説明

入力装置

【課題】主に各種電子機器の操作に使用される入力装置に関し、薄型化が図れ、確実な操作が可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】N極とS極が所定の角度間隔で形成された略円柱状または略球状の複数の磁石3A〜3Dを、上ケース1と下ケース2内に回転可能に装着すると共に、この磁石3A〜3Dに複数の磁気検出素子7Aと7Bを所定の間隙を空けて対向配置することによって、直径2〜3mm前後の小さな複数の磁石3A〜3Dを指で回転操作し、これらの回転方向と回転角度から指の操作方向と操作量の検出が行えるため、装置全体を低い寸法に形成でき、薄型化が図れると共に、確実な操作が可能な入力装置を得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に各種電子機器の操作に用いられる入力装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の各種電子機器の高機能化や小型化が進むに伴い、これらの操作に用いられる入力装置にも、小型薄型化が図れ、確実な操作を行えるものが求められている。
【0003】
このような従来の入力装置について、図9を用いて説明する。
【0004】
図9は従来の入力装置の断面図であり、同図において、11は球状で直径5〜10mm前後の絶縁樹脂製の操作体、12は略円盤状でフェライト等の磁石で、複数の磁石12が所定間隔で操作体11外周に埋設されている。
【0005】
また、13は金属薄板製の上ケース、14は同じく下ケースで、上ケース13と下ケース14内に操作体11が回転可能に収納されると共に、操作体11上部が上ケース13上面の開口孔から突出している。
【0006】
さらに、15は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、この配線基板15上面にはホール素子等の複数の磁気検出素子16が、例えば4個の磁気検出素子16が前後左右に実装され、操作体11と所定の間隙を空けて対向配置されて、入力装置が構成されている。
【0007】
そして、このように構成された入力装置が、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器の操作部(図示せず)に、操作体11上部を突出させて装着されると共に、複数の磁気検出素子16が配線パターンやリード線(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
【0008】
以上の構成において、例えば機器の液晶表示素子等の表示手段(図示せず)に、氏名や曲名等の複数のメニューやカーソル(図示せず)等が表示された状態で、操作体11上部を指で前後左右方向へ回転操作すると、操作体11外周に埋設された複数の磁石12も回転し、例えば、左方向へ回転した場合には、先ず磁石12Aが磁気検出素子16に近づき、次に磁石12Bが磁気検出素子16に近づく。
【0009】
そして、複数の磁気検出素子16がこの交互に接近し離れる複数の磁石12の磁気を検出して、所定時間ずれた位相差のある電圧信号を機器の電子回路に出力し、機器の電子回路がこれらの電圧信号から、操作体11の回転方向と回転角度を検出し、機器の表示手段に表示されたメニュー上のカーソル等を、例えば、左方向へ回転角度分だけ移動させる。
【0010】
なお、操作体11を右方向や前後方向、あるいはこれらとは中間の斜め方向へ回転操作した場合も、同様に、複数の磁気検出素子16から電圧信号が出力され、電子回路が操作体11の回転方向と回転角度を検出して、カーソル等が右方向や上下方向、あるいは斜め方向へ移動する。
【0011】
つまり、機器の表示手段を見ながら、操作体11を所定方向へ回転操作することによって、表示手段に表示されたカーソル等を所定方向へ移動させて、容易にメニューの選択等を行えるように構成されているものであった。
【0012】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】特開2009−123198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
しかしながら、上記従来の入力装置においては、指で操作し易いように直径が5〜10mm前後と比較的大きな形状の、球状の操作体11を上ケース13と下ケース14内に収納し、この操作体11を回転操作して回転方向と回転角度の検出を行っているため、装置としてある程度の高さ寸法が必要となり、全体の薄型化を図ることが困難であるという課題があった。
