説明

医療装置及びそのためのポンプ

マイクロ波アプリケータ装置は、プローブ(11)と、プローブを通して延びると共に冷却液を運ぶ冷却路(20、21)と、液体をプローブを通して汲み上げるポンプ(71)と、ポンプと冷却路の一端との間に延びる長尺可撓管(104)とを備える。ポンプは、モータ(120)及びポンプヘッド(72)を含むポンプ本体(73)を備える。ポンプヘッドがポンプ本体に着脱可能に取り付けられ、長尺流管の近位端に接続された第1ポート(86)、第2ポート(85)、及び、モータの通電時に長尺流管に沿ってポート間に液流を形成する液体推進手段(84、92)を備える。ポンプヘッドは、液体を密閉状態で含む。ポンプヘッド、長尺可撓管及びプローブが、使用後にポンプ本体から分離可能であると共に廃棄可能な交換可能なアセンブリを形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療装置、及び、特には、それと共に使用するためだけに意図されていないポンプに関する。
【背景技術】
【0002】
周囲組織を加熱及び破壊するマイクロ波アプリケータ(照射装置)を使用して、体内組織を焼灼(アブレーション)することがよく知られている。このようなアプリケータの1つの利用は、肝臓のような内部体器官内のガンの非侵襲的治療である。GB2415630号は、上述の種類のアプリケータを開示し、当該アプリケータは、治療のために患者内に挿入可能な細長いシャフトを有するプローブを備える。プローブの近位端は、長い可撓性ケーブルで外部マイクロ波発生器に接続されるハンドルを備える。長尺マイクロ波伝送ラインは、プローブ内部で、ハンドルから、プローブの遠位端に又はこれに隣接して配置された放射先端部又はアンテナへと延在する。使用に際して、先端部から放射されたマイクロ波フィールドは、局部集中した領域内の周囲組織を加熱及び焼灼する。
【0003】
上記アプリケータの欠点は、様々な理由で、プローブが加熱されることである。第1に、プローブに沿って先端部に延びる伝送ライン内で電力損失が発生する。この電力損失が伝送ライン及びプローブの周囲部分を加熱する。第2に、放射マイクロ波エネルギーがプローブを加熱する。第3に、アブレーションにおける熱がプローブに沿って伝導して戻る。このようなプローブの加熱は望ましくなく、プローブの進入地点で患者の肌を焼く、又は、プローブのシャフトに隣接する患者の身体の他の部分を焼く可能性がある。この理由により、英国政府の法規が、医療装置の外部部品が温度において48°を超えてはならない旨を規定している。
【0004】
上記問題を克服するために、アプリケータのプローブに沿って食塩水のような液体を通過させてプローブを冷却することが知られている。このようなアプリケータの1つが、2009年2月5日に出願された、我々の同時係属の国際特許出願PCT/GB2009/050113号に開示されており、その内容を本文に援用する。当該アプリケータは、伝送ラインに平行なシャフトに沿って長手方向に延びる一対の流路(フローチャネル)を有するプローブを備える。流路は、放射先端部に隣接するシャフトの遠位端で相互接続されている。使用時に、冷却液が、プローブを通って、一方の流路に沿ってその遠位端に汲み上げられ、そして、他方の流路に沿って戻される。一対の可撓管(フレキシブルダクト)が、プローブのハンドルから延びており、液体が溝の内外にそれぞれ流れることを可能とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
流路が非常に小さい径を有することが認められており、そのため、本発明の目的は、プローブのシャフトを十分に冷却する、これら流路を通る、持続的な且つ信頼性のある液流を形成可能なポンプを提供することにある。
【0006】
マイクロ波アプリケータプローブは、人体への挿入後に確実に洗浄及び消毒できないという事実によって、一般的に、1回使用の使い捨て品である。また、体内のプローブを通って流れる液体が汚染され得るリスクが存在するため、液体、及び、プローブの内外に液体を運ぶ管の両方が、使用後に廃棄される必要があることが認識されている。これについての問題は、液体がまたポンプに接触し、そして、直接的に液体がポンプを汚染し、或いは、プローブに接続するダクトに沿ってポンプに戻る汚染物の直接路が存在するという事実のおかげで液体がポンプを汚染するという危険性が存在する。ポンプを洗浄及び消毒することが困難であるため、各使用後に廃棄するには、これらは高価すぎる。したがって、本発明の別の目的は、この問題を克服するポンプを提供することにある。
【0007】
