説明

偽造防止効果を高めたICカード

【課題】 カード表面にID固有情報を記録した識別体を有する偽造防止効果を高めたICカードを提供する。
【解決手段】 本発明の偽造防止効果を高めたICカードは、ICカード基材に、メモリーを有するICチップと強磁性材箔からなる識別体13を設けたICカードであって、当該識別体にID固有情報を記録し、当該記録された情報と同一のID固有情報をICチップのメモリーに記憶させたことを特徴とする。上記において、強磁性材13aをアモルファス強磁性材とすることができ、ICカードが磁気記録のための磁気ストライプ14を有するものとすることができ、また、強磁性箔からなる識別体の表面にホログラム層13hを有するようにすることができる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造防止効果を高めたICカードに関する。詳しくは、ICカードにアモルファス強磁性材箔からなる識別体を設け、当該識別体にICチップに記録された固有情報と同一のID固有情報を記録したICカードに関する。
【0002】
【従来技術】従来よりICチップを使用したICカードは、データの解析が困難なことから高度なセキュリティー媒体として使用されてきた。しかし、近年、解読技術やコンピュータ処理速度の向上により暗号化した内容の解析も比較的短時間にされる場合も生じるようになってきた。したがって、ICチップの暗号ソフトが解析され、ICチップの製造複製が可能になった場合、元のカード基材はいとも簡単に入手可能なため、ICチップ付きカードの製造は容易になされることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明ではICチップ暗号ソフトが解析された場合でも、元のカード基材に偽造が極めて困難なID固有性を持たせることで、ICカードそのものの偽造を防止しようとするものである。ID固有性の持たせ方としては、材料的に偽造が極めて困難な強磁性材、特にアモルファス強磁性材を利用し、ICチップ内データと対応したデータを当該強磁性材に持たせることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための本発明の要旨は、ICカード基材に、メモリーを有するICチップと強磁性材箔からなる識別体を設けたICカードであって、当該識別体にID固有情報を記録し、当該記録された情報と同一のID固有情報をICチップのメモリーに記憶させたことを特徴とする偽造防止効果を高めたICカード、にある。かかるICカードであるため偽造、複製が困難である。
【0005】上記において、強磁性材箔がアモルファス強磁性材箔であること、ICカードが磁気記録のための磁気ストライプをさらに有すること、識別体の表面にホログラム層を有するようにすることもでき、この場合は偽造、複製が一層困難なものとなる。また、強磁性材箔からなる識別体への記録がレーザービームでされるようにすれば、高密度に記録した識別体が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の偽造防止効果を高めたICカードは、メモリーを有するICチップとアモルファス強磁性材箔からなる識別体をICカード基材に設け、当該識別体にID固有情報を記録し、当該記録された情報と同一のID固有情報をICチップのメモリーに記憶させている。このような構成からなることにより識別体自体の製造が困難であるとともに、識別体にICチップに記憶された固有情報と同一のID固有情報を記録することが困難であることから、偽造、複製は一層困難なものとなる。
【0007】以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明することにする。図1は、本発明のICカードを示す図であり、図1(A)は平面図、(B)は図1(A)のA−A線に沿う断面を示している。図1のように、本発明のICカードは、プラスチックからなるカード基材11にICチップ12が埋設されてなり、当該ICチップはメモリーを有し、メモリーには通常の取引事項が記録される他、ICカードの利用者に関するID固有情報が記録されている。13は識別体であり、カード基材11に粘着剤13nを介して強磁性材13aが転写されている。当該強磁性材には前記のようにICチップに記録されたと同一のID固有情報が記録されている。さらに、ICカードには通常の磁気記録のための磁気ストライプ14を有することが好ましく、カード利用者名を記名するエンボス領域15も設けられる。識別体13は、図1(A)のようにカード表面側でもよく、ICチップの裏面側に設けてもよい。また、強磁性材箔のカード表面側となる面には、ホログラム層13hを有することが好ましく、これにより偽造、複製を一層困難なものとすることができる。
【0008】図1の場合、ICチップは外部装置接続用端子基板12cを有し、接触型ICカードを示しているが、外部装置と非接触で交信するものであってもよい。図示しないが、この場合は、カード基材内にICチップが埋設されるとともに交信用のアンテナコイルがカード基材内に設けられる。
