説明

内燃機関試験装置

【課題】内燃機関試験装置の小型化を図る。
【解決手段】内燃機関試験装置1は、ラジエータ2と、冷却水供給ユニット3と、を備えている。ラジエータ2は内燃機関9の第1冷却水を冷却する。冷却水供給ユニット3はラジエータ2に外側から第2冷却水を直接接触させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の試験に用いられる試験装置に関する。
【背景技術】
【0002】
内燃機関を試験する際に、冷却水の温度、流量および圧力を実際の走行時の条件と同等にするために、試験装置が用いられている。この試験装置は例えば、ラジエータと、ファンと、ラジエータとは別に設けられた熱交換器と、を有している。低速走行時を再現する場合、ラジエータおよびファンにより冷却水の冷却が行われる。高速走行時を再現する場合、ラジエータおよびファンに加えて、さらに熱交換器により冷却水の冷却を行う(例えば、特許文献1を参照)。
【特許文献1】特開2005−77129号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、この試験装置では、ラジエータ、ファンおよび熱交換器を別々に配置しているため、装置が大型化する。
本発明の課題は、内燃機関試験装置の小型化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明に係る内燃機関試験装置は、ラジエータと、冷却水供給部と、を備えている。ラジエータは内燃機関の第1冷却水を冷却する。冷却水供給部はラジエータに外側から第2冷却水を直接接触させる。
この内燃機関試験装置では、冷却水供給部により第2冷却水をラジエータに外側から直接接触させることができるため、ラジエータでの冷却効率を高めることができる。
【発明の効果】
【0005】
これにより、本発明に係る内燃機関試験装置では、ラジエータとは別に熱交換器を設ける必要がなく、小型化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<内燃機関試験装置の構成>
図1および図2を用いて内燃機関試験装置1について説明する。図1は内燃機関試験装置1の全体構成図である。図2(A)はラジエータ2およびカバー部31の側面図である。図2(B)はラジエータ2およびカバー部31の正面図である。
図1および図2に示すように、内燃機関試験装置1は、内燃機関9の第1冷却水を冷却するラジエータ2と、給水配管91と、排水配管92と、ラジエータ2に外側から第2冷却水を直接接触させる冷却水供給ユニット3(冷却水供給部の一例)と、を備えている。第2冷却水は第1冷却水とは別系統の冷却水である。
ラジエータ2は、給水配管91および排水配管92により内燃機関9に接続されており、上側集水管21(第1集水管の一例)と、下側集水管22(第2集水管の一例)と、1対のフレーム23と、複数の冷却管24と、複数のフィン25と、を有している。本実施形態ではラジエータ2は縦流れ式である。
【0007】
上側集水管21は、給水側の集水管であり、給水配管91により内燃機関9に接続されている。上側集水管21は給水配管91に接続された給水口26を有している。下側集水管22は、排水側の集水管であり、排水配管92により内燃機関9に接続されている。下側集水管22は排水配管92に接続された排水口27を有している。ラジエータ2が縦流れ式であるため、上側集水管21および下側集水管22は上下に配置されている。上側集水管21および下側集水管22は1対のフレーム23により連結されている。一方のフレーム23には第2冷却水を逃がすための孔29が形成されている。
複数の冷却管24は、上側集水管21と下側集水管22とを接続する配管であり、図2(B)では左右方向に並んで配置されている。冷却管24同士の間には波形のフィン25が配置されている。フィン25は上側集水管21から下側集水管22まで延びている。上側集水管21に流れ込んだ第1冷却水は、複数の冷却管24を通って下側集水管22に流れ込む。第1冷却水の保有する熱量の多くは冷却管24を流れる際にラジエータ2の外部に放熱される。第1冷却水の保有熱量を放熱する主要な範囲をコア部Cとすると、コア部Cはフレーム23、冷却管24およびフィン25により形成されている。ラジエータ2の冷却効率を高めるために、ラジエータ2に第2冷却水を直接接触させる冷却水供給ユニット3が設けられている。