上述のニーズ及び目的を満たし、且つ、人体又は動物の身体の処置、治療及び診断に使用可能である医療装置が開発された。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、第1実施例に示されるとおり、医療装置が提供される。当該医療装置は、人又は動物の身体に接触するための遠位ヘッド部と、前記ヘッド部を通して延びると共に前記ヘッド部を冷却するための液体を運ぶように配置された冷却路と、前記ヘッド部を通して前記液体を汲み上げるためのポンプと、前記ポンプと前記冷却路の一端との間に延びる長尺可撓管と、を備え、前記ポンプは、モータ、及び、ポンプ本体に脱着可能に取り付けられるポンプヘッドを含むポンプ本体を備え、前記ポンプヘッドが、前記長尺流管の近位端に接続された第1ポート、第2ポート、及び、前記モータの通電時に前記長尺流管に沿って、これらポート間で前記液体の流れを形成するための液体推進手段を備え、前記ポンプヘッドが、密閉状態で前記液体を含有するように構成されており、前記ポンプヘッド、前記長尺可撓管及び前記ヘッド部が、使用後に前記ポンプ本体から取り外し可能である交換可能なアセンブリを形成する。
【0009】
ポンプヘッド、長尺可撓管及びヘッド部が、全て、使用後に廃棄可能な1つの好ましくは消毒したアセンブリとして提供されるので、汚染の危険性を回避することが認められる。ポンプのヘッドだけが交換されるので、交換のコストが低減され、実際、ポンプヘッドを比較的安価なアイテムとして形成可能である。ポンプヘッドが液体を密閉して含んでおり、それ故、液体はいずれの非消毒の部品に接触することはなく、交換可能なアセンブリ以外の装置のいずれの部品も汚染することができない。液体に接触する全部品が廃棄されるので、洗浄及び消毒の必要性が回避される。
【0010】
好ましくは、アセンブリは、前記ヘッド部の前記冷却路の他端から延びる遠位端を有する追加の長尺可撓管を備え、前記追加の長尺可撓管は、前述の長尺可撓管の反対方向に液体を運ぶように構成されている。さらに好適な実施形態では、追加の長尺可撓管が液体ドレインに接続するように構成されている。
【0011】
好ましくは、前記追加の長尺可撓管は、前記ディスポーザブルなアセンブリの一部を形成する。
【0012】
好ましくは、電気ケーブルが当該装置の前記ヘッド部に延びており、さらに好ましくは、当該ケーブルが前記交換可能なアセンブリの一部を形成している。
【0013】
好ましくは、前記ポンプは、ポンプハウジングを備え、前記ケーブルが前記ポンプハウジングから延びており、好適には、当該ケーブルが、前記ポンプハウジングに設けられたコネクタによって、そこに接続されている。
【0014】
好ましくは、追加のケーブルが、前記ポンプハウジングから当該装置の主要ユニットに延びており、前記追加のケーブルを当該装置の前記ヘッド部に延びる前記ケーブルに接続するための手段が前記ポンプハウジング内に提供されている。このように、主要ユニットは、離れた位置に配置可能であり、且つ、ポンプハウジングにそれを接続することにより、ヘッド部が簡単にそこに電気接続されて、人又は動物に隣接配置可能である。
【0015】
好ましくは、前記ヘッド部は、人又は動物の身体のアブレーションを実行するためのマイクロ波アンテナを備え、前記主要ユニットがマグネトロン又はマイクロ波放射の他のソースを備えている。
【0016】
好ましくは、前記ケーブルは、前記液体が前記長尺可撓管に沿って流れると、前記液体によって冷却される。好ましくは、前記ケーブルが前記長尺可撓管の壁を形成し、前記管が好適には前記ケーブルを包囲する冷却ジャケットを定める。
【0017】
好ましくは、前記ケーブルは、前記液体が前記追加の長尺可撓管に沿って流れると、前記液体によって冷却される。
【0018】
好ましくは、前記追加の長尺可撓管は、当該装置の前記ヘッド部に接続された遠位端、及び、マニホールドの第1ポートに接続された近位端を有する第1部位を備え、前記追加の長尺可撓管の前記第1部位が前記ケーブルを冷却するように構成されており、前記追加の長尺可撓管は、前記マニホールドの第2ポートから延びる第2部位をさらに備え、前記マニホールドは前記ケーブルの入り口のための第3ポートを有しており、前記マニホールドに進入する前記ケーブルが前記追加の長尺可撓管の第1部位内部で延びると共に前記マニホールドの前記第1及び第2ポートを介して流れる液体によって冷却されるように、前記マニホールドが密閉及び配置されており、前記マニホールドが前記ディスポーザブルなアセンブリの一部を形成する。
【0019】
好ましくは、前記マニホールドは、追加のポートを備えており、前記追加のポートにより、別のケーブルが、前記追加の長尺可撓管の前記第1部位内部で延びることが可能である。前記追加のケーブルが、当該装置の前記ヘッド部に配置されたセンサからの信号を運ぶ。
【0020】
好ましくは、前記マニホールドが、前記ポンプに近接配置されている。
【0021】
好ましくは、前記アセンブリは、前記ポンプヘッドの前記第2ポートに接続された別の長尺可撓管を備える。好ましくは、前記別の長尺可撓管の遠位端が、液体ソースに接続するために配置されている。
【0022】
好ましくは、前記別の長尺可撓管が、前記ディスポーザブルなアセンブリの一部を形成している。
【0023】
好ましくは、前記ポンプは、前記モータによって駆動されるアクチュエータを備え、前記液体推進手段が前記ポンプアクチュエータに着脱可能に係合するように構成されている。
