説明

光ディスク装置

【課題】トレイがケースに収納された場合に、トレイの位置を安定的に保持する。
【解決手段】1面が開口した箱形に形成されるケースアセンブリ10と、光ディスクが装着されるトレイ20と、を備える光ディスク装置であって、前記トレイは、前記ケースアセンブリ内に収納された状態と、前記ケースアセンブリから突出した状態との間を、左右に設けられたレール31,32に沿って移動し、前記トレイと前記ケースアセンブリとの間の上部空隙及び下部空隙の少なくとも一方に、前記ケースアセンブリの内面又は前記トレイから突出する突出部15を設け、前記トレイが前記ケースアセンブリ内に収納された状態において、前記トレイと前記ケースアセンブリのウイング部14の内面とが、前記突出部によって当接する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光ディスク装置に関し、特に、収納時のトレイの位置を安定的に保持する機構に関する。
【背景技術】
【0002】
BD(Blu-ray Disc)等の光ディスクにデータを読み書きする光ディスク装置において、光ディスクが装着されるトレイは、外装を構成するケースから突出、収納可能に取り付けられている。すなわち、トレイは、その両側をレールによって支持され、レールと摺動可能に取り付けられている。シャシの左右側面には該レールが摺動する摺動部が設けられる。トレイは、レール及び摺動部によって、ケースアセンブリ内からケースアセンブリ外に突出するように移動する。
【0003】
トレイの前面にはベゼルが設けられており、該ベゼルは、該光ディスク装置が取り付けられた装置の前面パネルの位置と一致するように、すなわち、該ベゼルが、該前面パネルに形成された四角穴内に納まるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−134414号公報
【特許文献2】特開2006−323905号公報
【特許文献3】特開2003−36662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
光ディスク装置の製造の過程において、トレイに反り、歪み等の変形が発生することがあり、この反りによって、例えば、図10に示すように、トレイの収納時にベゼル40が傾くことがある。ベゼル40の傾きによって装置の前面パネル50設けられた角穴51とベゼル40との間の隙間が均一ではなくなる。
【0006】
このような課題を解決するために、トレイパネルにリブを設けるもの(例えば、特許文献1)、蓋体側突起部と段差部とを当接させるもの(例えば、特許文献2)、ハウジング部に当接する爪を設けたもの(例えば、特許文献3)が提案されている。
【0007】
しかし、ベゼルとトレイとの係合部には所定の規格があり、ベゼルに特別な構造を設けることが困難な場合がある。
【0008】
本発明は、トレイがケースに収納された際に、トレイの位置を安定的に保持することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、1面が開口した箱形に形成されるケースアセンブリと、光ディスクが装着されるトレイと、を備える光ディスク装置であって、前記トレイは、前記ケースアセンブリ内に収納された状態と、前記ケースアセンブリから突出した状態との間を、左右に設けられたレールに沿って移動し、前記トレイと前記ケースアセンブリとの間の上部空隙及び下部空隙の少なくとも一方に、前記ケースアセンブリの内面又は前記トレイから突出する突出部を設け、前記トレイが前記ケースアセンブリ内に収納された状態において、前記トレイと前記ケースアセンブリのウイング部の内面とが、前記突出部によって当接することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施の形態によると、トレイをケースに収納した場合の、トレイの傾きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置のトレイオープン状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置のトレイクローズ状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置のトレイクローズ状態を示す上面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置のトレイが途中まで引き出された状態を示す下面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置のBB断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の光ディスク装置のトレイオープン状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の光ディスク装置のトレイクローズ状態を示す上面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の光ディスク装置のCC断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の変形例の光ディスク装置のCC断面図である。
【図10】光ディスク装置が装着された装置において、ベゼルが傾いた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
<実施形態1>
