説明

保冷容器及び輸送方法

【課題】 冷凍冷蔵車を使用した冷凍冷蔵配達においても、保冷容器の蓋を開けずに保冷容器の内部を冷却可能な保冷容器及び輸送方法の提供。
【解決手段】 開封部と断熱材により外部と断熱される収納部とを有する保冷容器において、前記開封部が開封/未開封識別手段を設けることが可能な構成を有しており、前記容器の一部に設けられている透熱性の部材により覆われた冷気取り込み口と、断熱材により前記冷気取り込み口を封鎖/開放可能な断熱蓋と、を有することを特徴とする、保冷容器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、保冷容器及び当該容器を用いた輸送方法に関し、より詳細には、冷凍食品、冷蔵食品、生鮮食品等の輸送において使用する保冷容器及び当該容器を用いた輸送方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、冷凍食品、冷蔵食品、生鮮食品等の荷物の輸送を行なう保冷輸送は、断熱材で覆われた保冷容器の中に荷物及び畜冷剤を収納しトラックの荷台に積んで配達を行なっていた。これらの配達に用いられる保冷容器として、例えば、断熱材として発泡材料を内装部に有する箱型の容器が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−285185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の保冷配達においては、通常のトラックを使用することを前提とされてきたが、積荷を冷凍及び/又は冷蔵可能な冷凍冷蔵車を使用することも可能である。このように冷凍冷蔵車を用いる場合、保冷容器の蓋を開けて当該容器内に冷気を取り込んでいた。このような冷気の取り込み方法では、配達作業員が配送中に荷物の梱包を開封することなり、心理的に嫌がられる傾向がある。そこで、本発明は、前記冷凍冷蔵車を使用した冷凍冷蔵配達においても、保冷容器の蓋を開けずに保冷容器の内部を冷却可能な保冷容器及び輸送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明(1)は、開封部(例えば、開封部101)と断熱材により外部と断熱される収納部(例えば、収納部S)とを有する保冷容器において、
前記開封部が開封/未開封識別手段(例えば、開口穴106a(1)及びb(1)、粘着テープT等)を設けることが可能な構成を有しており(例えば、開封部101)、
前記容器の一部に設けられている透熱性の部材により覆われた冷気取り込み口(例えば、冷気取り込み口102)と、
断熱材により前記冷気取り込み口を封鎖/開放可能な断熱蓋(例えば、断熱蓋103)と、
を有することを特徴とする、保冷容器である。
【0006】
本発明(2)は、荷物を入れ開封部に開封/未開封識別手段を付した前記発明(1)の保冷容器を冷凍冷蔵車に積み込む、積荷工程と、
前記積荷工程後、前記保冷容器の断熱蓋を開放し、前記保冷容器内に冷気を取り込む、断熱蓋開放工程と、
前記断熱蓋開放後、前記保冷容器を冷凍冷蔵車により運搬する、運搬工程と、
前記運搬工程後、配達先に荷物を渡す、荷物引渡し工程と、
を有する、荷物を低温状態のままで保持する輸送方法である。
【0007】
本発明(3)は、荷物引渡し工程の直前に、前記保冷容器の断熱蓋を封鎖する、断熱蓋封鎖工程を有する、前記発明(2)の輸送方法である。
【0008】
ここで、本明細書における各種用語について説明する。「冷凍冷蔵車」とは、冷凍と冷蔵が両方可能な車に限定されず、冷凍及び/又は冷蔵が可能な車を意味する。
【発明の効果】
【0009】
本発明(1)によれば、保冷容器の開封口を開封せずに、冷凍冷蔵車等の冷却された空間内の冷気を保冷容器の内部に取り込むことが可能となるという効果を奏する。
【0010】
本発明(2)及び(3)によれば、保冷容器の開封口を開封せずに、冷気を保冷容器内に取り込むことができるため、作業員が荷物の梱包を開封することなく、冷凍冷蔵車で荷物を冷却しながら低温のままで運送することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、第一の形態に係る保冷容器の正面斜視図である。
【図2】図2は、第一の形態に係る保冷容器の正面斜視図である。
【図3】図3は、第一の形態に係る保冷容器の背面斜視図である。
【図4】図4は、第二の形態に係る保冷容器の正面斜視図である。
【図5】図5は、第二の形態に係る保冷容器の正面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
《保冷容器》
以下、図面を参照しながら、本発明における最良形態について説明する。本最良形態における保冷容器は、典型的には保冷バッグ(更に詳細にはトートバッグ)、保冷箱であるが、これに限定されず、他の形状の容器であってもよい。尚、本最良形態は、あくまで本発明の保冷容器の一例に過ぎず、当該形態に何ら限定されるものではない。