【0024】
好ましくは、前記液体推進手段は、前記ポンプアクチュエータに磁気的に結合されている。
【0025】
好ましくは、前記液体推進手段はピストンを備える。
【0026】
好ましくは、前記ポンプアクチュエータは、前記推進手段に結合するように構成された一端を有する、往復シャフトを備える。
【0027】
好ましくは、前記シャフトが、軸に沿って往復運動し、前記シャフトの端部が、前記ポンプ本体の外壁の開口を通して延びており、前記壁が前記軸に直角に位置している。
【0028】
好ましくは、前記ポンプは、停止時に前記シャフトの端部が実質的に前記ポンプ壁の前記外面と同平面にある位置に、前記シャフトを位置づけるための手段を備えていることにより、前記ポンプヘッドの接続を容易にする。
【0029】
好ましくは、前記ポンプヘッドは、前記液体推進手段が前記ポンプアクチュエータに結合する、前記ポンプ壁の前記外面の位置にスライドするように構成されている。
【0030】
好ましくは、前記ポンプヘッドは、前記液体推進手段が前記ポンプアクチュエータに結合する、前記ポンプ壁の前記外面の位置にスライド式に回転するように構成されている。
【0031】
好ましくは、前記ポンプヘッドは、前記ポンプ壁の前記外面の平面に直角に延びる軸の周りにスライド式に回転するように構成されており、前記軸の周りに回転するために、前記ポンプ本体に前記ポンプヘッドを回転式に結合するための手段が提供されている。
【0032】
好ましくは、前記ポンプ本体に前記ポンプヘッドを回転式に結合するための手段は、前記ポンプ本体に前記ケーブルを結合するための前記電気コネクタを備える。
【0033】
好ましくは、前記電気コネクタは、同軸コネクタを備える。
【0034】
好ましくは、前記ポンプヘッドは、1又は複数の電気ターミナルを備え、前記電気ターミナルは、前記ポンプヘッドが前記ポンプ本体の前記位置にスライドされたときに、前記ポンプ本体の対応する電気ターミナルに係合する。これらターミナルは、当該装置の前記ヘッドのセンサからの信号を運ぶ。
【0035】
好ましくは、前記モータが駆動しているときに、前記ポンプ本体に前記ポンプヘッドをロックするための手段が提供されている。
【0036】
さらに本発明によれば、第2実施例に示されるとおり、ポンプが提供される。当該ポンプは、アクチュエータを駆動させるように構成されたポンプモータを有するポンプ本体と、前記ポンプ本体に着脱可能に取り付けられたポンプヘッドであって、第1ポート、第2ポート、及び、前記ポンプモータの通電時にこれらポート間に液体の流れを形成するための液体推進手段を有するポンプヘッドと、を備え、前記ポンプヘッドは、前記ポンプ本体から分離するときに、前記液体を密閉状態で含有するように構成されている。
【0037】
さらに本発明によれば、第3実施例に示されるとおり、ポンプが提供される。当該ポンプは、アクチュエータを駆動させるように構成されたポンプモータを有するポンプ本体と、前記ポンプ本体に着脱可能に取り付けられたポンプヘッドであって、第1及び第2ポート間に液体の流れを形成するための液体推進手段を有するポンプヘッドと、を備え、前記推進手段が前記ポンプアクチュエータに磁気的に結合されている。
【0038】
さらに本発明によれば、第3実施例に示されるとおり、モータが提供される。当該モータは、本体と、前記本体に固定されたステータシャフトと、前記シャフトの周りを回転するように構成されたロータと、を備え、前記ロータは、軸方向に延びる周構造をその外部表面に有し、前記ロータの回転時にアクチュエータに直線運動を与えるように前記構造に係合するための手段が前記本体に設けられている。
【0039】
好ましくは、前記アクチュエータは、軸に沿って往復運動する往復シャフトを備え、前記軸がモータ回転軸に平行に延びている。
【0040】
好ましくは、前記アクチュエータは、前記シャフトから放射状に延びると共にその外端で前記構造に係合するアームを備える。
【0041】
本発明の実施形態は、添付した図面を参照して例示のためだけに説明される。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明に従う、マイクロ波アプリケータ装置の実施形態を示す概略図。
【図2】図1のアプリケータ装置のプローブの遠位端の斜視外観図。
【図3】図1のアプリケータ装置のプローブのシャフトの近位端の斜視外観図。
【図4】図1のアプリケータ装置のプローブ及びマイクロ波フィードケーブルの近位端の斜視外観図。
【図5】図1のアプリケータ装置のポンプの斜視図。
【図6】図5のポンプのヘッドの一部を通る断面図。
【図7】図1のアプリケータ装置のマニホールドを通る断面図。
【図8】図5のポンプのモータ及びアクチュエータの平面図。
【発明を実施するための形態】
【0043】