【0008】
冷却水供給ユニット3は、カバー部31と、流量調整バルブ32と、ポンプ33と、第1タンク34と、第2タンク37と、を有している。
カバー部31は、ラジエータ2の一部(より詳細には、コア部Cの一部)を覆う部分であり、第1カバー部38と、第2カバー部39と、を有している。第1カバー部38および第2カバー部39は、例えば鉄板により形成されている。カバー部31の詳細については後述する。
ポンプ33は、第1タンク34に貯留された第2冷却水をカバー部31により形成された冷却流路Pに供給する。流量調整バルブ32は、ポンプ33から供給された第2冷却水の流量を調整するためのバルブである。流量調整バルブ32により、第1冷却水の条件に応じて第2冷却水の流量を手動あるいは自動で調節することができる。第2タンク37にはラジエータ2およびカバー部31が収容されている。カバー部31の排水部36(後述)から排出された第2冷却水を一時的に貯留する。第2タンク37は第1タンク34と配管により接続されている。第2タンク37の排出口(図示せず)は、第1タンク34の水面よりも上側に配置されているため、第2タンク37に溜まった第2冷却水はヘッド差により第1タンク34に戻る。第1タンク34に戻った第2冷却水は、再度ポンプ33によりカバー部31に送られる。このように、ポンプ33、第1タンク34および第2タンク37により、第2冷却水の循環系が構成されている。
【0009】
<カバー部31の構成>
第1カバー部38は、ラジエータ2の第1側S1に配置されており、コア部Cの第1側S1のほとんどを覆うように1対のフレーム23に固定されている。第2冷却水が漏れ出さないように、第1カバー部38は、例えばシール溶接によりフレーム23に固定されている。また、第1カバー部38の下部は下側集水管22にシール溶接されている。
第1カバー部38は4つの第1カバーブロック38aを有している。第1カバーブロック38aは、コア部Cから第1側S1に突出した部分であり、コア部Cの幅方向(図2(B)の左右方向)全体にわたって延びている。図2(A)に示すように、第1カバーブロック38aの断面形状は、概ねC字状である。第1カバーブロック38aとコア部Cとの間には、第2冷却水が流れる冷却流路Pの一部が形成されている。
【0010】
4つの第1カバーブロック38aは上下方向に並んで配置されている。最下段に位置する第1カバーブロック38aには給水部35が取り付けられている。給水部35にはポンプ33から第2冷却水が供給される。給水部35は第1カバーブロック38aの幅方向の中央付近に配置されている。
第2カバー部39は、ラジエータ2の第2側S2に配置されており、コア部Cの第2側S2の全面を覆うように1対のフレーム23に固定されている。第2冷却水が漏れ出さないように、第2カバー部39は、例えばシール溶接によりフレーム23に固定されている。また、第1カバー部38の上部および下部は上側集水管21および下側集水管22にそれぞれシール溶接されている。
第2カバー部39は、第2下側カバーブロック39aと、3つの第2カバーブロック39bと、を有している。第2下側カバーブロック39aおよび第2カバーブロック39bは、コア部Cから第2側S2に突出した概ねC字状の部分であり、コア部Cの幅方向全体にわたって延びている。第2下側カバーブロック39aとコア部Cとの間には、第2冷却水が流れる冷却流路Pの一部が形成されている。第2カバーブロック39bとコア部Cとの間にも、第2冷却水が流れる冷却流路Pの一部が形成されている。
【0011】
