説明

包丁差し

【課題】子供等の不慮の事故を防止するためのロック機能を有するコンパクト且つ低廉な包丁差しを提供する。
【解決手段】箱体の上壁1aに1又は複数の包丁挿入孔1c・1c・・・を形成した包丁差し1であって、前記上壁1aは、一辺へ向かって下る傾斜を有し、前記包丁挿入孔1c・1c・・・には、包丁2の刃部3aを挿入可能であって、その長尺方向が前記上壁1aの傾斜方向と交差する溝部1eと、包丁2の刃基部3bが挿入可能であって、該刃基部3bを前記上壁1aの傾斜方向と略平行に移動させることが可能であり、且つ、前記溝部1eの下端部に連続する刃基部挿入部1dとが、形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キッチンに配設されるキャビネットの開閉扉の裏面や、キャビネットの壁面等に取り付けられる包丁差しの技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、キッチンに配設されるシンクキャビネットの開閉扉の裏面等には包丁差しが取り付けられていた。該包丁差しには、子供の不慮の事故を防止するために、包丁の安易な取り出しを阻むチャイルドロック機構が装備されているものがあり、該チャイルドロックは包丁差しに機械的に操作される包丁の抜け防止のための部材を設けたタイプや、シンクキャビネットの開閉扉やキッチン引出しにロックを設けたタイプ等が公知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平10−192174号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、従来のチャイルドロック機構を装備した包丁差しは、当該ロック機構が機械的な構造であったため、チャイルドロック無しの包丁差しに比べて大型なものとなっており、製造コストも高くなっていた。そして、包丁の取り出しから収納までの一連の動作において、チャイルドロック機構を操作するための動作が必要となっていた。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、子供等の不慮の事故を防止するためのロック機能を有するコンパクト且つ低廉な包丁差しを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
即ち、請求項1においては、箱体の上壁に1又は複数の包丁挿入孔を形成した包丁差しであって、前記上壁は、一辺へ向かって下る傾斜を有し、前記包丁挿入孔には、包丁の刃部を挿入可能であって、その長尺方向が前記上壁の傾斜方向と交差する溝部と、包丁の刃基部が挿入可能であって、該刃基部を前記上壁の傾斜方向と略平行に移動させることが可能であり、且つ、前記溝部の下端部に連続する刃基部挿入部とが、形成されるものである。
【0006】
請求項2においては、前記刃基部挿入部の、前記上壁の傾斜方向略中央部若しくは上端部に、該刃基部挿入部の孔の内周方向に凸部を形成したものである。
【0007】
請求項3においては、前記包丁差しの、前記上壁の傾斜方向下側に該当する側壁の下部を、セットバックさせたものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0009】
請求項1においては、複雑なロック機構を具備することなく、子供等による不慮の事故を防ぐことができる。その結果、ロック機構を備えた包丁差しをコンパクトなものとすることができ、製造コストも低減させることができる。
【0010】
請求項2においては、包丁を後方へ移動させる際に凸部が障害となるため、ロック機構の信頼性を向上させることができる。
【0011】
請求項3においては、包丁挿入孔に差し込まれた包丁がぐらつくことを防止することができ、包丁に着いた水滴が前壁裏面を伝って落ちるので包丁の錆びを防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の包丁差し1の一実施例を示す右正面斜視図、図2は同じく平面図、図3は包丁2を包丁挿入孔1cに挿入する過程を示す前方斜視図、図4は同じく平面図、図5は刃基部挿入部1dの別形態を示す平面図、図6は包丁差し1の組立方法を示す後方斜視図、図7は後壁5を取り外した状態の包丁差し1を示す左後方斜視図である。
【0013】
図1・図2・図6に示すように、本発明の実施例に係る包丁差し1は、内部空洞の箱形状であって、包丁2が挿入される包丁挿入孔1c・1c・・・が開口された面を上壁1aとし、キャビネット等の開閉扉10等の板体の垂直面に固定される面を後壁5、その反対側面を前壁1Fとする。
