説明

光ディスクプレーヤ、光ディスクプレーヤの停止制御方法及び停止制御プログラム

【課題】ブレーキ動作に支障が出る状況か否かにかかわらず、ブレーキ電圧の印加時間を、ディスクの回転速度に適した時間とすることにより、ディスクを確実に停止させることができる光ディスクプレーヤ及びその停止制御方法並びに停止制御プログラムを提供する。
【解決手段】スピンドルモータ2、光ピックアップ4、光ピックアップ4によって検出されたサブコードを記憶するサブコード記憶部70、サブコードに基づいて、ディスクDにおける光ピックアップ4の信号検出位置を判定することにより、ディスクDの回転速度を推定する速度推定部71、速度推定部71によって推定された回転速度に基づいて、ディスクDの回転を停止させるために、スピンドルモータ2への電圧印加時間を決定する時間決定部72、決定された電圧印加時間に基づいて、スピンドルモータ2の停止を指示する停止指示部73を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学式の光ディスクを記録再生するための光ディスクプレーヤに係り、特に、回転中のディスクを停止させる際の処理に改良を施した光ディスクプレーヤ及びその停止制御方法並びに停止制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ディスク再生装置においてはディスクをスピンドルモータで回転させている。このスピンドルモータにホール素子やタコジェネレータ等を設けて、その回転方向や回転数を検出することも行われているが、一般にはコスト低減等の観点から、独立した回転検出センサを設けない場合が多い。
【0003】
このように、回転検出センサを伴わないディスク再生装置においては、通常のプレイモードからディスク回転を停止させるために、次のようなブレーキ処理を行っている。すなわち、ディスクが順方向に回転している状態(スピンドルモータに順方向電圧を印加している状態)から、スピンドルモータに逆回転方向の電圧(ブレーキ電圧)を印加することにより、強制的にディスクの回転を減速させる。
【0004】
この時、ディスクに記録されている回転制御用の信号の周期を計測して、該周期が通常周期より長くなったことを検出することにより、ディスク回転の減速を知る。そして、回転速度があらかじめ設定された値に至ったら、ブレーキ電圧の印加を停止する。これにより、回転中のディスクにブレーキをかけて、ストップモードに移行するようになっている。
【0005】
このように、ブレーキ処理においては、ディスクに記録された回転制御用の信号を利用して、回転速度を検出して減速状況を把握しながら、適宜ブレーキ電圧をON/OFFしている。したがって、回転速度を検出することができ、ディスクの回転の減速を確認して適切なブレーキ用の電圧を印加できれば、ディスクを確実に停止させて、ブレーキ処理を正しく終了することが可能となる。
【0006】
ところが、なんらかの理由でディスクの信号が読み出せない状況に陥ると、回転速度の検出ができないため、ブレーキ動作が正しく終了しないケースが発生する。かかる読み出し不能の状況は、ディスクに傷や汚れがある場合や、振動等の外乱によりサーボが外れてしまった場合などにより生じる。このような場合には、ブレーキ電圧の過剰によりディスクが逆回転したり、ブレーキ電圧の過少によりブレーキ不足でディスクが停止しない等の問題がある。
【0007】
これに対処するため、従来は、ディスクの回転を停止させるブレーキ制御において、ブレーキ動作開始時はブレーキ動作に支障が出ない状況(ディスクの回転速度が検出できる状況)であったにもかかわらず、その後、回転速度が検出できなくなり、ブレーキ動作が正しく終了しなかった場合に、ブレーキ電圧の印加時間に一定の制限を設けていた。
【0008】
例えば、特許文献1に記載された技術は、ディスクからの信号を読み出しているか否か検出し、ディスクからの信号を読み出していない時は、スピンドルモータに、あらかじめ定められた一定時間、正回転電圧と逆回転電圧とを印加して、ブレーキをかけるものである。
【特許文献1】特開平3−292673号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記のように、従来技術においては、回転速度検出ができない状況では、ブレーキ電圧のON/OFFを制御する情報がなくなるので、一定時間ブレーキ電圧を印加したらOFFするという手法をとっている。しかし、ディスクの内外周では、ディスクの回転速度は異なっているため、回転速度が検出できない状況でのブレーキ電圧の印加時間を一定とすると、ディスクの回転が停止しない可能性がある。
【0010】
つまり、ディスクの回転を停止させる際の回転速度に関わらず、ブレーキ電圧印加の制限時間が一定であると、回転が速いディスクの内周と、回転が遅いディスクの外周とで、電圧印加時間で過不足が生じ、ディスクが停止しない、又はディスクが逆回転するといった現象が生じる。例えば、内周では回転が速いので、ブレーキ電圧印加時間が不足となって回転が停止しない、外周では回転が遅いので、ブレーキ電圧印加時間が過剰となって停止を通り越して逆回転してしまうことが懸念される。
