、常に最良の体組成指標をより便利に提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1の体組成指標推定システムの構成を機能的に示すシステム構成図に表されるように、本発明の体組成指標推定システムは、基礎身体指標測定手段2及び基礎身体指標リレー手段3を備えて身体指標を取得する身体指標取得ユニット1と、相関式変更手段5及び体組成指標化処理手段6を備えて身体指標取得ユニット1により取得された身体指標を管理する身体指標管理ユニット4と、体組成指標確認端末手段8を備えて身体指標管理ユニット4により管理されている身体指標をユーザーに対して出力する身体指標確認端末ユニット7とから構成し、これら各ユニット1,4,7は、電気通信ネットワーク(インターネット、携帯電話通信網など)100を介して接続されるものである。なお、身体指標取得ユニット1及び身体指標確認端末ユニット7は体組成指標の推定の提供を受けるユーザーサイドにおいて利用され、身体指標管理ユニット4は体組成指標の推定を提供する管理者(事業者など)サイドにおいて利用されるものである。
【0013】
基礎身体指標測定手段2は、体組成指標に相関関係をもたらす基礎身体指標(身体インピーダンス、体重など)を測定する。
【0014】
基礎身体指標リレー手段3は、基礎身体指標測定手段2により測定された基礎身体指標を身体指標管理ユニット4に電気通信ネットワーク100を介して送信する。
【0015】
体組成指標化処理手段6は、基礎身体指標と体組成指標の相関式を記憶し、この記憶している基礎身体指標と体組成指標の相関式に基礎身体指標リレー手段3により送信された基礎身体指標を代入することによって体組成指標を計算し、この計算した体組成指標を、電気通信ネットワーク100を介して身体指標確認端末ユニット7に送信する。なお、体組成指標化処理手段6は、体組成指標の計算について、基礎身体指標測定手段2により測定される基礎身体指標と共になって体組成指標に相関関係をもたらす別の基礎身体指標(身長、年齢、性別など)を予め記憶し、この記憶している基礎身体指標及び基礎身体指標リレー手段3により送信された基礎身体指標を基礎身体指標と体組成指標の相関式に代入することによって行ってもよい。
【0016】
相関式変更手段5は、体組成指標化処理手段6により記憶している基礎身体指標と体組成指標の相関式を管理者サイドによって変更可能とする。
【0017】
体組成指標確認端末手段8は、体組成指標化処理手段6により送信された体組成指標をユーザーに対して出力する。
【0018】
このように構成した体組成指標推定システムによると、基礎身体指標測定手段2により体組成指標に相関関係をもたらす基礎身体指標を測定し、基礎身体指標リレー手段3によりこの測定された基礎身体指標を身体指標管理ユニット4に電気通信ネットワーク100を介して送信し、体組成指標化処理手段6によりこの送信された基礎身体指標(又は、この送信された基礎身体指標及び体組成指標化処理手段6に記憶している基礎身体指標)を基礎身体指標と体組成指標の相関式に代入することによって体組成指標を計算し、電気通信ネットワーク100を介して身体指標確認端末ユニット7にこの計算した体組成指標を送信し、体組成指標確認端末手段8によりこの送信された体組成指標をユーザーに対して出力し、且つ、相関式変更手段5により記憶している基礎身体指標と体組成指標の相関式の変更を管理者サイドにおいて可能とする。よって、ユーザーには買換えや再設定登録などの利用負担がかからずに、常に最良の体組成指標を提供ができるものとなる。
【0019】
以下、上述した形態における実施例について具体的に説明する。
【実施例1】
【0020】
まず、図2の体組成指標推定システムの構成を示すシステム構成図を用いて、本発明の実施例1としての体組成指標推定システムの構成について具体的に説明する。
【0021】
実施例1における体組成指標推定システムは、基礎身体指標測定装置11、移動型リレーキー12及びPC(Personal Computer:パーソナルコンピューター)13をユーザーサイド10に備え、基礎身体指標記憶サーバー21、体組成指標計算サーバー22及び体組成指標記憶サーバー23を管理者(事業者)サイド20に備える。そして、PC13と各サーバー21,22,23とは、ルーター(図示省略)を介してインターネット101に接続されるものである。
【0022】
基礎身体指標測定装置11は、上述した基礎身体指標測定手段2に該当するもので、通電用電極11a及び測定用電極11bを体重計の載り台11cに有し、基礎身体指標として身体インピーダンス及び体重を測定する。また、赤外線、小電力無線などによるワイヤレス通信手段11dを有し、これによって移動型リレーキー12とデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))の通信を行う。