【0015】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、薄型化が図れ、確実な操作が可能な入力装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するために本発明は、N極とS極が所定の角度間隔で形成された略円柱状または略球状の複数の磁石を、ケースに回転可能に装着すると共に、この磁石に複数の磁気検出素子を所定の間隙を空けて対向配置して入力装置を構成したものであり、直径2〜3mm前後の小さな複数の磁石を回転操作し、回転方向と回転角度の検出を行うことで、例えば指の操作方向と操作量の検出が行えるため、装置全体を低い寸法に形成でき、薄型化が図れると共に、確実な操作が可能な入力装置を得ることができるという作用を有するものである。
【発明の効果】
【0017】
以上のように本発明によれば、薄型化が図れ、確実な操作が可能な入力装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施の形態による入力装置の断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同部分側面図
【図4】同斜視図
【図5】同平面図
【図6】同他の実施の形態による部分側面図
【図7】同平面図
【図8】同平面図
【図9】従来の入力装置の断面図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図8を用いて説明する。
【0020】
なお、これらの図面は構成を判り易くするために、部分的に寸法を拡大して表している。
【0021】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による入力装置の断面図、図2は同分解斜視図であり、同図において、1はABS等の絶縁樹脂製の上ケース、2はポリアセタール等の絶縁樹脂製の下ケースで、下ケース2には複数の、例えば楕円形状の四つの開口部2Aと、これに連結された半円柱状の一対の保持部2Bが形成されると共に、上ケース1には開口部2Aよりやや小さな楕円形状の四つの開口部1Aが設けられている。
【0022】
また、3A〜3Dは略楕円球状で直径2〜3mm前後のフェライトやNd−Fe−B合金等の磁石で、図3の部分側面図に示すように、磁性の異なるN極とS極が所定の角度間隔で、例えば60度間隔で隣接して形成されると共に、中心には円柱状に突出した一対の回転軸4が設けられている。
【0023】
そして、この複数の、例えば四つの磁石3A〜3Dが、下ケース2の保持部2Bに回転軸4が挿入されて開口部2A内に、例えば図4の斜視図に示すように、磁石3Aとこれに対向した磁石3Bが左右方向に、磁石3Cと3Dが磁石3Aや3Bとは直交方向の前後方向に、各々回転可能に装着されている。
【0024】
さらに、5は略板状でアモルファスコバルトや鉄、パーマロイ、Ni−Fe合金等の磁性体で、四つの磁性体5が磁石3A〜3D側方の下ケース2上面に各々装着されると共に、この下ケース2上面を上ケース1が覆い、上ケース1の開口部1Aから磁石3Aや3B等の上部が突出している。
【0025】
なお、これら四つの開口部1Aや2A、磁石3A〜3Dの間隔は、一本の指で四つの磁石3A〜3Dに同時に触れることが可能なように、各々3〜5mm前後の間隔で、指の幅以下の4〜10mm前後の寸法内に形成されている。
【0026】
また、6は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、上下面には銅箔等によって複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、磁石3A〜3D下方の配線基板6上面には、垂直方向の磁気を検出するホール素子や、水平方向の磁気を検出するGMR素子等の、四つの磁気検出素子7が実装装着されている。
【0027】
なお、この磁気検出素子7は、図3に示すように、垂直方向の磁気を検出する磁気検出素子7Aと、これとは直交方向の水平方向の磁気を検出する磁気検出素子7Bが、一対となって形成されている。
【0028】
さらに、8はプッシュスイッチ等のスイッチ接点、9はポリエチレンテレフタレート等のフィルム状のカバーシートで、スイッチ接点8が四つの磁気検出素子7中央の配線基板6上面に実装装着されると共に、この配線基板6上面をカバーシート9が覆い、スイッチ接点8から上方へ突出した押釦部8Aには、カバーシート9下面に印刷等によって形成された凸部9Aが当接して、入力装置が構成されている。
【0029】
なお、このような入力装置を製作するには、先ず、磁石3A〜3D中央の貫通孔に回転軸4を挿入固着した後、着磁してN極とS極を所定の角度間隔で隣接形成し、これらを上ケース1と下ケース2内に回転可能に装着収納して、入力ユニットを作製する。
【0030】
そして、配線基板6上面にスイッチ接点8や磁気検出素子7を実装装着した後、配線基板6上面をカバーシート9で覆い、この上方に上記の入力ユニットを上下動可能に配置して入力装置が完成する。
【0031】
