説明

包装容器の蓋体、包装容器の容器本体、および包装容器

【課題】持ち運びする際や移動する際には蓋体10が取れにくい一方で、内容物13を取り出すときには簡単に蓋体10を外し易い技術を提供すること。
【解決手段】内容物13を収容する容器本体10と、外部からこの内容物を視認可能で容器本体に被着させる蓋体30とからなる包装容器について、蓋体30が容器本体10の蓋体受け部18と係合する水平張出部32aを備え、その水平張出部32aの四隅35aがその四隅の近傍35bよりも上側に位置するように形成してあり、その四隅35aの少なくとも2か所に上方に突出する押圧突起36を設けており、容器本体10が内容物を載置する底面部11の周縁に蓋体10に係合する蓋体受け部18を備え、その蓋体受け部18の四隅18aがその四隅の近傍18bよりも上側に位置するように形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は販売用に小分けされた食料品などの内容物を収容する包装容器の蓋体、包装容器の容器本体、および包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等において利用され、販売用の肉や魚、お総菜、お弁当等の食料品を収容する包装容器は、合成樹脂シートから成形され上げ底状の底部が略平坦面をなす皿型の容器本体と、透明な合成樹脂シートから成形され容器本体に被せる蓋体とから構成されている。
【0003】
こうした包装容器は、陳列されているときや持ち運びする際には蓋体が取れにくい一方で、内容物を取り出すときには簡単に外れやすいものが求められる。
蓋体と容器本体の嵌め合わせに関する一例として、例えば、特開2002−95429号公報(特許文献1)に記載があり、蓋体の周縁部が容器本体の周縁部に嵌合すると共に、蓋体のコーナー部の内側に突起を設けて容器本体の周縁部に係合させて閉蓋状態に保持する構造([0019]参照)が開示されている。
【0004】
この発明では、蓋体の周縁部と容器本体の周縁部とを嵌合させるだけでなく、蓋体のコーナー部の内側に突起を設けているため、包装時には蓋体が取れにくくなっているものの、蓋体のコーナー部の内側に設けた突起が蓋体を取り外しにくくしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−95429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、陳列時や持ち運びの際など内容物を収容しているときには蓋体が外れにくく、内容物を取り出すときには蓋体を外しやすい包装容器の蓋体と、包装容器の容器本体、および包装容器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
内容物を収容する容器本体と、外部からこの内容物を視認可能で容器本体に被着させる蓋体とからなる包装容器における蓋体について、容器本体の蓋体受け部と係合する水平張出部を備え、その水平張出部の四隅がその四隅の近傍よりも上側に位置するように形成してあり、その四隅の少なくとも2か所に上方に突出する押圧突起を設けていることを特徴とする蓋体を提供する。
【0008】
内容物を収容する容器本体と、外部からこの内容物を視認可能で容器本体に被着させる蓋体とからなる包装容器における蓋体について、容器本体の蓋体受け部と係合する水平張出部を備えるため、蓋体の水平方向成分を備える面内に容器本体との係合部を有することで表側から容器本体と蓋体とを押圧し易く、また容器本体と蓋体との係合具合を簡単に観察することができ、蓋体を取り外す際に無用な労力をかけることを防止できる。
そして、水平張出部の四隅をその四隅の近傍よりも上側に位置するように形成しているため、頂部となる四隅を押圧しやすく、また押圧による撓み程度が大きく、蓋体を容器本体から簡単に取り外しすることができる。
蓋体の四隅の少なくとも2か所に上方に突出する押圧突起を設けているため、押圧か所がわかりやすく、また、この2か所を押圧することでその2か所の係止が外れ、蓋体を容器本体から取り外すことができる。
【0009】