【0023】
移動型リレーキー12は、上述した基礎身体指標リレー手段3の一部に該当するもので、基礎身体指標測定装置11により測定された基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)及びこの基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)に対応するユーザーを識別するためのユーザーIDを記憶し、携帯して移動可能に形成したものである。より具体的には、移動型リレーキー12は、携帯ライター程度の大きさで、赤外線、小電力無線などによるワイヤレス通信手段を有し、これによって基礎身体指標測定装置11とデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))の通信を行う。また、移動型リレーキー12は、記憶手段を有し、通信に係るデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))を記憶する。更に、移動型リレーキー12は、スライドキー12bをスライドさせることにより移動型リレーキー12の外部に出したり内部に格納したりすることができるUSB端子12cを有し、PC13に接続して記憶しているデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))を送信する。
【0024】
PC13は、上述した基礎身体指標リレー手段3の一部に該当するもので、移動型リレーキー12により記憶しているデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))を体組成指標計算サーバー22にインターネット101を介して送信するリレー端末装置である。また、PC13は、上述した体組成指標確認端末手段8に該当するもので、ユーザーIDに対応する体組成指標(体脂肪率)を体組成指標記憶サーバー23にインターネット101を介して要求し、体組成指標記憶サーバー23により送信された体組成指標(体脂肪率)をユーザーに対して表示する。より具体的には、PC13は、データ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))を通信するためのソフトウェア記録媒体に従って、移動型リレーキー12とデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))の通信を行い、体組成指標計算サーバー22とデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))の通信を行い、体組成指標記憶サーバー23とデータ(ユーザーID、体組成指標(体脂肪率))の通信を行うことによって取得した体組成指標(体脂肪率)を表示部13aにて表示する。
【0025】
基礎身体指標記憶サーバー21は、上述した体組成指標化処理手段6の一部に該当するもので、基礎身体指標測定装置11により測定される基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)と共になって体組成指標に相関関係をもたらす基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)とは別の基礎身体指標(身長、性別、年齢)、及びこの基礎身体指標(身長、性別、年齢)に対応するユーザーを識別するためのユーザーIDを記憶し、体組成指標計算サーバー22とデータの通信を行う。なお、この記憶される基礎身体指標(身長、性別、年齢)及びユーザーIDは、様々な手法により入力可能であり、例えば、基礎身体指標記憶サーバー21に有する入力操作部から入力したり、ユーザーサイド10からインターネット101を通じて入力したりできる。
【0026】
体組成指標計算サーバー22は、上述した体組成指標化処理手段6の一部に該当するもので、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式を記憶し、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式に、PC13によりインターネット101を介してユーザーIDとともに送信された基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)及び基礎身体指標記憶サーバー21によりユーザーIDとともに送信された基礎身体指標(身長、性別、年齢)を代入することによって体組成指標(体脂肪率)を計算し、この計算した体組成指標(体脂肪率)をユーザーIDとともに体組成指標記憶サーバー23に送信する。また、体組成指標計算サーバー22は、上述した相関式変更手段5に該当するものであり、管理者(事業者)サイド20において記憶している基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式を変更可能である。例えば、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式の定数を修正したり、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(内臓脂肪面積)の相関式に代えたりすることができる。