図1に示すとおり、マイクロ波アプリケータ装置は、ポンプ71に接続された長尺の主出力ケーブル70を有するマイクロ波発生器10を備える。ケーブル70は、ポンプ71内で、長尺可撓性フィードケーブル12の近位端に接続されるように向けられている。長尺可撓性フィードケーブル12の遠位端が、アプリケータプローブ11に接続されている。プローブ11は、ハンドル部13、及び、当該ハンドル13から延びる細長いシャフト部14を備える。使用時、発生器10は、ケーブル70、12に沿ってプローブ11に伝送されるマイクロ波信号を発生させる。そして、マイクロ波信号は、プローブのシャフト14に沿って、その遠位端で放射先端部15に伝送される。
【0044】
図2に示すとおり、シャフト14は、ステンレス鋼で形成された細長い外部管状壁14を備える。同軸伝送ライン17が、管状壁14の内部で延びており、伝送ライン17が、その近位端でマイクロ波フィードケーブル12に連結されていると共に、その遠位端でプローブ11の先端部15内部で延びる放射アンテナ16に連結されている。ソリッドケーブル又はワイヤの形態の細長い流分割部材19は、その長い要部に沿って同軸伝送ライン17と共に延びる。部材19は放射アンテナ16から少し離隔して終端している。
【0045】
伝送ライン17と流分割部材19とを組み合わせた径は、管状外壁18の内径よりも僅かに大きいので、伝送ライン17及び流分割部材の両方が、外部管状壁18の内面に積極的に接触していると共に、互いにシャフト14の長い要部に沿っている。すなわち、伝送ライン17及び流分割部材19が一緒に2つの流路20、21を区画し、これらが近位端から流分割部材19が終端する地点までシャフト14の長手方向に延びている。2つの流路20、21は、流分割部材19が終端する地点を越えて相互結合されている。
【0046】
図3及び図4に示すとおり、流路20の一方が、シャフト14の近位端で部材22によって密閉されている。複数の開口27が、その近位端でシャフト14の外部管状壁18に形成されている。開口27は密閉流路20と連通している。シャフト14の近位端は、プローブ11のハンドル14内に配置されたマニホールド(連結管)23内に延びている。マニホールド23は、略円筒径であり、シャフト14の長手軸に直角に延びる境界壁26で、2つの軸方向に配置されたチャンバ24、25に分割されている。開口27がマニホールド23の遠位チャンバ24内に開口するように、シャフト14の近位端がマニホールド23内に境界壁26を通して延びており、シャフト14の第2(非密閉)流路21が、マニホールド23の近位チャンバ25内に開口している。インレットポート28が、マニホールド23の側壁から外方に放射状に延びており、インレットポート28がマニホールド23の遠位チャンバ24と通じている。
【0047】
フィードケーブル12の遠位端は、マニホールド23の近位端壁30を通って延びていると共に、伝送ライン17の近位端に接続されている。フィードケーブル12が、チューブ28内部でポンプ71に向かってプローブ11から延びている。
【0048】
図5に示すとおり、ポンプ71は、ポンプ本体73に着脱可能に取り付けられたポンプヘッド72を備える。ポンプヘッド72は、ポンプ本体73のハウジング76の平坦前面に対して取り付ける(又は適合する)ための平坦後面を有するバックプレート74を備える。マイクロ波発生器10からの主マイクロ波ケーブル70が、ポンプハウジング76内部で、ハウジング76の前壁75に配置された同軸コネクタ77に直接接続される。フィードケーブル12の近位端が、ポンプヘッド72のバックプレート74の前面に配置された補完同軸コネクタ78の後部に延びており、コネクタ78が、ポンプ本体73上のコネクタ77の対応ターミナルに係合するためのバックプレート74の背面から後方に突出する同軸ターミナル(図示せず)を有する。
【0049】
強磁性材料の相互駆動ポンプアクチュエータシャフト79は、ポンプ本体73の前壁75内の開口80を通って延びる外方端を有する。開口80は、コネクタ77の外方に放射状に配置されている。張り出した外方端を有するT字形状の突起81は、コネクタ77と開口80との間の位置で、ポンプ本体73の前壁75から外方に延びている。
【0050】
開口82がポンプヘッド72のバックプレート74に形成されており、当該開口82は、T字形状突起81の張り出した頭部の径よりも僅かに大きい径を有している。スロット83が、同軸コネクタ77中央を中心とする弓状線に沿って、開口82からバックプレート74を横切って反時計回り方向に延びている。
【0051】
細長い管状壁を有するポンプバレル(筒体)84が、ポンプヘッド72のバックプレート74の前面から外方に延びており、ポンプバレル84は、半球状端壁によってその外方端で閉塞されている。ポンプバレル84の内方端は、ポンプヘッド72のバックプレート74内の開口を通して開口している。液体インレット及びアウトレットポート85、86が、バックプレート74に隣接する直径方向の反対の位置で、ポンプバレル84の側壁を通して延びている。
【0052】