【0013】
第一の形態(保冷バッグ)
図1〜3を参照して、第一の形態に係る保冷容器を詳細に説明する。図1は、本最良形態に係る保冷容器100(1)の正面斜視図である。本最良形態に係る保冷容器100(1)は、開封部101(1)を有し、断熱材により外部と断熱される収納部Sを有する。更に、保冷容器100(1)は、当該開封部101(1)が開封/未開封識別手段を設けることが可能な構成を有しており、容器の一部に設けられている透熱性の部材により覆われた冷気取り込み口102(1)と、断熱材により前記冷気取り込み口を封鎖/開放可能な断熱蓋103(1)とを有する。以下、各具体的構成について詳細に説明する。
【0014】
ここで、本最良形態に係る容器はバッグ形状を有している。バッグの形状は特に限定されないが、例えば、持ち手104(1)を有するトートバッグ形状が挙げられる。また、当該バッグの内部には、冷凍食品、冷蔵食品、生鮮食品等の荷物を収納可能であり、断熱材により外部と断熱される収納部Sが形成されている。当該バッグの素材は、断熱材として機能すれば、特に限定されないが、例えば、外装生地と内装生地と中材とから構成される断熱生地であることが好適である。ここで、中材は、周知の断熱材を用いることが可能であり、特に限定されないが、例えば、発泡ポリオレフィンシート、特には独立気泡の発泡ポリエチレンシート、発泡ポリウレタンシート、不織布からなる断熱材が挙げられる。また、外装生地としては、特に限定されないが、例えば、ポリエステル繊維のオックスフォード生地、平織り生地、ドビー織り生地、ジャガード織り生地、タフタ生地、が挙げられる。内装生地としては、特に限定されないが、冷気を容器内に閉じ込めるのに熱反射できるアルミ蒸着フィルムが挙げられる。尚、バッグの素材は、柔軟性を有することが好適である。柔軟性を有することにより、例えば、折りたたみ可能となる。また、上記三層からなる断熱生地をキルティング加工したものでも良い。
【0015】
開封部101(1)は、例えば、スライダー105(1)を有するファスナーから構成される。ここで、本最良形態に係る開封部101(1)は、開封/未開封識別手段を設けることが可能な構成を有する。ここで、当該構成として、例えば、二つのスライダー105a(1)及びb(1)を設けて、更に、各々のスライダーに開口穴106a(1)及びb(1)を設けた構成が挙げられる。当該構成を有することにより、例えば、図1(下図)に示すように、一端に紙製のタグを取り付けた粘着テープTを上記スライダーの上記開口穴106a(1)、106b(1)に通し、粘着テープの他端を、一端の紙製のタグに接合し、開封/未開封識別手段とすることが可能である。その他、図示しないが、開口穴を有するスライダーを一つ設けて、ファスナーを閉じ、スライダーが開封部の一端に位置する状態にした際に、バック本体の当該スライダーに近接する位置に開口穴を形成してもよい。上記バックの開口穴は、バック本体の縫い目に二つ折りに縫いこんだラベルに設けるとよい。当該図示しない構成によっても、例えば、紙製の支持体を有する粘着テープを、スライダーの開口穴と、上記ラベルにある開口穴とに通して接合することにより、開封/未開封識別手段を設けることが可能な構成となる。
【0016】
続いて、本発明の一特徴的部分である冷気取り込み口102(1)及び断熱蓋103(1)について説明する。ここで、本最良形態に係る冷気取り込み口102(1)は、本最良形態に係る保冷容器の側面部に形成されていることが好適である。ここで、冷気取り込み口102(1)は、その略全面を透熱材107(1)により覆われている。当該構成を有することにより、冷気取り込み口102(1)から荷物の出し入れができないようにすると共に、冷気取り込み口102(1)から冷凍冷蔵車の内部の空気等の冷却された外気から冷気を取り込むことができる。冷気取込口の周縁は、容器本体と縫い付けられており、断熱蓋を閉めたときに、断熱蓋を封鎖する固定手段が一部または全周に設けられる。冷気取込口は、保冷容器の2側面のそれぞれに設けても良い。2側面に冷気取込口があることで、容器内の冷気の置換が行われやすく、冷却効果も高まる。ここで、透熱材としては、冷気を保冷容器内に取り込むことが可能であれば、特に限定されないが、例えば、金網、樹脂製の格子状網、漁網程度の網目状編み物あるいは織物、水泳キャップ等に使用されている伸縮性のある編みこみのメッシュ生地が挙げられる。
【0017】