つまり、本発明においては、直径2〜3mm前後の小さな四つの磁石3A〜3Dが、指の幅以下の寸法となるように、上ケース1と下ケース2内に回転可能に装着収納されて入力装置が構成されており、配線基板6やスイッチ接点8等を合わせたとしても、装置全体の高さを3〜5mm前後の低い寸法に形成することが可能な、大幅な薄型化が図れる構成となっている。
【0032】
そして、このように構成された入力装置が、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の電子機器の操作部(図示せず)に、磁石3A〜3D上部を突出させて上下動可能に装着されると共に、スイッチ接点8や複数の磁気検出素子7が配線パターンやリード線(図示せず)等を介して、機器の電子回路(図示せず)に電気的に接続される。
【0033】
以上の構成において、例えば機器の液晶表示素子等の表示手段(図示せず)に、氏名や曲名等の複数のメニューやカーソル(図示せず)等が表示された状態で、一本の指で四つの磁石3A〜3Dに同時に触れ、例えば図5(a)の平面図に示すように、指を左右方向へ動かすと、これと直交方向の前後方向に回転可能な磁石3Cや3Dは回転しないが、左右方向に回転可能な磁石3Aと3Bが回転軸4を中心として回転する。
【0034】
そして、例えば図3に示すように、磁石3A下方の磁気検出素子7が、N極とS極が所定の角度間隔で隣接形成され、回転によってN極とS極が交互に変化する磁石3Aの磁気を検出するが、この時、磁気検出素子7Aは垂直方向の磁気を、これと一対の磁気検出素子7Bは水平方向の磁気を各々検出する。
【0035】
したがって、磁気検出素子7Aから出力される電圧信号と、磁気検出素子7Bから出力される電圧信号は、所定時間ずれた位相差のあるものとなって、これらが磁気検出素子7から機器の電子回路に出力される。
【0036】
また、同時に磁石3B下方の磁気検出素子7からも、同様に位相差のある電圧信号が出力され、機器の電子回路がこれらの電圧信号から、磁石3Aと3Bの回転方向と回転角度を検出し、機器の表示手段に表示されたメニュー上のカーソル等を、例えば左右方向へ回転角度分だけ移動させる。
【0037】
なお、図5(b)に示すように、指を前後方向へ動かすと、この場合には左右方向に回転可能な磁石3Aや3Bは回転せず、前後方向に回転可能な磁石3Cと3Dが回転し、これらの下方の磁気検出素子7から、上記と同様の位相差のある電圧信号が電子回路に出力され、これによって指の前後方向への移動を電子回路が検出し、表示手段のカーソル等を例えば上下方向へ移動させる。
【0038】
さらに、指を上記した左右方向と前後方向の中間の斜め方向へ動かした場合には、磁石3Aと3B及び磁石3Cと3Dも回転し、これらの下方の磁気検出素子7から各々位相差のある電圧信号が出力されるため、これによって指の斜め方向への移動を電子回路が検出し、表示手段のカーソル等を斜め方向へ移動させる。
【0039】
また、カーソル等が所望のメニュー上に位置した状態で、磁石3A〜3Dを押圧操作すると、上ケース1と下ケース2が下方へ移動してカバーシート9が撓み、この下面の凸部9Aが押釦部8Aを押圧して、スイッチ接点8の電気的接離が行われ、これを機器の電子回路が検出して、例えば、メニューの確定や次メニューの表示等が行われる。
【0040】
なお、磁石3A〜3Dへの押圧力を解除すると、スイッチ接点8の弾性復帰力によって押釦部8Aが凸部9Aを押圧し、上ケース1と下ケース2が上方へ移動して、元の状態に復帰する。
【0041】
つまり、機器の表示手段を見ながら、四つの磁石3A〜3Dに触れた指を左右方向や前後方向、あるいはこれらとは中間の斜め方向へ動かすことで、表示手段に表示されたカーソル等を所定方向へ移動させて、メニューの選択等を行うと共に、磁石3A〜3Dを押圧操作することによって、メニューの確定や次メニューの表示等を容易に行えるように構成されている。
【0042】
そして、この時、指の動きによって四つの磁石3A〜3Dを回転させると共に、これらの各々の回転を垂直方向と水平方向の磁気を検出する、一対の磁気検出素子7Aと7Bで検出し、位相差のある電圧信号から指の移動を検出しているため、高精度な検出が行え、確実な操作が可能なようになっている。
【0043】
さらに、N極とS極が所定の角度間隔で形成された、直径2〜3mm前後の小さな複数の磁石を回転操作することで、回転方向と回転角度の検出を行っているため、上述したように、入力装置を低い寸法に形成でき、大幅な薄型化が図れるように構成されている。
【0044】
また、カバーシート9を設け、スイッチ接点8や磁気検出素子7が実装装着された配線基板6上面を、このカバーシート9で覆うことによって、磁石3A〜3Dと上ケース1や下ケース2の隙間から、多少の水滴等が浸入した場合でも、これらがスイッチ接点8や磁気検出素子7、配線基板6に付着することを防ぐことができるようになっている。