押圧突起が、蓋体の外方に向かって高さが高く平面視での面積が減少するように形成されているものとすることができる。押圧突起を蓋体の外方に向かって高さが高くなるように形成したため、押圧突起を押し込むことで蓋体の外方がより大きく変形し、取り外ししやすい。また蓋体の外方に向かって平面視での面積が減少するように形成したため、押圧ポイントを蓋体の内方よりも外方に意識させやすく、蓋体のコーナー部分での係合を外しやすくなる。
【0010】
押圧突起が、平面視で蓋体の内方に底辺を有し外方に頂点を有する三角形状に形成されたものとすることができる。押圧突起が、平面視で蓋体の内方に底辺を有し外方に頂点を有する三角形状に形成されているため、押圧位置がわかりやすく、押しやすい。
【0011】
押圧突起が、蓋体の内方から外方に向かって上方に傾斜する傾斜面を有するものとすることができる。押圧突起に蓋体の内方から外方に向かって上方に傾斜する傾斜面を設けたため、コーナー部分のより外方に意識が集中されるので、蓋体の開封をスムーズに行うことができる。
【0012】
内容物の上方を覆う天井部と、容器本体の蓋体受け部と係合する水平張出部、そして天井部から水平張出部に至る側面部を有しており、さらに四隅において側面部と水平張出部との間に水平張出部から一段下がって側面部に連なるコーナー凹部を設けた蓋体とすることができる。
四隅において、水平張出部と側面部との間に水平張出部から一段下がって側面部に連なるコーナー凹部を設けたため、四隅において蓋体を取り外す際の手がかりとなる水平張出部に対して、それよりも内方で蓋体取り外しには押しても有効とはいえない部分をコーナー凹部として区別することができる。そのため、蓋体の角(隅)を押しているのに蓋体が外れにくいといった不都合を回避することができる。
【0013】
また、内容物を収容する容器本体と、外部からこの内容物を視認可能で容器本体に被着させる蓋体とからなる包装容器における容器本体について、内容物を載置する底面部の周縁に蓋体に係合する蓋体受け部を備え、その蓋体受け部の四隅がその四隅の近傍よりも上側に位置するように形成してあることを特徴とする容器本体を提供する。
内容物を載置する底面部の周縁に蓋体に係合する蓋体受け部を備え、その蓋体受け部の四隅がその四隅の近傍よりも上側に位置するように形成してあるため、頂部となる四隅を押圧しやすく、また押圧による撓み程度が大きくなって、蓋体を容器本体から簡単に取り外しすることができる。
【0014】
そしてまた、内容物を収容する容器本体と、外部からこの内容物を視認可能で容器本体に被着させる蓋体とからなる包装容器について、上記容器本体と上記蓋体とからなる包装容器を提供する。
容器本体に設けた蓋体受け部と蓋体に設けた水平張出部とが係合するように形成され、その四隅がその四隅の近傍よりも上方に突出するように形成されているため、包装容器の四隅に蓋体を取り外すための力を加えやすく、またこの四隅を押圧することで容易に容器本体から蓋体を取り外すことができる包装容器である。
【0015】
底面部の周縁に壁部を設け、蓋体に係合する蓋体受け部よりは一段低く、内容物に接触可能な周縁段部をこの壁部に形成することができる。
底面部の周縁に壁部を設け、蓋体に係合する蓋体受け部よりは一段低く、内容物に接触可能な周縁段部をこの壁部に形成したため、内容物がこの周縁段部にあたって留まるため、容器本体と蓋体との係合部分に内容物が入り込みにくくすることができる。
【0016】
底面部から下向きに突出する脚部であって、底面部の一の対角上の角縁には底面部の二辺に渡る角脚部を形成し、他の対角上の角縁近傍には底面部の長辺に沿う辺脚部を形成することができる。
底面部から下向きに突出する脚部を設けたため、上げ底状に内容物を盛りつけることができ、包装容器に高級感を与えることができる。また、底面部の一の対角上の角縁には底面部の二辺に渡る角脚部を形成し、他の対角上の角縁近傍には底面部の長辺に沿う辺脚部を形成したため、内容物を載置する底面部を上げ底状に安定的に置くことができる。そして、脚部を角脚部と辺脚部とで構成したため、容器本体の安定感と強度とをともに実現することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明の包装容器の蓋体、包装容器の容器本体、および包装容器によれば、内容物の収容時に蓋体が外れにくく、内容物の取出し時に蓋体を外し易いという取扱い性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】包装容器における容器本体の平面図である。