続いて、断熱蓋103(1)は、当該冷気取り込み口102(1)を封鎖/開放可能に形成されている。図1には、断熱蓋103(1)が開放状態にある場合の様子が示されており、図2には、当該断熱蓋が封鎖状態にある場合の様子が示されている。本最良形態に係る断熱蓋103(1)の素材としては、断熱性能を有すれば、特に限定されないが、先述したバックと同様の素材が挙げられる。ここで、断熱蓋103(1)は、冷気取り込み口102(1)の全面を覆う程度の面積を有している。更に、冷気取り込み口102(1)の下部で本最良形態に係るバッグと縫い合わされている縫製部110(1)を有しており(図2)、当該縫製部を支点にして封鎖/開放可能に構成されている。このように、下部に縫製部を形成することにより、上部に縫製部を形成した場合と異なり、断熱蓋103(1)を開放状態にした場合でも、重力により当該蓋が自動的に封鎖状態になることを防ぐことが可能となる。更に、冷気取り込み口102(1)の上部と、断熱蓋103(1)の上部には、封鎖状態に固定可能な固定手段を有し、例えば、面ファスナー111(1)が設けられている。尚、面ファスナーは冷気取り込み口102(1)及び断熱蓋103(1)の上部のみに限定されず、全面に設けられていてもよい。また、断熱蓋103(1)の上部には、封鎖状態から開放状態へとしやすいように把手112(1)を設けてもよい。図示しないが、更に、開放状態とした断熱蓋103(1)を固定可能な固定手段を有していてもよく、例えば、当該固定手段として面ファスナーが設けられる。
【0018】
図3は、本最良形態に係る保冷容器の背面斜視図である。保冷容器の一部に伝票入れ113(1)を設けてもよい。また、伝票入れは、透明な素材で構成されていることが好適である。当該構成を有することにより、中に入っている伝票を視認することができる。
【0019】
第二の形態(保冷箱)
図4及び図5を参照して、第二の形態に係る保冷容器100(2)を詳細に説明する。第一の形態と第二の形態とは基本的に構成要素が共通するので、共通する点については、対応する符号を付して詳細な説明は省略する。第二の最良形態においては、容器が箱形状である点で、第一の形態と相違する。以下、当該相違点について詳細に説明する。
【0020】
まず、本最良形態に係る保冷容器100(2)の概観構成を説明する。前述のように、本最良形態に係る保冷容器100(2)は、箱形状を有している。具体的には、図5に示すように、閉鎖時の当該容器100(2)は、左右(右のみ図示)に配された側面部114(2)と、前に配された前面部118(2)と、天井に配された上面部119(2)と、底に配された底面部115(2)と、図示しない背面に配された後面部と、の6面から構成される。更に、図5に示すように、左右側面部114(2)と前面部118(2)との接辺部分(図中に見える2箇所)及び左右側面部114(2)と後面部との接辺部分(2箇所)は、冷気が漏れないよう縫い合わせされている。そして、図4及び図5に示すように、2つの側面部114(2)及び底面部115(2)は一体化した素材から構成されており、当該素材を二箇所折りすることでこれら3面を形成している。更には、図4及び図5に示すように、上面部119(2)及び後面部も一体化した素材から構成されており、当該素材を一箇所折りすることでこれら2面を形成している。加えて、図5に示すように、上面部119(2)と後面部を構成する素材は、上面部119(2)から更に延伸しており、閉鎖時に前面部118(2)と上面部119(2)との密閉性を保ち当該間から冷気が漏れるのを防止する密閉部101(2)を有している。また、図4に示すように、閉鎖時に対向するよう、密閉部101(2)の裏面及び前面部118(2)には面ファスナー116(2)がそれぞれ設けられている。更には、図5に示すように、上面部119(2)の両側面端部にスライダー105(2)つきファスナーが設けられており、閉鎖時に当該ファスナーを閉鎖することで上面部119(2)と両側面部114(2)との密閉性が保たれる。このような構成の保冷容器100(2)においては、図4に示すように、密閉部101(2)及び上面部119(2)を開放することで、両方の側面部114(2)・前面部118(2)・底面部115(2)・後面部とから構成される収納部Sに、冷凍食品、冷蔵食品、生鮮食品等の荷物が収納可能となる。尚、素材(特に断熱材)については第一形態と基本的に共通するが、本最良形態に係る保冷容器100(2)では、中材として、発泡ポリオレフィンシート、特には独立気泡の発泡ポリエチレンシート、発泡ポリウレタンシート、不織布からなる断熱材が挙げられ、これらは、箱体を折り曲げることができる一方、軽量で形状保持できることから、発泡倍率の低い低密度な上記発泡シートが好ましい。
【0021】
尚、本最良形態では、開封の際、密閉部101(2)を引き上げた後に上面部119(2)を更に引き上げることで収納部Sが開放状態となるので、密閉部101(2)及び上面部119(2)の両方が、特許請求の範囲にいう「開封部」に相当する。但し、特許請求の範囲にいう「開封部」はこれに限定されず、本最良形態のような密閉部101(2)が無い形態、例えば、上面部と側面部と同様、上面部と前面部をスライダーつきファスナーで密閉する形態においては、上面部が、特許請求の範囲にいう「開封部」に相当する。