使用時、その上のコネクタ78がポンプ本体73上のコネクタ77の前に配置されると共に、T字形突起81がバックプレート74の開口82に整列するように、ポンプ本体73の前にポンプヘッド72を整列させることにより、ポンプヘッド72のバックプレート74の背面が、ポンプ本体73の前壁75と対面配置して取着される。そして、ポンプヘッド72及びポンプ本体73が一体になり、コネクタ78がコネクタ77に結合すると共に突起81の頭部が開口82を通して延びる。次に、コネクタ77、78がポンプヘッド72の回転軸として機能しつつ、ポンプヘッド72が時計回り方向に回転させられる。好ましくは、コネクタ77は、ポンプ本体73に対して自由に回転できる。ポンプヘッド72の連続した回転により、突起81の柄がスロット83端部に到達するまでバックプレート74のスロット83に沿って移動する。この位置では、突起81の頭部が、バックプレート74の前面上に延び、そしてこれにより、ポンプバレル84の近位端がポンプ本体73の前壁75の開口80に軸方向に整列する位置において、ポンプヘッド72をポンプ本体73のその場にロックする。
【0053】
ポンプモータが、図8に示すとおり、ポンプ本体73内部に配置されている。モータが動作するとき、ピン90が、ポンプ本体73の前壁75から外に、ポンプヘッド72のバックプレート74に形成された開口91内に延びる。ここでは、モータが駆動しているときに、ポンプ本体73からポンプヘッド72が離脱することを防止する。
【0054】
図6に示すとおり、ポンプバレル84の往復移動軸のために、ピストン92がポンプバレル84内部に搭載されている。ピストン92の近位端は、マグネット93を備え、ポンプ本体73の前壁75の開口80内部に配置された駆動シャフト79の端部に磁気的に結合する。シャフト79の軸端が停止時にポンプ本体73の前壁75と同一平面上に常に位置するようにポンプモータ(図8)が制御されることにより、ポンプヘッド72が、前述したようなポンプ本体73の位置に回転可能にスライドできることを確実にすると共に、ロック位置に到達するとマグネット93が満足にシャフト79に結合することを確実にする。
【0055】
ポンプ本体84の液体インレット及びアウトレットポート85、86は、ポンプバレル84の内外へ液体をそれぞれ許容するバルブ95、96を備える。ポート85、86が、その遠位端に対してポンプバルブ84の管状側壁の内表面に沿って軸方向に延びている各チャネル97、98に連通している。
【0056】
使用時に、ポンプアクチュエータのシャフト79が往復運動し、ピストン92がポンプバレル84の内外に移動することにより、内方ストローク(行程)でインレット85を通してポンプバレル84内に液体を引き込み、外方ストロークでアウトレット86を通してポンプバレル84の外に液体をくみ出す。
【0057】
図1を再度参照すると、ポンプヘッド72のインレットポート85が、食塩水又は他の冷却液のバッグ101にチューブ100を介して接続されている。バッグ101は、ポンプ71が搭載されたトロリー103から上方に延びるアーム102の高い位置に吊されている。ポンプヘッド72のアウトレットポート86は、プローブ(図4)のハンドル13のポート28に接続する長尺チューブ104を介して接続されている。
【0058】
図2〜4を再度参照すると、励起されたとき、ポンプ71が、チューブ104に沿って、インレットポート28を通してプローブ11のマニホールド23の遠位チャンバ24内に冷却液を汲み入れる。そして、冷却液が、シャフト14の外部管状壁18の開口27を通して、流路20内に流れる。そして、冷却液がシャフト14の長手方向に流れることにより、シャフトの外部壁18及び伝送ライン17を冷却する。そして、冷却液が、流分割部材19が終端する地点を越えて、流路20から、シャフト14の遠位端で別の流路21に渡る。そして、冷却液が冷却流路21を介してシャフト14に沿って戻ると、それがマニホールド23の近位チャンバ25内に流れる。そして、液体がマニホールド23の外へ、且つ、チューブ28内に流れると、それが、チューブ28と同軸ケーブル29との間に区画形成された環状流路内のケーブル12に亘って流れる。
【0059】
チューブ28の近位端が、ポンプヘッド72に隣接配置されたマニホールド110に接続されている。マニホールド110は、第1ポート111を備え、当該第1ポート111を通して、ケーブル12がポンプヘッド72のコネクタ78の後に進入するようにマニホールド110を密閉状態にする。マニホールド110は第2ポート112を備え、当該第2ポート112がドレイン又は回収器114につながるチューブ113(図1)に流動可能に接続されている。1又は複数の他のポート115は、任意に、他のワイヤ又はケーブル116が、密閉状態でチューブ28に進入し、且つ、プローブ11に対してケーブル12と同延することを可能にする。これらケーブル又はワイヤ116は、プローブ11に搭載された熱電対のようなセンサからの信号を運ぶ。このようなセンサは、プローブ11がオーバーヒートした場合、マイクロ波発生器10を停止させ得る。