【0009】識別体に記録する内容は、ICチップに記録する固有情報の数値等と同一のものでも良く、何らかのアルゴリズムにより1対1で関係づけられる数値、文字、記号等であっても良い。暗証番号をも記録するか否かはカード発行者に委ねられる事項である。識別体の記録内容は通常書き換えることはできない内容となるので、常時、変更を必要とするようなID固有情報は避けることが好ましい。識別体の磁性層にレーザービームで書き込んだ場合に、0.2mmの幅で書き込み、かつ読み取れることが確認されており、1mm幅で5ビット、8mm幅で5バイトの記録ができることになる。すなわち、2〜3cm幅の強磁性材箔を転写すれば、かなりのID固有情報を記録することができる。
【0010】次に、本発明のICカードの発行手順について説明する。図2は、ICカードの発行手順の例を示す図である。図2(A)は生カードの状態であり、生カード右下には、強磁性材箔またはホログラム付き強磁性材箔からなる識別体13が転写されている。次に、図2(B)は、エンボス/エンコード処理の工程を示す、磁気ストライプ14へのエンコードとエンボス領域15へのカード利用者の氏名等のエンボスがなされる。図2(C)は、ICチップへのエンコード処理を示す図である。ICチップのメモリーには特定のデータ、例えば「××××aaaa××××」が記録される。このデータの内、「aaaa」の固有データ部分のみを、ICチップ内の特定固有データとして、強磁性材箔からなる識別体13にレーザービームにて描画加工して本発明の偽造防止効果を高めたICカードが完成する(図2(D))。描画の際、ICチップの固有データに対してリンク付けに暗号処理(例えば、スクランブル化)したデータを付与して識別体に記録すれば、解読が困難なことから偽造、複製が一層困難になる。なお、レーザービームによる描画加工は金属部分に対してのみされるので、ホログラム層を介して描画してもホログラム層が損傷することはない。もし、強磁性材層とホログラム層との間にアルミ等の金属反射層がある場合は双方の金属層に対して加工がされることになる。
【0011】発行されるICカードのICチップメモリーには、多種のアプリケーションに対応した暗号化アルゴリズムが書き込まれる。これらは多用されるアメリカデータ標準局のDESのような慣用暗号系であってもRSA暗号系やエルガマル暗号系のような公開暗号系であってもよい。このように暗号化することにより、たとえ信号が読み出されたとしても信号の解読を困難にすれば、ICカードの偽造を一層困難にすることができる。例として、EC諸国で使用されている電子マネーとしての利用を考えた場合、オンライン取引をするための属性データの確認は磁気ストライプで行い、利用履歴等の追記/書き換えデータはICチップ内で処理される。真正なカードであるか否かはICチップ内の特定固有データで確認するのが一般的であるが、強磁性材箔からなる識別体の記録データを専用の読み取り装置で認識の上、ICチップ内データとの整合を確認し、カードの真正をチェックすることもできる。このようなICカードの読み取り装置の構成としては、ICカード用のリーダライタ、磁気ストライプ用のリーダライタ、識別体のリーダと3つの読み取り部が必要となり、回路を一体化したスタンドアローン形式の装置が推奨される。
【0012】次に、本発明のICカードに使用する識別体について説明する。図3は、ホログラム付き強磁性材転写箔を示す断面図である。識別体13は、このような強磁性材転写箔をカード基材に転写することにより形成する。強磁性材転写箔23は、支持体となる基材231上に離型層232を介して光回折格子またはホログラムパターンが形成された樹脂層233を設け、その表面に強磁性材を蒸着またはスパッタ等の気相法で形成して磁性層兼反射層を形成するかまたは別にアルミニウム等の光反射層を介在させて通常の光輝性転写箔と同等の反射効果を持たせたうえで強磁性材層234を設けた構成からなるもので、ホログラムによる特有の光輝性および3次元表示効果と強磁性材箔による磁気特性から、通常の光輝性転写箔や磁気転写箔では得られない複合した効果を有し、偽造、改ざん困難性を高めたものとなる。
【0013】強磁性材転写箔23は前記樹脂層の光回折格子またはホログラムパターンの微細凹凸に追従するように設けることにより、該強磁性材薄膜層に該光回折格子またはホログラムパターンに応じた特徴的な磁気情報特性を保持させることもできる。強磁性材層234上には、被転写媒体であるICカードに熱接着するためのヒートシール剤層または粘着剤層235が設けられる。
【0014】以下、強磁性材転写箔の各構成要素についてさらに詳細に説明する。基材231としては、耐溶剤性および耐熱性のある樹脂フィルムが使用でき、一般的にはポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂フィルムをはじめとしてポリアミド樹脂フィルム、ポリイミド樹脂フィルム、セルロース系樹脂フィルム、等が挙げられる。厚さは、5〜100μm程度、好ましくは、10〜50μmの厚さが推奨できる。
