説明

健康枕

【課題】 睡眠や横たわった姿勢で休息する場合に使用される枕は、其の使い心地や使い勝手が重要な要素であることから、健康枕・安眠枕などとして形状や機能に関する様々な提案がなされているが、例えば遠赤外線や、ある種の低線量放射線やマイナスイオンなどによる生体刺激作用を利用する枕においては、高価な素材を特別な加工して用いており、素材の供給量やコストの面で問題がある。
【解決手段】 本発明は遠赤外線や、その他の低線量放射線を放射する素材として、安価でかつ大量に入手可能な溶岩を砕いて、溶岩砕片を素材とした枕を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は溶岩の特性を利用した健康枕に関するものである。
【背景技術】
【0002】
【特許文献1】特開2004−305443号公報
【特許文献2】特開2005−139059号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
睡眠や横たわった姿勢で休息する場合に使用される枕は、其の使い心地や使い勝手が重要な要素であることから、健康枕・安眠枕などとして形状や機能に関する様々な提案がなされている。
しかしながら、例えば特許文献1・特許文献2のように遠赤外線や、ある種の低線量放射線やマイナスイオンなどによる生体刺激作用を利用する枕においては、高価な素材を特別な加工をして用いており、素材の供給量やコストの面で問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本発明は遠赤外線や、その他の低線量放射線を放射する低線量放射能を持つ溶岩を砕いた溶岩砕片を素材とした枕を提供するものである。
【発明の効果】
【0005】
溶岩は一般に遠赤外線や微量の放射線を放射する放射能があるとされている、このような特性を持つ溶岩を砕いた砕片を枕の材料として用いれば、遠赤外線や微量放射線の作用により血行が促進され、肩こりの解消や精神安定効果により安眠や安らぎに寄与し、健康促進が期待できる。更に噴火の沈静後において其の処分に困っている溶岩活用が促進され、いわゆる健康枕の低コスト化を実現できる。
【実施例1】
【0006】
図1、図2において、ファスナーなど開閉手段2で開閉自在とした袋状枕カバー1の中に、布製の袋に直径約6mm程度の大きさに破砕した溶岩砕片4を充填した包装体3を収納する。
【実施例2】
【0007】
図1、図3において、ファスナーなど開閉手段2で開閉する袋状枕カバー1の中に、布製の袋に直径約6mm程度の大きさに破砕した溶岩砕片4に、そば殻や発泡ウレタンなどの緩衝材5を混ぜて充填した包装体を収納する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明による健康枕の外観斜視図
【図2】本発明の実施例1による健康枕の断面図
【図3】本発明の実施例2による健康枕の断面図
【符号の説明】
【0009】
1 枕カバー
2 開閉手段
3 包装体
4 溶岩砕片
5 緩衝材
6 枕本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開閉自在な袋状枕カバーの中に、布製の袋に直径約6mm程度の大きさに破砕した溶岩砕片を充填した包装体を収納したことを特徴とする健康枕。
【請求項2】
開閉自在な袋状枕カバーの中に、布製の袋に直径約6mm程度の大きさに破砕した溶岩砕片と、そば殻や発泡ウレタンなどの緩衝材とを混ぜて充填した包装体を収納したことを特徴とする健康枕。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−105428(P2007−105428A)
【公開日】平成19年4月26日(2007.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−325319(P2005−325319)
【出願日】平成17年10月13日(2005.10.13)
【出願人】(301037752)株式会社植藤 (5)
【Fターム(参考)】