【0060】
すなわち、バッグ101からの液体が、ポンプヘッド72を通して内方に、チューブ104に沿ってプローブ11に流れる。そこで、それがプローブのシャフト14及び伝送ライン17を冷却する。そして、液体がチューブ28を介して戻り、ドレイン又は回収器114に流れる前にフィードケーブル12を冷却する。
【0061】
使用後、ポンプヘッドは、反時計回りにそれを回転させることにより、ポンプ本体73から接続解除可能である。チューブ100、ポンプヘッド72、チューブ104、プローブ11、チューブ28、ケーブル12、マニホールド100及びチューブ113が、ディスポーザブルな消毒したアセンブリ(組立体)を形成し、このアセンブリは、使用後に廃棄可能であるので、二次汚染の危険性を回避すると共に、液体が通って流れるいずれの部品をも洗浄する必要性を回避する。ディスポーザブルなアセンブリを、ポンプ本体73のコストと比較して比較的安価であるように提供可能であることが認められるであろう。
【0062】
図8に示すとおり、ポンプ本体73は、その両端でポンプハウジング76に取り付けられているスタティック(static)シャフト121を有するポンプモータ120を備える。筒状ロータ122がシャフト121の周囲に延在しており、シャフト121及びロータ122の間に、適切な通電信号の適用時にシャフトの周囲に後者(ロータ)を回転させるための手段が提供される。
【0063】
ロータの外周面には、ロータ122の外周及び軸方向の溝123が備えられている。ブロック126が、モータシャフト121に平行に延びるレール125にスライド可能に取り付けられている。ローラ122の回転がブロック126をレール125に沿って前後に移動させるように、ピン124が溝内にブロック126から突出している。前述のモータの駆動シャフト79は、ブロック126から、ポンプ本体73の前壁75の開口80内に延びている。
【0064】
溝23は、正弦曲線であってもよく、アクチュエータが同じ速度(割合)で両方向に移動する。しかしながら、好ましくは、溝23は、ポンプの内方ストロークが短いと共に、外方(ポンプ)ストロークが長いように構成されており、これにより、プローブ11を通る連続する液流間の間隔を減少させる。
【0065】
本発明に従うマイクロ波アプリケータプローブは、構造において比較的簡易且つ安価であり、さらに、プローブを確実に冷却することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人又は動物の身体に接触するための遠位ヘッド部と、
前記ヘッド部を通して延びると共に前記ヘッド部を冷却するための液体を運ぶように配置された冷却路と、
前記ヘッド部を通して前記液体を汲み上げるためのポンプと、
前記ポンプと前記冷却路の一端との間に延びる長尺可撓管と、を備えており、
前記ポンプは、モータ、及び、ポンプ本体に脱着可能に取り付けられるポンプヘッドを含むポンプ本体を備え、
前記ポンプヘッドが、前記長尺流管の近位端に接続された第1ポート、第2ポート、及び、前記モータの通電時に前記長尺流管に沿って、これらポート間で前記液体の流れを形成するための液体推進手段を備え、
前記ポンプヘッドが、密閉状態で前記液体を含有するように構成されており、前記ポンプヘッド、前記長尺可撓管及び前記ヘッド部が、使用後に前記ポンプ本体から取り外し可能である交換可能なアセンブリを形成することを特徴とする医療装置。
【請求項2】
前記アセンブリは、前記ヘッド部の前記冷却路の他端から延びる遠位端を有する追加の長尺可撓管を備え、前記追加の長尺可撓管は、前記長尺可撓管の反対方向に液体を運ぶように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
【請求項3】
前記追加の長尺可撓管は、液体ドレインに接続されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の医療装置。
【請求項4】
前記追加の長尺可撓管は、前記ディスポーザブルなアセンブリの一部を形成することを特徴とする請求項2又は3に記載の医療装置。
【請求項5】
電気ケーブルが当該装置の前記ヘッド部に延びていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項6】
前記ケーブルが前記交換可能なアセンブリの一部を形成することを特徴とする請求項5に記載の医療装置。
【請求項7】
前記ポンプはポンプハウジングを備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の医療装置。
【請求項8】
前記ケーブルが前記ポンプハウジングから延びていることを特徴とする請求項7に記載の医療装置。
【請求項9】
前記ケーブルが、前記ポンプハウジングに設けられたコネクタによって、前記ポンプハウジングに接続されていることを特徴とする請求項8に記載の医療装置。
【請求項10】