図1は、本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置のトレイオープン状態を示す斜視図であり、図2は、トレイクローズ状態を示す斜視図であり、図3は、トレイクローズ状態を示す上面図であり、図4は、トレイが途中まで引き出された状態を示す下面図である。
【0013】
第1の実施の形態の光ディスク装置は、光ディスクが装着されるトレイ20を収納する箱形のケースアセンブリ10を備える。シャシアセンブリ10は、底面及び三つの壁面によって略箱形を形成するボトムケース11、及びボトムケース11の上面に取り付けられるトップケース12によって構成される。また、ケースアセンブリ10は、厚みがあり略箱形の本体部13と、本体部13から横方向(開口部から見て右方向)に張り出した薄厚のウイング部14とによって構成される。
【0014】
トレイ20は、ケースアセンブリ10の本体部13に収納され、装着された光ディスクの回転軸が設けられた本体部と、前記本体部から横方向に張り出し、ケースアセンブリ10のウイング部14に収納されるウィング部25とを有する。
【0015】
ウィング部25は、図4に示すように、その下面側に、トレイ20の移動方向に延伸するリブ25Aと、トレイ20の移動方向に延伸するリブ25Bとが備わっている。リブ25Aの下面側の端部は同一平面を構成しており、このリブ25A、25Bによって、ウイング部25が所定の強度を持つことができる。
【0016】
また、トレイ20は、本体部の左右をレール31、32によって支持され、レール31、32と摺動可能に取り付けられている。シャシアセンブリ10内の左右側面にはレール31、32が摺動する摺動部が設けられる。トレイ20は、レール31、32及び摺動部によって、ケースアセンブリ内からケースアセンブリ外に突出するように移動し、トレイオープン状態となる(図1)。また、トレイ20は、ケースアセンブリ外からケースアセンブリ内に収納される位置に移動し、トレイクローズ状態となる(図2)。
【0017】
トレイ20の前面には、図2から図4に破線の矢印で示すように、ベゼル40が取り付けられる。ベゼル40は、光ディスク装置が取り付けられる装置の前面パネル50(図10参照)の位置と一致するようになっており、アクセスランプからの光を導光する窓45、トレイ20を開閉するために操作される開閉ボタン46、光ディスク装置の内部に設けられた手動イジェクト機構を操作するための穴47を有する。
【0018】
ベゼル40は、トレイ20の前面の左側の基準穴21に係合する突起41と、係合穴22に係合するフック42と、トレイ20の側面の段差に設けられた係合部23と係合するフック43と、トレイ20の前面の左側に設けられた係合穴24と係合するフック44とを有する。ベゼル40は、これらの係合部とフックとの係合によって、トレイ20に取り付けられる。特に、トレイ20の前面の左側の基準穴21及び右側の係合穴24によって、ベゼル40のトレイ20への取付位置が決まる。
【0019】
トレイ20は、通常、樹脂成型によって作成されるので、成型時に反りが生じる。また、組み立て作業中にトレイ20に力が加わることによって、反りなど、トレイ20の形状のバラツキは大きくなる。特に、トレイ20のウィング部25は薄厚で本体部から横に張り出しているので、構造的に弱く、変形しやすい。
【0020】
トップケース12の上面には、ケースアセンブリ10の内側に突出するバネ形状の凸部15が設けられる。図4及び図5に示すように、ボトムケース11の下面のバネ15と略同一の位置には、ケースアセンブリ10の内側に突出する凸部16が設けられる。
【0021】
トレイ20の下面側にはリブ25A、25Bが設けられるので、リブが設けられた箇所以外は凸凹している。このため、トレイ20がケースアセンブリ10内に収納される過程において、凸部16が常にトレイ20と接触するように、凸部16は、リブ25Aと対向する位置に設けられる。なお、凸部16を、内部のリブ25Aと対向する位置ではなく、外周のリブ25Cと対向する位置に設けてもよい。
【0022】
シャシアセンブリ10の内部には、当該光ディスク装置をコンピュータに接続するためのインターフェースコネクタ及びインターフェース回路が実装されたプリント基板が収納される。また、トレイ20には、光ディスク装置に装着された光ディスクから信号を読み取るための光ピックアップを駆動する駆動回路が実装されたプリント基板が取り付けられる。シャシアセンブリ10に収納されたプリント基板と、トレイ20に取り付けられたプリント基板とは、可撓性接続部材(例えば、フレキシブルフラットケーブル、フレキシブル基板など)によって接続される。
【0023】
図5は、本発明の第1の実施の形態の光ディスク装置のBB断面図である。
【0024】
バネ15は、先端が外側(上面側)を向いて、その中程でトレイ20のウイング部25の上面と接触する。バネ15は、例えば、トップケース12の一部をプレスによって内側に切り起こすことによって形成される。バネ15の、トレイ20と接触する箇所は曲面を構成している。また、バネ15は、シャシアセンブリ10の開口部側から切り起こされており、開口部側の傾斜が緩くなっている。このため、トレイ20をケースアセンブリ10内に収納する際に、トレイ20がバネ15に引っ掛かることを防止し、収納時の抗力を軽減することができる。
【0025】
凸部16は、ボトムケース11の下面のバネ15と略同一の(対向する)位置に設けられており、ボトムケースの一部に絞り加工をすることによって、先端が丸くなった突起を形成する。凸部16の先端は、トレイ20のウイング部25の下面と接触する。
【0026】