【0027】
体組成指標記憶サーバー23は、体組成指標計算サーバー22により送信された体組成指標(体脂肪率)及びこの体組成指標(体脂肪率)に対応するユーザーを識別するためのユーザーIDを記憶し、PC13による要求に基づいてこの記憶する体組成指標(体脂肪率)を送信する。
【0028】
次ぎに、図3及び図4の体組成指標推定システムの動作に基づくデータの流れについて示すフローチャートを用いて、本発明に係わる体組成指標推定システムの動作に基づくデータの流れについて具体的に説明する。
【0029】
図3及び図4は、最上段から順に、基礎身体指標測定装置11、移動型リレーキー12、PC13、体組成指標計算サーバー22、基礎身体指標記憶サーバー21、体組成指標記憶サーバー23における処理の流れを示すとともに、これら各処理ルート間をラインで結ぶことにより相互の通信に基づくデータの流れを示す。また、特に終端子は示されていないが、以下説明される処理が適宜繰り返されるものである。
【0030】
まず、ユーザー(被測定者)が、移動型リレーキー12の通信ボタン12aを押下すると、移動型リレーキー12では、ユーザーIDなどについてのデータを基礎身体指標測定装置11にワイヤレスにて送信する(ステップS1)。
【0031】
続いて、基礎身体指標測定装置11では、この送信されたデータに基づいて、自動的に起動し、基礎身体指標(体重、身体インピーダンス)を測定し(ステップS2)、この測定した測定情報、すなわち、基礎身体指標(体重、身体インピーダンス)及びこの基礎身体指標に対応するユーザーID(すなわち、移動型リレーキー12から送信されたユーザーID)についてのデータを移動型リレーキー12にワイヤレスにて送信する(ステップS3)。
【0032】
続いて、移動型リレーキー12では、この送信されたデータを受信して記憶する(ステップS4)。そして、ユーザー(被測定者)によって、スライドキー12bをスライド操作されることによりUSB端子12cが移動型リレーキー12の外部に出され、データが受信可能な状態にあるPC13のUSBポートに接続されると、移動型リレーキー12では、記憶しているデータをPC13に送信する(ステップS5)。
【0033】
続いて、PC13では、この送信されたデータを受信し、体組成指標計算サーバー22にインターネット101を介して送信する(ステップS6)。
【0034】
続いて、体組成指標計算サーバー22では、インターネット101を介してPC13からのデータを受信すると、ユーザーIDについてのデータを基礎身体指標記憶サーバー21に送信する(ステップS7)。
【0035】
続いて、基礎身体指標記憶サーバー21では、この送信されたユーザーIDについてのデータを受信すると、予め入力され(ステップS51)記憶している(ステップS52)ところの入力情報、すなわち、基礎身体指標(身長、性別、年齢)及びこの基礎身体指標に対応するユーザーIDについてのデータの中から、この送信されたユーザーIDに対応する基礎身体指標(身長、性別、年齢)を選定し、この選定した入力情報(選定入力情報)、すなわち、基礎身体指標(身長、性別、年齢)及びこの基礎身体指標に対応するユーザーIDについてのデータを体組成指標計算サーバー22に送信する(ステップS8)。
【0036】
続いて、体組成指標計算サーバー22では、この送信されたデータを受信すると、予め記憶している(ステップS61)基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式に、ステップS6においてPC13からインターネット101を介して送信された基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)及びステップS8において基礎身体指標記憶サーバー21から送信された基礎身体指標(身長、性別、年齢)を代入することによって体組成指標(体脂肪率)を計算し(ステップS9)、この計算した計算情報、すなわち、体組成指標(体脂肪率)及びこの体組成指標に対応するユーザーIDについてのデータを体組成指標記憶サーバー23に送信する(ステップS10)。なお、ここで、ステップS61において記憶している相関式は、管理者(事業者)サイドにおいて、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式の定数が修正されたり、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(内臓脂肪面積)の相関式に代えられたりすることによって、適宜変更される(ステップS62)。