【0011】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、ブレーキ動作に支障が出る状況か否かにかかわらず、ブレーキ電圧の印加時間を、ディスクの回転速度に適した時間とすることにより、ディスクを確実に停止させることができる光ディスクプレーヤ及びその停止制御方法並びに停止制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明である光ディスクプレーヤは、 ディスクを回転させるスピンドルモータと、回転するディスクに記録された信号を検出する光ピックアップと、前記光ピックアップによって検出された信号を記憶する検出信号記録部と、前記検出信号記憶部に記憶された信号に基づいて、ディスクにおける光ピックアップの信号検出位置を判定することにより、ディスクの回転速度を推定する速度推定部と、前記速度推定部によって推定された回転速度に基づいて、ディスクの回転を停止させるために、前記スピンドルモータへの電圧印加時間を決定する時間決定部と、前記時間決定部によって決定された電圧印加時間に基づいて、前記スピンドルモータの停止を指示する停止指示部と、を有することを特徴とする。また、請求項4の停止制御方法は、請求項1の発明を方法の観点から捉えたものであり、請求項5の停止制御プログラムは、請求項1の発明をコンピュータプログラムの観点から捉えたものである。
【0013】
以上のような請求項1の発明によれば、ディスクの回転を停止させるための電圧印加時間を、あらかじめ記憶された信号に基づいて推定されたディスクの回転速度に応じて決定できるので、停止動作に支障が出る状況か否かにかかわらず、回転数が早い場合であっても、遅い場合であっても、確実に停止させることができる。また、ディスクに対する信号検出位置に基づいて回転速度を推定するので、適切な速度推定が可能になるとともに、実際の速度を測定する場合に比べて、処理が単純で負担がかからない。
【0014】
請求項2の発明は、請求項1の光ディスクプレーヤにおいて、前記検出信号記憶部に記憶される信号は、ディスクに記録されたサブコードであることを特徴とする。
【0015】
以上のような請求項2の発明では、停止動作前に、光ピックアップに検出されて記憶されているサブコードを利用するので、停止動作時に信号が検出可能か否かにかかわらず、適切な印加電圧により確実に停止させることができる。また、ディスクに記録されているサブコードを利用するので、ディスク側に特別な情報を記録する必要がなく、通常のディスクをそのまま用いることができる。
【0016】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の光ディスクプレーヤにおいて、ディスクにおける光ピックアップの信号検出位置に対応させて、ディスクの回転を停止させるための電圧の印加時間を記憶する時間記憶部と、前記時間決定部は、前記速度推定部が判定した信号検出位置に基づいて、前記時間記憶部に記憶された印加時間を選択することを特徴とする。
【0017】
以上のような請求項3の発明では、あらかじめ記憶された印加時間の中から、適切なものを選択することにより、迅速に印加時間を決定できる。
【発明の効果】
【0018】
以上のような本発明によれば、ブレーキ動作に支障が出る状況か否かにかかわらず、ディスクの回転を停止させる電圧の印加時間を、ディスクの回転速度に適した時間とすることにより、ディスクを確実に停止させることができる光ディスクプレーヤ及びその停止制御方法並びに停止制御プログラムを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下には、本発明を適用した一実施形態(本実施形態)について、図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、マイクロコンピュータ及びその周辺回路を、以下に述べる各部の機能を実現するためのプログラムに従って動作させることにより、スピンドルモータを制御するものであり、ハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能である。従って、以下の説明では、本発明の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。また、本実施形態に示す停止制御方法及びこれをコンピュータにより実現するためのプログラム、これを記録した記録媒体も、本発明の一態様である。
【0020】
[構成]
まず、本実施形態の構成を説明する。本実施形態は、図1に示すように、ターンテーブル1上に装着されたディスクDを、スピンドルモータ2によって回転させ、光ピックアップ4を送り機構によって走査しながら反射レーザ光を検出することにより、ディスクDの記録面への情報の記録及び再生を行う光ディスクプレーヤである。スピンドルモータ2の回転速度は、速度制御部7によって制御される。
【0021】
速度制御部7は、光ピックアップ4から、RF信号生成・調整部5及びA/D変換部6を介して入力された信号に基づいて、サーボコントローラ8及びドライバ9を介して、スピンドルモータ2の回転速度を制御する。なお、本実施形態では、ディスクDの回転速度制御を行うための機構についてのみ説明する。光ディスクプレーヤに必要な一般的な機能は、公知のあらゆる技術を適用可能であるため、説明を省略する。