【図2】図1の正面図であり、領域R1は枠内部分の中心断面図である。
【図3】包装容器における蓋体の平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1、図2には複数の鮨を収容する鮨用包装容器として形成された包装容器1の容器本体10を、図3、図4にはこの容器本体10に被着させる透明な蓋体30を示す。包装容器1はこの容器本体10と蓋体30とから構成される。
【0020】
図1や図2で示すように容器本体10は、平面視で略長方形状とされ、鮨を載置する底面部11は脚部12によって上げ底状に形成されている。また、底面部11には、鮨の間に入り込む上向き突出部14が設けられており、鮨のスライド移動を防止する鮨止突起15と、隣接する鮨の鮨間を表示する仕切突起16とに分けて形成されている。
底面部11の端となる周縁には壁部17を有し、この壁部17には蓋体2に係合する蓋体受け部18と、蓋体受け部18の内側に蓋体受け部18よりは一段低い周縁段部19が形成されている。さらに、底面部11と脚部12の境界には上向きに突出するせき部20が形成されている。
【0021】
底面部11の周縁に設けられた壁部17には、蓋体受け部18と周縁段部19が形成されている。蓋体受け部18は、後述する蓋体30の水平張出部32aと接して蓋体を支持する部位である。底面部11の周縁に環状フランジのように設けられた蓋体受け部18のうち容器本体10の角(隅)18aにあたる四隅18aは、その四隅18aの近傍18bから徐々に上側に高くなった最高点に位置している。ここで角(隅)18aの近傍とは、角(隅)18aから外れる部位でその近くという程の意味であるが、例えば、容器本体10の長辺部分の壁部17と短辺部分の壁部17が交差する位置からちょうど外れた長辺部分または短辺部分の壁部17の位置を言うものである。
【0022】
また、蓋体受け部18は壁部17の厚みを形成する部分でもありフランジ状に水平方向に向く成分を有する形状として構成されている。例えば、水平方向に平板状に形成してもよく、また、縦断面がかまぼこ状に中央部分が隆起する凸状に伸長してもよい。図2の領域R1で示した蓋体受け部18は、容器本体10の中央における断面形状を示すが、概ね上に凸の凸状であって、コーナー部分となる角18aにおいても、短辺部分の中央部分であっても、水平部分を有している。
【0023】
周縁段部19は、底面部11と蓋体受け部18の間にあって、蓋体受け部18より一段低く、蓋体30に接触しないように形成されている。
脚部12は、底面部11の一の対角上の角縁では、容器本体10の長辺部分と短辺部分二辺に渡る平面視で略L字状の角脚部12aとして形成され、他の一の対角上の角縁近傍の長辺部分ではその長さ方向に沿う平面視で略棒状の辺脚部12bとして形成されている。
底面部11と脚部12との境界部分には底面部11より上向きに突出したせき部20を有している。せき部20は4つの脚部12と底面部11の間の全体にわたって形成されている。
【0024】
図3、図4で示すように、蓋体30は、内容物の上方を覆う天井部31と容器本体10と係合するフランジ部32、そして天井部31からフランジ部32に至る側面部33から構成されており、下方に開口した伏凹形に成形され、容器本体10に対し被着自在とされている。
側面部33の下端外周に設けたフランジ部32は、外方に延びる水平張出部32aと、その水平張出部32aの外端より下方に折曲延成された垂下縁32bとからなる断面釣形状に形成されており、このフランジ部32の水平張出部32aが容器本体10の壁部17に設けた蓋体受け部18の上面に係合し、かつ垂下縁32bが蓋体受け部18の外周に嵌合した状態で被着されるようになっている。