【0037】
続いて、体組成指標記憶サーバー23では、この送信されたデータを受信して記憶する(ステップS11)。
【0038】
続いて、PC13では、測定結果を閲覧するために、ユーザー(被測定者、又は被測定者に対して指導や管理する者(例えば、医者、世帯を別にする家族など))によって、対象とするユーザー(被測定者)のユーザーIDが入力されると、この入力されたユーザーIDについてのデータを体組成指標記憶サーバー23に送信する(ステップS12)。
【0039】
続いて、体組成指標記憶サーバー23では、この送信されたデータを受信すると、記憶している計算情報、すなわち、体組成指標(体脂肪率)及びこの体組成指標に対応するユーザーIDについてのデータの中から、この送信されたユーザーIDに対応する体組成指標(体脂肪率)を選定し、この選定した計算情報(選定計算情報)、すなわち、体組成指標(体脂肪率)及びこの体組成指標に対応するユーザーIDについてのデータをPC13に送信する(ステップS13)。
【0040】
続いて、PC13では、この送信されたデータを受信すると、対象とするユーザー(被測定者)の体組成指標(体脂肪率)を表示部13aに表示する(ステップS14)。
【0041】
以上のような実施例1における体組成指標推定システムでは、基礎身体指標測定装置11による基礎身体指標の測定が移動型リレーキー12と連動することによって行い、体組成指標を算出するための相関式の変更を管理者サイド20において可能とし、移動型リレーキー12からのユーザーIDに基づいてデータを処理することから、ユーザー(被測定者)に対して、利用上負担なく、常に最良の体組成指標をより便利に提供することができる。
【実施例2】
【0042】
まず、図5の体組成指標推定システムの構成を示すシステム構成図を用いて、本発明の実施例2としての体組成指標推定システムの構成について具体的に説明する。
【0043】
実施例2における体組成指標推定システムは、基礎身体指標測定装置31と、移動型ID送信キー32と、リレー端末装置33と、PC(Personal Computer:パーソナルコンピューター)34及び/又は携帯電話器35とをユーザーサイド30に備え、基礎身体指標記憶サーバー41、体組成指標計算サーバー42及び体組成指標記憶サーバー43を管理者(事業者)サイド40に備える。そして、リレー端末装置33、PC34及び携帯電話器35と各サーバー41,42,43とは、インターネット101、携帯電話通信網102に接続されるものである。
【0044】
基礎身体指標測定装置31は、上述した基礎身体指標測定手段2に該当するもので、通電用電極31a及び測定用電極31bを体重計の載り台31cに有し、基礎身体指標として身体インピーダンス及び体重を測定する。また、赤外線、小電力無線などによるワイヤレス通信手段31dを有し、これによって移動型ID送信キー32からのデータ(ユーザーID)を受信し、リレー端末装置33にデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))を送信する。
【0045】
移動型ID送信キー32は、上述した基礎身体指標リレー手段3の一部に該当するもので、ユーザーを識別するためのユーザーIDを予め記憶し、また、携帯ライター程度の大きさで、赤外線、小電力無線などによるワイヤレス通信手段を有し、これによって基礎身体指標測定装置31にデータ(ユーザーID)を送信する。
【0046】
リレー端末装置33は、上述した基礎身体指標リレー手段3の一部に該当するもので、赤外線、小電力無線などによるワイヤレス通信手段を有し、これによって基礎身体指標測定装置31とデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))の通信を行う。また、リレー端末装置33は、記憶手段を有し、通信に係るデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))を記憶する。更に、リレー端末装置33は、この記憶しているデータ(ユーザーID、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重))を体組成指標計算サーバー42にインターネット101を介して送信する。
【0047】