【0022】
RF信号生成・調整部5は、光ピックアップ4からの信号を増幅、調整する手段である。A/D変換部6は、RF信号生成・調整部5からの信号を、ディジタル信号に変換する手段である。速度制御部7は、サブコード記憶部70、速度推定部71、時間決定部72、停止指示部73、設定記憶部75、速度検出部74を有している。
【0023】
サブコード記憶部70(請求項の検出信号記憶部を含む)は、光ピックアップ4によって検出された信号のうち、サブコードを記憶するために、メモリに確保された領域である。サブコードは、音楽等のデータ領域とは独立した領域に記録される付加情報であり、トラック番号やトラック先頭からの相対時間、ディスク先頭からの絶対時間等が含まれている。
【0024】
速度推定部71は、直前に記憶されたサブコードから、ディスクDの回転速度を推定する手段である。本実施形態においては、サブコードに含まれる情報のうち、ディスク先頭からの絶対時間を利用する。例えば、ブレーキ動作開始時、その直前に読み込んでいたデータが、何曲目の何分何秒か若しくは何フレーム目かによって、光ピックアップ4がディスクDの内周、中間、外周のいずれの位置にあるかを判定し、これにより回転速度を推定できる。
【0025】
時間決定部72は、速度推定部71の推定結果に基づいて、内周及び中間、外周のそれぞれの位置(回転速度)に適したブレーキ電圧印加時間を決定する手段である。例えば、内周では回転が速いので、ブレーキ電圧印加時間を長くして、外周では回転が遅いので、ブレーキ電圧印加時間を短くすることが考えられる。停止指示部73は、決定された印加時間を制限時間として、サーボコントローラ8に停止指示を出力する手段である。
【0026】
速度検出部74は、ディスクDに記録されている信号に含まれる回転制御用の信号に基づいて、ディスクDの回転速度を検出する手段である(従来技術と同様)。この速度検出部74が、設定された速度までディスクDの回転が減速したことを確認すると、停止指示部73がブレーキ電圧の印加停止を指示するように設定されている。
【0027】
設定記憶部75(請求項の時間記憶部を含む)は、本実施形態の処理に必要な情報を設定するために、メモリに確保された領域である。この設定記憶部75には、例えば、サブコードから内周、中間及び外周を判定するための基準、内周、中間及び外周に対応するそれぞれの制限時間、ブレーキ電圧の印加を停止する速度等が記憶されている。
【0028】
内周、中間及び外周の判定基準は、それぞれに対応する絶対時間若しくはフレーム数の範囲若しくは閾値を設定しておくことが考えられるが、特定のものには限定されない。制限時間の設定は、上記のように、内周の場合をA、中間の場合をB、外周の場合をCとした場合、A>B>Cにすることが考えられるが、具体的な設定時間は、特定の値に限定されない。ブレーキ電圧の印加を停止する速度は、停止が確実となるに十分な低速度を設定することが考えられるが、特定の値には限定されない。
【0029】
[作用]
以上のような構成を有する本実施形態の作用を、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、光ディスクプレーヤにおけるディスクDの回転中には、光ピックアップ4によって検出されたデータが再生されるとともに、サブコードも読み込まれてサブコード記憶部70に記憶される。
【0030】
この状態から、操作入力手段等から入力された停止指示を受信すると(ステップ201)、速度推定部71が、その直前に読み込んでいたサブコード(絶対時間等)と、設定記憶部75に記憶された基準とに基づいて、ディスクDの回転速度(ディスクDに対する光ピックアップ4の信号検出位置)を推定する(ステップ202)。そして、実際にブレーキ動作に入る前に、時間決定部72が、ディスクDの回転速度に基づいて、設定記憶部75に設定された制限時間を選択する(ステップ203)。
【0031】
停止指示部73は、選択された制限時間に従った停止指示をサーボコントローラ8に出力するので、サーボコントローラ8の指示により、ドライバ9はブレーキ電圧の印加を開始する(ステップ204)。速度検出部74がディスクDの減速状況を把握し、設定された速度に至った場合には、回転動作が正常に終了したとして(ステップ205)、ブレーキ電圧の印加を停止する(ステップ207)。また、速度検出部75による速度検出の有無にかかわらず、制限時間が経過した場合には(ステップ206)、ブレーキ電圧の印加を停止する(ステップ207)。
【0032】
[効果]
以上のような本実施形態によれば、ブレーキ動作に支障が出る状況か否かに関わらず、そのブレーキ動作直前に読み込んでいたサブコードからディスクDの回転速度(光ピックアップ4の信号検出位置がディスクDの内周、中間点若しくは外周のいずれにあるか)を推定し、それぞれの回転速度(信号検出位置)に適した制限時間で、ブレーキ電圧を印加することにより、ディスクDを正常に停止させることができる。従って、ディスクDが停止しない状態でのイジェクト動作開始によるディスクDの傷付き防止、動作音の防止、ディスク回転系サーボの暴走防止を図ることができる。
【0033】
