説明

円筒処理機

【課題】食品残渣やヘドロ等、廃棄物の発生場所に容易に移動することができ、短時間でコンポスト化できる処理機を提供する。
【解決手段】円筒を4分割し、内壁部に撹拌力を高めるための複数の突起部22を設け、この4分割円筒をリベット、ボルトにて組み合わせて円筒型処理機本体1を構成し、生ゴミ投入口、排出口2を設け、さらに円筒型処理機本体の中心軸部に撹拌羽根3を有する主軸シャフト12を設け、円筒部および主軸シャフト12それぞれを回転させるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品残渣汚泥、ヘドロ等の廃棄物に対しての処理機の発明です。
一般に食品残渣の廃棄物の処理機は、据え置きで処理してますが、本発明はどこにでも移動が出来る。廃棄物の出る場所で短時間で処理ができるように発明した。
[背景技術]
【0002】
現在、業務用、家庭用で使用されている生ゴミ処理機は、すべて据え置き型です。生ゴミを処理機に投入しますと、時間差にて撹拌シャフトが回転し、分解させる仕組みです。本発明は、どこにでも移動ができて、生ゴミの撹拌も回転シャフトだけでなく、処理機全体を稼動させ、分解速度をあげる仕組みを発明した。円筒内部には突起物をもうけ、円筒部分が回転しながら分解を速める。円筒内部に回転シャフトを設け、シャフトに回転羽を取り付けてある。
現在の処理機は、回転シャフトの撹拌のみで、分解処理をしてる。
[発明の開示]
[発明が解決しようとする課題]
【0003】
本発明は、業務用、家庭用、生ゴミ処理機についての発明出ある。業務用、家庭用の生ゴミ処理には大変な時間を要します。本発明の回転式処理機は、短時間で生ゴミを分解する仕組みです。
[課題を解決するための手段]
【0004】
本発明は、生ゴミ処理機を車両に搭載してどこの場所にでも移動ができ、生ゴミの廃疾場所ゆき、その場所で、生ゴミの処理を素早く行い、コンポスト化にする。現在は生ゴミ処理には廃疾物の出る場所から引き取り処理施設にて処理をしている。しかし、、その経費は大変であります。生ゴミ処理には、現在、最低でも24時間掛かっっておりますが回転円筒処理機ですと3−4時間で生ゴミの分解が可能です。ドラムと主軸が左右回転で撹拌し、温度の調整で微生物の働きを活発にする為です。
[発明の効果]
【0005】
処理機全体を円筒にしたおかげで、処理量も大幅に増え、処理機が回転するために処理時間の短縮にも成った。
[発明を実施するための最良の形態]
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に示すは、円筒処理機の全体図であり、図4に示すは、円筒処理機を4分割にした図であり、符号21−22は4分割した部分をさらに立ち上げて結合するため、円筒の突起物のは撹拌の役目をする。この突起物の働きで、円筒処理機が回転することにより生ゴミの分解速度が早まる。
円筒の突起物で生ゴミを左右に移動させながら回転し、円筒の中心シャフトの回転により、さらに撹拌を速める仕組みです。
このような、仕組みはコンクリート ミキサー車の役割に似た動きをします。ミキサー車は円筒ドラムに、円筒内部にスクリュウーのような突起物があります、本発明の処理機には突起物は平行にあり、平行状に凹凸をもうけてある。凹凸をもうけた事により撹拌が早まる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】円筒処理機の全体図
【図2】円筒処理機の円筒部分図
【図3】円筒処理機の斜視図
【図4】円筒処理機の4分割図
【符号の説明】
【0008】
1 円筒処理機本体
2 生ゴミ投入口、排出口
3 撹拌羽
4 円筒処理機の左右のカバー
5 主軸歯車
6 電源こんとろーるBOX
7 発電機
8 モーター
9 歯車
10 歯車
11 主軸タイヤシャフト
12 主軸シャフト
13 タイヤ
14 円筒処理機支柱
15 台座
16 ボルト穴
17 凹凸部
18 外フランジー
19 支柱穴
20 4分割の突起部分
21 ボルト穴
22 凹凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明は、食品残渣、汚泥、ヘドロの分解処理に関しての発明です。本発明は従来の処理機と大きく違い、処理機を円筒型にした。ただ、円筒型ではなく円筒を四分割にした。四分割にした円を、リベット、ボルトにて組み合わせて、円筒にする。組み合わせた円筒部に突起物が出るようにした。図4に示したような形である。
【請求項2】
本発明は、円筒処理機の内部に突起物を設けたことにより処理能力の向上を目的にした。それには円筒処理機に円筒部を回転するようにした。円筒処理機の外側を車のタイヤにて回転させる。
【請求項3】
円筒処理機にバキュームにて注入、排出が簡単に出来るように処理機に穴を開けた。
【請求項4】
本発明の円筒処理機は車両にも、搭載でき、どこにでも移動できるようにした。電源は発電機、自動車のエンジンからと通常の200Vの電源からも取り入れるようにした。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−224077(P2006−224077A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−69967(P2005−69967)
【出願日】平成17年2月15日(2005.2.15)
【出願人】(502270279)
【Fターム(参考)】