基礎身体指標記憶サーバー41は、上述した体組成指標化処理手段6の一部に該当するもので、基礎身体指標測定装置31により測定される基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)と共になって体組成指標に相関関係をもたらす基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)とは別の基礎身体指標(身長、性別、年齢)、及びこの基礎身体指標(身長、性別、年齢)に対応するユーザーを識別するためのユーザーIDを記憶し、体組成指標計算サーバー42とデータの通信を行う。なお、この記憶される基礎身体指標(身長、性別、年齢)及びユーザーIDは、様々な手法により入力可能であり、例えば、基礎身体指標記憶サーバー41に有する入力操作部から入力したり、ユーザーサイドからインターネット101、携帯電話通信網102を通じて入力したりできる。
【0048】
体組成指標計算サーバー42は、上述した体組成指標化処理手段6の一部に該当するもので、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式を記憶し、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式に、リレー端末装置33によりインターネット101を介してユーザーIDとともに送信された基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)及び基礎身体指標記憶サーバー41によりユーザーIDとともに送信された基礎身体指標(身長、性別、年齢)を代入することによって体組成指標(体脂肪率)を計算し、この計算した体組成指標(体脂肪率)をユーザーIDとともに体組成指標記憶サーバー43に送信する。また、体組成指標計算サーバー42は、上述した相関式変更手段5に該当するもので、管理者(事業者)サイド40において記憶している基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式を変更可能である。例えば、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式の定数を修正したり、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(内臓脂肪面積)の相関式に代えたりすることができる。
【0049】
体組成指標記憶サーバー43は、体組成指標計算サーバー42により送信された体組成指標(体脂肪率)及びこの体組成指標(体脂肪率)に対応するユーザーを識別するためのユーザーIDを記憶し、PC34又は携帯電話器35による要求に基づいてこの記憶する体組成指標(体脂肪率)を送信する。
【0050】
次ぎに、図6及び図7の体組成指標推定システムの動作に基づくデータの流れについて示すフローチャートを用いて、本発明に係わる体組成指標推定システムの動作に基づくデータの流れについて具体的に説明する。
【0051】
図6及び図7は、最上段から順に、基礎身体指標測定装置31、移動型ID送信キー32、リレー端末装置33、PC34又は携帯電話器35、体組成指標計算サーバー42、基礎身体指標記憶サーバー41、体組成指標記憶サーバー43における処理の流れを示すとともに、これら各処理ルート間をラインで結ぶことにより相互の通信に基づくデータの流れを示す。また、特に終端子は示されていないが、以下説明される処理が適宜繰り返されるものである。
【0052】
まず、ユーザー(被測定者)が、移動型ID送信キー32の通信ボタン32aを押下すると、移動型ID送信キー32では、ユーザーIDについてのデータを基礎身体指標測定装置31にワイヤレスにて送信する(ステップS101)。
【0053】
続いて、基礎身体指標測定装置31では、この送信されたデータに基づいて、自動的に起動し、基礎身体指標(体重、身体インピーダンス)を測定し(ステップS102)、この測定した測定情報、すなわち、基礎身体指標(体重、身体インピーダンス)及びこの基礎身体指標に対応するユーザーID(すなわち、移動型ID送信キー32から送信されたユーザーID)についてのデータをリレー端末装置33にワイヤレスにて送信する(ステップS103)。
【0054】
続いて、リレー端末装置33では、この送信されたデータを受信して記憶し(ステップS104)、体組成指標計算サーバー42にインターネット101を介して送信する(ステップS105)。
【0055】
続いて、体組成指標計算サーバー42では、インターネット101を介してリレー端末装置33からのデータを受信すると、ユーザーIDについてのデータを基礎身体指標記憶サーバー41に送信する(ステップS106)。
【0056】
続いて、基礎身体指標記憶サーバー41では、この送信されたユーザーIDについてのデータを受信すると、予め入力され(ステップS151)記憶している(ステップS152)ところの入力情報、すなわち、基礎身体指標(身長、性別、年齢)及びこの基礎身体指標に対応するユーザーIDについてのデータの中から、この送信されたユーザーIDに対応する基礎身体指標(身長、性別、年齢)を選定し、この選定した入力情報(選定入力情報)、すなわち、基礎身体指標(身長、性別、年齢)及びこの基礎身体指標に対応するユーザーIDについてのデータを体組成指標計算サーバー42に送信する(ステップS107)。