【0022】
次に、本発明に係る構成要素を詳述すると、図4及び図5に示すように、本最良形態に係る冷気取り込み口102(2)及び断熱蓋103(2)は、上面部119(2)に形成されている。但し、他のいずれの面{側面部114(2)、前面部118(2)、後面部}に形成されていてもよい。尚、冷気取り込み口102(2)及び断熱蓋103(2)の構成は、第一の形態と共通するため説明を省略する。
【0023】
また、図4及び図5に示すように、閉鎖時(図5参照)に近接する位置に開口穴が、密閉部101(2)及び前面部118(2)のそれぞれに形成されている。具体的には、これら開口穴は、密閉部101(2)及び前面部118(2)のそれぞれに二つ折りに縫いこんだラベル117a(2)及び117b(2)に設けられている。そして、閉鎖時には、第一の形態の場合と同様、これらの開口穴に開封/未開封識別手段を付することになる。尚、前述したような上面部119(2)と両側面部114(2)に設けられたスライダーつきファスナーを開封/未開封識別手段を設けることが可能な構成としてもよい。この場合、例えば、第一の形態と同様にスライダーを二個設ける構成とすればよい。
【0024】
《輸送方法》
本最良形態に係る輸送方法は、積荷工程と、断熱蓋開放工程と、運搬工程と、荷物引渡し工程とを有する。以下、各工程について詳細に説明する。
【0025】
積荷工程は、荷物を入れ開封部に開封/未開封識別手段を付した本発明に係る保冷容器100を冷凍冷蔵車に積み込む工程である。また、保冷容器内には、畜冷剤が含まれていてもよい。当該積荷工程前に、配送先の住所等を確認して伝票を記載して伝票入れ113に入れる。更に、当該積荷工程においては、保冷容器100の断熱蓋103は封鎖状態となっている。
【0026】
断熱蓋開放工程は、保冷容器100の断熱蓋103を開放し、前記保冷容器内に冷気を取り込む工程である。ここで、断熱蓋103を開放することにより、冷気取り込み口102の透熱材を介して、冷凍冷蔵車内の冷却された外気を保冷容器内に取り込むことが可能となる。当該冷気の取り込みにより、荷物が冷却され低温状態を保つことができる。更に、保冷容器内に畜冷剤が入っている場合には、当該畜冷剤も同時に冷却されるため、冷凍冷蔵車から外に持ち出した場合であっても、当該畜冷剤によって保冷容器内を低温状態に保ち易くなる。
【0027】
当該断熱蓋開放工程後、保冷容器を冷凍冷蔵車により運搬する運搬工程を経て、配達先に荷物を渡す、荷物引渡し工程が行われる。荷物引渡し工程の直前に、前記保冷容器の断熱蓋を封鎖する、断熱蓋封鎖工程を有することが好適である。当該工程により、保冷容器内を断熱材により外部と断熱される状態とすることができる。当該荷物引渡し工程においては、断熱蓋は封鎖状態として運び、更に、当該荷物を引き渡す。
【符号の説明】
【0028】
100:保冷容器
101:開封部
102:冷気取り込み口
103:断熱蓋
104:持ち手
105:スライダー
106:開口穴
107:透熱材
110:縫製部
111:面ファスナー
112:把手
113:伝票入れ
S:収納部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開封部と断熱材により外部と断熱される収納部とを有する保冷容器において、
前記開封部が開封/未開封識別手段を設けることが可能な構成を有しており、
前記容器の一部に設けられている透熱性の部材により覆われた冷気取り込み口と、
断熱材により前記冷気取り込み口を封鎖/開放可能な断熱蓋と、
を有することを特徴とする、保冷容器。
【請求項2】
荷物を入れ開封部に開封/未開封識別手段を付した請求項1記載の保冷容器を冷凍冷蔵車に積み込む、積荷工程と、
前記積荷工程後、前記保冷容器の断熱蓋を開放し、前記保冷容器内に冷気を取り込む、断熱蓋開放工程と、
前記断熱蓋開放後、前記保冷容器を冷凍冷蔵車により運搬する、運搬工程と、
前記運搬工程後、配達先に荷物を渡す、荷物引渡し工程と、
を有する、荷物を低温状態のままで保持する輸送方法。
【請求項3】
荷物引渡し工程の直前に、前記保冷容器の断熱蓋を封鎖する、断熱蓋封鎖工程を有する、請求項2記載の輸送方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−173734(P2010−173734A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−22007(P2009−22007)
【出願日】平成21年2月2日(2009.2.2)
【出願人】(000119232)株式会社イノアックコーポレーション (1,145)
【出願人】(597053038)中村被服株式会社 (7)
【Fターム(参考)】