【0015】離型層232は、樹脂層233を基材231に剥離性を有して密着させるためのものであって、転写後には樹脂層をある程度保護する役割をもするものである。この層の材質としては、十分な透明性があり、耐摩擦性、耐汚染性、耐溶剤性を有する樹脂が用いられる。このような離型層の厚さは、0.5〜5μm程度が好ましく、さらに好ましくは、1〜 3μmの範囲である。
【0016】ホログラムパターンを形成する樹脂層233を構成する材料は、ホログラムの微小凹凸形状を付与できうる合成樹脂が使用できる。この合成樹脂としては、熱可塑性合成樹脂、例えばポリ塩化ビニル、アクリル樹脂(例えばポリメチルメタクリレート等)、ポリカーボネート、もしくはポリスチレン等、または熱硬化性合成樹脂、例えば不飽和ポリエステル、メラミン、エポキシ、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、もしくはトリアジン系(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0017】次に、強磁性材は、結晶性あるいはアモルファスのものであっても良く、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)のいずれか1種または2種以上の組み合わせからなる磁性材料を主成分として、これに、ほう素(B)、炭素(C)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、珪素(Si)、燐(P)、硫黄(S)、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)、ニオブ(Nb)、モリブテン(Mo)、パラジウム(Pd)、銀(Ag)、インジウム(In)、錫(Sn)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、金(Au)、鉛(Pb)から選ばれた数種の金属または非金属元素の添加物から構成されている。
【0018】強磁性材の形成は、主成分となる鉄、コバルト、ニッケルからなる合金と添加元素からなる材料あるいはこれらの混合物をターゲット材または蒸着源として、スパッタリング、蒸着、イオンプレーティングなどの真空プロセスを用いた手段で光回折格子またはホログラムパターン層上に形成する。強磁性材層234の厚みは、50〜500nmが適切である。当該層の下限値が50nm以下となる理由は、磁性体層の厚みが薄くなるため、磁性体の絶対量の減少と共に飽和磁束が減少し、磁気信号が小さくなるためであり、真偽判定に用いる磁気信号を得るためには磁性体の厚みは、50nm以上が必要となるためである。また、500nmが上限値となる理由は、他の方法で作製した磁性体膜(通常は厚さ1μm以上)と明確な区別をつけるためであり、これ以上厚くすることは避けることが好ましいからである。さらに、これ以上の厚さとなる場合は、膜の内部応力によるカール等で強磁性材転写箔の特性が悪くなり、しわ、クラックが発生する場合があるからである。強磁性材転写箔の生産性および磁気信号の安定性から、好ましい当該層の厚さは、150〜300nmの範囲である。
【0019】このような強磁性材は、Hc(保磁力)、Bm(飽和磁束密度)において特異な特性を示し、その磁気特性から通常印加の磁界強度とその磁界によって磁化される磁性体の磁束密度とは非線形のB−H特性(ヒステリシス曲線)を有するので、一般の磁性材料とは明確に区別することができる。図4は、磁性材のヒステリシス曲線を示すもので、強磁性材では、(A)のように、強磁性材層234は保磁力Hcが小さく、かつ高角型比(0.8〜1.0)のB−Hヒステリシス曲線が得られる。一方、一般の磁性材料では、図4(B)のように、飽和磁束密度Bmが減少し保磁力Hcが増大し低角型比(0.5以下)のヒステリシス特性が得られる。
【0020】図示しないが、光回折格子またはホログラムパターンを形成した樹脂層233と、強磁性材層234との間には、光反射層として非磁性金属膜を設けることができる。このようにする場合には強磁性材薄膜の色に影響されることなしに、非磁性金属の光沢色が反射光として外部から観測されるようになり、外見上は一般の光回折格子またはホログラムと変わらない強磁性材転写箔が与えられる。このような光反射層は反射性の非磁性金属材料が使用され、金、銀、アルミニウム、クロム、ニッケル等が使われる。一般的にはコストおよび技術上の問題からアルミニウムが好ましく採用され、その厚さは、10nm〜200nm程度の厚みに形成するが、好ましくは20nm〜100nm程度の厚みである。
【0021】ヒートシール剤層または粘着剤層235は、強磁性材転写箔23を所定の被転写媒体に転写した際に、十分な接着強度を得るためのものであり、用途に合わせて従来より公知のヒートシール剤や粘着剤が用いられる。ヒートシール剤としては、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系樹脂、エポキシ系樹脂があげられ、また、粘着剤としては、アクリル系、ゴム系のものがあげられる。その塗布厚みは、1〜数μm以内のものであってよい。