【0057】
続いて、体組成指標計算サーバー42では、この送信されたデータを受信すると、予め記憶している(ステップS161)基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式に、ステップS105においてリレー端末装置33からインターネット101を介して送信された基礎身体指標(身体インピーダンス、体重)及びステップS107において基礎身体指標記憶サーバー41から送信された基礎身体指標(身長、性別、年齢)を代入することによって体組成指標(体脂肪率)を計算し(ステップS108)、この計算した計算情報、すなわち、体組成指標(体脂肪率)及びこの体組成指標に対応するユーザーIDについてのデータを体組成指標記憶サーバー43に送信する(ステップS109)。なお、ここで、ステップS161において記憶している相関式は、管理者(事業者)サイド40において、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(体脂肪率)の相関式の定数が修正されたり、基礎身体指標(身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢)と体組成指標(内臓脂肪面積)の相関式に代えられたりすることによって、適宜変更される(ステップS162)。
【0058】
続いて、体組成指標記憶サーバー43では、この送信されたデータを受信して記憶する(ステップS110)。
【0059】
続いて、PC34又は携帯電話器35では、測定結果を閲覧するために、ユーザー(被測定者、又は被測定者に対して指導や管理する者(例えば、医者、世帯を別にする家族など))によって、対象とするユーザー(被測定者)のユーザーIDが入力されると、この入力されたユーザーIDについてのデータを体組成指標記憶サーバー43に送信する(ステップS111)。
【0060】
続いて、体組成指標記憶サーバー43では、この送信されたデータを受信すると、記憶している計算情報、すなわち、体組成指標(体脂肪率)及びこの体組成指標に対応するユーザーIDについてのデータの中から、この送信されたユーザーIDに対応する体組成指標(体脂肪率)を選定し、この選定した計算情報(選定計算情報)、すなわち、体組成指標(体脂肪率)及びこの体組成指標に対応するユーザーIDについてのデータをPC34に送信する(ステップS112)。
【0061】
続いて、PC34又は携帯電話器35では、この送信されたデータを受信すると、対象とするユーザー(被測定者)の体組成指標(体脂肪率)を表示部34a,35aに表示する(ステップS113)。
【0062】
以上のような実施例2における体組成指標推定システムによると、基礎身体指標測定装置31による基礎身体指標の測定が移動型ID送信キー32と連動することによって行い、体組成指標を算出するための相関式の変更を管理者サイドにおいて可能とし、移動型ID送信キー32からのユーザーIDに基づいてデータを処理することから、ユーザー(被測定者)に対して、利用上負担なく、常に最良の体組成指標をより便利に提供することができる。
【0063】
なお、上述した実施例1,2では、基礎身体指標として、身体インピーダンス、体重、身長、性別、年齢について例示したが、これらのパラメーターに限定されるものではない。また、体組成指標として、体脂肪率、内臓脂肪面積について例示したが、筋肉量、体水分量、骨量などの推定も可能である。また、体組成指標として、新しい指標が出来た場合の推定も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の体組成指標推定システムの構成を機能的に示すシステム構成図である。
【図2】本発明の体組成指標推定システムの構成を示すシステム構成図である。(実施例1)
【図3】本発明の体組成指標推定システムの動作に基づくデータの前半の流れについて示すフローチャートである。(実施例1)
【図4】本発明の体組成指標推定システムの動作に基づくデータの後半の流れについて示すフローチャートである。(実施例1)
【図5】本発明の体組成指標推定システムの構成を示すシステム構成図である。(実施例2)
【図6】本発明の体組成指標推定システムの動作に基づくデータの前半の流れについて示すフローチャートである。(実施例2)
【図7】本発明の体組成指標推定システムの動作に基づくデータの後半の流れについて示すフローチャートである。(実施例2)
【符号の説明】
【0065】
1 身体指標取得ユニット
2 基礎身体指標測定手段
3 基礎身体指標リレー手段
4 身体指標管理ユニット