【0045】
さらに、磁性体5を設け、四つの磁性体5を磁石3A〜3Dの側方に各々配置することで、小さな寸法の中で、四つの磁石3A〜3Dの互いの磁力が影響し合うことを防ぐと共に、磁石3A〜3Dの回転時に、クリック感のある良好な操作感触を得ることが可能なように形成されている。
【0046】
また、上述した四つの磁性体5の構成以外に、磁石3A〜3Dの中央に一つの磁性体5を設け、これによって互いの磁力が影響し合うことを防ぐようにした構成や、磁性体5を略リング状に連結した構成、あるいは、クリック感触用と磁力防止用の磁性体5を別々に設けたものや、これらの形状を異なるものに形成した構成としてもよい。
【0047】
なお、以上の説明では、垂直方向の磁気を検出する磁気検出素子7Aと、水平方向の磁気を検出する磁気検出素子7Bが一対となった磁気検出素子7を、磁石3A等の下方に配置した構成について説明したが、図6の部分側面図に示すように、垂直方向の磁気を検出する磁気検出素子7Aと7Cが並列に配置された磁気検出素子7を用い、これらの位置の違いによる時間のずれから位相差のある電圧信号を得、これによって磁石3A等の回転方向と回転角度の検出を行う構成としても、本発明の実施は可能である。
【0048】
また、以上の説明では、上ケース1と下ケース2内に磁石3Aと3Bを左右方向に、磁石3Cと3Dを前後方向に、各々直交する方向に回転可能に装着した構成について説明したが、図7の平面図に示すように、磁石3Aを左右方向に、磁石3Bを前後方向に各々回転可能に装着し、磁石3Cや3Dはこれらに対し傾いた、例えば45度前後傾いた斜め方向に、各々回転可能に装着した構成としてもよい。
【0049】
さらに、操作する方向が少ない場合には、四つの磁石3A〜3Dではなく、図8(a)の平面図に示すように、二つの磁石3Aと3Bを同じ方向に回転可能に装着したものや、図8(b)に示すように、これらを直交する方向に回転可能に装着したもの、あるいは八つの磁石を様々な方向に回転可能に装着して、様々な操作方向を検出する構成としても、本発明の実施は可能である。
【0050】
また、N極とS極が所定の角度間隔で、例えば60度間隔で三つずつ隣接して形成された磁石3A等を用いた構成について説明したが、やや検出精度は劣るが、N極とS極が180度間隔で一つずつ形成されたものや、あるいは45度間隔で四つずつ形成されたものを用いて、検出精度をより高めた構成としてもよい。
【0051】
さらに、磁石3Aの形状も上述した略楕円球状のほか、略円柱状や略球状等、ある程度の円みを有し回転操作の行い易いものであれば、様々な形状において本発明の実施は可能である。
【0052】
このように本実施の形態によれば、N極とS極が所定の角度間隔で形成された略円柱状または略球状の複数の磁石3A〜3Dを、上ケース1と下ケース2内に回転可能に装着すると共に、この磁石3A〜3Dに複数の磁気検出素子7Aと7Bを所定の間隙を空けて対向配置することによって、直径2〜3mm前後の小さな複数の磁石3A〜3Dを指で回転操作し、これらの回転方向と回転角度から指の操作方向と操作量の検出が行えるため、装置全体を低い寸法に形成でき、大幅な薄型化が図れると共に、確実な操作が可能な入力装置を得ることができるものである。
【0053】
なお、以上の説明では、配線基板6上面にプッシュスイッチを実装して、スイッチ接点8を形成した構成について説明したが、配線基板6上面にカーボン等によって複数の固定接点を設け、この上に略ドーム状で導電金属薄板製の可動接点を載置したものや、あるいは、固定接点上方に下面に可動接点が形成されたゴム等の押釦を対向させたもの等、様々なスイッチ接点を用いた構成としても、本発明の実施は可能である。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明による入力装置は、薄型化が図れ、確実な操作が可能なものを実現することができるという有利な効果を有し、主に各種電子機器の操作用として有用である。
【符号の説明】
【0055】
1 上ケース
1A、2A 開口部
2 下ケース
2B 保持部
3A、3B、3C、3D 磁石
4 回転軸
5 磁性体
6 配線基板
7、7A、7B、7C 磁気検出素子
8 スイッチ接点
8A 押釦部
9 カバーシート
9A 凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
N極とS極が所定の角度間隔で形成された略円柱状または略球状の複数の磁石を、ケースに回転可能に装着すると共に、この磁石に複数の磁気検出素子を所定の間隙を空けて対向配置した入力装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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