追加のケーブルが、前記ポンプハウジングから当該装置の主要ユニットに延びており、前記追加のケーブルを当該装置の前記ヘッド部に延びる前記ケーブルに接続するための手段が前記ポンプハウジング内に提供されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の医療装置。
【請求項11】
前記ヘッド部は、人又は動物の身体のアブレーションを実行するためのマイクロ波アンテナを備え、前記主要ユニットがマグネトロン又はマイクロ波放射の他のソースを備えていることを特徴とする請求項10に記載の医療装置。
【請求項12】
前記ヘッド部は、人又は動物の身体のアブレーションを実行するためのマイクロ波アンテナを備えることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項13】
前記ケーブルは、前記液体が前記長尺可撓管に沿って流れると、前記液体によって冷却されるように配置されていることを特徴とする請求項5から11のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項14】
前記ケーブルが前記長尺可撓管の壁を形成することを特徴とする請求項13に記載の医療装置。
【請求項15】
前記管が前記ケーブルを包囲する冷却ジャケットを定めることを特徴とする請求項14に記載の医療装置。
【請求項16】
前記ケーブルは、前記液体が前記追加の長尺可撓管に沿って流れると、前記液体によって冷却されるように配置されていることを特徴とする、請求項2に付随する請求項13から15のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項17】
前記追加の長尺可撓管は、当該装置の前記ヘッド部に接続された遠位端、及び、マニホールドの第1ポートに接続された近位端を有する第1部位を備え、前記追加の長尺可撓管の前記第1部位が前記ケーブルを冷却するように配置されており、前記追加の長尺可撓管は、前記マニホールドの第2ポートから延びる第2部位をさらに備え、前記マニホールドは前記ケーブルの入り口のための第3ポートを有しており、前記マニホールドに進入する前記ケーブルが前記追加の長尺可撓管の第1部位内部で延びると共に前記マニホールドの前記第1及び第2ポートを介して流れる液体によって冷却されるように、前記マニホールドが密閉及び配置されており、前記マニホールドが前記ディスポーザブルなアセンブリの一部を形成することを特徴とする請求項16に記載の医療装置。
【請求項18】
前記マニホールドは、追加のポートを備えており、前記追加のポートにより、別のケーブルが、前記追加の長尺可撓管の前記第1部位内部で延びることが可能であることを特徴とする請求項17に記載の医療装置。
【請求項19】
前記追加のケーブルが、当該装置の前記ヘッド部に配置されたセンサからの信号を運ぶことを特徴とする請求項18に記載の医療装置。
【請求項20】
前記マニホールドが、前記ポンプに近接配置されていることを特徴とする請求項17から19のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項21】
前記アセンブリは、前記ポンプヘッドの前記第2ポートに接続された別の長尺可撓管を備えることを特徴とする請求項1から20のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項22】
前記別の長尺可撓管の遠位端が、液体ソースに接続するために構成されていることを特徴とする請求項21に記載の医療装置。
【請求項23】
前記別の長尺可撓管が、前記ディスポーザブルなアセンブリの一部を形成していることを特徴とする請求項21又は22に記載の医療装置。
【請求項24】
前記ポンプは、前記モータによって駆動されるアクチュエータを備え、前記液体推進手段が前記ポンプアクチュエータに着脱可能に係合するように構成されていることを特徴とする請求項1から23のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項25】
前記液体推進手段は、前記ポンプアクチュエータに磁気的に結合するように構成されていることを特徴とする請求項24に記載の医療装置。
【請求項26】
前記液体推進手段はピストンを備えることを特徴とする請求項1から25のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項27】
前記ポンプアクチュエータは、前記推進手段に結合するように配置された一端を有する、往復シャフトを備えることを特徴とする請求項1から26のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項28】
前記シャフトが、軸に沿って往復し、前記シャフトの端部が、前記ポンプ本体の外壁の開口を通して延びており、前記壁が前記軸に直角に位置していることを特徴とする請求項27に記載の医療装置。
【請求項29】