5 相関式変更手段
6 体組成指標化処理手段
7 身体指標確認端末ユニット
8 体組成指標確認端末手段
10、30 ユーザーサイド
11、31 基礎身体指標測定装置
11a 通電用電極
11b 測定用電極
11c 載り台
11d、31d ワイヤレス通信手段
12 移動型リレーキー
12a 通信ボタン
12b スライドキー
12c USB端子
13、34 PC
13a、34a 表示部
20、40 管理者(事業者)サイド
21、41 基礎身体指標記憶サーバー
22、42 体組成指標計算サーバー
23、43 体組成指標記憶サーバー
32 移動型ID送信キー
32a 通信ボタン
33 リレー端末装置
35 携帯電話器
35a 表示部
100 電気通信ネットワーク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気通信ネットワークを介して接続される、身体指標を取得する身体指標取得ユニットと前記身体指標取得ユニットにより取得された身体指標を管理する身体指標管理ユニットと前記身体指標管理ユニッットにより管理されている身体指標をユーザーに対して出力する身体指標確認端末ユニットとを備えた身体指標推定システムにおいて、
前記身体指標取得ユニットは、
体組成指標に相関関係をもたらす基礎身体指標を測定する基礎身体指標測定手段と、該基礎身体指標測定手段により測定された基礎身体指標を前記身体指標管理ユニットに前記電気通信ネットワークを介して送信する基礎身体指標リレー手段とを備え、
前記身体指標管理ユニットは、
基礎身体指標と体組成指標の相関式を記憶し、該記憶している相関式に従い、前記基礎身体指標リレー手段により送信された基礎身体指標に基づいた体組成指標を計算し、該計算した体組成指標を前記電気通信ネットワークを介して前記身体指標確認端末ユニットに送信する体組成指標化処理手段と、該体組成指標化処理手段により記憶している相関式を変更する相関式変更手段とを備え、
前記身体指標確認端末ユニットは、
前記体組成指標化処理手段により送信された体組成指標をユーザーに対して出力する体組成指標確認端末手段を備えた、
ことを特徴とする体組成指標推定システム。
【請求項2】
前記基礎身体指標リレー手段は、前記基礎身体指標測定手段により測定された基礎身体指標及び該基礎身体指標に対応するユーザーIDを記憶する移動型リレーキーと、該移動型リレーキーにより記憶している基礎身体指標及びユーザーIDを前記体組成指標化処理手段に前記電気通信ネットワークを介して送信するリレー端末装置とから成り、
前記基礎身体指標測定手段は、前記基礎身体指標の測定を前記移動型リレーキーと連動することによって行い、
前記移動型リレーキーは、前記基礎身体指標測定手段及び前記リレー端末装置とは別個に移動可能に形成したものである、
ことを特徴とする請求項1記載の体組成指標推定システム。
【請求項3】
前記基礎身体指標測定手段にユーザーIDを送信する移動型ID送信キーを更に備え、
前記基礎身体指標測定手段は、前記基礎身体指標の測定を前記移動型ID送信キーと連動することによって行い、
前記基礎身体指標リレー手段は、前記基礎身体指標測定手段により測定された基礎身体指標及び該基礎身体指標に対応するユーザーIDを記憶し、該記憶している基礎身体指標及びユーザーIDを前記体組成指標化処理手段に前記電気通信ネットワークを介して送信するリレー端末装置から成り、
前記移動型ID送信キーは、前記基礎身体指標測定手段及び前記リレー端末装置とは別個に移動可能に形成したものである、
ことを特徴とする請求項1記載の体組成指標推定システム。
【請求項4】
前記体組成指標確認端末手段は、ユーザーIDに対応する体組成指標を前記体組成指標化処理手段に前記電気通信ネットワークを介して要求し、
前記体組成指標化処理手段は、
前記基礎身体指標測定手段により測定される基礎身体指標と共になって体組成指標に相関関係をもたらす別の基礎身体指標、及び該基礎身体指標に対応するユーザーIDを記憶する基礎身体指標記憶サーバーと、
前記リレー端末装置により前記電気通信ネットワークを介してユーザーIDとともに送信された基礎身体指標及び前記基礎身体指標記憶サーバーによりユーザーIDとともに記憶している基礎身体指標に基づいた体組成指標を前記相関式に従って計算する体組成指標計算サーバーと、
前記体組成指標計算サーバーにより計算された体組成指標及び該体組成指標に対応するユーザーIDを記憶し、該記憶している体組成指標を前記体組成指標確認端末手段による要求に基づいて送信する体組成指標記憶サーバーとを備えた、
ことを特徴とする請求項2又は3記載の体組成指標推定システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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