【0025】
ここで、水平張出部32aは、蓋体受け部18と同様に側面部33の周縁に環状フランジ状に水平方向に向く成分を有する形状に構成されていればよく、文字どおり水平方向に平板状に形成する場合の他、縦断面がかまぼこ状に隆起するように凸状に形成されていてもよい。ただし、先に説明した蓋体受け部18もこの水平張出部32aも、これらの両者が互いに係合しうる形状となっていることが要求される。
蓋体30の角(隅)35aにあたる四隅35aでも、その角(隅)35aの近傍35bから徐々に上側に高くなるように形成されており、容器本体10の蓋体受け部18と係合するようになっている。
【0026】
蓋体30の四隅35にはさらに上方に突出する押圧突起36が設けられている。
押圧突起36は、平面視で図3に示すように、蓋体30の内方に底辺36aを有し外方に頂点36bを有する略三角形状に形成されており、蓋体30の外方に向かって面積が減少している。また、図4の部分拡大図で示すように、蓋体30の外方に向かって高さが高くなっており、蓋体30の内方から外方に向かって上方に傾斜する傾斜面36cを有している。
こうした押圧突起36は蓋体30の四隅35aに設けることが最も好ましいが、そのうちの少なくとも2か所に設けることが好ましく、一の対角上に設けることがより好ましい。蓋体30を取り外すときには、容器本体10を両手で押さえながら、四隅35aのうちの2か所を同時に押さえるからである。
【0027】
蓋体30の角にあたる部位では、水平張出部32aのある角(隅)35aの内方には側面部33との間に水平張出部32aから一段下がって側面部33に連なるコーナー凹部37を有している。コーナー凹部37の部分は容器本体10と係合していない部分であるため、この部位を押し込んでも蓋体30の取り外しには寄与しにくい。しかしながら水平張出部32の角(隅)35aとは区別できるように一段下がって形成されていることから、この部位が誤って押圧されることを防止できる。
【0028】
天井部31は、鮨13が見やすいように一般的には平板状としているが、図3で示すように、鮨間に入り込む下向き突出部34を形成してもよい。この下向き突出部34の位置は容器本体10に形成した鮨止突起15や仕切突起16に合わせて形成することが好ましい。
【0029】
容器本体10や蓋体30は何れも合成樹脂製のシート材から真空成形や圧空成形等の熱成形の手段を利用して成形できる。蓋体30は中味の鮨13が見えやすいように透明で曇りにくい合成樹脂材が用いられる一方で、容器本体10はその表面に種々の装飾がなされることが好ましく不透明材であって良い。
容器本体10や蓋体30の材質には、例えば、ポリスチレンやポリスチレンを主体とする共重合体等のポリスチレン系樹脂、ポリエチレンやポリプロピレン、オレフィンを主体とする共重合体等のポリオレフイン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、その他の各種の熱成形可能な合成樹脂が挙げられる。
【0030】
上記した包装容器の容器本体10には、鮨止突起15や仕切突起16の間に一つづつ鮨を置くことで盛りつけが完了する。容器本体10に蓋体30を着けるには、容器本体10の上に蓋体30を置いて、蓋体30の水平張出部32aと容器本体10の蓋体受け部18を指でその両側から押圧することで、簡単に行うことができる。
【0031】
蓋体30を容器本体10から外すときには、容器本体10の周縁を支えながら、容器本体10の一の対角上の角35aを蓋体10の押圧突起36の上から下向きに押し込むようにする。押圧突起36は平面視で略三角形状に形成されているため、押圧する部位が明りょうであって分かりやすく、蓋体30の外方に三角形の頂点36bがきているので、蓋体30のより外方(端)を押そうとする意識が働く。加えて、外方に向かって上方に傾斜しており、外方で高さが高くなっているため、押圧突起36が押し込まれた際には容器本体10の角18aが十分に押し込まれるため、簡単に蓋体30を取り外すことができる。
【0032】
