説明

冷たいそばがきに関する製造法

【課題】従来そばがきは温かいもので、冷めるにしたがい食感および風味が損なわれるものであったが、温かいそばがきと同等の食感および風味の冷たいそばがきを提供する。
【解決手段】主材料のそば粉に加え新たにわらび粉を配合し、新しい製造工程により冷めたいそばがきの製造を可能にした。すなわち一人前分の原材料の配分および製造過程を例とすれば、わらびこ5ないし15gを水150ccで溶かし濾過し、鍋に移し中火で練っていき弾力がでてきたら水75ccを加え、次ぎにそば粉30ないし60gを篩いながら加えて強火で勢いよくかきまぜる。十分に火が通りふんわりしてきたら火を止め形を整え冷水に放ち冷たいそばがきを完成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、冷たいそばがきにおける材料の配分および製造に関し、具体的には温かいそばがきと同等の食感および風味の冷たいそばがきの製造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来そばがきは温かいもので冷めるにしたがい食感および風味が損なわれるために冷たいそばがきは存在しなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明は、従来そばがきに用いられなかった副材料と新しい製造法により、温かいそばがきと同等の食感および風味を持つ冷たいそばがきの製造が可能となった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は、従来の温かいそばがきは冷めるにしたがい固くなりまた風味も損なわれるため冷たいそばがきは存在しなかったが、主材料のそば粉に新たに副材料としてわらびこを用い、また新しい製造工程により冷たいそばがきの製造が可能になった。
【発明の効果】
【0005】
この発明により、従来存在しなかった冷たいそばがきを提供することが可能となり、また保冷や真空パック等による冷たいそばがきの商品の流通が可能となった。
【実施例】
【0006】
この発明における、冷たいそばがきの一人前分の原材料の配分および製造過程を説明すれば次の通りである。
わらび粉自5g乃至15gを水150ccで溶かし濾過し、鍋に移し中火で練っていき弾力がでてきたら水75ccを加え、次にそば粉自30g乃至60gを振るいながら加えて強火で勢いよくかき混ぜる、十分火が通りふんわりしてきたら火を止め形を整え冷水に放ち完成する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
そばがきにおいて、食感および風味を損なうことのない冷たいそばがきの製造法。

【公開番号】特開2008−307038(P2008−307038A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−182635(P2007−182635)
【出願日】平成19年6月15日(2007.6.15)
【出願人】(502076316)有限会社 竹やぶ (1)
【Fターム(参考)】