3つの第2カバーブロック39bは上下方向に並んで配置されている。最下部に位置する第2カバーブロック39bの下側に、第2下側カバーブロック39aが配置されている。第2カバーブロック39bの上下方向の寸法は、前述の第1カバーブロック38aと同じである。つまり、第2カバーブロック39bは第1カバーブロック38aと同じ形状を有している。一方、第2下側カバーブロック39aの上下方向の寸法は、第2カバーブロック39bおよび第1カバーブロック38aに比べて大きく、第2カバーブロック39bの上下方向寸法の約1.5倍である。このため、第2カバーブロック39bは、第1カバーブロック38aと上下方向に半分程度ずれた状態で配置されている。
また、最上段に位置する第1カバーブロック38aと上側集水管21との間には隙間が確保されている。この隙間は第2冷却水が流れ出る排水部36として機能し得る。この隙間の上下方向の寸法は第1カバーブロック38aの上下方向寸法の半分程度に設定されている。
【0012】
このように、ラジエータ2のコア部Cは、第1カバー部38および第2カバー部39により概ね囲まれており、上側集水管21、下側集水管22、第1カバー部38、第2カバー部39および1対のフレーム23により、第2冷却水が流れる冷却流路Pが形成されている。
さらに、第2下側カバーブロック39aの上下方向の寸法が大きく、かつ、第2カバーブロック39bが第1カバーブロック38aと半分程度ずれた状態で配置されているため、図2(A)に示すように、第2冷却水はラジエータ2の第1側S1および第2側S2を行き来しながら上側に流れていく。この第2冷却水の流れは、幅方向には概ね一様であり、第2冷却水は冷却管24およびフィン25を介して第1冷却水の熱量を奪って、排水部36から第1カバー部38の外側に流れ出る。
【0013】
<内燃機関試験装置の動作>
冷却水供給ユニット3のポンプ33を始動し、冷却水供給ユニット3によりラジエータ2に対する第2冷却水の供給を開始する。給水部35に供給された第2冷却水は第1カバー部38および第2カバー部39内に形成された冷却流路Pを流れる。具体的には、図2(A)および図2(B)に示すように、ラジエータ2の第1側S1および第2側S2を行き来するように上側に向かって第2冷却水が流れる。第2冷却水が排水部36から流れ出ると、第2タンク37に一旦貯留され、第1タンク34まで流れる。
冷却水供給ユニット3による第2冷却水の供給が安定した時点で、内燃機関9を始動する。内燃機関9の始動に伴い、冷却水ポンプ93の運転が開始され、ラジエータ2内を第1冷却水が流れる。
【0014】
上側集水管21に流れ込んだ第1冷却水は、複数の冷却管24を通って下側集水管22に流れ込む。冷却管24を流れている間に、冷却管24およびフィン25を介して第1冷却水および第2冷却水の間で熱交換が行われる。熱交換が行われる際に、第2冷却水がラジエータ2の第1側S1および第2側S2を行き来するように流れるため、第2冷却水がコア部Cと接触する時間を長くすることができる。また、第2冷却水の主な流れ方向が第1冷却水の主な流れ方向と反対方向であるため、第1冷却水と第2冷却水との流れが対向流となる。このため、熱交換の効率を高めることができる。
なお、第1冷却水をあまり冷却したくない場合は、第2冷却水の流量を流量調整バルブ32により少なくする。第2冷却水の流量が少ない場合、フレーム23に設けられた孔29から第2冷却水が流れ出る。このため、第2冷却水は、排水部36に到達することなく、孔29の高さまでしか冷却流路P内に溜まらない。つまり、第2冷却水が接触するコア部Cの範囲を狭くすることができ、簡素な構成により第1冷却水の過冷却を防止できる。
【0015】
<特徴>
以上に説明した内燃機関試験装置1の特徴を以下にまとめる。
(1)
この内燃機関試験装置1では、冷却水供給ユニット3によりラジエータ2に外側から第2冷却水を直接接触させることができるため、ラジエータ2での冷却効果を高めることができる。これにより、ラジエータ2とは別に熱交換器を設ける必要がなく、内燃機関試験装置1の小型化を図ることができる。
(2)
冷却流路Pがカバー部31により形成されているため、ラジエータ2での冷却効率を簡素な構成により高めることができる。
【0016】
(3)
