制御プログラム、情報処理装置および方法
【課題】ユーザが被る不利益を軽減しつつ、不注意による情報漏洩を防ぐ。
【解決手段】コンピュータは、記憶装置に記憶されたファイルの転送先を示す転送先情報が、ファイルへのアクセスを許容する対象を示す許可対象情報に含まれていない場合に、ファイルの転送前に、転送の実行を許可するか否かの入力を促す(ステップS108)。また、許可する旨の入力がコンピュータの入力手段を用いて行われると、コンピュータは、許可対象情報に転送先情報を追加する(ステップS111)とともに、ファイルの転送を実行する(ステップS106)。
【解決手段】コンピュータは、記憶装置に記憶されたファイルの転送先を示す転送先情報が、ファイルへのアクセスを許容する対象を示す許可対象情報に含まれていない場合に、ファイルの転送前に、転送の実行を許可するか否かの入力を促す(ステップS108)。また、許可する旨の入力がコンピュータの入力手段を用いて行われると、コンピュータは、許可対象情報に転送先情報を追加する(ステップS111)とともに、ファイルの転送を実行する(ステップS106)。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータに、
記憶装置に記憶されたファイルの転送先を示す転送先情報が、前記ファイルへのアクセスを許容する対象を示す許可対象情報に含まれていない場合に、前記ファイルの転送前に、転送の実行を許可するか否かの入力を促し、
許可する旨の入力が該コンピュータの入力手段を用いて行われると、前記許可対象情報に前記転送先情報を追加するとともに、前記ファイルの転送を実行する、
処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
【請求項2】
前記ファイルの前記転送の実行を禁止する旨の入力が前記入力手段を用いて行われると、前記ファイルの前記転送を禁止する
ことを前記処理がさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム。
【請求項3】
前記転送先情報は、電子メールアドレスにより表され、
前記電子メールアドレスが宛先に指定されており前記ファイルが添付されている電子メールの送信により、前記ファイルが転送される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御プログラム。
【請求項4】
前記ファイルの前記転送は、一以上のユーザにアクセス権限が与えられている共有フォルダに前記ファイルを書き込むときに行われる、前記共有フォルダを有する他のコンピュータへの前記ファイルの転送であって、
前記転送先情報は、前記一以上のユーザをそれぞれ識別する情報を含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御プログラム。
【請求項5】
新規ファイルを作成して前記記憶装置に保存する操作を検出し、
前記操作を行うユーザを識別する情報を、前記新規ファイルに関する許可対象情報に追加する
ことを前記処理がさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御プログラム。
【請求項6】
添付ファイルつきの電子メールの受信を検出し、
前記電子メールの送信元を識別する情報を、前記添付ファイルに関する許可対象情報に追加する
ことを前記処理がさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御プログラム。
【請求項7】
入力手段および記憶手段と接続される情報処理装置であって、
前記記憶手段に記憶されたファイルの転送先を示す転送先情報が、前記ファイルへのアクセスを許容する対象を示す許可対象情報に含まれていない場合に、前記ファイルの転送前に、転送の実行を許可するか否かの入力を促す第1の制御手段と、
許可する旨の入力が前記入力手段を用いて行われると、前記許可対象情報に前記転送先情報を追加するとともに、前記ファイルの転送を実行する第2の制御手段と、
を備える情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータが、
記憶装置に記憶されたファイルの転送先を示す転送先情報が、前記ファイルへのアクセスを許容する対象を示す許可対象情報に含まれていない場合に、前記ファイルの転送前に、転送の実行を許可するか否かの入力を促し、
許可する旨の入力が該コンピュータの入力手段を用いて行われると、前記許可対象情報に前記転送先情報を追加するとともに、前記ファイルの転送を実行する、
ことを特徴とする方法。
【請求項1】
コンピュータに、
記憶装置に記憶されたファイルの転送先を示す転送先情報が、前記ファイルへのアクセスを許容する対象を示す許可対象情報に含まれていない場合に、前記ファイルの転送前に、転送の実行を許可するか否かの入力を促し、
許可する旨の入力が該コンピュータの入力手段を用いて行われると、前記許可対象情報に前記転送先情報を追加するとともに、前記ファイルの転送を実行する、
処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
【請求項2】
前記ファイルの前記転送の実行を禁止する旨の入力が前記入力手段を用いて行われると、前記ファイルの前記転送を禁止する
ことを前記処理がさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の制御プログラム。
【請求項3】
前記転送先情報は、電子メールアドレスにより表され、
前記電子メールアドレスが宛先に指定されており前記ファイルが添付されている電子メールの送信により、前記ファイルが転送される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御プログラム。
【請求項4】
前記ファイルの前記転送は、一以上のユーザにアクセス権限が与えられている共有フォルダに前記ファイルを書き込むときに行われる、前記共有フォルダを有する他のコンピュータへの前記ファイルの転送であって、
前記転送先情報は、前記一以上のユーザをそれぞれ識別する情報を含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御プログラム。
【請求項5】
新規ファイルを作成して前記記憶装置に保存する操作を検出し、
前記操作を行うユーザを識別する情報を、前記新規ファイルに関する許可対象情報に追加する
ことを前記処理がさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御プログラム。
【請求項6】
添付ファイルつきの電子メールの受信を検出し、
前記電子メールの送信元を識別する情報を、前記添付ファイルに関する許可対象情報に追加する
ことを前記処理がさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御プログラム。
【請求項7】
入力手段および記憶手段と接続される情報処理装置であって、
前記記憶手段に記憶されたファイルの転送先を示す転送先情報が、前記ファイルへのアクセスを許容する対象を示す許可対象情報に含まれていない場合に、前記ファイルの転送前に、転送の実行を許可するか否かの入力を促す第1の制御手段と、
許可する旨の入力が前記入力手段を用いて行われると、前記許可対象情報に前記転送先情報を追加するとともに、前記ファイルの転送を実行する第2の制御手段と、
を備える情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータが、
記憶装置に記憶されたファイルの転送先を示す転送先情報が、前記ファイルへのアクセスを許容する対象を示す許可対象情報に含まれていない場合に、前記ファイルの転送前に、転送の実行を許可するか否かの入力を促し、
許可する旨の入力が該コンピュータの入力手段を用いて行われると、前記許可対象情報に前記転送先情報を追加するとともに、前記ファイルの転送を実行する、
ことを特徴とする方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公開番号】特開2013−77227(P2013−77227A)
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−217795(P2011−217795)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年4月25日(2013.4.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】
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