また、ディスクDの回転速度を、光ピックアップ4の信号検出位置に基づいて推定するので、適切な速度推定が可能となるとともに、実際の速度を測定する場合に比べて、処理が単純で負担がかからない。特に、サブコードを利用するので、ディスクD側に特別な情報を記録する必要がなく、通常のディスクDをそのまま用いることができる。
【0034】
また、信号検出位置が内周、中間、外周のいずれかに応じて、最適な印加時間をあらかじめ設定しておき、その中から適切なものを選択することにより、制限時間を迅速に決定できる。
【0035】
[他の実施形態]
なお、本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではない。設定記憶部に記憶される各種設定は、特定のものには限定されない。例えば、回転速度の推定のための信号検出位置の区分は、内周、中間及び外周の3区分には限定されず、これよりも多くても少なくてもよい。また、速度検出部による速度検出を省略して、推定された速度に基づいて決定された印加時間まで、必ずブレーキ電圧を印加するようにしてもよい。
【0036】
また、ハードウェアの構成態様は、上記に例示した各機能を実現するいわゆるチップとその周辺回路によって実現したり、複数の機能を集約したシステムLSIやASICによって実現する等、種々考えられるものであり、特定の態様には限定されない。さらに、本発明の対象となる光ディスクは、各種CDやDVD(規格を問わない)のみには限定されず、あらゆるタイプの光学式記録媒体に適用できる。再生専用のものであっても、記録再生可能なものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の光ディスクプレーヤの一実施形態を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の実施形態におけるディスクの回転停止処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
1…ターンテーブル
2…スピンドルモータ
4…光ピックアップ
5…RF信号生成・調整部
6…A/D変換部
7…速度制御部
8…サーボコントローラ
9…ドライバ
70…サブコード記憶部
71…速度推定部
72…時間決定部
73…停止指示部
74…設定記憶部
75…速度検出部
D…ディスク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスクを回転させるスピンドルモータと、
回転するディスクに記録された信号を検出する光ピックアップと、
前記光ピックアップによって検出された信号を記憶する検出信号記録部と、
前記検出信号記憶部に記憶された信号に基づいて、ディスクにおける光ピックアップの信号検出位置を判定することにより、ディスクの回転速度を推定する速度推定部と、
前記速度推定部によって推定された回転速度に基づいて、ディスクの回転を停止させるために、前記スピンドルモータへの電圧印加時間を決定する時間決定部と、
前記時間決定部によって決定された電圧印加時間に基づいて、前記スピンドルモータの停止を指示する停止指示部と、
を有することを特徴とする光ディスクプレーヤ。
【請求項2】
前記検出信号記憶部に記憶される信号は、ディスクに記録されたサブコードであることを特徴とする請求項1記載の光ディスクプレーヤ。
【請求項3】
ディスクにおける光ピックアップの信号検出位置に対応させて、ディスクの回転を停止させるための電圧の印加時間を記憶する時間記憶部と、
前記時間決定部は、前記速度推定部が判定した信号検出位置に基づいて、前記時間記憶部に記憶された印加時間を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光ディスクプレーヤ。
【請求項4】
コンピュータ又は電子回路が、
スピンドルモータを作動させることによりディスクを回転させる処理と、
光ピックアップに、回転するディスクに記録された信号を検出させる処理と、
光ピックアップによって検出された信号を記憶する処理と、
記憶された信号に基づいて、ディスクにおける光ピックアップの信号検出位置を判定することにより、ディスクの回転速度を推定する処理と、
推定された回転速度に基づいて、ディスクの回転を停止させるために、スピンドルモータへの電圧印加時間を決定する処理と、
決定された電圧印加時間に基づいて、スピンドルモータの停止を指示する処理と、
を実行することを特徴とする光ディスクプレーヤの停止制御方法。
【請求項5】
コンピュータに、
スピンドルモータを作動させることによりディスクを回転させる処理と、
光ピックアップに、回転するディスクに記録された信号を検出させる処理と、
光ピックアップによって検出された信号を記憶する処理と、
記憶された信号に基づいて、ディスクにおける光ピックアップの信号検出位置を判定することにより、ディスクの回転速度を推定する処理と、
推定された回転速度に基づいて、ディスクの回転を停止させるために、スピンドルモータへの電圧印加時間を決定する処理と、
決定された電圧印加時間に基づいて、スピンドルモータの停止を指示する処理と、
を実行させることを特徴とする光ディスクプレーヤの停止制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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