この様にバネ15と凸部16とを構成することによって、トレイ20がケースアセンブリ10内に収納された際に、バネ15と凸部16とがウイング部25を挟み込むことができる。このため、トレイクローズ状態で、トレイ20が正しい位置に規制されるので、トレイ20の前面に取り付けられたベゼル40の傾きを抑制することができる。
【0027】
なお、第1の実施の形態ではトップケース12にバネ15を設け、ボトムケース11に凸部16を設けたが、トップケース12及びボトムケース11のいずれにバネを設け、いずれに凸部を設けてもよい。例えば、図示した組み合わせの他、トップケース12に凸部を設け、ボトムケース11にバネを設けてもよい。さらに、トップケース12及びボトムケース11の双方にバネを設けてもよく、トップケース12及びボトムケース11の双方に凸部を設けてもよい。なお、少なくとも一方にバネを設けることによって、トレイ20がシャシアセンブリ10に収納される際の抵抗力を軽減し、トレイ20の出し入れを円滑にすることができる。また、少なくとも一方にに凸部を設けることによって、トレイ20がシャシアセンブリ10の中における位置のばらつきを少なくすることができる。よって、一方にバネを設け、一方に凸部を設ける場合、トレイ20のシャシアセンブリ10の中の位置の規制と、トレイ20をシャシアセンブリ10中に収納する際の抵抗力の軽減とを両立することができる 。
【0028】
また、バネ15又は凸部16の一方のみを設けてもよい。例えば、トレイ20の右端部が上方向に反る場合、バネ15(又は、凸部)がトレイ20を下方向に押圧することによって、トレイ20を正しい位置にすることができる。一方、トレイ20の右端部が下方向に反る場合、凸部16(又は、バネ)がトレイ20を上方向に押圧することによって、トレイ20を正しい位置にすることができる。これによって、ベゼル40の傾きを抑制することができる。
【0029】
なお、バネ又は凸部をトップケース12又はボトムケース11の一方に設ける場合、トップケース11に設けるとよい。これは、トレイ20の形状から、ウィング部25が上側に反ることが多いからである。
【0030】
以上に説明したように、本発明の第1の実施の形態によると、ケースアセンブリ10から内方に突出したバネ又は凸部(15、16)の少なくとも一つを設けることによって、トレイ20の収納時のシャシアセンブリ10の中の位置を規制することができ、トレイ20に取り付けられたベゼル40の傾きを抑制することができる。
【0031】
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0032】
第2の実施の形態は、トレイ20を挟み込むバネ15及び/又は凸部16をシャシアセンブリ10から突出させた第1の実施の形態と異なり、シャシアセンブリ10の内面に接する凸部をトレイ20に設けた。
【0033】
図6は、本発明の第2の実施の形態の光ディスク装置のトレイオープン状態を示す斜視図であり、図7は、トレイクローズ状態を示す上面図であり、図8は、CC断面図である。なお、第2の実施の形態において、前述した第1の実施の形態と同じ構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0034】
第2の実施の形態の光ディスク装置は、光ディスクが装着されるトレイ20を収納する箱形のケースアセンブリ10を備える。シャシアセンブリ10は、底面及び三つの壁面によって略箱形を形成するボトムケース11、及びボトムケース11の上面に取り付けられるトップケース12によって構成される。また、ケースアセンブリ10は、厚みがあり略箱形の本体部13と、本体部13から横方向(開口部から見て右方向)に張り出した薄厚のウイング部14とによって構成される。
【0035】
トレイ20は、ケースアセンブリ10の本体部13に収納され、装着された光ディスクの回転軸が設けられた本体部と、前記本体部から横方向に張り出し、ケースアセンブリ10のウイング部14に収納されるウィング部25とを有する。また、トレイ20は、本体部の左右をレール31、32によって支持され、レール31、32と摺動可能に取り付けられている。シャシアセンブリ10内の左右側面にはレール31、32が摺動する摺動部が設けられる。
【0036】
トレイ20の前面には、図7に破線の矢印で示すように、ベゼル40が取り付けられる。ベゼル40は、光ディスク装置が取り付けられる装置の前面パネル50(図10参照)の位置と一致するようになっている。
【0037】
第2の実施の形態の光ディスク装置のトレイ20のウイング部25の上面側及び下面側に、それぞれ、凸部26、27が設けられる。
【0038】
図8に示すように、トレイ20がシャシアセンブリ10に収納された際に、凸部26はトップケース12の内面に接触する高さに形成されており、凸部27はボトムケース11の内面に接触する高さに形成されている。また、凸部26、27は、ウイング部25の上面側及び下面側に、対向する(略同一の)位置に設けられるので、トレイ20の収納時に、トレイ20がシャシアセンブリ10の中で上下方向において固定され、シャシアセンブリ10の中のトレイ20が正しい位置になるので、トレイ20の前面に取り付けられたベゼル40の傾きを抑制することができる。
【0039】
凸部26、27は、図8に示すように、トレイオープン状態において、シャシアセンブリ10側の傾斜が小さく、ベゼル40側の傾斜が大きくなっているとよい。また、凸部26、27の頂部は曲面となっている。これは、トレイ20をシャシアセンブリ10の中に収納する際の抵抗を軽減し、円滑なトレイ20の出し入れを実現するためである。
【0040】