前記上壁1aは、一辺に向かって下る傾斜を有する。本実施例の場合、上壁1aは、後壁5側から前壁1F側に下る傾斜を有する。以下、前記上壁1aの傾斜方向を「前後方向」と記載し、該前後方向に略直交する方向を「左右方向」とする。
【0014】
前記包丁差し1は、主に、包丁2が挿入される上壁1aと、該上壁1aの前端・左端・右端に連続して下方へと延設される前壁1F・左壁1L・右壁1Rから成る側壁と、該側壁1F・1B・1L・1Rの下端に連続する下壁1bと、該上壁1a・左壁1L・右壁1R・下壁1bの後端に固設される後壁5と、から構成されるものである。そして、キッチンに配設されるキャビネット等の開閉扉10裏面やキャビネットの側壁内面等の垂直面(立面)に取り付けられるものである。
【0015】
本実施例における包丁差し1は、プラスチック等の樹脂やセラミックス等の材料から形成されるものであって、前記上壁1a・前壁1F・左壁1L・右壁1R・下壁1bは一体成形された一部材となっている。そして、前記後壁5が開閉扉10の裏面にビス等で固着されることによって、包丁差し1が開閉扉10の裏面等に固設される。
【0016】
図6に示すように、前記包丁差し1の上壁1a・前壁1F・左壁1L・右壁1R・下壁1bはプラスチック等の樹脂等から一体成形されて構成されるものであって、上壁1aに包丁挿入孔1c・1c・・・が穿孔されている。また、該上壁1a・左壁1L・右壁1R・下壁1bの後端部には、取付片6・6・・・が形成されている。
そして、上壁1aと同じく樹脂等で形成された板状部材である後壁1Bをビス等によって該取付片6・6・・・に固設することにより、包丁差し1を組み立てることができる。
【0017】
図1に示すように、前記包丁差し1の上壁1aは前部が後部より低くなるように傾斜が設けられており、該上壁1aには上方から包丁2が差し込まれるための包丁挿入孔1c・1c・・・が複数形成されている。本実施例においては、6つ(複数)の包丁挿入孔1c・1c・・・が上壁1aに形成されているが、包丁挿入孔1c・1c・・・の形成個数は限定するものでは無い。即ち、本発明は1つの包丁挿入孔1cが形成された包丁差し1にも応用することができるものである。
【0018】
前記包丁挿入孔1cは包丁2の刃部3aが挿入される包丁差し1の開口である。包丁挿入孔1cには、刃部3aを挿入可能な溝部1eと、刃基部を挿入可能な刃基部挿入部1dとが形成される。
前記溝部1eは、包丁の刃部3aの形状に合わせて長尺方向と短尺方向とを有する。また、図2に示すように、溝部1eの長尺方向が前後方向から傾いた方向となるように形成され、上壁1aの傾斜によって上端部と下端部が存在する。本実施例においては、溝部1eの長尺方向が右後方から左前方方向となるように形成されているが、溝部1eの長尺方向が左後方から右前方方向となるように形成される構成であってもよく、限定するものではない。
【0019】
図2乃至図4に示すように、包丁挿入孔1cの溝部1eは前部が後部よりも幅広に形成されており、包丁2の刃基部3b及び柄4が溝部1eの下端側に挿入される構成となっている。そして、該包丁挿入孔1cの溝部1eの下端側は、刃基部3bが挿入可能にさらに前方向へと拡張されて、換言すれば包丁挿入孔1cの左前方部分の内周に前方向へと切欠が設けられて、刃基部挿入部1dが形成されている。つまり、包丁挿入孔1cの溝部1eに挿入された包丁2の刃基部3bが、該溝部1eの下端部から刃基部挿入部1dに沿って、上壁1aの傾斜方向に移動できる構成となっている。
【0020】
前述のように、溝部1eの長尺方向が左後方から右前方方向となるように形成されるタイプの包丁挿入孔1cの場合には、該包丁挿入孔1cの右前方部分が前方へと拡張されることにより、刃基部挿入部1dが形成されることになる。
すなわち、包丁2の刃部3aが挿入される包丁挿入孔1cとして、包丁2の刃部3aの形状に合わせた溝形状の溝部1eと、該溝部1eの包丁2の柄4が位置する下側の端部に設けられた刃基部挿入部1dとが連続して形成される。前記刃基部挿入部1dは、溝部1eの下端部に位置する包丁2の刃基部3bが、上壁1aの傾斜方向と略平行に下方へ移動できるように形成される。
【0021】
具体的には、図3及び図4に示すように、使用者によって包丁挿入孔1cに包丁2が挿入され、刃基部3bが刃基部挿入部1d後端(包丁挿入孔1cの前部)に到達し、柄4が上壁1aの上面に当接すると、刃部3aは上壁1aと干渉しなくなるので、刃基部3bが刃基部挿入部1dの孔形状に沿って摺動可能となる。つまり、包丁2が、刃基部挿入部1dの形状に沿って前後方向に移動可能な状態となる。本発明の包丁差し1の上壁1aは、前方が低くなるように形成されているため、包丁2の柄4が自動的に上壁1a上面に沿って下方へと、即ち前方へと移動する。