第1カバー部38がラジエータ2の第1側S1に配置されており、第2カバー部39がラジエータ2の一部を挟み込むようにラジエータ2の第2側S2に配置されている。ラジエータ2の一部、第1カバー部38および第2カバー部39により、第2冷却水が流れる冷却流路Pが形成されている。冷却流路Pは、第2冷却水がラジエータ2の第1側S1および第2側S2を行き来できるように配置されている。これらの構成により、第2冷却水がラジエータ2と接触する時間を長くすることができ、ラジエータ2での冷却効率をさらに高めることができる。
(4)
カバー部31内を流れる第2冷却水の流れ方向が複数の冷却管24を流れる第1冷却水の流れ方向と概ね反対方向であるため、第1冷却水と第2冷却水との流れ方向が対向流となる。対向流とすることで、ラジエータ2での冷却効率を高めることができる。
【0017】
ここで、「第2冷却水の流れ方向」とは、冷却流路P全体で考えた場合の第2冷却水が概ね向かっている方向である。「第2冷却水の流れ方向が第1冷却水の流れ方向と概ね反対方向である」には、ラジエータ2の冷却効率を高められる範囲内で第2冷却水の流れ方向が第1冷却水の流れ方向とずれている場合も含まれる。
(5)
孔29により第2冷却水を逃がすことができるため、第2冷却水の流量が少ない場合、孔29の高さまでしか冷却流路P内に第2冷却水が溜まらない。つまり、第2冷却水が接触するコア部Cの範囲を狭くすることができ、簡素な構成により第1冷却水の過冷却を防止できる。
(6)
冷却水供給ユニット3が第2タンク37を有しているため、第2冷却水が第1タンク34に戻るまでの時間を長くすることができ、第2冷却水が奪った熱量を外部に放熱するのを促進できる。
【0018】
〔他の実施形態〕
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
なお、前述の実施形態と実質的に同じ機能を有する構成については、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
(A)
前述の実施形態では、カバー部31によりラジエータ2の第1側S1および第2側S2が覆われているが、ラジエータ2の片側だけにカバー部が配置されていてもよい。例えば図3に示すように、コア部Cの第1側S1にのみカバー部131が配置されていてもよい。この場合、給水部35から供給された第2冷却水は冷却管24およびフィン25と接触しながらラジエータ2の第2側S2から排出される。つまり、排水部36はラジエータ2の第2側S2全面に形成されている。
【0019】
この場合であっても、第2冷却水がラジエータ2と直接接触しているため、ラジエータ2での冷却効果を高めることができ、内燃機関試験装置1の小型化が可能となる。
(B)
ノズルにより第2冷却水をラジエータ2に向かって噴射する構成であってもよい。例えば図4および図5に示すように、この冷却水供給ユニット203では、噴射ユニット231を有している。噴射ユニット231は、集水管233と、3本の分岐管232と、複数の噴射ノズル234と、を有している。1本の分岐管232には3つの噴射ノズル234が固定されている。3本の分岐管232は幅方向に等間隔で配置されている。3つの噴射ノズル234は上下方向に等間隔で配置されている。例えば、第2冷却水は噴射ノズル234から円錐状に噴射される。噴射された第2冷却水はラジエータ2のコア部Cと接触する。
【0020】
この場合であっても、第2冷却水がラジエータ2に直接接触しているため、ラジエータ2での冷却効率を高めることができ、内燃機関試験装置1の小型化が可能となる。
(C)
孔29がラジエータ2ではなくカバー部31に形成されていてもよく、孔29がラジエータ2およびカバー部31の両方に形成されていてもよい。
また、孔29に例えばバルブを取り付けて、孔29を開閉可能にしてもよい。
(D)
前述のラジエータ2は縦流れ式であるが、ラジエータ2は横流れ式であってもよい。ラジエータ2が横流れ式であっても、前述のカバー部31、カバー部131および噴射ユニット231は適用可能である。
【産業上の利用可能性】
【0021】