なお、凸部26又は凸部27の一方のみを設けてもよい。例えば、トレイ20の右端部が上方向に反る場合、凸部26がトレイ20を下方向に押圧することによって、トレイ20を正しい位置にすることができ、ベゼル40の傾きを抑制することができる。一方、トレイ20の右端部が下方向に反る場合、凸部27がトレイ20を上方向に押圧することによって、トレイ20を正しい位置にすることができ、ベゼル40の傾きを抑制することができる。
【0041】
なお、第2の実施の形態では、トレイ20の上側と下側とに二つの凸部を設けたが、トレイ20に一つの凸部を設け、シャシアセンブリ10に一つのバネ(又は、凸部)を設けてもよい。この場合、図9に示すように、凸部16と凸部28との組み合わせでもよく、バネ(又は、凸部)15と凸部27との組み合わせでもよい。
【0042】
なお、凸部26、27は、トレイ20と一体に樹脂成型されたものではなく、別部材で構成し、トレイ20に取り付けられるものでもよい。この別部材で構成された凸部26、27は、合成樹脂や金属によって形成することができる。トレイ20と凸部26、27とを異なる材質で形成することによって、トレイ20には剛性が高い材質を用い、凸部26、27には、柔軟性が高い材質を用いることができ、トレイ20をシャシアセンブリ10中に収納する際の抵抗力を軽減することができる。また、凸部26、27をバネ形状の金属板によって形成することによって、凸部26、27のバネ性を向上させることができ、トレイ20をシャシアセンブリ10中に収納する際の抵抗力を軽減することができる。
【0043】
以上に説明したように、本発明の第2の実施の形態によると、トレイ20から上下方向に突出した凸部又はバネ(26、27)によって、トレイ20の収納時のシャシアセンブリ10の中の位置を規制することができ、トレイ20に取り付けられたベゼル40の傾きを抑制することができる。
【符号の説明】
【0044】
10 シャシアセンブリ
11 ボトムケース
12 トップケース
13 本体部
14 ウィング部
15、16 バネ
20 トレイ
21 基準穴
22、24 係合穴
23 係合部
25 ウイング部
25A、25B、25C リブ
26、27 凸部
31、32 レール
40 ベゼル
41 突起
42、43、44 フック

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1面が開口した箱形に形成されるケースアセンブリと、
光ディスクが装着されるトレイと、を備える光ディスク装置であって、
前記トレイは、前記ケースアセンブリ内に収納された状態と、前記ケースアセンブリから突出した状態との間を、左右に設けられたレールに沿って移動し、
前記トレイと前記ケースアセンブリとの間の上部空隙及び下部空隙の少なくとも一方に、前記ケースアセンブリの内面又は前記トレイから突出する突出部を設け、
前記トレイが前記ケースアセンブリ内に収納された状態において、前記トレイと前記ケースアセンブリのウイング部の内面とが、前記突出部によって当接することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
【請求項2】
前記突出部は、前記上部空隙及び前記下部空隙の両方に設けられることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
【請求項3】
前記ケースアセンブリは、ボトムケースと、前記ボトムケースの上部に係合して箱形を形成するトップケースとによって構成され、
前記突出部は、前記トップケースから下方に突出する第1突出部と、前記ボトムケースから上方に突出する第2突出部とを含むことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
【請求項4】
前記トレイは、樹脂成形によって形成され、その下面側には、前記トレイの移動方向に延伸するリブが形成されており、
前記第2突出部は、前記トレイが前記ケースアセンブリ内に収納される過程において、前記リブと当接することを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
【請求項5】
前記ボトムケース及び前記トップケースは、金属板によって形成され、
前記突出部は、前記金属板の一部を曲げることによって形成したバネ部、又は、前記金属板の一部を突出した凸部であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の光ディスク装置。
【請求項6】
前記突出部は、前記トレイの上面から上方に突出する第1突出部と、前記トレイの下面から下方に突出する第2突出部とを含むことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
【請求項7】
前記トレイは、樹脂成形によって形成され、
前記突出部は、前記トレイの一部が突出するように成型することによって構成されることを特徴とする請求項6に記載の光ディスク装置。
【請求項8】
前記突出部は、前記トレイに取り付けられたバネ部材によって構成されることを特徴とする請求項6に記載の光ディスク装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2012−146361(P2012−146361A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−3969(P2011−3969)
【出願日】平成23年1月12日(2011.1.12)
【出願人】(501009849)株式会社日立エルジーデータストレージ (646)
【Fターム(参考)】