【0022】
そして、図4(d)に示すように、包丁2の柄4及び刃基部3bが前方に移動した状態では、包丁2の刃部3aが包丁挿入孔1cと平面視において重複せず、包丁挿入孔1cの前方部分(上壁1a)と包丁2の刃部3aとが平面視において重複する位置関係となるため、使用者等が包丁2を引き抜こうとしても引き抜くことができない状態となっている。つまり、包丁2の刃部3a上端と、上壁1aの下面とが当接し、包丁2の上方への移動が規制されるため、包丁2を引き抜くことができないのである。
【0023】
以上により、本発明の包丁差し1は、刃基部3b(包丁2)が前方に移動した後は、使用者等が包丁2を後方へ移動させ、平面視において柄4及び刃基部3bが包丁挿入孔1cの溝部1eと平面視において重複する位置となるように調節しなければ、包丁2を包丁差し1から引き抜くことができない構成となっている。
【0024】
なお、上記構成の包丁差し1は、以下に示すように、更に刃基部挿入部1dから包丁2の刃基部3bを抜くための動作を増やすことによって、ロックを複雑にすることもできる。
例えば、図5(a)に示すように、刃基部挿入部1dに孔の内周側へ突出した凸部5gを設けることによって、包丁2が後方へ移動する際の障害とすることができる。詳しくは、刃基部挿入部1dの前後略中央部若しくは下端の内周面に、刃基部挿入部1dの内側方向に向けて凸部5gを形成する。これによって、刃基部3b(包丁2)が前方に移動した後は、凸部5gが刃基部3bの後方への移動の障害となるため、容易に包丁差し1から包丁2を抜き出すことができなくなる。換言すれば、刃基部挿入部1dの前後略中央部若しくは下端の左右方向の幅を幅狭に形成するものであればよく、図5(b)に示すように、刃基部挿入部1dの左右両内周面に凸部5g・5gを形成する構成であっても良い。
以上の構成により、子供等が容易に包丁差し1から包丁2を取り出すことができなくなっており、不慮の事故を防止することができる。
【0025】
次に、図3及び図4を参照しながら、本発明の包丁差し1の使用方法について詳述する。
包丁2を包丁差し1に挿入する際は、包丁2の刃部3a及び刃基部3bを包丁挿入孔1c上方に位置させて、刃部3aが包丁挿入孔1cの上方に、刃基部3b及び柄4が包丁挿入孔1cの左前部上方に位置するように姿勢を合わせる(図3及び図4の(a)参照)。そして、当該姿勢を保ちながら包丁2を包丁挿入孔1cに挿入していく(図3及び図4の(b)参照)。刃基部3bが刃基部挿入部1dに到達すると、若しくは柄4の下面が包丁差し1の上面に当接すると(図3及び図4の(c)参照)、柄4及び刃基部3bを前方に摺動させる(図3及び図4の(d)参照)。
尚、包丁2を包丁挿入孔1cに挿入すると、その後は、包丁挿入孔1c及び刃基部挿入部1dの形状に沿って、包丁2は自重により下方(前方)へと移動する。
【0026】
前述した様に、包丁2を包丁差し1から抜く際は、包丁2を後方へ移動させて回動させることによって、平面視において刃部3a・刃基部3bを包丁挿入孔1cの溝部1eと重複させる必要がある。
具体的には、使用者等が、まず包丁2を後方へ移動させて刃基部3bを包丁挿入孔1cの前部後面に当接させる。そして、当接させた状態のまま、包丁2を回動させて、平面視において刃部3aが包丁挿入孔1cの溝部1eと重複するように調整するのである。そのように調整した姿勢のまま、包丁2を上方に引き抜くのである。
【0027】
つまり、本発明の特徴は、包丁2を引き出す際に、包丁2の回動させる過程のみでなく、包丁2を後方(上壁1aに形成された傾斜の上側)へ摺動させる過程が必要な点にある。これによって、子供等が容易に包丁差し1から包丁2を取り出すことができなくなっており、不慮の事故を防止することができる。また、包丁2を後方に摺動させてロックを解除する構成であるため、複雑なロック機構を具備したり、該ロック機構を解除させる手間が不要であることが、本発明の有利な点である。
【0028】
このように、箱体の上壁1aに1又は複数の包丁挿入孔1c・1c・・・を形成した包丁差し1であって、前記上壁1aは、一辺へ向かって下る傾斜を有し、前記包丁挿入孔1c・1c・・・には、包丁2の刃部3aを挿入可能であって、その長尺方向が前記上壁1aの傾斜方向と交差する溝部1eと、包丁2の刃基部3bが挿入可能であって、該刃基部3bを前記上壁1aの傾斜方向と略平行に移動させることが可能であり、且つ、前記溝部1eの下端部に連続する刃基部挿入部1dとが、形成されるので、複雑なロック機構を具備することなく、子供等による不慮の事故を防ぐことができる。その結果、ロック機構を備えた包丁差し1をコンパクトなものとすることができ、製造コストも低減することができる。
