説明

動作玩具

【課題】 本発明は、従来の動作玩具とは異なった利便性を付加するとともに、興趣性を向上した動作玩具を提供することを課題とする。
【解決手段】
下記要件を備えることを特徴とする動作玩具を提供することで、課題を解決した。
(イ)上記動作玩具には、スプーン,フォーク,ナイフ,箸,調味料入れ,カップ,菓子,果物,ペン,鉛筆,消しゴム,マウス,眼鏡,腕時計,携帯電話,リモコン,キー,歯ブラシ,くし,口紅,香水入れ,アクセサリー,等の小物類の少なくとも一つの小物類Aを、着脱自在に保持できる保持部が設けられていること
(ロ)前記小物類Aを、前記保持部に保持した場合に、及び/又は、前記保持部から取り外した場合に、予め設定された所定時間、前記動作玩具の、可動部が動作すること、音声出力部が音声出力すること、発光部が発光すること、のうちの少なくとも一つを行うように構成されていること

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動作玩具、詳しくは、可動部が動作すること、音声出力部が音声出力すること、発光部が発光すること、のうちの少なくとも一つを行う動作玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、可動部が動作すること、音声出力部が音声出力すること、発光部が発光すること、のうちの少なくとも一つを行う動作玩具として、様々なものが提供されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来の動作玩具とは異なった利便性を付加するとともに、興趣性を向上した動作玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するための手段として、本発明に係る動作玩具は、下記要件を備えることを特徴とする。
(イ)上記動作玩具には、スプーン,フォーク,ナイフ,箸,調味料入れ,カップ,菓子,果物,ペン,鉛筆,消しゴム,マウス,眼鏡,腕時計,携帯電話,リモコン,キー,歯ブラシ,くし,口紅,香水入れ,アクセサリー,等の小物類の少なくとも一つの小物類Aを、着脱自在に保持できる保持部が設けられていること
(ロ)前記小物類Aを、前記保持部に保持した場合に、及び/又は、前記保持部から取り外した場合に、予め設定された所定時間、前記動作玩具の、可動部が動作すること、音声出力部が音声出力すること、発光部が発光すること、のうちの少なくとも一つを行うように構成されていること
【0005】
上記課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記動作玩具には、前記小物類Aを着脱自在に保持できる保持部が設けられていることから、様々な小物類置きとして利用できる利便性が付加される。例えば、スプーン,フォーク,ナイフ,箸,調味料入れ,カップ,菓子,果物,等の小物類置きとして、飲食時に食卓等で利用できる。また、例えば、ペン,鉛筆,消しゴム,マウス,等の小物類置きとして、筆記時にデスク等で利用できる。また、例えば、眼鏡,腕時計,携帯電話,リモコン,キー,等の小物類置きとして、居間等で利用できる。また、例えば、歯ブラシ,くし,口紅,香水入れ,アクセサリー,等の小物類置きとして、洗面化粧室等で利用できる。また、その他の様々な小物類置きとして、様々な時に様々な場所で利用できる利便性が付加される。
【0006】
そして、前記小物類Aを、前記保持部に保持した場合に、及び/又は、前記保持部から取り外した場合に、予め設定された所定時間、前記動作玩具の、可動部が動作すること、音声出力部が音声出力すること、発光部が発光すること、のうちの少なくとも一つを行うことから、興趣性を向上することができる。
【発明の効果】
【0007】
上述したように本発明の動作玩具は、従来の動作玩具とは異なった、前記小物類A置きとして様々な時に様々な場所で利用できる利便性が付加されるとともに、興趣性を向上した動作玩具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本発明の実施形態を示す動作玩具の一例の斜視図
【図2】 図1の動作玩具で小物類Aを保持部に保持した一例の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図2に基づいて説明する。
【0010】
図1においては、前記動作玩具の一例として、犬を模して形成された玩具本体21を有し、前記小物類Aを着脱自在に載置して保持できる保持部22が設けられた、本発明の動作玩具の一例を図示している。
【0011】
また、図2においては、前記小物類Aの一例として、スプーンを、前記保持部22に載置して保持した場合に、及び/又は、前記保持部から取り外した場合に、予め設定された所定時間、前記玩具本体21の尻尾を模して形成された部分23が可動部として振れ動く動作をする、本発明の動作玩具の一例を図示している。
【0012】
以下、上記構成の動作を説明する。図2の動作玩具では、前記小物類Aの一例として、スプーン置きとして利用できる利便性が付加されるとともに、スプーンを、前記保持部22に載置して保持した場合に、及び/又は、前記保持部から取り外した場合に、予め設定された所定時間、犬を模して形成された前記玩具本体21の尻尾を模して形成された部分23が振れ動くことから、可愛らしく、興趣性を向上することができる。
【0013】
なお、図1、図2では、前記玩具本体の一例として、犬を模して形成された玩具本体21を図示しているが、前記玩具本体は、その他にも、例えば、様々な動物を模して形成された玩具本体でもよいし、様々な人形を模して形成された玩具本体でもよいし、様々なキャラクターを模して形成された玩具本体でもよいし、様々な乗り物を模して形成された玩具本体でもよいし、その他の様々な形状に形成された玩具本体でもよい。