前記ポンプは、停止時に前記シャフトの端部が実質的に前記ポンプ壁の前記外面と同平面にある位置に、前記シャフトを位置づけるための手段を備えることを特徴とする請求項28に記載の医療装置。
【請求項30】
前記ポンプヘッドは、前記液体推進手段が前記ポンプアクチュエータに結合する、前記ポンプ壁の前記外面の位置にスライドするように構成されていることを特徴とする請求項29に記載の医療装置。
【請求項31】
前記ポンプヘッドは、前記液体推進手段が前記ポンプアクチュエータに結合する、前記ポンプ壁の前記外面の位置にスライド式に回転するように構成されていることを特徴とする請求項30に記載の医療装置。
【請求項32】
前記ポンプヘッドは、前記ポンプ壁の前記外面の平面に直角に延びる軸の周りにスライド式に回転するように構成されており、前記軸の周りに回転するために、前記ポンプ本体に前記ポンプヘッドを回転式に結合するための手段が提供されていることを特徴とする請求項31に記載の医療装置。
【請求項33】
前記ポンプ本体に前記ポンプヘッドを回転式に結合するための手段は、前記ポンプ本体に前記ケーブルを結合するための前記電気コネクタを備えることを特徴とする、請求項9に付随する請求項32に記載の医療装置。
【請求項34】
前記電気コネクタは、同軸コネクタを備えることを特徴とする請求項33に記載の医療装置。
【請求項35】
前記ポンプヘッドは、1又は複数の電気ターミナルを備え、前記電気ターミナルは、前記ポンプヘッドが前記ポンプ本体の前記位置にスライドされたときに、前記ポンプ本体の対応する電気ターミナルに係合することを特徴とする請求項30から34のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項36】
前記ターミナルは、当該装置の前記ヘッドのセンサからの信号を運ぶことを特徴とする請求項35に記載の医療装置。
【請求項37】
前記モータが駆動しているときに、前記ポンプ本体に前記ポンプヘッドをロックするための手段が提供されていることを特徴とする請求項1から36のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項38】
アクチュエータを駆動させるように構成されたポンプモータを有するポンプ本体と、
前記ポンプ本体に着脱可能に取り付けられたポンプヘッドであって、第1ポート、第2ポート、及び、前記ポンプモータの通電時にこれらポート間に液流を形成するための液体推進手段を有するポンプヘッドと、を備え、
前記ポンプヘッドは、前記ポンプ本体から分離するときに前記液体を密閉状態で含有するように構成されていることを特徴とするポンプ。
【請求項39】
アクチュエータを駆動させるように構成されたポンプモータを有するポンプ本体と、
前記ポンプ本体に着脱可能に取り付けられたポンプヘッドであって、第1及び第2ポート間に液流を形成するための液体推進手段を有するポンプヘッドと、を備え、
前記推進手段が前記ポンプアクチュエータに磁気的に結合されていることを特徴とするポンプ。
【請求項40】
本体と、
前記本体に固定されたステータシャフトと、
前記シャフトの周りを回転するように配置されたロータと、を備え、
前記ロータは、軸方向に延びる周構造をその外部表面に有し、前記ロータの回転時にアクチュエータに直線運動を与えるように前記構造に係合するための手段が前記本体に設けられていることを特徴とするモータ。
【請求項41】
前記アクチュエータは、軸に沿って往復運動する往復シャフトを備え、前記軸がモータ回転軸に平行に延びることを特徴とする請求項40に記載のモータ。
【請求項42】
前記アクチュエータは、前記シャフトから放射状に延びると共にその外端で前記構造に係合するアームを備えることを特徴とする請求項41に記載のモータ。
【請求項43】
前記構造は溝を備えることを特徴とする請求項40から42のいずれか一項に記載のモータ。
【請求項44】
前記構造は、異なる速度で、及び/又は、前記アクチュエータが反対方向に移動されるよりも異なる時間で、一方向に前記アクチュエータを移動させるように構成されていることを特徴とする請求項40から43のいずれか一項に記載のモータ。
【請求項45】
請求項40から44のいずれか一項に記載のモータを備えるポンプ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−506515(P2013−506515A)
【公表日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−532663(P2012−532663)
【出願日】平成22年9月29日(2010.9.29)
【国際出願番号】PCT/GB2010/051625
【国際公開番号】WO2011/042720
【国際公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【出願人】(508185096)ユーケー インベストメント アソシエイツ エルエルシー (3)
【Fターム(参考)】