【0022】なお、強磁性材転写箔は、サーマルヘッド等によりカードに転写後にレーザービームによりID固有情報を描画して記録する。この描画は転写前のロール原反に記録して転写することも可能であるが、個々のカードに対して記録するため、工程上は転写後に描画することが好ましい。
【0023】
【実施例】以下、図1〜図3を参照して本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
<強磁性材転写箔の作製>強磁性材転写箔の基材231として、平滑性が良く透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製「ルミラー25T60」)〔厚み;25μm〕に剥離性を与えるため、メチルメタクリレート系アクリル樹脂をトルエンに希釈してグラビア印刷法により薄層の離型層232として塗工した。
【0024】常温で固体であり熱成形性を有する樹脂層、例えば常温で固体の紫外線硬化性樹脂層233を厚み、3μmに塗工し、この面にホログラムパターンが凹凸状に形成されている原版を加圧接触させて、ホログラムパターンを樹脂層表面に転写すると同時に透明なフィルムの背後から紫外線を照射して樹脂層を硬化させてホログラムパターンを形成した。
【0025】続いて、このホログラムパターン面に、Alによる蒸着膜を厚み、30nmに形成してから、鉄Fe−珪素Si系からなる強磁性材層234をスパッタリング法で、膜厚0.2μmになるように形成した。さらに、強磁性材層上に、塩酢ビ系ホットメルトヒートシール剤を1μmの厚みに塗布した後、スリッタ機を使用して、幅15mmにスリッタして、強磁性材転写箔23を完成した。
【0026】<ICカードへの転写>この強磁性材転写箔を塩化ビニル製のICチップ装着済のカード基材に加熱ローラを使用して135°C、0.7秒に加熱して転写し識別体とした。その際、基材231を離型層232から剥離して除去した。転写後は表面にアルミによる光反射層が現れるので、顕著な光回折効果を視認することができた。
【0027】この識別体13に、ICチップに記録したとID固有情報「1234」の数値と同一の数値を、YAGレーザー(波長1064nm、ビーム径約50μm)により0.2mmの幅で描画して記録することができた。
【0028】
【発明の効果】以上に詳述のように本発明の偽造防止効果の高いICカードでは、複製困難な識別体が貼着されているので、カード基材そのものの偽造を防止できる他、ICチップ内の特定固有データと識別体の強磁性材箔上に記録されたデータがリンク付けされていることから、ICカード自体の偽造、複製を強力に防止できる。識別体へのリンク付けしたデータの付与は、ICカード発行時点で容易に行うことができ、かつリンク付けに暗号処理したデータを付与すれば、さらに偽造防止効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のICカードを示す図である。
【図2】 ICカードの発行手順の例を示す図である。
【図3】 ホログラム付き強磁性材転写箔を示す断面図である。
【図4】 磁性材のヒステリシス曲線を示すものである。
【符号の説明】
11 カード基材
12 ICチップ
13 識別体
14 磁気ストライプ
15 エンボス領域
23 強磁性材転写箔
231 基材
232 離型層
233 樹脂層
234 強磁性材層
235 ヒートシール剤層または粘着剤層

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ICカード基材に、メモリーを有するICチップと強磁性材箔からなる識別体を設けたICカードであって、当該識別体にID固有情報を記録し、当該記録された情報と同一のID固有情報をICチップのメモリーに記憶させたことを特徴とする偽造防止効果を高めたICカード。
【請求項2】 強磁性材箔がアモルファス強磁性材箔であることを特徴とする請求項1記載の偽造防止効果を高めたICカード。
【請求項3】 ICカードが磁気記録のための磁気ストライプをさらに有することを特徴とする請求項1から請求項2記載の偽造防止効果を高めたICカード。
【請求項4】 強磁性材箔からなる識別体の表面にホログラム層を有することを特徴とする請求項1から請求項3記載の偽造防止効果を高めたICカード。
【請求項5】 強磁性材箔からなる識別体への記録がレーザービームでされていることを特徴とする請求項1から請求項4記載の偽造防止効果を高めたICカード。

【図1】
image rotate


【図3】
image rotate


【図4】
image rotate


【図2】
image rotate


【公開番号】特開2001−202491(P2001−202491A)
【公開日】平成13年7月27日(2001.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−9655(P2000−9655)
【出願日】平成12年1月19日(2000.1.19)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】