【0029】
また、前記刃基部挿入部1dの、前記上壁1aの傾斜方向略中央部若しくは上端部に、該刃基部挿入部1dの孔の内周方向に凸部1gを形成したので、包丁2を後方へ移動させる際に凸部1gが障害となるため、ロック機構の信頼性を向上させることができる。
【0030】
図1及び図7に示すように、本発明の包丁差し1は、上部の前後方向の幅より、下部の前後方向の幅が小さくなるように構成されている。具体的には、前壁1Fの上下略中部に段差1hが形成されて、前壁1Fの下部が上部より後方位置にある。このような形状によれば、包丁差し1の下部の前後方向厚みをより小さくすることができ、キッチンシンク内部の空間を有効に利用することができる。また、このような形状によれば、包丁差し1に挿入されている包丁2の刃部3aが振れることがなく、また、包丁を抜くときには包丁差し1の内部に包丁が当接することによって、該包丁2が操作し易くなる。
但し、図1及び図7に示すような、前壁1Fの段差1h以下の部分全体が後方へ位置している構成に限定するものではなく、包丁2が包丁挿入孔1cに差し込まれた際に、該包丁2の刃部3aが前壁1Fの裏面に当接する構成であれば良いものとする。
換言すれば、包丁2の刃部3aに付着した水分が、前壁1Fの裏面を伝って下方へ流れ落ちる構成であれば良いものである。
【0031】
このように、前記包丁差し1の、前記上壁1aの傾斜方向下側に該当する側壁1Fの下部を、セットバックさせたので、包丁挿入孔1cに差し込まれた包丁2がぐらつくことを防止することができ、包丁2に着いた水滴が前壁1F裏面を伝って流れ落ちるので包丁2の錆びを防ぐことができる。
【0032】
換言すれば、前記包丁差し1の下部の前後幅を、上部の前後幅よりも短く構成し、前記包丁挿入孔1cに挿入された包丁2下部が、該包丁差し1の前壁1Fの裏面に当接するので、包丁挿入孔1cに差し込まれた包丁2がぐらつくことを防止することができ、包丁2に着いた水滴が前壁1F裏面を伝って流れ落ちるので包丁2の錆びを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の包丁差しの一実施例を示す右正面斜視図。
【図2】同じく平面図。
【図3】(a)包丁を包丁挿入孔に挿入する前の状態を示す前方斜視図(b)挿入中の状態を示す前方斜視図(c)挿入した状態を示す前方斜視図(d)包丁を前方に移動させた状態を示す前方斜視図。
【図4】(a)包丁を包丁挿入孔に挿入する前の状態を示す平面図。(b)挿入中の状態を示す平面図。(c)挿入した状態を示す平面図。(d)包丁を前方に移動させた状態を示す平面図。
【図5】刃基部挿入部の別形態を示す平面図。
【図6】包丁差しの組立方法を示す後方斜視図。
【図7】後壁を取り外した状態の包丁差しを示す左後方斜視図。
【符号の説明】
【0034】
1 包丁差し
1a 上壁
1c 包丁挿入孔
1d 刃基部挿入部
1e 溝部
1g 凸部
1F 前壁
2 包丁

【特許請求の範囲】
【請求項1】
箱体の上壁に1又は複数の包丁挿入孔を形成した包丁差しであって、
前記上壁は、一辺へ向かって下る傾斜を有し、
前記包丁挿入孔には、
包丁の刃部を挿入可能であって、その長尺方向が前記上壁の傾斜方向と交差する溝部と、
包丁の刃基部が挿入可能であって、該刃基部を前記上壁の傾斜方向と略平行に移動させることが可能であり、且つ、前記溝部の下端部に連続する刃基部挿入部とが、
形成されることを特徴とする包丁差し。
【請求項2】
前記刃基部挿入部の、前記上壁の傾斜方向略中央部若しくは上端部に、該刃基部挿入部の孔の内周方向に凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の包丁差し。
【請求項3】
前記包丁差しの、前記上壁の傾斜方向下側に該当する側壁の下部を、セットバックさせたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包丁差し。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2007−222476(P2007−222476A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−48593(P2006−48593)
【出願日】平成18年2月24日(2006.2.24)
【出願人】(000198787)積水ハウス株式会社 (748)
【Fターム(参考)】