なお、上記実施形態で示した例は例示であり、こうした形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨に反しない任意の変更形態を含むものである。即ち、上記実施形態で示した一部の構成を含まなかったり、別の公知の構成を含んだり、代替したりしている場合も本願発明の範囲に含まれる。例えば、図1で示す鮨止突起15の形状を変更したり、鮨止突起15自体を設けなかったりすることも可能であり、こうした態様も当然本願発明の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0033】
1 包装容器
10 容器本体
11 底面部
12 脚部
12a 角脚部
12b 辺脚部
13 鮨(内容物)
14 上向き突出部
15 鮨止突起
16 仕切突起
17 壁部
18 蓋体受け部
18a (容器本体の)角(隅)
18b (容器本体の)角(隅)の近傍
19 周縁段部
20 せき部
30 蓋体
31 天井部
32 フランジ部
32a 水平張出部
32b 垂下縁
33 側面部
34 下向き突出部
35a (蓋体の)角(隅)
35b (蓋体の)角(隅)の近傍
36 押圧突起
36a 底辺
36b 頂点
36c 傾斜面
37 コーナー凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内容物を収容する容器本体と、外部からこの内容物を視認可能で容器本体に被着させる蓋体とからなる包装容器における蓋体において、
容器本体の蓋体受け部と係合する水平張出部を備え、その水平張出部の四隅がその四隅の近傍よりも上側に位置するように形成してあり、その四隅の少なくとも2か所に上方に突出する押圧突起を設けていることを特徴とする蓋体。
【請求項2】
押圧突起が、蓋体の外方に向かって高さが高く平面視での面積が減少するように形成されている請求項1記載の蓋体。
【請求項3】
押圧突起が、平面視で蓋体の内方に底辺を有し外方に頂点を有する三角形状に形成されている請求項1または請求項2記載の蓋体。
【請求項4】
押圧突起が、蓋体の内方から外方に向かって上方に傾斜する傾斜面を有する請求項1〜請求項3何れか1項記載の蓋体。
【請求項5】
内容物の上方を覆う天井部と、容器本体の蓋体受け部と係合する水平張出部、そして天井部から水平張出部に至る側面部を有しており、さらに四隅において側面部と水平張出部との間に水平張出部から一段下がって側面部に連なるコーナー凹部を設けた請求項1〜請求項4何れか1項記載の蓋体。
【請求項6】
内容物を収容する容器本体と、外部からこの内容物を視認可能で容器本体に被着させる蓋体とからなる包装容器における容器本体において、
内容物を載置する底面部の周縁に蓋体に係合する蓋体受け部を備え、その蓋体受け部の四隅がその四隅の近傍よりも上側に位置するように形成してあることを特徴とする容器本体。
【請求項7】
内容物を収容する容器本体と、外部からこの内容物を視認可能で容器本体に被着させる蓋体とからなる包装容器において、
容器本体が請求項6記載の容器本体であり、蓋体が請求項1〜請求項5何れか1項記載の蓋体であることを特徴とする包装容器。
【請求項8】
底面部の周縁に壁部を設け、蓋体に係合する蓋体受け部よりは一段低く、内容物に接触可能な周縁段部をこの壁部に形成した請求項6記載の容器本体。
【請求項9】
底面部から下向きに突出する脚部であって、底面部の一の対角上の角縁には底面部の二辺に渡る角脚部を形成し、他の対角上の角縁近傍には底面部の長辺に沿う辺脚部を形成した請求項6または請求項8記載の容器本体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2012−176774(P2012−176774A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−40739(P2011−40739)
【出願日】平成23年2月25日(2011.2.25)
【出願人】(000002440)積水化成品工業株式会社 (1,335)
【出願人】(000158943)株式会社積水技研 (35)
【Fターム(参考)】