本発明に係る内燃機関試験装置では小型化が可能となるため、本発明は内燃機関の分野において有用である。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】内燃機関試験装置の全体構成図
【図2】(A)ラジエータおよびカバー部の側面図、(B)ラジエータおよびカバー部の正面図
【図3】(A)ラジエータおよびカバー部の側面図、(B)ラジエータおよびカバー部の正面図(他の実施形態)
【図4】内燃機関試験装置の全体構成図(他の実施形態)
【図5】(A)ラジエータおよびカバー部の側面図、(B)ラジエータおよびカバー部の正面図(他の実施形態)
【符号の説明】
【0023】
1 内燃機関試験装置
2 ラジエータ
21 上側集水管(第1集水管に一例)
22 下側集水管(第2集水管の一例)
23 フレーム
24 冷却管
25 フィン
26 給水口
27 排水口
29 孔
3 冷却水供給ユニット(冷却水供給部の一例)
31 カバー部
38 第1カバー部
38a 第1カバーブロック
39 第2カバー部
39b 第2カバーブロック
35 給水部
36 排水部
32 流量調整バルブ
33 ポンプ
34 第1タンク
37 第2タンク(ケースの一例)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関の試験装置であって、
前記内燃機関の第1冷却水を冷却するラジエータと、
前記ラジエータに外側から第2冷却水を直接接触させる冷却水供給部と、
を備えた内燃機関試験装置。
【請求項2】
前記冷却水供給部は、前記ラジエータの少なくとも一部を覆う部材であって前記第2冷却水が前記ラジエータと接触しながら流れる冷却流路を形成するカバー部を有している、
請求項1に記載の内燃機関試験装置。
【請求項3】
前記カバー部は、前記ラジエータの第1側に配置され前記ラジエータの少なくとも一部を覆う第1カバー部を有している、
請求項2に記載の内燃機関試験装置。
【請求項4】
前記カバー部は、前記ラジエータの少なくとも一部を挟み込むように前記ラジエータの第2側に配置された第2カバー部をさらに有しており、
前記冷却流路は、前記第1カバー部および前記第2カバー部により形成されており、前記第2冷却水が前記ラジエータの前記第1側および前記第2側を行き来できるように配置されている、
請求項3に記載の内燃機関試験装置。
【請求項5】
前記ラジエータは、前記第1冷却水が流れ込む第1集水管と、前記第1集水管に接続された複数の冷却管と、前記複数の冷却管に接続され前記複数の冷却管を流れる前記第1冷却水を集める第2集水管と、前記複数の冷却管に装着されたフィンと、を有しており、
前記カバー部内を流れる前記第2冷却水の流れ方向は、前記複数の冷却管を流れる前記第1冷却水の流れ方向と概ね反対方向である、
請求項2から4のいずれかに記載の内燃機関試験装置。
【請求項6】
前記カバー部および前記ラジエータのうち少なくとも一方は、前記第2冷却水を逃がす少なくとも1つの孔を有している、
請求項2から5のいずれかに記載の内燃機関試験装置。
【請求項7】
前記冷却水供給部は、前記ラジエータおよび前記カバー部を収容し前記カバー部から排出された前記第2冷却水を溜めることができるケースをさらに有している、
請求項1から5のいずれかに記載の内燃機関試験装置。
【請求項8】
前記冷却水供給部は、前記ラジエータの少なくとも一部に向けて前記第2冷却水を噴射する少なくとも1つの噴射ノズルを有している、
請求項1に記載の内燃機関試験装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−78412(P2010−78412A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−245948(P2008−245948)
【出願日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(390009896)愛知機械工業株式会社 (190)
【出願人】(594015325)株式会社二葉科学 (1)
【Fターム(参考)】