【0014】
また、図2では、前記小物類Aの一例として、スプーンを図示しているが、前記小物類Aは、スプーン,フォーク,ナイフ,箸,調味料入れ,カップ,菓子,果物,ペン,鉛筆,消しゴム,マウス,眼鏡,腕時計,携帯電話,リモコン,キー,歯ブラシ,くし,口紅,香水入れ,アクセサリー,等の小物類の少なくとも一つの小物類Aであればよい。
【0015】
また、図1、図2では、前記小物類Aを着脱自在に保持できる保持部の一例として、前記小物類Aを載置して保持できる保持部22を図示しているが、前記保持部は、その他にも、例えば、前記小物類Aを挟持して保持できる保持部でもよいし、前記小物類Aを吊るして保持できる保持部でもよいし、前記小物類Aを立て掛けて保持できる保持部でもよいし、前記小物類Aを差し込んで保持できる保持部でもよいし、その他の様々な方法で保持できる保持部でもよい。
【0016】
また、図1、図2では、前記保持部22は、前記玩具本体21に連結して設けられた一例を図示しているが、前記保持部は、その他にも、前記玩具本体から分離して設けられたものでもよい。
【0017】
また、図1、図2では、前記保持部22は、前記玩具の一箇所に一個設けられた一例を図示しているが、前記保持部は、その他にも、前記玩具の複数個所に複数個設けられたものでもよい。
【0018】
また、図2では、前記保持部22は、前記小物類Aを一つ保持できる一例を図示しているが、前記保持部は、その他にも、前記小物類Aを複数保持できるものでもよい。
【0019】
また、図2では、前記動作玩具の可動部が動作する一例として、前記玩具本体21の尻尾を模して形成された部分23が振れ動く一例を図示しているが、前記動作玩具の可動部の動作としては、その他にも、例えば、前記玩具本体の頭部や手足部等を模して形成された部分や、その他の部分等の、複数部分が、可動部として動作するものでもよい。また、前記玩具に車輪等の可動部を設けて、これを回転動作することで、前記玩具を移動させるものとしてもよい。また、その他にも様々な動作パターンとしてよい。
【0020】
また、図2では、前記動作玩具の一例として、前記尻尾を模して形成された部分23が可動部として振れ動く動作をする一例を図示しているが、前記動作玩具としては、可動部が動作すること、音声出力部が音声出力すること、発光部が発光すること、のうちの少なくとも一つを行うように構成されていればよい。
【0021】
また、前記動作玩具の音声出力部が音声出力する一例として、前記動作玩具にスピーカー等の音声出力部を設けて、音声出力するものでもよい。また、音声出力パターンとして、動物の鳴き声,人の声,キャラクターの音声,乗り物の音,音楽,等の様々な音声が、出力されるものとしてもよい。また、その他にも様々な音声出力パターンとしてよい。
【0022】
また、前記動作玩具の発光部が発光する一例として、前記動作玩具の一部または複数部にLED等の発光部を設けて、発光するものでもよい。また、発光パターンとして、様々な色の光が、点灯したり、点滅したりするものとしてもよい。また、その他にも様々な発光パターンとしてよい。
【0023】
また、前記動作玩具の、可動部が動作すること、音声出力部が音声出力すること、発光部が発光すること、のうちの少なくとも一つを行う、前記予め設定された所定時間としては、一定の時間でもよいし、調整可能な時間でもよいし、変化する時間でもよい。
【0024】
また、前記小物類Aが、前記保持部に保持されたこと、及び/又は、前記保持部から取り外されたことを感知するセンサーを、前記保持部の内部または周辺部に設ければよい。なお、前記センサーは、重量変化を感知する方式でもよいし、光量変化を感知する方式でもよいし、その他、様々な感知方式によるものでよい。また、前記センサーから、可動部の動作駆動系、音声出力駆動系、発光駆動系等への指示伝達は、有線でも無線でもよい。
【0025】
また、前記動作玩具の、可動部や音声出力部や発光部を、駆動させる方式としては、前記センサーから各駆動系への指示伝達によるものの他にも、前記玩具にスイッチやリモコン等を設け、前記スイッチやリモコン等から各駆動系への指示伝達を付加してもよい。
【符号の説明】
【0026】
21 玩具本体
22 保持部
23 尻尾を模して形成された部分
A 小物類

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記要件を備えることを特徴とする動作玩具。
(イ)上記動作玩具には、スプーン,フォーク,ナイフ,箸,調味料入れ,カップ,菓子,果物,ペン,鉛筆,消しゴム,マウス,眼鏡,腕時計,携帯電話,リモコン,キー,歯ブラシ,くし,口紅,香水入れ,アクセサリー,等の小物類の少なくとも一つの小物類Aを、着脱自在に保持できる保持部が設けられていること
(ロ)前記小物類Aを、前記保持部に保持した場合に、及び/又は、前記保持部から取り外した場合に、予め設定された所定時間、前記動作玩具の、可動部が動作すること、音声出力部が音声出力すること、発光部が発光すること、のうちの少なくとも一つを行うように構成されていること

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−179341(P2012−179341A)
【公開日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−61580(P2011−61580)
【出願日】平成23年3月2日(2011.3.2)
【出願人】(511070994)
【Fターム(参考)】